JPH11501436A - 弧状走査回転ヘッド用テープ支持装置 - Google Patents

弧状走査回転ヘッド用テープ支持装置

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JPH11501436A
JPH11501436A JP8516242A JP51624295A JPH11501436A JP H11501436 A JPH11501436 A JP H11501436A JP 8516242 A JP8516242 A JP 8516242A JP 51624295 A JP51624295 A JP 51624295A JP H11501436 A JPH11501436 A JP H11501436A
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リチャード ケイ ミロ
ジェラルド シー グリーン
ジョン エム ロッテンバーグ
ダーキー ビー リチャード
ダン ジェイ アージェント
リロイ エイ クータ
ジェームズ ダブリュー スウェンソン
ロバート ジェイ ヤングキスト
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シーゲイト テクノロジー インコーポレーテッド
ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させ、特にテープの縁で、意図した録音位置全体にわたって一貫したヘッドとテープの結合を達成するための方法及び装置に関する。回転トランスデューサキャリヤの端面に位置したトランスデューサはテープをほぼ横方向に横切る弧状情報トラックを読み書きする。トランスデューサは読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡し、回転軸線は実質的に変換経路の中心に対応する。読み書き帯域にほぼ隣接したテープ支持装置は、トランスデューサが読み書き位置に沿ってテープ面に侵入するようにテープを位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】 弧状走査回転ヘッド用テープ支持装置 発明の背景 発明の分野 本発明は弧状走査ヘッド組立体(ASHA)の回転トランスデューサドラムの 端面に位置したトランスデューサを磁気テープと選択的に係合させるための方法 及び装置に関し、より詳細には、意図した録音位置全体にわたって、特に、磁気 テープの縁で、一貫したヘッドとテープの結合を達成するためのテープ支持装置 に関する。 関連技術の説明 多くの商業的な磁気テープ駆動装置が磁気テープを実質的に不動の読み書きヘ ッドに通すためのリールからリールへの移送装置を利用する。情報が典型的には 、磁気テープの長手方向軸線に沿って延びる複数の平行なトラックの形態で磁気 テープに置かれる。不動の読み書きヘッドは単一チャンネルか多チャンネルかの いずれかを有する。読み書きヘッドは側方に移動してテープの異なるトラックを 読むが、読み書き操作中、ヘッドは本質的に不動である。録音及び再生はテープ を読み書き帯域に長手方向に移動させることによって達成される。読み書きヘッ ドは不動であるから、良好なテープに対するヘッドの接触を達成することは比較 的良く知られている。例えば、テープはヘッドに巻き付く。 他の広く使用されたテープ駆動装置は縦螺旋走査(VHS)を使用し、この走 査では、1つ又はそれ以上のヘッドが回転シリンダ又はドラムの外側に置かれる 。テープはシリンダの側面上を移動して、シリンダの表面に部分的に巻き付く。 シリンダは、各ヘッドがテープに沿う螺旋経路を追跡するようにテープ経路に対 して傾けられている。再び、ヘッドとテープとの接触はテープをシリンダの側面 に部分的に巻き付けることによって容易に維持することが出来る。 新たに開発された弧状走査テープ装置(ここに援用されるPCT公開出願WO 93 226005)は、テープが移動するときテープの平面と係合するほぼ平 らな端面を含むトランスデューサを備えた回転トランスデューサドラムを利用す る。VHS装置と対照的に、トランスデューサドラムの回転軸線はテープ平面を 通る。従って、各トランスデューサはテープをほぼ横方向に横切る次々の弧状ト ラックを読み書きし、それ故に、弧状走査ヘッド組立体又はASHAと名付けら れている。 ASHAでは、テープをトランスデューサドラムの端面に巻き付けることは、 トランスデューサを変換経路全体に渡ってテープと連続的に係合させることを意 味する。この形態により、テープ及び読み書きヘッドの摩耗を加速させる。加え て、トランスデューサによって追跡される意図した録音帯域と反対側の経路の部 分中読み書きヘッドが切られたとしても、ヘッドとテープとの係合により、装置 に雑音を引き起こす信号クロストーク(signal cross-talk)を生じさせる。テー プ面と係合するトランスデューサドラムの前面はほぼ7,500乃至15,000 rpm回転する。将来はもっと高い速度を使用することができる。トランスデュ ーサドラムの端面がテープ平面へ挿入されるならば、テープ平面に対するトラン スデューサドラムのこの回転はテープの長手方向軸線にほぼ垂直な対抗力を引き 起こす。特に、回転しているトランスデューサドラムの一方の縁はテープの長手 方向軸線に対して横方向力を引き起こし、トランスデューサドラムの反対側の縁 は反対方向に力を引き起こし、ドラムの回転方向にテープを捻る傾向をもたらす 。その結果、特にテープの縁で、緊密なテープに対するヘッドの接触を達成する ことが極めて困難である。 加えて、トランスデューサは典型的には、トランスデューサドラムの端面の僅 か上に、例えば0.0005インチ(0.0127mm)延びる。トランスデューサ ドラムの端面が一般的な場合である、テープの幅よりも大きい直径に位置した読 み書きヘッドを有するならば、トランスデューサはテープの縁に衝撃を及ぼし、 潜在的に、早期のテープ破損及び読み書きヘッドの損傷を引き起こす。 発明の概要 本発明は一貫したヘッドとテープの結合を達成するためにトランスデューサが 読み書き位置に沿ってテープ面へ侵入するようにASHA駆動装置にテープを位 置決めするための読み書き帯域に隣接してテープ支持装置を実施する方法及び装 置に関する。 テープ支持装置の1つの実施形態はテープをほぼ横方向に横切って延びるテー プ支持面を有する少なくとも1つのテープ支持体を備える。テープ支持面の一部 は凸形でもよいし或いは凹形でもよい。テープ支持体は読み書き位置に隣接して 位置したアーム構造であるのがよい。テープ支持面はテープをトランスデューサ キャリヤの形状にほぼ補足し合う形状にたわませるのでテープの長手方向張力は 読み書き帯域でほぼ均一である。 テープ支持面はトランスデューサによって定められる基準平面の上か下のいず れかに位置決めされる。テープ支持装置はトランスデューサキャリヤの反対側に 第2のテープ支持体を有する。第2のテープ支持体のテープ支持面はトランスデ ューサの基準平面より上に位置決めされる。 磁気テープはカートリッジ内に収容される。テープ支持装置はカートリッジに 取り付けられた湾曲したテープガイドを有する。テープガイドと湾曲面でもよい し、或いは非対象面であってもよい。曲線のラップピンがカートリッジに取り付 けられるのがよい。 1つの実施形態では、トランスデューサキャリヤの回転軸線は、読み書き位置 がラップピンに隣接するように、テープ平面と非直交関係にある。最適なトラン スデューサ/テープ界面を達成する、読み書き位置とラップピンとの間の距離は ほぼ0.1インチ乃至0.4インチである。トランスデューサキャリヤの円錐形又 は球形端面を上記の右側摩擦形態と組み合わせてもよい。 カートリッジはまた読み書き帯域でテープの後ろに位置したテープ支持パッド を有するのがよい。テープ支持パッドは弾力性又は硬い材料で構成されるのがよ い。変形例として、テープ支持パッドは読み書き位置に沿ってトランスデューサ によってトラバースされる経路に対応する湾曲スロットを有する。 変形例として、テープ支持装置はトランスデューサキャリヤの端面にテープ支 持体を有し、該テープ支持体はテープを読み書き位置に隣接して支持するために トランスデューサの基準平面よりも上に延びる。1つの実施形態では、テープ支 持体は曲線の端面である。変形例として、テープ支持体はトランスデューサの基 準平面より下に延びる、端面の周囲の出っ張りである。 さらに他の実施形態では、テープ支持装置はテープ支持面を有する少なくとも 1つのテープ支持体からなる。テープ支持体の内面及び外面は真っ直ぐか湾曲の いずれかでよい。1つの実施形態では、テープ支持体はトランスデューサキャリ ヤに隣接して湾曲内面を、又トランスデューサキャリヤから離れて面する真っ直 ぐな外縁を有する。内面はトランスデューサキャリヤの形状とほぼ一致するよう に湾曲され、真っ直ぐな外縁はテープの長手方向軸線に垂直であり、従ってほぼ 平らなテープ面が読み書き帯域に維持される。 他の実施形態では、テープ支持装置はトランスデューサキャリヤの端面とテー プとの間に介在されたテープ支持プラットホームを有する。テープ支持プラット ホームはトランスデューサキャリヤの端面をほぼ横切って延びるテープ支持面を 有する。円形のトランスデューサスロットが設けられ、トランスデューサはこの スロット内を走る。トランスデューサとテープとの係合を可能にするトランスデ ューサ開口が設けられる。 テープ支持面はテープの長手方向軸線に垂直な真っ直ぐな移行縁を有する。テ ープ支持プラットホームはテープの長手方向軸線とほぼ平行な上下テープガイド を有する。 上記の実施形態のいずれかにおいて、トランスデューサキャリヤの端面は開口 部を有する。テープとトランスデューサキャリヤの端面との間に低圧状態を作る ための低圧機構が設けられる。開口部と流体連通した低圧分配チャンネルが端面 にわたって低圧状態を分配するために端面に設けられる。好ましくは、低圧分配 チャンネルはトランスデューサに隣接して位置決めされる。変形例として、テー プ支持プラットホームはテープを支持面に引き寄せるために開口部と流体連通し た低圧分配チャンネルを有する。 低圧機構はシュラウドを有し、該シュラウドはトランスデューサキャリヤのま わりに延びる内面を有し、トランスデューサキャリヤとシュラウドの内面との間 には室が形成される。シュラウドに対するトランスデューサキャリヤの自由な回 転を可能にしながら室への空気の移動を最小にするためにトランスデューサキャ リヤとシュラウドの内面との間にシールが位置決めされる。開口部と室との間に は、空気を中心開口部と室との間を移動させるトランスデューサドラム空気ベン トが設けられる。トランスデューサドラム空気ベントは前面と反対のシールの側 に位置決めされる。トランスデューサキャリヤにはブレードが取り付けられてト ランスデューサドラムの中心開口部からの空気流を促進させてテープとトランス デューサキャリヤの端面との間に低圧状態を作る。 読み書き帯域で磁気テープをトランスデューサと係合させる方法は特にテープ の縁で一貫したヘッドとテープの接触を達成するために、上記のテープ支持装置 の任意の1つを使用してテープを2つの直交交差軸線に沿って曲げることからな る。ここに開示する種々のテープ支持装置はトランスデューサとの縁結合を最適 にするために読み書き位置でテープの張力又は堅さを制御するように設計される 。 1つの実施形態では、弧状走査テープ駆動装置は少なくとも1つのトランスデ ューサを含む端面を有する回転トランスデューサキャリヤを備える。トランスデ ューサは読み書き位置でテープへ侵入する。端面は読み書き位置の近くでテープ に第1の曲げを生じさせる。読み書き位置に近いテープ支持装置は読み書き位置 での第1の曲げと交差する第2の直交曲げをテープに生じさせる。第1の曲げと 第2の曲げとの交差は読み書き位置でテープ張力を増大させる。テープ支持装置 はトランスデューサキャリヤに隣接していてもよいし、或いは端面に位置してい てもよい。 請求したテープ駆動装置は読み書き帯域を通るテープの移動を制御する駆動装 置に通常見られる要素とともに、上記のテープ支持体の任意の1つを含む。テー プ駆動装置はまたテープ位置合わせ装置を有し、該装置はテープカートリッジに 設けられたテープガイドと機械的に係合する位置合わせアームを有する。最後に 、上記の実施形態を自由に組み合わせて包括的なテープ支持装置を作ることが出 来ることが予想される。 図面の簡単な説明 図1は支持アーム及び磁気テープを円形変換経路の読み書き位置と係合させな いためのテーパした端面を有するテープ支持装置の側面図である。 図2は支持アーム及び磁気テープを円形変換経路の読み書き位置と係合させる ための湾曲端面構造を有する別のテープ支持装置の側面図である。 図3は支持アーム及びトランスデューサが円形変換経路の読み書き位置とだけ 係合するようにテープの長手方向軸線に対して斜めにされた端面構造を有する他 のテープ支持装置の側面図である。 図4はほぼ平らなトランスデューサ端面と一緒に使用されるテープ支持装置の 斜視図である。 図5はトランスデューサ経路の読み書き位置及びテープ支持装置に対するその 関係の概略図である。 図6はテープ支持装置の一部分が端面の一体部分である別のトランスデューサ ドラムの斜視図である。 図7は端面の周囲のスロット内にトランスデューサを位置させた、図6に示す トランスデューサドラムの別の実施形態である。 図8はトランスデューサの端面と磁気テープとの間に介在されるテープガイド 構造の斜視図である。 図9は湾曲テープ支持体をカートリッジハウジングに取り付けた、磁気テープ を保持するためのカートリッジの斜視図である。 図10はテーパ又は面取りテープ支持体をカートリッジハウジングに取り付け た、磁気テープを保持するためのカートリッジの斜視図である。 図11はトランスデューサとの係合を良くするために、減じた圧力状態をテー プに伝達するための中心開口を有するロータリヘッドトランスデューサ組立体の 側面図である。 図12は中心開口と連通した低圧分配スロットを示すロータリヘッドトランス デューサ組立体の1つの実施形態の端面図である。 図13は端面からの空気の伝達を促進するためのスロットをトランスデューサ キャリヤの後ろに設けた別のロータリヘッドトランスデューサ組立体の側面図で ある。 図14は磁気テープとの係合を促進するするためにトランスデューサに隣接し た複数の穴から空気を引くことができる別の端面の端面図である。 図15は円筒形テープ支持体及湾曲ラップピンをカートリッジハウジングに取 り付けた、磁気テープを保持するためのカートリッジの斜視図である。 図16は例示の弧状走査テープ駆動装置の斜視図である。 図17は端面に一体に形成されたテープ支持体及びテープ支持アームを有する 別のトランスデューサドラムの側面図である。 図18は端面に一体に形成されたテープ支持体及び取付けスロット内に位置し たトランスデューサを有する別のトランスデューサドラムの端面図である。 図19は凹形テープ支持面を有する別のテープ支持アームの側面図である。 図20は凸形テープ支持面を有する別のテープ支持アームの側面図である。 図21は低圧分配スロットを有するテープガイド構造を備えたロータリトラン スデューサの端面図である。 図22は非対象のテープガイドを有する、磁気テープを保持するためのカート リッジの斜視図である。 図23は磁気テープの後ろにテープ支持パッドを有するカートリッジの斜視図 である。 図24はテープカートリッジ用のカートリッジ位置合わせ装置の斜視図である 。 図25はテープカートリッジ用の位置合わせアームの側面図である。 図26は右形態のトランスデューサドラム及びテープカートリッジの平面図で ある。 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は回転トランスデューサドラムの端面に位置したトランスデューサを磁 気テープと選択的に係合させるための方法及び装置に関する。トランスデューサ が読み書き位置に沿ってテープ面へ侵入するようにテープを位置決めするための 種々のテープ支持装置を開示する。 弧状走査録音装置の好結果の実施にはテープの幅にわたって一貫したヘッドと テープの結合が必要である。トランスデューサドラムの端面がテープ面に侵入す るから、読み書き帯域でテープを横切る長手方向張力の変化は、特に、テープの 縁で再生信号の振幅変化を引き起こす。その結果、読み書きヘッドのテープへの 一貫した侵入を達成することが重要である。 侵入堅さ(単位テープたわみ当たりの力)は典型的にはテープの縁における方 が中央におけるよりも低い。ここに開示した種々のテープ支持装置はトランスデ ューサとの縁結合を最適にするためにテープ張力を制御するように設計される。 読み書き位置でのテープの張力を制御する1つの方法は、テープに複合曲げを生 じさせることにある。特に、テープは横方向と長手方向の両方に曲げられ、従っ てテープは横方向曲げと長手方向曲げとの交差部において半剛性である。横方向 曲げ及び長手方向曲げをここに開示される種々のテープ支持構造によって生じさ せる。 弧状走査テープ駆動装置は少なくとも1つのトランスデューサを含む端面を有 する回転トランスデューサキャリヤを備えるのがよい。トランスデューサは読み 書き位置でテープへ侵入する。端面は読み書き位置の近くでテープに第1の曲げ を生じさせる。読み書き位置に近いテープ支持装置は読み書き位置での第1の曲 げと交差する第2の直交曲げをテープに生じさせる。第1の曲げと第2の曲げと の交差は読み書き位置でテープ張力を増大させる。テープ支持装置はトランスデ ューサキャリヤに隣接していてもよいし、或いは端面に位置していてもよい。 ここに開示した実施形態は弧状走査テープ駆動装置用の全体のテープ支持装置 の構成部品を表し、例えば自由に組み合わせることが理解されよう。図面におけ るテープ、トランスデューサ、及びドラムの角度及びずれの大きさは説明の明瞭 化のために大変誇張されていることも理解されよう。例えば、典型的なトランス デューサはテープ面に0.0015インチ(0.0381mm)以下、好ましくは0 .0005インチ(0.0127mm)乃至0.001インチ(0.0254mm)侵入 する。 図1は一対のテープ支持アーム22、24を有するロータリヘッドトランスデ ューサ20の側面図を示す。テープ支持アーム22(受動支持アーム)はテープ 支持アーム(能動支持アーム)よりも僅かに長く、従って、テープとテープ支持 アーム22に最も近いトランスジューサドラム32の端面30の部分との間に分 離26が作られる。その結果、回転するトランスデューサ34はテープ28にほ ぼ円形のトランスデューサ経路の読み書き場所36に沿ってのみ接触する(図4 及び5参照)。分離26はトランスデューサ34が変換経路の非接触セグメント 又は受動セグメント38中テープ28に接触するのを防止し、かくして、この領 域でのヘッド及びテープの摩耗を制限する。 能動テープ支持アーム24の基準面はドラム32のトランスデューサ34の基 準面よりも僅かに下であり、その結果、テープ28の物理的な縁近くでのヘッド とテームの接触を良くし、テープ28を横切るトランスデューサ34の弧全体に わたる録音性能を改善する。加えて、トランスデューサ34とテープ28との間 の力を比較的低い水準に維持することができ、かくして、テープとヘッドの寿命 を増大させる。 例えば、トランスデューサ34及び能動テープ支持アーム24のの基準面の差 は好ましくは0.025mm(0.000984インチ)よりも小さい。適当な読み 書き性能をテープ28の物理的な縁の0.25mm(0.00984インチ)以内ま で許すために0.025mmの隙間が示してある。上記の例は真っ直ぐで、トラン スデューサドラム32の端面30と平行であるテープ支持面44に対応する。し かしながら、この例は種々の端面及びテープ支持形態に適用できる一般的な原理 を表していることが理解されよう。 テープ支持アーム22、24はトランスデューサドラム32を囲む外側シュラ ウド40の一部と一体に形成されているが、テープ支持アームは種々の方法でト ランスデューサドラム32に対して固定されてもよいことは理解されよう。テー プ支持アーム22、24はテープの走行方向に沿って湾曲テープ支持面42、4 4をそれぞれ有し、これはテープ28の摩耗を最小にし、縁におけるヘッドとテ ープの接触を改善する。 テープ支持アーム22によりテープ28を、トランスデューサドラム32のほ ぼ円形端面がテープの縁におけるよりもテープの中央へより侵入するように僅か な角度でトランスデューサドラム32に導入させる。この侵入により、テープ2 8は引っ張り作用により中央でより長くなる。 以下で詳細に論ずるように、ある状況では、トランスデューサドラム32の端 面30は非平面形状を有する。トランスデューサドラム32の端面30は読み書 き場所36のすぐ近くでテープに追加の支持を与えるように形成される。図1に 示すように、端面30はトランスデューサ34に隣接してテーパ点46を有する 。その結果、テープ28は読み書き場所36の一方側ではテーパ点46で支持さ れ、他方の側では支持面44で支持される。テープ支持位置46、44の近接に より、ヘッドとテープの結合が改善される。 図2に示す別の実施形態では、トランスデューサドラム32’の端面30’は テープ28をトランスデューサ34’に隣接した位置48で支持する湾曲形状又 は円錐形状を有する。湾曲面又は円錐面は回転するトランスデューサドラム32 ’がテープを損傷させる見込みを減ずる追加の利点を有する。図2はほぼ均一な 湾曲を示しているけれども、非対象の湾曲がヘッドとテープの結合を高めること が理解されよう。例えば、端面30’は読み書き場所にわたってテープ張力を増 すためにトランスデューサ34’に隣接して高い。円錐形端面30’の1つの実 施形態はほぼ4.5インチ乃至5.0インチの範囲の曲率半径を有し、端面の中央 では僅かに大きい曲率半径をもち、縁に沿って小さい曲率半径をもつ。 図3は図1に示す実施形態の別の実施形態であり、この実施形態では、テープ 支持アーム22”、24”は実質的に同じ長さである。しかしながら、トランス デューサドラム32”は、トランスデューサ経路の非接触セグメント38”の近 くに分離部26”が形成されるようにテープ28に対してある角度に先端が切ら れている。その結果、トランスデューサ34”は読み書き位置36”に沿ってテ ープ28へ侵入する。テーパ面30、又は湾曲面30’を図3に示す先端切りト ランスデューサドラム構造32”と組み合わせることが可能であることは理解さ れよう。 上述したように、分離部26、26’、26”によりテープ28を僅かな角度 でトランスデューサドラムに係合させ、その結果、テープの中央でヘッドの侵入 を大きくし、テープを横切る長手方向張力を変化させる。ヘッドの侵入度合いに 応じて、ヘッド対テープ結合は特に縁部において一貫しない。湾曲又は輪郭付き 支持体はテープの縁に沿う長手方向張力を増大させる。加えて、輪郭付き支持体 はトランスデューサドラムの端面30、30’、30”ともっと有利に係合する ようにテープをへこませ又は予め形成する。 図19はテープ(図示せず)の中央に向かうヘッド対テープ侵入を増大させる 凹形テープ支持面362をもったテープ支持アーム360の側面図を示す。テー プの縁に近いトランスデューサドラム366の相対侵入を減ずることによって、 記録円弧をテープの縁により近く延ばすことができる。トレードオフはテープの 縁における減少したテープに対するヘッドの接触圧力であり、その結果、出力信 号の低下及び誤差率の増加をもたらす。しかしながら、テープの縁から離れて、 より高い効果的なテープに対するヘッドの侵入はより高い接触圧力、かくしてよ り良い全体の電磁気性能を与える。かくして、凹形テープ支持体362は弧のほ とんど全体にわたって記録性能を最適にし、同時に、利用できる弧の長さをテー プの縁により近くまで延ばす。 図20は凸形テープ支持面352を有する別のテープ支持アーム350の側面 図である。テープ支持面352はトランスデューサドラム356の端面354と 補足し合うかトランスデューサドラム356の円形縁部358と補足し合うかの いずれかである形状にテープをたわませるように湾曲される。凹形支持体352 はトランスデューサドラム356の端面354から遠く離れてテープの中間部分 (図示せず)を保持する傾向があり、そしてテープの縁を端面354に向かって 曲げる。凸形テープ支持体352は図1及び2に開示された非平面の端面構造2 0、20’と組み合わせて使用されるとき特に効果的であることがわかった。 単一のトランスデューサ組立体において凸形、凹形、又は真っ直ぐなテープ支 持面を組み合わせることが可能であることが理解されよう。例えば、読み書き位 置に隣接して凸形テープ支持体を使用し、トランスデューサドラムの両側に真っ 直ぐなテープ支持体を使用してもよい。 図16は例示の弧状走査テープ駆動装置の斜視図である。フレーム302が二 重リールベルト駆動式カートリジ304を受け入れる。テープ駆動装置300は 在来のカートリッジ装填機構306を有し、該機構はカートリッジ304を受入 れ、テープ308を露出させるようにテープカバー312を開き、テープ308 を録音及び再生のために位置決めする。テープ308は、テープキャプスタンロ ーラ310に力が付与されたとき長手方向に駆動される。カートリッジは該カー トリッジ304に取り付けられたテープガイド(図示せず)を有する。(以下の 図9、10、15の説明を参照)テープ308は読み書き帯域314の中を左か ら右に走り、この読み書き帯域で、テープはロータリヘッドトランスデューサ組 立体322の端面(例えば、図4を参照)のトランスデューサと係合する。 テープを長手方向に進ませるための力が伝達組立体316によってキャプテン ローラ318に付与される。この例示の目的で、伝達組立体316のキャプスタ ンローラ318がテープキャプスタン310に係合して、テープ308を読み書 き帯域314の中を進ませる。種々の伝達装置がこの目的に適しており、上記の 例示は本発明の範囲を決して制限しないことが理解されよう。 テープ308が読み書き帯域314の中を進むと、データがロータリヘッドト ランスデューサ組立体322によって記録され(書かれ)またはテープから読み だされ(再生され)る。ロータリヘッドトランスデューサ組立体322は取付け フランジ320によってフレーム302に固定されている。 図4は端面66に隣接して一対のテープ支持体62、64を有するロータリヘ ッドトランスデューサ組立体60の斜視図である。トランスデューサドラム68 は外側シュラウド70内で回転し、したがって、トランスデューサ72は円形変 換経路74を追跡する。 テープ支持体62、64はテープ28の長手方向軸線「L」に沿って延びる湾 曲支持面76、78を有する。テープ支持体62、64の内面80、82はテー プ支持体とトランスデューサドラム68との間の隙間を最小にするために、トラ ンスデューサドラム68の形状に形成される。図5と関連して説明するように、 テープ支持体62、64とトランスデューサドラム68との間の隙間84は好ま しくは均一で且つ小さい。 テープ支持体62、64の真っ直ぐな外縁86、88はテープ28の長手方向 軸線「L」と垂直に向けられる。真っ直ぐな外縁86、88は、テープ28がト ランスデューサドラム68のほぼ平らな端面66を通り過ぎるときテープをほぼ 平らな形態に維持する。テープ28を非平面の端面との係合のためにほぼ平らな 形態に維持することが望ましいことが理解されよう(図1及び2参照)。 テープ支持体62はトランスデューサドラム68の端面66より上に延び、従 ってトランスデューサ経路74の非接触セグメント92の近くに分離部90が形 成される。テープ支持体64は、トランスデューサ72がトランスデューサ経路 74の読み書き位置94でテープ28に接触するように寸法決めされる。 図11及び12と関連して説明されるように、トランスデューサドラム68は 低圧源(図示せず)に連結された中心穴100を有する。端面66には、中心穴 100と流体連通している一連の低圧分配スロット102が設けられ、ヘッド似 対するテープの接触を高めるためにトランスデューサ72の近くに低圧状態を分 配する。 図5はトランスデューサ経路74の理論的な最大読み書き位置94の概略図で ある。実際的な事項として、テープの縁の部分は未使用である。例えば、1つの 実施形態では、各縁の0.007インチ(0.1778mm)が未使用である。標準 の1/4インチテープ(6.35mm)では、未使用部分はテープ幅の6.0%を表 す。この事実はテープの利用中に生ずるけれども、あり得るテープ損傷及びトラ ンスデューサ72の摩耗によりテープの縁と直接交差市内ことが好ましい。 端面68はテープ28の幅96よりも大きい直径を有するから、角度αは18 0°よりも小さく、好ましくは、30乃至60°である。端面68の周囲とテー プ支持体64の内面82との間の隙間84は小さいので、テープ28は最大の支 持を受ける。加えて、隙間84が均一であれば、横切る方向のウエブ張力の変化 を最小にする。 図6は端面124の面128の基準よりも上に延びるテープ支持面又は出っ張 り122をもった別のトランスデューサドラム120の斜視図である。トランス デューサ(図示せず)を保持するためのトランスデューサ取付けスロット126 がテープ支持面122に沿って設けられる。トランスデューサは約0.0015 インチ(0.0381mm)以下だけ面122より上に突出する。ヘッドの突出は 面122に対して固定されているから、トランスデューサのテープへの侵入は固 定され、トランスデューサ経路の読み書き位置のより長い部分にわたって良好な テープに対するヘッド侵入をもたらす。面122は平らでもよいし、湾曲してい てもよいし、或いはある他の適当な形状であってもよい。支持面122はトラン スデューサと一緒に回転してテープの面(図示せず)に載る安定な面をもたらす 。トランスデューサドラム120が回転しており、そして面122がテープの平 面へ押し込まれるとき、テープ張力によりテープを面122に向かって平らにす る。面122は硬い材料で作られ又は摩耗及びテープ摩擦に耐えるコーティング を備える。幅0.25インチ(6.35mm)テープに使用する実施形態では、面1 22は好ましくは幅ほぼ0.218インチ(5.537mm)で、0.70インチ( 17.78mm)の全体の直径を有する。 図7は変形例のトランスデューサドラム150を示し、この例では、テープ支 持面152が端面158の基準平面156より上に延びる。トランスデューサ用 に取付けスロット154が設けられている。幅0.25インチ(6.35mmテープ を使用する実施形態では、面152は幅ほぼ0.78インチ(19.81mm)であ り、0.56インチ(14.22mm)の全体の直径を有する。面152は平らでも よいし、湾曲していてもよいし、或いはある他の適当な形状でもよい。 図17は端面374の外周に一体に形成された能動テープ支持面372をもっ た別のトランスデューサドラム370の側面図である。トランスデューサドラム 370の一方の側にはテープ28を隣接したトランスデューサ376との接触か ら持ち上げる受動テープ支持アーム376が設けられる。トランスデューサ37 8は受動テープ支持アーム376と反対側の読み書き位置379に沿ってテープ 28に係合する。テープはまたある適用では端面374の上に載る。 能動テープ支持面372の基準は数ミクロン(0.001乃至0.005mm)だ けトランスデューサ378の僅か下である。この形態はテープ28の物理的な縁 に近いテープに対するヘッドの接触を改善し、テープを横切るとトランスデュー サの弧全体にわたって録音特性をより一貫性のなるものにする。図18は端面3 82の周囲に一体に形成された能動テープ支持面384をもった別のトランスデ ューサドラム380の端面図である。トランスデューサ386はトランスデュー サドラム380の周囲に切り込まれた取付けスロット388内に位置する。スロ ット388は図7に示すスロットよりも深いので、トランスデューサ386を受 動テープ支持アーム390からより離して位置させることが出来る。 図8は外側シュラウド70に取付けられたテープ支持プラットホーム170を 有するテープ支持装置を示す。テープ支持プラットホーム170はテープ28と トランスデューサドラム68の端面66との間に介在される。外側テープ支持面 172、174はテープ28の長手方向軸線「L」に垂直である真っ直ぐなテー プ移行縁176、178を有する。 テープ支持プラットホーム170は円形のトランスデューサスロット180を 有し、このスロットにより、トランスデューサ72をトランスデューサ経路74 に沿って自由に回転させる。一対の内側テープ支持面182、184が外側テー プ支持面172、174にそれぞれ隣接して設けられる。外側テープ支持面17 2、174と内側テープ支持面182、184との間にトランスデューサ開口部 186が位置する。広いテープ支持面172、174、182、184はトラン スデューサ70に対するテープ28の高い機械的安定性をもたらす。 上記の実施形態と関連して説明したように、テープ支持面172、182は隆 起されているのでテープ28はトランスデューサ経路74の非接触セグメント1 90に沿ってトランスデューサ72に係合しない。変形例として、トランスデュ ーサドラム68を、同じ結果を達成するためにテープ支持プラットホーム170 に対して傾けてもよい。上テープ縁ガイド196及び下テープ縁ガイド198が テープ支持プラットホーム170に機械的安定性を加える。上テープ縁ガイド1 96と下テープ縁ガイド198との間の距離はテープの幅よりも大きくてもよい ことが理解されよう。しかしながら、ある環境では、上テープ縁ガイド196と 下テープ縁ガイド198はテープ28を実際に案内することができる。以下でも っと詳細に説明するように、トランスデューサ経路74の読み書き位置194に おいてトランスデューサ72とテープ28との間の接触を高めるために、テープ 28に減じた圧力状態を伝達するための中心穴192が設けられる。 テープ支持プラットホーム170はテープ28にもっと機械的安定性を与え、 トランスデューサ72とテープ28との間の圧力をより高くし、テープ28の実 質的に全幅にわたってテープに対するヘッドの接触を良くすることによって信号 強さを増大させ、大量生産中に起こるトランスデューサ侵入差に敏感でなくし、 垂直な移動及びロータリヘッドトランスデューサをサーボする必要性を減ずるテ ープ縁ガイドをもたらす。 図9はロータリヘッドトランスデューサとの係合のためにカートリッジ202 内に保持されたテープ200を示す。この変形実施形態では、テープガイド20 4及びラップピン206が読み書き帯域208の両側でカートリッジ202に取 付けられている。テープガイド204及びラップピン206は回転しない。上で 説明したように、テープ支持体204、206はロータリヘッドトランスデュー サ(図示せず)の端面と補足し合う形状にテープをたわませるように湾曲され、 又は形成される。図10は湾曲した中央部分214、216及び真っ直ぐな 縁部分218、220を備えた面取りテープガイド210及びラップピン212 を示す。1つの実施形態では、テープ204の形状は一定であり、ガイド204 の中央に0.005インチ(0.127mm)の深さを有する。他の実施形態では、 テープガイド210は上フランジ及び下フランジから0.0015インチ(0.3 81mm)延びる面取りを有し、ガイドの中央に0.005インチ(0.127mm) の切り込み深さを有する。 しかしながら、テープガイド204、210のまわりに90°より大きいラッ プ角度と組み合わせてテープの予備形成によりテープに引き起こされた大きな歪 みのためにテープガイド204、210にテーパが付けられるならば、テープの 縁は損傷されるかもしれない。特に、テープガイド204、206はテープ20 0に複合湾曲を与え、これはテープの摩耗を加速する。他方、ラップピン206 、212の周りの小さいラップ角度はテープ摩耗を著しく小さくする。 図15はテープガイド222が真っ直ぐな縁224を有する実施形態を示す。 曲線又は面取り形状を有するラップピン226はテープ200をたわませるため に設けられる。この形状のラップピン226の利点は、ピン226における小さ いラップ角度はテープの歪みを最小にすることである。 図22は非回転の非対象テープガイド410を備えた実施形態を示す。テープ ガイド410はテープ歪みを最小にするためにラップ角度の大部分について真っ 直ぐな縁412を有し、且つロータリトランスデューサ(図示せず)の端面との 改善された結合を達成するようにテープ200をカップ形にし或いは予め形成す る曲線縁414を読み書き帯域208に有する。対象のラップピン416を非対 象のテープガイド410と一緒に使用するのがよい。 図26は、トランスデューサドラム460の偏揺れが斜めにされ(図3も参照) 、読み書き位置462がテープカートリッジ468のラップピン464からほぼ 距離「d」に定められた右摩擦態様を示す。距離「d」はほぼ0.1インチ乃至 0.4インチである。 トランスデューサドラム460の偏揺れが逆にされて読み書き位置462がテ ープガイド472に隣接するならば、コーナのテープガイド472と端面474 との間に形成されるテープラップ角度は急速に増す。図26に示す形態によりト ランスデューサ466をテープ470により深く侵入させてトランスデューサと テープの界面を良くし、製造変化に対する公差を大きくする。加えて、読み書き 位置462をテープガイド472からより遠くに移動させることによりトランス デューサドラム460と結合するテープ470のスパンをより長くし、それによ って、トランスデューサドラム460の軸線方向逃げの衝撃を最小にする。右摩 擦はトランスデューサドラム460の湾曲、円錐又は球形端面474と組み合わ されるのが好ましい(図1及び2も参照)。読み書き位置とラップピンとの間の スパン「d」が0.5インチを越えると、テープ平面への追加の侵入が要求され 、これにより、テープをトランスデューサドラムの不活動側にラップさせること がある。 図23は読み書き帯域208においてテープ200の後ろにテープ支持パッド 422を位置させたカートリッジ420を示す。テープ支持パッド422は読み 書き位置に沿って、トランスデューサによって横切られる経路に相当する湾曲ス ロット424を有する。トランスデューサヘッドは湾曲スロット424の中へ突 出するので、テープ200はトランスデューサに巻き付く。テープ支持パッド4 22は例えばヘェルト又はある他の繊維材料のような弾力性の材料で構成される のがよい。変形例として、パッド422は例えばプラスチックのような堅い材料 で構成されてもよい。 テープカートリッジは該カートリッジのベースプレートをテープ駆動装置の機 械的な停止部と係合させることによってテープ駆動装置に位置合わせされる。図 24及び25はテープカートリッジ432をロータリヘッドトランスデューサ組 立体322(図16参照)と位置合わせするための別のテープ位置合わせ装置4 30を示す。好ましくは、取付けフランジ320(図16参照)に取り付けられ た位置合わせアーム434がテープガイド438の下フランジ436に係合する 。位置合わせアーム434を取付けフランジ320に取り付けることにより、テ ープガイド438とトランスデューサ組立体322との間の公差高まりを最小に する。変形例として、位置合わせアーム434をロータリヘッドトランスデュー サ組立体322に近い適当な面に取り付けてもよい。 位置合わせアームの遠位端440は湾曲面又は傾斜面442を有し、これはカ ートリッジ432の下フランジ436との円滑な係合及び係合離脱を可能にする 。端面444はまたフランジ436の円形輪郭に近い垂直に向いたV形又は湾曲 形成部452を有する。図25に示すように、位置合わせアーム434の端面4 44はテープ446に接触するに十分遠くフランジ436を通り越して延びない 。従って、カートリッジ432内のテープ446の移動を邪魔しない。位置合わ せアーム434の端面444は上フランジ450と、或いは両フランジ436、 450と同時に係合するように形成されてもよい。位置合わせ装置430はカー トリッジ432を装填機構(図16を参照)に滑り込ませることによって係合さ れる。装填機構はテープカバー448を開いてテープ446を露出させる。完全 に挿入されると、テープガイド438の下フランジ436が面442と機械的に 係合する。 図11は室236に通じたトランスデューサドラム空気ベント234と流体連 通した中心穴232を有するロータリヘッドトランスデューサ230の断面図で ある。室236内の圧力の高まりを解放するための外側シュラウド空気穴238 が設けられている。外側シュラウド242の内側面とトランスデューサドラム2 44との間にはシール240が設置されている。トランスデューサドラム244 の外側面には、中心穴232を通して矢印248の如く空気を引くブレード24 6が取り付けられている。 ブレード246はシュラウド242をステータとして使用して端面258とテ ープ(図示せず)との間の界面に周囲以下の圧力を作る。図12に示すように、 端面258の低圧分配スロット256は中心穴232に空気流を通すから、トラ ンスデューサ72に隣接して周囲以下の圧力が起こる。 図12はトランスデューサドラム(図示せず)の端面258を実質的に覆う別 のテープ支持プラットホーム250を示す。端面258はテープ支持プラットホ ーム250で実質的に包囲されているから、低い圧力状態がほぼトランスデュー サド開口部254の近くに集中される。その結果、テープ28はこの開口部25 4に引かれ、通過するトランスデューサ72との係合を改善する。 図21はトランスデューサドラム(図示せず)の端面を実質的に覆う他のテー プ支持プラットホーム400の端面図である。中心穴404及びトランスデュー サ開口部408の近くの低圧分配スロット406がテープ支持プラットホーム4 00のテープ支持面402形成されている。低圧状態はテープ28をテープ支持 面402に引き寄せてトランスデューサ開口部408にといてトランスデューサ 72とテープ28との係合を高める。 図13は別のロータリトランスデューサドラム270の断面図であり、トラン スデューサプレート272が空気278を端面272から空隙276を通して流 出させるために空隙276に接続された複数の空気穴274を有する。図14は 8つのトランスデューサ280及びそれに隣接した複数の空気穴274を有する トランスデューサプレート272の端面図である。 以上の実施形態は種々の量のトランスデューサを開示するけれども、例示の実 施形態におけるトランスデューサの数は発明の範囲を決して制限しないことを理 解すべきである。 発明の他の変形例は上記の説明に照らして当業者に明らかであろう。これらの 説明は本発明を明瞭に開示する実施形態の特定な例を提供するにすぎないもので ある。従って、発明は説明した実施形態に、或いは特定な要素、寸法、材料、又 は発明に含まれる形態の使用に限定されない。特許請求の範囲の請求項の精神及 び範囲内に入る本発明のあらゆる修正及び変形が含まれる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月21日 【補正内容】 請求の範囲 1.テープカートリッジ(202)内の磁気テープ(28)に係合するための読 み書き装置(300)であって、テープカートリッジ(202)はテープガイド (204、210、222、410)と、テープ(28)を読み書き帯域(20 8)に案内するためのラップピン(206、212、226、416)とを有し 、テープガイドとラップピンの両方の外径部と接線の線が基準線を定め、磁気テ ープ(28)は長手方向軸線が読み書き帯域(208)を通るように装置内に取 り付けられ、装置は、 読み書き帯域(208)の近くに端面(30、30’30”)を有し、基準 線と斜角をなす回転軸線を有する回転トランスデューサキャリヤ(32、32’ 32”)と、 読み書き帯域(208)で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転ト ランスデューサキャリヤ(32、32’32”)の端面(30、30’30”) に位置し、テープ(28)をほぼ横方向に横切る弧状の情報トラックを読み書き するための少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)と、を 有し、少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は、該少な くとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)がラップピン(206 、212、226、416)に最も近い時点でラップピン(206、212、2 26、416)から少なくとも0.1インチに位置決めされる、上記読み書き装 置。 2.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)とラップピン (206、212、226、416)との間の距離は、少なくとも1つのトラン スデューサ(34、34’、34”)がラップピン(206、212、226、 416)に最も近い時点で0.1インチ乃至0.4インチからなる、請求の範囲1 に記載の読み書き装置。 3.端面(30、30’30”)は円錐面からなる請求の範囲1に記載の読み書 き装置。 4.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は約0.001 5インチ以下だけ基準線を通り越して侵入する、請求の範囲1に記載の読み書き 装置。 5.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は端面(30 、30’30”)より上に0.0005インチ乃至0.001インチ延びる、請 求の範囲1に記載の読み書き装置。 6.テープカートリッジ(202)内の磁気テープ(28)に係合するための読 み書き装置(300)であって、テープカートリッジ(202)はテープガイド (204、210、222、410)と、テープ(28)を読み書き帯域(20 8)に案内するためのラップピン(206、212、226、416)とを有し 、テープガイドとラップピンの両方の外径部と接線の線が基準線を定め、磁気テ ープ(28)は長手方向軸線が読み書き帯域(208)を通るように装置内に取 り付けられ、装置は、読み書き帯域(208)の近くに端面(30、30’30 ”)を有する回転トランスデューサキャリヤ(32、32’32”)を含み、ト ランスデューサキャリヤ(32、32’32”)は読み書き帯域(208)でテ ープ(28)を通る回転軸線を有し、装置は更に回転軸線が実質的に変換経路の 中心に対応して、読み書き帯域(208)で実質的に円形の変換経路を追跡する ように回転トランスデューサキャリヤ(32、32’32”)の端面(30、3 0’30”)に位置し、テープ(28)をほぼ横方向に横切る弧状の情報トラッ クを読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、3 4”)を有する、上記装置において、 少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)が読み書き帯 域(208)に沿って0.0015インチ以下だけ基準線を通り越して侵入する ようにテープ(28)を位置決めするための、ほぼ読み書き帯域(208)に隣 接したテープ支持装置(40)をさらに有し、テープ支持装置(40)が、テー プ(28)に係合することができ、且つテープ(28)を横方向に横切って延び るテープ支持面(30、30’30”、352、362)を有する少なくとも1 つのテープ支持体(32、32’32”、350、360)を備え、テープ支持 面(30、30’30”、352、362)の少なくとも一部は、前記テープ支 持面(30、30’30”、352、362)の第1の部分が前記テープ支持面 (30、30’30”、352、362)の第2の部分よりも 大きくテープ(28)の平面へ延びることができるように湾曲形状を有する、 読み書き装置。 7.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は端面(30 、30’30”)より上に0.0005インチ乃至0.001インチ延びる、請求 の範囲6に記載の読み書き装置。 8.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)が読み書き帯 域(208)に沿って0.0015インチ以下だけ基準線を通り越して侵入する ようにテープ(28)を位置決めするための、ほぼ読み書き帯域(208)に隣 接したテープ支持装置(40)をさらに有し、テープ支持装置(40)が、実質 的に等しい量前記基準線を通り越して延びる第1及び第2のテープ支持面(35 2、362)を有する少なくとも1つのテープ支持体を備える、請求の範囲1に 記載の読み書き装置。 9.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は端面(30 、30’30”)より上に0.0005インチ乃至0.001インチ延びる、請 求の範囲8に記載の読み書き装置。 10.磁気テープ(28)を読み書き帯域(208)でトランスデューサと係合さ せるための読み書き装置であって、磁気テープ(28)は長手方向軸線が読み書 き帯域(208)を通るように装置内に取り付けられ、装置は、読み書き帯域( 208)の近くに端面(30、30’30”)を有する回転トランスデューサキ ャリヤ(32、32’32”)を含み、トランスデューサキャリヤ(32、32 ’32”)は読み書き帯域(208)でテープ平面を通る回転軸線を有し、装置 は更に回転軸線が実質的に変換経路の中心に対応して、読み書き帯域(208) で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデューサキャリヤ(3 2、32’32”)の端面(30、30’30”)に位置し、テープ(28)を ほぼ横方向に横切る弧状の情報トラックを読み書きするための少なくとも1つの トランスデューサ(34、34’、34”)を有する、上記装置において、 少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)が読み書き帯 域(208)に沿って基準線を通り越して侵入するようにテープ(28)を位 置決めするための、ほぼ読み書き帯域(208)に隣接したテープ支持装置(4 0)をさらに有し、テープ支持装置(40)が、基準平面より上に延び、端面端 面(30、30’30”)に設けられ、テープ(28)を支持するためのテープ 支持体を有し、基準平面が前記少なくとも1つのトランスデューサ(34、34 ’、34”)の回転軸線に垂直であり、且つ少なくとも1つのトランスデューサ (34、34’、34”)を有する、ことを特徴とする読み書き装置。 11.端面(30、30’30”)は円錐面からなる請求の範囲10に記載の読み 書き装置。 12.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は端面(30 、30’30”)より上に0.0005インチ乃至0.001インチ延びる、請 求の範囲10に記載の読み書き装置。 13.カートリッジ(20)内の磁気テープ(28)に係合するための方法であっ て、テープカートリッジ(202)はテープガイド(204、210、222、 410)と、テープ(28)を読み書き帯域(208)に案内するためのラップ ピン(206、212、226、416)とを有し、テープガイドとラップピン の両方の外径部と接線の線が基準線を定め、カートリッジ(20)は、磁気テー プ(28)の長手方向軸線が読み書き帯域(208)を通るように装置内に取り 付けられ、上記方法は、 読み書き帯域(208)の近くに端面(30、30’30”)を有し、基準 線と斜角をなす回転軸線を有する回転トランスデューサキャリヤ(32、32’ 32”)を位置決めし、 読み書き帯域(208)で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転ト ランスデューサキャリヤ(32、32’32”)の端面(30、30’30”) に位置し、テープ(28)をほぼ横方向に横切る弧状の情報トラックを読み書き するための少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)を設け 、少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は、該少なくと も1つのトランスデューサ(34、34’、34”)がラップピン(206、2 12、226、416)に最も近い時点でラップピン(206、 212、226、416)から少なくとも0.1インチに位置決めされる、上記 方法。 14.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)とラップピン (206、212、226、416)との間の距離は、少なくとも1つのトラン スデューサ(34、34’、34”)がラップピン(206、212、226、 416)に最も近い時点で0.1インチ乃至0.4インチからなる、請求の範囲1 3に記載の読み書き装置。 15.端面は円錐面からなる、請求の範囲13に記載の方法。 16.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)が約0.001 5インチ以下だけテープ面に侵入する請求の範囲13に記載の方法。 17.少なくとも1つのトランスデューサ(34、34’、34”)は端面より上 に0.0005インチ乃至0.001インチ延びる、請求の範囲13に記載の方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミロ リチャード ケイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92630 レイクフォレスト ピザーロ ロ ード 25152 (72)発明者 グリーン ジェラルド シー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92129 サンディエゴ マリアノポリス ウェイ 14332 (72)発明者 ロッテンバーグ ジョン エム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92040 レイクサイド パインハースト ロード 11219 (72)発明者 リチャード ダーキー ビー アメリカ合衆国 ミネソタ州 55133− 3427 セイントポール ピーオーボックス 33427 (72)発明者 アージェント ダン ジェイ アメリカ合衆国 ミネソタ州 55133− 3427 セイントポール ピーオーボックス 33427 (72)発明者 クータ リロイ エイ アメリカ合衆国 ミネソタ州 55133− 3427 セイントポール ピーオーボックス 33427 (72)発明者 スウェンソン ジェームズ ダブリュー アメリカ合衆国 ミネソタ州 55133− 3427 セイントポール ピーオーボックス 33427 (72)発明者 ヤングキスト ロバート ジェイ アメリカ合衆国 ミネソタ州 55133− 3427 セイントポール ピーオーボックス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.カートリッジ内の磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させ るための装置であって、磁気テープは、磁気テープの長手方向軸線が読み書き帯 域を通るように装置内に取付けでき、カートリッジは読み書き帯域の第1の側に 隣接し、カートリッジのコーナの近くにテープガイドを、又読み書き帯域の第2 の側に隣接してラップピンを有する、上記装置であって、 読み書き帯域の近くに端面を有し、テープと斜角をなす回転軸線を有し、ラ ップピンに隣接した読み書き位置を定める回転トランスデューサキャリヤと、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュ ーサキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラック を読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサと、を有し、読み書き 位置がラップピンから少なくとも0.1インチに位置決めされる、ことを特徴と する上記装置。 2.読み書き位置とラップピンとの間の距離は0.1インチ乃至0.4インチから なる請求の範囲1に記載の装置。 3.端面は円錐面からなる請求の範囲1に記載の装置。 4.少なくとも1つのトランスデューサは約0.0015インチだけテープ面へ 侵入する請求の範囲1に記載の装置。 5.少なくとも1つのトランスデューサは端面より上に0.0005インチ乃至 0.001インチ延びる、請求の範囲1に記載の装置。 6.磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させるための装置であ って、磁気テープは、磁気テープの長手方向軸線が読み書き帯域を通るように装 置内に取付けでき、上記装置であって、 読み書き帯域の近くに端面を有し、読み書き帯域を通る回転軸線を有する回 転トランスデューサキャリヤと、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュ ーサキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラック を読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサと、を有し、回転軸線 が実質的に変換経路の中心に対応し、変換経路が読み書き位置を有し、 少なくとも1つのトランスデューサが読み書き位置に沿って約0.0015 インチ以下だけテープ面に侵入するようにテープを位置決めするための、ほぼ読 み書き位置に隣接したテープ支持装置をさらに有し、テープ支持装置が、テープ と係合され、テープをほぼ横方向に横切って延びるテープ支持面を有する少なく とも1つのテープ支持体を備え、テープ支持面の少なくとも一部は湾曲している 、上記装置。 7.少なくとも1つのトランスデューサは端面より上に0.0005インチ乃至 0.001インチ延びる、請求の範囲6に記載の装置。 8.磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させるための装置であ って、磁気テープは、磁気テープの長手方向軸線が読み書き帯域を通るように装 置内に取付けでき、上記装置であって、 読み書き帯域の近くに端面を有し、読み書き帯域を通る回転軸線を有する回 転トランスデューサキャリヤと、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュ ーサキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラック を読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサと、を有し、回転軸線 が実質的に変換経路の中心に対応し、変換経路が読み書き位置を有し、 少なくとも1つのトランスデューサが読み書き位置に沿って約0.0015 インチ以下だけテープ面に侵入するようにテープを位置決めするための、ほぼ読 み書き位置に隣接したテープ支持装置をさらに有し、テープ支持装置が、テープ と係合され、テープをほぼ横方向に横切って延びるテープ支持面を有する少なく とも1つのテープ支持体を備え、テープ支持面はテープの長手方向軸線に垂直な 真っ直ぐな外縁を有する、上記装置。 9.少なくとも1つのトランスデューサは端面より上に0.0005インチ乃至 0.001インチ延びる、請求の範囲8に記載の装置。 10.カートリッジ内の磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させ るための装置であって、磁気テープは、磁気テープの長手方向軸線が読み書き帯 域を通るように装置内に取付けでき、カートリッジは読み書き帯域の第1の側に 隣接し、カートリッジのコーナの近くにテープガイドを、又読み書き帯域 の第2の側に隣接してラップピンを有する、上記装置であって、 読み書き帯域の近くに端面を有し、テープと斜角をなす回転軸線を有する回 転トランスデューサキャリヤと、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュー サキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラックを 読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサと、を有し、回転軸線が 実質的に変換経路の中心に対応し、変換経路が読み書き位置を有し、 少なくとも1つのトランスデューサが読み書き位置に沿って0.0015イ ンチ以下だけテープ面に侵入するようにテープを位置決めするための、ほぼ読み 書き位置の近くにテープ支持装置をさらに有し、テープ支持装置が、少なくとも 1つのトランスデューサによって定められた基準平面より上に延び、テープを支 持するための、端面に設けられたテープ支持体を有する、上記装置。 11.テープ支持体の端面はほぼ円錐形状からなる、請求の範囲10に記載の装置 。 12.少なくとも1つのトランスデューサは端面より上に0.0005インチ乃至 0.001インチ延びる、請求の範囲10に記載の装置。 13.カートリッジ内の磁気テープを読み書き帯域でトランスデューサと係合させ るための方法であって、磁気テープは、磁気テープの長手方向軸線が読み書き帯 域を通るように装置内に取付けでき、カートリッジは読み書き帯域の第1の側に 隣接し、カートリッジのコーナの近くにテープガイドを、又読み書き帯域の第2 の側に隣接してラップピンを有する、上記方法であって、 読み書き帯域の近くに端面を有する回転トランスデューサキャリヤを位置決 めし、トランスデューサキャリヤはテープと斜角をなす回転軸線を有し、ラップ ピンに隣接した読み書き位置を定め、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュ ーサキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラック を読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサを設け、ラップピンが 読み書き位置から少なくとも0.1インチに位置決めされる、上記の方法。 14.読み書き位置とラップピンとの間の距離は0.1インチ乃至0.4インチか らなる、請求の範囲13に記載の方法。 15.端面は円錐面からなる、請求の範囲13に記載の方法。 16.少なくとも1つのトランスデューサが読み書き位置に沿って0.0015イ ンチ以下だけテープ面に侵入する請求の範囲に記載の方法。 17.少なくとも1つのトランスデューサは端面より上に0.0005インチ乃至 0.001インチ延びる、請求の範囲13に記載の方法。 18.磁気テープを保持する容器を受け入れるための、且つ磁気テープを録音位置 に位置決めするための装填機構を備え、容器は該容器のコーナの近くで且つ読み 書き帯域の第1の側に隣接したテープガイドを、又読み書き帯域の第2の側に隣 接したラップピンを有し、 磁気テープを読み書き帯域に長手方向に移送するための移送装置と、 読み書き帯域の近くに端面を有し、テープと斜角をなす回転軸線を有し、ラ ップピンに隣接した読み書き位置を定める回転トランスデューサキャリヤと、 読み書き帯域で実質的に円形の変換経路を追跡するように回転トランスデュ ーサキャリヤの端面に位置し、テープをほぼ横方向に横切る弧状の情報トラック を読み書きするための少なくとも1つのトランスデューサと、を有し、読み書き 位置がラップピンから少なくとも0.1インチに位置決めされている、弧状走査 テープ駆動装置。
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