JPH1149710A - トリメチルハイドロキノン類の製造法 - Google Patents

トリメチルハイドロキノン類の製造法

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JPH1149710A
JPH1149710A JP9221042A JP22104297A JPH1149710A JP H1149710 A JPH1149710 A JP H1149710A JP 9221042 A JP9221042 A JP 9221042A JP 22104297 A JP22104297 A JP 22104297A JP H1149710 A JPH1149710 A JP H1149710A
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acid catalyst
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Kazuharu Suyama
和晴 須山
Noboru Kiyota
昇 清田
Yasuo Matsumura
泰男 松村
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高選択率で、かつ廃触媒の処理上の問題等を
生ずることなく、トリメチルハイドロキノン類を安価に
大量に製造する方法を提供する。 【解決手段】 4−オキソイソホロンとカルボン酸とを
固体酸触媒の存在下において気相で反応させることを特
徴とするトリメチルハイドロキノン類の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は4−オキソイソホロ
ンからトリメチルハイドロキノン類を製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、4−オキソイソホロンからトリメ
チルハイドロキノン類を製造する方法としては2種類が
知られている。第1の方法は、4−オキソイソホロンを
固体酸と窒素または水素気流中で反応させるものである
(特開昭52−48636号公報)。しかしこの方法は
目的生成物であるトリメチルハイドロキノンの選択率が
49.4%と低い点に重大な欠点がある。また4−オキ
ソイソホロンの転化率も32.9%と低く、プロセスの
効率が低い。さらに窒素または水素気流中で反応させる
ため、生成物がミストとなって回収が困難であり、これ
らの点で上記の方法は好ましくない。第2の方法は、2
工程からなるものであり、第1の工程において4−オキ
ソイソホロンを硫酸等のプロトン酸またはルイス酸の触
媒の存在下で無水酢酸等のアシル化剤と反応させてトリ
メチルハイドロキノンジアセテートとし、次いで第2の
工程においてトリメチルハイドロキノンジアセテートを
プロトン酸の存在下で加水分解してトリメチルハイドロ
キノンを得る(特開昭47−7632号公報)。この方
法では大過剰の酸無水物等のアシル化剤が必要であり、
またアシル化剤は反応して消費され、加水分解後は酸に
変換される。変換された酸は脱水すれば酸無水物になる
が、そのための装置等が必要であり、したがって酸無水
物の再利用は容易でない。一般に酸無水物は高価である
ため、この方法ではコストが非常に高くなる。なお、硫
酸等を用いる場合には廃触媒の処理が困難であり、環境
汚染の問題も生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の方法
におけるトリメチルハイドロキノンの選択率が低いとい
う欠点を除き、かつ廃触媒の処理上の問題等を生ずるこ
となく、トリメチルハイドロキノン類を安価に大量に製
造することができる方法を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
は、4−オキソイソホロンとカルボン酸とを固体酸触媒
の存在下において気相で反応させることを特徴とするト
リメチルハイドロキノン類の製造法に関するものであ
る。本発明の第2は、本発明の第1において、カルボン
酸が酢酸であることを特徴とする製造法に関する。本発
明の第3は、本発明の第1において、固体酸触媒が、合
成系固体酸触媒、天然粘土系固体酸触媒、または無機酸
を多孔質無機物質に担持させた固体酸触媒のいずれかで
あることを特徴とする製造法に関する。本発明の第4
は、本発明の第1において、固体酸触媒が、シリカ−ア
ルミナ、Y型ゼオライト、USY型ゼオライト、モルデ
ナイトまたはZSM−5のいずれかであることを特徴と
する製造法に関する。本発明の第5は、本発明の第1に
おいて、反応を100〜600℃の温度で行うことを特
徴とする製造法に関する。本発明の第6は、本発明の第
1において、反応を0.001〜100秒の接触時間で
行うことを特徴とする製造法に関する。本発明の第7
は、本発明の第1において、反応を1MPa 以下の圧力
で行うことを特徴とする製造法に関する。本発明の第8
は、本発明の第1において、トリメチルハイドロキノン
類が一般式〔I〕で示される化合物の少なくとも1つで
ある製造法に関する。
【化2】 (式中、R1およびR2は水素原子またはアシル基であ
り、両者は同一でも異なってもよい。) 本発明の第9は、本発明の第1において、トリメチルハ
イドロキノン類がトリメチルハイドロキノン、4−アセ
トキシ−2,3,6−トリメチルフェノール、4−アセト
キシ−2,3,5−トリメチルフェノールおよびトリメチ
ルハイドロキノンジアセテートからなる群から選ばれる
化合物の少なくとも1つであることを特徴とする製造法
に関する。本発明の第10は、本発明の第1において、
反応を不活性ガスの雰囲気中で行うことを特徴とする製
造法に関する。本発明の第11は、本発明の第1におい
て、反応を窒素雰囲気中で行うことを特徴とする製造法
に関する。本発明の第12は、本発明の第1において、
反応を連続流通式の反応器を用いて行うことを特徴とす
る製造法に関する。
【0005】本発明は、固体酸を触媒として4−オキソ
イソホロンを出発原料としてトリメチルハイドロキノン
類を製造するに際し、カルボン酸、特に酢酸を共存させ
ることにより、目的物を非常に高い収率で得ることを特
徴とするものである。カルボン酸、特に酢酸を過剰に共
存させるので、流通反応系で行う場合には、カルボン酸
は反応剤としての役割のほかに反応媒体としての役割も
果たす。そのために、高収率が得られるのみならず、非
凝縮性の窒素または水素気流等を反応媒体として用いる
場合のように、ミスト生成による同伴現象が生じ難いの
で、工業的製造法として好ましい。また、アシル化剤と
して、無水酢酸などのように反応後に酸に変換されて再
使用が困難な反応剤を用いることがないので、工業的に
安価な方法を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、固体酸を触媒と
し、4−オキソイソホロンを出発原料として得られるト
リメチルハイドロキノン類とは、前記一般式〔I〕で表
される化合物である。アシル基としては、例えばアセチ
ル基が挙げられる。より具体的な化合物は、アシル基が
アセチル基の場合、トリメチルハイドロキノン、4−ア
セトキシ−2,3,6−トリメチルフェノール、4−アセ
トキシ−2,3,5−トリメチルフェノール、トリメチル
ハイドロキノンジアセテートなどである。
【0007】共存させるべきカルボン酸は過剰に使用す
るので、反応剤としての役割のほかに、流通反応系で行
う場合には、流通用の媒体としての役割も果たす。カル
ボン酸としては酢酸、ぎ酸、プロピオン酸、酪酸、イソ
酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、シュウ酸、アジピン酸、マ
ロン酸、フマル酸等が例示される。好ましくは酢酸、ぎ
酸およびプロピオン酸、さらに好ましくは酢酸を用い
る。媒体としての役割を発揮させる場合には、冷却時に
凝縮するものが好ましく、この点においても酢酸が適当
である。共存させるカルボン酸の割合は、4−オキソイ
ソホロン1モルに対して3モル以上であればよいが、通
常は大過剰に用いる。以下、酢酸の例について説明す
る。
【0008】前記のように、酢酸は反応剤としてのほ
か、流通反応系の場合には媒体としての役割を有する。
流通反応系の媒体としては、一般にスチームが多く用い
られる。スチームは安価であり、冷却時に凝縮するため
生成物の回収が容易である点に長所を有しているが、4
−オキソイソホロンからトリメチルハイドロキノン類へ
の変換においては、選択率が低いため適当でない。酢酸
誘導体である無水酢酸を媒体として用いた場合には、酢
酸と類似した構造にもかかわらず、予想に反してトリメ
チルハイドロキノン類の選択率が極めて低い。また別の
媒体として窒素または水素気流が挙げられる。しかしこ
れらは高価であり、また冷却時に凝縮しないので、生成
物がミストになって気流に同伴するため、生成物の回収
が困難である。したがって、この方法は工業的な大量生
産には不適当である。酢酸は冷却時に凝縮するため、生
成物の回収が容易であり、好ましい媒体である。さらに
重要な点として、酢酸などのカルボン酸を共存させるこ
とにより、トリメチルハイドロキノン類の選択率が向上
することが挙げられる。
【0009】トリメチルハイドロキノンの酸化を防ぐた
めに、実質的に酸素が存在しない条件で反応を行うこと
が好ましく、そのためには流通反応系に限らず反応系内
に少量の不活性ガスを流してもよい。好ましくは窒素を
用いる。
【0010】本発明においては、触媒として固体酸触媒
を用いる。好ましい固体酸触媒としては、シリカ−アル
ミナ、アルミナ、シリカ、ゼオライト等の合成系固体酸
触媒、酸性白土、活性白土等の天然粘土鉱物等が挙げら
れる。ゼオライトを固体酸触媒として用いる場合、HX
型ゼオライト、HY型ゼオライトまたは水素ホージャサ
イト等の水素ゼオライトを含有するものを使用すること
ができる。好ましくはHY型ゼオライト、USY型ゼオ
ライト、モルデナイトまたはZSM−5等が用いられ
る。さらにこれらの固体酸触媒にナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属を担持させることにより、触媒に付着
するカーボンを低減することができる。このほかにリン
酸またはリンタングステン酸、ケイタングステン酸もし
くはケイモリブデン酸等のヘテロポリ酸などの無機酸
を、単独でまたは組み合わせて適宜多孔質無機物質に担
持させて使用することもできる。具体的な例としてはア
ルミナ、マグネシア、シリカ、活性炭等の多孔質無機物
質に無機酸を担持させた担持酸触媒が挙げられる。上記
の固体酸触媒のうち、触媒の安定性の点では、合成系固
体酸触媒、特にシリカ−アルミナ、HY型ゼオライト、
USY型ゼオライト、モルデナイトまたはZSM−5等
が好ましく用いられる。反応の選択性が高いことを考慮
するとシリカ−アルミナが特に好ましい。
【0011】反応温度は、触媒の種類、触媒と原料の接
触時間、原料と媒体との希釈比などに応じて100〜6
00℃、好ましくは200〜500℃、さらに好ましく
は250〜400℃の範囲から選択することができる。
反応温度が600℃より高くなると、副反応が多くなっ
たり、触媒のコーキングが顕著になり選択率が著しく低
下するので好ましくない。また、反応温度が100℃よ
り低いと、目的とする反応の速度が低下して経済的に好
ましくない。
【0012】本発明における反応では、触媒を長時間使
用するとコーキング等により次第に活性が低下するが、
例えば500℃程度の高温において空気等によりデコー
キングを行うことにより、容易に初期の活性を回復させ
ることができる。
【0013】反応形式はバッチ式および連続流通式のい
ずれでもよい。工業的には連続流通式が好ましい。連続
流通式の場合には固定床、移動床および流動床のいずれ
も採用することができる。本発明においては、反応を気
相で行うことが好ましい。液相反応の場合には、原料や
生成物の重合が著しく増大するので好ましくない。
【0014】反応圧力は、原料または生成物が気相にな
り得る範囲であれば特に制限はないが、通常は1MPa
以下、好ましくは0.5MPa 以下、さらに好ましくは
0.2MPa 以下である。
【0015】原料と触媒との接触時間は、連続流通式の
場合、0.001〜100秒、好ましくは0.01〜10
秒、さらに好ましくは0.05〜5秒である。接触時間
が0.001秒より短いと転化率が低下する。また、1
00秒より長いと、生成したトリメチルハイドロキノン
類が重合するなど副反応が多くなり選択率が低下する。
バッチ式の場合には、10分〜10時間の範囲である。
【0016】上記反応における生成物は、前述の通り、
トリメチルハイドロキノン、4−アセトキシ−2,3,6
−トリメチルフェノール、4−アセトキシ−2,3,5−
トリメチルフェノールおよびトリメチルハイドロキノン
ジアセテートのいずれか、またはこれらの混合物であ
る。混合物の場合における組成は、反応条件により変化
する。しかしながら、トリメチルハイドロキノン以外の
ものは、常法により加水分解すればトリメチルハイドロ
キノンになる。
【0017】反応器から出たガスを直ちに冷却し液化す
る。必要に応じ、反応器から出たガスを炭化水素等の吸
収液に通して回収してもよい。反応液から必要に応じて
蒸留、結晶化、再結晶、圧力晶析等により高純度の目的
生成物を得ることができる。
【0018】
【実施例】実施例により本発明をさらに説明する。以下
に記載の%は重量%を示す。 <実施例1>シリカ−アルミナ触媒(商品名:N633
L、日揮化学(株)製)の粒径を16〜20メッシュに調
整し、その15mlを内径12mm、長さ1mのステン
レス鋼管に充填した。4−オキソイソホロン52.5g
を10.5ml/h の流量で、また酢酸を30ml/h の流量
で、それぞれ予熱管を経由して触媒層に通し、反応温度
300℃、大気圧下で反応を行った(触媒との接触時
間0.6秒)。反応物を冷却し、ガスクロマトグラフィ
ーにより分析したところ、原料の転化率は58%および
トリメチルハイドロキノン類の選択率は75.4%であ
った。ガスクロマトグラフィーにおける保持時間および
マススペクトルの結果を、別途合成した標準試料と比較
することにより、生成物はトリメチルハイドロキノン類
であることを同定した。結果を表1に示す。
【0019】<実施例2〜3>反応温度をそれぞれ25
0℃および350℃にした以外は、実施例1と同様に反
応を行なった。結果を表1に示す。
【0020】<実施例4〜7>触媒としてHY型ゼオラ
イト(触媒化成工業(株)製)、USY型ゼオライト(東
ソー(株)製)、H−モルデナイト(東ソー(株)製)、Z
SM−5を用いた以外は、実施例1と同様に反応を行な
った。結果を表1に示す。
【0021】<比較例1〜5>媒体として酢酸の代わり
にスチームを用いた以外は、実施例1、4〜7と同様に
反応を行なった。結果を表1に示す。
【0022】<比較例6>媒体として酢酸の代わりに窒
素を用いた以外は、実施例6と同様に反応を行なった。
結果を表1に示す。
【0023】<比較例7>媒体として酢酸の代わりに無
水酢酸を用いた以外は、実施例1と同様に反応を行なっ
た。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明により、安価な原料から簡単な反
応工程によって、有機合成の中間体として有用なトリメ
チルハイドロキノン類を高収率で製造することが可能と
なった。カルボン酸、特に酢酸を共存させることによ
り、トリメチルハイドロキノンまたはその誘導体を非常
に高い収率で製造することができる。カルボン酸、特に
酢酸は、反応剤としての役割のほかに反応媒体としての
役割も果たす。そのため、ミスト生成による同伴現象が
生じ難いので、本発明の方法は工業的製造法として好ま
しい。また、アシル化剤として、無水酢酸などのように
反応後に酸に変換されて再使用が困難な反応剤を用いる
ことがないので、工業的に安価な方法を提供することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−オキソイソホロンとカルボン酸とを
    固体酸触媒の存在下において気相で反応させることを特
    徴とするトリメチルハイドロキノン類の製造法。
  2. 【請求項2】 前記カルボン酸が酢酸であることを特徴
    とする請求項1に記載の製造法。
  3. 【請求項3】 前記固体酸触媒が、合成系固体酸触媒、
    天然粘土系固体酸触媒、または無機酸を多孔質無機物質
    に担持させた固体酸触媒のいずれかであることを特徴と
    する請求項1に記載の製造法。
  4. 【請求項4】 前記固体酸触媒が、シリカ−アルミナ、
    Y型ゼオライト、USY型ゼオライト、モルデナイトま
    たはZSM−5のいずれかであることを特徴とする請求
    項1に記載の製造法。
  5. 【請求項5】 前記反応を100〜600℃の温度で行
    うことを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  6. 【請求項6】 前記反応を連続流通式により0.001
    〜100秒の接触時間で行うことを特徴とする請求項1
    に記載の製造法。
  7. 【請求項7】 前記反応を1MPa 以下の圧力で行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  8. 【請求項8】 前記トリメチルハイドロキノン類が下記
    一般式〔I〕で示される化合物の少なくとも1つである
    請求項1に記載の製造法。 【化1】 (式中、R1およびR2は水素原子またはアシル基であ
    り、両者は同一でも異なってもよい。)
  9. 【請求項9】 前記トリメチルハイドロキノン類が、ト
    リメチルハイドロキノン、4−アセトキシ−2,3,6−
    トリメチルフェノール、4−アセトキシ−2,3,5−ト
    リメチルフェノールおよびトリメチルハイドロキノンジ
    アセテートからなる群から選ばれる化合物の少なくとも
    1つであることを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  10. 【請求項10】 前記反応を不活性ガスの雰囲気中で行
    うことを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  11. 【請求項11】 前記反応を窒素雰囲気中で行うことを
    特徴とする請求項1に記載の製造法。
  12. 【請求項12】 前記反応を連続流通式の反応器を用い
    て行うことを特徴とする請求項1に記載の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11140019A (ja) * 1997-11-12 1999-05-25 Daicel Chem Ind Ltd ハイドロキノンジエステル誘導体及びその製造方法
JP2010184870A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Teijin Fibers Ltd エチレングリコールの製造方法
CN104387269A (zh) * 2014-11-07 2015-03-04 万华化学集团股份有限公司 一种2,3,5-三甲基氢醌二烷酸酯的制备方法

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