JPH11502471A - 多軸工業ロボットの較正の装置と方法 - Google Patents

多軸工業ロボットの較正の装置と方法

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JPH11502471A
JPH11502471A JP8529251A JP52925196A JPH11502471A JP H11502471 A JPH11502471 A JP H11502471A JP 8529251 A JP8529251 A JP 8529251A JP 52925196 A JP52925196 A JP 52925196A JP H11502471 A JPH11502471 A JP H11502471A
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ブロガルド,トルグニィ
スネル,ジョン−エリク
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アセア ブラウン ボベリ アクチボラグ
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Abstract

(57)【要約】 複数個の回転軸A1〜A6を有する工業ロボットの較正装置が、ロボットにより担持された較正器具41と、位置が知られた基準点(x0.0,z0)に回転可能に接続される計測装置10、30、77とを有する。計測装置は、較正手順の間、較正器具に接触させるための手段55と、計測装置の所定の基準軸と重力ベクトルとの間の角度を計測するための重力センサー34とを有している。前記工業ロボットの較正方法において、ロボットの多くの誤差パラメータが、ロボットを、較正器具と計測装置とが互いに接触する少なくとも2個の違った状態へ動かすことにより決められる。重力センサーの出力信号が上記違った状態において読み取られ、読み取られた出力信号に基づいて誤差パラメータが計算される。

Description

【発明の詳細な説明】 多軸工業ロボットの較正の装置と方法 技術分野 本発明は工業ロボットの較正方法に関する。 本発明はまた、上記ロボットの較正装置に関する。 背景技術 工業ロボットとは、剛固なリンクの連鎖と見ることが出来よう。2個のリンク は、互いに対し回転軸線回りに回転可能に、または互いに対し直線経路に沿って 変位可能に連結されている。工業ロボットは通常6個の回転軸線を有する。連鎖 内の最後のリンクは、適用分野に応じて、把持具、接着器具、溶接器具等の器具 から成る。以下、ロボット内のリンクを腕と称し、リンクの長さを腕長と称する 。 上記の回転軸線または直線経路のいずれに対してもそれぞれ、駆動モータと位 置変換器とを備えたサーボ機器が設けられ、該変換器は、基準位置に対する実際 の軸の回転角を示す信号を伝送する。各軸のサーボ装置は、該軸の回転角または 直線状の動きに対する基準値を与えられ、軸の駆動モータが、ロボットを、該軸 の位置変換器が示す軸位置がサーボ装置に与えられた基準値に対応するまで移動 させる。器具の位置と姿勢とを所望の値に対応させるためには、ロボットの機械 的構造と、それを記述する運動学的パラメータと呼ばれるパラメータとが高い精 度で知られねばならぬ。運動学的パラメータはロボット毎に正確に同じではない ので、高い精度を得ようとすれば、理想ロボットからの個々の偏差、すなわち、 ロボットの運動学的誤差パラメータが知られていなければならない。 運動学的誤差パラメータの例は、腕長誤差と呼ばれる腕の長さの変動、いわゆ る軸姿勢誤差と呼ばれる回転軸相互の間の傾斜、軸オフセット誤差と呼ばれる軸 相互間の横方向の変位等である。これら偏差は、種々の機械部品の製作、組立て の際に生じる。さらに、軸の位置変換器が示す角度が、高い精度で、問題の軸に より制御される腕の実際の回転角に対応しなければならぬと言う事実、いわゆる 同期誤差を加えるべきである。 個々のロボットの理想ロボットからの偏差を決めるために、種々の形態の較正 方法が使用されている。非常に多数の較正方法が知られている。これら方法のい くつかに伴う欠点は、完全な較正を、すなわち、ロボットの全ての軸に対する腕 長誤差、軸姿勢誤差、軸オフセット誤差、同期誤差、伝送誤差、変形誤差等の全 てを決めようとしていないことである。完全な較正を行おうとする既知の方法の 欠点は、例えばセオドライト(theodolite)のような高価な精巧な較 正装置を必要とすることである。 発明の概要 本発明の目的は、 − 6軸ロボットの全ての軸と、器具の搭載と、ロボット足の搭載とに対する 較正を行い、 − 腕長誤差、軸姿勢誤差、軸オフセット誤差、同期誤差、伝送誤差に対する 較正を行い、 − 高価な機器を必要とせず、 − 高い精度を有し、 − 例えば自動車の製造ラインのような活動的使用条件下において使用可能で あり、 − ロボット担持器具を取り外すことなく使用可能であり、 − 例えばロボットの最終検査において、完全自動較正が可能であり、 − ロボット位置の複雑な調整を要せず較正が迅速に行われる、 較正方法を提供することである。 本発明はまた、上記較正方法に使用される較正装置にして、 − 価格が安く、 − 作業場環境に耐えるに充分なだけ頑丈であり、 − 持ち運び可能で、従って、輸送容易であり、 − 較正される必要のない、 装置を提供することである。 本発明の方法と装置との特徴は添付の請求の範囲から明らかになろう。 ロボットの状態は、ロボットの回転軸の角度により画定され、少なくとも軸角 度のいくつかが変化すれば、ロボットの状態は互いに区別され得る。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の方法により較正され得る工業ロボットの概要を示す。 図2は、ロボットの他の座標システムを示す。 図3は、活動的使用状態で使用されるのに適した本発明の計測装置の簡単な実 施例の概略を示す。 図4a、図4bは、回転軸が如何にして重力センサーを用いて高い精度で決め られるかの原理を示す。 図5a〜図5dは、自動較正方法に使用するに適した本発明の計測装置の実施 例の概略を示す。図5bは図5aのA−A断面を示す。 図5eは、本発明の較正器具の実施例を示す。 図6a、図6bは基準点へ接続する手段の他の実施例を示す。 図7aは、較正方法を実行する間、ロボットに接触する部材の実施例を示す。 図7bは、本発明の較正器具の他の実施例を示す。 図8、図8a、図8bは、光学計測システムを有する本発明の計測装置の実施 例を示す。図8は計測装置を示し、図8a、図8bは、光学計測のための較正器 具の他の位置と他の実施例を示す。 図8cは、非接触、非光学センサーを用いた計測装置の実施例を示す。 図9は、軸A5の同期誤差と、軸A4に対する軸A6の姿勢誤差、オフセット 誤差とを計測するために、計測装置と較正器具とが如何に配置されるかを示す。 図10aは、較正器具のy方向の姿勢誤差が如何にして計算されるかを示す。 図10bは、軸A6のy方向の姿勢誤差が如何にして計算されるかを示す。 図10cは、軸A5の同期誤差が如何にして計算されるかを示す。 図10dは、軸A6の軸A4に対するz方向のオフセット誤差が如何にして計 算されるかを示す。 図11a、図11bは、軸A1の重力方向に対する姿勢誤差と、軸A3−A6 の同期誤差とを計測するための計測配置を示す。 図12a、図12bは、軸A1の作業場床に対する姿勢誤差、オフセット誤差 と、軸A1、A2、A3の同期誤差とを計測するための計測配置を示す。 図13、図14は、軸A3の姿勢誤差を計測するための計測配置を示す。 図15は、軸A2の姿勢誤差を計測するための計測配置を示す。 図16は、腕長誤差を計測するための計測配置を示す。 好適実施例の説明 図1は、本発明の方法、装置を用いて有利に較正される既知の工業ロボットの 1例を示す。基礎1上にロボット足2が取り付けられている。ロボットは、足2 に対し垂直軸A1回りに回転可能な第1腕3を有する。第1腕の上端に第2ロボ ット腕4が軸支され、第1腕に対し第2軸A2回りに回転可能である。第2腕の 外端に第3腕5が軸支され、第2腕に対し軸A3回りに回転可能である。第3ロ ボット腕5は2個の部分5a、5bを有し、外側部分5bは内側部分5bに対し 、腕の長手方向軸と一致した回転軸線A4回りに回転可能である。第3腕は外端 において、第3腕の長手方向軸に垂直な回転軸A5回りに回転可能な第4腕6を 支持している。第4腕の外側部分は、第4腕の内側部分に対し回転軸A6回りに 回転可能な器具取付部6aから成る。6個の回転軸A1...A6の回転角が図 においてθ1...θ6として示されている。器具取付部に較正器具7が取り付け られている。第4腕と器具取付部とはロボットの手と呼ばれる。 図2は、図1の6軸ロボットの運動学と関連座標システムとを簡単なスケッチ として示す。ロボットはL1、L2、L3、L4と符号した4個の現在腕長を有し、 これは、ΔL1、ΔL2、ΔL3、ΔL4と符号した4個の腕長誤差が存在すること を意味する。公称腕長はL1 NOM、L2 NOM、L3 NOM、L4 NOMと符号されている。現 在腕長は公称腕長と腕長誤差との和である。第1腕長L1は、いわゆる基礎座標 システム(下記参照)の座標原点と軸A2との間の距離である。第2腕長L2は 軸A2と軸A3との間の距離である。第3腕長L3は軸A3と軸A5との間の距 離である。第4腕長L4は軸A5と器具取付部6aとの間の距離である。 ロボット足は、z1軸が回転軸A1と一致し、x1軸がロボットの足に対し所定 の方向(通常は真っ直ぐ前方に向かう)にある直交座標システムである基礎座標 システム(x1,y1,z1)を有している。軸A1は同期誤差Δθ1と、2個の オフセット誤差01x1, 01y1と、2個の姿勢誤差φ1x1, φ1y1とを有す る。軸A2は、基礎座標システムのy1軸に平行であり、同期誤差Δθ2と、2 個の姿勢誤差φ2x1,φ2z1とを有する。姿勢誤差φ2x1、φ2z1は、軸A2が それぞれx1、z1方向において有する方向誤差として定義される。姿勢誤差φ2y1 は同期誤差Δθ2と同じ誤差である。 軸A1と軸A2との交点が、第2座標システム(x2,y2,z2)の座標原点 を構成する。第2座標システムのz2軸は第2ロボット腕に平行であり、y2軸は 軸A2に一致している。軸A3は同期誤差Δθ3と、2個の姿勢誤差φ3x2,φ 3z2とを有している。軸A3はx2方向におけるオフセット誤差を有するが、こ れは、軸A2の同期誤差であるΔθ2の一部である。 軸A3と軸A4との交点が、第3座標システム(x3,y3,z3)の座標原点 を構成する。第3座標システムのx3軸は軸A4と一致し、y3軸は軸A3と一致 している。軸A4は同期誤差Δθ4、軸A1、A3それぞれに対する2個のオフ セット誤差O4Y1、04z3、および、2個の姿勢誤差φ4x3,φ4z3とを有する 。軸A5は同期誤差Δθ5と、2個の姿勢誤差φ5x3,φ5z3とを有する。軸A 5はz3方向におけるオフセット誤差を有するが、これは、軸A3の同期誤差で あるΔθ3の一部である。 第5座標システム(x5,y5,z5)の座標原点は、軸A5と軸A6との交点 から成る。第3座標システムのx5軸が軸A6と一致し、y5軸が軸A5と一致し ている。軸A6は、同期誤差Δθ6、2個のオフセット誤差O6Y5、O6Z5、お よび、2個の姿勢誤差φ6y5、φ6z5を有する。姿勢誤差φ6z5は同期誤差Δθ 5の一部である。パラメータは全て、図2のロボットが、いわゆる同期位置、す なわち、第2腕が垂直で、第3、第4腕が水平である場合について画定されてい る。 図3は本発明の較正装置の簡単な実施例を示す。較正装置は計測棒11を含む 計測装置10を有し、計測棒11の一端は、ロボット足、または、ロボット足を 取り付ける床または装置14内の第1精密孔13において、基準点(x0,y0, z0)に接続するための先端12として形成されている。計測棒の他端は、ロボ ット腕またはロボット担持較正器具17内に配置された第2精密孔16において 、ロボット上の所定計測点(xr,yr,zr)に接続するための弾力性計測先端 15を有している。弾力性計測先端は代わりに、z方向の距離を計測する位置セ ンサーを有してもよい。計測棒11は基準点(x0,y0,z0)と計測点(xr, yr,zr)と交わる回転軸線を有している。計測装置10はさらに、計測探査針 11から探査針にほぼ垂直に張り出したセンサー棚19上に配置された重力セン サー18を有している。重力センサーは重力ベクトルと、基準点(x0,y0,z0 )と計測点(xr,yr,zr)とに交わる基準軸線20との間の角度を計測する 。重力センサーは、例えば、電子スピリットレベル(spirit level )である。 図4a、図4bは、如何にして回転軸線21が、重力センサーを用いて精度高 く決められるかの原理を示す。決めらるべき角度αは、重力方向23に対する回 転軸線の平均方向22の角度である。このことは、図4aの回転軸線21が方向 α−ξ/2を有すること、(ここで、ξ/2は、センサーが回転軸回りに回転す るときのスピン振幅である)、および、図4bの回転軸線21が方向α+ξ/2 を有することを意味している。重力センサー18は、オフセット誤差∂と搭載誤 差βとを有して、重カセンサーの軸線25、すなわち、その零方向が回転軸線2 1にほぼ平行になるように取り付けられる。角度は重力ベクトルに対し正時計方 向の角度を有して示されている。センサーの偏向24の角度は、なかんずく、オ フセット誤差∂と搭載誤差βとに依存する。図4aのセンサーの出力信号は偏向 24の方向と零方向25との間の差により与えられる: US1=KS(−α+ξ/2−β−∂) (1) KS:センサー感度 図4bにおいて、センサーは回転軸線22の回りに180°回転されている。 センサーの出力信号は: US2=KS(α+ξ/2−β−∂) (2) (US2−US1)/2=KS・α (3) かくて、2個の計測におけるセンサーの偏向の間の差は、重力方向に対する回 転軸線の平均方向αに比例している。かくて、センサーの搭載誤差βも、オフセ ット誤差∂も計測結果に影響を与えず、従って、センサーは簡単に搭載され、全 く較正なしで使用され得る。さらに、回転軸のスピンを生じさせる中心誤差ξも 補償されよう。 図3の計測装置は、例えば、計測点(xr,yr,zr)の座標を決めるのに使 用されよう。計測装置は2個の精密孔13、16に接続され、ついで、1/4回 転を3回実施され、その際、重力センサーが角度0,π/2,π,3π/2にお いて読み取られる。対応するセンサーの偏向はUS0,USπ/2,USπ,US3 π/2であり、これら値を用いて、x、y方向における計測棒傾斜が次式により 計算される: αx=(US0−USπ)2KS (4) αy=(USπ/2−US3π/2)/2KS (5) 計測探査針の長さをLSとすると、計測点(xr,yr)の座標は次式により計 算される: xr=x0+LS.sin(αx) (6) yr=y0+LS.sin(αy) (7) 計測装置のこの簡単な実施例は、活動的使用状況において較正されるのに適し ている、この際、計測装置は手動により、または、それを回転駆動するロボット の軸A6により回転される。図3の計測装置を自動較正方法において使用し得る ように、センサーを4個の違った角度回転させるため簡単なモータが使用される 。また、ロボットは計測探査針を解放し、計測装置に沿った他のz座標における 位置、ロボットの他の計測点に対する位置を計測し得ることが必要である。 図5aは、個々の計測装置30が、自動較正に適した関連較正器具41と共に 如何に設計されるかを示す。図5bは、図5aのA−A断面として計測装置と較 正器具とを示す。計測装置30は、円筒形計測棒31を有し、その一端は、ロボ ット足または作業場床40内の基準点(x0,0,0)に接続する点32として 設計され、その他端は、基準点までのz方向の距離を計測する位置センサー33 を有している。基準点に接続された計測棒端部に、円盤状の平衡錘38が計測棒 を平衡させるため配置されている。計測装置に垂直休止位置を与えるため、多数 のスプリング43a、43bが平衡錘と基礎40との間に取り付けられている。 角度αxmaxがαxの作動範囲の限界を決めている。 計測装置30はさらに重力センサー34と、重力センサーを軸36回りに回転 させる、例えばステップモータのようなモータ35aと、モータ35aに対する 釣り合い錘35bとを有する。重力センサーの回転軸36は、計測棒を回転する ことにより、計測棒の回転軸37に対して計測される。回転は1回転だけで充分 である。重力センサー34、モータ35a、釣り合い錘35bは平衡錘38上に 配置される。x軸方向を決めるために、案内ピン39がロボット足内、または、 作業場床40上に配置される。較正方法を実行する際、ロボットは較正器具41 を介して計測棒と接触している。 図5cは側方から見た較正器具を示す。較正器具は、2個の円筒形分岐46a 、46bが棒41に垂直に配置された円筒形棒41を有する。2個の分岐は、計 測装置30を用いて、2個の違った位置、POS−AとPOS−Bとにおける計 測を可能にする。計測装置30は、較正器具上に配置された溝保持具48上に鉤 止めされるフック47を有している。計測装置を較正器具に鉤止めすることによ り、計測装置は精密孔13から外れて持ち上げられ得る。計測装置は、計測装置 を種種の精密孔の間に動かすとき、また、ロボットの軸の方向を計測するとき、 持ち上げられることが必要となろう。 較正器具上の基準点(x0,y0,z0)と計測点(xr,yr,zr)との間の距 離LSが知れておれば(図5a)、計測点のxr、yrは次の方法により決められ る: − 計測装置と較正器具とを互いに接触するように動かす、 − 重力センサーを3回と1/4回転させ、角度0,π/2,π,3π/2に おいて読み取る。対応するセンサーの偏向はUS0,USπ/2,USπ,US3π /2である、 − 式4、5に従って、計測棒のx、y方向の傾斜(αx,αy)を計算する、 − 式6、7に従って、計測点の座標(xr,yr)を計算する。 2個の違った計測の間の計測点位置の差は、小角度差Δαx,Δαyにおいて得 られる: Δxm=LS.Δαx Δym=LS.Δαy Δxm: 計測棒のx方向の動き(図5d) Δym: 計測棒のy方向の動き 較正装置のこの実施例は、1順の間に、回転軸A1〜A6を同期誤差に関して 自動的に較正し、ロボットの大半の運動学的誤差パラメータ計測するために直接 使用することが出来る。 1個の回転重力センサーを使用する代わりに、2個の重力センサーを互いに垂 直に配置してもよい。これらは計測棒を回転させることにより較正される。1個 の回転する重力センサーを使うか、2個の垂直重力センサーを使用するかは、セ ンサーの価格と、オフセット誤差∂の長期安定性とにより決まる。 計測棒と較正器具との間に信頼性のある接触を得るために、較正器具に磁石、 好適には電磁石が取り付けられる。図5eは、2個の磁石45a,45bを備え た較正器具44を示す。 図6a,図6bは基準点(x0,y0,z0)への接続手段の他の実施例を示す 。図6aは作業場床14内の円錐形の精密孔51内に挿入された球50の形態の 接続手段を示す。点と比較して球を用いる利点は、球の方が計測装置に一層大き い作動範囲を与えることである。図6bの計測装置は、計測装置を平衡させるた めに、平衡錘と平衡スプリングの代わりに2個の支持脚52a,52bを備えて いる。各支持脚の端部は、それぞれの床の円錐孔に挿入される球体になっている 。 図7aは、較正手順中ロボットと接触する手段の実施例を示し、該手段は球5 5として形成されており、以下これを計測球と呼ぶ。較正手順中、計測球はロボ ットまたは較正器具57内の円錐形孔56と接触している。z方向の距離計測の ため、位置センサー58が計測球の下方に配置されている。図7bは、計測球5 5と組み合わせて使用される較正器具57の例を示す。較正器具は、複数個の円 錐孔56a,56b,56c,56dを互いに隔置して配置された棒58を有す る。 ロボットの運動学的誤差パラメータを決める際に必要な計測の数を減少させる ため、較正器具は重力センサー59を備えてよく、その際、xz−平面における 器具の作動点(TCP)と傾斜とが共に高い精度で計測されよう。 計測装置が関連位置センサーを備えた1個以上の計測球を有する場合は、ロボ ットの誤差パラメータを計測するために大きい作動範囲が得られる。 計測装置を入れ子式に設計し、例えばレゾルバー装置を用いて入れ子の圧縮を 計測することにすれば、z方向の計測範囲が非常に拡大される。 計測装置が光源を備え、ロボット支持の器具が光検知器を備えるか、この逆の 態様の光学的計測システムを有する計測装置77を使用すれば、計測範囲は一層 拡大される。図8は、適切にはレーザーダイオードである光源60が中空円筒形 の計測棒61内に取り付けられた場合を示す。計測棒61はモータ62により回 転され、モータは、スプリングにより平衡され、案内ピン64と作業場床の円錐 形精密孔66内の精密球65をもつプラットフォーム63上に配置されている。 計測棒61上に重力センサー67が搭載され、モータ62が計測棒61回りに回 転するとき、重力センサーが、回転軸の方向60aを重力方向に対して計測する 。同時に、回転軸60aは、レーザーダイオードからの光ビームがその回りに動 く軸でもある。光ビームが側方の例えば側方光ダイオードまたは光マトリックス のような光検知器に当たると、検知器上の照射された点が、検知器表面を円経路 に沿って動く。本経路の中心は、回転軸が検知器表面と交差する点である。 図8a,図8bは、ロボット支持較正器具が、ビームスプリッタ71からの2 個の光ビーム72、73を捕捉するために、互いに垂直に置かれた2個の側方光 検知器69、70を備えていることを示す。較正器具が図8aに示すように、計 測棒61の直上に位置するときは、検知器70がx,z方向における器具の位置 を読み取り、検知器69がxz平面内の方位を読み取る。ビームスプリッタ74 が計測棒61の開口部に搭載されたときは、計測棒の回転軸に垂直な方向の計測 を行うことが可能になる。かくて、図8bに従えば、2個の検知器69、70が z方向の位置を計測し、検知器70がxy平面における器具の方位を計測するた めにも使用されている。 図8cは、容量性または誘導性の電磁石75が如何にして、計測棒61の表面 に対するxv平面内の計測点位置(xr,yr)を計測するかを示している。必要 ならば、円筒形表面は平面研磨表面であってもよい。計測棒に鍔76を設けるこ とにより、センサーが、z方向の計測点の位置、すなわち、zrをも計測するこ とが出来る。電磁石以外に、機械的センサーや超音波センサーも使用可能であ る。 図9は、図5aの計測装置と較正器具とが、軸5の同期誤差Δθ5と、軸A6 の軸4に対する姿勢誤差φ6y5、オフセット誤差O6Y5、06z5を計測するため に如何に配置されるかを示す。ロボットの状態は、軸A4と軸A6とが水平であ るように選ばれている。較正器具41が、ロボットの器具取付部6aに、較正器 具41が軸A6の回転平均方向を向くように搭載されている。ロボットは、較正 器具41が計測棒31に機械的に接触するように動かされる。計測は、較正器具 またはロボット軸A2を2個の位置、POS−AとPOS−Bとに置いて実行さ れる。POS−Aにおいては、計測棒と、器具取付部に最も近い較正器具の部分 とが接触し、POS−Bにおいては、計測棒と較正器具の外側部とが接触する。 位置Aにおける計測棒と位置Bにおける計測棒との間の距離はLABである。計測 手順は次のように実行される: a) 較正器具(またはロボット)をPOS−Aの位置に位置させ、軸A6が 1/4回転づつ3回回転され、重力センサーが軸A6の角度θ6=0,π/2, π,3π/2において読み取られる。このように、ロボットは重力センサーが読 み取られる4個の違った状態をとる。 b) 較正器具をPOS−Aの位置に置き、軸A4が少なくとも1/4回転づ つ3回回転され、重力センサーが、軸A4の角度θ4=0,π/2,π,3π/ 2において読み取られる。このように、ロボットは重力センサーが読み取られる 追加の4個の違った状態をとる。 c) 上記a項を、較正器具をPOS−Bの位置に置いて繰り返す。 d) 上記b項を、較正器具をPOS−Bの位置に置いて繰り返す。 上記a項とc項との読みから、較正器具の軸A6に対するオフセット誤差 OTY,0TZと、姿勢誤差ATY,ATZとが、y、xの両方向について計算される 。図10aは、較正器具のy方向の姿勢誤差が如何にして計算されるかを示す。 y方向の位置A、位置Bにおけるy方向の平均の動きは次式により計算される: ΔymA=(ymA(θ6=0)−ymA(θ6=π))/2 (10) ΔymB=(ymB(θ6=0)−ymB(θ6=π))/2 (11) ymB:計測がPOS−Bで行われるときの、計測棒のy方向の位置 ymA:計測がPOS−Aで行われるときの、計測棒のy方向の位置 ATY=(ΔymB−ΔymA)/LAB (12) b項とd項との読みから、軸A6の軸A4に対するオフセット誤差と、軸A6 の軸A4に対する姿勢誤差とが計算される。図10bは、軸A6のy方向の姿勢 誤差φ6y5が如何にして計算されるかを示す。器具の中心点TCP(ToolC enter Point)と位置Bとの間の距離はLTCPと符号されている。位 置Bにおける計測の場合の計測棒のy方向の動きΔymBは次のように計算され る: ΔymB=(ymB(θ4=0)−ymB(θ4=π))/2 (13) 軸A6の軸A4に対するy方向の姿勢誤差はφ6y5は次の式により計算される : φ6y5=ΔymB/LTCP (14) 図10cは軸A5の同期誤差Δθ5が如何にして計算されるかを示す。軸A5 の同期誤差Δθ5は、軸A6のz方向の姿勢誤差φ6z5と同じである。 ΔzmB=(zmB(θ4=π/2)−ymB(θ4=3π/2))/2 (15) Δθ5=φ6z5=ΔzmB/LTCP (16) 図10dは、軸A6の軸A4に対するz方向のオフセット誤差O6Z5が如何に して計算されるかを示す。次の関係が設定される: φ6z5=(ΔzmA−O6z5)/(LTCP−LAB) =(ΔzmB−O6z5)/LTCP (17) 本式からオフセット誤差06z5が解かれる: 06z5=ΔzmA.LTCP/LAB−ΔzmB(LTCP−LAB)/LAB (18) 上記計算において、較正器具の誤差は既に相殺されている。同じ原理が、軸A 1と軸A4との間のオフセット誤差を計測するのにも使用されよう。 図11a、図11bは、軸A1の重力方向に対する姿勢誤差φ1x1,φ1y1が 如何にして計測されるかを示す。φ1x1=αx、φ1y1=αy(図4a,図4b参 照)であり、式4、5に従って計算される。本実施例においては、較正器具上 の保持器48を横切って置かれた鉤47を用いて、ロボットが計測棒31を保持 している。較正器具に固定された計測装置は作業場床のある程度上方に吊り下げ られている。図11bは、図11aを上方から見た簡単なスケッチである。ロボ ットは4個の違った状態(図11bのA,B,C,D)へと動かされ、そこで重 力センサーが読み取られる。4個の状態は軸A1の角度が違うだけである。この ようにして重力センサーから得られた計測値が次に、軸A1の重力方向に対する 姿勢誤差を提供する。位置A、Bにおける計測値がφ1x1を与え、位置B、Dに おける計測値がφ1y1を与える。同じ原理が、軸A3〜A6の同期誤差を決める のにも使用される。 図12aにおいて、計測棒31が孔13内に置かれ、較正器具内の孔56が、 位置センサー33に取り付けられた計測球55を横切って位置されている。所与 のロボット状態、すなわち、回転軸A1〜A6の所与の角度に対して、計測点の 位置(xr,yr,zr)が決められる。z方向においては、位置センサー33を 用いて位置が決められる。x、y方向においては、重力センサー34から読み取 られた出力信号を使用した式4、5、6、7を用いて位置が計算される。軸A1 の作業場床に対する姿勢誤差、オフセット誤差が望まれるときは、別々の基準点 (x0,y0,z0)、(x1,y1,z1)、(x2,y2,z2)をもつ3個の精密 孔13、13b、13cが図12bに従って床に配置される。次いで、ロボット が計測棒31をこれら精密孔内へ挿入し、各精密孔において、計測点位置の計測 が上記のようになされる。孔13、13b、13c内の計測の間、ロボットは軸 A2〜A6に対し同じ軸回りの角度を有すべきであり、すなわち、軸A1だけが 違った軸回りの角度を有している。孔13、13b、13cに対するz方向の計 測値の間の差から、軸A1の作業場床に対するx、y方向の姿勢誤差が計算され る。孔13、13b、13cに対するx,y方向の位置決定から、軸A1の軸A 1の公称位置(P1)に対するx方向のオフセット(01x1)、y方向オフセッ ト(01y1)が計算される。 軸A1、A2、A3の同期誤差は、図12aと同じ構造を用いて計測される。 孔13は、軸A1と軸A2との位置センサーに対する零位置を形成するように計 測される。計測棒の長さは、軸A3の位置センサーの零位置に対応する。軸A1 の同期誤差Δθ1は、計測棒のy方向の傾斜により与えられる。軸A3の同期誤 差Δθ3を、軸A3の同期誤差Δθ3から直接分離するために、軸A2と軸A3 は計測の間、同期位置にあるべきである(第2腕4が垂直、第3腕5が水平)。 かかる場合、計測棒のx方向の傾斜が軸A2の同期誤差を与え、センサー34に より読み取られたz方向の値が軸A3の同期誤差を与える。 Δθ1=Δym/(LTCP+L3) (19) Δθ2=Δxm/L2 (20) Δθ3=Δzm/(LTCP+L3) (19) 軸A1の重力方向(図11)に対する方向が知られているときは、軸A2、軸 A3の姿勢誤差φ2z1、φ3z2は、それぞれ、軸A2と軸A1との間の角度の9 0°からの偏差、軸A3と軸A1との間の角度の90°からの偏差として決めら れる。 図13において、軸A3の姿勢誤差φ3z2は、2個の違ったロボット状態、K onAとKonB、における計測棒のy方向の傾斜を記録することにより計測さ れ、これら状態は、軸A1、A2、軸A4〜A6に対しては同じ軸回り角度を有 する、すなわち、軸A3だけが違った軸回りの角度を有している。x方向の姿勢 誤差φ3x2を計測するには、x方向における姿勢誤差が、計測棒の傾斜において 検知可能な差を生じさせるように、軸A2が回転される(図14参照)。姿勢誤 差φ3x2は、図14における計測と、図13における計測との間の計測された姿 勢誤差の差から計算される。計測された姿勢誤差は重力方向に対して適合する、 従って、図11に従って計測される軸A1の重力方向に対する方向の情報を用い て、軸A1の方向に対しても適合するように再計算される。 軸A2のz方向の姿勢誤差φ2z1は、対応する方法(図15参照)により計測 される。計測は、2個の違ったロボット状態、KonEとKonFとに対して実 行され、これら状態は軸A1,A3〜A6に対して同じ軸回り角度を有する、す なわち、軸A2だけが違った軸回り角度を有している。軸A2xの方向の姿勢誤 差は通常、ロボットが軸A1と軸A2との間に大きいオフセットを有して設計さ れていない限り、軸A1の同期の間に相殺される。 軸A3のモータと第2ロボット腕との間の平行四辺形伝達の誤差から生じる伝 達誤差は、計測棒31が図11aに従い較正器具に鉤掛けされていれば、簡単な 方法で計測される。軸A2と軸A3との違った角度における、計測棒のx方向の 傾斜がセンサー34を用いて計測される。これら計測から、軸A2と軸A3との 違った角度における伝達誤差を表示する表が計算される。 図16は、第2ロボット腕4の腕長誤差を計測し同定する方法を示す。計測は 、2個の違ったロボット状態、KonGとKonHとにおいて実行される。これ ら状態は、軸A4と軸A6とが水平になるように選ばれている。軸A2が次に、 較正器具と計測棒とが互いに接触している2個の位置へと動かされる。KonG において、軸A2は、第2ロボット腕が垂直になる零位置にある。KonHにお いて、軸A2は既知の角度ψ2を有する。両状態において、計測棒31が回転さ れ、xmGとxmHとが式4、6を用いて計算される。図16から次の関係が導か れる: xmG=(L3+L54+LC+LGH) (22) xmH=(L2sinψ2+L3+L4+LC) (23) xmH=xmG=L2.sinψ2−LGH (24) L2=(xmH−xmG+LGH)/sinψ2 (25) ΔL2=L2 nom−L2 (26) 他の腕長誤差も同じように計測され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数個の回転軸(A1〜A6)を有し、計測装置(10,30,77) を備えた工業ロボットの較正装置にして、前記計測装置が 位置が知られた基準点(x0,y0,z0)に回転可能に接続(12,50)さ れ、 較正手順の間、ロボットまたはロボットにより担持された器具に接触するよう に(15,55)なっており、 計測装置が基準点に接続されたとき、基準点と交差する回転軸(21,11a ,36,60a)を有する較正装置において、 前記計測装置が、計測装置の回転軸にほぼ平行な軸(25)を有して搭載され た重力センサー(18,34)を有し、該重力センサーが、重力ベクトルと回転 軸との間の角度を計測することを特徴とする較正装置。 2. 請求の範囲第1項に記載の装置において、該装置がロボットにより担持 される較正器具(41,44,57)を有することを特徴とする装置。 3. 請求の範囲第2項に記載の装置において、前記較正装置(41,44) が互いに角度をなして置かれた2個の棒を有することを特徴とする装置。 4. 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記計測装置が、ロボットま たはロボットに担持された器具上の少なくとも1個の光検知器/光源(69,7 0)に光学的接触をする光源/光検知器(60)を有することを特徴とする装置 。 5. 請求の範囲第1項〜第4項の何れか1項に記載の装置において、前記計 測装置が、計測装置を較正器具に固定する取付具(84)を有することを特徴と する装置。 6. 請求の範囲第2項に記載の装置において、前記較正器具(57)が重力 センサー(59)を有していることを特徴とする装置。 7. 複数個の回転軸(A1〜A6)を有する工業ロボットの較正方法におい て、 ロボットの複数個の誤差パラメータが: 一方において、ロボットまたはロボット担持の較正器具と、他方において、重 力ベクトルと計測装置の所定の基準軸との間の角度を計測する重力センサーを有 する計測装置とが、互いに接触する少なくとも2個の違った状態へとロボットを 動かす段階と、 前記違った状態において、重力センサーの出力信号を読み取る段階と、 前記読み取った出力信号に基づき誤差パラメータを計算する段階とを有し、 重力センサーの搭載誤差とオフセット誤差とを補償するために、重力センサー が基準軸の回りに、ロボットの少なくとも幾つかの状態に位置するように回転さ れ、 重力センサーの出力信号が、少なくとも2個の違った基準軸回転角度において 読み取られ、 基準軸の重力ベクトルに対する方向(α)が前記読み取られた出力信号に基づ いて計算されることを特徴とする方法。 8. 請求の範囲第7項に記載の方法において、 ロボットが違った状態をとる前に、ロボットにより担持される計測装置と較正 器具とが互いに固定され、 前記違った状態が回転軸の一つを回転することにより得られ、その際、計測装 置が共に回転し、 回転軸の重力ベクトルに対する方向が前記読み取られた出力信号に基づいて計 算されることを特徴とする方法。 9. 請求の範囲第7項に記載の方法において、ロボットが違った状態をとる 前に、計測装置が基準点(x0,y0,z0)に接続されることを特徴とする方法 。 10. 請求の範囲第9項に記載の方法において、基準点と所定の計測点(xr ,yr,zr)との間の距離(L5)と、基準点の位置との情報を用いて、計測点 の基準点に対する位置が、読み取られた出力信号に基づいて決められることを特 徴とする方法。 11. 請求の範囲第9項に記載の方法において、ロボットが次の状態をとる 前に、計測装置が第2基準点(x1,y1,z1)へ動かされ接続されることを特 徴とする方法。 12. 請求の範囲第9項に記載の方法において、ロボットに担持された較正 器具が、較正器具に沿った違った位置においてロボットが計測測装置と接触する ように、ロボットが違った状態へ動かされることを特徴とする方法。 13. 請求の範囲第9項または第12項に記載の方法において、ロボットに 担持された較正器具が、計測器具に沿った違った位置において計測装置と接触す るように、ロボットが違った状態へ動かされることを特徴とする方法。
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