JPH11500875A - ベースステーションコントローラ間でハンドオーバーを行う方法及び構成体 - Google Patents

ベースステーションコントローラ間でハンドオーバーを行う方法及び構成体

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JPH11500875A
JPH11500875A JP8525424A JP52542496A JPH11500875A JP H11500875 A JPH11500875 A JP H11500875A JP 8525424 A JP8525424 A JP 8525424A JP 52542496 A JP52542496 A JP 52542496A JP H11500875 A JPH11500875 A JP H11500875A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、テレコミュニケーションシステムにおいてベースステーションコントローラ間でハンドオーバーを実行する方法及び構成体に係る。ベースステーションシステム(BSC,BTS)は、固定ネットワークのローカル交換機(LE)へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーション(PS)に与える。ベースステーションコントローラ(BSC)間のハンドオーバーのコントローラがBSCに配置され、通話の第1BSCがアンカーポイントとして機能するようにし、そこにはローカル交換機を経て確立された最初の接続が維持されると共に、そこから更に別の接続がハンドオーバー中に第2BSCへ確立される。ベースステーションコントローラは、通話の終わりにベースステーションコントローラ間のローカル通話接続を必要に応じてアンリリースし、そしてそれをベースステーションコントローラ間の次のハンドオーバーのために保存する。又、ベースステーションコントローラは、ベースステーションコントローラ間に新たなローカル通話接続を確立し、そしてそれを次のハンドオーバーのために保存してもよい。従って、新たなハンドオーバーが行われるたびにローカル交換機への接続リソースが保存されそしてリリースされないので、信号負荷を減少することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ベースステーションコントローラ間でハンドオーバー を行う方法及び構成体発明の分野 本発明は、パーソナルテレコミュニケーションシステム(PCS)のベースス テーションコントローラ間でのハンドオーバーに係る。先行技術の説明 パーソナルワイヤレスデータ送信を可能にする種々のセルラー無線システムが 長年使用されている。移動通信システムの一例がヨーロピアンデジタル移動通信 システムGSM(移動通信用のグローバルなシステム)である。更に、パーソナ ルワイヤレス通信の可能性を更に拡張することが予想される新世代の無線システ ムが開発されている。規格化されているこれらシステムの1つは、米国内におけ るパーソナルコミュニケーションシステム(PCS)である。現在の予想では、 2つの形式のPCSネットワークがあり、即ち従来のオーバーレイ型のネットワ ークと、固定のISDN及びPSTNネットワークである。無線インターフェイ スに対して多数の代替え手段があり、その1つがGSMベースのPCS1900 (1900MHzの周波数レンジ内で動作するGSMシステム)である。 PCSオーバーレイネットワークへの既存の移動通信規格(GSM又はDCS 1800のような)の変更は、比較的簡単なプロセスである。むしろ、移動サー ビス交換センターではなく固定ネットワークの標準ローカル交換機(LE)を用 いた固定のISDN及びPSTNネットワークに類似したPCSネットワークに よって多数の問題が生じる。というのは、ISDN/PSTNベースのネットワ ークは、GSMネットワークのアーキテクチャーに直接適合しないからである。 移動サービス交換センターは、GSMベースのオーバーレイネットワークにおけ るネットワークの中心エンティティである。しかしながら、ISDN/PSTN ベースのネットワークでは、ローカル交換機LEは、移動通信ネットワークをサ ポートするファンクションを有していない。将来、ローカル交換機LEは、移動 通信ネットワークの交換をサポートする(非通話関連信号伝送、ある種のハンド オーバー交換サポート)一般的ファンクションの小組を含むと仮定されるが、そ れらは、例えば、PCS1900システムの要件を満足するのに必ずしも非常に 有用ではない。 この問題の解決策が、「パーソナルコミュニケーションサービス(PCS)プ ロバイダーへのネットワークアクセスサービスのための交換及び信号伝送の一般 的要件(Switching and signalling generic requirements for network access services to personal communication services(PCS)provider)」、GR−2 801−CORE、第1版、1993年12月、ベルコア、ベル・コミュニケー ションズ・リサーチ、特に、第1章、第1−10ページ、第2章、第1−26ペ ージ、及び第3章、第133−137ページに掲載されている。この文献に開示 されたベルコアのネットワークにおいては、無線インターフェイスがワイヤレス アクセス通信システムWACS(ベルコアTR INS−001313)で、こ れは、固定ネットワークのローカル交換機に接続される。ローカル交換機には、 インテリジェントネットワークが接続され、アクセスネットワークの移動管理に 必要なサービスロジック、データベース及びオペレーションをローカルネットワ ークに与える。換言すれば、AINネットワーク(進歩したインテリジェントネ ットワーク)は、加入者データベースサービス、位置管理、確証、アクセス制御 等を統合的に与える。通話制御の基本的特徴は、ISDNローカル交換機に位置 され、この通話制御により、標準的なAINインターフェイスを経て所定のトリ ガーに基づきインテリジェントなネットワークオペレーションを開始することが できる。又、ベルコアシステムは、ハンドオーバーもサポートし、これは、ベル コアにより「自動リンク転送(ALT)」と称されている。ALTの目的は、応 答通話中に信号強度が変化するときにユーザへのサービスの継続性を確保するこ とである。例えば、PCSユーザが移動するか又は無線環境条件が変化する場合 に、信号強度が変化する。ALTの目的は、中断を生じることなく且つユーザが ALTを行う手段をもったり又はALTが行われていることに気付いたりするこ となく、進行中の応答通話を継続できるようにすることである。上記文献の第3 章、第133−138ページは、ローカル交換機がハンドオーバーの「アンカー ポイント」として動作するALT手順を開示している。換言すれば、ALTが古 いベースステーションシステム(IPS/RPCU)から新たなベースステーシ ョンシステム(IPS/RPCU)へと行われるときに、古いベースステーショ ンシステムへの接続が交換機において解除され、そして新たな接続が新たなベー スステーションシステムへと確立される。このような場合に、固定ネットワーク のローカル交換機は、交換及び信号伝送のアンカーポイントとなる。ローカル交 換機をアンカーポイントとして使用するハンドオーバーは、所要の特徴を有する 新たな国内ISDN交換機において行うことができる。しかしながら、このハン ドオーバーの概念は、特に、PCSシステムの初期段階では、適当な実施方法と 考えることができない。というのは、固定ネットワークのほとんどの既存の交換 機が古い形式であり、そして所要の特徴を有する交換機の利用性を保証できない からである。更に、GSMのようなアクセスネットワーク規格に適合しないネッ トワーク要素がハンドオーバー接続のアンカーポイントとして使用されることに より問題が生じる。 PCT明細書WO95/01694は、ハンドオーバーのアンカーポイントが 移動通信システムに維持されるような固定ネットワークのローカル交換機のもと でのベースステーションシステム間のハンドオーバーを開示している。換言すれ ば、通話における第1のベースステーションコントローラは、ローカル交換機を 経て確立された最初の接続がその通話の全時間中維持されるアンカーポイントと して動作する。ハンドオーバーにおいては、更に別の接続がアンカーベースステ ーションコントローラから第2のベースステーションコントローラへと確立され る。発明の要旨 本発明の目的は、固定ネットワークのローカル交換機の特徴とは独立したベー スステーションコントローラ間の改良された融通性のあるハンドオーバーを提供 することである。 これは、固定ネットワークのローカル交換機と;移動ステーションと;ローカ ル交換機へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーションに与えるベー スステーションシステムとを備え、各ベースステーションシステムはベースステ ーションコントローラ及び複数のベースステーションより成り;そして更に、ロ ーカル交換機をベースステーションコントローラに接続するための送信ラインを 備え;ベースステーションコントローラBSC間のハンドオーバーのコントロー ラがBSCに配置されて、通話の第1のBSCがアンカーポイントとして機能す るようにし、そこにはローカル交換機を経て確立された最初の接続が維持される と共に、そこから更に別の接続がハンドオーバー状態で第2のBSCへ確立され るようなテレコミュニケーションシステムにおいてベースステーションコントロ ーラ間のハンドオーバーを実行する構成体により達成される。本発明によれば、 この構成体は、ベースステーションコントローラが、通話の終わりにベースステ ーションコントローラ間のローカル通話接続をアンリリースし、そしてそれをベ ースステーションコントローラ間の次のハンドオーバーのために保存するように 構成され;そして第1又は第2のベースステーションコントローラが、上記保存 されたローカル通話接続をベースステーションコントローラ間の新たなハンドオ ーバーにおける更に別の接続として使用することに関する判断を行い、そしてそ の判断と、接続に関する考えられる付加的なパラメータを他のベースステーショ ンコントローラに通信するように構成されたことを特徴とする。 更に、本発明は、固定ネットワークのローカル交換機と;移動ステーションと ;ローカル交換機へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーションに与 えるベースステーションシステムとを備え、各ベースステーションシステムはベ ースステーションコントローラ及び複数のベースステーションより成り;そして 更に、ローカル交換機をベースステーションコントローラに接続するための送信 回路を備えたテレコミュニケーションシステムにおいてベースステーションコン トローラ間のハンドオーバーを実行する方法であって、ローカル交換機から移動 ステーションにサービスする第1のベースステーションコントローラへ通話接続 を確立し;第1のベースステーションコントローラから第2のベースステーショ ンコントローラへ通話及び移動ステーションを交換するためのハンドオーバーを 実行し;ローカル交換機とは独立してベースステーションコントローラによりハ ンドオーバーを制御し;ローカル交換機から第1のベースステーションコントロ ーラへの接続を保存し;ローカル交換機を経て交換されるローカル通話として第 1のベースステーションコントローラから第2のベースステーションコントロー ラへ更に別の接続を確立し;そして上記更に別の接続を経て第2のベースステー ションコントローラへ通話を交換するという段階を備えた方法にも係る。本発明 によれば、この方法は、通話の終わりにベースステーションコントローラ間のロ ーカル通話接続をアンリリースし、そしてそれをベースステーションコントロー ラ間の次のハンドオーバーに対して保存し;第1又は第2のベースステーション コントローラにおいて上記保存したローカル通話接続をベースステーションコン トローラ間の新たなハンドオーバーにおける更に別の接続として使用することに 関して判断を行い;上記判断を行ったベースステーションコントローラから他の ベースステーションコントローラへ判断を通信し;そして上記保存されたローカ ル通話接続を経て第1のベースステーションコントローラから第2のベースステ ーションコントローラへ更に別のハンドオーバー接続を確立するという段階を備 えたことを特徴とする。 更に、本発明は、ベースステーションコントローラ間のハンドオーバーを実行 する第2の方法であって、ローカル通話のための新たな接続を前もって確立し、 そしてそれをベースステーションコントローラ間のハンドオーバーのために保存 し;ローカル交換機とは独立してベースステーションコントローラによりハンド オーバーを制御し;ローカル交換機から第1のベースステーションコントローラ への接続を保存し;第1又は第2のベースステーションコントローラにおいて上 記保存したローカル通話接続をベースステーションコントローラ間の新たなハン ドオーバーにおける更に別の接続として使用することに関して判断を行い;上記 判断を行ったベースステーションコントローラから他のベースステーションコン トローラへ判断を通信し;そして上記保存されたローカル通話接続を経て第1の ベースステーションコントローラから第2のベースステーションコントローラへ ハンドオーバーのための更に別の接続を確立するという段階を備えたことを特徴 とする。 本発明においては、第1のベースステーションコントローラがそれ自体知られ た仕方でハンドオーバーの「アンカーポイント」を動作し、最初のスピーチ接続 は、固定ネットワークのローカル交換機から上記BSCを経てベースステーショ ンへ交換され、そして更に無線経路に沿って移動ステーションへと交換される。 ハンドオーバーが第2のBSCへ実行されるときには、ISDNのローカル交換 機と第1のBSCとの間の最初の接続が維持され、そしてローカル交換機(1つ 又は複数)を経て又はベースステーションコントローラ間の永久的な接続を経て ローカル通話の形態で第1のBSCから第2のBSCへ更に別の接続が確立され る。ハンドオーバーは、ベースステーションコントローラにより制御される。本 発明の解決策によれば、ハンドオーバーの「アンカーポイント」及びコントロー ラは、無線システムのネットワーク要素、即ちベースステーションコントローラ であり、そしてローカル交換機は、ベースステーションコントローラのコマンド に基づいて接続を交換するだけである。永久接続を用いたハンドオーバーにおい ては、ローカル交換機は、ハンドオーバーに何ら参加しない。本発明によるハン ドオーバーは、ローカル交換機からの付加的な特徴を必要としないので、現在形 式のローカル交換機のもとでハンドオーバーを実行することもできる。 ローカル交換機を経てローカル通話を確立する場合には、ローカル交換機と、 両ベースステーションコントローラとの間に信号を伝送することが必要となる。 実際に、この信号負荷は、2つのベースステーションコントローラ間のローカル 通話に対していったん確立された接続が、その接続を使用した通話(1つ又は複 数)が終了するか又は別の位置へハンドオーバーされた直後にリリースされない ようにして減少される。むしろ、ローカル通話の接続を維持し、そしてベースス テーションコントローラ間の接続を必要とするその後のハンドオーバーのために それを保存することができる。接続の節約に関する判断は、例えば、ネットワー クにおけるトラフィック負荷又はハンドオーバー密度に基づいて行われ、即ちハ ンドオーバー接続が間もなく必要とされると仮定されるときに行われる。又、ロ ーカル通話に対する「ハンドオーバー」接続を、その後のハンドオーバーが予想 されるときにそれらに対して前もって確立することもできる。本発明は、ローカ ル交換機への接続リソースが保存されず、新たなハンドオーバーが行われるたび にリリースされるので、信号の量を減少する。ローカル通話に対していったん確 立された接続は、多数のハンドオーバー接続に使用することができる。必要とさ れるものは、ローカル通話に対するこの形式の「永久的」接続を経てハンドオー バー接続を確立しそしてリリースするときのベースステーションコントローラ間 の信号だけである。従って、ローカル通話に対する接続の確立及びリリースは、 実際のハンドオーバー接続を確立しそしてリリースする以上に安定したやり方で 行うことができる。又、本発明は、ハンドオーバーの交換時間を短縮することが できる。 ベースステーションコントローラ間の永久的な接続は、ネットワーク内におい て少なくともこれらベースステーションコントローラ間にハンドオーバーが頻繁 に生じるところに確立される。永久的な接続は、ハンドオーバーに関連した信号 を減少し、ローカル交換機を経て交換されるローカル通話に比して更に効果的で ある。 又、別の既存のローカル通話の使用可能な容量を、更に別の接続を確立するの に使用することもできる。これは、無線システムのスピーチコード化レート/デ ータ転送レートが小さくて(例えば、13kビット)、1つの64kビット又は 56kビットの送信チャンネルに多数のスピーチ/データ信号を挿入できないと きに可能である。 ベースステーションコントローラは、ハンドオーバーのための更に別の接続を 確立するのに、保存されたローカル通話が使用されるか、新たなローカル通話が 使用されるか、又は永久的な接続が使用されるかを判断する。各送信方向に対し て1つづつの各々の更に別の接続には2つの送信回路が必要とされる。ハンドオ ーバーの更に別の接続に対し新たなローカル通話が確立される場合には、両ベー スステーションコントローラは、それらを接続するローカル交換機への送信回路 を互いに独立して選択することができる。ハンドオーバーのための更に別の接続 が本発明による保存されたローカル通話、又は永久的接続により確立されるか、 或いは既存のローカル通話の使用可能な容量が用いられる場合には、どの当事者 が接続の形式の判断を行いそして接続を保存するかを知ることが重要である。両 当事者が互いに独立して保存を行うことが許された場合には、両端から同じライ ンを同時に保存することが考えられる。この問題を解消するために、判断を行う 責任がいずれか一方のベースステーションコントローラに与えられる。次いで、 その判断が信号により他方の当事者に通信される。ベースステーションコントロ ーラは、信号における交換データの定義を除去することにより他のベースステー ションコントローラに判断実行をシフトすることができる。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 図1は、本発明によるISDNベースのPCSネットワークを示すブロック図 である。 図2は、移動サービス交換センターのファンクションをファンクションユニッ トに分割しそしてそれらを異なるネットワーク要素に割り当てるところを示すブ ロック図である。 図3A、3B、3C及び3Dは、ベースステーションコントローラ間でハンド オーバーを行う3つの異なる方法を示す図である。 図4は、2つの次々のハンドオーバーに関連したハンドオーバー岐路を示すブ ロック図である。 図5A、5B及び5Cは、新たなハンドオーバーA−B’が確立されそして図 4に示す古いハンドオーバー岐路A−Bがリリースされる場合の信号を示す図で ある。 図6は、既に所存された接続に基づくハンドオーバーの信号図である。 図7は、永久的接続をベースとするハンドオーバーの信号図である。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明の基本的な原理は、ワイヤレスアクセスネットワークをインテリジェン トネットワーク及び固定ネットワークのローカル交換機に接続するのに適用され る。本発明の好ましい実施形態では、アクセスネットワークは、PCS1900 のようなGSMシステムに基づく無線システムである。換言すれば、アクセスネ ットワークは、GSM移動通信システム又はその1800MHzバージョンDC S1800から変更される。GSMシステムの詳細については、ETSI GS M推奨勧告及び文献「移動通信用のGSMシステム(The GSM System for Mobile Communications)」、M.モーリ及びM.ポーテット、パライゼウ、フランス、 1992年、ISBN:2−9507190−0−0−7を参照されたい。 図1のブロック図は、固定ネットワークをベースとするPCS1900ネット ワークのネットワーク要素を示す。アクセスネットワークPCS1900は、ベ ースステーションシステムBSSを備え、各BSSは、1つのベースステーショ ンコントローラBSCと、複数のベースステーションBTSとを備えている。ベ ースステーションBTSは、無線インターフェイスを経てパーソナルステーショ ンPS(移動ステーション)と通信する。PSとBTSとの間の無線インターフ ェイス、並びにBTSとBSCとの間のインターフェイスは、従来のオーバーレ イPCS1900システムの場合と同様であり、ここでは詳細に述べない。しか しながら、従来のGSMネットワークとは異なり、ベースステーションコントロ ーラBSCは、MSCには接続されず、ISDN又はPSTNのような固定ネッ トワークのローカル交換機LEに接続される。本発明の好ましい実施形態では、 ローカル交換機は、ISDN交換機により構成される。ローカル交換機LEは、 次いで、標準的なインテリジェントネットワーク接続を経て、進歩したインテリ ジェントネットワークAINのサービス制御ポイントSCPに接続される。ある 場合には、インテリジェントネットワークは必要とされない。このような場合に は、ローカル交換機自体が更に多くのインテリジェントファンクションを含む。 更に、ローカル交換機LEは、他のローカル交換機LEに接続されてもよいし、 又は通常そうであるようにISDNネットワークのトランク交換機TXに接続さ れてもよい。 従って、固定ネットワークをベースとするPCSネットワークは、移動サービ ス交換センターMSCがないので、GSMアーキテクチャーに直接適合しない。 従来のオーバーレイ移動通信ネットワークでは、移動サービス交換センターMS Cは、ネットワークの中心ユニットではなく、固定ネットワークのローカル交換 機は、MSCの全てのファンクションをサポートしない。それ故、本発明におい ては、移動通信交換センターのファンクションは、ファンクションユニットに分 割され、これらは、通話制御以外は、ベースステーションコントローラBSCに 配置される。更に、インテリジェントネットワークAINにより、GSMシステ ムのホーム位置レジスタHLRに対応するファンクションが与えられると共に、 ビジター位置レジスタに対応するファンクションの一部分も与えられる。 異なるネットワーク要素に対するファンクションユニットの考えられる割り当 てを、図2を参照して説明する。機能的に、ユニットの名前は全て文字F(ファ ンクション)で終わり、ファンクションユニット間、及びそれらが位置する物理 的ネットワーク要素(BSC、SCP、LE・・・)間の区別がなされる。各フ ァンクションユニットを以下に簡単に述べる。 BSCF(ベースステーションコントローラファンクション):GSMネット ワークにおける通常のBSCファンクションに対応する。 BSCF+(ベースステーションコントローラファンクション追加): − BSCFからAインターフェイスを分割し、通話制御がLEFに指定され ると共に、他の信号がRSCFに指定されるようにする。 − ハンドオーバー(HO)に関連した交換オペレーションを実行し、交換オ ペレーションのアンカーポイントとして働く。 − GSMベースの通話制御をISDNの通話制御に変換する。 − 考えられる種々のインターワーキングファンクションを含む。 LEF(ローカル交換機ファンクション):ISDNローカル交換機LEの標 準的なファンクションを含む(国内ISDN3をデフォールトとして)。更に、 LEFは、ベースステーションシステムBSSからサービス制御ポイントSCP への非通話関連(NCA)信号もサポートする。本発明の好ましい実施形態にお いては、標準的なLEFファンクションに対して変更は示唆されない。というの は、ISDNベースのPCS1900システムは、いかなる標準的な固定ネット ワークのISDNローカル交換機LEのもとでも動作できねばならないからであ る。 RSCF(無線システム制御ファンクション):移動サービス交換センターM SCの多数のタスクを実行する。これは、無線リソースを制御する(即ち、例え ば、指定及びハンドオーバーコマンドを発生し、そしてベースステーションコン トローラBSC又はローカル交換機LE間のハンドオーバーを制御する)。又、 RSCFは、AインターフェイスプロトコルとMAPプロトコルとの間のインタ ーフェイスユニットでもある。 HOF(ハンドオーバー判断ファンクション):このユニットは、更に高いレ ベルからハンドオーバープロセスを制御できるようにするために、RSCFから 分離される。しかしながら、過負荷制御のような高レベルの判断のみがHOFに よりなされる。実際のハンドオーバーは、BSCF+によって行われ、そしてこ れは、RSCFにより制御される。 VLRF(ビジター位置レジスタファンクション):これは、VLR1F及び VLR2Fの2つの部分に分割される従来のVLRである。VLRの上位部分V LR2Fは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPに配 置され、そしてアクセスネットワークの下位部分VLR1Fは、より正確には、 ベースステーションコントローラにある。現在最も好ましいと思われる分割によ れば、下位のVLR1Fは、確証、位置管理、一時的識別、等を取り扱い、そし て上位のVLR2Fは、サービスの制御及びユーザプロファイルに関連した他の 事柄を取り扱う。 SCF(サービス制御ファンクション):これは、固定ネットワークの標準的 なサービス制御ファンクションで、標準的なインテリジェントネットワークサー ビス(AIN)を与える。更に、HLRF(ゲートウェイ−MSC状態に対応す る)に対する位置の質問及びVLRFに対するローカル位置の質問を実行し、そ してVLRFと協働してAIN質問等に応答するという能力を有する。 HLRF(ホーム位置レジスタファンクション):これは、GSMに基づくホ ーム位置レジスタである。加えて、インテリジェントネットワークは、EIRF (装置識別レジスタファンクション)及びおそらくはSMS−GIWF(短いメ ッセージのサービスゲートウェイーインターワーキングファンクション)を備え ており、これらはここでは詳細に述べない。 本発明の好ましい実施形態においては、上記ファンクションユニットは、図2 に従ってネットワーク要素間に分配され、即ちLEは、LEFユニットを含み; SCPは、SCF及びVLR2Fユニットを含み;BSCは、BSCF及びBS CF+ユニットを含み;そしてアクセスマネージャーAMは、RSCF、HOF 及びVLR1Fユニットを含む。或いは、全VLRFがBSC又はSCPに配置 されてもよい。 実際のスピーチ/データ接続を取り扱うのは、ファンクションユニットBSC F、BSCF+及びLEFのみであることに注意されたい。ファンクショ ンモデルの下位部分に配置されたこれらファンクションユニットは、ルート接続 (接続BSCF、BSCF+、LEFのチェーン)に結合される。他のファンク ションユニットは、信号のみを取り扱い、従って、それらの割り当ては、上記し たものと異なってもよい。 本発明の好ましい実施形態は、更に、BSCとSPCとの間でLEをバイパス する新たな別の信号経路10を備えている。これは、BSCとHLRとの間での 信号伝達を簡単に行えるようにする。信号インターフェイスLE−BSC及びS CP−BSCは、Cインターフェイスと称する。Cインターフェイスの信号は、 ISDNネットワークの非通話関連信号を使用してもよいし、或いはBSCとA INとの間のPCS関連信号に対して信号システムNR7(SS7)ネットワー クを使用することもできる。 以下、本発明によるハンドオーバー手順について説明する。ハンドオーバーに おいては、進行中の通話がトラフィックチャンネルから同じ又は隣接ベースステ ーションの別のトラフィックチャンネルへとハンドオーバーされる。従って、ユ ーザが移動するか又は無線環境が変化して、信号強度/質が変化したときには、 通話の継続性が確保される。同じBSCのもとに配置されたベースステーション 間のハンドオーバー(BSC内ハンドオーバー)は、従来のPCS1900シス テムと実質的に同様に実行され、本発明にとって重要ではない。むしろ、本発明 は、2つのベースステーションコントローラBSC間のハンドオーバーの改良を 提供する。 図3A、3B、3C及び3Dは、BSC間のハンドオーバーを実行する3つの 異なる方法を示す。図3Aは、ハンドオーバーの前の状態を示し、接続は、LE を経てBSC1へ、そして更に無線経路を経て移動ステーションMSへ交換され る。その目的は、通話がBSC2を経て移動ステーションMSへ交換されるよう にハンドオーバーを実行することである。図3Bは、ハンドオーバーのためのア ンカーポイントとしてLEを使用する公知のハンドオーバーを示すもので、これ は、LEからの新たな特徴を必要とする。このハンドオーバー技術は、新たなI SDN交換機において可能であるが、PCSシステムの初期の開発段階において 良好な実施方法ではない。というのは、必要な特徴が設けられた交換機の利用 性を保証できないからである。アクセスネットワークの規格(例えば、GSM) に適合しないネットワーク要素がハンドオーバーのためのアンカーポイントとし て使用されることから更に別の問題が生じる。 図3Cは、ローカル通話をベースとするハンドオーバーを示しており、最初の 接続LE−BSC1がセーブされ、そしてローカル通話BSC1−LE−BSC 2によりLEを経てベースステーションBSC1とBSC2との間に更に別の接 続が形成される。この解決策により、BSC1は、ハンドオーバーのためのアン カーポイントとして動作し、LEのみが接続を交換する。LEからの付加的な特 徴が必要とされないので、ハンドオーバーは、全て現在のISDN交換機により 実行することができる。 図3Dは、永久的な接続に基づくハンドオーバーを示している。この場合は、 最初の接続LE−BSC1もセーブされ、BSC1とBSC2との間に「ローカ ル」通話が確立され、これにより、BSC2は、アンカーポイントとして動作す る。しかしながら、この場合には、通話が確立されたときに、それがLEにより 交換されず、BSC1とBSC2との間の永久的な接続が使用される。これらの 永久的接続は、物理的には、LEを経てルート指定される。BSC間でハンドオ ーバーが頻繁に実行される場合には、図3Dに基づいてBSC間に永久的な接続 を使用するのが効果的である。 ローカル通話ベースのその後のハンドオーバー 図4は、LEからBSC/Aへと最初の通話が確立される通話状態を示してい る。この接続は、DNorigにより識別される。その後、BSC/Bへのハン ドオーバーが行われる。その結果、ローカル通話ベースのハンドオーバー岐路が 確立される。このハンドオーバー岐路は、1つの回路DNAoldをアンカーB SC/Aの側に保存すると共に、1つの回路DNBoldをベースステーション コントローラBSC/Bの側に保存する。以下、BSC/AからBSC/B’へ のその後の新たなハンドオーバーについて説明する。このハンドオーバーにおい ては、新たなローカル通話ベースのハンドオーバー岐路が確立され、これは、回 路DNAnewをアンカーBSC/Aの側にそして回路DNBnewをベースス テーションコントローラBSC/B’の側に保存する。ハンドオーバーが首尾 良く終わった後に、古いハンドオーバー岐路がリリースされる。これは、ハンド オーバーの最も複雑な場合であり、使用された番号が以下に使用する番号に対応 する図5A、5B及び5Cに示す信号図を参照して説明する。 標準的なGSM、ISDN又はAINメッセージではない新たなメッセージの 名前は、小文字で書かれている。大文字は、パラメータに変化が生じたメッセー ジのみに使用される。LEF/A、LEF/B及びLEF/B’は、各々、LE のベースステーションコントローラBSC/A、BSC/B及びBSC/B’の LEFユニットである。 1.HANDOVER REQUIREDメッセージは、GSMの場合と同様 にハンドオーバーを開始する。BSCF+のみがこのメッセージをRSCFへ送 る。 2.map select targetは、ネットワークにおいて上位レベ ルでハンドオーバー判断を行えるようにするために導入された新たなメッセージ である。これは、RSCFがBSCに割り当てられた場合に有用であり、そして BSCは、ネットワークのトラフィック負荷等について充分にグローバルな情報 を有するとはみなされない。このメッセージは、HOFに送られる。このメッセ ージの唯一の目的は、ハンドオーバーに対して最も適当なターゲットセル(TC I)を選択し、そしてそのターゲットセルに関連したRSCFを指示するターゲ ット番号(Tnr)を返送することである。 3.MAP PREPARE SUBSEQUENT HANDOVERは、 GSMに従うメッセージである。しかしながら、ターゲット番号パラメータ(T nr)は、新たに訪れたRCSFを指し、MSCを指さない。 4.B’側への新たなハンドオーバー岐路に対してどんな形式の接続を使用す べきかの判断は、RSCFにおいて行われる。この例では、アンカー側のRSC Fがこの判断を行うものと仮定する。或いは又、この判断をB’によって行って もよい。接続を確立するために考えられる別の方法は、LEを経てローカル通話 BSC/A−BSC/B’を確立し、BSC/A−BSC/B’間に永久的な接 続が設けられていれば、それを使用し、或いはローカル通話BSC/A−BSC /B’に対して既に保存された非関連接続、又はローカル通話に対して既 に保存された接続の一部分を使用することである。又、RSCFは、アクセス回 路即ちディレクトリ番号の使用も制御する。RSCFは、新たな岐路A−B’を 含む新たなローカル通話に対し新たなアクセス回路DNAnewを割り当てる。 MAP PREPARE HANDOVERは、異なる形式のハンドオーバー を適用できるようにするために新たなパラメータHOCT(ハンドオーバー接続 形式)が追加された以外は、GSMの場合と同様である。更に、このメッセージ は、HOCTパラメータに関連した他のパラメータを含むこともできる。HOC Tパラメータ及び考えられる付加的なパラメータの値を、以下のテーブルIに詳 細に規定する。例えば、既存のローカル通話の一部分が使用される場合には、こ のメッセージは、次の2つの付加的なパラメータ、即ちアクセス回路がB’側の 既存のローカル通話に対応することを指示するためのDNBnew、及び64ビ ット/s回路のどの部分が使用されるかを指示するためのCIC(回路識別コー ド)を含むことができる。 5.B’側のRSCFは、RSCFは、新たなローカル通話に対してアクセス 回路DNBnewを割り当てる。従来のGSMシステムでは、VLRは、新たな 岐路に対してハンドオーバー番号を割り当てることに注意されたい。RSCFに より割り当てられたディレクトリ番号DNBnewは、使用するアクセス回路に 厳密に関連している。それ故、従来のGSMの場合にはハンドオーバーが完了し たときにこれを返送することができず、通話のリリース又は新たなハンドオーバ ーによりハンドオーバー岐路がリリースされた後にのみ可能となる。又、新たな ハンドオーバー岐路に対して2つのアクセス回路及びそれに対応するディレクト リ番号が必要とされることにも注意されたい。 6.HANDOVER REQUESTメッセージは、割り当てられたハンド オーバー番号がCICではなくRSCF/B’とBSCF+/B’との間に送ら れる以外は、GSMの場合と同様である。HOCT及び考えられる付加的なパラ メータも、このメッセージに含まれる。 7.HANDOVER REQUESTメッセージは、GSMの場合と同様で ある。HANDOVER REQUEST ackは、GSMの場合と同様であ る。BSCF+/B’のみがメッセージをA側のRSCFに送る。レーヤ3情報 パラメータ(L3 info)は、HANDOVER COMMAND(21を 参照)を含む。 8.MAP PREPARE HANDOVER ackは、GSMの場合と 同様である。HOCTパラメータも、以下のテーブルIに定義されたように含ま れる(11参照)。HOCTパラメータ(及び考えられる付加的なパラメータ) は、接続形式の交渉及び/又はB’側からのテレコミュニケーションリソースの 制御を行えるようにするためにアンカー側に返送される。この例では、HOCT は、アンカー側Aへ新たな情報を搬送しない。 9.new leg commandは、RSCFハンドオーバーコントロー ラをBSCF+通話コントローラにリンクする新たなメッセージである。RSC Fは、現在通話に対して新たなハンドオーバー岐路を確立するようにBSCF+ に指令する。新たな岐路は、A側ではBSCF+の番号DNAnew及びそれに 対応するアクセス回路を使用し、そしてB’側ではBSCF+の番号DNBne w(及びそれに対応するアクセス回路)を使用する。HOCTは、このハンドオ ーバーの形式が「新たなローカル通話」であることを指示する。 10.SETUPメッセージは、ISDNネットワークの場合と同様である。 ローカル交換機は、ハンドオーバー岐路に対してローカル通話を確立しなければ ならない。 11、12、13.INITIAL ADDRESS MESSAGE、CA LL PROCEEDING及びSETUPは、ISDNの場合と同様である。 14.setup detectは、新たなハンドオーバー岐路がレディであ ることをRSCF/B’に指示する新たなメッセージである。BSCF+/B’ は、番号DNBnewに対応する使用されたアクセス回路に基づき、この岐路を 既に保存された無線リソースにリンクすることができる。 15、16、17.ALERTING、ADDRESS COMPLETE MESSAGE及びALERTINGは、ISDNの場合と同様である。 18.new leg completeは、新たなハンドオーバー岐路が首 尾良く確立されたことを指示する。 19.MAP PREPARE SUBSEQUENT HANDOVER ackは、GSMの場合と同様である。 20、21.HANDOVER COMMANDは、GSMの場合と同様であ る。BSCF+/B’のみがメッセージを送るが、ここでCONNECTメッセ ージを送信できることに注意されたい(25参照)。 25、26、27、28、29.CONNECT、CONNECT ACK、 ANSWER MESSAGE、CONNECT及びCONNECT ACKは ISDNと同様にである。 30.connect detectは、アクセス回路が接続されたことを指 示する新たなメッセージである。 31.MAP SEND END SIGNALは、GSMの場合と同様であ る。 32.switch leg commandは、この瞬間から新たな岐路を 使用できることをBSCF+/Aに指示する新たなメッセージである。その結果 として、古いハンドオーバー岐路は省かれる。この例では、HOCTパラメータ は、古い岐路に関連したローカル通話をリリースできることを指示する(テーブ ルI参照)。しかしながら、含まれた全てのハンドオーバー岐路がリリースされ た後にそのローカル通話をリリースする必要がないことに注意されたい。又、A 側とB’側との間に新たなハンドオーバー岐路を待機している接続を保持するこ ともできる。このような場合に、HOCTパラメータの値は「無(nothing)」に なる(テーブルI参照)。 33、34、35、36.MAP SEND END SIGNAL ACK メッセージ、CLEAR COMMANDメッセージ及びCLEAR COMP LETEメッセージは、GSMの場合と同様である。BSCF+は、CLEAR COMMANDメッセージのみを送り、ハンドオーバー岐路を切断する。 37、38、39.DISCONNECT、RELEASE及びRELEAS E COMPLETEは、ISDNの場合と同様である。 40.disconnect detectは、アクセス回路及びディレクト リ番号がリリースされたことを指示する新たなメッセージである。 41、42、43、44、45.RELEASE、RELEASE ACK、 DISCONNECT、RELEASE及びRELEASE COMPLETE は、ISDNの場合と同様である。 46.disconnect detectは、アクセス回路及びディレクト リ番号がリリースされたことを指示する新たなメッセージである。 保存された接続に基づくハンドオーバー この例の場合には、ハンドオーバー岐路を確立するためのローカル通話BSC /A−BSC/Bを用いてベースステーションコントローラBSC/Aからベー スステーションコントローラBSC/Bへのハンドオーバーが実行され、このロ ーカル通話は、既に保存されたものであるか、或いは手前の通話又はハンドオー バー中にアンリリースされているものである。換言すれば、いったん保存された ローカル通話は、それを使用する通話(1つ又は複数)がリリースされるか又は 通話中に新たな位置にハンドオーバーがなされた直後にリリースする必要がない という考え方である。ローカル通話は、同じベースステーションコントローラ間 に接続を必要とするその後のハンドオーバーのためにセーブしそして保存するこ とができる。例えば、図5A−5Cに示すハンドオーバープロセスにおいては、 BSC/AとBSC/Bとの間のローカル通話は、32において送られるswi tch leg commandメッセージのHOCTパラメータの値を「無」 にセットすることにより、アンリリース状態に保たれる。別の方法は、例えば、 ハンドオーバー接続が間もなく必要とされると仮定したときの通話管理に関連し た理由で、ベースステーションコントローラ間にこの種のローカル通話のための 接続を保存することである。本発明によるこの方法は、ベースステーションコン トローラとローカル交換機との間の信号を減少する。というのは、新たなハンド オーバー接続が必要とされるたびに又はそれらがもはや必要でないときに接続リ ソースが保存されず、リリースされるからである。従って、本発明の方法によれ ば、ローカル通話の確立及び解除は、実際のハンドオーバー接続の確立及び解除 よりも安定した仕方で実行することができる。 図6の信号図は、保存された通話に基づくBSC/AからBSC/Bへのこの 種のハンドオーバーを示している。図6において、図5A、5B及び5Cに示す メッセージに対応する構造のメッセージは、同じ番号で示されている。以下の説 明では、図5A−5Cの対応メッセージに匹敵する差のみを取り上げる。この例 では、ハンドオーバーの形式の判断がB側で行われると仮定する。A側のRSC Fは、MAP PREPARE HANDOVERメッセージのHOCTパラメ ータの値を「不定」にセットし、これは、ハンドオーバーの形式の判断を行わね ばならないことをB側に指示する(テーブルI参照)。 1、2.ベースステーションコントローラBSC/Aにおいて行われる以外、 図5Aに示したものと同様である。 3.この例では、図5の場合と同様に、古いハンドオーバー岐路がないので、 欠落である。 4.B側は、BSC/AとBSC/Bとの間の既存のローカル通話を使用する ことを判断する。それ故、HANDOVER REQUESTメッセージのHO CTパラメータの値を「既存のローカル通話」にセットし、そしてディレクトリ 番号DNBnew及び回路認識コードCICをメッセージに含む。このメッセー ジは、B側のBSCF+へ送られる。 5.このHANDOVER REQUESTメッセージに含まれたCICは、 Aインターフェイスの識別子であり、即ちメッセージ2のCICとは異なる。 6、7.図5の場合と同様であるが、BSC/Bにおいて行われる。 8.いずれのハンドオーバー形式が決定されたかをA側に通知しなければなら ない。このため、B側のRSCFは、MAP PREPARE HANDOVE R ackメッセージのHOCTパラメータの値を「既存のローカル通話」にセ ットし、そして保存された回路(メッセージ2参照)のディレクトリ番号DNB new及び回路識別コードをメッセージに含む。 9.ここでは、A側のRSCFは、それが受け取ったディレクトリ番号DNB newからディレクトリ番号DNAnewを導出できると仮定する。DNBne w、DNAnew及びCICは、new leg commandメッセージに 含まれ、これは、ハンドオーバー岐路を切り換えるためにA側のBSCF+に送 られる。 10−17.不要。 18.図5Bと同様であるが、BSC/Aにおいて行われる。 19.不要。 20、21.図5Bと同様であるが、BSC/Aにおいて行われる。 22、23、24.図5Cと同様であるが、BSC/Bにおいて行われる。 25、26、27、28、29、30.不要。 31.図5Cと同様であるが、BSC/Bにおいて行われる。 32、33、34、35、36.図5Cと同様であるが、BSC/Aにおいて 行われる。 上記信号の例から明らかなように、既に保存されたローカル通話をハンドオー バー岐路として使用すると、特に、LEとBSCとの間の信号負荷が著しく減少 される。 又、BSC/AとBSC/Bとの間の図5A−5Cに基づくその後のハンドオ ーバーにおいてローカル通話ベースのハンドオーバーも実行できることに注意さ れたい。 永久的接続をベースとするハンドオーバー このハンドオーバー手順は、最も複雑なハンドオーバーの場合よりも簡単であ る。ここでは、BSCF/AとBSCF/Bとの間の永久的接続が使用される。 この永久的接続は、新たなCICパラメータにより識別される。図7の信号図に 示されたこの例では、アンカー側AのRSCFが、リソースの割り当て、即ちC ICの割り当てを制御する。以下、図5A−5Cの信号図に示したメッセージに 比較した相違のみを説明する。HOCTパラメータの値は、全てのメッセージに おいて「永久的接続」である(テーブルI参照)。 1.MAP PREPARE HANDOVERメッセージにCICが追加さ れている。これは、A側のRSCFが、BSC/AとBSC/Bとの間の永久的 接続に使用されるB側のRSCFと通信しなければならないことによるものであ る。ハンドオーバーが新たなローカル通話に基づくものである図5A−5Cに示 す例では、A側及びB側の両方が、使用するアクセス回路及びディレクトリ番号 NDを独立して選択することができた。 2.図5A−5Cの場合に比して、HANDOVER REQUESTメッセ ージにCICが追加され、そしてDNBnewが除去されている。CICは、永 久的接続を識別し、一方、DNBnewは、アクセス回路を識別し、従って、こ の例では、不要である。CICは、メッセージ1の場合と同じであってもよいし 或いはそこから導出されてもよい。 3.このCICは、メッセージ2の場合とは異なる。 4.DNBnewが除去され、A側は、ハンドオーバー岐路として永久的接続 を使用すべきであることを判断し、そしてそれに関連したCICを既に送信して いる。それ故、新たなアクセス回路及びそれに対応するディレクトリ番号DNは 必要ない。 new leg commandメッセージにおいては、CICは、デイレク トリ番号DNBnew及びDNBoldに代わって送信される。ハンドオーバー 岐路を切り換えるには、CICが必要とされるだけである。 幾つかの実施形態を参照して本発明を以上に説明したが、これは、単に本発明 を例示するものに過ぎず、請求の範囲に規定した本発明の精神及び範囲から逸脱 せずに多数の修正や変更がなされ得ることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN 【要約の続き】 れるたびにローカル交換機への接続リソースが保存され そしてリリースされないので、信号負荷を減少すること ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定ネットワークのローカル交換機(LE)と;移動ステーション(PS)と;ロー カル交換機へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーションに与えるベ ースステーションシステムとを備え、各ベースステーションシステムはベースス テーションコントローラ(BSC)及び複数のベースステーション(BTS)を含み;そし て更に、ローカル交換機をベースステーションコントローラに接続するための送 信ラインを備え;ベースステーションコントローラ(BSC)間のハンドオーバーの コントローラがBSCに配置されて、通話の第1BSCがアンカーポイントとし て機能するようにし、そこにはローカル交換機を経て確立された最初の接続が維 持されると共に、そこから更に別の接続がハンドオーバー中に第2BSCへ確立 されるようなテレコミュニケーションシステムにおいてベースステーションコン トローラ間のハンドオーバーを実行する構成体において、 上記ベースステーションコントローラは、通話の終わりにベースステーショ ンコントローラ間のローカル通話接続をアンリリースし、そしてそれをベースス テーションコントローラ間の次のハンドオーバーのために保存するよう構成され ;そして 上記第1又は第2のベースステーションコントローラは、上記保存されたロ ーカル通話接続をベースステーションコントローラ間の新たなハンドオーバーに おける更に別の接続として使用することに関する判断を行い、そしてその判断と 、接続に関する考えられる付加的なパラメータを他方のベースステーションコン トローラへ通信するように構成されたことを特徴とするハンドオーバーを実行す る構成体。 2.上記ベースステーションコントローラ(BSC)は、これらベースステーション コントローラ間に必要に応じて前もって新たなローカル通話接続を確立し、そし てそれをベースステーションコントローラ間のその後のハンドオーバーに対して 保存するよう構成された請求項1に記載の構成体。 3.同じローカル通話接続を使用して、接続と接続との間にそれをリリースせず に2つ以上の非同時の更に別のハンドオーバー接続を確立する請求項1又は2に 記載の構成体。 4.上記保存されたローカル通話接続により更に別のハンドオーバー接続を確立 するのに、ベースステーションコントローラ(BSC)間の信号しか伴わない請求項 1、2又は3に記載の構成体。 5.少なくとも2つのベースステーションコントローラ間に永久的な送信接続が あり、そして ハンドオーバーに関与しているベースステーションコントローラの一方は、 更に別のハンドオーバー接続が、ISDNローカル交換機を経て交換されたロー カル通話であるか、又は上記永久的な送信接続を経て確立された接続であるかを 判断し、そしてその判断を別のベースステーションコントローラへ通信するよう に構成された請求項1に記載の構成体。 6.上記ローカル通話は、ハンドオーバーに対して確立された新たなローカル通 話である請求項5に記載の構成体。 7.上記ローカル通話は、ベースステーションコントローラ間に既に確立された ローカル通話であって、使用可能な送信容量を有するローカル通話である請求項 の前記いずれかに記載の構成体。 8.固定ネットワークのローカル交換機と;移動ステーションと;ローカル交換 機へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーションに与えるベースステ ーションシステムとを備え、各ベースステーションシステムはベースステーショ ンコントローラ及び複数のベースステーションを含み;そして更に、ローカル交 換機をベースステーションコントローラに接続するための送信回路を備えたテレ コミュニケーションシステムにおいてベースステーションコントローラ間のハン ドオーバーを実行する方法であって、ローカル交換機から移動ステーションにサ ービスする第1のベースステーションコントローラへ通話接続を確立し;第1の ベースステーションコントローラから第2のベースステーションコントローラへ 通話及び移動ステーションを交換するためのハンドオーバーを実行し;ローカル 交換機とは独立してベースステーションコントローラによりハンドオーバーを制 御し;ローカル交換機から第1のベースステーションコントローラへの接続をセ ーブし;ローカル交換機を経て交換されるローカル通話として第1のベースステ ーションコントローラから第2のベースステーショ ンコントローラへ更に別の接続を確立し;そして上記更に別の接続を経て第2の ベースステーションコントローラへ通話を交換するという段階を備えた方法にお いて、 通話の終わりにベースステーションコントローラ間のローカル通話接続を必 要に応じてアンリリースし、そしてそれをベースステーションコントローラ間の 次のハンドオーバーのために保存し; 第1又は第2のベースステーションコントローラにおいて上記保存したロー カル通話接続をベースステーションコントローラ間の新たなハンドオーバーにお ける更に別の接続として使用することに関して判断を行い; 上記判断を行ったベースステーションコントローラから他方のベースステー ションコントローラへ判断を通信し;そして 上記保存されたローカル通話接続を経て第1のベースステーションコントロ ーラから第2のベースステーションコントローラへ更に別のハンドオーバー接続 を確立する; という段階を備えたことを特徴とする方法。 9.同じローカル通話接続を使用して、接続と接続との間にそれをリリースせず に2つ以上の非同時の更に別のハンドオーバー接続を確立する請求項8に記載の 方法。 10.ベースステーションコントローラ間の信号のみにより上記保存されたローカ ル通話接続を経て更に別のハンドオーバー接続を確立する請求項8又は9に記載 の方法。 11.ローカル交換機を経て又はベースステーションコントローラ間の永久的な送 信接続を経て交換されたローカル通話として第1のベースステーションコントロ ーラから第2のベースステーションコントローラへ更に別のハンドオーバー接続 が確立されたかどうか第1又は第2のベースステーションコントローラにおいて 判断し; 上記判断を行ったベースステーションコントローラから、選択されたハンド オーバー接続形式を第2のベースステーションコントローラへ通信し;そして 上記選択された接続形式に基づく更に別の接続を第1のベースステーション コントローラから第2のベースステーションコントローラへ確立する、 という段階を更に備えた請求項8に記載の方法。 12.固定ネットワークのローカル交換機と;移動ステーションと;ローカル交換 機へのワイヤレスアクセスネットワークを移動ステーションに与えるベースステ ーションシステムとを備え、各ベースステーションシステムはベースステーショ ンコントローラ及び複数のベースステーションを含み;そして更に、ローカル交 換機をベースステーションコントローラに接続するための送信回路を備えた通信 システムにおいてベースステーションコントローラ間のハンドオーバーを実行す る方法であって、ローカル交換機から移動ステーションにサービスする第1のベ ースステーションコントローラへ通話接続を確立し;第1のベースステーション コントローラから第2のベースステーションコントローラへ通話及び移動ステー ションを交換するためのハンドオーバーを実行する段階を備えた方法において、 新たなローカル通話接続を前もって確立し、そしてそれをベースステーショ ンコントローラ間のハンドオーバーのために保存し; ローカル交換機とは独立してベースステーションコントローラによりハンド オーバーを制御し; ローカル交換機から第1のベースステーションコントローラへの接続をセー ブし; 第1又は第2のベースステーションコントローラにおいて上記保存したロー カル通話接続をベースステーションコントローラ間の新たなハンドオーバーにお ける更に別の接続として使用することに関して判断を行い; 上記判断を行ったベースステーションコントローラによる判断を他方のベー スステーションコントローラへ通信し;そして 上記保存されたローカル通話接続を経て第1のベースステーションコントロ ーラから第2のベースステーションコントローラへ更に別のハンドオーバー接続 を確立する; という段階を備えたことを特徴とする方法。 13.同じローカル通話接続を使用して、接続と接続との間に通話をリリースせず に2つ以上の非同時の更に別のハンドオーバー接続を確立する請求項12に記載 の方法。 14.ベースステーションコントローラ間の信号のみにより上記保存されたローカ ル通話接続を経て更に別のハンドオーバー接続を確立する請求項12又は13に 記載の方法。
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