JPH1149214A - 醤油容器 - Google Patents

醤油容器

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JPH1149214A
JPH1149214A JP9218260A JP21826097A JPH1149214A JP H1149214 A JPH1149214 A JP H1149214A JP 9218260 A JP9218260 A JP 9218260A JP 21826097 A JP21826097 A JP 21826097A JP H1149214 A JPH1149214 A JP H1149214A
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soy sauce
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JP9218260A
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Takamitsu Nozawa
孝光 野沢
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】宴会等の背の低いお膳の上に乗った、しかも大
量の皿に醤油を注ぐ場合でも、零すことなく簡単に行え
て、腰痛等を引き起こす虞も極めて少ない優れた醤油容
器を提案する。 【解決手段】容器体口頚部3外周に嵌合させた嵌合筒4
上端縁より頂板5を延設し、また頂板上面周縁部より支
持筒7を立設し、更に頂板5中央に切り取り蓋6を備え
てなる中栓Cを設けてなる醤油容器であって、切り取り
蓋6を切除した後に、特殊構成の栓本体9及び栓体10よ
りなる注出栓Dを嵌着してなり、容器を倒立した状態で
は醤油は漏出せず、先端の栓体10を押し込んだ際に初め
て醤油を注出でき、しかも、持つ手が比較的高い位置に
於いて注出できる如く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は醤油容器に関する。
【0002】
【従来の技術】醤油容器として、筒状胴部上端縁より口
頚部を起立した容器体と、容器体口頚部外周に嵌合させ
た嵌合筒上端縁より頂板を延設するとともに、頂板上面
周縁より支持筒を立設し、また、頂板中央に切り取り蓋
を一体に設けてなる中栓と、支持筒外周に周壁を嵌合さ
せて着脱自在に装着したキャップとからなるものが知ら
れている。これらの容器に収納した醤油は一般に、口頚
部を起立した小型の容器体と、口頚部外周に嵌合させた
周壁上端縁より頂壁を延設し、周壁の前後にそれぞれ注
出口を穿設した注出栓とからなる醤油差しに分取して使
用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】旅館での宴会等の席
で、お膳の上に乗った皿に醤油を注ぐ場合に、上記醤油
差しを使用した場合、お膳は背が低いため中腰になった
り、或いは座って注がなければならず、零したりする等
の不都合が乗じるだけでなく、時間的にも手間が掛か
り、また、数の多い皿に対して一々立ったり座ったりす
るため腰痛等を引き起こす不都合さえある。本発明は上
記した欠点に鑑み、宴会等の背の低いお膳の上に乗った
しかも大量の皿に醤油を注ぐ場合でも、零すことがなく
簡単に行えて、腰痛等を引き起こす虞も極めて少ない優
れた容器を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の醤油容
器は、上記課題を解決するため、筒状胴部2上端部より
口頚部3を起立した容器体Bと、口頚部3外周に嵌合さ
せた嵌合筒4上端縁より頂板5を延設するとともに、頂
板5上面周縁部より支持筒7を立設し、且つ、頂板中央
に切り取り蓋6を設けてなる中栓Cとを備えてなる醤油
容器に於いて、支持筒7外周に嵌合させた嵌合筒11上端
縁より内方へ延設したフランジ12を介して上方へ縦長の
周壁13を立設するとともに、周壁上端縁よりフランジ状
頂壁14を延設してなる栓本体9と、切り取り蓋を切除し
た中栓頂板5上面に下端部を圧接したコイルスプリング
16により常時上方へ付勢させた栓体10とからなる注出栓
Dを装着してなり、栓体10は、コイルスプリング16の上
端を外周下部に嵌合係止させた柱状基部10a の上面周縁
部をフランジ状頂壁14裏面に密接するとともに、基部上
面中央より突設した押圧突起10b を、周囲に隙間をあけ
且つ押し込み可能に頂壁14中央の窓孔aより突出させて
なることを特徴とする醤油容器として構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。図面に示す如く、本発明の醤油
容器Aは、容器体Bに中栓Cを装着させ、更に、注出栓
Dを装着して構成している。容器体Bは、合成樹脂等に
より形成され、筒状の胴部2上端中央より口頚部3を起
立して構成している。
【0006】中栓Cも合成樹脂等により形成されたもの
で、容器体口頚部3外周に、図面に示す如き螺着、或い
は突条相互の乗り越え係合等の係合手段を介して嵌合筒
4を嵌合することにより容器体に装着している。また、
嵌合筒4上端縁より延設した頂板5により口頚部3上端
開口を閉塞するとともに、その中央に切り取り蓋6を設
け、また、頂板5の上面周縁部より支持筒7を立設して
いる。切り取り蓋6は、頂板5中央部に凹溝で構成され
る環状破断部により画成されたもので、その上面よりプ
ルリング8を立設し、このプルリングを引き上げること
により環状破断部が破断して開口する如く構成した公知
構成のものが採用できる。
【0007】この中栓には、頂板5下面より垂設すると
ともに、口頚部3内周面に密嵌させて液密性を付与する
ためのシール筒を垂設しても良く、或いは口頚部上面と
頂板下面との間にパッキンを介在させても良い。この中
栓Cには、注出栓Dを装着しない場合に通常形態のキャ
ップを装着させることができる。
【0008】注出栓Dは、更に、本体9と、栓体10とを
備えている。本体9は合成樹脂等により形成され、支持
筒7外周に、図面に示す如き螺着、或いは突条相互の乗
り越え係合等の係合手段を介して嵌合させた嵌合筒11上
端縁より内方へフランジ12を延設し、このフランジ内周
縁より上方へ縦長の周壁13を立設し、周壁上端縁より内
方へフランジ状頂壁14を延設してその中央を窓孔aとし
て構成している。
【0009】この本体9には、フランジ12下面より垂設
するとともに、支持筒7内周面に密嵌させて液密性を付
与するためのシール筒を垂設しても良く、或いは支持筒
とフランジ12との間にパッキンを介在させることもでき
る。
【0010】栓体10は合成樹脂等により形成されたもの
で、切り取り蓋6を切除した中栓頂板5上面に下端部を
圧接した金属製或いは合成樹脂製のコイルスプリング16
により常時上方へ付勢させており、コイルスプリング16
の上端を外周下部に嵌合係止させた棒状基部10a 上面周
縁部を、フランジ状頂壁14裏面に密接するとともに、上
面中央より突設した押圧突起10b を、周囲に隙間をあけ
て押し込み可能に頂板中央の窓孔aより突出させてい
る。
【0011】図示例では、柱状基部10a の外周下部を段
部bを介して縮径し、この段部bにコイルスプリング16
上端縁を係止している。また、基部10a 外周上部に周方
向複数の案内突起17を突設して構成している。この案内
突起17は、棒状基部10a 外周の液の流通が可能で且つ栓
体10の円滑な上下動を行える如く設けたものであり、ま
た、栓体10を押し込んだ際に、本体周壁13の内周上部所
定位置に周設した係止突条c上面に当接係止して、押圧
突起10b が本体9内部に入り込んで引っ掛かる等の不都
合を防止する如く構成している。
【0012】上記の如く構成した容器Aを使用する場合
には、容器を倒立させて宴会等のお膳上に置かれた皿等
に押圧突起10b 先端面を当接させて押し下げると、栓体
10はコイルスプリング16の弾発力に抗して押し込まれ、
容器体B内の醤油が各案内突起17の間を通り、押圧突起
10b 外周と頂壁14内周縁との隙間から注出される。次い
で、容器体Bを上方へ引き上げれば、コイルスプリング
16により栓体10が押されて窓孔aが直ちに閉塞される。
【0013】
【発明の効果】以上説明した如く本発明醤油容器は、筒
状胴部2上端部より口頚部3を起立した容器体Bと、口
頚部3外周に嵌合させた嵌合筒4上端縁より頂板5を延
設するとともに、頂板5上面周縁部より支持筒7を立設
し、且つ、頂板中央に切り取り蓋6を設けてなる中栓C
とを備えてなる醤油容器であって、支持筒7外周に嵌合
させた嵌合筒11上端縁より内方へ延設したフランジ12を
介して上方へ縦長の周壁13を立設するとともに、周壁上
端縁よりフランジ状頂壁14を延設してなる栓本体9と、
切り取り蓋を切除した中栓頂板5上面に下端部を圧接し
たコイルスプリング16により常時上方へ付勢させた栓体
10とからなる注出栓Dを装着してなり、栓体10は、コイ
ルスプリング16の上端を外周下部に嵌合係止させた柱状
基部10a の上面周縁部をフランジ状頂壁14裏面に密接す
るとともに、基部上面中央より突設した押圧突起10b
を、周囲に隙間をあけ且つ押し込み可能に頂壁14中央の
窓孔aより突出させたので、常時は注出口部分が閉塞さ
れているため倒立させても液漏れの心配はなく、また、
栓本体周壁13の長さを調整すれば、宴会等に於けるお膳
に乗った皿に醤油を注ぐ場合に、持つ手が比較的高い位
置に於いて、零すことなく、迅速に注ぐことができるも
のであり、腰痛を引き起こす等の不都合を極力防止する
ことが出来る。
【0014】また、従来容器の如く醤油差しに中身を分
取する手間を省くことができる。また、注出栓以外は従
来ある醤油容器を使用できるため、容器体や中栓の型を
興す必要がなく、安価に製造できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明醤油容器の一実施例を示す要部縦断面図
である。
【図2】同実施例に於ける栓体を示す斜視図である。
【符号の説明】
3…口頚部,4…嵌合筒,5…頂板,6…切り取り蓋,
7…支持筒,9…本体,10…栓体,10a …棒状基部,10
b …押圧突起,11…嵌合筒,12…フランジ,13…周壁,
14…頂壁,16…コイルスプリング,B…容器体,C…中
栓,D…注出栓,a…窓孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状胴部2上端部より口頚部3を起立した
    容器体Bと、口頚部3外周に嵌合させた嵌合筒4上端縁
    より頂板5を延設するとともに、頂板5上面周縁部より
    支持筒7を立設し、且つ、頂板中央に切り取り蓋6を設
    けてなる中栓Cとを備えてなる醤油容器に於いて、支持
    筒7外周に嵌合させた嵌合筒11上端縁より内方へ延設し
    たフランジ12を介して上方へ縦長の周壁13を立設すると
    ともに、周壁上端縁よりフランジ状頂壁14を延設してな
    る栓本体9と、切り取り蓋を切除した中栓頂板5上面に
    下端部を圧接したコイルスプリング16により常時上方へ
    付勢させた栓体10とからなる注出栓Dを装着してなり、
    栓体10は、コイルスプリング16の上端を外周下部に嵌合
    係止させた柱状基部10a の上面周縁部をフランジ状頂壁
    14裏面に密接するとともに、基部上面中央より突設した
    押圧突起10b を、周囲に隙間をあけ且つ押し込み可能に
    頂壁14中央の窓孔aより突出させてなることを特徴とす
    る醤油容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120261A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体塗布容器
JP2012532802A (ja) * 2009-07-10 2012-12-20 レキット アンド コールマン (オーヴァーシーズ) リミテッド 安全キャップを備えたボトル

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JP2009120261A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体塗布容器
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