JPH11501666A - 素早く乾燥するネイルエナメル組成物および方法 - Google Patents

素早く乾燥するネイルエナメル組成物および方法

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Abstract

(57)【要約】 ニトロセルロースの溶媒混合物および可塑剤をベースとしたネイルエナメルは、粒子クラスのビニル−シリコンコポリマーが添加されることにより、より素早く乾燥する。乾燥状態のエナメルに気泡閉じこめられると言う現象は、ジメチコン抗発泡剤を添加することにより防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】 素早く乾燥するネイルエナメル組成物および方法 背景技術 1.技術分野 本発明は、人間の爪に塗るためのエナメルコーティング組成物の分野に関する ものである。より詳しくは、上記組成物は素早く乾燥するネイルエナメル組成物 に関するものである。 2.従来技術の検討 ユーザーが、汚す、筋をつける、台なしにする、擦る、さらに衣服にエナメル を着けてしまう等に煩わされないよう、ネイルエナメルを塗るのに必要な時間を 短くし、表面およびその下部を素早く乾燥させるべく試みがなされている。しか も、そのように素早く乾燥できるとしても、ネイルエナメルを塗るときの特性、 艷、硬さ、または洗えるという能力を犠牲にしてはならない。 これらの試みの幾つかは、溶媒システム、硬化システム、または薄膜形成樹脂 システムに着目してなされているが成功には至らず、更なる乾燥時間の短縮、乾 燥状態のエナメルの品質改善などが求められている。 したがって、本発明は、短時間で効果的に乾燥する、素早く乾燥するネイルポ リッシエナメルを提供することを目的とする。 発明の概要 上述した課題を解決するために、塗布後直ちに切れ目ない薄膜を得ることがで きるものとされていたビニル−シリコンコポリマーを、適切に素早く乾燥するネ イルエナメルの基礎的な組成物に添加する試みがなされていた。このビニル−シ リコンコポリマーは、たとえばカンターら(Kanter,et al.)に特許権が付与さ れ、後にミネソタミニングアンドマニュファクチャリングカンパニー(3M)に 譲渡された米国特許第5,032,460号に係る明細書、および国際出願WO9 3/2300 9で公開された明細書に開示されている。これら3Mの特許明細書に係るビニル −シリコンコポリマーを、ニトロセルロース薄膜形成剤と他の第2薄膜形成剤と を含有してなるネイルエナメル組成物に添加すると、乾燥時間が短縮されること がわかった。さらに、非極性炭化水素溶媒を上記組成物に添加することで、ビニ ル−シリコンコポリマーにより、表面をより固くせしめ、乾燥時間をより短せし めることができる。 しかしながら、素早く乾燥するエナメル組成物を爪に塗布すると、かなり気泡 が生じることが明白にわかる。気泡が生じた結果、乾燥したエナメルコーティン グが不均一となり、外観に問題を生じるため、製品は商業ベースに乗らない、又 は商業的に使用できない。 したがって、市販されている抗発泡剤を上記組成物に添加することにより、気 泡が生じる現象を改善する試みがなされていた。これにより、幾つかの製品では 発泡が減少したが、幾つかはまだ発泡したり、より大量の抗発泡剤が必要とされ た。 したがって、本発明は、ニトロセルロースをベースとしたネイルエナメル組成 物に素早く乾燥するビニル−シリコンコポリマーを添加した素早く乾燥し発泡し ないネイルエナメルコーティングに、さらに200〜500センチストークス( cSt)の粘度を有するポリジメチルシロキサン(ジメチコン)抗発泡剤を微量 添加することをベースとしている。 本発明は、より広い見地からは、可塑化された薄膜形成セルロース誘導体の溶 媒溶液;シリコンポリマーセグメントおよびビニルポリマーセグメントを含有し てなるビニル−シリコングラフトコポリマーまたはブロックコポリマー;非極性 炭化水素溶媒;およびジメチコン抗発泡剤を含有してなる、素早く乾燥する非発 泡ネイルエナメル組成物を提供するものである。 本発明の詳細な説明および好ましい具体例 本明細書において、「乾燥」とは、塗布されたコーティング厚に亘ってすっか り素早く乾燥することを意味し、単に表面が乾燥したことを意味するものではな い。つまり、より下の層に溶媒が保持されているのに、”触って乾燥している” と感じるエナメルコーティングでは十分ではない。そのような”触って乾燥して いる”状 態のコーティングでは、塗布された爪が固い面に擦れたときに、ダメージを受け たり、台なしになったりする。 また、本発明に係る素早く乾燥するネイルエナメル組成物は、澄み切ったまた は透明な、固い、艶のあるエナメルコーティングを提供すべく処方するものでも よく、または着色した、固い、艷のあるエナメルコーティングを提供すべく、顔 料または他の着色剤を含有しても良い。澄み切ったまたは透明なコーティングは 、直接爪に塗布されてもよく、また塗布されることが好ましいが、着色したネイ ルポリッシをあらかじめコーティングした上に塗布しても良い。着色されたネイ ルエナメルは、直接爪に塗布され、他の下塗りまたは上塗りを必要としない。 本発明の組成物は、以下に示すネイルエナメル組成物に概して見受けられる必 須の成分を含有している:その成分とは、溶媒;薄膜形成剤;薄膜形成剤用可塑 剤;組成物を爪に容易に塗布できるが爪から不注意に垂れない程度の十分な粘度 を与えるためのチキソトロピー剤である。また、組成物は、たとえば、顔料およ びその他の着色剤、防腐剤、および香料等の機能的な属性または美的属性を付与 する、1種またはそれ以上の更なる添加物を含有しても良い。 しかしながら、本発明の組成物は、以下に説明される素早く乾燥するビニル− シリコングラフトコポリマーまたはブロックコポリマーと、エナメルコーティン グが乾燥する間の気泡の発生を効果的に防止するためのジメチコン抗発泡剤との 組み合わせによって特に特徴付けられる。これら種々の必須成分および好ましい 成分を以下に説明する。 ビニル−シリコングラフトコポリマーまたはブロックコポリマーは、3Mの米 国特許第5,032,460およびWO93/23009に詳しく説明されてい る、これらの開示内容は、それについて述べたことにより、その全体がここに記 載されていることとする。そして、ビニル−シリコングラフトコポリマーまたは ブロックコポリマーは、以下の一般式を有している。 式中、G5は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミ ノ;フルオロアルキル、水素、および−ZSAからなるグループから選択される 1価の基を示し、ぞれぞれ同じでも良いし、異なっていても良い;Aは可塑化さ れた、フリーラジカルで可塑可能なモノマーを必須的に有してなるビニル高分子 セグメントを示し;そしてZは2価の結合基を示す。2価の結合基であるZ基と しては、C1〜C10のアルキレン、アルカリレン(alkarylene)、アリレン、お よびアルコキシアルキレンなどを例示できるが、これらに限定されるものではな い。商業的に入手可能であるため、Zはメチレンまたはプロピレンが好ましい。 G6は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミノ、フ ルオロアルキル、水素、および−ZSAからなるグループから選択される1価の 基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い; G2は、Aを含有し; G4は、Aを含有し; R1は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシアルキルアミノ、フル オロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなるグループから選択される1価 の基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い。商業的に入手可能 であるため、R1はC1〜C4のアルキルまたは水酸基である1価の基が好ましく 、それぞれ同じでも異なっていても良い。また、R1はメチル基が最も好ましい 。 R2は、2価の結合基を示し、それぞれ同じでも異なっていても良い。好まし い2価の結合基としては、C1〜C10のアルキレン、アリレン、アルカリレン(al karylene)、およびアルコキシアルキレンなどを例示できるが、これらに限定さ れるものではない。化合物合成の容易さを考慮すると、R2は、C1〜C3アルキ レン、またはC7〜C10アルカリレン(alkarylene)であることが好ましい。ま た、R2は、−CH2−、1,3−プロピレン、または である基が最も好ましい。 R3は、アルキル、アリール、アルカリル(alkaryl)、アルコキシ、アルキル ア ミノ、フルオロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなるグループから選択 される1価の基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い。商業的 に入手可能であるため、R3は、C1〜C4のアルキル基またはヒドロキシル基で ある1価の基が好ましく、それぞれ同じでも異なっていても良い。また、R3は メチル基が最も好ましい。 R4は、2価の結合基を示し、それぞれ同じでも異なっていても良い。好まし い2価の結合基としては、C1〜C10のアルキレン、アリレン、アルカリレン(a lkarylene)、およびアルコキシアルキレンなどを例示できるが、これらに限定 されるものではない。化合物合成の容易さを考慮すると、R4はC1〜C3アルキ レン、またはC7〜C10アルカリレン(alkarylene)であることが好ましい。ま た、R4は、−CH2−、1,3−プロピレン、または が最も好ましい。 xは、0−3の整数であり; yは、5またはそれ以上の整数を示し、約750〜約20,000の範囲の分 子量を有するシリコンセグメントを得るために、約10〜約270の範囲の整数 であることが好ましい。また、yは約40〜約270の範囲の整数が最も好まし い。 qは、0−3の整数である。 さらに、以下に示す条件のうち少なくとも1つを満たす; qは、少なくとも1の整数である; xは、少なくとも1の整数である; G5は、少なくとも1つの−ZSA基を含有する; G6は、少なくとも1つの−ZSA基を含有する。 より詳細には、これらのコポリマーは、それぞれビニル高分子セグメントおよ びシリコン高分子セグメントを有しているため、反応物および重合技術について は、先に述べた3Mの特許明細書を参照するものとする。また、ここに記載した ことにより、そのような技術等については本明細書に記載されたものとする。特 に、WO 93/23009の29−31ページでは、ビニル−シリコンコポリマーを低沸 点オイルまたは揮発性溶媒に溶解させて得られた化粧用組成物は、優れた耐水性 、耐油性を示す化粧用薄膜を提供するものであり、ネイルエナメルのように、爪 に塗布できると記載されている点に着目すべきである。上記低沸点オイルは、常 圧で260℃より低くい沸点を有する揮発性炭化水素オイルであっても良い。ま た、上記揮発性溶媒は、常圧で260℃より低くい沸点を有し、10cStより 低い粘度を有する、直鎖、環状、または枝分かれしたシリコンオイルであっても 良い。さらに、メチルメタクリレイト、t−ブチル(メタ)アクリレイト、イソ ブチルメタクリレイトなどのモノマーを大量にアクリル鎖に添加することにより 、固い薄膜が得られる。上記薄膜形成化粧用組成物中のコポリマーの量は0.0 3〜70重量%であり、逆に言えば、99.97〜30重量%の揮発性溶媒を含 有している。 本発明において、ビニル−シリコンコポリマーは、約0.1〜5重量%の範囲 で組成物に添加されており、0.25〜2.0重量%の範囲がより好ましく、0 .5〜1.0重量%の範囲が最も好ましい。 組成物の素早い乾燥をより促進させるために、本発明の組成物に、ヘプタンま たはヘキサンなどの揮発性非極性炭化水素溶媒を含有させても良い。どのような 場合にでも当てはまるわけではないが、他の溶媒が蒸発するときのように、非極 性炭化水素は、素早い乾燥効果を高めるために、ビニル−シリコンコポリマーの エナメルコーティング表面への移動を促進させると考えられる。 素早い乾燥をより促進させるための特定の非極性炭化水素溶媒量は、ルーチン 実験により予め決定できる。一般には、組成物の約1〜30重量%、5〜20重 量%の範囲がより好ましく、この範囲の量が好ましい結果を示している。 ヘプタン溶媒(または他の揮発性非極性炭化水素溶媒)は、従来より周知のよ うに、ネイルエナメル組成物、特に素早く乾燥するネイルエナメル組成物に従来 より使用されている他の1種またはそれ以上の溶媒とともに使用される。組成物 中に存在する薄膜形成樹脂、および所望の乾燥時間を考慮して、特定の溶媒が選 択される。 好ましい溶媒としては、アセトン、エチルアセテイト、メチルアセテイト、メ タノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、プロピルアセテイ ト、n−ブチルアセテイト、アミルアセテイト、および他のエステル、メチルク ロロホ ルム(methychloroform)、メチレンクロライド、メチルエチルケトン、および その他のケトン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン 、および他のエーテル等の低沸点溶媒を例示できる。1種類の溶媒、またはこれ ら溶媒の混合物は、必要に応じて種々の重量比率であらかじめ選択される。また 、一般に好ましくない高沸点溶媒としては、セロソルブ、ブチルセロソルブアセ テイト、セロソルブアセテイト、メチルセロソルブアセテイト、ブチルセロソル ブ、エチルセロソルブ等を例示できる。しかしながら、これらの高沸点溶媒も、 組成物の素早い乾燥特性を妨げない量であるならば、溶媒混合物に添加すること もできる。 素早い乾燥と満足のいく粘度(つまり、塗布しても流れない状態)とを保証す るために必要な、先に説明したヘプタンまたは他の炭化水素溶媒以外の溶媒混合 物を含む溶媒の量は、もちろん、溶媒の性質、および特に樹脂、他の薄膜形成成 分、濃厚剤、固形物などの他の成分の性質および量に依存する。しかしながら、 本発明の目的に合致する溶媒の量は、組成物の約20〜約70重量%の範囲であ り、組成物の約30〜60重量%の範囲がより好ましい。溶媒の一部または溶媒 の全てを、特に、ニトロセルロース溶媒溶液、着色溶液などの1種以上の非溶媒 成分からなる溶媒溶液として、エナメル組成物に添加してもよい、ということが 理解できる。また、ヘプタンまたはそれ以外の炭化水素溶媒を含有してなる溶媒 の総量は、組成物の総重量に対して、一般に、約25〜90%であり、35%〜 85%の範囲がより好ましい。 従来より利用されており、衝撃硬さ、丈夫さ、摩滅に対する抵抗力という能力 、および溶媒を除去する能力を有するため、ニトロセルロースは、本発明の素早 く乾燥するネイルエナメル組成物における第1薄膜形成ポリマー物質として好ま しい。既に商業的に利用できる好ましいニトロセルロースとしては、ニトロセル ロースRS 1/4 sec.、ニトロセルロースRS 1/2 sec.、ニトロ セルロースSS 1/4 sec.、ニトロセルロースSS 1/2 sec.、ニ トロセルロースHIG 1/4 sec.、ニトロセルロースHIG 1/2 se c.、およびニトロセルロースSL−1等を例示できる。ニトロセルロールの量 は、全組成物に対して、一般に、約1.0〜25重量%の範囲であり、3または 5〜20重量%の範囲がより好ましい。 ニトロセルロース薄膜形成剤の代わりとしてまたは一部の代わりとして、必要 な硬さ、丈夫さ、摩滅に対する抵抗力という能力、および溶媒を除去する能力を 与えることができる他の第1薄膜形成ポリマーを使用してもよい。そのような薄 膜形成剤としては、たとえば、メチルセルロース、エチルセルロース、プロピル セルロース、ブチルセルロース、セルロースフタレイト、セルロースアセテイト プロピオネイト、セルロースアセテイトブチレイト、セルロースアセテイト、ヒ ドロキシプロピルセルロースなどのセルロース誘導体を挙げることができる。 第1薄膜形成成分を強くし、エナメルコーティングに好ましい艶および接着特 性を付与するため、上記組成物は第2薄膜形成樹脂も含有する。好ましい第2薄 膜形成ポリマーとしては、ポリビニルアセテイトおよびブチレイト、ビニルクロ ライド/ビニルアセテイトコポリマーなどのビニルポリマー、およびメタクリレ イトおよびアクリレイトタイプのポリマーおよびポリエステル樹脂などを例示で きる。たとえば、トルエンスルホアミド−ホルムアルデヒド樹脂などの上記目的 のために従来より使用されている、アリルスルホアミド−フォルムアルデヒド樹 脂も挙げることもできる。 たとえば、最終的に得られるエナメルの艶などの所望の特性に依存して、第2 薄膜形成樹脂成分の量は予め決定することができる。一般に、総組成物に対して 、約2〜15重量%、より好ましくは約4〜10重量%の範囲が好ましい結果を 得ることができる。 また、得られる薄膜を柔らかくするために、また部分的に柔軟性を付与するた めに、従来より習慣的に、ネイルエナメル組成物は、可塑剤混合物、または可塑 剤を一般に含有している。 本発明において特に好ましい可塑剤は、ジブチルフタレイト(DBP)であり 、総組成物に対して、約1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%、そして特に 好ましくは3〜5重量%の範囲で添加される。上記ニトロセルロース薄膜形成剤 とともに一般に使用される、1種以上の更なる汎用可塑剤もまた、DBP可塑剤 とともに使用することができる。そのような可塑剤としては、カンフル、スクロ ースアセテイトイソブチレイト、トリフェニルホスフェイト、トリクレジルフタ レイト、ブチルフタレイト、ブチルグリコレイト、ジオクチルフタレイト、ジブ トキシエチルフ タレイト、カストールオイル、ベンジルベンソエイト、トリブチルホスフェイト 、ブチルアセチルリシノレイト、ブチルステアレイト、トリエチルシトレイト、 ジブチルタタレイト、ジアミルホスフェイト等を例示することができる。カンフ ル、トリフェニルホスフェイト、およびブチルホスフェイトは、単独であっても または混合されていても、好ましい。更なる可塑剤の量は、総組成物に対して、 一般に約1〜12重量%の範囲であり、2〜10重量%の範囲がより好ましい。 上記成分、すなわち、溶媒、第1、第2薄膜形成ポリマーおよび樹脂、可塑剤 およびビニル−シリコンコポリマーをベースとした組成物が、素早く乾燥するネ イルエナメルを形成する。しかしながら、全ての場合に当てはまるとは限らない が、おそらく、溶媒分子の捕獲、薄膜形成ポリマーからの移動、最も表面の層が 一番素早く乾燥するエナメル表面のすぐ下での捕獲により、塗布された爪の外観 を台なしにするように、気泡が乾燥したエナメルコーティングに形成される。 以下の実施例に示されているように、数種の市販されている抗発泡剤は、発泡 を減少させるのに幾分は効果があるが、発泡という問題が解決されるわけではな い。しかしながら、市販品であるDC200Fluid(350cSt)のよう なジメチコン(ポリジメチルシロキサン)抗発泡剤は極めて微量で発泡を実質的 にすっかり除去できることがわかっている。 したがって、好ましい抗発泡剤は、約200〜500cSt、好ましくは約3 00〜400cStの範囲の粘度を有する、液体のポリジメチルシロキサンを含 有している。これらの抗発泡剤は微量で効果があり、総組成物に対して、大抵約 0.02〜0.3%、より好ましくは0.06〜0.20重量%というように、 0.3重量%より少ない。 ネイルエナメル組成物は、上記成分の他に、素早く乾燥するという特性を減じ ない程度の量であるならば、通常ネイルエナメルに添加されている一般的な補助 剤成分を含有しても良い。たとえば、顔料、染料、パールエッセンス剤等の着色 剤;チキソトロピー剤;充填剤;香料、(殺菌剤のような)保存剤、抗酸化剤) 、UV抑制剤、レベリング剤等を例示できる。 着色剤は、化粧品として許容できる陰をつけるため、および得られる薄膜を不 透明化するために、一般に使用されているネイルポリッシュ添加剤である。 本発明において使用される顔料としては、たとえば、D&CレッドNo.7、 D&CレッドNo.30、D&CレッドNo.34等の赤顔料を例示できる。本 発明の組成物に使用できる他の顔料としては、たとえば、D&CイエローNo. 5レーキ、D&CレッドNo.6レーキ、D&CレッドNo.7レーキ、D&C レッドNo.34レーキ、D&CレッドNo.2レーキ、および Ext.D&Cレ ッドNo.2レーキを例示できる。さらに、例示した顔料の他に、さらに、たと えば、化粧品用グレードのまたは精製したチタニウムジオキシド(白)、マイカ 、ビスマスオキシクロライド、イエローアイアンオキシド、レッドアイアンオキ シド、アイアンブルー、アイアンブラック、ウルトラマリンブルー、クロミドオ キシドグリーン、フェリックアンモニウムフェロシアナイド、カーボンブラック 、またはランプブラック(一般に、極微量)を挙げることができる。 上述した顔料の他に、真珠光沢の添加物、たとえばニトロセルロースおよび溶 媒とグアニン結晶とからなる懸濁液のような”パールエッセンス”を添加しても 良い。また、その他に、顔料の外観とに影響を及ぼす添加物も使用できる。本発 明の組成物における顔料の量は、顔料のタイプおよび組成物に含まれる他の成分 に関連して変えることができるが、顔料は、一般的に、組成物の約0.025〜 約4.0重量%の範囲で添加され、約0.5〜約1重量%の範囲で添加されるこ とが好ましい。 本発明に係る組成物に顔料が添加された場合、組成物の他の成分への顔料の懸 濁を高めるために、チキソトロピー剤を添加することが有用である。本発明の組 成物を生成するためには、ネイルエナメル分野で通常使用されている数多くのチ キソトロピー剤を使用できる。好ましいチキソトロピー剤としては、チキソトロ ピッククレー、特にステアラルコニウム(stearalkonium)ヘクトライトおよびテ アラルコニウム(stearalkonium)ベントナイトを例示できる。本発明の特に好ま しい組成物においては、ジェル、より好ましくはコロイダルジェルを生成するの に充分な量のチキソトロピー剤が含有されている。一般に、添加物なしの純粋な チキソトロピー剤であれば、組成物の約2〜約5重量%の割合で含有されており 、約2〜4重量%の範囲がより好ましく、約2〜3重量%の範囲が最も好ましい 。 本発明の特に好ましい具体例においては、微粒子(約5ミクロン)のチキソト ロピー剤(クレー)が、さらに可塑剤(カンフル)の溶媒溶液およびニトロセル ロー スを含有するベースとなる混合物に、懸濁液として含まれている。UV抑制剤、 すなわちベンゾフェノンもまた、ベースとなる混合物に含まれていても良い。 素早く乾燥するネイルエナメル組成物は、周知の好適な混合機を用いて、ベー スとなる混合物と、可塑剤、例えばジブチルフタレイトと、ビニル−シリコンコ ポリマーと、任意に炭化水素溶媒、例えばヘプタンと、着色剤と、抗発泡ジメチ コン添加剤と、その他任意に添加物とを混合することにより容易に得ることがで きる。参考具体 例 以下に示す成分を均一になるまで混合することにより、以下の組成物を得た。 ベース混合物を激しくかき混ぜながら、固まりができないように、ビニル−シリ コンコポリマーをゆっくりと添加した。コポリマーがベース混合物に完全に溶け 、均一になったことが確認されるまで混合物を撹拌した。 重量% Kirkel Enterprises,Paterson,NJ製のベース混合物 (溶媒、ヘプタン、ニトロセルロース、クレー、カンフル、 DBP、TTP、UV抑制剤) 99.5 ビニル−シリコンコポリマー 0.5 上記組成物を指の爪(清潔、乾燥済み)に塗布し、得られたエナメルコーティ ングを10分間(残余タックなし)乾燥させた。しかしながら、数個の泡が確認 され、製品としての有用性は損なわれていた。実施例1 以下に示す市販されている抗発泡剤を、添加量を変化させて、上記組成物に添 加した(少なくとも15分間かけて上記組成物に適当量の抗発泡剤を混合させた )。次いで、予め清潔にして乾燥させた指の爪に、上記テストと同じ様にして、 塗布し直した。その結果を、以下の表に示す。 実施例2 以下に示す組成からなる、素早く乾燥し、発泡がなく、着色されたネイルエナ メル組成物を得た。 重量部 エチルアセテイト 30.5 ブチルアセテイト 25.0 イソプロピルアルコール 5.0 ニトロセルロース 18.0 ポリエステル薄膜形成樹脂 9.0 カンフル 1.0 ジブチルフタレイト 5.0 ベンゾフェノン−1 0.5 ジリコン−ビニル素早く乾燥するコポリマー 0.8 ステアラルコニウムヘクトライト 2.0 顔料 3.0 Dow Corning 200/350 抗発泡剤 0.2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の成分を含む、素早く乾燥するネイルエナメル組成物。 (A) (1)溶媒、(2)可塑剤、および(3)ニトロセルロースからなる ベース混合物; (B) 素早く乾燥させるのに効果的な量の、以下の式で表されるシリコン− ビニルコポリマー 式中、G5は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミ ノ、フルオロアルキル、水素、および−ZSAからなるグループから選択される 1価の基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い; Aは、可塑化された、フリーラジカルで可塑可能なモノマーを必須に有してな るビニル高分子セグメントを示し; Zは、2価の結合基を示し、 G6は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミノ、フ ルオロアルキル、水素、および−ZSAからなるグループから選択される1価の 基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い; G2は、Aを含有し; G4は、Aを含有し; R1は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミノ、フ ルオロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなるグループから選択される1 価の基を示し、ぞれぞれ同じでも良いし、異なっていても良い; R2は、2価の結合基を示し、それぞれ同じでも異なっていても良い; R3は、アルキル、アリール、アルカリル、アルコキシ、アルキルアミノ、フ ルオロアルキル、水素、およびヒドロキシルからなるグループから選択される1 価の基を示し、それぞれ同じでも良いし、異なっていても良い; R4は、2価の結合基を示し、それぞれ同じでも異なっていても良い; xは、0−3の整数であり; yは、5またはそれ以上の整数であり; qは、0−3の整数であり; さらに、以下に示す条件のうち少なくとも1つを満たす; qは、少なくとも1の整数である; xは、少なくとも1の整数である; G5は、少なくとも1つの−ZSA基を含有する; G6は、少なくとも1つの−ZSA基を含有する および (C) 抗発泡効果に効果的な量の、200から500cStの範囲の粘度を有 するジメチコン流体。 2. 以下の成分を含む請求項1記載の組成物。 (A)(1)約20〜70重量% 溶媒; (2)約1〜12重量% 可塑剤; (3)約1〜25重量% ニトロセルロース; (B)約0.1〜5重量% シリコン−ビニルコポリマー; (C)約0.02〜0.3重量% ジメチコン流体。 3.以下の成分を含む請求項1記載の組成物。 (A)(1)約25〜90重量% 溶媒;ただし、総組成物に対して、ヘ プタンを約5〜20重量%含有してなる混合物である; (2)約0.1〜12重量% ジブチルフタレイト、カンフル、ト リフェニルホスフェイト、またはこれらの2種以上を含有する混合物からなる可 塑剤; (3)約0.1〜5重量% ニトロセルロース; (B)約0.1〜5重量% シリコン−ビニルコポリマー; (C)約0.02〜0.3重量% ジメチコン流体。
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