JPH11500571A - 流体の浸み込みを防止する装置及び方法 - Google Patents
流体の浸み込みを防止する装置及び方法Info
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- JPH11500571A JPH11500571A JP8525196A JP52519696A JPH11500571A JP H11500571 A JPH11500571 A JP H11500571A JP 8525196 A JP8525196 A JP 8525196A JP 52519696 A JP52519696 A JP 52519696A JP H11500571 A JPH11500571 A JP H11500571A
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Abstract
(57)【要約】
ケーブル(10)に密封用組成物を含浸させてその密封用組成物を硬化させることによってケーブル(10)の内部内への液体の浸み込みを阻止する方法及びその方法により作られたケーブル(10)が開示される。ケーブル(10)は、同心状に配置された最外側の層(18)、最外側から2番目の層(20)、及び中央の層(40)を備えている。中央の層(40)は、最外側から2番目の層(20)から中央の絶縁体又は誘電体(42)によって隔離された中央の信号伝達媒体(44)を備えている。最外側から2番目の層(20)は編んだ導体(22)を覆っている編んだ被覆(32)と、それらの間に配置された絶縁体(30)を備えている。最外側の層(18)はケーブルの最外側から2番目の層(20)及び中央の層(40)囲んでいる。
Description
【発明の詳細な説明】
流体の浸み込みを防止する装置及び方法
技術分野
本発明は、全体として、流体の浸み込みを防止すること、特に、ケーブルの内
部にて流体が灯心のように浸み込むのを防止することに関する。
背景技術
回転する機械装置の特性を監視する業界の各種の用途において、少なくとも1
つのトランスデューサ又はセンサを機械のケース内に取り付けることが必要であ
る。トランスデューサを的確な位置に取り付けるため、取り付けブラケットを使
用することができ、また、トランスデューサと関係付けられたケーブルは、機械
ケースから外部に伸長するように配置される。機械ケースを通じてケーブルを伸
長するように配置することは、通常、ある型式のゴムグロメットを有するアダプ
タによって行われる。このゴムグロメットは、ケーブルの外面を介してケーブル
から流体が漏れるのを防止する。
典型的に、機械ケースの外側に、又は外側近くの位置に接続箱が取り付けられ
ており、該接続箱は、トランスデューサケーブルと延長ケーブルとの接続部を取
り囲む。この延長ケーブルは、トランスデューサの出力を処理装置に接続するた
めに使用される。
上述したように、該ゴムグロメットは、ケーブルの外面を介して機械ケースか
ら流体が漏れるのを十分に防止する。しかしながら、流体がケーブルの外層の切
目及び亀裂を透過し、内部により、特にケーブルの編組によって吸い上げられ、
接続箱又は工場の床に直接、流れ出ることは、当該業界で古くから問題とされて
いる。このことは、安全上危険であるのみならず、環境的にも有害である。その
ため、接続箱から定期的に流体を排出し且つ/又は工場の床を掃除しなければな
らない。
更に、流体はトランスデューサとケーブルの一端との間の遷移領域を介してケ
ーブル内部に透過する可能性がある。更に、トランスデューサ自体の先端も損傷
されて、流体が入り、ケーブル内部、特に、その編組により吸い上げられる可能
性がある。
発明の開示
本発明は、流体が機械ケース内部から吸引されて外部の環境に排出されるよう
にして、ケーブル内部における流体の浸み込みという問題点を解決するものであ
る。このことは、ロックタイト(Loctite)から「フレックスシール(Flexseal
)XT」という名称で販売されているような特殊な密封用組成物をケーブルに含
浸させる工程を通じて実現される。この材料は液体であり、銅のような活性剤型
式の材料と反応したときに硬化するような形態とされている。使用されるケーブ
ルが活性剤型式の材料を含まない場合、その材料をケーブル内に含浸させたなら
ば、この液体組成物をどのようにして硬化させるかに関して、新たな問題が生じ
る。密封用組成物をケーブルに含浸させ、次に、ケーブル内のその密封用組成物
を硬化させることは、本発明が解決しようとする課題の一部である。
密封用組成物を満足し得るようにケーブルに含浸させ、この組成物を硬化させ
て、流体の浸み込みを防止すべく採用される本発明の説明において、3軸ケーブ
ルが使用される。
典型的な3軸ケーブルは、最外側層と、最外側から2番目の層と、同心状に配
置された中心層とを含む。この中心層は、中央の絶縁体又は誘電体により最外側
から2番目の層から分離された中央の信号伝送媒体を含む。この最外側から2番
目の層は、編んだ導体に外接する編んだ被覆と、その間に介在された絶縁体とを
含む。この最外側層は、内部、即ち最外側から2番目の層とケーブルの中心層と
を取り囲む。
密封用組成物をケーブルに含浸させる第一のステップは、その密封用組成物が
ケーブルの内部を充填するための漏洩路を提供することである。これは、ケーブ
ルを所望の長さに切断し、次に、その切断動作に起因するケーブルの圧着部分を
除去することにより行われる。更に、編んだ導体及び/又は被覆の端部がはんだ
付けされている場合には、はんだペースト及びフラックスが浸み込み、ケーブル
端部が完全に密封されなくなることがないように注意しなければならない。
この時点で、編んだ導体、編んだ被覆、及び中央の信号伝送媒体の所望の長さ
を剥き出しにするため、ケーブルの両端をステップ状に剥ぎ取ることが好ましい
。以下に説明するように、これにより、密封組成分を硬化させる工程が完了した
後、
ケーブルの両端がその当初の可撓性を保持することが可能となる。
ケーブルに十分な漏洩路が設けられたならば、そのケーブルはバスケット内に
投入する。ケーブルの両端は高方の位置にてブラケットに結合し、液体組成物が
ケーブル内に含浸されたとき、その組成物が逆流しないようにする。
これで、ケーブルはバスケットに正確に結合され、バスケットは機械のチャン
バ内に配置される。この機械のチャンバを密封し、差圧、即ち、負圧を付与して
、これにより、ケーブル内部から及び略水密のチャンバから気体を排出するため
の吸引系統を提供する。次に、ケーブルを浸漬させ、又はケーブルの一端又は両
端に設けられた1つ以上の漏洩路と少なくとも接触させるために、液体組成物を
添加する。この密封用組成物を添加する過程中、差圧(負圧)が連続的に付与さ
れる。この差圧により、溶液自体又はケーブル内に発生した気泡の全てが吸引さ
れる。 この工程ステップが終了したならば、差圧(負圧)を除去し、チャンバ
から放出して通常の圧力に戻す。次に、圧力下にて流体を付与する。このチャン
バ内の上昇圧力により、ケーブル内部の密封用組成物が付勢される。これが、こ
の工程の実際の含浸ステップである。
次のステップは、通常の圧力まで低下するようにチャンバの圧力を放出するこ
とである。次に、チャンバを開けて、バスケットを密封用組成物の浴から除去す
る。次に、このバスケットを回転させ、剥き出しになったケーブルの外側から余
剰な密封用組成物の全てを除去する。これは、硬化しない密封用組成物がケーブ
ルの中間部分内に保持されるような方法にて為される。
次に、水及び穏やかな作用の洗浄剤の温浴内にてバスケットを上下に振動させ
てケーブルを洗浄する。第一の温浴後、バスケットを第二の清浄水の浴に投入し
、次に、活性剤溶液に投入する。
この洗浄サイクルにより、剥ぎ取り工程により剥き出しにされたケーブルの両
端から、及びその剥き出しにされたケーブルから液体組成物が完全に除去される
。ケーブルの剥き出しになった両端は水洗いして密封用組成物が除去された場合
でも、そのケーブルの他の部分は、完全に含浸されたままである。
この洗浄サイクルに使用される溶液の温度は、ケーブル内に含浸させた密封用
組成物の一部を硬化させ得るように上昇させる。
最後に、ケーブルの両端が結合されたバスケットを加熱炉内に投入して加熱す
る。密封用組成物がこの加熱炉内で完全に硬化した後、ケーブルは半剛性となる
。しかしながら、ケーブルの両端から最外側層が開始する箇所まで伸長するケー
ブルの長さは、密封用組成物が洗浄された結果として、その当初の可撓性を保つ
。
トランスデューサに作用可能に結合されたとき、極めて鋭角な曲がり部分を幾
つか形成することが必要とされるため、ケーブルの一端が可撓性であることは極
めて重要なことである。更に、ケーブルの両端は、ケーブルがトランスデューサ
又は接続具の後端から出る領域に更に鋭角な曲がり部分を形成する必要がある。
産業上の利用可能性
本発明の産業上の利用可能性は、本発明の次の目的に関する説明を通じて実証
される。
本発明の主たる目的は、ケーブル内部の流体の浸み込みを防止する新規な方法
を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、密封用組成物を含浸させた上記特徴のケーブルを
提供することである。
本発明の更に別の目的は、ケーブル内に含浸させた密封用組成物が適正に硬化
された上記特徴のケーブルを提供することである。
本発明の更に別の目的は、密封用組成物が硬化した後、ケーブルの一端又は両
端の長さにてその当初の可撓性を保つことを許容する上記特徴のケーブルを提供
することである。
第一の有利な観点から見たとき、第一の端部及び第二の端部と、該第一の端部
を該第二の端部と連通させる導体と、該導体に外接する絶縁体と、該導体と該絶
縁体との間の少なくとも1つの接線領域内に含浸され密封用組成物であって、導
体に沿った流体の浸み込み及び流体の毛管作用による吸引を防止する上記の密封
用組成物とを組み合わせて成るケーブルを提供することである。
第二の有利な観点から見たとき、本発明の一つの目的は、機械の回転軸に対し
て並置されたトランスデューサからの回転機械のパラメータをその回転機械から
遠隔の位置にある処理装置まで伝送するケーブルであって、第一の端部及び第二
の端部と、該第一の端部から該第二の端部まで伸長する中央の信号伝送媒体とを
含む中心層と、該中心層に外接する最外側から2番目の層と、該最外側から2番
目の層に外接する最外側層と、該最外側から2番目の層と最外側の層との間にお
ける流体の浸み込み及び流体の毛管作用による吸引を防止する手段とを組み合わ
せて備える、上記のケーブルを提供することである。
第三の有利な観点から見たとき、本発明の一つの目的は、回転機械の状況を監
視するトランスデューサと該トランスデューサからの信号を受け取る処理装置と
の間にて流体が浸み込むのを防止する方法であって、密封用組成物をケーブルに
含浸させるステップと、ケーブル内の密封用組成物を硬化させ、そのケーブル内
部を流体の浸み込みに対して略不透過性にするステップとを含む、上記の方法を
提供することである。
第四の有利な観点から見たとき、本発明の一つの目的は、信号を発生するセン
サと、該信号を解釈する信号処理装置とを備える、回転装置の状況を監視するた
めに使用されるケーブルであって、該センサと該信号処理装置との間に介在され
て、該ケーブル内部の少なくとも1つの領域内に密封用組成物を注入するステッ
プと、該ケーブル内部にて密封用組成物を凝集させ、該ケーブル内部を流体の浸
み込み及びケーブル内部の流体の毛管作用による吸引に対して略不透過性である
ようにするステップとにより製造された上記のケーブルを提供することである。
上記及びその他の目的は、添付図面に関する以下の詳細な説明を読むことによ
り明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
図1は、回転軸に対して並置されたトランスデューサから機械から遠隔の位置
にある処理装置まで機械のパラメータを伝送する状態を示す、本発明によるケー
ブルの平面図である。
図2は、ステップ状に両端が剥ぎ取られたケーブルの斜視図である。
図3は、図2に図示したケーブルの一つの代替例の斜視図である。
図4は、一端がトランスデューサに作用可能に結合され、その他端が接続具に
作用可能に結合された、図2に図示したケーブルの斜視図である。
図5は、密封用組成物をケーブルに含浸させ、次に、その内部の密封用組成物
を硬化させるために使用される本発明による方法のブロック図である。
図6は、ケーブルが結合され且つ断面図で図示した機械のチャンバ内に配置さ
れたバスケットの断面図である。
図7は、バスケット及びケーブルが回転可能であるように、ケーブルが結合さ
れたバスケットに結合された回転機構の断面図である。
図8は、図7に示した回転機構の一つの代替例の断面図である。
図9は、バスケットを浴内で垂直に振動させる撹拌器の断面図である。
図10は、加熱炉内に投入されたバスケット及びケーブルの断面図である。
図11は、密封用組成物を含浸させる前に、中心層から最外側層まで放射状に
伸長する複数の層を示す、図2に図示したテーブルの一部分の断面図である。
図12は、密封用組成物を含浸させた後に、中心層から最外側層まで放射状に
伸長する複数の層を示す、図3に図示したテーブルの一部分の断面図である。
図13は、図2に図示したケーブルの第二の代替例の斜視図である。
発明を実施するための最良の形態
図面を参照する。それぞれの図において、同様の部分には同様の参照番号を付
してある。本発明によるケーブルには符号10が付されている。
図1および図2を参照しながら要約して説明すると、浸み込みを排除するケー
ブル10は、例えば、回転する機械80の状態を監視するトランスデューサ50
のようなセンサと、該トランスデューサ50からの信号を受ける処理ユニット1
50との間に設けられる。ケーブル10は、第1の端部12および第2の端部1
4を備える。ケーブル10の中間部分16は、第1の端部12を第2の端部14
に接続させている。中間部分16は、複数の層(望ましくは同心とされる)から
形成されている。
中間部分16を形成する複数の層は、ケーブル10の内部の周囲を画成するよ
うな最外側層18を備える。該ケーブル10の内部には、中心層40の回りを囲
む、最外側から2番目の層20が含まれる。最外側から2番目の層20は、望ま
しくは、少なくとも一つの編まれた導体22を含む。最外側から2番目の層20
と、最外側層18および中心層40の双方との間の接触体162(図10および
図11を参照)の少なくとも一つの領域内に含浸せしめられた密封用組成物は、
これらの間に流体が浸み込んだり、毛細管現象により流体が吸引されたりするこ
とを排除する手段を提供する。中心層40は、中心絶縁体42を備え、該中心絶
縁体42は、中心信号伝達媒体44を担持している。該中心信号伝達媒体44は
、第1の端部12から第2の端部14まで延びている。中心層40内への流体の
浸み込みや毛細管現象による吸引を排除するため、密封用組成物を、中心絶縁体
42と信号伝達媒体44との間の接触体162の少なくとも一部の領域内に含浸
させてもよい。
より詳細に言えば、図2および図3を参照してわかるように、とりわけ最外側
層18が、ケーブル10が接触するかもしれない任意の導体材料へと該ケーブル
10内の電流が漏洩するのを防いでいる。望ましくは、最外側層18はTefl
on(登録商標)タイプの材料で作られる。この材料は、高い絶縁抵抗と、高い
機械的強度と、耐久性と、極端な環境条件に耐え得る能力(例えば油性および錆
を発生させる化学物質に対して、劣化することなく耐える能力)とを有する。さ
らに、この材料は、かなり広い範囲の温度変化に耐える。最外側層18(すなわ
ち外側保護ジャケット18)は、最外側から2番目の層20を周囲を画成する。
図2および図3を参照すると、最外側から2番目の層20は、少なくとも一つ
の導体22を備える。導体22は、柔軟な中実の導体、または撚られた導体、あ
るいは、これらの2つのタイプの導体を組み合わせたものとすることができる。
望ましくは、導体22は、撚られた導体とされ、特に導線を編んだ導体22とさ
れる。導線を編んだ導体22は、望ましくは、例えば銅線または鋼に銅を張り合
わせて銀を蒸着させたもののように、優れた導電性を有するものとして特徴づけ
られた材料のクラスの一つから作られるものとする。第1の端部12を第2の端
部に接続する、導線を編んだ導体22は、通常、アース接続されている。また、
導線を編んだ導体22は、中心信号伝達媒体44が妨害信号をピックアップする
のを減少させるシールドとして作用することもできる。さらに、高い周波数では
、中心信号伝達媒体44は、該媒体44によって伝達されるべき十分に強い信号
にとって大きすぎるほどのエネルギを該媒体44から放射する可能性がある。導
線を編んだ導体22は、この問題を実質的に排除している。図2に図示されたケ
ーブルは、通常は3軸ケーブルとして知られ、図3に図示されたケーブルは、通
常は同軸ケーブルとして知られている。
図2を参照すると、ケーブル10は、少なくとも一つの追加の導体32を備え
ている点を除けば、図3に示したケーブル10と実質的に同一である。望ましく
は、編んだ導体22は、導体32によって周囲を画成されており、絶縁体30に
よって該導体32から離隔されている。絶縁体30は、編んだ導体22の周囲を
画成している。導体32は、柔軟な中実の導体、または撚られた導体、あるいは
これら2種類の導体の組み合わせたものとすることができる。望ましくは、導体
32は、撚られた導体とされ、特に、編んだ被覆32とされることが好ましい。
編んだ被覆32は、望ましくは、外装されたシールドから形成される。編んだ被
覆32は、望ましくは、付加的なシールドを与えるため、またはケーブル10に
対する機械的な一体性を与えるために使用されることが望ましい。さらに、もし
最外側層18が損傷した場合、編んだ導体22が機械のケーシングや導管のよう
な接地要素と不用意に接触して地面に対してショートしないよう、編んだ被覆3
2がこれを防ぐ。
最外側から2番目の層20は、中心層40の周囲を画成している。中心層40
は、少なくとも一つの中心信号伝達媒体44を取り囲む中心絶縁体42を備えて
いる。中心絶縁体42は、通常は、中心信号伝達媒体44を取り囲み且つ該媒体
44を編んだ導体22から離隔している絶縁体または不導電体である。中心信号
伝達媒体44は、複数の導体を備え、該導体のそれぞれは、撚られた導線からな
る導体、または中実な導体、あるいはこれらの2種類の組み合わせとすることが
できる。望ましくは、媒体44は、さまざまな合金から作られた中実な導体とさ
れる。
ケーブルが製造されるとき、互いに隣接する層間の接触体162の領域に、複
数の隙間ないし裂け目が形成される。特に、最外側層18と最外側から2番目の
層20との間の接触体162の領域と、最外側から2番目の層20と中心層40
との間の接触体162の領域とに、複数の隙間ないし裂け目が形成される。また
、複数の隙間ないし裂け目は、複数の層自身のそれぞれにも広がる可能性がある
。
例えば、最外側から2番目の層20は、編んだ導体22を形成する撚られた導
線と編んだ被覆32(図9)との間に介在する空間160によって画成された複
数の隙間ないし裂け目を有する。さらに、最外側から2番目の層20は、絶縁体
30と編んだ導体22および編んだ被覆32の双方との間の接触体162の領域
に、複数の隙間ないし裂け目を有する。
中心層40は、中心絶縁体42と中心信号伝達媒体44との間の接触体162
の領域全体に広がった隙間ないし裂け目を有する。隙間ないし裂け目は、特に中
心信号伝達媒体44が複数の要素から形成される場合、該媒体44全体に広がる
可能性もある。
ケーブル10全体に広がった複数の隙間ないし裂け目は、ケーブル10の内部
すなわち最外側から2番目の層および最外側層を介して、ひとつの環境から別の
環境への流体の漏洩流路、換言すれば最外側層18内の漏洩流路を与えることが
できる。
名前”Flexseal XT”の下でLoctiteによって製造されたよ
うな密封用組成物は、スペース160と接触部162の領域とによって画定され
た複数の間隙を埋めるために、また、ケーブル10の内側で流体の流れを妨げる
防護壁を設けるために、ケーブル10の少なくとも1つの領域10内に含浸され
ていることが好ましい。
例えば、図10を参照すると、密封用組成物は、最外側から2番目の層20と
、最外側の層18及び中央の層40との間に設けられた、接触部162の領域内
に含浸することができる。密封用組成物は、また、最外側から2番目の層20内
に含浸することができる。具体的に言うと、密封用組成物は、絶縁体30と、編
組された導体22及び編組みされた被覆32との間に設けられた接触部162の
領域内に含浸することができる。さらに、スペース160を埋めるために、密封
用組成物は、編んだ導体22及び/または編んだ被覆32のうち少なくとも一方
の領域内に含浸することができる。密封用組成物は、中央の層40内に含浸する
こともできる。具体的に言うと、中央の単一の伝達媒体44と、中央の絶縁体4
2との間の接触部162の領域に、密封用組成物を含浸することができる。一般
的には、接触部162の任意の領域が密封用組成物で含浸されたとき、接触部1
62に隣接する複数のスペース160もまた同様に含浸される。ケーブル10を
密封用組成部で含浸することによって、流体の浸み込み作用と流体の毛管引力作
用を防止する手段が、複数の層18、20及び40の間にそしてこれら複数の層
1
8、20及び40内に設けられている。
図5を参照すると、密封用組成物でケーブル10を含浸する第1のステップは
、ケーブル10内にあるスペース160と接触部162とによって画定された複
数の隙間を埋めるために、密封用組成物がケーブル10内に流入するための少な
くとも1つの漏れ通路を設けることである。これは、好ましくはケーブル10を
所望の長さに切断することによって、次いで、切断作用によりケーブル10の端
12及び14のクリンプ加工された部分を取り除くことによって成し遂げられる
。さらに、編んだ導体22及び/または編んだ被覆32の端がはんだ付けされる
ならば、はんだペーストとフラックスの浸み込みが、ケーブル10の端12及び
14おける所望の漏れ通路を封鎖しないことを注意すべきである。
ケーブル10の端12、14に、ケーブル10の内側に向かう所望の漏れ通路
を設けると、図6に示されたワイヤーメッシュタイプのバスケット120内に、
ケーブル10を配置することが好ましい。少なくとも1つの漏れ通路が設けられ
たケーブル10の各端12及び14は、ケーブル10の中間部に対して高い位置
で、作用的にバスケット120に結合されている。ケーブル10の端は、図6に
示された解除可能なクランプCによって、バスケット120に結合されているこ
とが好ましい。少なくとも1つの漏れ通路を備えたケーブル10の端10、12
を持ち上げることによって、ケーブル10内に含浸される液体密封用組成物は、
その密封用組成物を硬化させるプロセスの前に、元の方向に流出することはない
。
ケーブル10がバスケット120が適切に結合されているので、バスケット1
20は機械のチャンバ110(図6)内に配置される。機械は、圧力容器であり
、Loctiteによって製造されることが好ましい。機械のチャンバ110は
、チャンバ110の頂部112を閉じることによって密封されている。そのとき
、圧力差、すなわち、真空が、バルブVvを開けることによって加えられる。そ
れによって、ケーブル10の内側から、そして、実質的に湿気のないチャンバ1
10からガスを排出するための引き抜きシステムが提供される。液体密封用組成
物は、そのとき、バルブVsを開口位置に作動させることによって加えられる。
ケーブル10を完全に沈めるために、あるいは、ケーブル10の両端12、14
またはどちらか一端に設けられた1あるいはそれ以上の漏れ通路に少なくともケ
ー
ブル10を接触させるために、バルブVsは、開口位置のままとなっており、そ
れによって、密封用の組成物が十分に加えれる。溶液それ自身の中に形成された
任意の気泡を引き出すために、密封用の組成物を加えるプロセスの間に、圧力差
(真空)が連続的に加えれることに注意するべきである。
そのプロセスのステップが完了すると、圧力差(真空)がバルブVvを閉じる
ことによって取り除かれ、そして、チャンバ110はルーム圧力に戻る。次いで
、チャンバ110が加圧される。チャンバ110に加えられた圧力によって、密
封用組成物は、強制的にケーブル10内に入り込む。これは、そのプロセスの実
際の含浸ステップあるいは注入ステップとなっている。使用される圧力は、平方
インチ当たりおよそ100ポンドであることが好ましい。別の実施例として、押
圧(圧力)ー引き抜き(真空)システムは、ケーブル10の端14にラインを介
して直接的に接続された真空源から離れたケーブルの端12に液体源及び圧力源
を連通させることによって、一致して使用することができる。
次のステップでは、チャンバの圧力が放出される。それによって、チャンバの
圧力はルーム圧力に戻る。もし、所望するならば、密封用組成物は、ドレーンバ
ルブVdを開けることによって、チャンバ110から排出することができる。チ
ャンバ110の頂部112は、次いで、開けられ、バスケット120は、チャン
バ110から取り除かれる。
図7を参照すると、バスケット挟持用の支持固定具170が、バスケット12
0の外側頂部エッジ122に挟持されている。バスケット挟持用の支持固定具1
70の頂部172は、空圧式の回転装置180に連結されている。空圧式の回転
装置180は、支持用のコード190に固定されている。固定されたケーブル1
0を備えたバスケット120は、支持用のコード190を引き上げることによっ
て、チャンバ110の外側に引き出される。ケーブル10の端12、14がチャ
ンバ110の頂部エッジ114より上にならないように、そして、バスケット1
20がチャンバ110の表面内に依然存在するように、バスケット120とケー
ブル10とが位置決めされることが好ましい。加圧された空気は、チューブ18
2を通って流れ、空圧式の回転装置180に加えれる。空圧式の回転装置180
は、分速およそ130回転で、バスケット挟持用の支持固定具170と、バスケ
ット120と、ケーブル10とを矢印Aを中心として回転させる。
バスケット120とケーブル10とは密封用組成物で覆われているので、空圧
式の回転装置180の下でぶら下がっている前記アセンブリは、バランスを失う
であろう。ケーブル10と関連する部品が回転するとき、それらは、また、矢印
”B”あたりでバウンドするであろう。この回転とバウンド作用によって、密封
用組成物は取り除かれる。その密封用組成物は、再使用できるように、チャンバ
110内で次に再利用される。回転力によって、密封用組成物が、強制的にケー
ブル10から離れる可能性があるので、回転速度は、あまり増加されるべきでは
ないことに注意すべきである。
別の方法として、バスケット120は、容器118内に配置して、最外層(す
なわち外側被覆)及びケーブル10の端部12,14に隣接した領域から余分の
密封用組成物を除去するために、矢印“C”(図8)の方向に枢動させてもよい
。この枢動作用は、例えば、一端がバスケット120の底部124に取り付けら
れ且つ他端が駆動源に結合されたシャフト132に取り付けられたカプラー13
0によって達成される。この枢動作用は、硬化していない密封用組成物がケーブ
ル10の中間部分16内に残ったままとさせるのに十分な低速度で行われるのが
好ましい。
次に、ケーブル10は、噴霧器S(図8)を使用して噴霧されるか又は例えば
水と軽い洗浄液とからなる浴内でバスケット120を矢印“D”(図8)の方向
に上下に撹拌することによって洗浄される。バスケット120の底部124に取
り付け可能なシャフト132とカプラー130とは、バスケット120を矢印“
D”の方向に撹拌するために使用してもよい。第1の浴洗浄の後に、バスケット
120は、噴霧するか又は清浄な水からなる第2の浴内に配置し、次いで活性剤
溶液内に浸される。洗浄過程において使用される溶液の温度は高くしておくのが
好ましい。好ましくは、ケーブル10内に含浸せしめられた密封用組成物を予め
硬化させるように同ケーブルの状態を整えるために温水浴が準備される。密封用
組成物が液体状態において水溶性である結果として、この洗浄過程によって、ケ
ーブル10の端部12,14及び最外層18から液体の密封用組成物が完全に洗
浄される。
最後に、硬化剤又は熱源Hによって、ケーブル10の内側で密封用組成物が硬
化せしめられるか又は凝固せしめられる。密封用組成物は、銅のような活性剤タ
イプの物質と反応すると硬化するように設計されている。しかしながら、ケーブ
ル10が活性剤タイプの物質を含まないときには、熱源Hが溶液を適正に硬化さ
せることが判明した。ケーブル10が依然として結合されているバスケット12
0がオーブン174内に配置され且つ図8に示された熱源Hによって焼き付けら
れるのが好ましい。密封用組成物は、約150°Fで4時間に亙ってオーブン1
74内で焼き付けられると適正に硬化する。このことにより、ケーブル10の内
部が、ケーブル10の内部に沿った流体の吸上げ作用及び毛管吸引作用に対して
不浸透性とせしめられる。ケーブル10は、密封用組成物がオーブン174内で
完全に硬化した後に半固体状態となる。
図2及び4を参照すると、ケーブル10の端部12,14は、通常は、トラン
スジューサ50又はある種の形式のコネクタ70に作動可能に結合される。この
ため、ケーブル10の端部12,14に隣接するある長さに亙ってケーブルが本
来の可撓性を維持しているのが好ましい。この点は、ケーブル10の端部12,
14に隣接して最外層18を所望の長さだけ被覆を剥ぎ取ることによって達成さ
れる。更に、絶縁層30と中心絶縁層42とが、ある長さに亙って、段階的な形
態で剥ぎ取られるのが好ましい。この剥ぎ取り過程によって、ケーブル10の端
部12,14に隣接して、編線からなる導体22、編まれた被覆32及び中心の
信号伝達媒体44がある長さに亙って露出される。このようなケーブル10の端
部の段階的な剥ぎ取りは、ケーブル10の端部に十分な漏洩経路(ample
leakage paths)が設けられている場合には、適正に達成される。
ケーブル10の端部が段階的に剥ぎ取られる結果として、洗浄過程によって、端
部12,14に隣接した領域及び特に編まれた導体22、編まれた被覆32及び
中心の信号伝達媒体44の露出された部分から液体状の密封用組成物が完全に洗
浄される。
2つの端部12,14のうちの一方のみに隣接するケーブルの領域に密封材を
含浸させることが望ましい場合があるかもしれない。この場合には、ケーブル1
0の一方の端部のみに漏洩経路が必要とされ、反対側の端部は所望に応じて密封
されるか又はキャップがかぶせられてもよい。更に、ケーブル10の両端は、特
定の層及び/又はこれらの層の間に隣接する領域内に密封用組成物を含浸させる
のに重要な漏洩経路を除いて、密封するかキャップをかぶせてもよい。特に、第
1の端部12及び/又は第2の端部14に隣接する領域において、編まれた導体
22及び/又は編まれた被覆32に含浸させることのみが望ましいかもしれない
。更に、中間部分16において、編まれた導体22及び/又は編まれた被覆32
に含浸させることのみが望ましいかもしれない。
同軸又は三軸ケーブル内に密封組成物を含浸させるための上記した方法は、無
垢のすなわち標準的な回路用ケーブル、撚られたケーブル対(twisted
pair cable)、導体が同軸状ではなく配設された複数導体ケーブル、
及び光ファイバケーブルをも含むような種々の異なったタイプのワイヤ又はケー
ブルを含浸させるのに使用することもできる。例えば、図13を参照すると、ケ
ーブル10は、最外層から二番目の層20を取り巻いている最外層18(又は外
側保護ジャケット18)を含んでいる。この最外層から二番目の層20は、少な
くともひとつの被覆32を含んでいるのが好ましい。被覆32は、可撓性の無垢
線、標準的な無垢線又はこれらの2つの組み合わせとして形成することができる
。被覆32は、導電性材料からなる標準的な無垢の線として形成されるのが好ま
しく、特に編まれた被覆32として形成されるのが好ましい。
最外層から二番目の層20は、中心層40を取り囲んでいる。中心層40は、
例えば、中心導体244,248の撚り線の対のような複数の信号伝達媒体を含
んでいる。中心導体244,248は、各々を包囲する隔離層246,250に
よって相互に隔離されている。更に、中心層40は、複数の中心導体244,2
48を包囲し且つ編まれた被覆32から同中心導体を分離している絶縁層230
を含んでもよい。導体244,248は、無垢の導体であるのが好ましいが、標
準的なタイプのワイヤ又はこれら2つの組み合わせであってもよい。
ケーブル10は、上記した方法と同じ方法で含浸させて内部又は最外層18内
への流体の吸い上げ又は流体の毛管吸引を防止される。特に、編まれた被覆32
内の空間160によって形成された複数の隙間及び編まれた被覆32と最外層1
8及び(含まれる場合には)絶縁層230との両方との間の接触領域を充填する
ために、ケーブル10の少なくともひとつの領域に密封用組成物が含浸される。
更に、各々の導体244,248を包囲している絶縁層246,250の間の隙
間を充填するために、密封用組成物を中心層40内に含浸させてもよい。更に、
絶縁層246,250と絶縁層230又は(設けられている場合には)編まれた
導体32との間の接触領域の少なくとも一つの領域内に当該密封用組成物を含浸
させてもよい。
使用及び操作において、上述したケーブル10の所望の領域に密封用組成物を
含浸させてこの組成物を硬化させる方法を完了することにより、ケーブル10の
端部12及び14は、トランスデューサ50及びコネクター70にそれぞれ作用
的に結合される(図4)。ケーブル10の端部12に近接する領域における本来
の可撓性を保持することは、端部12がトランスデューサ50に作用的に結合さ
れる際には非常に鋭角に曲げられなければならないことから、特に重要である。
加えて、図1を参照すれば、端部12に近接する領域における本来の可撓性は、
ケーブル10がトランスシューサーケーシング54の後部56に現れる領域58
にて、ケーブル10を追加的に鋭角に曲げ得るようにする。さらに、端部14に
近接する領域における本来の可撓性は、ケーブル10がコネクター70の後部6
に現れる領域78にて、ケーブル10を鋭角に曲げ得るようにする。
図1を参照すれば、含浸されたケーブル10は、例えば、回転機械80の回転
シャフト86に並置されたトランスデューサ50から、回転機械80とは離隔さ
れた処理ユニット150へ、回転機械80のパラメータを伝達する。含浸された
ケーブル10の一部は、回転機械80の機械ケース82内部に残る。マウント手
段88は、トランスデューサ50を回転機械80の回転シャフト86に対して、
戦略的に有利に載置するために用いられる。ケーブル10は、好ましくは内部の
ゴム製グラメット92を含むアダプター90によって、機械ケース82を貫通し
て回転する。ケーブル10は、内部のゴム製グラメット92を貫通する。ゴム製
グラメット92は、極限層18の外側を介して、機械ケース82を通る流体の漏
洩を防止する。
アダプター90を機械ケース82に強固に載置するために、アダプター90の
第1のねじ溝付き端部94は、機械ケース82内のねじ溝付きボア84と結合さ
れる。接続箱102を機械ケース82に載置するために、アダプター90の第2
のねじ溝付き端部96は、接続箱102内のねじ溝付き穴104と結合されても
よい。あるいは、トランスデューサ50のトランスデューサケーシング54が、
機械ケース82のねじ溝付きボア84内に直接、作用的に結合されてもよい。
ケーブル10の端部14は、好ましくは、機械ケース82の外側のコネクター
70で終止する。次いで、コネクター70は処理ユニット150に直接的に結合
されてもよく、又はケーブル10のコネクター70を回転機械80から離隔され
ている処理ユニット150に結合させるために延長ケーブル140を用いてもよ
い。
上述したように、ゴム製グラメット92は、極限層18の外側表面を介して、
機械ケース82を通る流体の漏洩をほぼ防止する。加えて、密封用組成物は、ケ
ーブル10の内側を介して、機械ケース82を通る流体の漏洩を予め防止する。
回転機械80に典型的に見られる過酷な環境ゆえに、極限層18は切断された
りクラックを生じたりするであろうから、編上げ被覆32及び時には編上げ電導
体22を露出する。典型的にはオイルである流体が編上げ電導体22及び/又は
編上げ被覆32と接触すると、流体と編上げ電導体22及び/又は編上げ被覆3
2との間の毛細管引力を介して、流体は浸み込んで、一点から他の点へ転移する
。こうして、オイルが安全に含有されている環境から、回転機械80の外側の位
置へオイルを転移させることになり、安全性及び環境上の危険性を引き起こす。
本発明は、これをの防止する。
さらに、トランスデューサ50のチップ52は、切断されたり又はクラックを
生じたりするであろうから、オイルがケーブル10の内部と接触することになる
であろう。すると、オイルは、シングル伝達媒体44、編上げ電導体22及び編
上げ被覆32のうちの1以上に、浸み込んで転移されることになる。再び述べる
が、これは、オイルが安全に含有されている環境から回転機械80の外側の位置
にオイルを転移する結果となり、安全性及び環境上の危険性を引き起こすのであ
る。本発明は、かような事態が起こらないようにするものである。
以上、本発明を説明してきたが、添付の請求の範囲に記載されている本発明の
精神及び公正な意味合いを逸脱しない限りにおいて、多数の構造的な改変及び適
応がなさなれてもよいことは明らかである。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C
A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI
,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,
KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,
TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ケーブルであって、 第1の端部及び第2の端部と、 前記第1の端部と前記第2の端部との間を延伸する導体と、 前記導体の周囲に延在する絶縁体と、 前記第1の端部と前記第2の端部との中間位置における、前記導体と前記絶縁 体が接する箇所の第1の領域に含浸されると共に 半硬質状に変質した前記第1の領域において流体が前記導体に沿って浸み込ん だり、該流体の毛管引力が作用するのを阻止する密封用組成物と、 前記第1の端部から前記密封用組成物が含浸された前記第1の領域まで延在す る第2の領域とを有し、前記第2の領域は密封用組成物を含まず、前記第1の領 域より比較的可撓性に富み、もって前記ケーブルの前記第1の領域と前記第2の 領域との連結部では可撓性が変化し、前記第1の領域は密封用組成物で略々充填 されていることを特徴とする、ケーブル。 2. 前記導体は、編組された導体である請求項1に記載のケーブル。 6. 前記編組された導体は、中央に位置する少なくとも一つの信号伝達媒体の 周囲に延在すると共に中央に位置する絶縁体によって前記中央に位置する少なく とも一つの信号伝達媒体から分離されている請求項2に記載のケーブル。 7. 前記密封用組成物は、中央に位置する少なくとも一つの信号伝達媒体と前 記中央に設けられた絶縁体とが接している箇所の前記第1の領域に含浸されてい る請求項6に記載のケーブル。 8. 前記密封用組成物は、前記中央に位置する絶縁体と前記編組された導体と が接する箇所の前記第1の領域に含浸されている請求項7に記載のケーブル。 9. 前記絶縁体の周囲は被覆によって被われている請求項8に記載のケーブル 。 10. 前記被覆は編組されている請求項9に記載のケーブル。 11. 前記密封用組成物は、前記編組された被覆と前記絶縁体が接する箇所の 前記第1の領域に含浸された請求項10に記載のケーブル。 14. 前記編組された被覆の周囲は外側のジャケットによって被覆され、前記 密封用組成物は、前記編組された被覆と前記外側のジャケットが接する箇所の前 記第1の領域に含浸された請求項11に記載のケーブル。 15. 回転装置のパラメータを、該装置の回転軸に並置されたトランスデュー サから、前記回転装置とは離れた箇所に位置する処理装置へ伝達するケーブルで あって、 第1の端部及び第2の端部と、 中央に位置すると共に前記第1の端部から前記第2の端部まで延在する信号伝 達媒体を有する中央層と、 前記中央層の周囲に延在する外側から二番目の層と、 前記外側から二番目の層の周囲に延在する一番外側の層と、 前記外側から二番目の層と前記一番外側の層が接する箇所で、半硬質状に変質 した第1の領域に含浸された流体の浸み込みおよび毛管引力の発生を阻止する手 段と、 前記第1の端部から前記第1の領域まで延在する第2の領域とを備え、該第2 の領域は密封用組成物を含まず、前記第1の領域により比較的可撓性に富むこと を特徴とする、ケーブル。 16. 前記外側から二番目の層と前記中央層が接する箇所の前記第1の領域に 含浸された流体の浸み込みおよび毛管引力の発生を阻止する手段を含んで成る請 求項15に記載のケーブル。 17. 前記外側からに二番目の層の内部に含浸された流体の浸み込み及び毛管 引力の発生を阻止する手段を含んで成る請求項16に記載のケーブル。 18. 前記中央層の内部に含浸した流体の浸み込み及び毛管引力の発生を阻止 する手段を含んで成る請求項17に記載のケーブル。 19. 多重ケーブルの第1の端部から第2の端部の間における流体の浸み込み を阻止する方法であって、 前記ケーブルに密封用組成物を含浸させ、 該密封用組成物を前記ケーブルの内部で硬化させて、該ケーブルの内部を流体 に対して略々不透過性とし、 トランスデューサを用意し、 該トランスシューサを前記ケーブルの前記第1の端部に接続すると共に前記ケ ーブルの前記第2の端部を処理装置に作用的に連結することを特徴とする、方法 。 20. 前記ケーブルに前記密封組成物を含浸させる際に、 前記密封用組成物が流入できるように、前記ケーブルの少なくとも一端に少な くとも一つの漏洩路を設け、 前記ケーブルの各端部を、前記漏洩路が設けられた前記ケーブルの中間部から 上方に持ち上げ且つその位置を保持し、 前記ケーブルを装置のチャンバ内に配置すると共に該チャンバを密封し、 乾燥した環境下で前記ケーブル上を真空引きし、 前記チャンバ内に流体の密封用組成物を注入し且つ少なくとも一つの漏洩路に 接触させ、 前記チャンバ及び前記密封用組成物上を真空引きしてエアポケット及び気泡を 除去し、 前記チャンバ内の圧力を大気圧に戻し、 前記チャンバ内を加圧して前記ケーブルに流体の密封組成物を含浸させ、 前記チャンバ内の圧力を解放することを特徴とする方法。 21. 前記密封用組成物を前記ケーブルの外側のジャケットから前記ケーブル の各端部に近い領域の外側へ取り除く段階を含んで成る請求項20に記載のケー ブル。 22. 前記密封用組成物を前記ケーブルの外側のジャケットから前記ケーブル の各端部に近い領域の外側へ取り除く段階は、前記ケーブルを回転させる段階を 含む請求項21に記載のケーブル。 23. 前記密封用組成物を前記ケーブルの外側のジャケットから前記ケーブル の各端部に近い領域の外側へ取り除く段階は、前記ケーブルを洗浄する段階を更 に含む請求項22に記載のケーブル。 24. 前記ケーブルを洗浄する段階が終了した後、前記ケーブルを高温の液体 に浸し、前記密封用組成物が前記ケーブルに含浸された後、流体の前記密封用組 成物を硬化させることによって、前記ケーブルを状態調節する段階を含んで成る 請求項23に記載のケーブル。 25. 前記ケーブルの内部で前記密封用組成物を硬化させて前記ケーブルの内 部を流体に対して略々不透過性とする段階は、前記ケーブルを所定の時間且つ前 記流体の前記密封用組成物を硬化するに十分な温度で焼き付ける段階を含んで成 る請求項24に記載のケーブル。 26. 信号を発生するセンサ、及び信号を判断する信号処理装置を有する器具 の回転状態の監視に使用するケーブルであって、ケーブルは、前記センサと信号 処理装置との間に置かれるものであり、ケーブルの製造は、 ケーブルの内部の少なくとも1つの区域へ密封用組成物を注入する工程、 密封用組成物の欠けた第2のゾーン及び第3のゾーンを作るためケーブルの第 1の端部及び第2の端部に隣接する区域から密封用組成物を除去する工程、 ケーブルの内部のケーブルの第2のゾーン及び第3のゾーンの間で密封用組成 物を凝固させて第1のゾーンを形成し、第1のゾーンは、半剛性の区域に変化さ れ、第2のゾーン及び第3のゾーンは、第1のゾーンと比較し相対的に可撓性を 維持し、前記第1のゾーンは、ケーブル内部を、センサに作用可能に結合される 前記第2ゾーンと前記信号処理装置に作用可能に結合される前記第3ゾーンとの 間において、流体の浸み込み毛管引力を実質的に通さないようにする工程、を含 むことを特徴とするケーブル。 27. 請求項26のケーブルであって、ケーブルの内部の少なくとも1つの区 域へ密封用組成物を注入する工程は、ケーブルの少なくとも第1のゾーンにその ゾーンを段々に剥ぐことによって漏洩通路を用意する工程、密封用組成物を漏洩 通路に接触させる工程、ケーブルの内部の少なくとも1つの区域へ密封用組成物 を注入するため密封用組成物を加圧する工程を含むことを特徴とするケーブル。 28. 請求項27のケーブルであって、ケーブルの内部の少なくとも1つの区 域で密封用組成物を凝固する工程は、ケーブルの内部へ注入された密封用組成物 を硬化する工程を含むことを特徴とするケーブル。 29. 請求項28のケーブルであって、ケーブルの内部へ注入された密封用組 成物を硬化する工程は、ケーブルを加熱する工程を含むことを特徴とするケーブ ル。 30. 第1端部及び第2端部と、 前記第1端部と前記第2端部との間に延在する少なくとも一つの被覆と、 前記被覆に外接したアウタージャケットと、 前記第1端部と前記第2端部との中間で、前記被覆と前記アウタージャケット との接触領域の第1の領域に含浸された、密封用組成物と、 を有する、ケーブルにおいて、 前記密封用組成物は前記被覆に沿う流体の浸み込みと毛細管現象による流体の 吸引とを排除し、 前記第1の領域は半剛性領域に変化させられ、 第2の領域が前記第1端部から前記密封用組成物の第1領域まで延在し、前記 第2の領域には密封用組成物が存在しないと共に前記第1の領域に比較して比較 的弾性が維持され、前記ケーブルの前記第1の領域と前記第2の領域との連結部 には柔軟性の勾配が存在する、 ことを特徴とする、ケーブル。 31. 請求項30に記載のケーブルにおいて、前記被覆は複数の編み目状スト ランドを有し、前記編み目状ストランドの間には複数の間隙が存在する、前記ケ ーブル。 32. 請求項31に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記被覆内 に含浸され、前記被覆の前記編み目状ストランドの間の間隙を実質的に満たして いる、前記ケーブル。 33. 請求項32に記載のケーブルにおいて、前記被覆は複数の導体に外接し ている、前記ケーブル。 34. 請求項33に記載のケーブルにおいて、前記複数の導体は少なくとも第 1の絶縁された導体と第2の絶縁された導体とを有し、前記第1及び第2の絶縁 された導体は互いに撚り合わされてそれらの間に間隙を有する、前記ケーブル。 35. 請求項34に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記ケーブ ルに含浸され、少なくとも前記第1及び第2の絶縁された導体の間の間隙を実質 的に満たしている、前記ケーブル。 36. 請求項35に記載のケーブルにおいて、前記絶縁された導体のうちの少 なくとも一つは固体の導体である、前記ケーブル。 37. 請求項35に記載のケーブルにおいて、前記絶縁された導体のうちの少 なくとも一つはストランドの導体である、前記ケーブル。 38. 請求項35に記載のケーブルにおいて、前記第1及び第2の絶縁された 導体を前記被覆から分離させる少なくとも一つの絶縁体を有する、前記ケーブル 。 39. 請求項38に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記絶縁体 と前記第1及び第2の絶縁された両導体との間の少なくとも一つの勾配領域に含 浸されている、前記ケーブル。 40. 請求項39に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記絶縁体 と前記被覆との間の少なくとも一つの勾配領域に含浸されている、前記ケーブル 。 41. 請求項33に記載のケーブルにおいて、前記複数の導体は少なくとも一 つの編まれた導体を有し、前記編まれた導体は前記編まれた導体を形成する複数 のストランドの間に複数の間隙を有する、前記ケーブル。 42. 請求項41に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記編まれ た導体の少なくとも一つの領域に含浸され、前記編まれた導体を形成する複数の ストランドの間の前記複数の間隙を実質的に満たしている、前記ケーブル。 43.請求項42に記載のケーブルにおいて、前記編まれた導体は絶縁体によっ て前記被覆から分離されている、前記ケーブル。 44. 請求項43に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記被覆と 前記絶縁体との間の少なくとも一つの勾配領域に含浸されている、前記ケーブル 。 45. 請求項44に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記絶縁体 と前記編まれた導体の間の少なくとも一つの勾配領域に含浸されている、前記ケ ーブル。 46. 請求項45に記載のケーブルにおいて、前記複数の導体は中央絶縁体に よって前記編まれた導体から分離された少なくとも一つの中央導体を有する、前 記ケーブル。 47. 請求項46に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は前記編まれ た導体と前記中央絶縁体の間の少なくとも一つの勾配領域に含浸されている、前 記ケーブル。 48. 請求項47に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は少なくとも 一つの前記中央導体と前記中央絶縁体の間の少なくとも一つの勾配領域に含浸さ れている、前記ケーブル。 49.請求項48に記載のケーブルにおいて、前記中央導体の少なくとも一つは 固体導体である、前記ケーブル。 50. 請求項48に記載のケーブルにおいて、前記中央導体の少なくとも一つ はストランドの導体である、前記ケーブル。 51. 請求項32に記載のケーブルにおいて、前記被覆が外接した少なくとも 一つの導体を有する、前記ケーブル。 52. 請求項51に記載のケーブルにおいて、前記被覆から少なくとも一つの 前記導体を分離する少なくとも一つの絶縁体を有する、前記ケーブル。 53. 請求項52に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は少なくとも 一つの前記絶縁体と前記被覆の間の少なくとも一つの勾配領域に含浸されている 、前記ケーブル。 54. 請求項53に記載のケーブルにおいて、前記密封用組成物は少なくとも 一つの前記絶縁体と少なくとも一つの前記導体の間の少なくとも一つの勾配領域 に含浸されている、前記ケーブル。 55. 請求項54に記載のケーブルにおいて、少なくとも一つの前記導体は固 体導体である、前記ケーブル。 56. 請求項54に記載のケーブルにおいて、少なくとも一つの前記導体はス トランドの導体である、前記ケーブル。 57. 請求項54に記載のケーブルにおいて、前記被覆は導体材料によって形 成されている、前記ケーブル。 58. ケーブルの第1の端部と第2の端部との間の液体の浸み込みを排除する 方法において、 ケーブルに密封用組成物を浸み込ませることと、 ケーブル内の密封用組成物を硬化させてケーブルの内側を実質的に液体が浸透 しないようにすることと、 トランスデューサを設けることと、 トランスデューサをケーブルの第1の端部に接続しかたケーブルの第2の端部 を処理ユニット作動的に接続することと、 を含む方法。 59. 請求の範囲58に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、ケーブルの少なくとも一端に、密封用組成物用が流れ込む少なく とも一つの漏洩通路を設けることを含む方法。 60. 請求の範囲59に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、少なくとも一つの漏洩通路が設けられたケーブルの各端部を上昇 させて保持することを含む方法。 61. 請求の範囲60に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、ケーブルを機械のチャンバ内に保持しかつそのチャンバを密封す ることを含む方法。 62. 請求の範囲61に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、チャンバの乾燥した環境内でケーブルの回りを真空にすることを 含む方法。 63. 請求の範囲62に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、液体の密封用組成物をチャンバ内に供給して少なくとも一つの漏 洩通路と接触させることを含む方法。 64. 請求の範囲63に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、ケーブル及びチャンバ内の密封用組成物の回りを真空にして気泡 を除去することを含む方法。 65. 請求の範囲64に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、チャンバを室圧に戻すことを含む方法。 66. 請求の範囲65に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、チャンバを加圧してケーブルに液体の密封用組成物を含浸させる ことを含む方法。 67. 請求の範囲66に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、チャンバ内の圧力を解放することを含む方法。 68. 請求の範囲58に記載の方法において、更に、ケーブルの外側のジャケ ットから及びケーブルの各端部の近傍から密封用組成物を除去することを含む方 法。69. 請求の範囲68に記載の方法において、ケーブルの外側のジャケッ トから及びケーブルの各端部の近傍から密封用組成物を除去することが、ケーブ ルを回転することを含む方法。 70. 請求の範囲68に記載の方法において、ケーブルの外側のジャケットか ら及びケーブルの各端部の近傍から密封用組成物を除去することが、ケーブルを 洗浄することを含む方法。 71. 請求の範囲58に記載の方法において、更に、ケーブルを温かい液体槽 内に置いてケーブル内への含浸後に液状の密封用組成物を予め硬化させることに よって調整することを含む方法。 72. 請求の範囲71に記載の方法において、ケーブル内の密封用組成物を硬 化させてケーブルの内側を実質的に液体が浸透しないようにすることが、ケーブ ルを、密封用組成物がケーブル内に一度含浸された後、所望の間、液体の密封用 組成物を硬化させるのに十分な温度で加熱することを含む方法。 73. 回転する機械装置の状態を監視するトランスデューサとトランスデュー サから信号を受ける処理ユニットとの間の液体の浸み込みを排除する方法におい て、 中央の層を囲んでいる最外側から2番目の層を備え、両層がケーブルの第1の 端部と第2の端部との間で伸びており、中央の層が中央の導体を有しかつ最外側 から2番目の層が少なくとも一つの編んだ導体を備え、両導体がケーブルの第1 の端部と第2の端部との間で伸びているケーブルを設けることと、 所望の長さの中央の導体及び少なくとも一つの編んだ導体を露出させかつケー ブルの内部に漏洩通路を設けるために溶解等によってケーブルの少なくとも第1 の端部を剥ぎ取ることと、 ケーブルに液体の密封用組成物を含浸させることと、 ケーブル第1の剥ぎ取られた端部から密封用組成物を除去することと、 ケーブル内の密封用組成物を硬化してケーブルの内側を実質的に液体が浸透し ないようにすると共に、第1の端部にケーブルの内部への漏洩通路を設けること と、 を含む方法。 74. 請求の範囲73に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、更に、ケーブルの各端部をケーブル中間部分より上に上昇して保 持し、少なくとも第1の端部がケーブルの内部への漏洩通路を与えることを含む 方法。 75. 請求の範囲74に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、更に、乾燥雰囲気でケーブルの回りを真空にすることを含む方法 。 76. 請求の範囲75に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、更に、液体の密封用組成物がケーブルの各端部と接触することを 可能にし、その端部がケーブルの内部への漏洩通路を与え、同時にケーブル及び 液体の密封用組成物の回りを真空にすることを含む方法。 77. 請求の範囲76に記載の方法において、ケーブルに密封用組成物を含浸 させることが、更に、真空を解放しかつ引き続いて圧力を加えて液体の密封用組 成物をケーブルの内部に侵入させ、その後加えられた圧力を解放することを含む 方法。 78. 請求の範囲76に記載の方法において、ケーブルの第1の剥ぎ取られた 端部から密封用組成物を除去する方法が、密封用組成物をケーブルの少なくとも 第1の剥ぎ取られた端部から洗い流すことを含む方法。 79. 請求の範囲78に記載の方法において、更に、ケーブルの第1の剥ぎ取 られた端部にトランスデューサを接続し、引き続いてケーブル内の密封用組成物 を硬化し、それによってケーブルは機械の状態を監視するトランスデューサと機 械の状態と関連するトランスデューサからの信号を受けるようにケーブルの第2 の端部に接続された処理ユニットとの間に液体が浸み込むのを防止することを含 む方法。 80. 流体の浸み込みを防止するケーブルを製造する方法であって、 中央層とその周囲を画成する最後から2番目の層とを含み、両方の層が前記ケ ーブルの第1の端部から第2の端部まで伸びるケーブルであって、該中央層が中 央導体を有し、かつ前記最後から2番目の層が少なくとも1つの編まれた導体を 有し、両方の導体が前記ケーブルの第1及び第2の端部から伸びている前記ケー ブルを提供するステップと、 前記ケーブルに密封用組成物を含浸させるステップと、 前記密封用組成物を前記ケーブルの第1の端部に隣接した領域から清掃するス テップと、 前記ケーブルの少なくとも前記第1の端部の最初の可撓性を保つ間に、前記ケ ーブル内の前記密封用組成物を硬化して、該ケーブルの内部を略流体浸み込みを 受け付けない状態にするステップと、 トランスデューサを提供するステップと、 前記トランスデューサを前記ケーブルの可撓性端部に接続すると共に、前記ケ ーブルの第2の端部を処理ユニットに動作的に連結し、これにより前記ケーブル が、機械の前記トランスデューサ監視状態と、前記ケーブルの第2の端部に動作 的に連結されて、前記機械の状態と相関的な前記トランスデューサからの信号を 受け取る前記処理ユニットとの間の流体浸み込み状態を防止するステップとを、 具備することを特徴とする前記製造方法。 81. ケーブルを製造する方法であって、 回転する機械の状態を監視するトランスデューサと、該トランスデューサから 信号を受け取る処理ユニットとの間の流体の浸み込みを防止する前記ケーブルを 製造する方法であって、 前記ケーブルを密封用組成物を含浸させるステップと、 前記ケーブルの含浸工程の後、ケーブルを、密封用組成物の液状形態を予備硬 化させるための高温液体浴中に置くことによりコンディショニングするステップ と、 前記ケーブル内の密封用組成物を硬化して、該ケーブルの内部を略流体浸み込 みを受け付けない状態にするステップとを、 具備することを特徴とする前記製造方法。 82. 請求項1記載のケーブルであって、 該ケーブルは更に前記密封用組成物の前記第2の端部から前記第1のゾーンま で伸びる第3のゾーンを含み、 該第3のゾーンは、前記第1のゾーンに比して、密封用組成物を含まず比較的 可撓性を残していることを特徴とする前記ケーブル。 83. 請求項1記載のケーブルであって、 該ケーブルは更に、前記導体により周囲を画成されかつ中央絶縁体により該導 体から分離された少なくとも1つの中央信号伝達媒体を含むことを特徴とする前 記ケーブル。 84. 請求項83記載のケーブルであって、 前記密封用組成物は、前記少なくとも1つの中央信号伝達媒体と前記中央絶縁 体と前記第1及び第2の端部の中間部との間の正接の前記第1の領域内において 含浸されることを特徴とする前記ケーブル。 85. 請求項84記載のケーブルであって、 前記ケーブルは前記第2のゾーンに動作的に連結されたトランスデューサを含 み、該第2のゾーンは、前記ケーブルが前記トランスデューサの背面側端部に存 在する領域において前記トランスデューサに動作的に連結されたときに曲げのた めの可撓性を提供することを特徴とする前記ケーブル。 86. 請求項85記載のケーブルであって、 前記ケーブルは更に、前記密封用組成物の第2の端部から前記第1のゾーンま で伸びる第3のゾーンを含み、該第3のゾーンは、前記第1のゾーンに比して、 密封用組成物を含まず比較的可撓性を残していることを特徴とする前記ケーブル 。 87. 請求項86記載のケーブルであって、 前記ケーブルは更に、該ケーブルの第3のゾーンに動作的に連結されたコネク タを含み、該第3のゾーンは、該ケーブルが前記コネクタの背面側端部に存在す る領域において可撓性を提供することを特徴とする前記ケーブル。 88. 過酷な環境において回転する装置の状態を監視するのに使用されるケー ブルであって、 該ケーブルは一端部と、他端部と、第1、第2及び第3のゾーンとを有し、該 第1のゾーンは該第2及び第3のゾーン間に介装されている前記ケーブルにおい て、 前記ケーブルに密封用組成物を含浸させるステップと、 前記第2のゾーン及び第3のゾーンを夫々前記ケーブルの前記一端部及び他端 部に隣接した状態で該第2のゾーン及び第3のゾーンから前記密封用組成物を除 去することにより、密封用組成物を含まない該第2のゾーン及び第3のゾーンを 形成するステップと、 前記密封用組成物を前記ケーブルの内部の第1のゾーン内で硬化するステップ であって、これにより前記第1のゾーンを半剛性の領域へ変換し、かつ前記第2 及び第3のゾーンを前記第1の領域に比して比較的可撓性を有する領域へ変換し 、かくして形成された前記ケーブルが前記各ゾーンの接続部において可撓性につ いての勾配を持たせる前記ステップとを、 具備することを特徴とする前記ケーブル。
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