JPH11500275A - 対話式放送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 顧客が販売業者から商品またはサービスを注文することができる対話式放送システムが提供される。システムは各顧客が地上電話線または他の通信システムを経て呼び集収会社（指示転送手段）へ自動的に呼びを送信するメッセージ装置（11）を有することを必要とし、ここで呼び集収会社は情報を特定の販売業者に提供するように、メッセージ装置（11）から顧客により送信されたデータをプロセスすることができ、それによって販売業者は商品またはサービスを特定の顧客へ供給することができる。システムはまた特定の番組を見るために選択するように放送局に問合わせを要求するケーブルＴＶ環境にも応用を有する。ケーブルＴＶ提供者のようなテレビジョン局で呼び集収会社（指示転送手段）に呼びを発信するメッセージ装置（11）が設けられる。ケーブルＴＶサービスを経て各顧客へ選択的に与えられるメニュー選択肢を処理するためにメッセージ装置（11）は信号が送信されることを許容する。メニュー選択肢が一度選択されると、ケーブルＴＶ提供者はテレビジョン番組材料を顧客へ提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 対話式放送システム ［技術分野］ 本発明は対話式放送、特にケーブルまたは衛星放送を経て放送および買物を行 うための放送局面に関するがそれに限定されない。 ［発明の技術的背景］ 過去１０年間、顧客を目的とする種々の競争技術の利用が行われることによっ て、一般の顧客が商品またはサービスを選択し購入し、迅速にその代金を支払い 商品を入手するための迅速で価格が効率的であり信頼性のある方法が開発され実 行されている。これらの問題の解決策ができる限り迅速に行われるように全般的 な流通システムが構成され、遅延、価格、非効率を減少するために再構成されて いる。 企業および政府でさえも選択および需要の増加に適応するため流通システムを 簡単にし能率化する競争を強いられている。 開発下で問題となる技術は“情報の超ハイウェイ”であり、これはあらゆる顧 客に多大な選択とフレキシブル性を与える潜在能力を有する非常に高容量の光フ ァイバケーブルである。 支払いＴＶと無料空中放送ＴＶ局およびネットワークは日常の激化する競争の 実情に直面している。過去の市場および市場シェアは変化しつつあるが無料空中 放送ＴＶには良好ではない。支払いＴＶは従来よりも顧客により多くの選択を与 えるが、それは対価を支払うときのみである。支払いＴＶは市場または市場セグ メントに到達することにおいてより多くの選択を広告主に提供するが、それは対 価が必要である。 しかし、これらの発展にもかかわらず、顧客は未だに選択手段をもたず、即ち 、顧客が商品の入手を希望するならば、店へ行かなければならない。さらに、顧 客は少なくとも今後３年以上はそうしなければならないであろう。 市場取引における現在の方法のさらに多くの欠点は以下の質問を尋ねることに よって明白になるであろう。 −商品の購入場所を顧客に知らせるために広告主が支払（支払い続ける）わな ければならない金額はどの程度であるか？ −あらゆる店舗で、常に商品（および宣伝用の手段）の存在を維持するために 商品の販売業者が要する価格はどの程度であるか？ −現存の流通システムおよびその方法を維持するために商品の販売業者が要す る金額はどの程度であるか？ −顧客がカードを挿入し、バーコードを操作し、ボタンを押しさえすれば、商 品が２４時間後に配達されるならば、顧客は自宅またはその他のあらゆる場所か ら注文をするための注文またはメッセージ装置を使用する頻度はどの程度である と想定するか？ −このような注文ユニットまたはメッセージ装置が顧客にとって利用可能であ るならば、その利用度および使用度は顧客の“通常の”購入方法とその頻度にど のような影響を及ぼすと想定するか？ −商品の販売業者がその商品の２０％を直接顧客に配達するならば、販売業者 が節約できる金額はどの程度であるか？ −商品の販売業者が注文後２４時間で商品の２０％を直接顧客に配達するなら ば、販売業者はどの程度の臨時利益が得られるか？ −このようなシステムへアクセスするために商品の販売業者はどの程度の価格 を支払わなければならないと想定されるか？ −広告業者またはその顧客が各メッセージ装置から自動的に、正確なターゲッ トと、注文に関する瞬時の応答と、十分な測定可能なフィードバックをアクセス する価値は何であるか？ 広告業者がこのようなシステムの顧客および位置データベースについての情報 をアクセスする価値は何であるか？ −無料空中放送ＴＶが週に５日午後１０時から午前６時まで時間帯に臨時の収 益を得る価値は何であるか？ −このようなシステムが無料空中放送ＴＶネットワークに提供する競争力はど の程度であると想定されるか？ ケーブルまたは衛星ＴＶ放送システムのような対話式オンライン放送システム に対して幾つかの提案が存在する。このようなシステムは通常、需要されている 所望のプログラムを選択し、または特定の要求のためにＴＶ放送局と対話するた めに、使用者対話に対して与えられる。全ての既知のケースでは、複雑で高価な 電子処理装置が放送ＴＶ局だけでなく、ＴＶ受信セットが位置されるそれぞれ個 人の場所でも必要とされる。 さらに、今日まで、自動的な方法によって必要な商品またはサービスの電話注 文するのに便利は方法は存在しない。商品またはサービス注文の唯一の実際的方 法は専用の電話呼びを行い、口頭で注文を行うことである。このようにして、注 文に関する十分な詳細が迅速に送られることができる。 ［発明の要約］ 本発明の目的は前述の従来技術のシステムの１以上の欠点を克服することであ る。 それ故、本発明の第１の広い見地にしたがって、１以上の放送媒体の顧客へ対 話式放送するためのシステムが与えられ、それにおいて、 それぞれ加入している前記顧客には電話ネットワークによって指示を送信する ためのメッセージ装置が与えられ、前記メッセージ装置は、顧客により付勢され たとき少なくとも１つの特定された電話番号で自動的にダイヤルし、指示転送手 段により回答されたとき、電話ネットワーク上で顧客識別コードを指示転送手段 へ送信することができ、 前記指示転送手段は、前記顧客識別コードの受信に応答して顧客識別データを １以上の提供者へ送信するための手段であり、 放送装置は、顧客が特定の提供者へ特別な指示を与えることを所望するならば 、放送媒体を介して前記顧客が特定の時間内で特定された方法によりメッセージ 装置を付勢するように導くために、前記放送媒体によって前記顧客に放送し、 特定の顧客が前記付勢を行ったならば、前記指示転送手段は前記付勢時間から 、データベースに記憶された複数の可能な特定された指示のうち顧客に意図され たものを少なくとも部分的に選択し、対応する顧客と指示識別データを特定され た提供者へ伝送する。 好ましい実施形態では、商品またはサービスの販売業者である複数の提供者が 存在し、指示は、特定の提供者により与えられ、案内時間に放送装置により広告 される特定された商品またはサービスを提供するための前記顧客による注文であ る。 ただ１つだけの特定された指示および例えばメッセージ装置上の１つのボタン を押す等の１つの対応する特定された方法が存在してもよい。しかしながら、好 ましくは付勢についての複数の特定された方法が存在し、これはメッセージ装置 上の複数のボタンにより行われ、メッセージ装置は前記顧客識別コードに加えて 付勢方法識別コードを送信する。 異なった指示が付勢の各特定化された方法に関連されてもよい。例えば、“ク レジットカードによる支払い”、“送金”、“自由試用”または“請求された情 報のみ”等の異なった購入方法が指示されてもよい。 メッセージ装置は、顧客識別コードをメッセージ装置へ与えるために前記付勢 を行う前に、顧客による識別カードの掃引のためのカード読取り装置を具備して いる。識別カードは代わりにまたは付加的に、放送装置の識別装置等のメッセー ジ装置により送信される権限付与情報を含んでおり、それによって顧客には複数 のこのような識別カードが発行され、メッセージ装置を付勢するときに案内を発 生する放送装置（例えばＴＶチャンネル）に対応するカードを使用する。 指示転送手段は、多数の同時に入来する呼びを処理するための集中的処理装置 と共に、コンピュータおよび、関連するデータベースとを具備してもよい。 それ故、本発明のさらに広い観点にしたがって、顧客により商品またはサービ スを注文するためのシステムが与えられており、ここで 加入している前記各顧客には、電話ネットワークによって指示を送信するため のメッセージ装置が与えられており、前記メッセージ装置は顧客により付勢され るとき、少なくとも１つの特定された電話番号を自動的にダイヤルすることがで き、特定の電話番号が回答されたとき、顧客識別コードと、購入される商品また はサービスの識別コードを電話ネットワークによって、前記メッセージ装置に接 続される指示転送手段へ送信することができ、 前記指示転送手段は、顧客識別データと、購入される商品またはサービスの識 別コードの受信に応答して、それらを１以上の適切な提供者に転送するように構 成され、 ここで、前記商品またはサービスは１以上の前記提供者によって前記顧客へ与 えられることができる。 このような環境では、システムおよび方法はピザショップの食品品目等の商品 を購入するために実行される。この場合、顧客識別コードだけではなく、ハワイ アンピザ、極上ピザ、家庭用サイズのピザ等の特定のタイプの注文を特有的に示 したコードも送信される。このような商品の小売人は特定の選択された商品を識 別するためメッセージ装置を通って処理されることができる磁気掃引カードを顧 客に無料で提供する。代わりに、メッセージ装置はいくつかのバーコード読取り 装置またはその他のコード読取り装置を有してもよく、これは顧客により所有さ れる印刷画像上で光学的に情報を走査することができる。このようにして、供給 される特定の商品またはサービスに関する広告は新聞で行われることができる。 顧客は例えば印刷された画像中の印刷されたバーコード上でバーコード読取りワ ンドを移動させる等によりメッセージ装置により印刷画像が処理されるように構 成することを必要とし、それによって必要な商品またはサービスのタイプを特別 に限定する。 さらに、前述の説明は銀行口座サービスなどの特定のサービスを行う使用法で も応用できる。 本発明のさらに広い観点では、対話式オンライン放送システムが提供されても よく、ここでは複数の放送顧客セットが存在し、これは前記システム中の送信放 送局から発信される送信制御信号による特別の特定化された放送プログラム送信 を受信するように選択的に付勢されることができ、 前記制御信号は各顧客セットに対して特有であり、前記システムは電話ネット ワークによってデータを送信するための各顧客セットで別々のメッセージ装置を 有しており、前記メッセージ装置は顧客により付勢されるとき少なくとも１つの 特定された電話番号を自動的にダイヤルし、電話ネットワークによって顧客識別 コードを指示転送手段へ送信することができ、 前記指示転送手段は顧客識別コードにより識別されるとき前記特有の制御信号 が放送送信へ供給されることを許容するために前記送信放送局と対話し、ここで このように識別される顧客のセットはこの顧客セットに対するメニュー放送送信 を受信することができ、前記メッセージ装置は、前記メニュー放送送信のメニュ ー選択の調整を許容し、前記識別転送手段へ選択されたメニュー選択肢を中継し 、それによってさらに別のメニュー放送送信または最終的なメニュー選択肢を選 択することを許容する使用者入力手段を具備しており、前記識別転送手段は選択 されたメニュー選択肢を前記送信放送局へ送り、それによって識別された顧客セ ットが使用者限定放送送信を受信することを許容する。 このシステムはケーブルＴＶまたは衛星ＴＶ環境で実行されることが特に好ま しい。 前記識別転送手段は電話会社を有することも特に好ましい。これは数百または 数千の呼びが専用の電話番号に実質上同時に発信されることができる“集中的” ダイヤルと呼ばれる場合に対処するのに特に好ましい。 本発明の他の好ましいまたは選択的な特徴は以下説明する好ましい実施形態の 説明から確実にされるであろう。 ［図面の簡単な説明］ 本発明がより十分に理解されることができるように、限定ではない好ましい実 施形態の例を添付図面を参照して説明する。 図１は第１の好ましい実施形態の種々のエンティティ間の関係の概略的ブロッ ク図である。 図２は第２の好ましい実施形態の種々のエンティティの関係の概略的ブロック 図である。 図３は第３の好ましい実施形態の種々のエンティティの関係の概略的ブロック 図である。 図４は第４の好ましい実施形態の種々のエンティティの関係の概略的ブロック 図である。 図５は第５の好ましい実施形態の種々のエンティティの関係の概略的ブロック 図である。 図６は前述の実施形態で使用している好ましいメッセージ装置の平面図である 。 図７は図２で概略している環境と類似した環境で使用するための異なった好ま しいメッセージ装置を示している図６と類似の図である。 図８は図７のメッセージ装置上のスクリーンディスプレイである。 図９は図７のメッセージ装置上の幾つかの異なったスクリーンディスプレイを 示している。 図１０は図７、８、９の装置を示したブロック概略回路図である。 図１１（ａ）と１１（ｂ）は図１０の装置の詳細な回路図である。 図１２（ａ）と１２（ｂ）は図１１（ａ）と１１（ｂ）の装置のソフトウェア の機能的フロー図である。 図１３は幾つかの先の実施形態からの見地を含む第６の実施形態の種々のエン ティティ間の関係のさらに別の概略ブロック図である。 ［好ましい実施例の詳細な説明］ 図１の実施形態では、発達された関係と必要な運用は、無料空中放送テレビジ ョン等のＴＶで商品を広告することによって商品の販売業者が地域の市場にでき る限り多くの商品を売る必要性から開始している。当事者および関係について以 下説明する。 商品販売業者 前述したように、商品の販売業者は局地的マーケットで売られる種々の範囲の 商品を製造または表示する任意の企業である。商品販売業者は販売する商品の量 を最大にし、１以上の既存のＴＶ局またはネットワークを通して放送される適切 なＴＶコマーシャルを開発するように広告業者と関係を結ぶことを希望している 。 商品販売業者は企業所有の店舗、使用権を有する店舗、個人所有の店舗のネッ トワークまたは販売業者または他の販売業者を通して公衆に直接商品を販売する ことができる。 販売業者は、請求、商品目録、販売および流通等の全ての通常のビジネス機能 を制御し管理するためにある種のコンピュータ化されたシステムを動作させる。 このシステムは良好に開発され、適切にスタッフを揃え維持されている。企業は 多数の販売業者および／または得意先に代わって適切なＥＤＩベースの取引関係 さえも有する。 広告業者 広告業者は新しい注文発注システム（ＯＰＳ）が利用可能であることを商品販 売業者に知らせ、これによって多数の顧客がＴＶ局およびネットワークで広告さ れた商品を自動的に注文することを可能にする。 所定の場所で（理論上）１００，０００世帯に設置されているメッセージ装置 11の形態の１００，０００の注文発注メッセージ装置を具備したＸＹＺ会社によ りシステムは動作されている。ＸＹＺはそれぞれの注文に対する料金として商品 の広告価格のｘ％を請求（charge）する。 広告業者はさらに、各所帯が少なくとも２人の別々の顧客を表示し、自動発注 の注文形態による平均的な顧客の応答率が０．５乃至１．０％であることを助言 する。商品に対して注文を行う形態での典型的なターゲットの大衆の応答はほぼ 同時的であり、１０分間では１注文当り８乃至１０秒内である。 商品に関するＴＶコマーシャルはＯＳＰ“パネル”によってターゲットの大衆 にキー入力され、このパネルはスクリーンの左下の隅に連続的に示されている。 このパネルは４つのボタンＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄを特徴とし、これは各顧客位置に置か れているメッセージ装置11上で使用される４つのボタンと同一である。それぞれ のパネルボタンはメッセージ装置11上の各ボタンのカラーコードとそれぞれ同じ カラーコードへ別々にカラーコード化されることが好ましい。任意のＴＶコマー シャルでは、ボタンは視聴者投票、商品購入、小冊子の請求、情報、慈善寄付等 を含む任意の目的で識別されることができる。 顧客は、注文が任意のＯＰＳ ＴＶコマーシャルのスクリーンで１０分間等の ある時間内でのみ行われることができることを知る。これは“スロット”として 知られている。毎時間当たり４（またはそれ以上）までのスロットが動作されて もよい。スロット外で行われた注文はシステムで受けられず、このような注文を 行おうとする顧客は自動的に２デジット除外コードに遭遇し、このコードはメッ セージ装置11に戻され、ディスプレイ71上に受容不可と表示される。 スロットのスケジュールが設定され、このスケジュールは、同期され負荷均衡 された注文処理を可能にするために予め全てのかかわりのあるＯＰＳ当事者へ供 給される。（総システム容量は負荷均衡需要に対して構成されている。）この方 法は特にＯＰＳパネルが国家的ＴＶネットワークで広告されるならば、任意の都 市のメッセージ装置が任意のスロット期間に注文を行うことを可能にする。 商品販売業者は新しいＯＰＳシステムの試みに同意し、広告業者の創作スタッ フが顧客からの摘要を受け、１つの商品に対する適切なＴＶコマーシャルを開発 するように働く。完成されたコマーシャルでは、商品販売業者は左下の隅に位置 されているＯＰＳ “パネル”の存在に注目する。 顧客に一度了解されると、広告プログラムは開発され、承認され、広告業者は コマーシャルが所定の時間に承認期間だけ選択されたＴＶ局で放送されるように スケジュールを設定する。 ＴＶ局 ＴＶ局またはネットワークは承認日の承認時間に商品販売業者に代わってコマ ーシャルを放送する。 顧客環境 前述したようにＯＰＳシステムのそれぞれの１００，０００世帯は上部を横切 って設置されているカード読取り装置126 を含むメッセージ装置11を有する。こ のようなメッセージ装置11はタクシー注文装置に関して本願の特許出願人により 現在製造されている。タクシー注文用のシステムと好ましいメッセージ装置は国 際特許第 PCT/AU95/00007 号明細書に開示されており、その図５の実施形態を特 に参照すべきである。メッセージ装置のメッセージ確証およびその他の特徴は同 様に本発明の任意選択的特性として本発明にも応用可能である。 １世帯の各購入客には特有の７デジットＰＩＮ番号でプログラムされているプ ラスティック磁気または他のＰＩＮカードが与えられている。カードの前面には エンボス加工された通し番号が表示されている。 メッセージ装置11は４つの注文キー（国際特許第 PCT/AU95/00007 号明細書の 図５、ここでは図６、７〜１２の実施形態で見られるメッセージ装置のキー41、 42、43、44）を有し、ＴＶコマーシャル中にＴＶスクリーンの左下隅で表示され ているそれぞれの特別なＯＰＡ“パネル”のキーと同一にマークされている。キ ーはＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄとラベル表示され、前述したように特別なカラーコード化さ れている。各キーは１乃至８００の電話番号と８デジットＰＩＮ番号でプログラ ムされている。１乃至８００の電話番号はＸＹＺ会社に商品／サービスを自動式 に注文をするためにメッセージ装置11により使用され、顧客に費用を負担させな い。ＸＹＺは指示転送手段と呼ばれることができる。 各注文キーＰＩＮ番号はメッセージ装置自身のＸＹＺ企業データベース中の位 置記録 に対するインデックスであり、注文を行うために使用される実際のキーで もある。 顧客のプラスティックカード上のＰＩＮ番号はＸＹＺ会社のデータベース中の その人の顧客記録のインデックスであり、その顧客についての情報を含んでいる 。これは氏名、住所、郵便番号、身分、電話番号、生年月日、性別、所得層、配 偶者の有無、クレジットカードのタイプ、クレジットカード番号、支払い方法等 の情報を含むことができる。 平均して、各世帯には２人の顧客が存在することが予測される。各プラスティ ックＰＩＮカードは商品の注文を行う“照合”に使用される。カードがメッセー ジ装置11中で使用されないならば、即ちメッセージ装置11上の機能キーの１つだ けが押されたならば、商品の注文は行われない。代わりに（カードのない）特定 の機能キーの使用は例えば単なるタクシーの注文である。 申込書およびサイトアグリーメントが完了し、世帯中の成人によりサインされ て初めて１世帯にメッセージ装置が発行される。 申込書はメンバーが前述の全ての情報を提供することを必要とし、それが完了 したときこれはメッセージ装置11をすぐに発行し設置し、注文用の特別なプラス ティックＰＩＮカードを提供する権限として使用される。サイトアグリーメント はメッセージ装置11の規定、その所有権、位置、使用、修理、保守管理、保証そ の他の一般的な条項および条件をカバーしている。 申込書を完成し、プラスティックＰＩＮカードが与えられている世帯の全ての メンバーによって使用されるために、メッセージ装置11は無料で発行されること ができる。メッセージ装置11が十分に利用されていないならば、即ち特定の時間 内に注文が行われないならば、メッセージ装置の利用不足を補償するためレンタ ルの料金が請求される。 注文集収会社 ＸＹＺ会社または指示転送手段は主に広告業者を経て広告された市場にＯＰＳ システムを設けるために形成された会社である。ＸＹＺは自分の店舗とスタッフ と設備を有する。 別々の契約下で、広告業者はＸＹＺ社によってＯＰＳ注文発注システムを顧客 に販売する権限を与えられる。これらの業者は顧客によるＯＰＳシステムの使用 に販売収益を乗せ、また全てのコマーシャル放送に対してＸＹＺ会社に使用料を 支払う。 ＸＹＺ社は注文システムのための本体コンピュータ局からの処理設備とサービ スの提供について顧客から入来する自動式注文に回答して呼び処理装置の大きな 通信提供者と交渉する。 処理装置および関連する進行中の下部組織価格に関する多大な資本支出を避け るために、ＸＹＺ社は以下説明するように代表して連続的な処理設備と補足的な サービスを提供するように複数の専門家のサービス局と契約する。 本体コンピュータ局 ＸＹＺ社は連続的な注文処理設備とサービスを提供するため既存の本体コンピ ュータ局と取決めを行う。 本体ベースの注文システムは全部で１００，０００のメッセージ装置の顧客全 員と、全ての位置データベースを含んでいる。購入注文を管理し制御するため目 的が書き込まれたソフトウェアが設置されている。処理時間は取扱い料金に基づ いてまたはその他の方法で本体コンピュータ局によりＸＹＺ社へ与えられる。 通信処理 ＸＹＺ社との別々の契約下で、メッセージ装置を用いて商品の自動注文が同時 に多数の顧客により行われる“呼びの集中”に十分適合するレベルで、通信会社 は包括的な到来する呼びの回答および処理装置を提供する。これらの設備は料金 請求目的およびその他のサービス目的で、適切な到来する呼び率を測定するため の呼び測定装置を含んでいる。 起こりうる特性として、これらの設備の範囲および位置は知られていないが、 呼び出力は、自動的な注文発注およびそれに続く供給、請求書送付、流通を行う ための本体ベースの注文システムで直接的に多数の直列入力ポートに接続されて いる（恐らくポート混線制御装置および／または入力バッファリングを用いて到 来する注文の潜在量が与えられる）。この呼び出力は２Ｍｂｐｓのリンクを経て 本体コンピュータ局に送信されることが可能である。 このサービスは到来呼び率、計算された料金請求、システムの利用度、性能、 システム容量、管理および支援、問題解決についての包括的範囲の報告により支 持される。 クレジットカード業者の支援 前述したように、各顧客はプラスティックＰＩＮカードを発行され、このカー ドが使用されるとき、多デジットＰＩＮ番号が注文システムに伝送され、商品の 自動的な注文に基づいて使用したその顧客の使用記録をインデックスし、検索す る。顧客の記録は特定のクレジットカードを使用して支払い選択を特定し、その 詳細は記録に保持される。 注文システムは顧客を代表して商品の注文を行い、これを注文処理するため商 品の販売業者に送信されるとき顧客の好ましい支払い方法の詳細を含んでいる。 したがって商品の販売業者の料金請求システムはクレジットカード取扱いの問い 合わせ、確証、承認することができなければならない。 商品販売業者とのＥＤＩリンク 自動的な注文が顧客によって注文システムに対して行われ、メッセージ装置11 へ承認照合信号を帰還することによって確証されたとき、注文はできる限り迅速 に商品販売業者またはこれを注文処理するための注文処理ハウスコンピュータシ ステムへ送信されなければならない。 理想的には、これらの注文はＥＤＩバッチ送信を用いてコンピュータ局によっ て直接的に商品販売業者のコンピュータシステムまたは中央流通システムへ自動 的に発注される。注文されたとき、商品の販売業者のコンピュータシステムは送 り状を自動的に生成し、ピッキング伝票を作成し、迅速に顧客へ商品の物理的流 通プロセスを開始する。 商品の販売業者にとっては、これは顧客への配達サイクルをほぼ２４時間まで 短くし、商品の在庫目録周期数を著しく増加し、メッセージ装置の流通コストを 低下し、販売の直接コストを大きく減少し、顧客によって発注される注文率を増 加する。このようなシステムの財務上および運用上の収益は全ての関係者に対し て非常に大きい。 自動的な注文フォーマットおよび処理 メッセージ装置11が自動化された注文を行うために使用されるとき、メッセー ジ装置11はＤＴＭＦトーンを用いて２つの多デジットＰＩＮ番号を１乃至８００ の電話番号に対して送信する。 より小さい構造では、１乃至８００のラインはダイヤロジック（Dialogic）社 により製造されているような対話式音声応答（ＩＶＲ）ボードに直接接続されて いる。このボードは管理ソフトウェアにより制御されＶＯＳ（音声動作システム ）を使用して書き込まれる構成可能なマイクロプロセッサを支持する。ダイヤロ ジックボードからの出力は標準的なＡＳＣＩＩデータであり、ＰＣ上の直列ポー トに与えられる。 このソフトウェアはダイヤロジックボードが入来する呼びに回答し、ハンドシ ャイクとして承認を与え、パリティおよび完全性をチェックした後２つのＰＩＮ 番号を受けることを許容するように設計されている。両方のＰＩＮ番号はさらに 処理する前に局部的検索表で直ちに確証され、確証されたとき、帰還をトリガー し、メッセージ装置のディスプレイ71上に４デジットの“許可コード”を表示し 、それによって注文を確実にし、また注文を受注した時間の表示が必要であるな らば、それを表示するかまたは注文が受注されなかった理由を示す２デジットの “除外コード”を表示する。 いずれかのコードの帰還は注文プロセスを終了し、線を遮断させる。前述のい ずれかのコードの帰還を含む典型的な注文発注は約８乃至１０秒で行われる。 前述した特定物を購入するため、取引がフラグされ、メッセージ装置11は“ハ ングアップ”される。さらに注文を確証するため顧客との電話連絡をするための 迅速な手配が行われる。これは自動的に顧客の電話番号をダイヤルして注文の取 引時間にメッセージ装置11のディスプレイ71上で表示されている“許可コード” を入力するように顧客にリクエストする自動式テレマーケティングシステムによ って容易に達成される。その後、顧客は電話のキーパッドを使用してこのコード を入力することができる。これは顧客の“クーリングオフ期間”および、さらに 高額の商品およびサービスを注文したときの秘密保持を可能にする。 必要ならば、高い量の呼び処理期間に、メッセージ装置11をオンラインに維持 するために“ハートビート”信号がメッセージ装置へ３秒ごとに送信されること ができ、一方注文システムはメッセージ装置11が自動的に“ハングアップ”する ことを防止するため注文を処理する。これらのハートビート信号は顧客に対して 透明である。メッセージ装置11は注文システムが注文を処理し、許可コードまた は除外コードを戻すのに十分な長さの期間オンラインを維持されなければならな い。 静止状態の顧客および移動状態の顧客 大抵の時間、顧客は彼等の住む家庭のメッセージ装置を使用して商品およびサ ービスの自動的注文を行うことが予測される。これらの顧客に対しては、位置記 録および顧客記録は同一の住所であろう。彼等が静止状態の顧客である。 しかしながら、多くの場合、多数の顧客はメッセージ装置11が利用可能な場所 の友人または親戚を訪問し、または同じ州または別の州へ移動している。これら の顧客に対しては、位置記録および顧客記録は同一の住所ではないであろう。彼 等が移動状態の顧客である。 位置および顧客データベースの両者が同一の機械で保持されていると、本体ベ ースの注文システムはメッセージ装置の位置にかかわらず、静止状態の顧客と移 動状態の顧客の両者を識別し、適合することができる。 これは商品の販売業者が、商品が購入されることができる局部的な位置を顧客 がどのように見つけるかを心配する必要はないことを意味し、それによって流通 を簡単にする。また、ＰＩＮカードを有する顧客がそれをメッセージ装置が存在 するあらゆる場所で使用することができることを意味し、顧客が何時でもほぼあ らゆる場所で購入することを可能にする。 広範囲の商品はテレビジョンのこの対話式放送概念に適しており、それは顧客 はメッセージ装置11を使用してこれらを購入し、メッセージ装置11は単に使用が 容易で簡単であり、（家庭でのショッピングに）便利で、自由であるためである 。ほぼあらゆる広告業者にとって、標準化されたパネルを内蔵して適切なＴＶコ マーシャルを開発し、ターゲットとする顧客に対して鮮烈なアピールを行うこと は簡単である。これらの人々はこのようなコマーシャルに反応するが、彼等は自 動 車に乗り、ショッピングセンターへ行き、駐車し店を見つける必要はない。これ らのコマーシャルに対する直接的な消費応答（実際に行われた注文の形態または 実質的な取引高の増加）を測定することは明らかに非常に困難であるが、この全 ては今後利用可能である。 図２を参照すると、１中のうちの特定の時間帯のファーストフードチェーンで 経験されるような需要注文に関する特定の応用を有するさらに別の実施形態が示 されている。ここでは、複数の個人の顧客が存在する。各顧客はその店舗に設置 されているメッセージ装置11を有する。システムは複数の販売業者13が存在する ことも提案している。これらはピザ、マクドナルドなどのファーストフードの小 売り店である。販売業者がカードを（選択的に無料で）配付し、このカードは宅 配する商品範囲の利用度をそれぞれ均等にすることをシステムは提案している。 カード（図示せず）はプラスティックの磁気挿入カードであり、例えば１つのカ ードは家庭用サイズのマリナラピザ用であってもよい。さらに別のカードは小さ いサイズのベジタリアン用であってもよい。さらに他のカードは中間サイズのメ キシカーナ用であってもよい。 販売業者は商品の注文が行われ得るピーク時間にテレビジョンまたはラジオで 広告してもよい。この広告を見たまたは聞いた顧客はこれらの商品を購入する決 定を迅速に行うようにトリガーされる。この場合、顧客は国家的な電話会社また はその他の設定されたまたはこの目的専用の会社等の集収会社を代わりに呼出す ためメッセージ装置11を付勢する。メッセージ装置11により集収会社にダイヤル すると、それは顧客およびその位置を識別する特有のＰＩＮと、メッセージ装置 11の挿入カード読取り装置126 を通して掃引される特定のカードのＰＩＮを送信 する。呼び集収会社は代わりに直接販売業者を呼びさらにメッセージを急送する 処理を行うことができ、それによって販売業者は商品の宅配の手配をすることが できる。取引はＣＯＤであるかまたはメッセージ装置が設置されたとき注文のリ クエストが特定のクレジットサービスへ自動的に請求書を送付されるように予め 手配されている。このような場合、メッセージ装置11の不正使用を防止するため 、呼び集収会社にダイヤルするように付勢されることができる前に、メッセージ 装置11を通して掃引されなければならないさらに別のカードが顧客により保有さ れる。典型的に、全ての必要とされるカードはメッセージ装置11で掃引され、呼 び集収会社にダイヤルする前にメモリに保持される。このようにして、電話呼び 時間は最小にされ、小さいマリナラピザと大きいメキシカンピザ等の異なった商 品を別々に注文することにより生じる呼び集収会社へのあらゆる可能な集中的な ダイヤルを部分的に軽減する。メッセージ装置11上の制御ボタン41、42、43、44 （前述の国際特許明細書の図５またはここでは図６、７、８乃至１２の実施形態 を参照）が使用されることができ、それによってそのどれかが押されたならば、 メッセージが注文を行うために呼びを介して送信される。好ましくはボタン41が このような呼びを開始するために使用される。 販売業者により与えられる複数の挿入カードは呼び集収会社へ送信するために 顧客によってメッセージ装置11へ負荷されてもよいことに留意すべきである。こ のようにして複数の商品は単一の呼びにより集収会社へ注文されることができる 。例えば３以上のピザカードがメッセージ装置11を通って連続的に掃引されても よく、集収会社へ呼びを急送する前にそこから読み取られるデータはそこのメモ リに保持される。 呼び集収会社がメッセージを中継するように販売業者にダイヤルするとき、こ れは代わりに注文を行った人および注文された商品のタイプに関して販売業者に 指示を与える種々のＰＩＮ番号または対応するコードを送信する。 前述のシステムは商品の注文発注だけでなくサービスの注文に関しても便利で ある。メッセージ装置11は国際特許第PCT/AU95/00007号明細書の図５を参照にし 、またはここでは図６、７、８乃至１２の実施形態で示されているメッセージ装 置である。 図３の実施形態を参照すると、売り上げ決算（account settlement）用システ ムが与えられている。ここではそれぞれメッセージ装置11を有する複数の顧客が 存在する。メッセージ装置11は前述の国際特許明細書の図５の実施形態と類似し ていてもよい。従って顧客は特定のものに対する請求書を郵送で受ける。その後 、顧客は請求書（bill）を全額または分割で支払うことを要求してもよい。この 場合、顧客は代わりに支払いを手配するため呼び集収会社に電話するよう手配す る。メッセージ装置11を使用する顧客による呼びはＰＩＮ情報を呼び集収会社と 請求書（account）提供者へ送信する。請求書提供者は、財務機関で保持されて いる顧客名義の預金口座から請求書提供者で保持されている同一の顧客名義の口 座へ指令された額を転送する権限を事前に与えられ、証書を送付する権限を有す る。 一連のカードは支払い選択を可能にするために与えられることができる。例え ば第１のカードは１つの計算書当たりに必要とされる最少額の支払いである。第 ２のカードは１つの計算書当たりの全額の支払いである。さらに別のカードは＄ ５０割引いた請求書の支払いであってもよい。さらに別のカードは＄１００割引 いた請求書の支払いであってもよい。＄５０割引いた請求、＄１００割引いた請 求等の個々のカードの予め設定された額の組み合わせを使用することによって、 請求書の支払いをするのに必要な総額に集合的に達するように一連のカードがメ ッセージ装置11を通じて掃引されてもよい。 メッセージ装置11上の制御ボタン41、42、43、44（前述の国際特許明細書の図 ５またはここでは図６、７、８乃至１２の実施形態を参照）が使用されることが でき、それによってそのどれかが押されたならば、メッセージは支払いをするた めに呼びを介して送信される。好ましくはボタン41は呼びを行うために押される 。 代わりに、支払い額を表すためにカードが掃引される代わりに、ボタン42、43 、44は特定の支払いを指示するようにプログラムされてもよい。したがって、特 定の支払いカードを挿入するのではなくこれらのボタンが押されてもよい。 図４で示されている実施形態を参照すると、テレビジョン放送システム等の放 送システムと関連して特定の使用を行うためのシステムが示されている。特定の 実施形態は特にケーブルＴＶの使用に適している。ここでは、メッセージ装置11 をそれぞれ個人の構内に具備している複数の顧客が存在する。各顧客もケーブル を介してケーブルＴＶ提供装置へ接続されているテレビジョン受信機を有する。 ケーブルＴＶシステムは、顧客がケーブルＴＶ提供装置から多数の異なった送信 のうちの１つを受信することを許容するためにデコーダ装置および技術を使用す る。例えば、２００のチャンネルが顧客に利用可能である。このようなシステム では、例えば１０チャンネル位置がメニュー選択肢に割当てられている。ケーブ ルＴＶ提供装置は特別なコードによって特定のＴＶ送信を個々の顧客に急送する ことができ、それによってその顧客のみが送信を受信できる。したがってこのよ うなシステムでは、特作映画等の特別の送信をほぼ要求によって見ることが可能 である。特にカナダのケーブルＴＶ提供装置は特定の顧客に対して透明な方法で プログラム題材間で切り換える能力を有する。これは各顧客のテレビジョンセッ トのデコーダにより動作するシステムのコードのデコードを特別に使用すること によって行われる。本発明の実施形態はそのようなシステムまたは類似のシステ ムを使用する。ここでは、顧客は自分自身のテレビジョンセットを切換え、特定 のメニューチャンネルに合わせる。顧客はボタン41を押すことによってケーブル ＴＶ提供装置と接続されているデータベースへ電話呼びをするために同時にメッ セージ装置11を使用する。顧客は第１のメニュースクリーンを観察し、メニュー 選択を行うためにメッセージ装置11上の制御ボタン42、43、44を使用する。例え ば、ボタン42はメニュー“下”ボタン、ボタン43は“上”ボタン、ボタン44は“ 選択”ボタンであってもよい。メッセージ装置11はその後ボタン44の動作により ケーブルＴＶ提供装置へ選択されたメニュー選択を送信するように動作される。 例えば、第１のメニューは種々のタイプのテレビジョンプログラム、例えば子供 番組、スリラー、アクション等を提供してもよい。顧客は特定のメニュー選択肢 を選択し、その情報をメッセージ装置11を経て電話ネットワークを通ってケーブ ルＴＶ提供装置へ中継する。ケーブルＴＶ提供装置はＰＩＮにより特定の顧客を 識別し、また選択されたメニュー選択に注目する。したがってその後、ケーブル ＴＶ提供装置は代わりにさらに次のまたは続きのメニューページをその特定の顧 客に送信できる。最後の選択が実現されるまで、さらに別のメニュー選択が入力 され、ケーブルＴＶ提供装置へ中継されることができる。このようにして、メッ セージ装置11はケーブルＴＶ提供装置とのオンラインの対話を行うために使用さ れることができる。ケーブルＴＶ提供装置は例えば１０分毎に続映される特定の ２時間プログラムを有してもよい。このようにして、特作映画はケーブルＴＶ提 供装置のシステムへ負荷されることができ、それによって所定の時間に、一連の 同一のテレビジョンプログラムが動作されるが、それぞれ先のものの１０分後に 開始する。従って、顧客が必要な選択を行い例えばリクエストを行った後１０分 間のみ、実際の開始時間を待機するだけで、このシステムによって必要なプログ ラムをほぼ要求しだいに見ることが達成される。 図５を参照すると、中間呼び集収会社が設けられている点を除いて図４のシス テムと実質上同一のシステムが示されている。これはケーブルＴＶ提供装置への “集中的”呼びを考慮するため使用されてもよい。 前述の国際特許明細書の図５の実施形態と実質上同一であり、ここではあらゆ る実施形態で使用されている図６の実施形態を参照する。メッセージ装置11はこ こでは複数の異なったディスプレイ 112、 113、 119を有するＬＣＤディスプレ イパネル111 を有する。ディスプレイ112 は特にダイヤル用の３つの選択肢を提 供するために設けられている。第１の選択肢は無料空中放送ＴＶであり、第２の 選択肢はケーブルＴＶであり、第３の選択肢は図２、３の例で説明した請求書送 付目的の“ダイレクト”である。これらの選択肢はモードボタン130 によってア クセスされる。従ってモードボタン130 を押すことにより、ディスプレイ112 は 各３つの選択肢をめぐって歩進する。ディスプレイパネル111 はまた、呼びおよ び注文が受信されたこと、リトライが必要であること、またはメッセージ装置が オンライン中であることを示す指示器113 を有する。ディスプレイ111 はまたメ ニュー選択等の特定の選択のさらに別の指示器119 を有する。したがってディス プレイ区域119 に表示された番号は番号選択押ボタン129 を押すことによってア クセスされることができる。押す毎に区域119 に表示されている番号が増加され る。必要な番号が示された時、選択ボタン122 が押されてディスプレイ112 のそ の番号と、特定の選択、即ちＴＶ、ケーブル、ダイレクト等を負荷することがで きる。メッセージ装置11はキャンセルボタン114 を有し、それによって任意の特 定の注文がキャンセルされることができる。これはまたＬＥＤ指示装置 115、 1 16、 117を具備しており、ＬＥＤ指示装置はそれぞれメッセージ装置11からの送 信が受信されたこと、またはリトライとして呼びが再度行われる必要があること 、或いはメッセージ装置11が付勢状態でありオンライン中であることを示してい る。 可聴音発生器118 は情報の入力の可聴通知を行うためにメッセージ装置11のケ ース内に設けられてもよい。 秘密保持アラームが接続120 を経て固定されてもよく、それは前述の国際特許 明細書の図３の実施形態で示されているアラームまたはスイッチ61と同一に考え られる。その後、アラーム情報が中継されることができるようにアラームが付勢 されたならば、専用の電話番号がダイヤルされることができる。 全ての情報がメッセージ装置11中に負荷された時、メッセージ装置11が必要な 番号をダイヤルして負荷された情報を送信するように構成されることができるよ うにボタン121 が設けられている。 メッセージ装置11は矢印126 の方向でスロット127 を通って掃引されるとき受 けられたカードの数を示す３つのＬＥＤ128 も具備している。したがって第１の カードが掃引されるとき、第１のＬＥＤ128 が発光する。第２のカードが掃引さ れるとき、第２のＬＥＤが発光する等である。 “ＴＶ”、“ケーブル”または“ダイレクト”が選択されたならば、メッセー ジ装置はこれらの特定の各サービス専用の電話番号を含む可能性が高い。 ディスプレイ区域119 は取扱い終了の時に特定のコードメッセージを示すよう に構成されることができる。これらは例えば、ＴＶ送信が１０分以内に開始する こと、またはピザの配達が２０分以内であることを期待することである。これら のメッセージは例えば２秒毎に交換するように構成されてもよく、それによって ディスプレイの観察者に多数のメッセージを与える。 メッセージ装置11は商品またはサービスの注文が行われることができるように 自動的に目的とする電話番号をダイヤルし、一度メッセージが帰還呼び信号によ り確証されると呼びを自動的に終了するために使用される。メッセージ装置11が 特定の位置に設置されるとき、権限を有する使用者を識別するメッセージ装置で 掃引されるカードの使用によって、少なくともその構内位置に秘密の保証が与え られることができる。 図７乃至９の実施形態を参照すると、メッセージ装置11はほぼ人間の手の寸法 である。これはダブルアダプタプラグにより標準的なアナログ電話と並列に設置 され、小さいプラグ電池パックにより付勢される。設置は訓練を受けていない人 でも数分で実現されることができる。全ての付属品および動作指令がメッセージ 装置11に与えられる。 メッセージ装置11は使用法が理解しやすく、使い安く、応用においてフレキシ ブルであるように慎重に設計されている。 メッセージ装置11は注文キー150 、コールバックキー151 、２つのクリアキー 153／155 、２つの機能キー157 、159 、システムメッセージ用のＬＣＤディス プレイパネル161 、ＡＣＣＥＰＴ、ＡＣＴＩＶＥ、ＲＥＴＲＹ状態を示すための ３つのＬＥＤ 163、 165、 167を有する。カード読取り装置171 が、メッセージ 装置11の上部を横切って固定して取付けられる。ペン形のバーコードワンド173 も、コイル状のケーブル175 を経てメッセージ装置11へ固定して取付けられる。 注文キー150 は製造時に、ショッピングネットワークシステムの電話番号と特 有の７デジットＰＩＮ番号で予めプログラムされている。電話番号はこれが記憶 されているメモリ割当領域をアクセスするため適切なソフトウェアおよびアドレ スコードを経て電話線によって遠隔位置で変更されるようにしてもよい。ＰＩＮ 番号は固定されアクセス可能でははい。７デジットＰＩＮナンバリングシステム はネットワークで千万までのＰＩＮ番号を可能にする。例えば９または１１また は１３等或いは他の符号等、より高いデジットＰＩＮ番号は必要ならばより多数 のＰＩＮを与える。注文キー150 のＰＩＮ番号はネットワークコンピュータシス テムデータベースに秘密を保護されて記憶されているメッセージ装置11の位置記 録をインデックスし検索するために使用される。各位置記録は以下の事項を含ん でいる。 −（レンタル契約で示されるような）連絡先名称 −（レンタル契約で示されるような）街路および住所の正式名称 −メッセージ装置が平行して設置される電話の番号 −（利用可能であるならば、）最も近辺のファックス装置の番号 −プラスそれ以外の位置情報 メッセージ装置11はコール−リトライ設備を有し、これは全てのネットワーク 電話線が最初に呼びを行った時に話中状態ならば、自動的に２度ネットワーク電 話番号を再ダイヤルする。メッセージ装置が３度呼びを行った後でも適切に接続 できないならば、断念し、３度の長い発信音が鳴り、赤色のＲＥＴＲＹ状態のＬ ＥＤ169 が点滅する。ＯＲＤＥＲキー161 は注文を行うために再度押されなけれ ばならない。 メッセージ装置11はまた監査機能と呼ばれる内部呼びカウンタを特徴とする。 監査機能は自分の電話番号と特有のＰＩＮ番号で予めプログラムされている。呼 びカウンタは全ての成功した呼びと、全ての成功しなかった呼びと、全てのダイ ヤル実行数をカウントする。呼びカウント総数が予め設定したレベルに到達した とき、監査機能は自動的に電話線を取り、そのプログラムされた番号をダイヤル し、全ての呼びカウントデータをネットワークホストの特別なファイルにダウン ロードする。その後、ホストはカウンタをゼロまたはデフォールト設定にリセッ トし、両者のパーティーは遮断される。この呼びデータは到来ライン容量等を決 定するために解析されることができる。 簡単にされた顧客問い合わせおよび注文処理をシステムが利用できることを可 能にするために、各顧客は明白にネットワークショッピングシステムで識別され なければならない。したがってネットワークは各顧客にネットワーク買物客カー ド（ＮＳＣ）を発行する。 基本的に、ＮＳＣは外見上クレジットカードに類似したプライベートラベルカ ードである。クレジットカードのように、ＮＳＣは後面に磁気条帯と他の情報を 含んでいる。しかしながら、ＮＳＣの磁気条帯はネットワークホストデータベー スの全ての顧客記録に対するインデックスである特別な１０デジット番号でプロ グラムされている。 実際、ＮＳＣは１２か月間有効で、ネットワークによって簡単な申込書を完成 した任意の顧客に対して無料で発行される。申込書はネットワークにより表示さ れるそれぞれの商品販売業者の小売店に大量に与えられ、売り場のカウンタに人 目につくように置かれる。広告キャンペーンが新しいネットワークを広告し、潜 在的な顧客に申込みの仕方を説明する。申込書は問い合わせの時にネットワーク からも入手可能である。申込書は以下の事項を捕捉することができる。 １． 顧客名 ２． 家の住所、郵便番号 ３． 届け先住所、郵便番号 ４． （注文を確証するための）家の電話番号 ５． 利用可能であるならば、（注文を確証するための）ファックス番号 ６． 生年月日（ＤＤＭＭＹＹ） ７． 男／女 ８． （特定のグループにおける）所得範囲 ９． 職業 １０． 希望の支払い方法（クレジット、デビット（？）、現金） １１． カード番号／売掛け金請求番号（charge account number） １２． 全ての注文を確証するか（はい／いいえ） １３． 宅配するか（はい／いいえ） １４． ピックアップ（来店）するか（はい／いいえ） １５． 秘密保護選択を注文するか（はい／いいえ）；（注文用の両カード） １６． 注文値に上限を適用するか（はい／いいえ）；（値＄＄＄を特定） １７． 他の商品を購入するか（はい／いいえ） １８． 商品／企業利潤（リストからのティックボックス） １９． 商品を郵送するか（はい／いいえ） ２０． ネットワークの新聞を希望するか（はい／いいえ） ２１． 申込み日 申込書が完成されたとき、これは処理およびＮＳＣを発行するためにネットワ ークに郵送されるかまたは単に小売業の販売スタッフに与えられ、処理およびＮ ＳＣ発行するため郵袋を経てネットワーク顧客サービス運用部へ送られる。全て のＮＳＣカードは一般的な使用法、顧客サービス、期間および条件についての小 冊子と共に顧客の指定した居住地に郵送される。 前述したように、登録済みの顧客になるための申込書を作成した時に各顧客に は自己選択の範囲を設定する機会が与えられる。これらの選択は権限のない使用 および／またはアクセスに対する秘密保護を与えるために設計されている。 １．カードの使用 ２つのうちの一方または両方のカードが注文を行うために必要とされる。両者 が必要であるならば、これは顧客の理解または承諾なしに注文発注に対して付加 的な保護を可能にする（盗難されたＮＳＣ／クレジットカード、１０代の人によ る使用等）。 これは共同小切手請求（account）の動作に類似しており、ここで両方のパー ティは小切手にサインすることを必要とされる。したがって指定されたクレジッ トカードまたはネットワーク買物客カードのうちの一方またはその両方のカード を使用することによってのみ注文が行われてもよい。顧客が好むならば、２つの 別々のネットワーク買物客カードが注文を行うために必要とされ、クレジットカ ードは使用されない。クレジットカードを使用する代わりに、“記憶値カード” または“スマートカード”が使用される。“記憶値カード”の場合、これはカー ド読取り装置171 を通して掃引される。“スマートカード”の場合、適切なスマ ートカード読取装置がメッセージ装置11へ供給されることができる。したがって 、ここで説明される全ての実施形態では、“スマートカード”または“記憶値カ ード”の使用は代わりの支払い方法として提案され、これはメッセージ装置11に より直接アクセス可能であるべきである。 ２．注文値の上限 注文値の上限はメッセージ装置から発注される全ての注文に対して設定される ことができる。類似の上限はまた任意のネットワーク買物客カードに対して設定 されることができる。注文される商品およびサービスのタイプにも制限が置かれ ることができる。 ３．それぞれの注文の確証 単独または前述の方法のうちの１つと関連して、顧客は全ての注文が登録され た顧客により個人的に確証されることを必要とする。 このような制限が適用される場合、不適合な注文の発注は注文端末に表示され るエラーコードに合致される。発注の反復はネットワークからの顧客サービス問 い合わせ電話呼びをトリガーする。これらの手段は、自動化された注文を行う他 の能力が最終的にＮＳＣの登録済みの所有者／使用者により可能にされる自己判 断に限定されることを確実にする。このような行動はまた通常、ネットワークに 有益な効果をもたらし、このような経験に応じた悪評の影響を限定する。 メッセージ装置11は以下のような多数の使用法を有する。 ・ネットワークカタログからの注文 メッセージ装置11は任意の顧客が、オペレータと話さずに晝夜を問わず商品お よびサービスの注文を行い、ネットワークにより自動的に注文の確証と確認を行 うことを可能にするために開発されている。幾つかの簡単な実行により、任意の 顧客は多数の品目の注文を３０乃至６０秒の短時間で行うことができる。これは それぞれの顧客に、迅速な速度と、簡潔さ、便利さを与える。 ・新聞または雑誌からの注文 簡単で便利である点とは別にして、メッセージ装置11は非常にフレキシブルで 多能性である。任意の顧客は１つのネットワーク買物カタログ、または郵便受け の配達物或いは新聞広告等の他の“ハードコピー”注文表示媒体から品目バーコ ードを走査することによって注文を行うことができる。商品またはサービスがネ ットワークにより受入れられるならば、任意の顧客はまた任意の新聞または雑誌 からの品目バーコードを走査することによって注文を行うことができる。 これは顧客の選択範囲を増加し、ネットワーク（および全ての商品販売業者） に付加的なメディアと選択されたターゲット市場に商品情報を提供する好機を与 える。走査されたバーコードからの情報はメッセージ装置11に記憶され、ネット ワークの必要な電話番号に電話接続が行われた後に送信される。 ・請求の支払い メッセージ装置11は５までの異なったバーコード記号表示を読取り、受入れる ことができる。これは、勘定書（bill）または請求書（account）がこれらの５ つのバーコードタイプのうち１つを具備していたならば、これは注文される品目 であるかのように、ワンド173 により走査され、ネットワークに送信されること ができることを意味している。顧客のクレジットカードが同時に掃引されたなら ば、これは顧客のクレジットカードを用いてネットワークがその請求書の支払い を迅速に行うように手配する権限を与える。 したがって、メッセージ装置11はまたネットワークにより受入れられる請求の 支払いを行うためにも使用されることができる。小切手も、印紙税も、封筒も、 切手も、心配もいらない。 ・顧客サービスのリクエスト 自動的な注文の一部としてコールバックキー151 が押されたならば、ネットワ ークホストは自動的に顧客サービスコールバックのリクエストをフラグし、動作 する。これは顧客の電話番号を顧客記録から検索し、この番号を予測ダイヤル装 置に供給することによって行われる。ダイヤル装置は顧客電話番号をダイヤルし 、スクリーン上に全ての顧客の詳細と共に、有効な顧客サービスオペレータ（Ｃ ＳＯ）への電話線のベルを鳴らせる。顧客が応答したとき、ＣＳＯは必要な補助 は何でも提供する。 ・注文の発注 このシーケンスにおいて、顧客は例えばカタログから２品目を注文することが できる。両品目はネットワークＮＤＣの商品目録に維持されている。顧客は品目 １を１４個と品目２を５個要求する。顧客はクレジットカードとＮＳＣカードを 使用して注文を行う。 ・装置の“エネーブル” 装置を“エネーブル”またはこれをオンに切り換えるため、顧客はクレジット カードおよびネットワーク買物客カードをメッセージ装置11の上部のカード読取 装置171 へ挿入する。メッセージ装置11は各カードが掃引されたとき単一の発信 音を出し、２つのカード受けＬＥＤ 166、 168が点灯する。それからディスプレ イはクリアされる。 ・バーコードの走査 ネットワーク買物カタログ、新聞または雑誌等から、顧客は注文する品目を選 択する。顧客はペンワンド171 を持ち、品目バーコードを走査する。メッセージ 装置11は一度発信音を出す。ディスプレイ161 はワード品目の近くに“１”を表 示し、ワードＱＴＹの近くに点滅する“０”が現れる。これは１つのバーコード が適切に読み取られ、顧客が注文する量を入力しなければならないことを示して いる。別のバーコード品目はＱＴＹ値が入力されるまで走査されることができな い。 ・注文量の入力 顧客は１４の数量を注文している。顧客はＴＥＮＳ（１０の桁）“キーを押し 、デジット“１”へスクロールする。顧客はＵＮＩＴＳ（１の桁）キーを押し、 デジット“４”へスクロールする。ＱＴＹはワードＱＴＹの近くに“１４”を表 示する。 ・別の品目の注文 顧客は別の品目を選択し、バーコードを走査する。先のように、メッセージ装 置11は一度発信音を出す。ディスプレイ161 はワード品目の近くに“２”を表示 し、ワードＱＴＹの近くに点滅する“０”が現れる。これは第２のバーコード品 目が適切に読み取られ、顧客はこの品目の注文量を入力しなければならないこと を示している。顧客は５の数量を注文している。この時、顧客はＵＮＩＴＳキー のみを押し、デジット“５”へスクロールする。ＱＴＹディスプレイはワードＱ ＴＹの近くに“５”を表示する。 顧客がエラーをして誤った品目を走査したならば、顧客は単にクリアエントリ キー155 を押す。これは最後に入力された、即ち走査された最後のバーコードと ＱＴＹ値または顧客の入力した数量を含む最後の入力をクリアする。顧客が発注 した注文について全体的に変更を行うならば、顧客は全クリアキー153 を押す。 このキーは実際に注文をせずに、注文した全ての品目と数量のメモリをクリアす る。 ・顧客サービスのコール・バック 計画とおり、顧客が２品目の注文を処理した。顧客が所望するならば、先の注 文または変更した配送に必要な条件について話し合うためまたはその他のあらゆ る理由で、顧客はネットワーク顧客サービスオペレータに注文が行われた後コー ルバックするようリクエストすることができる。 顧客がすべきことはコール・バックキー151 を押すことである。そうしたとき 、メッセージ装置11は一度発信音を出し、ディスプレイ161 はスクリーンの中心 に表示されたワード“コール・バック”を示し、コール・バックフラグが注文の 一部として設定されていることを示している。注文がネットワークホストシステ ムに到着したとき、このフラグは注文の一部として自動的に読み取られる。 ・注文の発注 顧客が注文を行う準備ができた。注文するため顧客は注文キー150 を押す。メ ッセージ装置11は一度発信音を出し、黄色のＬＥＤ167 が点滅を開始する。 メッセージ装置はオフフックし、ネットワーク用の予めプログラムされた“１ ３”の電話番号をダイヤルする。この呼びは顧客に無料である。呼びは電子的に ネットワークホストシステムへ伝送される。 ・ホスト注文処理 ネットワークでは、入来する呼びはフロントエンド呼び処理システムのダイア ロジック音声処理ボードにより回答される。ＡＣＫを通過しメッセージ装置11へ 帰還後、メッセージ装置11はＤＴＭＦトーンを使用してデータストリングで完全 な注文を送信する。このデータストリングのフォーマットを以下に示す。 タイプ識別子 １ （注文キーからの）ＰＩＮ番号 ７ クレジットカード番号 ４０ ＮＳＣカード番号 １０ バーコードストリング、品目＃１ １３ 数量、品目＃１ ２ バーコードストリング、品目＃２ １３ 数量、品目＃２ ２ ストリングの総数 ８８ 付加的な文字が、５０（またはその程度）の文字のブロックの分離、ストリン グ識別、チェックサム計算に必要とされる。注文データストリングの終了で、フ ロントエンド呼びプロセッサは初期化し、３秒毎にハートビート信号をメッセー ジ装置11へ送信し、ホストシステムが最初の注文処理の仕事を行っている間にオ ンラインに保持する。注文データはホストシステムの注文処理アプリケーション に送られる。 ホストはメッセージ装置11の位置記録をインデックスし検索するために入来す る装置ＰＩＮを使用する。記録がその他の方法で助言しないならば、この両者は 注文した場所と発送先である。ホストはクレジットカード番号とＮＳＣ番号（ま たは両者ともＮＳＣ番号）を読取り、このデータを使用して注文した人を識別す るように顧客記録をインデックスし検索する。この記録は指定されたクレジット カードと指定されたＮＳＣの両者が注文を確認するために提出されなければなら ないことを示す。ホストは両者の番号を確認する。 ホストが実際の注文を集め始める。各品目番号は商品目録アプリケーションか ら全ての品目記録をインデックスし検索し、品目の説明、単品の寸法、在庫の有 無、品目価格、単品重量等が備えられている。ホストは注文された品目の数量を 挿入し、注文された数量と品目価格とを乗算し、品目の総価格を得る。これは全 ての品目に対して繰り返される。品目の総価格欄が注文の総価格を得るために付 加される。 メッセージ装置11がオンラインに保持されている間に、ホストは注文の総価格 を予め承認するため遠隔位置にあるクレジットカードデータベースに別々に問い 合わせる。承認されたならば、注文が受けられ、処理される。承認されなければ 、ホストは２デジット除外コードメッセージを選択しそれをメッセージ装置11に 送信し、ハングアップさせ、メッセージを表示させ、緑色のＬＥＤ165 を点滅さ せ、３度の短い発信音を出させる。除外コードは“取扱い承認できず”と指示し た小さい印刷カードから顧客に解釈される。 注文が受けられたならば、ホストはその位置アドレスに特有の３デジット注文 番号を生成し、注文番号と注文総価格をオンラインで待機しているメッセージ装 置11へ送信する。メッセージ装置11はそれに応答して、自動的にハングアップし 、ディスプレイ161 はワード注文の近くに３デジット注文番号を示し、その下に 注文の総価格を示し、３度の短い発信音が聞こえ、黄色のＬＥＤ167 が点滅を停 止 し、緑色のＬＥＤ165 がフラッシュし始める。 この時点で、ネットワークにより注文が受入れられ確証され、顧客は注文を追 跡するために３デジット番号と総価格を有する。 ホストは顧客による注文を確証しなければならない。顧客の記録が、ファック ス番号が確証に有効であることを示しているならば、ホストは注文をカバーして いる注文確証票を迅速に生成する。これは顧客に供給された物、単価、品物の総 価格、注文の総価格、配送料金、注文数、送り先、支払い方法、注文に対する顧 客の料金に対して請求される請求書の内容を指示する。注文確証はホストにより 自動的にファックス送信され、注文が最初に受けられた後、２乃至３分以内に受 けられるべきである。 電話番号だけが注文確証に利用可能であるならば、ホストはこの番号を予測ダ イヤル装置へ供給し、このダイヤル装置は番号をダイヤルし、電話線に呼鈴信号 を送り、スクリーン上の全ての注文の詳細を顧客サービスオペレータに提供する 。顧客が応答したとき、ＣＳＯは注文の全ての見地を口頭で確証し、必要とされ るあらゆる変更に留意する。 ホストはＮＤＣへ注文のコピーを送付し、ここで取上げられたリストが印刷さ れる。その日または翌日には、注文が取上げられ、出荷のために梱包される。Ｎ ＤＣスタッフは注文に対する在庫の割当を入力し、確認し、これにより送り状と 配送荷札が印刷される。配送荷札が商品を収納する箱に取付けられ、その日に輸 送する手配が行われる。送り状のコピーは商品販売の証明として電子的に商品販 売業者に送られる。 ネットワークは全ての顧客への配達用の買物カタログを設計する。カタログは １組の特別に開発された規格に設計され、製造され、簡潔さ、使いやすさ、便利 さに対して特別の注意が払われ、同一規格にメッセージ装置11が基づいている。 カタログは印刷され、メッセージ装置11が設置されている場所を住所とする登録 済みのネットワーク顧客との契約下で流通される。 関連する商品およびサービスのタイプに応じて、カタログは月刊または季刊で 発行されることができる。カタログが新しい発行物に置換されるまで全ての品目 価格は固定されている。広範囲の商品およびサービスをネットワークに提供する ２０乃至３０の商品販売業者に対しては、各販売業者はネットワークを通して生 成される特別のカタログを具備することができる。 各カタログはバーコードを付されているそれぞれの商品を有する。ネットワー クは所望により特別なカタログ冊子を出版し、それぞれのネットワーク顧客に定 期的に郵送する。これは注文にバーコード品目を単に付加することによって任意 の顧客がいつでも新しいまたは異なったカタログを注文することを可能にする。 全ての顧客がそれぞれの利用可能なカタログを有し使用する可能性は少ない。 小売りベースのＥＡＮ１３符号を使用して、各カタログ品目はバーコード化さ れている。これは１３デジットのコードであり、ここで最初の２デジットは国別 コードであり、次の５デジットはＥＡＮ豪州Ｐｔｙ Ｌｔｄまたはそれに類似す るものに割当てられた特有のメーカー番号を表し、次の５デジットは商品番号で あり、最後のデジットはチェックデジットである。 システム構造 買物ネットワークシステムの主要な構成要素を以下に示す。 −買物ネットワーク会社 −顧客の家および会社におけるメッセージ装置 −通信処理設備 −秘密保護された、本体ベースのネットワークホストシステム −Telstra 等のホストへのデータリンク −ホストからクレジットカードデータベースへのデータリンク −ホストから商品販売業者へのデータリンク −商品販売業者 −国家的な流通センター 買物ネットワーク会社 会社は複数の運営グループに組織され、財務および経営、販売およびマーケテ ィング、カタログ出版、運営、顧客サービス、情報技術を含んでいる。会社は自 己の事務所に位置している。顧客サービススタッフは顧客からの入来する呼びお よよび顧客へのサービス呼びを管理するためＰＣのネットワークにより支持され ている。このＰＣネットワークはデータ入力、問い合わせ、報告等を可能にする ためにホスト端末のエミュレーションソフトウェアを介してネットワークホスト システムへ連結されている。 会社は各首都で、通信、本体コンピュータ処理および支持、カタログ印刷、カ タログ流通、商品販売業者、国家的な問屋、流通中央機構、地域配送配置を含ん でいる複数のサービス提供者からのサービス範囲の設備を適切に処理する。 買物ネットワークを連結するため、商品販売業者は正式のサービス契約を結ば なければならない。ネットワークサービス料金は、全ての商品販売業者に起因す る一般的なネットワーク全般の部分的復旧を可能にするために設けられる。 顧客の家庭および会社におけるメッセージ装置 全てのメッセージ装置11は制御全体を行うネットワークにより所有される。メ ッセージ装置11はレンタル契約により家庭のまたは会社の顧客に供給される。契 約は所有権、メッセージ装置の使用および動作、アクセス手配、レンタル期間お よび条件等について設定される。 あらゆる人は単に申込み書を完成し、任意のネットワークまたはネットワーク サービス提供者へ提出することによって登録されたネットワーク顧客になる。全 ての登録済みのネットワーク顧客は、指定された住所へ郵送される形で、ネット ワーク契約期間と条件の説明を別々に受ける。 通信処理 公共サービス電話ネットワーク提供者は使用される設備に対する自動請求書発 送により支持される正式なサービス契約下で、電話呼び処理サービスを提供する ことができる。このような提供者が所定の期間中の予測された通信量の予測に基 づいて、非常に混雑された高い呼び率を協議して処理する可能性がある。 地域に設置されたメッセージ装置11の任意のグループに対して、注文のために プログラムされたネットワーク電話番号はTelstra “１３”番号等の専用の一連 の電話番号である。これは局地的な電子交換装置を介してその地域から全ての自 動的な注文を伝送し、電子電話交換ネットワークの任意の部分に潜在的な過負荷 状態を課さずに、Telstra が非常に多量の到来する注文を同時に処理することを 可能にする。以下概説するように、これらの呼びはデータリンクを経てネットワ ークホストへ自動的に伝送される。 多数のグループ“１３”サービスがネットワークによって国家的に使用される ならば、Telstra は全てのこのようなサービスに対して適切な年間サービス料金 を協議するように処理される可能性があり、これは大きな潜在的な価格節約を表 している。 ネットワークホストシステム ネットワークの潜在的大きさと日常の注文量を考慮すると、ネットワークホス トは大型コンピュータシステムである。全ての注文処理サービスは、システム支 持設備、システム利用度、災害復旧計画、アプリケーション開発、変更および性 能の査定、および最高の品質と信頼性と完全性の連続的な計算サービス設備を容 易にするシステムレベルにおける全ての関連する活動をカバーしている設備管理 契約によってネットワークに請求される。 クレジットカードベースの取扱いは家庭および会社の買物の共通の特徴である ので、ネットワークホストシステムは秘密保護設備中に位置され、秘密保護通信 サービスへのアクセスを有する。ネットワークホストシステムは以下のようなネ ットワークの全ての機能を行う幾つかのソフトウェアアプリケーションを実行す る。 ・注文処理アプリケーション 注文処理アプリケーションはネットワークへの機能キーであり、それはこれが それぞれの顧客からのそれぞれの注文の焦点であるためである。全ての注文が実 時間で処理されるならば、アプリケーションはオンライン取扱い処理を行わなけ ればならない。 従って、全ての注文処理機能は商品目録およびその他の一般的な料金計算アプ リケーション等の関連するアプリケーションと十分に一体化されている。ＯＬＴ Ｐ方法論は連続的なアプリケーションとシステムの利用度、データベース管理、 記憶、システムのバックアップ、災害復旧計画、報告等を確実にするために使用 されている。 ・商品目録アプリケーション 商品目録アプリケーションはネットワークホストに存在し、それによって国家 的流通センタに委託されている物品在庫を管理し、計算し、ネットワーク顧客か らの入来する自動的な注文に対して自動的に在庫を割当て配送する。アプリケー ションはネットワークにより提供される全てのバーコードの付された商品とサー ビスを識別する正確なデータベースを含んでいる。 各品目は最小の測定単位で識別され、承認された方法を使用してデータベース で価格表示される。商品目録の品目はまた現在のカタログに一貫した価格である 。 ・会計（accounting）アプリケーション 包括的な会計アプリケーションは十分な範囲のネットワークの財務動作を支持 する。これらは一般的な台帳、支払い可能な請求書、受領可能な請求書、購入、 送り状等を含んでいる。これらの各モジュールは注文処理および商品目録アプリ ケーションと十分に一体化されている。 ・クレジットカード問い合わせアプリケーション クレジットカードの使用を含む各注文に対しては、注文を予め承認するため、 迅速な電子的問い合わせが、遠隔位置のクレジットカードデータベースに対して 行われなければならない。これらのデータベースに対するこのようなアクセスの このような所定の取り扱い量はダイレクトオンライン問い合わせによって得られ る。それに続いて設定される方法論および処理では、各問い合わせは問い合わせ を有効にするため自動的に取り扱い番号を生成し、監査試験を行う。 ・設備管理アプリケーション ネットワークに対する高価な計算リソースの使用について十分で適切に考慮す るために、包括的な設備管理アプリケーションがサービス提供者により使用され る。このアプリケーションはネットワークオペレータに請求される全ての取り扱 い料金の詳細な証明を与え、マーケティング情報に関する多数の詳細な報告およ びその他を提供する。 データリンク、商品販売業者へのホスト ある商品販売業者は、その商品および現存の流通方法およびシステムのために 、ネットワーク顧客からの全ての自動化された商品の注文が中央システムに迅速 に、 電子的に伝送されてさらに処理され顧客応答することを必要とする。 この１例はピザの販売業者である。それ故、ピザおよびその他のファーストフ ードの顧客注文はネットワークシステムによってピザ会社により所有される中央 注文処理システムへ直ちに送信される。そこから、注文は自動的に顧客に最も近 いピザ支店へ転送され、伝票プリンタで印刷され、注文され配達される。 他の類似の例はデパートのチェーン店、スーパーマーケットのチェーン店、或 いはその他多数を含んでいる。 商品販売業者 各販売業者関係は、その関係がサービス契約を通じて与えられる特徴および利 益を配布することを確実にするように専用に設けられた会計管理装置により管理 されている。成績および期待以上の成績目標および報酬はこれらの関係の特徴で あり、市場にサービスを提供し報酬を分配しそれによって強力なサービスを結果 として達成するように付加的に商業的に、販売業者を激励する。 国家的な流通センタ 自動的な注文が承認されたとき、クレジットカードであるか料金請求書による 支払いであるかにかかわらず、注文処理するためこれはネットワークホストによ り受領され処理される。この時点で、ネットワークは受領し、顧客の注文を確認 し、ネットワークカタログにおける販売業者の配達方針の説明の時間内で、でき る限り速く注文を完了する応答性を有する。 一貫して実効的な顧客応答サービスレベルを生成し維持するために、計略的な 設計、開発、測定可能な多販売業者の構成および一体化、多商品の問屋、流通お よび地域配送運用にかなりの重点が置かれる。それ故、ＥＤＩベースの注文処理 を構成し識別することが可能である。 専用のソフトウェアがメッセージ装置11から受信した必要な指令を処理するた め各販売業者および／またはテレビジョン局で必要とされる。同様に、専用のハ ードウェアが特にテレビジョン局の場合、必要とされる。例えば食品販売業者の 場合、規格ＰＣは適切なモデム接続により利用されてもよい。 図１０の実施形態を参照すると、ここでは図７乃至９の実施形態で使用するた めの装置11のブロック回路図が示されている。各識別されたブロック回路要素お よびその機能は容易に識別されることができる。負荷のＡＣインピーダンスに影 響せずに電流がＰＳＴＮラインから引出されることを許容するためジャイレータ が設けられ、これはＰＳＴＮラインへ装置を接続するために必要である。 図１１（ａ）と１１（ｂ）の詳細な回路図を参照すると、ここで参照されてい る国際特許明細書の図５に基づき、本出願では図７乃至９の実施形態と共に使用 するように特別に変形された装置11が示されている。図１２（ａ）と１２（ｂ） で示されている機能フロー図を参照すると、これは基本的に前述の国際特許明細 書で参照した図とほぼ同じフロー図であるが、ここでは図７乃至９の実施形態と 共に使用するために特別に変形されている。 図１、２、３で示されている実施形態の観点を含む概略ブロック形態のさらに 別の実施形態を示している図１３を参照すると、ここでは指示転送手段が買物ネ ットワークとして示されている。買物ネットワークは商品およびサービスを提供 する１乃至Ｘの番号が付けられた販売業者に接続されている。販売業者１乃至Ｘ は買物ネットワークと相互接続されているネットワーク流通センタを介して商品 またはサービスを提供することができる。ネットワーク流通センタは顧客および リクエストされた商品またはサービスに関するデータを買物ネットワークから受 信し、これらの商品またはサービスを顧客１乃至Ｘに配送する手配を行う。買物 ネットワークはまたデパート店の注文ハブにも接続され、これは地域の店に商品 の来店受取りまたは配達の注文処理を直接与える。これは例えば種々の場所で商 品を貯蔵しているデパートのチェーン店である。買物ネットワークはまたファー ストフード会社の注文ハブに接続されており、これは来店および／または配達を 行ってもよい。これは複数の地域支店を有するマクドナルド等の会社である。買 物ネットワークはまたスーパーマーケットのチェーン店の注文ハブに接続されて おり、これは来店または配達を行う直接的な注文処理を行う。これはセーフウェ イ等のスーパーマーケットのチェーン店であってもよい。 顧客１乃至Ｘにはここでは図７で示されているタイプのメッセージ装置11がそ れぞれ設けられている。各メッセージ装置11は公共サービス電話ネットワークＰ ＳＴＮを経て買物ネットワークと接続することができる。従って、顧客は公共サ ービス電話ネットワークを経て買物ネットワークに接続され、特定の販売業者１ 乃至Ｘまたはデパート店、ファーストフード会社、スーパーマーケットのチェー ン店または類似の販売業者へ情報を中継することができる。クレジットカード購 入が必要とされるならば、買物ネットワークは専用のリンクまたは電話ネットワ ークリンクを経てクレジットカード確証および注文処理部門にダイレクトコール をすることができる。商品および／またはサービスはそれ故、先に提案された方 法と同一方法で注文されることができる。この実施形態は本質的に広範囲の商品 および／またはサービスカテゴリーの特定の販売業者に対して情報の提供者とし て作用する買物ネットワークを有する。 先に参照した国際特許明細書の図５を特に参照するメッセージ装置11の実施形 態はここでの実施形態と共に使用することを提案されているが、ここで提案し図 ６に関して示した実施形態の特別な使用法に適合するように、この実施形態に変 形が必要とされることを認識すべきである。図１０、１１（ａ）、１１（ｂ）、 １２（ａ）、１２（ｂ）は図７の実施形態とともに使用する前述の国際特許明細 書の図９の実施形態に対する変形を示している。それ故、類似の変形がここでの 図６の実施形態に対して行われることができる。 これらの変形は電子回路設計およびソフトウェア技術における適切なアドレス により本発明的な技術なしに容易に行われることができる。各それぞれの実施形 態についてここで説明したように機能上の必要性を読取することにより、ここで 参照した国際特許明細書の図５の実施形態は、本出願の図１０、１１（ａ）、１ １（ｂ）、１２（ａ）、１２（ｂ）による１実施形態に例示されるように、当業 者により容易に変形されることができる。 この発明に変形が行われることができることはテレビジョンマーケティングシ ステムの当業者に明白である。例えば、本発明はテレビジョン放送装置に限定さ れず、無線放送装置にも容易に適用されることができる。 これらおよび他の変形が本発明の技術的範囲から逸脱せずに行われ、その特性 は前述の説明から確定されるであろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１１月１５日 【補正内容】 請求の範囲 （１）顧客により商品またはサービスを注文するシステムにおいて、 加入している各顧客は電話ネットワークによって指示を送信するメッセージ装 置を与えられ、前記メッセージ装置は、顧客により付勢されるとき少なくとも１ つの特定された電話番号を自動的にダイヤルし、特定の電話番号が回答されたと き顧客識別コードと、購入される商品またはサービスの識別コードを電話ネット ワークによって前記メッセージ装置に接続されている指示転送手段へ送信するこ とができ、 前記指示転送手段は顧客識別データと、購入される商品またはサービスの識別 データの受信に応答して、それらを１以上の適切な提供者へ転送するように構成 されており、 前記商品またはサービスは１以上の提供者により前記顧客へ提供されることが でき、前記各メッセージ装置は、 前記顧客識別コードを記憶するメモリ手段と、 少なくとも前記１つの特定された電話番号を自動的にダイヤルする通信装置と 、 個人が前記通信装置を付勢することができるメッセージ開始手段と、 前記顧客識別コードと、購入される商品またはサービスの識別コードの前記指 示転送手段による受信を確証するための確証手段と、 前記メモリ手段、前記通信手段、前記メッセージ開始手段、前記確証手段と相 互接続されている処理手段とを具備しており、それによってシステムの使用を必 要とする顧客は前記メッセージ開始手段を付勢することができ、前記メッセージ 装置は自動的に前記通信装置を付勢し、前記通信装置は前記少なくとも１つの特 定された電話番号を呼び、前記メモリ手段から前記顧客識別コードを中継し、購 入される前記商品またはサービスの識別コードの受信後、前記確証手段を付勢す るために前記指示転送手段から与えられた承認信号を処理し、それに続いて呼び を終了し、これらの全ては前記顧客による介入を必要としない注文システム。 （２）前記メッセージ装置はそこに挿入して掃引されたカードから情報データを 読取るための掃引カード読取り装置を含んでおり、ここで前記情報データはメモ リ手段に記憶され、前記指示転送手段に伝送され、それによって前記顧客による 購入が有効である複数の可能な商品またはサービスの１つを特定する請求項１記 載のシステム。 （３）不正使用禁止カードが前記掃引カード読取り装置を通って掃引されること を必要とされ、そこからのデータは前記メモリに記憶され、前記顧客による非不 正使用を通知するために前記指示転送手段へ送信される請求項２記載のシステム 。 （４）前記メモリ手段は、注文されたそれぞれの商品またはサービスを識別する 多数の掃引カードからのデータを記憶し、それぞれの前記識別転送手段へのデー タを送信するように構成され、それによって多数の商品またはサービスは前記顧 客によって前記指示転送手段へ１度呼びを行うことにより注文されることができ る請求項２または３記載のシステム。 （５）前記メッセージ装置はバーコードの情報データを読み取るためのバーコー ド読取り装置を含んでおり、前記情報データはメモリ手段に記憶され、前記指示 転送手段に送信され、前記顧客識別コードは前記顧客による購入が有効である複 数のうち１つの可能な商品またはサービスを特定する請求項１記載のシステム。 （６）前記指示転送手段は前記顧客識別コードを処理するためのコンピュータと 、前記コンピュータにより前記顧客識別コードに整合されることができる顧客の 詳細を含んでいるデータベースを具備しており、それによって前記特定化された 提供者に詳細を提供する請求項１記載のシステム。 （７）前記指示転送手段は多数の同時的な入来呼びを処理するための集中量処理 装置に接続されている請求項１記載のシステム。 （８）前記システムは料金支払のためのものであり、ここで掃引カードは支払わ れる異なった瞬時量のデータを提供するために設けられ、前記提供者は請求書提 供者である請求項４記載のシステム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｍ 3/00 Ｇ０６Ｆ 15/21 ３３０ (31)優先権主張番号 ＰＮ ６８０８ (32)優先日 1995年11月27日 (33)優先権主張国 オーストラリア（ＡＵ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＵＡ(ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ )，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ， ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，Ｋ Ｇ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ， ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）１以上の放送媒体の顧客に対話放送するシステムにおいて、 加入している各顧客は電話ネットワークによって指示を送信するメッセージ装 置を与えられ、前記メッセージ装置は、顧客により付勢されるとき少なくとも１ つの特定された電話番号を自動的にダイヤルし、指示転送手段により回答された とき顧客識別コードを電話ネットワークによって指示転送手段へ送信することが でき、 前記指示転送手段は顧客識別データを、前記識別データの受信に応答して、１ 以上の提供者へ転送するように構成されており、 所定の前記顧客が特定の提供者へ特定の指示を与えることを所望したならば、 放送装置は前記放送媒体にわたって前記顧客に放送し、前記放送媒体を経て前記 顧客が特定の時間内の特定化された方法でメッセージ装置を付勢するように誘導 し、 特定の顧客が前記付勢を行うならば、前記指示転送手段がデータベースに記憶 されている複数の可能な特定の指示のうち顧客により目的とされている指示を前 記付勢時間から少なくとも部分的に決定し、対応する顧客と指示識別データを特 定の提供者へ送信する注文システム。 （２）商品またはサービスの売り主である複数の提供者が存在し、特別な指示は 特別の提供者により提供され紹介時間に放送者により広告される特別の商品また はサービスを供給する前記顧客による注文である請求項１記載のシステム。 （３）１つの特別の指示および特別の方法に対応する１つの指示が存在し、ここ で前記特別な方法はメッセージ装置上での単一の付勢手段の動作であり、この装 置は識別コードを前記指示転送手段へ転送させる請求項１または２記載のシステ ム。 （４）複数の特別な付勢方法が存在し、メッセージ装置上にはそれぞれ固有の識 別コードを有する対応する複数の付勢手段が存在し、それによってそれぞれが動 作されたとき、これは固有のコードを前記指示転送手段に送信する請求項３記載 のシステム。 （５）前記複数の付勢手段は“クレジットカードによる支払い”を指示するよう にコード化された付勢手段識別を含んでいる請求項４記載のシステム。 （６）前記複数の付勢手段は“送金”を指示するようにコード化された付勢手段 識別を含んでいる請求項４記載のシステム。 （７）前記複数の付勢手段は“請求された情報のみ”を指示するようにコード化 された付勢手段識別を含んでいる請求項４記載のシステム。 （８）それぞれの前記メッセージ装置において、 前記顧客識別コードを記憶するメモリ手段と、 少なくとも前記１つの特定された電話番号を自動的にダイヤルする通信装置と 、 個人が前記通信装置を付勢することができるメッセージ開始手段と、 前記顧客識別コードと、前記指示識別コードの前記指示転送手段による受信を 確証するための確証手段と、 前記メモリ手段、前記通信手段、前記メッセージ開始手段、前記確証手段と相 互接続されている処理手段とを具備しており、それによってシステムの使用を必 要とする顧客は前記メッセージ開始手段を付勢することができ、前記メッセージ 装置は自動的に前記通信装置を付勢し、前記通信装置は前記特定された電話番号 を呼び、前記メモリ手段から前記顧客識別コードを中継し、前記確証手段を付勢 するために前記指示転送手段から与えられた承認信号を処理し、それに続いて呼 びを終了し、これらの全ては前記顧客による介入を必要としない注文システム。 （９）前記メッセージ装置はそこに挿入して掃引されたカードから情報データを 読取るための掃引カード読取り装置を含んでおり、ここで前記情報はメモリ手段 に記憶され、前記指示転送手段に伝送され、それによってさらに前記指示転送手 段への情報の確証を許容する請求項８記載のシステム。 （１０）前記指示転送手段は前記顧客識別コードを処理するためのコンピュータ と、前記コンピュータにより前記顧客識別コードに一致されることができる顧客 の詳細を含んだデータベースとを具備しており、それによって前記特別な提供者 へ詳細を提供する請求項１記載のシステム。 （１１）前記指示転送手段は多量の同時的な呼びを管理するためのなだれ処理装 置に接続されている請求項１記載のシステム。 （１２）顧客により商品またはサービスを注文するシステムにおいて、 加入している各顧客は電話ネットワークによって指示を送信するメッセージ装 置を与えられ、前記メッセージ装置は、顧客により付勢されるとき少なくとも１ つの特定された電話番号を自動的にダイヤルし、特定の電話番号が回答されたと き顧客識別コードと、購入される商品またはサービスの識別コードを電話ネット ワークによって前記メッセージ装置に接続されている指示転送手段へ送信するこ とができ、 前記指示転送手段は顧客識別データと、購入される商品またはサービスの識別 データの受信に応答して、それらを１以上の適切な提供者へ転送するように構成 されており、 前記商品またはサービスは１以上の提供者により前記顧客へ提供されることが できる注文システム。 （１３）前記各メッセージ装置において、 前記顧客識別コードを記憶するメモリ手段と、 少なくとも前記１つの特定された電話番号を自動的にダイヤルする通信装置と 、 個人が前記通信装置を付勢することができるメッセージ開始手段と、 前記顧客識別コードと、購入される商品またはサービスの識別コードの前記指 示転送手段による受信を確証するための確証手段と、 前記メモリ手段、前記通信手段、前記メッセージ開始手段、前記確証手段と相 互接続されている処理手段とを具備しており、それによってシステムの使用を必 要とする顧客は前記メッセージ開始手段を付勢することができ、前記メッセージ 装置は自動的に前記通信装置を付勢し、前記通信装置は前記少なくとも１つの特 定された電話番号を呼び、前記メモリ手段から前記顧客識別コードを中継し、購 入される前記商品またはサービスの識別コードの受信後、前記確証手段を付勢す るために前記指示転送手段から与えられた承認信号を処理し、それに続いて呼び を終了し、これらの全ては前記顧客による介入を必要としない請求項１２記載の 注文システム。 （１４）前記メッセージ装置はそこに挿入して掃引されたカードから情報データ を読取るための掃引カード読取り装置を含んでおり、ここで前記情報データはメ モリ手段に記憶され、前記指示転送手段に伝送され、それによって前記顧客によ る購入が有効である複数の可能な商品またはサービスの１つを特定する請求項１ ２または１３記載のシステム。 （１５）不正使用禁止カードが前記掃引カード読取り装置を通って掃引されるこ とを必要とされ、そこからのデータは前記メモリに記憶され、前記顧客による非 不正使用を通知するために前記指示転送手段へ送信される請求項１４記載のシス テム。 （１６）前記メモリ手段は、多数の掃引カードからのデータを記憶し、それぞれ の前記識別転送手段へのデータを送信するように構成され、それによって多数の 商品またはサービスは前記顧客によって前記指示転送手段へ１度呼びを行うこと により注文されることができる請求項１４または１５記載のシステム。 （１７）前記メッセージ装置はバーコードの情報データを読み取るためのバーコ ード読取り装置を含んでおり、前記情報データはメモリ手段に記憶され、前記指 示転送手段に送信され、前記顧客識別コードは前記顧客による購入が有効である 複数のうち１つの可能な商品またはサービスを特定する請求項１２または１３記 載のシステム。 （１８）前記指示転送手段は前記顧客識別コードを処理するためのコンピュータ と、前記コンピュータにより前記顧客識別コードに整合されることができる顧客 の詳細を含んでいるデータベースを具備しており、それによって前記特定化され た提供者に詳細を提供する請求項１２記載のシステム。 （１９）前記指示転送手段は多数の同時的な入来呼びを処理するための集中量処 理装置に接続されている請求項１２記載のシステム。 （２０）前記システムは料金支払のためのものであり、ここで掃引カードは支払 われる異なった瞬時量のデータを提供するために設けられ、前記提供者は請求書 提供者である請求項１６記載のシステム。 （２１）対話式オンライン放送システムにおいて、 前記システムの送信放送局から送信される送信された制御信号によって特別の 特定化された放送プログラム送信を受信するように選択的に付勢されることがで きる複数の放送顧客セットが存在し、 前記制御信号は各顧客セットに特別であり、前記システムはデータを電話ネッ トワークにわたって送信するため各顧客セットに別々のメッセージ装置を有し、 前記メッセージ装置は顧客により付勢されるとき自動的に少なくとも１つの特定 の電話番号をダイヤルし、電話ネットワークにわたって顧客識別コードを指示転 送手段へ送信し、 前記指示転送手段は前記送信放送局と相互作用し、顧客識別コードにより識別 されるとき前記特別な制御信号が放送送信に適用されることを許容し、このよう に識別された顧客セットはこの顧客セット用のメニュー放送送信を受信すること ができ、前記メッセージ装置は前記メニュー放送送信のメニュー選択肢の処理を 許容し、選択されたメニュー選択肢をさらにメニュー選択送信または最終的なメ ニュー選択肢の選択を許容する前記識別転送手段へ中継する使用者入力手段を具 備し、前記識別転送手段は選択されたメニュー選択肢を前記送信放送局へ通過し 、代りに識別された顧客セットが使用者限定放送送信を受信することを許容する 対話式オンライン放送システム。 （２２）前記放送システムはテレビジョンシステムである請求項２１記載のシス テム。 （２３）前記メッセージ装置は、 前記顧客識別コードを記憶するメモリ手段と、 少なくとも前記１つの特別な電話番号を自動的にダイヤルする通信装置と、 顧客が前記通信装置を付勢することができるメッセージ開始手段と、 前記メモリ手段、前記通信手段、前記メッセージ開始手段、前記使用者入力手 段と相互接続されている処理手段とを具備しており、それによってシステムの使 用を必要とする顧客は前記メッセージ開始手段を付勢することができ、前記メッ セージ装置は自動的に前記通信装置を付勢し、前記通信装置は前記少なくとも１ つの特定された電話番号を呼び、前記メモリ手段から前記顧客識別コードを中継 し、その後、放送局は特定の情報を顧客の顧客セットへ送信し、前記使用者入力 手段は前記顧客セットにより受信される選択肢の選択を行うように動作されるこ とができ、ここで一度選択されると、前記送信放送局は選択された選択肢を前記 顧客セットへ中継することができる請求項２１または２２記載のシステム。