JPH11502613A - 三相回路網の回転方向を決定するための方法 - Google Patents

三相回路網の回転方向を決定するための方法

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JPH11502613A
JPH11502613A JP8525965A JP52596596A JPH11502613A JP H11502613 A JPH11502613 A JP H11502613A JP 8525965 A JP8525965 A JP 8525965A JP 52596596 A JP52596596 A JP 52596596A JP H11502613 A JPH11502613 A JP H11502613A
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zero crossing
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JP8525965A
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レハーグ、ハンス
レール、ウオルフガング
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Siemens AG
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Siemens AG
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/18Indicating phase sequence; Indicating synchronism

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Abstract

(57)【要約】 三相回路網の相の回転方向を確認するための方法は、1つの相(L1)零通過の確認が、残りの両相(L2、L3)の極性を同時に検出して行われる。マイクロプロセッサ(V2)が割込みサービスルーチン(ISR)による極性の比較のために使用され得る。本方法はマイクロプロセッサの周期的な短い計算時間しか必要とせず、従ってそのマイクロプロセッサが主として保護課題に対して利用されなければならない電子的引外し装置を有する低圧電力用開閉器に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 三相回路網の回転方向を決定するための方法 本発明は三相回路網の相の回転方向を決定するための方法に関する。 上記の目的に対して電気機械的な回転磁界指示器を利用することは公知である 。これらは回路網の相に対する120°だけずらされて配置された磁石コイルと 回転可能に配置された金属円板とを含んでいる。金属円板上の矢印が回路網の回 転方向を示す。このような装置は電気設備の設置の際には目的にかなって使用可 能であるが、その大きさのため特にコンパクトな装置、たとえば低圧電力用開閉 器に固定的に組み込むためには適していない。 日本特許出願、特開昭55‐2963号(日本特許抄録、1980年3月7日 、第4巻、第27号、“三相電力供給のための相回転検出回路”参照)により、 入力巻線および2つの出力巻線を有する変圧器を有する回路が公知になっている 。入力巻線は三相回路網の2つの相に接続されている。出力巻線にはそれぞれ、 逆並列に接続されているサイリスタが接続されている。入力巻線における零通過 の際に出力電圧が生じ、この出力電圧はサイリスタを導通させ、それによって極 性従って当業者に回転方向への対応付けを可能にする。 別の公知の回路装置(ドイツ民主共和国特許 254088 B1)は3つの トリガーの助けをかりて動作し、これらのトリガーからそのつどの相線と等しい 位相のパルス列が得られる。これらのパルス列はそれぞれDフリップフロップの クロック入力端に与えられ、第1のフリップフロップのD入力端は論理1により 占められており、他方において第2および第3のDフリップフロップのD入力端 は第1および第2のDフリップフロップのQ出力端と接続されており、また第1 および第2のDフリップフロップのリセット入力端は第3のDフリップフロップ のクロック入力端と接続されており、従って第3のDフリップフロップのQ出力 端が相順に対する標識としての役割をする。 本発明の課題は、可能なかぎりわずかな費用で実行可能であり、試験すべき回 路網の周波数に無関係であり、また非対称な相負荷の際にも誤りのない指示を与 える方法を提供することにある。 この課題は、本発明によれば、 −1つの相の零通過が確認され、 −前記1つの相における零通過の確認の時点で残りの両相の極性が確認され、ま た −当該の相への極性の対応付けから回転方向が“右”または“左”として決定さ れる過程を含んでおり、 −前記の過程が必要に応じて一回または特定の間隔で周期的に実行される ことにより解決される。 冒頭に言及した公知の方法と異なり、こうして、ある意味で回路網の相の状態 の瞬時検出を実行すれば十分である。それとともに、連続的に動作するマイクロ プロセッサまたはマイクロコンピュータを用意することは必要でない。それどこ ろか既存の、他の課題に対して設けられているプロセッサが、実行すべき過程を その主課題に対する不都合なしに付加的に引き受け得る。さらに、回転方向の決 定がマイクロコンピュータを使用しなくても簡単な独立した回路装置により行わ れ得る。 説明される方法を実行するために適した回路装置は相における零通過を決定す るためコンパレータを有してよく、また残りの相の極性を確認するための別のコ ンパレータ回路と、すべての存在するコンパレータ回路の出力信号を処理するた めの第1の論理回路とを有してよく、その際に第1の論理回路により制御される 別の論理回路が、それぞれ行われた測定の妥当性および回転方向に対する出力量 を論理“0”または“1”信号として発生する。 既に述べたように、本発明の 範囲内で、既に他の目的に対して設けられているマイクロプロセッサまたはマイ クロコンピュータを有利に共同使用することができる。その際に特に低圧電力用 開閉器の電子式引外し装置のマイクロプロセッサの共同利用が考慮に値する。こ れは下記の過程で有利に行われ得る。 −1つの選ばれた相の零通過を決定するため、また同時に残りの両相の極性を決 定するための開始命令を発する、 −極性および対応付けられている相を比較するための割込みサービスルーチンを 能動化する、 −指示装置により利用者向きのシンボルを提供するための制御命令を発する。 以下、図面に示されている実施例により本発明を一層詳細に説明する。 図1は非対称負荷の際の三相回路網の相の曲線経過の概要を示す。 図2には回路網の回転方向の指示装置を設けられている低圧電力用開閉器の概 要が示されている。 図3にはマイクロプロセッサの使用のもとに回転方向を決定するための回路装 置がブロック回路図として示されている。 図4は独立した回路装置を有する回転方向の決定のための別の例を示す。 図1中に示されている三相回路網の相L1、L2およびL3は技術的な範囲内 、すなわち約162/3 Hzと400Hzとの間の任意の周波数を有し得る。示さ れている相異なる振幅は回路網の非対称な負荷に基づいている。従って、相L1 、L2およびL3の各々の順序は入れ換えられていてもよい。 図2中に概要を示されている低圧電力用開閉器LSは公知の仕方でラッチSS により制御可能な開閉接点SKを含んでいる。電子式引外し装置EAはマイクロ プロセッサPおよび指示装置AVを含んでいる。この指示装置の上に、利用者に とって重要な他の量とならんで、回路網の回転方向も文字又はシンボルとして表 示され得る。指示装置AVの操作の例は図3および図4により説明される。 以下に図3および図4により説明すべき回路装置は、周波数によっても図1中 に示されているような非対称性によっても影響されない。 図3によれば、コンパレータV1の正の入力端には相L1から導き出された信 号が供給され、他方において負の入力端には基準電位が与えられている。コンパ レータV1の出力端にこうしてそれぞれ相L1の零通過時に概要を示されている 方形パルスRIが現れる。 マイクロプロセッサV2は図3中に示されている方形パルスRIをアナログ信 号と同時に処理し、このアナログ信号は相L2およびL3から導き出され、マイ クロプロセッサV2に属するAD変換器ADに供給される。 方形パルスRIにより、マイクロプロセッサV2に格納されている割込みサー ビスルーチンISRが能動化される。これは適当な間隔で、たとえば毎秒1回行 われ得る。ISRは下記の構成を有する。 WANDELN(相L2); WANDELN(相L3); IF(相L2<0) THEN IF(相L3>0) THEN(回転方向=右) ELSE(回転方向=0) IF(相L2>0) THEN IF(相L3<0) THEN(回転方向=左) ELSE(回転方向=0) END. ISRのなかに可能な結果として回転方向に対する値“0”も設けられている 。これは、特に相の故障により、または異常に大きい位相ずれにより生じ得る無 効な結果を示す。 図3中に示されている回路装置は特にマイクロプロセッサV2が電気設備また は開閉機器のなかに既に存在している場合に適している。回転方向の確認の枠内 で短時間しか継続せず間隔をおいて実行すべき割込みサービスルーチンISRに より、マイクロプロセッサの計算能力はわずかしか要求されない。従って図示の 回路は、電子式引外し装置が過電流に対する保護のために使用されるマイクロプ ロセッサを含んでいる低圧電力用開閉器に有利に使用することができる。 マイクロプロセッサが自由にならない場合、または回転方向の確認のために利 用されるべきでない場合には、図4中に示されている回路装置が適している。こ の回路装置においては、相L1、L2およびL3の各々から信号が導き出され、 コンパレータV3、V4またはV5の正の入力端に供給される。第1の論理回路 D1はコンパレータV3の零通過信号によりトリガーされ、コンパレータV4お よびV5から供給された相L2およびL3の極性を比較する。論理回路D1の出 力量Q1およびQ2は第2の論理回路D2において図4に属する真理値表に従っ て処理される。そのために出力端A1は回転方向を0=右、1=左の形態で表す 。出力端A2から、有効な回転方向が確認され得たか否かが出力される。A2= 0であれば、回転方向の確認の妨げになっている先に既に説明された理由の1つ が 存在している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.三相回路網の相(L1、L2、L3)の回転方向を確認するための方法にお いて、 −1つの相の零通過が確認され、 −前記1つの相における零通過の確認の時点で残りの両相の極性が確認され、 −当該の相への極性の対応付けから回転方向が“右”または“左”として決定さ れる過程を含んでおり、 −前記の過程が必要に応じて一回または特定の間隔で周期的に実行される ことを特徴とする三相回路網の回転方向を決定するための方法。 2.請求項1による方法を実施するための回路装置において、 1つの相(L1)内の零通過を決定するため1つのコンパレータ(V1)が用 いられ、残りの相(L2、L3)の極性を確認するため各1つの別のコンパレー タ回路(V3、V4)が用いられ、すべてのコンパレータ回路(V1、V3、V 4)の出力量を処理するため第1の論理回路(D1)が設けられており、第1の 論理回路(D1)により制御される別の第2の論理回路(D2)がそれぞれ行わ れた測定の有効性ならびに回転方向に対する出力量を論理“0”または論理“1 ”信号として発生することを特徴とする回路装置。 3.低圧電力用開閉器の電子式引外し装置のマイクロプロセッサ(P)により −1つの選ばれた相(L1)の零通過を決定するため、また同時に残りの両相( L2、L3)の極性を決定するための開始命令を発する過程と、 −極性および対応付けられている相(L2、L3)を比較するための割込みサー ビスルーチン(ISR)を能動化する過程と、 −指示装置(AV)により利用者向きのシンボルを提供するための制御命令を発 する過程と が実行されることを特徴とする請求項1記載の方法。
JP8525965A 1995-03-01 1996-02-28 三相回路網の回転方向を決定するための方法 Pending JPH11502613A (ja)

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PCT/DE1996/000404 WO1996027137A1 (de) 1995-03-01 1996-02-28 Verfahren zur bestimmung des drehsinnes eines drehstromnetzes

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