JPH11502171A - 操縦可能な手押し車 - Google Patents

操縦可能な手押し車

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JPH11502171A
JPH11502171A JP8528210A JP52821096A JPH11502171A JP H11502171 A JPH11502171 A JP H11502171A JP 8528210 A JP8528210 A JP 8528210A JP 52821096 A JP52821096 A JP 52821096A JP H11502171 A JPH11502171 A JP H11502171A
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JP8528210A
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コプランド,アイレスター
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コプランド,アレイスター
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B3/00Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
    • B62B3/001Steering devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2301/00Wheel arrangements; Steering; Stability; Wheel suspension
    • B62B2301/06Steering all wheels together simultaneously

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Abstract

(57)【要約】 操縦可能な手押し車(代表的には買物用手押し車)は、2つまたはそれ以上の回動可能な車輪と、駆動車輪と対応する従動車輪との間にある連絡手段を包含するかじ取り機構とを包含し、連絡手段は、ほぼ垂直な軸線まわりの前記駆動車輪の回動運動が前記対応する従動車輪の回動運動を生じさせるように作動し、駆動車輪が後輪の場合には従動車輪が前輪となり、また、その逆となる。有利には、駆動車輪のうちの1つのみ、好ましくは外側の駆動車輪のみが手押し車の旋回中に対応する従動車輪の回動運動を生じさせるように作用する。使用者が解放できる、あるいは、手押し車を積み重ねるときに解放できるオーバーライド機構も設けてある。円弧状のハンドル・バーおよび側部バーも設けてもよい。操作の基本は駆動車輪、従動車輪におけるオフセット量の差によって助けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 操縦可能な手押し車 本発明は操縦可能な手押し車に関するもので、さらに具体的には(しかしこれ に限定するつもりはないが)、スーパーマーケット手押し車のようなキャスタ車 輪付き手押し車に関する。 スーパーマーケットの手押し車は、周知の物品であり、普通は、4つの独立し たキャスタ車輪を取り付けたフレームに固着し得る或る形態の積荷保持体を包含 する手押し車である。手押し車は、通常、2つの平行なアームの間で積荷保持体 の後側の上部に隣接して側方へ延びるハンドル・バーを有し、これらのアームが 積荷保持体から後方へ突出する。このハンドル・バーで、操作者が手押し車を操 縦する。キャスタ車輪により、手押し車をいつでも任意の方向に動かすことがで きる。しかしながら、キャスタ車輪は数多くの欠点を持っている。たとえば、使 用者が手押し車の移動方向を変えようとするときに、手押し車は容易に見当違い の方向に移動し、制御から外れてしまう。この問題を克服するには2つの方法が ある。まず、操作者が手押し車の端を反対方向へ押すことによって望む移動方向 に手押し車を向け、その間、手押し車の反対端を相対的に動かないように押さえ ておくのである。この方法の経過は非常にイライラするものであり、 手押し車の停止、移動を頻繁に行うときには慣性を克服することにかなりのエネ ルギを費やすことになる。あるいは、操作者が手押し車の手前側の端に力を加え て手押し車に回転モーメントを与えてもよい。手押し車の反対端を一方向へ引き 回し、操作者側の端を反対方向へ押しやって手押し車の方向転換を行う。この方 法では経過がかなり円滑であるが、特に大きくて重い手押し車の場合にはかなり の力が必要であり、操作者の背中の障害の原因となることが考えられる。 別の問題が車輪が「膠着」した手押し車の場合に生じる。普通、1つの車輪が 滑らかに転がりにくくなったとき、ブレーキがかかった状態になり、手押し車の 操縦が難しくなる。手押し車は膠着した車輪のある側に引きずられるように回転 する。操作者はこれを克服する動作をとらなければならない。1つの可能性は、 手押し車の重心と、操作者の2本の手の間の中間点との両方を通る仮想線の近く に動かない車輪を置くことである。これにより、「カニ歩き操縦」と普通呼ばれ ることが生じるが、この作用を受けた手押し車は通常必要な床面積よりも多くの 面積をとることになる。あるいは、操作者は、制動効果を通じて血管車輪の与え る回転モーメントに等しい回転モーメントを手押し車に加えようとしてもよい。 こうして、手押し車が移動方向と一致した状態に留まり、使用される床面積が通 常のままに留まるが、操作者にかかる緊張はかなりのものとなる。 このタイプの手押し車に伴うまた別の問題は、斜面を横切るときに手押し車が 重力の影響を受けがちとなり、キャスタ車輪が最も抵抗の少ない経路をたどる傾 向により下降しがちとなるということである。斜面をうまく横切るには、操作者 は、手押し車の重心を通る下向きの仮想線あるいは手押し車の重心を通り、重力 によって加えられる回転モーメントに等しい回転モーメントを手押し車に加える 仮想線の近くに身体を置いて手押し車を押さえなければならない。これらの方法 は両方とも操作者にとっては不便なものである。 このタイプの手押し車に伴うまたさらに別の問題は、斜面で停止したときに手 押し車が重力の作用を受け、操作者が押さえていない限り下降してしまうという ことである。これは操作者にとって不便であるばかりでなく、手押し車に荷を積 んだり、降ろしたりすることが実際に非常に難しくなる。 本発明の目的はこれらの問題を克服することにある。 本発明によれば、操縦可能な手押し車を得ることができ、この手押し車は、2 つまたはそれ以上の回動可能な車輪と、回動可能な駆動車輪と対応する回動可能 な従動車輪との間に連絡手段を設けた舵取り機構とを包含し、この連絡手段が、 ほぼ垂直な軸線まわりの前記駆動車輪の回動運動で前記対応する従動車輪の回動 運動を生じさせるように作動し、駆動車輪が後輪である場合には従動車輪が前輪 とあり、あるいはその逆となることを特徴と する。 好ましくは、前記駆動車輪はキャスタ車輪であり、これを設置した手押し車の 端における手押し車の側方運動によって回動させられ得る。代表的には、手押し 車の移動は手動による舵取り力の付与によって行われる。車輪は、好ましくは、 完全に180°回動することによって完全な方向逆転を行うことができる。この ような回動動作は任意の方向で何回も繰り返すことができる。 典型的には、手押し車は買物用手押し車であるが、本発明は、病院用手押し車 や、空港用手押し車や、その他の手押し車にも適用可能である。手押し車は、通 常、4つの回動可能な車輪を有し、第1,第2の組の前後輪の間に2つの連絡手 段を有する。しかしながら、ただ一対の前後輪の間にただ1つの連絡手段を設け 、本発明を実施することも可能である。このような実施例では、後輪のいずれか の側で車輪を安定させることによって安定作用を得ることができる。 4輪式手押し車の旋回中、前後の旋回中心内側の車輪を互いから解放して旋回 中心外側の協働する車輪の案内の下に旋回を行えるという利点がある。買物用手 押し車では、本発明によれば、後輪が駆動車輪として作用し、前輪が従動車輪と して作用する。 本発明の第2の特徴によれば、操縦可能な手押し車は、それぞれのほぼ垂直な 軸線まわりに各々回動できる少なくとも4つの車輪と、駆動車輪と対応する従動 車輪との 間にある連絡手段を包含する舵取り機構とを包含し、この連絡手段が、ほぼ垂直 な軸線まわりの前記駆動車輪の回動運動が前記対応する従動車輪の回動運動を生 じさせるように作動し、駆動車輪が前記少なくとも4つの車輪のうちの後輪とな り、従動車輪が前記少なくとも4つの車輪のうちの前輪となり、手押し車の旋回 中に駆動車輪のうちの1つだけがその対応する従動車輪の前記回動運動を生じさ せるように作用することを特徴とする。 手押し車の片側にある車輪を解放することができ、反対側の車輪が手押し車の 回転を行えるような融通性を持つと有利である。しかしながら、好ましくは、外 側の後輪は手押し車の旋回中に外側の前輪の前記回動運動を生じさせるように作 用する。前述のように、この手押し車は買物用手押し車であることを優先的に意 図しているが、他の手押し車も考えられる。操作を容易にするためには、従動車 輪の回動運動が駆動車輪の回動運動にほぼ等しく、方向反対であると好ましいこ とがわかった。これにより、旋回動作をより滑らかにすると共に制御しやすくす ることができ、手押し車が見当違いの方向に走行するのを防ぐことができる。典 型的には、前記連絡手段は、前後輪の間に延在し、後輪の回動運動を前輪の回動 運動に変換するほぼ水平方向の長手バーを包含する。この長手バーは後輪、前輪 と組み合わせてあり、それ自体の長手方向軸線まわりに回転することによって後 輪の回動運動に応答して前輪の回動運動を同時に行わせることができる。 典型的には、この長手バーはその両端に配置した同軸ピニオンを有し、これらの ピニオンが対応した前後輪の各々にあるそれぞれのラックをかみ合っており、前 輪または後輪の回動運動に応答してラックが対応したピニオンを回転させる。 連絡手段の別のバージョンも考えられる。1つのバージョンにおいては、前後 輪が複数のボールによって連絡する。これらのボールは閉じた取り付けループ内 に無端列として設置してある。駆動車輪が回転すると、そこに装着した駆動スプ ロケットが回転する。これらの駆動スプロケットはボールと係合し、これらのボ ールをループを通して押すように設置してある。従動車輪に装着した対応するス プロケットがループの反対側でボールに関して同様に設置してあり、駆動スプロ ケットの回転に応答してボールによって回転させられる。こうして、駆動スプロ ケットをループの内側に置き、従動スプロケットをループの外側に置くことによ って、駆動スプロケットが時計方向に回転したときに、従動スプロケットの反時 計方向の回転を生じさせたり、またその逆を行ったりすることができる。ボール へのスプロケットのアクセスは、各スプロケットに隣接してループの一部に形成 したそれぞれの側方スロットを通じて行うことができる。 別の代替案としては、同様の構成ではあるが、ボールをチェーンなどに連結し 、ループを通してボールを押すのではなくて引っ張る案がある。 典型的には、ループは非剛性であり、手押し車のフレームを貫いて取り付ける か、あるいは、フレームにそのまま取り付けるかする形状としてもよい。これら の駆動車輪、従動車輪は、手押し車の基部まわりに余計な構造要素を設ける必要 性を排除する。 舵取り機構を完全に解放し、前記車輪すべての独立した回動運動を可能とする 手段も設ける。こうすると、この手押し車を普通の手押し車として効果的に操作 することができる。 好ましい解放方法は、前輪を対応したラックから解放することによって行われ る。これは、ピニオンは後輪のラックによってまだ回転させられるが、その回転 力を前輪にはなんら伝えないという効果を奏する。手押し車の旋回中に内側の従 動車輪を自動的に解放して、同じ旋回中に外側従動車輪を連動させる可能性のあ る内側の舵取り機構を解放する解放手段も設ける。この手段は、従動車輪上のラ ックと連結した出張りによって得ることができる。この出張りは回動可能な車輪 に固着した衝合部と係合し、一回転方向において、出張りは従動車輪と係合し、 それを駆動し、反対の回転方向では、出張りは外れて従動車輪が独立して回転す るのを許すようになっている。典型的には、従動車輪を連動させたり、解放した りする同じ手段は使用者操作式オーバーライド機構にも連結してあり、従動車輪 の両方を同時に解放し、上述したように前記車輪すべての独立した回動運動を可 能とする。 オーバーライド機構は、別の手押し車を背後から手押し車の中に押し込んで積み 重ねた状態にしたときにこの別の手押し車によっても起動され得る。この機構の 場合、整理員は、本発明に従って、通常の方法で一線に並んだ手押し車を扱うこ とができる。 さらに、車輪ロック装置も設けることができる。先に説明したように、手押し 車の旋回中、内側の前後輪を、手押し車の旋回を他の車輪の案内の下に行うよう に設計してもよい。もし斜面で旋回動作が生じた場合には、外側の車輪が平行に なって、手押し車が斜面を下降しがちとなり得るようにすることがあり得る。も し駆動車輪あるいは従動車輪またはこれら両方の車輪が表面のくぼみに入る場合 にも同じ傾向が生じる可能性がある。この問題を解決するには、手押し車の両側 で車輪を舵取りモードにロックし、内外両側の車輪で制御を行うようにするとよ い。 好ましくは、手押し車は円弧状のハンドル・バーも包含する。 円弧状のハンドル・バーを持つ手押し車の好ましい実施例では、以下の特徴を 見出すことができる。すなわち:ハンドル・バーが手押し車の回転中心と一致す る中心を有する円弧を構成する。 円弧が手押し車の後部に向かって下方へ傾斜している。側部バーが手押し車の 上方側部リムの後部から直立し、手押し車を側方から操作することができる。 単一の対称形バーが2つの側部バーと下向きに傾斜した円弧状のハンドル・バ ーとを協働させる。 アクチュエータ・バーが、下方へ隔たった、前記円弧状ハンドル・バーとほぼ 同一の平面に延在する車輪機構を解放する。 円弧状のハンドル・バーは手押し車の操作効率にかなり貢献する。円弧の曲率 とその後方下向きへの傾斜の両方で、使用者の手にとってより自然なグリップ感 を得ることができる。また、これにより、使用者の手と二の腕をより自然な位置 に置いて必要な舵取り操作を行うことができる。円弧の下向きの傾斜により、身 体の小さい使用者が円弧状ハンドル・バーを下方の後方位置に向かって快適に押 し下げることができると同時に、背の高い使用者が円弧状ハンドル・バーの前部 を引き上げることができる。明らかに、このような形態により、使用者の選択範 囲、使いやすさが改善される。 便宜的には、側部バーを使用して使用者が側方から手押し車を把持し、手押し 車の前方移動、後方移動、旋回のいずれも行うことができるようにするとよい。 このことは、このタイプの手押し車で、最初に解放機構を操作しなければキャス タが独立して作用できない場合に特に有用であり、この場合、側方からの操作を 容易かつ確実に行うことができる。 ハンドル・バーはさらなる利点を与える。手押し車の最も後方の部分がハンド ル・バーの下向き傾斜により下 方にある場合、手押し車のバスケットに物品を置くときに使用者にとって障害と なるものが少なくなる。さらに、女性の場合、ハンドルと手押し車とハンドル・ バーの丸い形状との間の大きなギャップにより、後からバスケットに手を伸ばそ うとするときに上半身の動きがとても楽になる。 本発明の3番目の特徴によれば、2つまたはそれ以上の回動可能な車輪と、使 用者が手押し車を操作できる円弧状のハンドル・バーとからなる操縦可能な手押 し車を得ることができる。 本発明の更なる好ましい特徴は、手押し車の前後の車輪に異なったオフセット 量を与えることである。代表的なキャスタ車輪はそれの円周面に対する多少とも 接線のところでほぼ上方に延びる垂直スピンドルまわりに回動する。したがって 、車輪すなわちキャスタの軸線はスピンドルの軸線から変位すなわち「オフセッ ト」している。典型的には、本発明の手押し車は従動車輪よりも大きいオフセッ ト量を有する駆動車輪を包含する。大きなオフセット量の利点は、駆動車輪によ り大きなてこ作用を与え、従動車輪の操作を容易にすることにある。好ましくは 、駆動車輪と従動車輪のオフセット量の差は50%である。 しかしながら、或る種の場合、駆動車輪が従動車輪よりも少ないオフセット量 を持って装着できると有利である。このような構成の場合、より短い手押し車で 経験す る「オーバーステア」を減らすことができる。一般に、オフセット量を変更し、 特別の手押し車要件に合わせて適量にすることができる。 以下、本発明を添付図面を参照しながら実施例によって説明する。図面におい て: 第1図は、操縦可能な手押し車の代表的な構成を示す斜視図である。 第2図は、後部キャスタの詳細斜視図である。 第3図は、前部キャスタの詳細斜視図である。 第4図は、手押し車フレームの片側を通る概略断面図である。 第5図は、前方へ移動している4つのキャスタの概略平面図である。 第6図は、右転換中の4つのキャスタの概略平面図である。 第7図は、逆方向変換途中の4つのキャスタを示す平面図である。 第8図は、後退中の4つのキャスタを示す平面図である。 第9図は、後退方向で右転換中の4つのキャスタを示す平面図である。 第10図は、手押し車の側方移動中の4つのキャスタを示す概略平面図である 。 第11(a)図は、ハンドル・バーの側面図である。 第11(b)図は、ハンドル・バーの平面図である。 第12図は、別の連絡手段の概略図である。 第13(a)〜(c)図は車輪ロック機構を作動させる可能性のある手段を示 す。 第1図を参照して、操縦可能な手押し車は4つの旋回キャスタ2(a〜d)を 包含し、これらのキャスタは手押し車の各端で2つの細長い、前方へ収束する側 部材4a,4bから懸架している。2つの直立した、間隔を置いた部材6a,6 bが、手押し車のそれぞれの後端に隣接して側部材4a,4bの各々から1つず つほぼ垂直方向に延びている。直立した、間隔を置いた部材はそのF端で後方へ 傾斜しており、ハンドル・バー8が直立部材6a,6bの後方へ延びる部分の2 つの内面間で側方に延びており、ハンドル・バー8の各端がそこに固着してあっ てこれを使って手押し車の操縦を行うことができる。前記ハンドル・バー8と同 一平面に延在し、その前方に隔たっている解放バー10を使って使用者が舵取り 機構(図示せず)を手押し車の前輪2c,2dから解放することができる。2つ の支持バー12,14が平行に隔たった状態で直立部材6a,6bの直立部分間 に延在し、そこに固着してあり、手押し車のための丈夫なフレームを与えている 。第2図を参照して、キャスタ車輪2aはキャスタ本体18に軸支された中央配 置の軸16まわりに回転する。取り付けスタッド20がキャスタ本体(図示せず )の頂部から垂直方向上方へ延びており、使用時に側部材4aの上面にある締り ばめソケット内に枢着さ れる。クラウン歯車22が取り付けスタッド20と同軸のキャスタ本体18の頂 部に固着してあり、キャスタが回転したときに対応するクラウン歯車22の回転 が生じる。クラウン歯車22は、軸26の端に同軸に固着したピニオン歯車24 とかみ合っている。軸26はピニオン24から前輪と相互作用する第2のピニオ ン(図示せず)まで延びている。クラウン歯車全体は円形のクラウン歯車の周縁 まわりの截頭円錐形の表面28に形成してあり、ピニオン24は対応する截頭円 錐形体に形成してあり、それと締りばめとなっている。使用時、軸およびピニオ ンは取り付けスタッド20および前輪上の対応する取り付けスタッド30に固着 する。これにより、垂直車軸に関する軸の位置が一定に留まる。この構成におい て、クラウン歯車のピニオン歯車とのかみ合いにより、軸がそれ自体の軸線まわ りに回転し、後部の駆動車輪の回転運動を前部の従動車輪の回転運動に変換する 。第3図を参照して、前部のキャスタはいくつかの付加的な特徴と共に先に説明 した後部キャスタと同様である。前輪上のクラウン歯車は、上方のギア・プレー ト32と下方の軸線方向、半径方向に等しい固定プレート34との分割される。 スプリング負荷式のキャッチ36が下方固定プレート34にある孔38を貫通し 、上方のプレート32の下面に形成したソケット40と係合しており、その結果 、キャッチが前記ソケット内に延びているときには2つのプレートは一緒に回転 できるが、キャッチが前記ソケッ トから引っ込んでいるときにはこれらのプレートは独立して回転することができ る。ケーブル42が取り付けスタッド30に形成された中央の長手方向に延びる 中空軸44を貫通しており、固定点46まわりに回動するレバー44と連結して いる。レバー48の、レバー・ケーブル端44に関する末端はロッド50を有し 、このロッドはそこから垂直方向に延びていてキャッチ36の下端に連結してい る。レバー・アーム48の端がスプリング・ハウジング54の下方に位置してお り、細長いロッド50がハウジングの基部にある孔を貫いて延び、コイル・スプ リング52のらせん状の空所を通過してからキャッチ36と連結している。スプ リング52はハウジングの底の内側上面によって支持されており、そこからロッ ド50のまわりをらせん状に垂直に延び、キャッチの基部を上端のところで支持 している。ケーブルを操作と、レバー44がピボット点46まわりに回動し、レ バー48の反対端に取り付けたロッド50によってキャッチ36の垂直方向下降 運動を行わせる。この運動で、上下のクラウン歯車プレートが解放され、車輪が 独立して移動することが可能となる。ケーブルは手押し車を貫通して、反対端で 解放ハンドル56に固着してあり、この解放ハンドル56はアーム58によって 回転可能な固定バー10に連結してある。解放ハンドル56は固定バー10まわ りに回動しなければならず、操作者ハンドル8に向かって移動することができる 。この操作者ハンドル8は前 記ピボットまわりでそれに隣接しており、キャッチ36の後退および前輪機構の 解放を行うことができる。第2のアーム100が直立部材6aの後向きアーム1 02の内面に隣接して固定バー10から下向きに延びており、前記アーム102 の下方に突出している。横方向の作動バー104がアーム100の下端から外方 へ直角に延びており、直立部材アーム102の下側の下を通っている。手押し車 は、保管、輸送の目的のために他の同様の手押し車と積み重ねることができるよ うに、積荷バスケットの後壁がその上方周縁(図示せず)に隣接したヒンジまわ りに前方へ回動できるようになっており、二番目の手押し車のバスケットの前部 を押して一番目の手押し車のバスケット後壁と係合させ、この後壁をヒンジまわ りに回動させ、二番目の手押し車を一番目の手押し車のバスケット内に通すこと によって二番目の手押し車のバスケットを一番目の手押し車のバスケット内に積 み重ねることができる。バー104は、二番目の手押し車をこのバーのある手押 し車内に積み重ねたときに二番目の手押し車の上方周緑リムと係合することによ って作動する。 第4図に示す実施例では、ケーブルが一本だけ示してあるが、同様のケーブル を二本前輪の各々(対応するキャッチ構造を有する)に連結してもよい。図示構 造では、下方のプレート34がキャスタ本体8に固着してあり、上方のクラウン 歯車ブレート32はその中心軸線まわりに回転することができる。 第5図を参照すると、前方へ移動する手押し車のキャスタ車輪の構造が、異な ったスプリング負荷式キャッチ構造を示している。この構成においては、キャッ チは、出張り60,62の形となっており、これらの出張りはそれぞれキャスタ 本体64,66に固着してある。衝合片68,70がそれぞれクラウン歯車72 ,74に固着してあり、クラウン歯車が一方向に回転したときに、衝合片68が キャッチ60と係合してキャスタ車輪76の対応する同動を生じさせ、クラウン 歯車の反対方向への回転で、衝合片68がキャッチ60から外れ、その結果、キ ャスタ車輪が後輪78から独立して移動する。キャスタ車輪80とクラウン歯車 74の手動構造が右前部のキャスタに示してある。第6図は、操作者が右旋回中 に手押し車の後部を押す状態を示している。これにより、後輪78が反時計方向 に回転し、前輪76の時計方向への相当する同等の回転を生じさせる。同じ動き が右の後輪82を反時計方向に回転させ、これが右の前輪74のクラウン歯車の 時計方向回転を生じさせる。この動きにより、右前輪のクラウン歯車衝合片70 がキャッチ62から外れ、左前輪の時計方向回転が後輪82の動きから独立して 生じる。このような構成では、手押し車の制御した旋回が外側の車輪76,78 によって生じ、内側の車輪80,82は外側の車輪の方向をたどるだけであるこ とは明らかであろう。 第7図は手押し車の方向を逆転する状態を示している。 左後輪78は前方方向の位置から90°反時計方向に回転し、これが前輪76の 相当する時計方向回転を生じさせ、衝合片68がキャッチ60と係合してこの動 きを生じさせる。あるいは、左後輪78に類似する右後輪82が反時計方向に9 0°回転する。この回転作用が衝合片70をキャッチ62から外すので、前輪8 0にはなんら回転運動は生じない。第8図は手押し車の後退のための車輪の動き を示している。ここで明らかなように、左前輪のキャッチに対する衝合片の作用 が車輪76を後輪78の動きに追従させ、右車輪は独立した運動を行う。車輪の 後退がほぼ完了したとき、右の衝合片70とキャッチ62がそれぞれ非係合側か ら互いに接近し、衝合片がキャッチを押し、この作用が完了したならばキャッチ が所定位置へ跳ね戻る。最後に、ギャップが衝合片とキャッチの間に再び現れ、 車輪は回転方向に独立したままに留まる。第9図に示す状態では、右旋回が後退 方向で行われつつあり、明らかに、外側の車輪76,78が協調して作用し、旋 回性能を向上させ、内側の車輪80,82は前方向のときと同様に外側車輪に追 従する。第10図は、操作者が前輪を両方共に解放し、クラウン歯車の下方プレ ートを上方プレートから独立して移動できるようにしたときの手押し車の可能な 側方移動を示している。このとき、手押し車は図示の側方向を含む任意の方向に 通常通りに移動することができる。 図示の例はほんの例示にすぎず、前進、後退時の右旋 回を説明してきた。しかしながら、前進後退時の左旋回も可能であり、この場合 、右車輪が旋回を行い、左車輪が追従することになる。 本発明の更なる実施例では、スプリング負荷式キャッチのための機構を2つ組 み合わせることができる。先に述べた第1の機構は使用者がケーブルで引っ張っ たり、手押し車の積み重ねで利用されるが、第2の機構は旋回方向に応じて内側 あるいは外側の車輪の自動的な係合のために利用される。 第11(a),(b)図を参照して、円弧状のハンドル・バー2(第1図〜第 10図を参照しながら説明した手押し車でも他のタイプの手押し車でも使用する に適している)は手押し車の回転中心4から描いた半径線を有する円弧を構成し ている。対称形のハンドル・バー2は2つの端6,8を有し、これらの端は手押 し車バスケットの後部に向かう点のところで手押し車バスケットの側部リムに一 致する。バーの端は円弧内でバスケットの側部と平行に上向きに延び、手押し車 の後部フレーム直立部10,12それぞれの上端に固着され、その後、水平面に 関して30°の角度で下向きに延び、垂直面で鋭角に曲がってハンドル・バーの 主円弧部分に滑らかに移行している。使用者の操作する車輪機構解放バーは、普 通は、ハンドル・バーの曲率をたどり、このハンドル・バーから容易にアクセス することができる。 第12図を参照して、ここには、駆動車輪と従動車輪 の間の連絡手段の別のバージョンが示してある。前後のスプロケット120,1 22は、それぞれの同軸の車輪スピンドル124,126に軸線方向に固定して あり、手押し車の旋回中に一緒に回転することができる。駆動スプロケット12 2は、ループ130の環状空所を通る無端列を形成する複数の同サイズのボール 128によって従動スプロケット124と連絡している。このループは前記スプ ロケット間を延びていて、駆動スプロケット122がループの片側の内縁に隣接 して位置し、従動スプロケット120がループの反対側の外縁に隣接して位置し ている。各スプロケットの歯は、ボールの各々と締りばめ係合できるような寸法 となっており、それぞれの車輪スプロケット124,126がループの内外縁そ れぞれから適当に隔たっており、この係合を可能としている。ボールへのスプロ ケットのアクセスは各スプロケットに隣接してループの一部に形成したそれぞれ の側方スロット132,134を通して行われる。 使用に当たって、駆動スプロケット122は駆動車輪の回転に応答して回転し 、この回転で、その歯が次々とボールと係合し、ボールの列をループを通して押 しやる。従動車輪に装着した対応するスプロケットがループの反対側でボールに 関して同様に位置しており、駆動スプロケットの回転に応答して次々にボールが 従動スプロケットの歯と係合し、従動スプロケット、それ故、従動車輪をボール によって回転させる。ループの内側に駆動スプ ロケットを設置し、従動スプロケットをループの外側に設置することによって、 駆動スプロケットの時計方向への回転が従動スプロケットの反時計方向の回転を 生じさせ、また、この逆の動作が行われる。 第13(a)〜(c)図を参照して、別のキャッチ装置が先のキャッチの特徴 を単一の実施例に組み合わせており、また、車両の旋回中に内外両方のかじ取り 機構を錠止して手押し車の「暴走」を防ぐ手段ともなる。 キャッチ136の従動車輪135に関する使用方法および特別の構成は従動車 輪2aおよびキャッチ36に関連して先に説明したものと同様である。しかしな がら、キャッチ136は傾斜面138とソケット140の片側に設けた対応する 傾斜面141とを包含し、その結果、キャッチの傾斜面を備えた部分のみがソケ ット140内に突入しているときに、上方プレート132の回転が一方向にのみ 許される。この機構の動作は次の通りである。第13(a)図に示すキャッチ1 36の位置においては、キャッチ136の傾斜面138はソケット140の対応 する傾斜面141に対面し、その結果、下方プレート134に関する上方プレー ト132の回転が傾斜面141をキャッチ136の傾斜面138に押し付け、ス プリング負荷式キャッチが押し下げられ、上下のプレートの相対的な回転を継続 させる。あるいは、上下のプレートの反対方向への相対的な回転が上方プレート をキャッチ136の垂直面139に押し付け、その後回転が続けられ るにつれて下方プレート134およびそれの車輪(図示せず)の相当する回転を 生じさせる。 こうして、第13(a)図に示すキャッチ構造は、一方向への従動車輪の独立 した回転を許し、反対方向へ駆動機構を組み込む。したがって、この構造は本発 明の従動車輪と一緒に使用するのに適しており、手押し車の前部にある2つの従 動車輪のそれぞれの傾斜構造は互いに反対向きである。 第13(c)図は、上下のプレート132,134の相対回転方向とは無関係 に従動車輪を自由に移動させ得るように完全に後退したキャッチを示している。 キャッチ136の後退によるかじ取り機構の解放は、キャッチ36および解放ハ ンドル56に関して先に説明した方法で行われ得る。こうすると、キャッチ13 6が全解放機構と内外車輪かじ取り機構を一体にまとめ、これらの特徴について の別個の機構を設ける必要を避けることができる。キャッチ136は、また、そ れがソケット140内に完全に進められた場合に車輪ロック機能を与える。第1 3(b)図に示す構成では、ソケットの垂直壁が充分に高くてキャッチ136の 傾斜部分を完全に収容し、その結果、キャッチの垂直側面が傾斜面141の上縁 の上方に配置したソケットの垂直側面と相互に係合することができる。キャッチ のこの位置においては、任意方向への上方プレート132の回転で、下方プレー ト134の対応する回転が生じ、それ故、従動車輪を回転させる 。キャッチ136の完全に前進した位置は、先に説明したように上下のプレート の完全な解放に使用されるのと類似した構成によって得られる。第13(b)図 に示すようなプレートの錠止位置は、先に説明したように傾斜面で経験される問 題を克服し、外側車輪のみが手押し車の旋回を制御している場合に手押し車が斜 面下降移動を行う傾向を減らすのに利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 2つまたはそれ以上の回動可能な車輪と、駆動車輪とそれに対応する 従動車輪との間の連絡手段を包含するかじ取り機構とを包含する操縦可能な手押 し車であって、連絡手段が、ほぼ垂直な軸線まわりの前記駆動車輪の回動運動が 前記対応する従動車輪の回動運動を生じさせるように作動し、駆動車輪が後輪の 時には従動車輪が前輪となり、あるいはその逆となることを特徴とする操縦可能 な手押し車。 2. 請求の範囲第1項記載の手押し車において、手押し車が買物用手押し 車であることを特徴とする手押し車。 3. 請求の範囲第1項または第2項記載の手押し車において、少なくとも 4つの回動可能な車輪があり、第1,第2の組みの前後輪の間に2つの連絡手段 があることを特徴とする手押し車。 4. 請求の範囲第3項記載の手押し車において、後輪あるいは前輪のうち の1つのみが手押し車の旋回中に対応する前輪あるいは後輪の前記回動運動を生 じさせるように作用することを特徴とする手押し車。 5. 少なくとも4つの車輪を包含し、各車輪がそれぞれのほぼ垂直の軸線 まわりに回動でき、また、駆動車輪と対応する従動車輪との間にある連絡手段を 包含するかじ取り機構を包含し、連絡手段が、ほぼ垂直な軸線 まわりの前記駆動車輪の回動運動が前記対応する従動車輪の同動運動を生じさせ るように作動し、駆動車輪が前記少なくとも4つの車輪のうちの後輪である場合 には従動車輪が前記少なくとも4つの車輪のうちの前輪となり、または、その逆 となり、手押し車の旋回中に駆動車輪のうちの1つのみがその対応する従動車輪 の前記回動運動を生じさせるように作用することを特徴とする操縦可能な手押し 車。 6. 請求の範囲第1項から第5項のうちいずれか1つに記載の手押し車に おいて、前記駆動車輪がキャスタ車輪であることを特徴とする手押し車。 7. 請求の範囲第1項から第6項のうちいずれか1つに記載の手押し車に おいて、前記駆動車輪の前記回動運動が前記駆動車輪が設置された手押し車の端 のところでの手押し車の側方移動によって生じることを特徴とする手押し車。 8. 請求の範囲第1項から第7項のうちいずれか1つに記載の手押し車に おいて、手押し車の移動が手動によるかじ取り操作によって行われることを特徴 とする手押し車。 9. 請求の範囲第1項から第8項のうちいずれか1つに記載の手押し車に おいて、前記車輪が独立して完全に180°回動することによって完全な方向逆 転を行えることを特徴とする手押し車。 10. 請求の範囲第1項から第9項のうちいずれか 1つに記載の手押し車において、前記車輪の回動が任意の方向に任意の回数反復 できることを特徴とする手押し車。 11. 請求の範囲第5項記載の手押し車において、外側の後輪が手押し車の 旋回中に外側の前輪の前記回動運動を生じさせるように作用することを特徴とす る手押し車。 12. 請求の範囲第5項記載の手押し車において、手押し車が買物用手押し 車であることを特徴とする手押し車。 13. 請求の範囲第1項から第12項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、前記同動運動が対応する車輪の大きさ等しく、方向反対の回動運動で あることを特徴とする手押し車。 14. 請求の範囲第1項から第13項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、前記連絡手段が、前後輪間に延在し、後輪の同動運動を前輪の回動運 動に変換するほぼ水平の長手バーを包含することを特徴とする手押し車。 15. 請求の範囲第14項記載の手押し車において、長手バーが、その自体 の長手方向軸線まわりに回転することによって後輪の回動運動に応答し、同時に 前輪の回動運動を生じさせるように後輪および前輪と組み合わせてあることを特 徴とする手押し車。 16. 請求の範囲第1項から第15項のうちいずれ か1つに記載の手押し車において、長手バーがその各端には位置した同軸のピニ オンを有し、これらのピニオンが対応した前後輪の各々に設けたそれぞれのラッ クと係合し、前輪あるいは後輪の回動運動に応答してラックが回転したときに、 対応するピニオンの回転を生じさせることを特徴とする手押し車。 17. 請求の範囲第1項から第16項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、かじ取り機構を解放して前記車輪の独立した回動運動を許す用にした 手段が設けてあることを特徴とする手押し車。 18. 請求の範囲第17項記載の手押し車において、前輪をそれらの対応し たラックから解放することによって解放が行われることを特徴とする手押し車。 19. 請求の範囲第5項から第18項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、手押し車の旋回中に自動的に外側の従動車輪を係合し、内側の従動車 輪を解放する手段が設けてあることを特徴とする手押し車。 20. 請求の範囲第17−19項に記載の手押し車において、従動車輪を係 合させたり、解放したりする手段が、ラックと連結した出張りによって提供され 、この出張りがラックの一回転方向において車輪に連結した衝合片と係合し、ラ ックの反対方向の回転で外れることを特徴とする手押し車。 21. 請求の範囲第17−19項に記載の手押し車において、従動車輪を傾 倒させたり、解放したりする手 段がスプリング負荷式キャッチによって提供されることを特徴とする手押し車。 22. 請求の範囲第1項から第21項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、手押し車が円弧状のハンドル・バーも包含することを特徴とする手押 し車。 23. 請求の範囲第22項記載の手押し車において、ハンドル・バーが手押 し車の中心と一致する中心をもつ円弧を構成していることを特徴とする手押し車 。 24. 請求の範囲第22項または第23項のいずれかに記載の手押し車にお いて、ハンドル・バーが手押し車の後部に向かって下方へ傾斜していることを特 徴とする手押し車。 25. 請求の範囲第1項から第24項のうちいずれか1つに記載の手押し車 において、手押し車を側方から操作できるように側部バーが設けてあることを特 徴とする手押し車。 26. 請求の範囲第22項から第25項のうちいずれか1つに記載の手押し 車において、2つの側部バーと円弧状のハンドル・バーが単一の対称形バーに組 み込んであることを特徴とする手押し車。 27. 2つまたはそれ以上の回動可能な車輪と、手押し車を使用者が操作で きるようにするハンドル・バーとを包含し、このハンドル・バーが円弧状である ことを特徴とする操縦可能な手押し車。 28. 請求の範囲第1項または第5項に記載の操縦 可能な手押し車において、連絡手段が、締りばめループの空所内に無端列に形成 した複数の部品を包含し、このループがその各端に設置した駆動車輪、従動車輪 に設けたそれぞれのスプロケット間に延在し、駆動車輪の回転中に駆動スプロケ ット、従動スプロケットの歯の部品との係合によって駆動車輪から従動車輪に相 対移動を伝えるようになっていることを特徴とする操縦可能な手押し車。 29. 請求の範囲第28項記載の操縦可能な手押し車において、部品へのス プロケットのアクセスが各スプロケットに隣接したループの部分に形成したそれ ぞれの側方スロットを通して行われることを特徴とする操縦可能な手押し車。 30. 請求の範囲第28項または第29項記載の操縦可能な手押し車におい て、部品がボールであり、それぞれのスプロケット間の各ボールが次のボールと 衝合して従動車輪回転中にボール列の移動を行わせることを特徴とする操縦可能 な手押し車。 31. 請求の範囲第28項または第29項記載の操縦可能な手押し車におい て、部品がボールであり、これらのボールが互いに隔たっており、チェーン等の 機構によって連結してあり、このボール列がループを通して引っ張られて従動車 輪の回転を生じさせることを特徴とする操縦可能な手押し車。 32. 請求の範囲第1項記載の操縦可能な手押し車 において、駆動車輪と従動車輪のオフセット量に差があることを特徴とする操縦 可能な手押し車。 33. 請求の範囲第19−21項記載の手押し車において、かじ取り機構を 錠止して手押し車の旋回中に内側の車輪の解放を防ぐ手段が設けてあることを特 徴とする手押し車。 34. 第1図〜第10図を参照しながら先に説明した手押し車。 35. 第11(a),(b)図を参照しながら先に説明した手押し車。 36. 第1図および第12図を参照しながら先に説明した手押し車。 37. 第13図を参照しながら先に説明した手押し車。
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