JPH1149337A - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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JPH1149337A
JPH1149337A JP9204255A JP20425597A JPH1149337A JP H1149337 A JPH1149337 A JP H1149337A JP 9204255 A JP9204255 A JP 9204255A JP 20425597 A JP20425597 A JP 20425597A JP H1149337 A JPH1149337 A JP H1149337A
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component
chip
storage chamber
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components
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JP9204255A
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Katsumi Shimada
克己 島田
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POTSUPUMAN KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/02Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/04Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
    • B65G47/12Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
    • B65G47/14Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
    • B65G47/1407Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/028Simultaneously loading a plurality of loose objects, e.g. by means of vibrations, pressure differences, magnetic fields

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部品を供給する際に、部品のはさみ込
み及び引き込みを確実に防止することができるチップ部
品供給装置を提供する。 【解決手段】 本発明のチップ部品供給装置は、チップ
部品をバラ積み状態のまま収納する第1部品貯溜室(2,
6) と、チップ部品がその厚み方向に互いに重なり合わ
ないように形成された空間内にチップ部品を2次元的に
収納する第2部品貯溜室(2,8) と、チップ部品の横断面
形状に見合うように形成され、チップ部品を1列に整列
させる部品整列通路(2,10)と、チップ部品を2次元的に
整列させ下方へ自重移動させる第1整列手段(16,18,22)
と、チップ部品を1列に整列させ下方へ自重移動させる
第2整列手段(16,20,24)と、第1整列手段及び第2整列
手段の少なくとも何れか一方に隣接する所定の位置に設
けられ第1整列手段又は第2整列手段との間でチップ部
品がはさみ込まれた際に所定方向に可動する可動プレー
ト手段(30,40,50)と、部品整列通路上の部品を1個づつ
所定位置へ送り出す送出手段(60,62,64,66) と、を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品供給装
置に係わり、特に、バラ積み供給方式のチップ部品を1
列に整列させて供給する部品供給装置に関する。本発明
のチップ部品供給装置は、例えば、チップ型電子部品を
装着する自動マウント装置の部品供給部に利用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上には極めて多種多用のチ
ップ部品が実装されるが、このとき、プリント基板上に
チップ部品を搬送してマウントするために自動マウント
装置が使用されている。この自動マウント装置へのチッ
プ部品の供給するために、チップ部品供給装置が必要で
ある。
【0003】このチップ部品供給装置として、特開平9
−130088号公報に記載されたものが知られてい
る。この公報に記載されたチップ部品供給装置は、バラ
積み状態の多数のチップ部品を所定の方向に一列に整列
して供給するタイプの装置である。より具体的に言え
ば、このチップ部品供給装置は、カートリッジ内にバラ
積み状態で収納されたチップ部品を第1室に搬入し、ユ
ーザによる操作レバーの操作によって押し上げガイド片
が上下移動することにより、チップ部品を第1室から第
2室(この第2室は第1室に連通して設けられチップ部
品の最少厚みに略対応した奥行きを有しチップ部品を所
定の姿勢で収納する)に導き、チップ部品を所定の姿勢
で第2室から部品ガイド溝に沿って重力落下させ、部品
ガイドにおいて整列供給するようにしたものである。ま
た、チップ部品供給装置においては、一般的に、チップ
部品の最大面を例えば吸着して外部に取り出す必要があ
るため、チップ部品をその最大面が上向く方向で送り出
す必要がある。このため、この公報に示された従来のチ
ップ部品供給装置においては、第2室が部品の送り出し
方向と同一方向に沿って設けらえているため、チップ部
品の横断面が長方形の場合、部品を第2室から部品取り
出し位置まで導く部品ガイド溝により、部品の姿勢を送
り出し方向に沿って90°捩じると共に水平方向から垂
直方向に90°変換することにより、チップ部品の最大
面が上向くようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のチップ部品供給装置においては、以下のような問
題がある。先ず、部品ガイド溝により部品の姿勢を送り
出し方向に沿って90°捩じる必要があるが、そのため
に、非常に複雑な溝加工が必要となる。この結果、部品
ガイド溝がコストアップになり好ましくない。次に、押
し上げガイド片の上端面でチップ部品を攪拌し、第2室
に部品を導くようにしているが、このような構造では、
十分な数量のチップ部品を第2室に導くために、押し上
げガイド片の上下移動のストロークを大きくし且つ押し
上げガイド片の幅を大きくする必要がある。このため、
押し上げガイド片の第1室に入る面積が大きくなり、そ
の結果、押し上げガイド片が上昇する際にこの押し上げ
ガイド片と第1室との間、また、押し上げガイド片と第
2室との間に、チップ部品がはさみ込まれる場合があ
り、また、同様に、押し上げガイド片が下降する際には
その押し上げガイド片と第1室及び第2室との間にチッ
プ部品が引きこまれる場合がある。このような場合に
は、チップ部品そのものが損傷したり、押し上げガイド
片や第1室及び第2室が損傷する場合がある。また、押
し上げガイド片が動かなくなる場合もある。
【0005】そこで、本発明は、上記の従来技術の持つ
問題点を解決するためになされたものであり、バラ積み
供給方式でチップ部品を確実且つ効率的に供給可能なチ
ップ部品供給装置を提供することを目的としている。ま
た、本発明は、チップ部品を供給する際に、部品のはさ
み込み及び引き込みを確実に防止することができるチッ
プ部品供給装置を提供することを目的としている。ま
た、本発明は、チップ部品を送り出す際に、チップ部品
を送り出し方向にその姿勢を90°捩じる必要がないた
め低コスト化が可能となったチップ部品を提供すること
を目的としている。さらに、本発明は、構造が比較的簡
単で大量部品供給可能なチップ部品供給装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明は、バラ積み状態の多数
のチップ部品を所定の方向に一列に整列して供給するチ
ップ部品供給装置において、バラ積み状態の多数のチッ
プ部品を収納する部品収納ケースが取り付け可能であ
り、部品収納ケース内のチップ部品をバラ積み状態のま
ま収納すると共にチップ部品が自重により下方へ移動で
きるようにその底面部が傾斜して形成された第1部品貯
溜室と、この第1部品貯溜室の下部に設けられ、チップ
部品がその厚み方向に互いに重なり合わないように形成
された空間内に上記チップ部品を2次元的に収納すると
共に上記チップ部品が自重により下方へ移動できるよう
にその底面部が傾斜して形成された第2部品貯溜室と、
この第2部品貯溜室の下部に設けられ、チップ部品の横
断面形状に見合うように形成され、チップ部品を1列に
整列させる部品整列通路と、第1部品貯溜室と第2部品
貯溜室の間に設けられ、チップ部品を2次元的に整列さ
せ下方へ自重移動させる第1整列手段と、第2部品貯溜
室と部品整列通路の間に設けられ、チップ部品を1列に
整列させ下方へ自重移動させる第2整列手段と、第1整
列手段及び第2整列手段の少なくとも何れか一方に隣接
する所定の位置に設けられ第1整列手段又は第2整列手
段との間でチップ部品がはさみ込まれた際に所定方向に
可動する可動プレート手段と、部品整列通路上の部品を
1個づつ所定位置へ送り出す送出手段と、を有すること
を特徴としている。
【0007】このように構成された請求項1記載の本発
明においては、部品収納ケース内のチップ部品をバラ積
み状態のまま第1部品貯溜室で収納した後、一旦、第2
部品貯溜室により、チップ部品をその厚み方向に互いに
重なり合わないように形成された空間内で2次元的に収
納するようにし、最後に、部品整列通路でチップ部品を
1列に整列させるようにしている。このように、チップ
部品を3次元から2次元を経由して1列(1次元)へ移
行させるようにしているので、効率よく、チップ部品を
供給することが可能となる。また、その際、第1整列手
段と第2整列手段を用いて、3次元から2次元へ、ま
た、2次元から1列(1次元)へ、確実に移行させるこ
とができる。さらに、第1整列手段及び第2整列手段の
少なくとも何れか一方に隣接する所定の位置に可動プレ
ート手段を設けているため、第1整列手段又は第2整列
手段との間でチップ部品がはさみ込まれた場合であって
も、可動プレート手段が移動するため、チップ部品のは
さみ込みを防止できる。
【0008】また、請求項2に記載されたように、本発
明のチップ部品供給装置において、上記可動プレート手
段は、第2整列手段の近傍の上記第2部品貯溜室内に設
けられている第1可動プレート手段、第1整列手段の側
面部に設けられている第2可動プレート手段、第1整列
手段の背面部に設けられている第3可動プレート手段、
の少なくとも何れか1つの可動プレート手段を有するこ
とが好ましい。また、請求項3に記載されたように、本
発明のチップ部品供給装置において、上記第1整列手段
及び第2整列手段は、一体的に形成された整列板であ
り、この整列板は、上下移動可能な2枚の壁面部材とこ
れらの2枚の壁面部材の間に形成された傾斜溝を有し、
これらの2枚の壁面部材及び傾斜溝によりチップ部品が
その厚み方向に互いに重なり合わないような空間が形成
され、2枚の壁面部材が上昇し第1部品貯蔵室内に突き
上がることにより、傾斜溝内に壁面部材の上部及び側部
からチップ部品を導き入れて2次元的に整列させ、さら
に、2枚の壁面部材と同時に上昇した傾斜溝によりチッ
プ部品を1列に整列させ下方へ自重移動させるようにし
たことが好ましい。
【0009】また、請求項4に記載されたように、本発
明のチップ部品供給装置において、上記第2部品貯溜室
が、送出手段によるチップ部品の送り出し方向に対して
直交する面に沿って設けられ、部品整列通路が、上記チ
ップ部品の姿勢を送り出し方向に沿って捩じることなく
垂直方向から水平方向に90°変換しチップ部品をその
最大面が上向く方向に整列させるように形成されている
ことが好ましい。また、請求項5に記載されたように、
上記送出手段は、部品を所定方向に送り出す部品搬送ベ
ルトと、この部品搬送ベルトの先端部に設けられチップ
部品を1つだけ受け入れて部品送り出し方向と直交する
水平方向に移動させて後続のチップ部品と分離するスト
ッパー部材と、このストッパー部材の上方に設けられ移
動後のチップ部品を外部に取り出すことができる窓部を
有するカバー部材と、を有することが好ましい。また、
請求項6に記載されたように、本発明のチップ部品供給
装置において、上記送出手段が、部品を所定方向に送り
出す部品搬送ベルトを有し、この部品搬送ベルトがマグ
ネット材料により形成されていることが好ましい。
【0010】また、請求項7に記載の本発明は、バラ積
み状態の多数のチップ部品を所定の方向に一列に整列し
て供給するチップ部品供給装置において、バラ積み状態
の多数のチップ部品を収納する部品収納ケースが取り付
け可能であり、部品収納ケース内のチップ部品をバラ積
み状態のまま収納すると共にチップ部品が自重により下
方へ移動できるようにその底面部が傾斜して形成された
第1部品貯溜室と、この第1部品貯溜室の下部に設けら
れ、チップ部品がその厚み方向に互いに重なり合わない
ように形成された空間内に上記チップ部品を2次元的に
収納すると共にチップ部品が自重により下方へ移動でき
るようにその底面部が傾斜して形成された第2部品貯溜
室と、この第2部品貯溜室の下部に設けられ、チップ部
品の横断面形状に見合うように形成され、チップ部品を
1列に整列させる部品整列通路と、第1部品貯溜室、第
2部品貯溜室及び部品整列通路の各空間に連通する空間
内に上下移動可能な整列板であって、この整列板が、上
下移動可能な2枚の壁面部材とこれらの2枚の壁面部材
の間に形成された傾斜溝を有し、これらの2枚の壁面部
材及び傾斜溝によりチップ部品がその厚み方向に互いに
重なり合わないような空間が形成され、2枚の壁面部材
が上昇し第1部品貯蔵室内に突き上がることにより、傾
斜溝内に壁面部材の上部及び側部からチップ部品を導き
入れて2次元的に整列させ、さらに、2枚の壁面部材と
同時に上昇した傾斜溝によりチップ部品を1列に整列さ
せ下方へ自重移動させる整列板と、を有することを特徴
としている。さらに、請求項7に記載の本発明は、バラ
積み状態の多数のチップ部品を所定の方向に一列に整列
して供給するチップ部品供給装置において、バラ積み状
態の多数のチップ部品を収納する部品収納ケースが取り
付け可能であり、部品収納ケース内のチップ部品をバラ
積み状態のまま収納すると共にチップ部品が自重により
下方へ移動できるようにその底面部が傾斜して形成され
た第1部品貯溜室と、この第1部品貯溜室の下部に設け
られ、チップ部品がその厚み方向に互いに重なり合わな
いように形成された空間内に上記チップ部品を2次元的
に収納すると共にチップ部品が自重により下方へ移動で
きるようにその底面部が傾斜して形成された第2部品貯
溜室と、この第2部品貯溜室の下部に設けられ、チップ
部品の横断面形状に見合うように形成され、チップ部品
を1列に整列させる部品整列通路と、第1部品貯溜室と
第2部品貯溜室の間に設けられ、チップ部品を2次元的
に整列させ下方へ自重移動させる第1整列手段と、第2
部品貯溜室と部品整列通路の間に設けられ、チップ部品
を1列に整列させ下方へ自重移動させる第2整列手段
と、部品整列通路上の部品を1個づつ所定位置へ送り出
す送出手段と、を有し、第2部品貯溜室が、送出手段に
よるチップ部品の送り出し方向に対して直交する面に沿
って設けられ、部品整列通路が、チップ部品の姿勢を送
り出し方向に沿って捩じることなく垂直方向から水平方
向に90°変換しチップ部品をその最大面が上向く方向
に整列させるように形成されていることを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、
1は本発明の実施形態によるチップ部品供給装置であ
り、このチップ部品供給装置1は、ハウジング2を備え
ている。また、4は、部品収納ケース(このケースとし
て、例えば、日本電子機械工業会規格 EIAJET-7201
「表面実装部品用バルクケース」に規定されているもの
が使用可能である。)であり、この部品収納ケース4に
は、予め多数個(一般には数千〜数万個)のチップ部品
Aがバラ積み状態で収納されている。ここで、チップ部
品Aは、一般的には直方体形状の部品であり、例とし
て、チップコンデンサ(例えば、長さL×幅W×厚さT
=1.0mm ×0.5mm ×0.5mm の寸法を有するものがあり、
日本電子機械工業会規格 EIAJ RC-2322 「電子機器用固
定積層磁器チップコンデンサの標準寸法」に規定されて
いる。)やチップ抵抗器(例えば、長さL×幅W×厚さ
T=1.6mm ×0.8mm ×0.45mmの寸法を有するものがあ
り、日本電子機械工業会規格 EIAJ RC-2130 「電子機器
用チップ固定抵抗器通則」に規定されている。)があ
る。図3は、このチップ抵抗器(チップ部品A)を示し
ている。ただし、チップ部品Aは、これらのものに限定
されない。
【0012】図1及び図2に示すように、ハウジング2
の上部開口部には、部品収納ケース4が取り付けられて
いる。このハウジング2の内部の上方には、3次元的空
間内にバラ積み状態のチップ部品Aを貯溜する第1部品
貯溜室6が形成されており、この第1部品貯溜室6の下
方で且つハウジング2の前面側に沿って、部品厚さ方向
に部品が互いに重ならない状態の2次元的空間内に多数
個のチップ部品Aを貯溜する第2部品貯溜室8が形成さ
れ、さらに、この第2部品貯溜室8の下方で且つハウジ
ング2の前面側に沿って、部品の横断面形状に見合うよ
うに形成された空間内にチップ部品Aを1列に整列させ
る部品整列通路10が形成されている。
【0013】より具体的に言えば、第2部品貯溜室8
は、後述する部品送り出し方向Fに対して直交する面
(ハウジング2の前面側)に沿って形成されている。ま
た、この第2部品貯溜室8の厚みG(図4参照)は、図
3に示すチップ部品Aの厚みTに対応した厚みである。
ここで、チップ部品Aの厚みTは、図3における長さ
L、幅W、厚さTのうち最小値を意味している。ここ
で、部品収納ケース4は、ハウジング2の第1部品貯溜
室6の上部開口部12に装着され、これにより、部品収
納ケース4内に収納された多数個のチップ部品Aが第1
部品貯溜室6内に供給される。この部品収納ケース4
は、図示するようにハウジング2に取り付けたままの状
態でもよいし、チップ部品が第1部品貯溜室6内に供給
された後に取り外すようにしてもよい。3次元的部品配
置空間を形成する第1部品貯溜室6の底面部14は、チ
ップ部品Aが自重で滑り落ちることができる程度に傾斜
して形成されている。
【0014】これらの第1部品貯溜室6、第2部品貯溜
室8及び部品整列通路10に連通し且つ部品の送り出し
方向Fと直交する面に沿って形成された空間内には、上
下方向に往復運動をする整列板16が設けられている。
この整列板16は、第1整列部18と第2整列部20か
ら構成されている。第1整列部18は、部品送り出し方
向に所定の空間を介して離間して設けられた2つの壁面
部材22を有する。図4に示すように、左側の壁面部材
22の先端部には、傾斜面22a(図4(b)参照)が
形成され、右側の壁面部材22の先端部には、円弧状の
凹部である傾斜面22b(図4(c))が形成されてい
る。なお、2つの壁面部材22の先端部は、この図示さ
れた形状と異なる形状、例えば、凸状形状としてもよ
い。また、第2整列部20は、2つの壁面部材22の間
に形成され部品が自重で滑り落ちる程度に傾斜した傾斜
溝24を有する。この傾斜溝24の厚みIは、第2部品
貯溜室8の厚みGと同一であり、第2部品貯溜室8の一
部としても機能している。なお、図4の仮想線は、整列
板16が上方に移動した位置を示している。
【0015】次に、図2、図4、図5及び図6に示すよ
うに、第2部品貯溜室8内の右側(図5において)の側
方には、第1可動プレート30が、支点32を中心に揺
動可能なように設けられている。この第1可動プレート
30の第2部品貯溜室8に向いた部分には、部品が自重
により落下できる程度に傾斜した傾斜面30aが形成さ
れ、また、整列板16に対向する部分には、整列板16
と共に部品通路を形成する直線部30bが形成されてい
る。また、第1可動プレート30の下端部には、スプリ
ング34が設けられており、第1可動プレート30を図
5中時計回り方向に付勢している。また、36は、スト
ッパーであり、このストッパー36により、第1可動プ
レート30がスプリング34により付勢されても、所定
位置に保持されるようになっている。
【0016】また、図2、図5及び図6に示すように、
第1部品貯溜室6の下部で且つ整列板16の右側(図5
及ぶ図6において)の側面部には、第2可動プレート4
0が、支点42を中心に揺動可能なように設けられてい
る。この第2可動プレート40の右側面には、板バネ4
4が取り付けられており、第2可動プレート40を時計
回りの方向に付勢している。この第2可動プレート40
の第1部品貯溜室6に向いた部分には、部品が自重によ
り落下できる程度に傾斜した傾斜面40aが形成され、
また、第2部品貯溜室8に向いた部分には、第2部品貯
溜室8の一部を形成するための垂直面40bが形成さ
れ、さらに、第2可動プレート40の左側端部40cは
整列板16に接触しており、これにより、整列板16が
ストッパーとして機能している。
【0017】さらに、図2、図4及び図6に示すよう
に、第1部品貯溜室6の下部で且つ整列板16の背面部
(図4及ぶ図6において)には、第3可動プレート50
が、支点52を中心に揺動可能なように設けられてい
る。この第3可動プレート50の左側面には、スプリン
グ54が取り付けられており、第3可動プレート50を
反時計回りの方向に付勢している。この第3可動プレー
ト40の第1部品貯溜室6に向いた部分には、部品が自
重により落下できる程度に傾斜した傾斜面50aが形成
され、この傾斜面50aと左側の壁面部材22の傾斜面
22aとが整列板16が最下位置にあるとき連続するよ
うになっている。さらに、第3可動プレート50の左側
端部50bは整列板16に接触しており、これにより、
整列板16がストッパーとして機能している。
【0018】次に、図1に示すように、部品整列通路1
0は、ほぼ90度に湾曲して形成され、ハウジング2内
に取り付けられている。ここで、この部品整列通路10
は、チップ部品Aの姿勢をチップ部品送り出し方向Fに
沿って捩じることなく単に垂直方向から水平方向に90
°変換している。このとき、部品整列通路10の先端部
で、チップ部品Aの最大面58(図3参照)が上向く方
向に整列される。
【0019】次に、図1に示すように、部品整列通路1
0の下流側には、チップ部品Aを送り出し方向Fに送り
出すためのローラ装置60が設けられている。このロー
ラ装置60は、図1において右側に設けられた従動ロー
ラ60aと、左側に設けられた駆動ローラ60bと、こ
の従動ローラ60aと駆動ローラ60bを連結しチップ
部品Aを搬送する部品搬送ベルト60cにより構成され
る。ここで、この部品搬送ベルト60cは、通常は、マ
グネット機能の無い材料から形成される。しかしなが
ら、本発明においては、この部品搬送ベルト60cを磁
石の機能を有するマグネット材料から形成するようにし
てもよい。この場合には、ベルトにマグネット特性を有
する粉末を混入したり、マグネット特性を有するフィル
ムをベルト表面に接着するようにしてもよい。
【0020】さらに、図7と図8に示すように、ローラ
装置60の部品搬送ベルト60cの先端部には、チップ
部品Aを1つづつ分離して所定のタイミングで外部へ送
りだす部品分離機構62が設けられている。この部品分
離機構62は、部品搬送ベルト60cによって送られて
来たチップ部品Aをベルト60cの先端部で止めて部品
送り出し方向と直交する方向に部品を移動させて後続の
チップ部品と分離するストッパー部材64とチップ部品
Aの部品整列通路10からの飛び出しを防ぐ上部カバー
部材66から構成されている。ストッパー部材64に
は、チップ部品Aが丁度1つ入ることが可能な大きさの
溝部64aが形成されている。このストッパー部材64
は、部品の送り出し方向Fと直交するする水平方向Jに
移動可能である。また、上部カバー部材66には、スト
ッパー部材64が水平移動した位置(図8に示す位置)
でチップ部品Aを取り出すことができる大きさの窓部6
6aが形成されており、この窓部66aからチップ部品
Aを外部へ取り出すことができるようになっている。こ
こで、図7はストッパー部材64がチップ部品Aを受け
入れる状態の位置を示し、図8はチップ部品Aを取り出
す状態の位置を示している。
【0021】図1に示すように、チップ部品供給装置1
のチップ部品Aの供給側には、自動マウント装置70が
配置されている。この自動マウント装置70の本体の下
部には、チップ部品Aを受け取るためのノズル72が設
けられている。また、自動マウント装置70の下部には
アクチュエータアーム74が設けらており、このアクチ
ュエータアーム74の下方には、レバー部材76が設け
られている。このレバー部材76には、駆動部材78が
連結して設けられ、この駆動部材78の一端が整列板1
6に連結され、さらにその下端がローラ装置60の駆動
ローラ60b及び部品分離機構62のストッパー部材6
4に連結されている。このようにして、自動マウント装
置70の部品の取り出しのための上下動作と同期した同
じタインミングで、整列板16、駆動ローラ60b及び
ストッパー部材64が駆動され、このタイミングでチッ
プ部品Aが外部に送り出されるようになっている。な
お、駆動ローラ60b、整列板16及びストッパー部材
64は、ハウジング2内に内蔵された内部駆動(例え
ば、モーター、エアーシリンダ等)により、駆動される
ようにしてもよい。
【0022】次にこのように構成された本実施形態の動
作を説明する。まず、多数個のチップ部品Aがバラ積み
状態で収納されている部品収納ケース4から、チップ部
品Aが第1部品貯溜室6内に供給される。次に、第1部
品貯溜室6の3次元空間内でバラ積み状態のままで収納
されたチップ部品Aは、第1部品貯溜室6の底面部14
に沿って自重により下方へ滑り落ち、整列板16の第1
整列部18(壁面部材22)の傾斜面22a,22b)
及び第2整列部20の傾斜溝24(図4及び図5参照)
を経由して、第2部品貯溜室8に落下する。このとき、
チップ部品Aの幾つかは第1部品貯溜室6からスムーズ
に直接第2部品貯溜室8に落下する。しかしながら、こ
のとき、第1部品貯溜室6内において、ハウジング2の
底面部14で整列して自重により滑り落ちようとする部
品と整列板16の第1整列部18の傾斜面22a,22
bから滑り落ちようとする部品が集中し過ぎて楔状に食
い込み、第1部品貯溜室6の底面部14で整列した部品
が第2部品貯溜室8へ落下できなくなることがある。し
かしながら、本実施形態においては、整列板16の壁面
部材22を上昇させ第1部品貯蔵室6内に突き上げるこ
とにより、楔状に食い込んだチップ部品Aが上方に解き
放たれる。これにより、部品の楔状の食い込みが解消さ
れ、このとき、2つの壁面部材22の間の傾斜溝24内
に、壁面部材22の傾斜面22a,22b及び壁面部材
22の側部からチップ部品がスムーズに導かれ、第2部
品貯溜室8へ向かって自重により下方へ滑り落ちる。こ
のようにして、チップ部品Aは、第2部品貯溜室8内
で、部品の厚さ方向に互いに重なり合わない状態で2次
元形空間に収納される。この後、整列板16は、下方に
移動する。このような、整列板16の上下移動が、所定
のタイミングで繰り返される。
【0023】このようにして、チップ部品Aが、第1部
品貯溜室6から第2部品貯溜室8に移動する際、整列板
16が上下移動することにより、整列板16の第1整列
部18の側部と第1部品貯溜室6との間でチップ部品が
はさみ込まれたり(整列板16の上昇動作時)、チップ
部品が引き込まれたり(整列板16の下降動作時)する
場合がある。このように部品がはさみ込まれたり引き込
まれた場合には、チップ部品自体が損傷したり、整列板
16及び第2可動プレート40に傷が付き好ましくな
い。本実施形態においては、このような場合、第2可動
プレート40が、支点42を中心にしてスプリングの付
勢力に抗して図5中反時計回りの方向に揺動して整列板
16の側部から後退する。この結果、整列板16の側部
と第1部品貯溜室6との間により大きな空間が形成され
るため、このようなチップ部品のはさみ込みや引き込み
が確実に防止される。
【0024】また、同様に、チップ部品Aが、第1部品
貯溜室6から第2部品貯溜室8に移動する際、整列板1
6が上下移動することにより、整列板16の第1整列部
18の背面部と第2部品貯溜室8との間でチップ部品が
はさみ込まれたり(整列板16の上昇動作時)、チップ
部品が引き込まれたり(整列板16の下降動作時)する
場合がある。このように部品がはさみ込まれたり引き込
まれた場合には、チップ部品自体が損傷したり、整列板
16及び第3可動プレート50に傷が付き好ましくな
い。本実施形態においては、このような場合、第3可動
プレート50が、支点52を中心にしてスプリングの付
勢力に抗して図4中時計回りの方向に揺動して整列板1
6の背面部から後退する。この結果、整列板16の背面
部と第1部品貯溜室6との間により大きな空間が形成さ
れるため、このようなチップ部品のはさみ込みや引き込
みが確実に防止される。
【0025】次に、第2部品貯溜室208内に収納され
たチップ部品Aは、第2整列部20の傾斜溝24と第1
可動プレート30の傾斜面30aに沿って自重により部
品整列通路10に向かって下方へ滑り落ちる。このと
き、第2整列部20の傾斜溝24上に整列して自重によ
り滑り落ちようとする部品と第1可動プレート30の傾
斜面30a上に整列して自重により滑り落ちようとする
部品とが集中し過ぎて楔状に食い込み、部品が部品整列
通路210へ落下できなくなることがある。しかしなが
ら、本実施形態においては、整列板16が上方に移動す
るため、整列板16の傾斜面24が共に上方に移動し、
傾斜面24により、部品整列通路210の入り口付近に
集中しすぎて楔状に食い込んだ部品が上方に解き放た
れ、これにより、楔状の食い込みが解消される。このと
き、チップ部品Aは、第1可動プレート30の傾斜面3
0a上で再び整列し、スムーズに部品整列通路10に向
かって下方に滑り落ちる。この後、整列板16は下方に
移動する。
【0026】このようにして、チップ部品Aが、第2部
品貯溜室8から部品整列通路10に移動する際、整列板
16が上下移動することにより、整列板16と第1可動
プレート30の直線部30との間でチップ部品がはさみ
込まれたり(整列板16の上昇動作時)、チップ部品が
引き込まれたり(整列板16の下降動作時)する場合が
ある。このように部品がはさみ込まれたり引き込まれた
場合には、チップ部品自体が損傷したり、整列板16及
び第1可動プレート30に傷が付き好ましくない。本実
施形態においては、このような場合、第1可動プレート
30が、支点32を中心にしてスプリング34の付勢力
に抗して図5反時計回りの方向に揺動して整列板16か
ら後退する。この結果、整列板16と第1可動プレート
30の直線部30bとの間により大きな空間が形成され
るため、このようなチップ部品のはさみ込みや引き込み
が確実に防止される。
【0027】次に、部品整列通路10へ導かれたチップ
部品Aは、チップ部品Aの姿勢をチップ部品送り出し方
向Fに沿って捩じることなく単に垂直方向から水平方向
に90°変換され、部品送り出し用ローラ装置60へ導
かれる。このとき、部品整列通路10の先端部で、チッ
プ部品Aの最大面58(図3参照)が上向く方向に整列
される。
【0028】次に、チップ部品は、ローラ装置60の部
品搬送ベルト60cにより部品送り出し方向Fに搬送さ
れ、ストッパー部材64の溝部64aに当接して停止す
る(図7参照)。このとき、停止したチップ部品Aと後
続のチップ部品Aは、部品搬送ベルト60c上で滑って
いる状態となる。このようにしてストッパー部材64の
溝部64aが確実にチップ部品Aを受け止めた後、この
ストッパー部材64は、図8に示すように、部品搬送ベ
ルト60cの部品送り出し方向Fと直交する方向に所定
の距離だけ水平移動する。このストッパー部材64の水
平移動により、チップ部品Aは後続のチップ部品Aから
分離される。この結果、後続のチップ部品Aにより溝部
64aのチップ部品Aが押し付けられていた力が解除さ
れ、この結果、チップ部品Aの取り出しが容易となる。
また、上部カバー部材66が設けられているので、チッ
プ部品Aの飛び出しが防止される。上部カバー部材66
に形成された窓部66aから、自動マウント装置70の
ノズル72により、チップ部品Aが1個づつ外部へ取り
出される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のチップ供給
装置によれば、バラ積み供給方式でチップ部品を確実且
つ効率的に供給することができる。また、本発明によれ
ば、チップ部品を供給する際に、部品のはさみ込み及び
引き込みを確実に防止することができる。また、本発明
によれば、チップ部品を送り出す際に、チップ部品を送
り出し方向にその姿勢を90°捩じる必要がないため低
コスト化が可能となる。さらに、本発明によれば、構造
が比較的簡単で大量部品供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチップ部品供給装置に係わる一実施
形態を示す側面断面図
【図2】 図1のチップ部品供給装置を示す部分展開斜
視図
【図3】 チップ部品を示す斜視図
【図4】 図2のP方向から見た部分断面図(図4
(a)及び整列板の第1整列部分を示す部分斜視図(図
4(b),(c))
【図5】 図2のQ方向から見た部分側面図
【図6】 図5のR−R線に沿って見た断面図
【図7】 ローラー装置の端部における部品分離機構の
動作(部品受取り位置)を示すための部分平面図
【図8】 ローラー装置の端部における部品分離機構の
動作(部品取出し位置)を示すための部分平面図
【符号の説明】
1 チップ部品供給装置 2 ハウジング 4 部品収納ケース 6 第1部品貯溜室 8 第2部品貯溜室 10 部品整列通路 14 底面部 16 整列板 18 第1整列部 20 第2整列部 22 壁面部材 24 傾斜溝 30 第1可動プレート 40 第2可動プレート 50 第3可動プレート 60 ローラ装置 70 自動マウント装置 62 部品分離機構 64 ストッパー部材 66 上部カバー部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バラ積み状態の多数のチップ部品を所定
    の方向に一列に整列して供給するチップ部品供給装置に
    おいて、 バラ積み状態の多数のチップ部品を収納する部品収納ケ
    ースが取り付け可能であり、上記部品収納ケース内のチ
    ップ部品をバラ積み状態のまま収納すると共に上記チッ
    プ部品が自重により下方へ移動できるようにその底面部
    が傾斜して形成された第1部品貯溜室と、 この第1部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    がその厚み方向に互いに重なり合わないように形成され
    た空間内に上記チップ部品を2次元的に収納すると共に
    上記チップ部品が自重により下方へ移動できるようにそ
    の底面部が傾斜して形成された第2部品貯溜室と、 この第2部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    の横断面形状に見合うように形成され、上記チップ部品
    を1列に整列させる部品整列通路と、 上記第1部品貯溜室と第2部品貯溜室の間に設けられ、
    チップ部品を2次元的に整列させ下方へ自重移動させる
    第1整列手段と、 第2部品貯溜室と部品整列通路の間に設けられ、チップ
    部品を1列に整列させ下方へ自重移動させる第2整列手
    段と、 上記第1整列手段及び第2整列手段の少なくとも何れか
    一方に隣接する所定の位置に設けられ第1整列手段又は
    第2整列手段との間で上記チップ部品がはさみ込まれた
    際に所定方向に可動する可動プレート手段と、 上記部品整列通路上の部品を1個づつ所定位置へ送り出
    す送出手段と、 を有することを特徴とするチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上記可動プレート手段は、上記第2整列
    手段の近傍の上記第2部品貯溜室内に設けられている第
    1可動プレート手段、上記第1整列手段の側面部に設け
    られている第2可動プレート手段、上記第1整列手段の
    背面部に設けられている第3可動プレート手段、の少な
    くとも何れか1つの可動プレート手段を有することを特
    徴とする請求項1記載のチップ部品供給装置。
  3. 【請求項3】 上記第1整列手段及び第2整列手段は、
    一体的に形成された整列板であり、この整列板は、上下
    移動可能な2枚の壁面部材とこれらの2枚の壁面部材の
    間に形成された傾斜溝を有し、これらの2枚の壁面部材
    及び傾斜溝により上記チップ部品がその厚み方向に互い
    に重なり合わないような空間が形成され、上記2枚の壁
    面部材が上昇し第1部品貯蔵室内に突き上がることによ
    り、上記傾斜溝内に壁面部材の上部及び側部からチップ
    部品を導き入れて2次元的に整列させ、さらに、2枚の
    壁面部材と同時に上昇した傾斜溝によりチップ部品を1
    列に整列させ下方へ自重移動させるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のチップ部品供給装置。
  4. 【請求項4】 上記第2部品貯溜室が、上記送出手段に
    よるチップ部品の送り出し方向に対して直交する面に沿
    って設けられ、上記部品整列通路が、上記チップ部品の
    姿勢を送り出し方向に沿って捩じることなく垂直方向か
    ら水平方向に90°変換しチップ部品をその最大面が上
    向く方向に整列させるように形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のチップ部品供給装置。
  5. 【請求項5】 上記送出手段は、部品を所定方向に送り
    出す部品搬送ベルトと、この部品搬送ベルトの先端部に
    設けられチップ部品を1つだけ受け入れて部品送り出し
    方向と直交する水平方向に移動させて後続のチップ部品
    と分離するストッパー部材と、このストッパー部材の上
    方に設けられ移動後のチップ部品を外部に取り出すこと
    ができる窓部を有するカバー部材と、を有することを特
    徴とする請求項1記載のチップ部品供給装置。
  6. 【請求項6】 上記送出手段が、部品を所定方向に送り
    出す部品搬送ベルトを有し、この部品搬送ベルトがマグ
    ネット材料により形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のチップ部品供給装置。
  7. 【請求項7】 バラ積み状態の多数のチップ部品を所定
    の方向に一列に整列して供給するチップ部品供給装置に
    おいて、 バラ積み状態の多数のチップ部品を収納する部品収納ケ
    ースが取り付け可能であり、上記部品収納ケース内のチ
    ップ部品をバラ積み状態のまま収納すると共に上記チッ
    プ部品が自重により下方へ移動できるようにその底面部
    が傾斜して形成された第1部品貯溜室と、 この第1部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    がその厚み方向に互いに重なり合わないように形成され
    た空間内に上記チップ部品を2次元的に収納すると共に
    上記チップ部品が自重により下方へ移動できるようにそ
    の底面部が傾斜して形成された第2部品貯溜室と、 この第2部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    の横断面形状に見合うように形成され、上記チップ部品
    を1列に整列させる部品整列通路と、 上記1部品貯溜室、第2部品貯溜室及び部品整列通路の
    各空間に連通する空間内に上下移動可能な整列板であっ
    て、この整列板が、上下移動可能な2枚の壁面部材とこ
    れらの2枚の壁面部材の間に形成された傾斜溝を有し、
    これらの2枚の壁面部材及び傾斜溝により上記チップ部
    品がその厚み方向に互いに重なり合わないような空間が
    形成され、上記2枚の壁面部材が上昇し第1部品貯蔵室
    内に突き上がることにより、上記傾斜溝内に壁面部材の
    上部及び側部からチップ部品を導き入れて2次元的に整
    列させ、さらに、2枚の壁面部材と同時に上昇した傾斜
    溝によりチップ部品を1列に整列させ下方へ自重移動さ
    せる整列板と、 を有することを特徴とするチップ部品供給装置。
  8. 【請求項8】 バラ積み状態の多数のチップ部品を所定
    の方向に一列に整列して供給するチップ部品供給装置に
    おいて、 バラ積み状態の多数のチップ部品を収納する部品収納ケ
    ースが取り付け可能であり、上記部品収納ケース内のチ
    ップ部品をバラ積み状態のまま収納すると共に上記チッ
    プ部品が自重により下方へ移動できるようにその底面部
    が傾斜して形成された第1部品貯溜室と、 この第1部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    がその厚み方向に互いに重なり合わないように形成され
    た空間内に上記チップ部品を2次元的に収納すると共に
    上記チップ部品が自重により下方へ移動できるようにそ
    の底面部が傾斜して形成された第2部品貯溜室と、 この第2部品貯溜室の下部に設けられ、上記チップ部品
    の横断面形状に見合うように形成され、上記チップ部品
    を1列に整列させる部品整列通路と、 上記第1部品貯溜室と第2部品貯溜室の間に設けられ、
    チップ部品を2次元的に整列させ下方へ自重移動させる
    第1整列手段と、 第2部品貯溜室と部品整列通路の間に設けられ、チップ
    部品を1列に整列させ下方へ自重移動させる第2整列手
    段と、 上記部品整列通路上の部品を1個づつ所定位置へ送り出
    す送出手段と、を有し、 上記第2部品貯溜室が、上記送出手段によるチップ部品
    の送り出し方向に対して直交する面に沿って設けられ、
    上記部品整列通路が、上記チップ部品の姿勢を送り出し
    方向に沿って捩じることなく垂直方向から水平方向に9
    0°変換しチップ部品をその最大面が上向く方向に整列
    させるように形成されていることを特徴とするチップ部
    品供給装置。
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