JP2001348006A - キャリアテープへの電子部品挿入装置 - Google Patents

キャリアテープへの電子部品挿入装置

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JP2001348006A
JP2001348006A JP2000168708A JP2000168708A JP2001348006A JP 2001348006 A JP2001348006 A JP 2001348006A JP 2000168708 A JP2000168708 A JP 2000168708A JP 2000168708 A JP2000168708 A JP 2000168708A JP 2001348006 A JP2001348006 A JP 2001348006A
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Hideki Takenaka
英樹 竹中
Hidekazu Yoshitake
英一 吉竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ型の電子部品を出荷する場合に使用し
ている出荷搬送用のキャリアテープに、電子部品を確実
に収容することができる電子部品挿入装置を提供する。 【解決手段】 所定間隔で収容キャビティ17を設けたキ
ャリアテープ16の各収容キャビティ17に、挿入ノズル20
を用いて電子部品を1個ずつ収容すべく、外周に多数の
製品保持溝11を配設したインデックステーブル12により
電子部品を1個ずつ挿入部15まで搬送し、挿入部15に達
した電子部品を挿入ノズル20先端に吸着して収容キャビ
ティ17への挿入を行う電子部品挿入装置において、イン
デックステーブル12の外縁に設けたインデックスガイド
14に、一端を挿入部15の挿入路21に連通させ、他端を吸
引ポンプに連通させた吸引吸気路1を設け、または、イ
ンデックスガイド14に磁石4を設け、挿入部15に達した
電子部品をインデックスガイド14側に吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ抵抗器やチ
ップコンデンサのようなチップ型の電子部品を出荷する
場合に使用している出荷搬送用のキャリアテープに、電
子部品を収容する電子部品挿入装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ抵抗器やチップコンデンサ
のようなチップ型電子部品を出荷する場合には、必要に
応じて、一方向に長いテープ状となったプラスチック製
のキャリアテープが用いられている。同キャリアテープ
には、チップ型電子部品を個別に収納する収容キャビテ
ィを所定間隔で一列に並べて凹設しており、電子部品挿
入装置を用いて各収容キャビティにチップ型の電子部品
を1個づつ挿入・収容し、その後、キャリアテープにカ
バーシートを重ね、同カバーシートをキャリアテープに
熱溶着することによって電子部品を封止梱包し、そのキ
ャリアテープをリールに巻き取って出荷するようにして
いる。
【0003】その場合に使用されている電子部品挿入装
置Aには、図7に示すように、外周に所定のピッチで多
数の製品保持溝11を配設したインデックステーブル12
を、一定の周期で1ピッチづつ間欠回転させるように配
設しており、同インデックステーブル12の外周に近接さ
せて、インデックステーブル12の各製品保持溝11に1個
づつ電子部品Pを挿入する繰出し部(図示せず)を設
け、電子部品Pを製品保持溝11に挿入してインデックス
テーブル12を間欠回転させることにより、1個づつ搬送
できるように構成している。
【0004】図7中の符号13は、インデックステーブル
12を被覆するカバー体であり、符号14はインデックステ
ーブル12の外縁に沿って設けたインデックスガイドであ
る。インデックステーブル12の間欠回転によって搬送さ
れる電子部品Pには、インデックステーブル12の回転に
よって生起される遠心力が作用し、同電子部品Pの一端
をインデックスガイド14に摺接させながら搬送されるよ
うになっている。
【0005】そして、インデックステーブル12による搬
送の中途部に設けた挿入部15において、挿入ノズル20に
より電子部品Pを1個ずつ吸着し、キャリアテープ16の
各収容キャビティ17内に挿入するように構成している。
【0006】すなわち、挿入部15には、図8に断面図で
示すように、インデックステーブル12によって搬送され
てくる電子部品Pの上方となる位置に、先端に吸気通路
18と連通した吸引開口19を設けた挿入ノズル20を配設し
ており、同挿入ノズル20の先端に電子部品Pを吸着する
ことができるように構成している。
【0007】さらに、挿入ノズル20は昇降可能に構成し
ており、挿入ノズル20の先端に電子部品Pを吸着した状
態で挿入ノズル20を降下させることによって、挿入ノズ
ル20の下方に位置させたキャリアテープ16の収容キャビ
ティ17に電子部品Pを挿入することができるように構成
している。
【0008】つまり、挿入ノズル20の下方には、キャリ
アテープ16の収容キャビティ17に連通させた挿入路21を
設けており、挿入部15に達した電子部品Pを挿入ノズル
20によって吸着できなかった場合には、挿入路2 1を通
って電子部品Pが収容キャビティ17に落下してしまうこ
とになっている。
【0009】また、インデックステーブル12とキャリア
テープ16との間には、固定状態に配設した固定側セパレ
ータ22と、スライド可能に配設した可動側セパレータ23
とを並設しており(図1参照)、可動側セパレータ23に
よって電子部品Pの収容キャビティ17への挿入不良を検
知するようにしている。
【0010】すなわち、可動側セパレータ23には挿入路
21の一部となる挿入路用凹部24を設け、かつ、バネなど
の付勢手段によって可動側セパレータ23を固定側セパレ
ータ22側に付勢しており、その付勢に抗して可動側セパ
レータ23がスライドすると、挿入エラーセンサ25が作動
して電子部品挿入装置Aを停止させるようにしている。
【0011】たとえば、先端に電子部品Pを吸着した挿
入ノズル20を挿入路21に挿入する際に可動セパレータ23
に触れたり、あるいは、収容キャビティ17に収容した電
子部品Pの収容状態が悪く、キャリアテープ16を1ピッ
チだけ移送する際に電子部品が可動側セパレータ23に触
れたりすると、可動側セパレータ23がスライドし、挿入
エラーセンサ25が作動するようになっている。
【0012】電子部品Pが挿入ノズル20によって正常に
収容キャビティ17に挿入されると、インデックステーブ
ル12が1ピッチ分だけ回転されるとともに、キャリアテ
ープも1ピッチ分だけ移送させて、次の電子部品Pを挿
入ノズル20の先端に吸着して収容キャビティ17内に挿入
できるようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、顧客か
らの電子部品の小型化の要求が高まるとともに、製造技
術の向上にともなって、製品のサイズを可能な限り小さ
くした小型の電子部品を製造することはできるようにな
ったものの、インデックステーブルの製品保持溝に設け
られる遊び寸法は小さくすることができないため、電子
部品が小型化するにともなって遊び寸法が相対的に大き
くなり、製品保持溝内での電子部品の位置ズレが大きく
なることとなっていた。
【0014】さらに、電子部品の小型化にともなって、
同電子部品を吸着する挿入ノズルも小型化しているた
め、製品保持溝内で電子部品に大きな位置ズレが生起さ
れると、挿入ノズルが電子部品を正常に吸着することが
できず、電子部品の側面部分を吸着したり、あるいは、
電子部品を全く吸着することができなかったりすること
が多発するようになった。
【0015】従って、挿入ノズルが電子部品の側面部分
を吸着した場合には、そのまま収容キャビティに挿入し
た際に挿入不良となって挿入エラーセンサが作動し、電
子部品挿入装置が停止されることによって作業効率が低
下するという問題があった。
【0016】あるいは、挿入ノズルが電子部品を全く吸
着することができなかった場合には、挿入ノズルの下方
に設けた挿入路を通って電子部品が収容キャビティに落
下することにより挿入不良となって挿入エラーセンサが
作動し、電子部品挿入装置が停止されることによって作
業効率が低下するという問題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
現状に鑑み、挿入ノズルによって電子部品を吸着する際
に、電子部品を所定の位置に保持する保持手段を設ける
ことによって、遊び寸法にともなう位置ずれの正規を防
止して確実に電子部品を吸着することができるように構
成しているものである。
【0018】すなわち、本発明では、所定間隔で収容キ
ャビティを設けたキャリアテープの各収容キャビティ
に、挿入ノズルを用いて電子部品を1個ずつ収容すべ
く、外周に多数の製品保持溝を配設したインデックステ
ーブルにより電子部品を1個ずつ挿入部まで搬送し、挿
入部に達した電子部品を挿入ノズル先端に吸着して収容
キャビティへの挿入を行う電子部品挿入装置において、
インデックステーブルの外縁に設けたインデックスガイ
ドに、一端を挿入部の挿入路に連通させ、他端を吸引ポ
ンプに連通させた吸引吸気路を設け、挿入部に達した電
子部品をインデックスガイド側に吸引するようにしたキ
ャリアテープへの電子部品挿入装置を提供せんとするも
のである。
【0019】特に、挿入路に連通させた吸引吸気路の連
通口の一部を、インデックステーブルの外側縁で閉塞す
るようにしていることにも特徴を有するものである。
【0020】または、インデックステーブルの外縁に設
けたインデックスガイドの挿入部近傍に磁石を配設し、
挿入部に達した電子部品をインデックスガイド側に吸引
するようにしたキャリアテープへの電子部品挿入装置を
提供せんとするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の電子部品挿入装置は、所
定間隔で収容キャビティを設けたキャリアテープの各収
容キャビティに、挿入ノズルを用いて電子部品を1個ず
つ収容するものであり、挿入ノズルを配設した挿入部に
電子部品を1個ずつ送給すべく、外周に多数の製品保持
溝を配設したインデックステーブルを間欠回転させるよ
うに構成し、各製品保持溝に電子部品を1個ずつ挿入し
て挿入部まで搬送するように構成している。
【0022】インデックステーブルの間欠回転による搬
送にともなって、電子部品が製品保持溝から飛び出すこ
とを防止すべく、インデックステーブルの外縁にはイン
デックスガイドを設けており、インデックステーブルの
間欠回転によって生起される遠心力によって、製品保持
溝内の電子部品は一端をインデックスガイドに摺接させ
ながら挿入部まで搬送される。
【0023】さらに、インデックスガイドには、一端を
挿入部の挿入路に連通さ、他端を吸引ポンプに連通させ
た吸引吸気路を設けており、吸引ポンプを作動させるこ
とにより挿入部に達した電子部品に吸引力を作用させ、
インデックスガイド側に吸引して製品保持溝内での電子
部品の位置を常に一定とし、挿入ノズルによる電子部品
の吸着を確実に行うことができるようにしている。特
に、インデックスガイド側への吸引力が作用しているこ
とによって、挿入部に達した電子部品が挿入路内に落下
することも防止することができる。
【0024】さらに、挿入路に連通させた吸引吸気路の
連通口の一部を、インデックステーブルの外側縁で閉塞
するように吸引吸気路を配設しており、連通口の一部を
閉塞することによって、挿入部に達した電子部品の挿入
路内への落下を防止するとともに、挿入ノズルによる電
子部品の吸着を阻害することのないように吸引力を調整
することができるようにしている。
【0025】また、吸引吸気路を設けて吸引することに
よって吸引力を生起するのではなく、インデックスガイ
ドの挿入部近傍に磁石を配設し、同磁石による磁力によ
って電子部品をインデックスガイド側に吸引するように
することもできる。磁石を使用することによって、電子
部品挿入装置の構成を複雑にすることなく、挿入ノズル
による電子部品の吸着を確実に行うことができる。
【0026】以下において、図面に基づいて本発明の実
施例を詳説する。「従来の技術」の項の説明で使用した
符号と同一符号の部分は同一の構成部分を示しており、
説明は省略している。
【0027】
【実施例】図1は、第1実施例の電子部品挿入装置Aの
一部切欠平面図である。特に挿入部15部分のインデック
ステーブル12を切り欠いて、挿入路用凹部24を設けて挿
入路21を形成した可動側セパレータ23と、固定側セパレ
ータ22との構成を分かりやすく示している。
【0028】第1実施例の電子部品挿入装置Aでは、図
2及び図3に示すように、インデックスガイド14の上面
に吸引吸気路1を凹設し、同吸引吸気路1の一端を挿入
路21に連通させるとともに、他端を吸引ポンプ(図示せ
ず)に連通させることによって、インデックステーブル
12の製品保持溝11に挿入されて搬送されている電子部品
Pを吸引することができるようにしている。図2及び図
3の符号2は、吸引ポンプと連通させるための連通パイ
プである。図2において、便宜上、固定側セパレータ22
及び可動側セパレータ23は省略している。
【0029】吸引吸気路1は、電子部品Pの厚みよりも
薄く凹設して、誤って電子部品Pを吸引しないようにし
ている。また、吸引吸気路1の溝幅は、電子部品Pの幅
よりも小さくしており、同じく誤って電子部品Pを吸引
しないようにしている。そして、インデックスガイド14
の上面をカバー体13の縁部分で覆うことによって、吸引
吸気路1を形成するようにしている。本実施例では、吸
引吸気路1を略U字状に凹設しているが略U字状に限定
するものではなく、吸引路が形成されていればよい。ま
たは、インデックスガイド14に、直接、貫通孔を穿設し
て吸引吸気路1としてもよい。その場合、貫通孔は複数
設けてもよい。
【0030】吸引吸気路1の挿入路21への連通口3は、
インデックステーブル12の間欠回転の停止状態時におい
て、一部がインデックステーブル12の外側縁12aによっ
て閉塞され、連通口3の一部のみを挿入路21に連通させ
て、電子部品Pを吸引するようにしている。
【0031】特に、インデックステーブル12に設けた製
品保持溝11に挿入されて搬送される電子部品Pが、イン
デックステーブル12の間欠回転の回転状態時に、挿入部
15に達する前に吸引吸気路1の連通口3を横切るように
構成しており、連通口3を横切る際に電子部品Pは連通
口3部分に吸引されて、確実にインデックスガイド14に
一端を当接させた状態となるようにしている。
【0032】その状態でさらにインデックステーブル12
が回転することによって、電子部品Pは製品保持溝11の
支持壁11aによって押し運ばれて挿入部15に達し、挿入
部15に搬送される電子部品Pを常にインデックスガイド
14と支持壁11aとに当接させた位置に配置させることが
できるので、製品保持溝11内で位置ずれが生起されるこ
とを防止することができる。従って、挿入ノズル20の配
設位置調整をその位置に合わせて行うことによって、同
挿入ノズル20で確実に電子部品Pを吸着することができ
る。
【0033】特に、インデックステーブル12の間欠回転
の停止状態時において、連通口3の一部がインデックス
テーブル12の外側縁12aによって閉塞されていることに
より、閉塞されていない連通口3による単位面積あたり
の吸引力は高まるものの、吸引面積の低下にともなって
全体的な吸引力を低下させることができるので、吸引吸
気路1による吸引によって挿入ノズル20による吸着に不
具合が生じることを防止することができる。
【0034】さらに、吸引吸気路1をインデックステー
ブル12の回転方向に対して後退状態となるように配設し
ていることによって、挿入部15に達した電子部品に対し
てインデックスガイド14と支持壁11aとに当接させるよ
うな吸引力を生起することができるので、製品保持溝11
内での電子部品Pの位置ずれ、及び、電子部品Pの落下
を確実に防止することができる。
【0035】図4は、第2実施例の電子部品挿入装置A
の挿入部15部分を示したものである。本実施例では挿入
部15近傍に磁石4を配設し、電子部品Pを吸引するよう
にしているものであり、特に、磁石はインデックスガイ
ド14に設けた磁石配設凹部5内に配設され、遮蔽壁6を
隔てて電子部品Pを吸引するようにしている。図4にお
いて、便宜上、固定側セパレータ22及び可動側セパレー
タ23は省略している。
【0036】さらに、磁石配設凹部5は、図5に示すよ
うに、インデックステーブル12の回転に対して挿入部15
の手前側となる位置に設けており、磁石配設凹部5に配
設した磁石4による磁力の最も作用の大きい領域を横切
って電子部品Pは挿入部15に達するようにしている。従
って、磁石4による磁力の最も作用の大きい領域を横切
る際に電子部品Pは磁石4に吸引されて、インデックス
ガイド14に一端を当接させた状態となるようにしてい
る。
【0037】その状態でさらにインデックステーブル12
が回転することによって、電子部品Pは製品保持溝11の
支持壁11aによって押し運ばれて挿入部15に達し、挿入
部15に搬送される電子部品Pを常にインデックスガイド
14と支持壁11aとに当接させた位置に配置させることが
でき、製品保持溝11内で位置ずれが生起されることを防
止することができる。従って、挿入ノズル20の配設位置
調整をその位置に合わせて行うことによって、同挿入ノ
ズル20で確実に電子部品Pを吸着することができる。
【0038】さらに、使用する磁石4の磁力に応じて遮
蔽壁6の厚みを調整することによって、挿入ノズル20に
よる電子部品Pの吸着を妨げないようにすることができ
る。
【0039】磁石4は、インデックスガイド14に設ける
場合だけでなく、図6に示すように、インデックスガイ
ド14およびインデックステーブル12を被覆するように配
設されるカバー体13の所用の位置に配設してもよい。カ
バー体13に磁石を配設することによって、電子部品Pに
対して上方に誘引する力を生起することができ、挿入路
21への電子部品Pの落下を防止することができるととも
に、挿入ノズル20による吸着をより確実に行うことがで
きる。
【0040】あるいは、カバー体13に磁石4を配設する
とともに、インデックスガイド14に上述した吸引吸気路
1を設け、相乗効果によって製品保持溝11内での位置ず
れを防止するとともに、挿入路21への電子部品Pの落下
を防止するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、イン
デックステーブルの外縁に設けたインデックスガイド
に、一端を挿入部の挿入路に連通させ、他端を吸引ポン
プに連通させた吸引吸気路を設け、挿入部に達した電子
部品をインデックスガイド側に吸引するようにしたこと
によって、挿入部に搬送される電子部品を常にインデッ
クスガイドと支持壁とに当接させた位置に配置させるこ
とができるので、製品保持溝内で電子部品の位置ずれが
生起されることを防止することができる。従って、挿入
ノズルの配設位置調整をその位置に合わせて行うことに
よって、同挿入ノズルで確実に電子部品を吸着すること
ができ、吸着不良にともなう挿入不良の生起を防止し
て、電子部品挿入装置の異常停止を防止することができ
る。
【0042】請求項2に記載した発明によれば、挿入路
に連通させた吸引吸気路の連通口の一部を、インデック
ステーブルの外側縁で閉塞するようにしたことによっ
て、閉塞されていない連通口による単位面積あたりの吸
引力は高まるものの、吸引面積の低下にともなって全体
的な吸引力を低下させることができるので、吸引吸気路
による吸引によって挿入ノズルによる吸着に不具合が生
じることを防止することができる。
【0043】請求項3に記載した発明によれば、インデ
ックステーブルの外縁に設けたインデックスガイドの挿
入部近傍に磁石を配設し、挿入部に達した電子部品をイ
ンデックスガイド側に吸引するようにしたことによっ
て、請求項1記載の発明と同様に、挿入部に搬送される
電子部品を常にインデックスガイドと支持壁とに当接さ
せた位置に配置させることができるので、製品保持溝内
で電子部品の位置ずれが生起されることを防止すること
ができる。従って、挿入ノズルの配設位置調整をその位
置に合わせて行うことによって、同挿入ノズルで確実に
電子部品を吸着することができ、吸着不良にともなう挿
入不良の生起を防止して、電子部品挿入装置の異常停止
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品挿入装置の一部切欠平面図で
ある。
【図2】本発明の電子部品挿入装置の要部拡大図であ
る。
【図3】本発明の電子部品挿入装置の要部説明図であ
る。
【図4】本発明の電子部品挿入装置の要部拡大図であ
る。
【図5】本発明の電子部品挿入装置の要部説明図であ
る。
【図6】他の実施例の電子部品挿入装置の要部拡大図で
ある。
【図7】従来の電子部品挿入装置の挿入部部分斜視図で
ある。
【図8】従来の電子部品挿入装置の挿入部部分断面図で
ある。
【符号の説明】
A 電子部品挿入装置 P 電子部品 1 吸引吸気路 2 連通パイプ 3 連通口 4 磁石 5 磁石配設凹部 6 遮蔽壁 11 製品保持溝 11a 支持壁 12 インデックステーブル 12a 外側縁 13 カバー体 14 インデックスガイド 15 挿入部 16 キャリアテープ 17 収容キャビティ 18 吸気通路 19 吸引開口 20 挿入ノズル 21 挿入路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で収容キャビティ(17)を設けた
    キャリアテープ(16)の各収容キャビティ(17)に、挿入ノ
    ズル(20)を用いて電子部品を1個ずつ収容すべく、外周
    に多数の製品保持溝(11)を配設したインデックステーブ
    ル(12)により電子部品を1個ずつ挿入部(15)まで搬送
    し、挿入部(15)に達した電子部品を挿入ノズル(20)先端
    に吸着して収容キャビティ(17)への挿入を行う電子部品
    挿入装置において、 インデックステーブル(12)の外縁に設けたインデックス
    ガイド(14)に、一端を挿入部(15)の挿入路(21)に連通さ
    せ、他端を吸引ポンプに連通させた吸引吸気路(1)を設
    け、挿入部(15)に達した電子部品をインデックスガイド
    (14)側に吸引するようにしていることを特徴とするキャ
    リアテープへの電子部品挿入装置。
  2. 【請求項2】 挿入路(21)に連通させた吸引吸気路(1)
    の連通口(3)の一部を、インデックステーブル(12)の外
    側縁(12a)で閉塞するようにしていることを特徴とする
    請求項1記載のキャリアテープへの電子部品挿入装置。
  3. 【請求項3】 所定間隔で収容キャビティ(17)を設けた
    キャリアテープ(16)の各収容キャビティ(17)に、挿入ノ
    ズル(20)を用いて電子部品を1個ずつ収容すべく、外周
    に多数の製品保持溝(11)を配設したインデックステーブ
    ル(12)により電子部品を1個ずつ挿入部(15)まで搬送
    し、挿入部(15)に達した電子部品を挿入ノズル(20)先端
    に吸着して収容キャビティ(17)への挿入を行う電子部品
    挿入装置において、 インデックステーブル(12)の外縁に設けたインデックス
    ガイド(14)の挿入部(15)近傍に磁石(4)を配設し、挿入
    部(15)に達した電子部品をインデックスガイド(14)側に
    吸引するようにしていることを特徴とするキャリアテー
    プへの電子部品挿入装置。
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