JPH11502340A - デジタル信号の処理に関する装置および方法およびそれにより構成される処理装置 - Google Patents
デジタル信号の処理に関する装置および方法およびそれにより構成される処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明はデジタルバッファメモリ(JBUM)内のデジタルバッファを処理すなわちアクセスする装置および方法に関し、各デジタルバッファに対して1組のポインタが参照メモリ(REFM)内に配置されている。該装置は、デジタルバッファメモリ(JBUM)内のデジタルバッファの位置を規定するレジスタ装置(JBSR,JBER)、オフセット値、アドレス計算装置、および動作アドレスレジスタ(JBAR)を具備している。デジタルバッファに関連するセット内の各ポインタに対して、別々のポインタレジスタ(JBSR,JBER,JBIR,JBOR)が設けられ、1組のポインタに対応する各ポインタレジスタに実質的に同時にアドレスデータが入力されて格納される。デジタルバッファメモリ(JBUM)をリード/ライトするための後続アドレスが少なくとも動作アドレスレジスタ(JBAR)で計算されて格納される。
Description
【発明の詳細な説明】
デジタル信号の処理に関する装置および方法およびそれにより
構成される処理装置
技術分野
本発明はデジタルバッファメモリ内に配置されるデジタルバッファを処理すな
わち管理、特にアクセス、する装置および方法に関する。本発明は、また、いく
つかのデジタルバッファからなる少なくとも1つのデジタルバッファメモリが配
置されている処理装置すなわちプロセッサにも関連する。
従来技術
デジタルバッファメモリ、特に、いわゆるジョブバッファメモリが例えばデジ
タルプロセッサに含まれる場合が多い。このようなジョブバッファメモリはいく
つかのジョブバッファを含むことが多い。ジョブバッファいくつかの異なる形状
をとることができ、例えば、サーキュラバッファとすることができる。デジタル
バッファは、例えば、プロセッサ内の1つのユニット/装置から別のユニット/
装置へ転送される情報を一時記憶するために、あるいは異なるプロセッサ間で情
報を交換する間に使用される。
しかしながら、ジョブバッファの管理は複雑で時間を費やすことがあり、例え
ば、非常に多くのマイクロプログラムステップを要する場合がある。大概は、ソ
フトウェアによる解決策でバッファを管理する基礎が形成される。1つの周知の
装置はいくつかのジョブバッファを有するジョブバッファメモリを具備し、各ジ
ョブバッファは信号を格納するのに使用されるサーキュラーバッファ(先入れ先
出しバッファ)である。信号はデータのいくつかの語からなりジョブバッファの
サイズは固定されない。各ジョブバッファには1組の管理ポインタが関連してお
り、それらはバッファエリア外部の参照メモリのポインタレジスタ内に配置され
ている。この周知の装置は、4つの管理ポインタ、ジョブバッファが開始するジ
ョブバッファメモリ内の絶対物理的アドレスに関連するスタートポインタ、バッ
ファが終了する絶対物理的アドレスに関連するエンドポインタ、データを書き込
むべきジョブバッファメモリ内の絶対物理的アドレスに関連するインポインタお
よびデータを読み取るべきジョブバッファメモリ内の絶対物理的アドレスを与え
るアウトポインタを具備している。アドレスが必要な場合、それは関連するポイ
ンタから出力され所与の量だけ増減される。サーキュラーバッファの場合、イン
ポインタがアウトポインタよりも低くなるような増減であればラップアラウンド
が生じることがある。
信号がジョブバッファへ格納される場合、それを格納するのに十分なスペース
がバッファにあるかどうか調べなければならない。また、ラップアラウンドが生
じるかどうかも調べなければならない。信号の格納はインポインタにより指示さ
れるアドレスから開始される。その後、インポインタはポインタレジスタ、すな
わち参照メモリ、において更新される。
バッファから信号を読み出す場合、参照メモリからアウトポインタを呼び出さ
なければならず、アウトポインタにより指示されるジョブバッファメモリからの
信号が読み出される。ラップアラウンドが生じるかどうかを調べなければならず
、最後に参照メモリにおいてアウトポインタを更新しなければならない。したが
って、ジョブバッファにデータを格納して呼び出すのに必要なプログラムステッ
プ数が多くなる。
WA92/08186には、ジョブバッファ内でアドレスを発生してアクセス
するハードウェア実施システムが示されている。特に、この発明には、ベースア
ドレスおよびエンドアドレスにより規定されるサーキュラーバッファ内でターゲ
ットアドレスを発生するアドレス発生器が記載されている。それは、バッファ内
でアクセスされた前のアドレスを格納するレジスタ(I)、バッファメモリ内の
サーキュラーバッファの位置およびサイズを規定する情報を格納するレジスタ手
段、例えば、ベースレジスタおよび長さレジスタもしくはベースレジスタおよび
エンドレジスタを具備している。さらに、この装置はオフセットに関連する増分
もしくは減分値がロードされる修正レジスタを具備している。さらに、この装置
は、前に格納されたアドレスプラスオフセットの値を計算して絶対アドレスが発
生される加算器、および前記した値をバッファの長さで修正してラップされたア
ドレスを発生する論理手段を具備している。それは、さらに、ラップされたアド
レスがサーキュラーバッファの範囲内であるかどうかを確認する手段、およびバ
ッファ内でアクセスされた前のアドレスが格納されているレジスタへ絶対アドレ
スもしくはラップされたアドレスをロードする手段を具備している。
したがって、アドレスはレジスタへロードされる前に計算される。そのため、
バッファメモリをリードもしくはライトする前に、ベースレジスタ、エンドレジ
スタ(もしくは、長さレジスタ)およびIレジスタおよび特にMレジスタ(オフ
セット)をロードする必要がある。したがって、4つのプログラムステップが必
要となり、それは1つの欠点である。さらに、周知の装置により同時にリードお
よびライトを行うことはできない。要約すると、この装置は、前記したことはさ
ておき、十分に高速ではなく、バッファメモリ内に多くのジョブバッファがある
場合特にそうである。
発明の要約
バッファメモリ内のデジタルバッファメモリを処理/管理する時間を節減する
ことは重要であるため、バッファメモリ内のデジタルバッファメモリを管理およ
び処理するのに要する時間を短縮する装置および方法が必要とされている。また
、デジタルバッファへアクセスするためのアドレスの発生が効率的に高速で行わ
れる装置も必要とされている。また、アドレス論理を効率的に高速で処理できる
装置も必要とされている。
さらに、デジタルバッファの処理/管理がより効率的に高速で行われるように
改善されて高容量プロセッサが提供されるような1つ以上のバッファメモリを具
備する処理装置すなわちプロセッサも必要とされている。
したがって、デジタルバッファメモリ内に配置されたデジタルバッファの処理
および管理装置が提供される。各バッファに対して、1組のポインタが参照メモ
リ内に配置される。この装置は、バッファメモリ内のデジタルバッファの位置が
それにより規定されるレジスタ装置、所与のオフセット値、アドレス計算装置お
よび動作アドレスレジスタを具備している。1組のポインタ内の各ポインタに別
別のポインタレジスタが設けられ、アドレスデータは各ポインタレジスタに実質
的に同時に格納することができ、後続アドレスは計算装置で計算されて動作アド
レスレジスタに格納される。
ライトもしくはリードされる語が前の語の直後に提示されない場合には、オフ
セット値が使用される。特に、オフセットは負もしくは正とすることができる。
特に、動作レジスタは、データ格納スペース、すなわちデジタルバッファ内のス
ペース、がラップアラウンドする場合にも、バッファメモリに対してリードもし
くはライトされる次の語を指示するように自動的に更新される。1組のポインタ
は、スタートポインタ、アウトポインタ、インポインタおよびエンドポインタを
具備することができる。スタートポインタおよびエンドポインタは、特に、デジ
タルバッファの位置を規定する。各ポインタに対して、前記したように、別々の
レジスタが配置され、バッファメモリをリードモードおよび/もしくはライトす
る時のアドレスである動作レジスタ内の動作アドレスと同じデータにより、イン
ポインタはライトモードで更新されアウトポインタはリードモードで更新される
。
これにより、バッファメモリに対して信号をリードおよび/もしくはライトし
た後の参照メモリ内の位置の更新が容易になる。入力および出力ポインタの順序
はラップアラウンドが生じたかどうかによって異なる。特に、レジスタ装置はジ
ョブバッファスタートアドレスレジスタおよびジョブバッファエンドアドレスレ
ジスタを具備している。
本発明により、さらに、信号を発生する通信装置がデジタルバッファメモリ内
のデジタルバッファの信号を処理しソートする信号プロセッサと通信し、信号プ
ロセッサと通信する命令プロセッサと信号の通信を行う時にアクションが開始さ
れる処理装置が提供される。信号プロセッサには、参照メモリ内に配置された1
組のポインタ内の各ポインタに対する別々のポインタレジスタを具備する装置が
設けられている。デジタルバッファメモリに対してリード/ライトする信号に関
連するアドレスデータが、各ポインタレジスタに実質的に同時に入力され格納さ
れる。この装置は、さらに、動作アドレスレジスタを具備し、リード/ライトす
るアドレスが計算されると、それは動作アドレスレジスタに格納される。
特別な実施例では、処理装置は電気通信システム内の中央プロセッサを具備し
ている。
バッファメモリ内のデジタルバッファの管理すなわち処理(アクセス)が容易
になり高速となることが本発明の利点である。もう1つの利点は、ジョブバッフ
ァへアクセスするのに必要なプログラムステップ数が周知の装置に較べて著しく
低減されることである。
もう1つの利点は、高容量プロセッサが提供されることである。
図面の簡単な説明
次に、添付図を参照して、本発明をさらに非制約的に説明し、ここに、
第1図は処理装置を示す略図。
第2図はデジタルバッファを処理する装置を具備する信号プロセッサを示す略
図。
第3図は信号を示す図。
第4図はジョブバッファを処理/管理する装置の一実施例。
第5図はジョブバッファに対するリード/ライトを示す図。
第6図はラップアラウンドが生じている場合のジョブバッファに対するリード
/ライトを示す図。
発明の詳細な説明
第1図は処理装置、例えば、電気通信システム内の中央プロセッサを示す略図
である。信号プロセッサは、(本発明では)電話装置により発生され信号プロセ
ッサSPUに対して送信される沢山の信号に対処しなければならない。次に、信
号プロセッサは着信信号を、例えば、優先順位方式にしたがってソートする。こ
れは、さまざまな信号キューもしくはジョブバッファメモリ内のバッファでそれ
らをソートして行うことができる。ジョブバッファメモリはいくつかのジョブバ
ッファを具備することができ、それを第4図により明瞭に示す。あるプロセッサ
があるアクションをとらなければならない場合、それは命令プロセッサへ信号を
送ることで開始される。次に、この信号によりプログラムメモリ内のプログラム
が始動される。このプログラムは、最後に、命令プロセッサ内の他のプログラム
を始動させるか、あるいは電話部内のある装置を制御するためにプロセッサを出
る信号を送り出す。命令プロセッサから発生されるこれらの信号も信号プロセッ
サにより対処され、そこで優先順位方式に従ってジョブバッファメモリのジョブ
バッファ内に既に待機している信号によりソートされる。優先順位はどのジョブ
バッファへ信号がソートされるかにより与えられる。(特定のジョブバッファ内
の優先順位は常に先入れ先出しである。)命令プロセッサがそれに依存しその容
量が低すぎると中央プロセッサのボトルネックとなることがあるため、信号プロ
セッサが全ての信号をできるだけ高速に処理できることが最も重要である。
デジタルバッファ処理装置が信号プロセッサSPUに対してどのように配置さ
れるかを第2図に略示する。信号プロセッサSPUは参照メモリREFM、プロ
グラム論理およびアドレス論理を具備している。機能は第3図−第6図を参照し
てより完全に記載され、それはこの図にも適用される。
第3図に単なる説明のために信号を略示する。典型的に、信号はデータを付随
するヘッダーの形式に構成されたデータのパケットである。それは、例えば、第
3図に示すような形式をとることができる。信号はヘッド部およびボデー部へ分
割される。ヘッド部すなわちヘッダーは信号のタイプを与えるポインタを含みそ
れによりその優先順位が決定される。センダーはどのプログラムもしくは装置が
特定の信号を発生したかを表示し、レシーバはどのプログラムもしくは装置が特
定の信号を受信しなければならないかを表示する。データ数はボデーのサイズを
示し、最後にボデー部はデータ0,データ1,...,データn,のデータを含
んでいる。
一実施例では、ジョブバッファメモリ内の8つの異なるジョブバッファを必要
とする少なくとも8種の信号がある。ジョブバッファはジョブバッファ参照メモ
リ(REFM)内に格納された1組のポインタにより管理される。第4図−第6
図を参照して、デジタルバッファすなわちジョブバッファを処理すなわち管理す
る本発明に従った装置についてより詳細に説明する。
前記した特別な実施例では、デジタルバッファメモリは、実施例ではジョブバ
ッファからなる、いくつかのデジタルバッファを格納するのに使用されるいわゆ
るジョブバッファメモリJBUMを形成している。ここでは、ジョブバッファは
サーキュラー(先入れ先出し)バッファであり、特にエリクソンのAXEシステ
ム等の、電気通信システム内の、例えば、信号を一時的に格納するのに使用され
る。前記した信号はデータのいくつかの語により構成される。さらに、ジョブバ
ッファのサイズは一定ではない。
第4図にジョブバッファメモリJBUMおよびバッファメモリ内のジョブバッ
ファを示す。各ジョブバッファに1組のポインタが設けられている。ポインタの
セットは参照メモリREFM内に格納されている。ジョブバッファメモリJBU
M内の1つのバッファに対する1組のポインタはスタートポインタ、アウトポイ
ンタ、インポインタおよびエンドポインタを具備している。
次に、ジョブバッファメモリ内の1つ以上のジョブバッファを処理すなわち管
理する装置について説明する。前記したように、1組のポインタ内の各ポインタ
に対して別々のレジスタが配置される。スタートポインタ(JBSRポインタ)
に対してジョブバッファスタートアドレスレジスタJBSRが配置され、エンド
ポインタにはジョブバッファエンドアドレスレジスタJBERが配置される(ポ
インタは同様にJBERポインタと呼ばれる)。ジョブバッファエンドアドレス
はジョブバッファ内の最高アドレスに関連し、ジョブバッファスタートアドレス
はジョブバッファ内の最低アドレスに関連する。ポインタ内のインポインタJB
IRに対してポインタレジスタJBIR内のジョブバッファが配置される。ポイ
ンタJBIRはどこにデータを書き込むかを表示する。最後に、アウトポインタ
に対してジョブバッファアウトポインタレジスタJBORが配置される。アウト
ポインタJBORはどこでデータを読み取るかを示す。
第4図は各レジスタJBSR、JBER、JBIRおよびJBORへのセット
内の4つのポインタの同時移送を示す。これをAで示す。これはポインタレジス
タが実質的に同時にロードされることを意味する。インポインタおよびアウトポ
インタは多重化装置MUXにより多重化され、ジョブバッファをリード/ライト
する時に使用される動作アドレスに関連する動作レジスタJBARへ移送される
。したがって、本発明に従って、1組の全てのポインタをそれらの各レジスタへ
直接送信するのに1つのプログラムステップしか必要としない。このステップの
後でジョブバッファにリード/ライトすることができる。リード/ライトするア
ドレスはレジスタのローディングの後でアドレス論理において実質的に瞬時に計
算される。したがって、レジスタへデータを送信した後で全てのアドレスが計算
され、ジョブバッファメモリのジョブバッファへ信号をリード/ライトした後で
、参照メモリREFM内のポインタが更新される。次に、ここに記載する実施例
に関連してアドレス論理の計算についてさらに説明する。
動作レジスタJBARはリード/ライトする次の語においてデータ格納スペー
スがラップアラウンドするか否かを指摘するように自動的に更新される。次に、
これについて詳細に説明する。
ジョブバッファインポインタレジスタJBIR(ライトモード)およびジョブ
バッファアウトポインタレジスタJBOR(リードモード)は動作レジスタJB
ARと同じデータにより更新される。次に、ジョブバッファメモリJBUMのジ
ョブバッファへ信号をリード/ライトした後で、参照メモリREFM内のイン/
アウトポインタが更新される。リード/ライトされる語が前の語の直後に提示さ
れない場合には、オフセット0(即ち、オー値)が使用される。オフセット0が
使用されると、ラップアラウンドが生じることがある。輻湊および残りのスペー
スに関連する2つの機能だけでなく、さらに前記した機能を実施する時にオフセ
ットは負0-(オーマイナス値)であったり正0+(オープラス値)であったりす
ることがあり、それについては後に詳述する。ラップアラウンドが生じているか
否か、すなわち、ラップアラウンドが生じているか否かに従って入力および出力
ポインタが異なる順序であることに留意して戴きたい。
これを第5図および第6図に示す。第5図と第6図の違いはアウトポインタJ
BORおよびインポインタJBIRが異なる順序であることである。第5図は、
例えば、ジョブバッファへデータが書き込まれる第1のケースを示す。これが行
われる所を矢符ライトのJBARおよびJBIRで示す。
データの書き込みを続ける場合、このポインタはバッファの終りを示すJBE
Rに達するまで下向きに移動する。バッファにさらに書き込む必要がある場合に
は、バッファがセルラーであるためJBSRでこれを続けなければならない。こ
れはラップアラウンドを表す。このように書き込みが継続される場合、第6図に
説明するケース2に当てはまる。これはインポインタJBIRがアウトポインタ
JBORの前に配置されることを示している。
バッファから読み取りが行われラップアラウンドが生じている、すなわち、第
6図のケース2に関連する場合には、アウトポインタJBORはどこで読み取り
を開始するかを示す。読み取られる各語に対して、JBORが1だけ増加され次
に読み取る語を指摘して最終的にJBERに到来する。次に、読み取りポインタ
はラップアラウンドして第5図のケース1へ戻る。その時、JBORはJBIR
よりも低い。
図のエンプティはデータが無いことを示す。書き込みを開始する時に、どこか
ら開始してデータを記入することができるかを表示するのはJBIRポインタで
あり、始動時にJBIRはどこから信号の書き込みを開始するかの値、すなわち
始動値を表示する。これは新しい値で表され、したがってどこへ信号を導入すべ
きかを示す。旧データは既に書き込まれているデータ、すなわち占有されている
スペースを示す。したがって、始動時のJBORはどこでデータの読み取りを開
始するかを示し、読取り時のJBARおよびJBORは同様にどこでデータ読み
取られるかを示す。
有利な実施例では、ジョブバッファが輻湊しているという情報を第2図のプロ
グラム論理へ与えることができる。輻湊レジスタJBCRにおいて、エンプティ
エリアは少なくともどれだけの語で構成すべきかが表示される。したがって、輻
湊はエンプティエリアには僅かなスペースしか残されていないことを示す信号に
関連している。したがって、エンプティエリア内の語数がジョブバッファ輻湊レ
ジスタJBCR内で指摘される語数よりも少ないことが輻湊の基準となる。これ
は、任意所望の方法で設定することができる。
本発明に従った装置が有利に含むことができるもう1つの機能は、読み取られ
ていないバッファ内のデータ語数、語数NOW、に関する情報をプログラム論理
へ供給することに関連している。これは、バッファ内に書き込まれているがまだ
読み取られていない語数を示すデータ語に関連している。これは、それがジョブ
バッファ内の占有された位置数を表すことを意味する。
リード/ライトゲートとすることができるモード機能(モード、第4図)の実
施により、インポインタJBIRおよび動作レジスタJBARは共に読み取り中
に連続的に更新される。モード機能がライト位置であれば、アウトポインタJB
ORは動作レジスタJBARと同様に書き込み中に連続的に更新される。
リードもしくはライトされるジョブバッファメモリJBUM内の物理的アドレ
ス(radr)の計算についてさらに説明する。しかしながら、説明する計算が
機能するのはJBSRポインタがJBERポインタよりも小さいことが前提条件
である。
最初に、正のオフセット0+が使用されるケースについて説明する。アドレス
動作ポインタJBARプラス0+がJBERポインタアドレスよりも大きい場合
には、ジョブバッファメモリ内の物理的アドレスはジョブバッファスタートアド
レスJBSRプラスジョブバッファ動作アドレスJBARプラスオフセット0+
マイナスジョブバッファエンドアドレスJBERに等しい。
しかしながら、動作アドレスJBARおよびオフセット0+がジョブバッファ
エンドアドレスJBER以下であれば、物理的アドレスは動作アドレスJBAR
とオフセット0+の和に等しい。これは次式で表すことができる。
(JBAR+オフセット>JBER)であれば、
radr=JBSR+JBAR+オフセット−JBER
さもなくば、radr=JBAR+オフセット
しかしながら、負のオフセットが使用され0-、かつ動作アドレスJBARとオ
フセット0-間の差がジョブバッファスタートアドレスJBSRよりも小さけれ
ば、ジョブバッファメモリ内の物理的アドレスは、オフセット0-を動作アドレ
スJBARおよびジョブバッファスタートアドレスJBSRで差し引いてジョブ
バッファエンドアドレスJBERからマイナスしたものに等しい。しかしながら
、動作アドレスJBARとオフセット0-間の差がジョブバッファスタートアド
レスJBSR以上であれば、物理的アドレスは動作アドレスJBARからオフセ
ット0-を差し引いたたものとなる。これは、次式で表すことができる。
(JBAR−オフセット<JBSR)であれば、
radr=JBER−(オフセット−JBAR−JBSR
)
さもなくば、radr=JBAR−オフセット
リードもしくはライトする次のアドレスの計算は次のようである。
動作アドレスJBARがジョブバッファエンドアドレスJBERに等しければ、
次の動作アドレスはジョブバッファスタートアドレスJBSRである。動作アド
レスJBARがジョブバッファエンドアドレスJBERに等しくなければ、次の
動作アドレスJBARはJBARを1だけ増加したものに等しい。これは次式で
表すことができる。
(JBAR=JBER)であれば、次のJBAR=JBSR
さもなくば、次のJBAR=JBAR+1
したがって、輻湊計算式は下記の形をとることができる。
(JBIR≧JBOR)であれば、
CONG=(JBER−JBSR)−(JBIR−JBOR)<JB
CR
さもなくば、CONG−(JBOR−JBIR)<JBCR
したがって、格納された語数NOW、すなわち、読み取られていない語数は次
の形をとる。
(JBIR≧JBOR)であれば、
NOW=JBIR−JBOR
さもなくば、NOW=(JBIR−JBSR)+(JBER−JBOR)
+1
ジョブバッファに対してデータを格納および呼び出すのに要するステップ数が
著しく低減されることが本発明の利点である。ジョブバッファメモリ内に多くの
ジョブバッファがある場合、例えばメモリ内におよそ20のジョブバッファがあ
る場合、これは特に重要である。もちろん、この数量は単なる例であり制約的意
味合いはない。ジョブバッファメモリ内に20個以上のジョブバッファがある場
合だけでなく、バッファメモリ内に2,3個のバッファしか無い場合でも、本発
明により効率および複雑さが著しく低減される。
本発明に従った装置は、例えば、シンセサイザを使用して構成することができ
るが、標準部品等を使用して作ることもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年4月24日
【補正内容】
請求の範囲
1.デジタル(ジョブ)バッファメモリ(JBUM)内に配列されたデジタル
バッファ、特にサーキュラーバッファ、の処理装置であって、デジタルバッファ
メモリ内の各デジタルバッファに対して1組のポインタが参照メモリ(REFM
)内に配置されており、該処理装置はデジタルバッファメモリ(JBUM)内の
デジタルバッファの位置を規定するレジスタ装置(JBSR,JBER)と、所
与のオフセット値(0)と、アドレス計算装置と動作アドレスレジスタ(JBA
R)とを具備し、
セット内の各ポインタ(スタート、アウト、イン、エンド)に対して、別々の
ポインタレジスタ(JBSR,JBER,JBIR,JBOR)が設けられ、1
組のポインタに対応する各ポインタレジスタに実質的に同時にアドレスデータが
入力されて格納され、少なくとも動作アドレスレジスタ(JBAR)においてリ
ード/ライトの後続アドレスが計算されて格納され、デジタルバッファメモリ(
JBUM)をリード/ライトする時に使用される動作アドレスに関して、ポイン
タを実質的に多重化して前記動作レジスタ(JBAR)へ移送する多重化装置(
MUX)が設けられ、1つのプログラムステップだけでセットのポインタをそれ
らの各レジスタへ転送する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
2.請求項1記載の装置であって、前のアドレスの直後に後続アドレスが提示
されない場合には、後続アドレスにオフセット(0)が付加される、ことを特徴
とする、デジタルバッファ処理装置。
3.請求項1もしくは2記載の装置であって、1組のポインタはスタートポイ
ンタ、アウトポインタ、インポインタおよびエンドポインタを具備する、ことを
特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
4.請求項1,2もしくは3記載の装置であって、レジスタ装置はジョブバッ
ファスタートアドレスレジスタ(JBSR)、ジョブバッファエンドアドレスレ
ジスタ(JBER)、データ書き込みアドレス用インポインタレジスタ(JBI
R)、およびデータ読み取りアドレス用アウトポインタレジスタ(JBOR)を
具備する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
5.請求項4記載の装置であって、インポインタレジスタ(JBIR)は動作
レジスタ(JBAR)と同じデータにより更新される、ことを特徴とする、デジ
タルバッファ処理装置。
6.請求項4記載の装置であって、アウトポインタレジスタ(JBOR)は動
作レジスタ(JBAR)と同じデータにより更新される、ことを特徴とする、デ
ジタルバッファ処理装置。
7.前記いずれか一項記載の装置であって、正のオフセット(0+)が使用さ
れる、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
8.請求項7記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれるア
ドレスと正のオフセット(0+)の和がジョブバッファエンドアドレス(JBE
R)を越える場合には、リード/ライトの物理的アドレスはジョブバッファスタ
ートアドレス(JBSR)と、動作レジスタ(JBAR)内のアドレスと、ジョ
ブバッファエンドアドレス(JBER)を減じたオフセット(0+)の和である
、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
9.請求項7記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれるア
ドレスとオフセット(0+)の和がジョブバッファエンドアドレス(JBER)
を越えない場合には、リード/ライトの物理的アドレスは動作レジスタ(JBA
R)内に含まれるアドレスとオフセット(0+)の和である、ことを特徴とする
、デジタルバッファ処理装置。
10.請求項1−6のいずれかに記載の装置であって、オフセットは負(0-)
である、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
11.請求項10記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれる
アドレスをオフセット(0-)で差し引いた値がジョブバッファスタートアドレ
ス(JBSR)よりも小さい場合には、リード/ライトの物理的アドレスはオフ
セットを差し引いたジョブバッファエンドアドレスであり、動作レジスタ(JB
AR)内に含まれるアドレスとジョブバッファスタートアドレス(JBSR)と
の和である、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
12.請求項10記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれる
アドレスからオフセット(0-)を差し引いた値が少なくともジョブバッファス
タートアドレスに等しい場合には、リード/ライトの物理的アドレスはオフセッ
ト(0-)を差し引いた動作レジスタ(JBAR)内に含まれるアドレスである
、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
13.前記いずれか一項記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含
まれるアドレスがジョブバッファエンドアドレス(JBER)に等しい場合には
、リード/ライトの後続する動作アドレスはジョブバッファスタートアドレス(
JBSR)であり、さもなくば、動作アドレス(JBAR)を1だけ増加したも
のである、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
14.前記いずれか一項記載の装置であって、さらに、輻湊検出装置を具備する
、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
15.請求項14記載の装置であって、輻湊検出装置は、まだジョブバッファ内
へ書き込むことができる所与の最小数の語を示すレジスタ(JBCR)を具備す
る、デジタルバッファ処理装置。
16.前記いずれか一項記載の装置であって、該装置は、書き込まれてはいるが
読み取られていないジョブバッファ内の語数(NOW)を計算して表示する手段
を具備する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。
17.内部および/もしくは外部装置によりそれと通信される信号を処理する信
号プロセッサ(SPU)、プログラムメモリ等から命令を受信する命令プロセッ
サ、およびいくつかのジョブバッファを含むジョブバッファメモリ(JBUM)
を具備する処理装置であって、
信号プロセッサはジョブバッファに属する1組のポインタ内の各ポインタに対
して別々のポインタレジスタを具備し、ポインタは参照メモリ(REFM)内に
配置され、信号プロセッサ内で装置および命令プロセッサからの信号は所与の優
先順位方式に従ってジョブバッファメモリ内でソートされ、
ジョブバッファにリード/ライトする信号に関連するアドレスデータが各ポイ
ンタレジスタに実質的に同時に送信され、さらにアドレス計算装置および動作ア
ドレスレジスタ(JBAR)が設けられ、リード/ライトの後続アドレスが少な
くとも動作アドレスレジスタ(BAR)において計算されて格納され、ジョブバ
ッファメモリ(JBUM)をリード/ライトする時に使用される動作アドレスに
関して、ポインタを実質的に多重化して動作レジスタ(BAR)へ移送する多重
化装置(MUX)が設けられ、1つのプログラムステップだけでポインタのセッ
ト内のポインタをそれらの各レジスタへ転送する、ことを特徴とする、処理装置
。
18.請求項17記載の処理装置であって、電気通信システム内の中央プロセッ
サを具備する、ことを特徴とする、処理装置。
19.請求項18記載の処理装置であって、後続アドレスがジョブバッファアウ
トポインタレジスタ(JBOR)もしくはインポインタレジスタ(JBIR)に
、それぞれ、読み取りもしくは書き込みのために格納される、ことを特徴とする
、処理装置。
20.デジタルバッファメモリ内のデジタルバッファのアクセス方法であって、
各デジタルバッファに対して1組のポインタが参照メモリ(REFM)内に配置
されており、該方法は、
− ポインタレジスタ装置(JBSR、JBER)内のジョブバッファメモリの
中のデジタルバッファの位置を規定するステップと、
− デジタルバッファの位置を規定するポインタをそれに設けられたレジスタ装
置(JBSR、JBER)へ送信するステップと、
− デジタルバッファ内のどこへデータを書き込むかを示すインポインタおよび
デジタルバッファのどこでデータを読み取るかを示すアウトポインタを、位置規
定ポインタ(JBSR、JBER)の送信と実質的に同時にそれらの各レジスタ
(JBIR、JBOR)へ送信するステップであって、1組のポインタ内のポイ
ンタをそれらの各ポインタレジスタへ転送するのに1つのプログラムステップし
か必要としないステップと、
− デジタルバッファへリード/ライトする時に使用される動作アドレス(JB
AR)を計算するステップと、
− 動作アドレスのために配列された動作アドレス(JBAR)レジスタをリー
ド/ライトすべき後続語を指示するように自動的に更新するステップと、
− 動作アドレスの更新と一致して信号が書き込まれるかもしくは読み取られる
かに従ってインポインタレジスタ(JBIR)もしくはアウトポインタレジスタ
(JBOR)を更新するステップと、
− ジョブバッファメモリ(JBUM)をリード/ライトする時に使用される動
作アドレスに関して、ポインタを実質的に多重化して動作レジスタ(BAR)へ
移送する多重化装置(MUX)を配置するステップと、
− 1つのプログラムステップだけでポインタのセット内のポインタをそれらの
各レジスタへ転送するステップと、
− 参照メモリ(REFM)内のポインタセット書き込み時のインポインタおよ
び読み取り時のアウトポインタを更新するステップと、
からなる、デジタルバッファアクセス方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.デジタル(ジョブ)バッファメモリ(JBUM)内に配列されたデジタル バッファ、特にサーキュラーバッファ、の処理装置であって、デジタルバッファ メモリ内の各デジタルバッファに対して1組のポインタが参照メモリ(REFM )内に配置されており、該処理装置はデジタルバッファメモリ(JBUM)内の デジタルバッファの位置を規定するレジスタ装置(JBSR,JBER)と、所 与のオフセット値(0)と、アドレス計算装置と動作アドレスレジスタ(JBA R)とを具備し、 セット内の各ポインタ(スタート、アウト、イン、エンド)に対して、別々の ポインタレジスタ(JBSR,JBER,JBIR,JBOR)が設けられ、1 組のポインタに対応する各ポインタレジスタに実質的に同時にアドレスデータが 入力されて格納され、少なくとも動作アドレスレジスタ(JBAR)においてリ ード/ライトの後続アドレスが計算されて格納される、ことを特徴とする、デジ タルバッファ処理装置。 2.請求項1記載の装置であって、前のアドレスの直後に後続アドレスが提示 されない場合には、後続アドレスにオフセット(0)が付加される、ことを特徴 とする、デジタルバッファ処理装置。 3.請求項1もしくは2記載の装置であって、1組のポインタはスタートポイ ンタ、アウトポインタ、インポインタおよびエンドポインタを具備する、ことを 特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 4.請求項1,2もしくは3記載の装置であって、レジスタ装置はジョブバッ フスタートアドレスレジスタ(JBSR)およびジョブバッファエンドアドレス レジスタ(JBER)を具備する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装 置。 5.請求項4記載の装置であって、データ書き込みアドレス用のインポインタ レジスタ(JBIR)を具備する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装 置。 6.前記いずれか一項記載の装置であって、データ読み取りアドレス用のアウ トポインタレジスタ(JBOR)を具備する、ことを特徴とする、デジタルバッ ファ処理装置。 7.請求項5記載の装置であって、インポインタレジスタ(JBIR)は動作 レジスタ(JBAR)と同じデータにより更新される、ことを特徴とする、デジ タルバッファ処理装置。 8.請求項6記載の装置であって、アウトポインタレジスタ(JBOR)は動 作レジスタ(JBAR)と同じデータにより更新される、ことを特徴とする、デ ジタルバッファ処理装置。 9.前記いずれか一項記載の装置であって、正のオフセット(0+)が使用さ れる、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 10.請求項9記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれるア ドレスと正のオフセット(0+)の和がジョブバッファエンドアドレス(JBE R)を越える場合には、リード/ライトの物理的アドレスはジョブバッファスタ ートアドレス(JBSR)と、動作レジスタ(JBAR)内のアドレスと、ジョ ブバッファエンドアドレス(JBER)を減じたオフセット(0+)の和である 、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 11.請求項9記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれるア ドレスとオフセット(0+)の和がジョブバッファエンドアドレス(JBER) を越えない場合には、リード/ライトの物理的アドレスは動作レジスタ(JBA R)内に含まれるアドレスと、オフセット(0+)の和である、ことを特徴とす る、デジタルバッファ処理装置。 12.請求項1−8のいずれかに記載の装置であって、オフセットは負(0-) である、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 13.請求項12記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれる アドレスからオフセット(0-)を差し引いた値がジョブバッファスタートアド レス(JBSR)よりも小さい場合には、リード/ライトの物理的アドレスはオ フセットを差し引いたジョブバッファエンドアドレス及び動作レジスタ(JBA R)内に含まれるアドレスとジョブバッファスタートアドレス(JBSR)との 和である、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 14.請求項12記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含まれる アドレスをオフセット(0-)で差し引いた値が少なくともジョブバッファスタ ートアドレスに等しい場合には、リード/ライトの物理的アドレスはオフセット (0-)で差し引いた動作レジスタ(JBAR)内に含まれるアドレスである、 ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 15.前記いずれか一項記載の装置であって、動作レジスタ(JBAR)内に含 まれるアドレスがジョブバッファエンドアドレス(JBER)に等しい場合には 、リード/ライトの後続する動作アドレスはジョブバッファスタートアドレス( JBSR)であり、さもなくば、動作アドレス(JBAR)を1だけ増加したも のである、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 16.前記いずれか一項記載の装置であって、さらに、輻湊検出装置を具備する 、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 17.請求項16記載の装置であって、輻湊検出装置は、まだジョブバッファ内 へ書き込むことができる所与の最小数の語を示すレジスタ(JBCR)を具備す る、デジタルバッファ処理装置。 18.前記いずれか一項記載の装置であって、該装置は、書き込まれてはいるが 読み取られていないジョブバッファ内の語数(NOW)を計算して表示する手段 を具備する、ことを特徴とする、デジタルバッファ処理装置。 19.内部および/もしくは外部装置によりそれと通信される信号を処理する信 号プロセッサ(SPU)、プログラムメモリ等から命令を受信する命令プロセッ サ、およびいくつかのジョブバッファを含むジョブバッファメモリ(JBUM) を具備する処理装置であって、 信号プロセッサはジョブバッファに属する1組のポインタ内の各ポインタに対 して別々のポインタレジスタを具備し、ポインタは参照メモリ(REFM)内に 配置され、信号プロセッサ内で装置および命令プロセッサからの信号は所与の優 先順位方式に従ってジョブバッファメモリ内でソートされ、 ジョブバッファにリード/ライトする信号に関連するアドレスデータが各ポイ ンタレジスタに実質的に同時に送信され、さらにアドレス計算装置および動作ア ドレスレジスタ(JBAR)が設けられ、リード/ライトの後続アドレスが少な くとも動作アドレスレジスタ(JBAR)において計算されて格納される、こと を特徴とする、処理装置。 20.請求項19記載の処理装置であって、電気通信システム内の中央プロセッ サを具備する、ことを特徴とする、処理装置。 21.請求項19もしくは20記載の処理装置であって、リード/ライトの後続 アドレスが少なくとも動作アドレスレジスタ(JBAR)に格納される、ことを 特徴とする、処理装置。 22.請求項21記載の処理装置であって、後続アドレスがジョブバッファアウ トポインタレジスタ(JBOR)もしくはインポインタレジスタ(JBIR)に 、それぞれ、読み取りもしくは書き込みのために格納される、ことを特徴とする 、処理装置。 23.デジタルバッファメモリ内のデジタルバッファのアクセス方法であって、 各デジタルバッファに対して1組のポインタが参照メモリ(REFM)内に配置 されており、該方法は、 − ポインタレジスタ装置(JBSR、JBERレジスタ)内のジョブバッファ メモリの中のデジタルバッファの位置を規定するステップと、 − デジタルバッファの位置を規定するポインタをそれに設けられたレジスタ装 置(JBSR、JBERレジスタ)へ送信するステップと、 − デジタルバッファ内のどこへデータを書き込むかを示すインポインタおよび デジタルバッファのどこでデータを読み取るかを示すアウトポインタを、位置規 定ポインタ(JBSR、JBER)の送信と実質的に同時にそれらの各レジスタ (JBIR、JBORレジスタ)へ送信するステップと、 − デジタルバッファへリード/ライトする時に使用される動作アドレス(JB AR)を計算するステップと、 − 動作アドレスに対して配列された動作アドレス(JBAR)レジスタをリー ド/ライトすべき後続語を指示するように自動的に更新するステップと、 − 動作アドレスの更新と一致して信号が書き込まれるかもしくは読み取られる かに従ってインポインタレジスタ(JBIR)もしくはアウトポインタレジスタ (JBOR)を更新するステップと、 − 参照メモリ(REFM)内の1組のポインタの書き込み時のインポインタも しくは読み取り時のアウトポインタを更新するステップと、 からなる、デジタルバッファアクセス方法。
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