JPH1149663A - 安定な坐剤組成物 - Google Patents

安定な坐剤組成物

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JPH1149663A
JPH1149663A JP22307697A JP22307697A JPH1149663A JP H1149663 A JPH1149663 A JP H1149663A JP 22307697 A JP22307697 A JP 22307697A JP 22307697 A JP22307697 A JP 22307697A JP H1149663 A JPH1149663 A JP H1149663A
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hydrochloride
drug
oil
suppository
group
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JP22307697A
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English (en)
Inventor
Naotake Kase
尚毅 加瀬
Masayoshi Yoshimi
正義 吉見
Teruyuki Samejima
輝行 鮫島
Hironori Tatemichi
宏規 立道
Etsunosuke Noda
悦之助 野田
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Amato Pharmaceutical Products Ltd
Original Assignee
Amato Pharmaceutical Products Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 坐剤の長期保存中に起り易いヒビ、割れ、変
形、容器からのモレを抑制する。 【構成】 油脂性坐剤基剤にゲル化剤を混和した坐剤組
成物。 【効果】 本発明の坐剤組成物は温度耐性に秀れ、長期
保存による融点の上昇が抑制され、流通過程などでの温
度の履歴によって発生する坐剤のヒビ、割れ、変形なら
びに容器からのモレを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、坐剤基剤として繁用
されているハードファット(脂肪酸トリグリセライド)
にゲル化剤を混和することによって長期保存による坐剤
の融点上昇を抑制し、更に温度履歴により引き起こされ
る坐剤のヒビ、割れ、変形ならびに容器からのモレへの
耐性を高めた安定な坐剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】坐剤基剤
として現在最も繁用されているのはハードファットであ
るが、それを用いて製した坐剤はその保存期間中の融点
上昇や、また保存中の温度履歴によっては内部にひずみ
を生じ、割れやヒビなどが発生し、更には容器からのモ
レを生じる場合がある。
【0003】
【問題点を解決するための手段】発明者は上記問題を解
決するため、鋭意検討を行った結果、油脂性坐剤基剤に
ゲル化剤を混和することにより、融点上昇が少なく構造
が強固な坐剤となることを見出し、安定な坐剤組成物を
得ることに成功した。
【0004】本発明は、油脂性坐剤基剤にゲル化剤を混
和してなる安定な坐剤組成物を要旨とする。
【0005】
【実施の態様】本発明の油脂性坐剤基剤としては、常温
固状のカカオ脂、ラウリン脂、牛脂及び半合成品由来の
ハードファット等を単独または混合使用するか、または
常温で液状であるヤシ油、パーム核油、ツバキ油、オリ
ーブ油、大豆油、ゴマ油、トウモロコシ油、中鎖脂肪酸
トリグリセライド、ミリスチン酸イソプロピル等を適宜
加えて用いてもよい。
【0006】本発明におけるゲル化剤としては、軽質無
水珪酸、例えば比表面積が30〜700Dm2 /gの無
水シリカで、親水性のものまたはメチル基等で表面を修
飾し疎水化したものをいづれも用いうる。また、デキス
トリン脂肪酸エステルは、例えば脂肪酸組成がラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キジン酸及びベヘン酸の1種または2種以上とデキスト
リンのエステルからなるものが好ましい例として挙げら
れる。
【0007】ゲル化剤は単独で使用するかもしくは併用
して用いられる。また、その配合量は各単独での使用量
もしくは併用の場合の合計量で、油脂性基剤に対して1
〜10(W/W)%の範囲内とするのがよく、好ましく
は1〜5%(W/W)となるように用いるのがよい。
【0008】油脂性坐剤基剤と軽質無水珪酸を混和する
には、油脂性坐剤基剤を加温溶融して軽質無水珪酸を徐
々に添加して均一に混ぜ合わせればよい。
【0009】油脂性坐剤基剤とゲル化剤のデキストリン
脂肪酸エステルとの混和は、油脂性坐剤基剤を予め加温
溶融しておき、後にデキストリン脂肪酸エステルを添加
して均一に混ぜ合わせ、70℃以上に加温して行うこと
ができる。この時、発泡等が生じる場合は消泡剤、例え
ばシリコーン類、エタノールを適宜添加すればよい。
【0010】ステロイドホルモン等の薬物は、油脂性坐
剤基剤に対する溶解性などを考慮して、適当な段階で配
合することができる。混合物は、型に入れて冷却、固化
すれば坐剤などの成型物が得られる。
【0011】本発明に配合することができる薬物は、例
えばステロイドホルモンでは、酢酸プレドニゾロン、プ
レドニゾロン、酢酸ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾ
ン、酢酸デキサメタゾン、デキサメタゾン、吉草酸酢酸
プレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン等、局所麻酔
剤である塩酸リドカイン、リドカイン、塩酸ジブカイ
ン、ジブカイン、塩酸プロカイン、プロカイン、塩酸メ
ピバカイン、メピバカイン、塩酸クロロプロカイン、ク
ロロプロカイン、塩酸テトラカイン、テトラカイン、塩
酸ブピバカイン、ブピバカイン、塩酸プロパラカイン、
プロパラカイン、塩酸フェナカイン、フェナカイン、塩
酸オキシブプロカイン、オキシブプロカイン、塩酸プロ
ピトカイン、プロピトカイン、塩酸コカイン、コカイ
ン、アミノ安息香酸エチル、オルソカイン、オキセサゼ
イン、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミノエ
チル等、解熱鎮痛剤であるアスピリン、アセトアミノフ
ェン、フェナセチン、ジクロフェナックナトリウム、イ
ンドメタシン、メフェナム酸、アミノピリン、イブプロ
フェンまたはピロキシカム等、非ステロイド系消炎・鎮
痒・創傷治癒剤であるグリチルレチン酸、トリベノシ
ド、イクタモール、カンフル、メントール、ユーカリ
油、クロタミトン、塩化リゾチーム、アラントイン、ア
ルクロキサ等、ビタミン剤として、酢酸トコフェロー
ル、トコフェロール、エルゴカルシフェノール、パルミ
チン酸レチノール、酢酸レチノール、塩酸ピリドキシ
ン、塩酸ピリドキサミン、リン酸ピリドキサミン、塩酸
ピリドキサール、リン酸ピリドキサール、リボフラビ
ン、酪酸リボフラビンまたは肝油等、サルファ剤として
スルファジアジン、スルフイソミジン、スルフイソミジ
ンナトリウムまたはホモスルファミン等、抗生物質また
は抗真菌剤としてエリスロマイシン、テトラサイクリ
ン、塩酸テトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリ
ン、硫酸ストレプトマイシン、硫酸ゲンタマイシン、硫
酸フラジオマイシン、硫酸カナマイシン、クロトリマゾ
ール、ミコナゾールまたは硝酸エコナゾール等、殺菌剤
としてアクリノール、アルキルポリアミノエチルグリシ
ン、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジ
ニウム、塩化デカリニウム、塩化ベルベリン、塩化ベン
ザルコニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロ
ルヘキシジン、セトリミド、フェノールまたはレゾルシ
ン等が挙げられ、これらは必要に応じて単独または併用
して配合することができる。
【0012】
【実施例】以下に実施例、比較例及び実験例を示して本
発明をさらに説明するが、本発明はこれらによっても限
定されるものではない。
【0013】 実施例1 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 30mg 塩酸ジブカイン 5mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg デキストリン脂肪酸エステル 20mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルを一部の
ハードファットに分散した後、90℃以上で溶解した。
その他の成分は70℃で溶解又は分散後、先の溶液とよ
く混和し、アルミ製容器に充填、冷却、固化して坐剤を
得た。
【0014】 実施例2 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 30mg 塩酸ジブカイン 5mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg パルミチン酸レチノール 2400IU ジブチルヒドロキシトルエン 4mg デキストリン脂肪酸エステル 30mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルを一部の
ハードファットに分散した後、90℃以上で溶解した。
その他の成分は70℃で溶解又は分散後、先の溶液とよ
く混和し、アルミ製容器に充填、冷却、固化して坐剤を
得た。
【0015】 実施例3 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 30mg 塩酸ジブカイン 5mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg デキストリン脂肪酸エステル 50mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルを一部の
ハードファットに分散した後、90℃以上で溶解した。
その他の成分は70℃で溶解又は分散後、先の溶液とよ
く混和し、アルミ製容器に充填、冷却、固化して坐剤を
得た。
【0016】 実施例4 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 40mg ジブカイン 3.33mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg デキストリン脂肪酸エステル 30mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルを一部の
ハードファットに分散した後、90℃以上で溶解した。
その他の成分は70℃で溶解又は分散後、先の溶液とよ
く混和し、アルミ製容器に充填、冷却、固化して坐剤を
得た。
【0017】 実施例5 リドカイン 60mg 酢酸トコフェロール 60mg アラントイン 20mg ユーカリ油 5mg デキストリン脂肪酸エステル 30mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルはハード
ファットと混和した後90℃で溶解した。その他の成分
は70℃で溶解又は分散した後、先の溶液とよく混和し
た後、アルミ製容器に充填、冷却、固化して坐剤を得
た。
【0018】 実施例6 酢酸ヒドロコルチゾン 5mg リドカイン 30mg 塩酸ジブカイン 5mg 酢酸トコフェロール 60mg パルミチン酸レチノール 2400IU アラントイン 20mg 軽質無水珪酸 70mg ジブチルヒドロキシトルエン 4mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物のハードファットにすべての成分を70℃で
溶解又は分散後よく混和した後、アルミ製容器に充填、
冷却、固化して坐剤を得た。
【0019】 実施例7 トリベノシド 200mg リドカイン 40mg デキストリン脂肪酸エステル 30mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物の中でデキストリン脂肪酸エステルはハード
ファットと混和して70℃以上で溶解した。別にトリベ
ノシドとリドカインを一部のハードファットに70℃で
溶解後、先の溶液とよく混和した後、アルミ製容器に充
填、冷却、固化して坐剤を得た。
【0020】 比較例1 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 30mg 塩酸ジブカイン 5mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg パルミチン酸レチノール 2400IU ジブチルヒドロキシトルエン 4mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物のハードファットにすべての成分を70℃で
溶解又は分散後よく混和した後、アルミ製容器に充填、
冷却、固化して坐剤を得た。
【0021】 比較例2 ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物をハードファットに溶解させた後、アルミ製
容器に充填、冷却、固化して坐剤を得た。
【0022】 比較例3 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 40mg ジブカイン 3.33mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 60mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物のハードファットにすべての成分を70℃で
溶解又は分散後よく混和した後、アルミ製容器に充填、
冷却、固化して坐剤を得た。
【0023】 比較例4 酢酸プレドニゾロン 1mg リドカイン 60mg アラントイン 20mg 酢酸トコフェロール 50mg ハードファット 適量 ────────────────────────── 全量 1750mg 上記組成物のハードファットにすべての成分を70℃で
溶解又は分散後よく混和した後、アルミ製容器に充填、
冷却、固化して坐剤を得た。
【0024】試験例1 実施例1、2、3の製品及び比較例1の製品について2
5℃に保存し、融点変動を測定した。即ちアルミ製容器
に充填した各製品を25℃の恒温槽に保存し、一定期間
毎に示差走査熱量計を用いて融点測定を行った。これら
の結果を図1に示したが、実施例1、2及び3の製品
は、経時的な融点変動が少なく比較例1の製品に比べて
遙かに優れていることが明らかとなった。
【0025】
【図1】
【0026】試験例2 実施例4の製品及び比較例2、3、4の製品について5
0℃1日保存でのアルミ製容器からのモレを測定した。
即ちアルミ製容器に充填した各製品を50℃の恒温槽内
で1日保存し、モレた内容物をクロロホルムで完全に除
去した後にその重量を測定した。処置前の重量との差を
モレ量とし、坐剤(内容物重量)あたりのモレ率(%)
を算出した。これらの結果を図2に示したが、実施例4
の製品は、比較例2、3、4の製品に比べて容器からの
モレが抑制されており、比較例に比べて遙かに優れてい
ることが明らかとなった。
【0027】
【図2】
【0028】試験例3 実施例4の製品及び比較例2、3の製品について35℃
2時間から4時間後のヒビと変形を観察した。アルミ製
容器に充填した各試料を35℃一定の条件下で横に寝か
せて保存し、2時間及び4時間後に取り出し25℃で固
化させ坐剤外観の観察を行った。ヒビ(*1)と変形
(*2)の発生個数を計数し、ヒビの発生率及び変形の
発生率を算出した。これらの結果を図3の(1)、図3
の(2)に示したが、実施例4の製品は、比較例2、3
の製品に比べてヒビの発生率及び変形の発生率が低く、
比較例に比べて温度耐性のいかに優れていることが明ら
かとなった。
【0029】
【図3】
【0030】
【発明の効果】本発明の坐剤組成物によれば、坐剤の経
時変化が少なく温度耐性に著明に優れ、長期保存による
融点上昇を抑制し、更に坐剤製品の流通過程などでの温
度の履歴によって発生する坐剤のヒビ、割れ、ならびに
容器からのモレを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例1における経時的融点測定の結果を示す
グラフである。
【図2】試験例2におけるモレ試験の結果を示す棒グラ
フである。
【図3】試験例3におけるヒビ、変形試験の結果を示す
棒グラフで、図3の(1)はヒビ発生の試験を、図3の
(2)は変形発生の試験を示す。図3の(2)の下方に
はヒビ、変形の発生した坐剤の側面図が例示される。
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立道 宏規 京都府福知山市下野条297番地 (72)発明者 野田 悦之助 大阪府八尾市山本町1−11−9

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂性坐剤基剤にゲル化剤を混和してな
    る安定な坐剤組成物。
  2. 【請求項2】 油脂性坐剤基剤とゲル化剤に加えて薬物
    が配合されている請求項1記載の安定な坐剤組成物。
  3. 【請求項3】 油脂性坐剤基剤がカカオ脂、ラウリン
    脂、牛脂および半合成品由来のハードファットよりなる
    群から選ばれた1種または2種以上の混合物、あるいは
    それに常温で液状であるヤシ油、パーム核油、ツバキ
    油、オリーブ油、大豆油、ゴマ油、トウモロコシ油、中
    鎖脂肪酸トリグリセライドおよびミリスチン酸イソプロ
    ピルよりなる群から選ばれた1種または2種以上が添加
    されたものである請求項1または2記載の安定な坐剤組
    成物。
  4. 【請求項4】 ゲル化剤が軽質無水珪酸もしくはデキス
    トリン脂肪酸エステルの各単独もしくは両者である請求
    項1項または2記載の安定な坐剤組成物。
  5. 【請求項5】 ゲル化剤が油脂性基剤に対して1〜10
    %(w/w)用いられている請求項1または2記載の安
    定な坐剤組成物。
  6. 【請求項6】 薬物がステロイドホルモン、局所麻酔
    剤、解熱鎮痛剤、非ステロイド系消炎・鎮痒・創傷治癒
    剤、ビタミン剤、サルファ剤、抗生物質および殺菌剤よ
    りなる群から選ばれた1種または2種以上の薬物である
    請求項2記載の安定な組成物。
  7. 【請求項7】 薬物が酢酸プレドニゾロン、プレドニゾ
    ロン、酢酸ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン、酢酸
    デキサメタゾン、デキサメタゾン、吉草酸酢酸プレドニ
    ゾロンおよび吉草酸ジフルコルトロンよりなる群から選
    ばれたステロイドホルモンである請求項2または6記載
    の安定な坐剤組成物。
  8. 【請求項8】 薬物が塩酸リドカイン、リドカイン、塩
    酸ジブカイン、ジブカイン、塩酸プロカイン、プロカイ
    ン、塩酸メピバカイン、メピバカイン、塩酸クロロプロ
    カイン、クロロプロカイン、塩酸テトラカイン、テトラ
    カイン、塩酸ブピバカイン、ブピバカイン、塩酸プロパ
    ラカイン、プロパラカイン、塩酸フェナカイン、フェナ
    カイン、塩酸オキシブプロカイン、オキシブプロカイ
    ン、塩酸プロピトカイン、プロピトカイン、塩酸コカイ
    ン、コカイン、アミノ安息香算香酸エチル、オルソカイ
    ン、オキセサゼインおよび塩酸パラブチルアミノ安息香
    酸ジエチルアミノエチルよりなる群から選ばれた局所麻
    酔剤である請求項2または6記載の安定な坐剤組成物。
  9. 【請求項9】 薬物がアスピリン、アセトアミノフェ
    ン、フェナセチン、ジクロフェナックナトリウム、イン
    ドメタシン、メフェナム酸、アミノピリン、イブプロフ
    ェンおよびピロキシカムよりなる群から選ばれた解熱鎮
    痛剤である請求項2または6記載の安定な坐剤組成物。
  10. 【請求項10】 薬物がグリチルレチン酸、トリベノシ
    ド、イクタモール、カンフル、メントール、ユーカリ
    油、クロタミトン、塩化リゾチーム、アラントインおよ
    びアルクロキサよりなる群から選ばれた非ステロイド系
    消炎・鎮痒・創傷治癒剤である請求項2または6記載の
    安定な坐剤組成物。
  11. 【請求項11】 薬物が酢酸トコフェロール、トコフェ
    ロール、エルゴカルシフェノール、パルミチン酸レチノ
    ール、酢酸レチノール、塩酸ピリドキシン、塩酸ピリド
    キサミン、リン酸ピリドキサミン、塩酸ピリドキサー
    ル、リン酸ピリドキサール、リボフラビン、酪酸リボフ
    ラビンおよび肝油よりなる群から選ばれたビタミン剤で
    ある請求項2または6記載の安定な坐剤組成物。
  12. 【請求項12】 薬物がスルファジアジン、スルフイソ
    ミジン、スルフイソミジンナトリウムおよびホモスルフ
    ァミンよりなる群から選ばれたサルファ剤である請求項
    2または6記載の安定な坐剤組成物。
  13. 【請求項13】 薬物がエリスロマイシン、テトラサイ
    クリン、塩酸テトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイ
    クリン、硫酸ストレプトマイシン、硫酸ゲンタマイシ
    ン、硫酸フラジオマイシン、硫酸カナマイシン、クロト
    リマゾール、ミコナゾールおよび硝酸エコナゾールより
    なる群から選ばれた抗生物質または抗真菌剤である請求
    項2または6記載の安定な坐剤組成物。
  14. 【請求項14】 薬物がアクリノール、アルキルポリア
    ミノエチルグリシン、イソプロピルメチルフェノール、
    塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベル
    ベリン、塩化ベンザルコニウム、塩酸クロルヘキシジ
    ン、グルコン酸クロルヘキシジン、セトリミド、フェノ
    ールおよびレゾルシンよりなる群から選ばれた殺菌剤で
    ある請求項2または6記載の安定な坐剤組成物。
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