JPH1147347A - ゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法 - Google Patents
ゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法Info
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- JPH1147347A JPH1147347A JP9219193A JP21919397A JPH1147347A JP H1147347 A JPH1147347 A JP H1147347A JP 9219193 A JP9219193 A JP 9219193A JP 21919397 A JP21919397 A JP 21919397A JP H1147347 A JPH1147347 A JP H1147347A
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- Japan
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- panel
- sheet
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- decorative panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】絵柄や模様等に立体感が付与できるゲーム機用
化粧パネルを提供する。 【解決手段】表面21aが平坦状、裏面21bが凹凸状
に形成された透明パネル21と、透明パネルの凹凸状裏
面21bに一体的にインサート成形され、一方の主面2
2bに印刷が施された印刷シート22とを有する。
化粧パネルを提供する。 【解決手段】表面21aが平坦状、裏面21bが凹凸状
に形成された透明パネル21と、透明パネルの凹凸状裏
面21bに一体的にインサート成形され、一方の主面2
2bに印刷が施された印刷シート22とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンゲ
ーム機その他の各種ゲーム機の筐体に用いられる化粧パ
ネルおよびその製造方法に関し、特に絵柄や模様等に立
体感が付与できるゲーム機用化粧パネルおよびその製造
方法に関する。
ーム機その他の各種ゲーム機の筐体に用いられる化粧パ
ネルおよびその製造方法に関し、特に絵柄や模様等に立
体感が付与できるゲーム機用化粧パネルおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスロットマシンゲーム機1の筐
体には、図6に示されるように装飾などを目的とした化
粧パネル2が設けられている。従来のスロットマシン用
化粧パネル2は、筐体表面が平坦状でなければならない
という制約から、図7に示すように樹脂パネル21の表
面または裏面にシルクスクリーン印刷により絵柄や模様
221をあしらったシート22を貼り付けたものが一般
的である。
体には、図6に示されるように装飾などを目的とした化
粧パネル2が設けられている。従来のスロットマシン用
化粧パネル2は、筐体表面が平坦状でなければならない
という制約から、図7に示すように樹脂パネル21の表
面または裏面にシルクスクリーン印刷により絵柄や模様
221をあしらったシート22を貼り付けたものが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような二次元の絵柄や模様では、深み感などを与えるに
も影付文字を採用するなど、専らデザイン的な視点から
のみに制限されていたので、立体感の付与には一定の限
界があった。
ような二次元の絵柄や模様では、深み感などを与えるに
も影付文字を採用するなど、専らデザイン的な視点から
のみに制限されていたので、立体感の付与には一定の限
界があった。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、絵柄や模様等に立体感が付
与できるゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法を提
供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、絵柄や模様等に立体感が付
与できるゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のゲーム機用化粧パネルは、表面が平
坦状、裏面が凹凸状に形成された透明パネルと、前記透
明パネルの凹凸状裏面に沿って貼り付けられ、一方の主
面に印刷が施された印刷シートとを有することを特徴と
する。
に、請求項1記載のゲーム機用化粧パネルは、表面が平
坦状、裏面が凹凸状に形成された透明パネルと、前記透
明パネルの凹凸状裏面に沿って貼り付けられ、一方の主
面に印刷が施された印刷シートとを有することを特徴と
する。
【0006】ゲーム機用化粧パネルは、ゲーム機の筐体
表面が平坦状でなければならないという制約はあるが、
本発明の化粧パネルは表面が平坦状である一方で、裏面
が凹凸状に形成され、この凹凸状裏面に印刷が施された
印刷シートが貼り付けられているので、光学的屈折効果
により二次元的デザインでは表現できない立体感を付与
することができる。
表面が平坦状でなければならないという制約はあるが、
本発明の化粧パネルは表面が平坦状である一方で、裏面
が凹凸状に形成され、この凹凸状裏面に印刷が施された
印刷シートが貼り付けられているので、光学的屈折効果
により二次元的デザインでは表現できない立体感を付与
することができる。
【0007】請求項1記載のゲーム機用化粧パネルにお
いて、前記透明パネルの裏面に印刷シートを貼り付ける
手段は、特に限定されず透明パネルおよび印刷シートを
それぞれ別々に成形したのち接着剤等により貼り付けて
も良いが、請求項2記載のゲーム機用化粧パネルは、印
刷シートが透明パネルの裏面に一体成形されていること
を特徴とする。こうすることで、別途必要とされる貼着
工程を省略することができ、生産性の向上およびコスト
ダウンが図られる。
いて、前記透明パネルの裏面に印刷シートを貼り付ける
手段は、特に限定されず透明パネルおよび印刷シートを
それぞれ別々に成形したのち接着剤等により貼り付けて
も良いが、請求項2記載のゲーム機用化粧パネルは、印
刷シートが透明パネルの裏面に一体成形されていること
を特徴とする。こうすることで、別途必要とされる貼着
工程を省略することができ、生産性の向上およびコスト
ダウンが図られる。
【0008】また、請求項3記載のゲーム機用化粧パネ
ルの製造方法は、印刷シートの少なくとも一主面に印刷
を施す第1の工程と、前記印刷された印刷シートを凹凸
状に成形する第2の工程と、前記凹凸状に成形された印
刷シートを成形型にインサートする第3の工程と、表面
が平坦状、裏面が凹凸状に形成され当該裏面に前記印刷
シートが一体成形された透明パネルを成形する第4の工
程とを有することを特徴とする。
ルの製造方法は、印刷シートの少なくとも一主面に印刷
を施す第1の工程と、前記印刷された印刷シートを凹凸
状に成形する第2の工程と、前記凹凸状に成形された印
刷シートを成形型にインサートする第3の工程と、表面
が平坦状、裏面が凹凸状に形成され当該裏面に前記印刷
シートが一体成形された透明パネルを成形する第4の工
程とを有することを特徴とする。
【0009】本発明の製造方法では、まず第1の工程に
て、平板状の印刷シートの少なくとも一主面に所望の図
柄や模様などを印刷する。この場合の印刷手法は特に限
定されず、スクリーン印刷法など公知の手法が適用でき
る。次に、第2の工程にて、図柄や模様が印刷された印
刷シートを所望の凹凸状に成形する。
て、平板状の印刷シートの少なくとも一主面に所望の図
柄や模様などを印刷する。この場合の印刷手法は特に限
定されず、スクリーン印刷法など公知の手法が適用でき
る。次に、第2の工程にて、図柄や模様が印刷された印
刷シートを所望の凹凸状に成形する。
【0010】ここでいう所望の凹凸状とは、光学的屈折
効果を利用できる三次元表面形状であり、化粧パネルの
最終的な裏面形状である。具体的な形状は特に限定され
ず、例えば印刷シートに印刷された図柄や模様との関係
で決定される。また、印刷シートの成形方法は特に限定
されず、真空成形法、プレス(圧縮)成形法などの成形
方法が好ましく用いられるが、印刷シートを構成する材
質との関係で適宜選択すればよい。
効果を利用できる三次元表面形状であり、化粧パネルの
最終的な裏面形状である。具体的な形状は特に限定され
ず、例えば印刷シートに印刷された図柄や模様との関係
で決定される。また、印刷シートの成形方法は特に限定
されず、真空成形法、プレス(圧縮)成形法などの成形
方法が好ましく用いられるが、印刷シートを構成する材
質との関係で適宜選択すればよい。
【0011】第3の工程では、凹凸状に成形された印刷
シートを透明パネルの成形型にインサート(セット)す
る。こうして印刷シートをインサートしたのち、第4の
工程では、成形型を型締めし、型内に形成されたキャビ
ティに樹脂を注入して透明パネルを成形する。この成形
方法は特に限定されないが、例えば射出成形法などが好
ましく用いられる。
シートを透明パネルの成形型にインサート(セット)す
る。こうして印刷シートをインサートしたのち、第4の
工程では、成形型を型締めし、型内に形成されたキャビ
ティに樹脂を注入して透明パネルを成形する。この成形
方法は特に限定されないが、例えば射出成形法などが好
ましく用いられる。
【0012】このようにして、表面が平坦状、裏面が凹
凸状に形成され当該裏面に印刷シートが一体成形された
化粧パネルを得ることができる。この製造方法では、印
刷シートが透明パネル成形時に一体成形されるので、工
程数を最小限に抑制することができ、生産性の向上が図
られる。また、低コストでゲーム機用化粧パネルを製造
することができる。
凸状に形成され当該裏面に印刷シートが一体成形された
化粧パネルを得ることができる。この製造方法では、印
刷シートが透明パネル成形時に一体成形されるので、工
程数を最小限に抑制することができ、生産性の向上が図
られる。また、低コストでゲーム機用化粧パネルを製造
することができる。
【0013】請求項1乃至3記載の本発明において、透
明パネルを構成する材料は特に限定されないが、透明
性、表面光沢性、耐薬品性および耐候性に優れ、色調が
多彩で、強靭で軽量、かつ成形性に富んだアクリル樹脂
(PMMA)を例示することができる。
明パネルを構成する材料は特に限定されないが、透明
性、表面光沢性、耐薬品性および耐候性に優れ、色調が
多彩で、強靭で軽量、かつ成形性に富んだアクリル樹脂
(PMMA)を例示することができる。
【0014】また、印刷シートを構成する材料は特に限
定されないが、上述した透明パネルと同じアクリル樹脂
の他、透明性、耐候性、低吸水性および耐薬品性に優れ
真空成形や圧縮成形に適した安価なポリ塩化ビニル樹脂
(PVC)や、同じく透明性、機械的特性、耐熱性およ
び薄膜製造性に優れたポリエチレンテレフタレート樹脂
(PET)などを例示することができる。なお、印刷シ
ートを透明パネルと同じアクリル樹脂で構成した場合に
は、相溶性および密着性に優れているので両者の境界面
にプライマーを塗布する必要はない。
定されないが、上述した透明パネルと同じアクリル樹脂
の他、透明性、耐候性、低吸水性および耐薬品性に優れ
真空成形や圧縮成形に適した安価なポリ塩化ビニル樹脂
(PVC)や、同じく透明性、機械的特性、耐熱性およ
び薄膜製造性に優れたポリエチレンテレフタレート樹脂
(PET)などを例示することができる。なお、印刷シ
ートを透明パネルと同じアクリル樹脂で構成した場合に
は、相溶性および密着性に優れているので両者の境界面
にプライマーを塗布する必要はない。
【0015】本発明により提供される化粧パネルは、限
定はされないが、特に一方面が平坦であることが要求さ
れるスロットマシンその他のゲーム機の筐体に用いて好
ましい。
定はされないが、特に一方面が平坦であることが要求さ
れるスロットマシンその他のゲーム機の筐体に用いて好
ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明のゲーム機用化粧パネ
ルの実施形態を示す断面図であり、図6のI-I 線に相当
する断面図である。本実施形態の化粧パネル2は、図6
に示すスロットマシンゲーム機の前面や側面等々、筐体
各所のパネルとして適用することができる。
基づいて説明する。図1は本発明のゲーム機用化粧パネ
ルの実施形態を示す断面図であり、図6のI-I 線に相当
する断面図である。本実施形態の化粧パネル2は、図6
に示すスロットマシンゲーム機の前面や側面等々、筐体
各所のパネルとして適用することができる。
【0017】この化粧パネル1は、アクリル樹脂製透明
パネル21と、同じくアクリル樹脂製印刷シート22と
が積層されて形成されており、図1の図面上側がスロッ
トマシンゲーム機の筐体の表面側に相当する。
パネル21と、同じくアクリル樹脂製印刷シート22と
が積層されて形成されており、図1の図面上側がスロッ
トマシンゲーム機の筐体の表面側に相当する。
【0018】本実施形態の透明パネル21にあっては、
スロットマシンゲーム機の表面側に相当する主面21a
は平坦状に形成され、反対側の主面21bは凹凸状に形
成されている。ここでいう凹凸状とは、少なくとも部分
的に凹凸状に形成されていることを意味し、部分的に平
坦面を有していても良い。
スロットマシンゲーム機の表面側に相当する主面21a
は平坦状に形成され、反対側の主面21bは凹凸状に形
成されている。ここでいう凹凸状とは、少なくとも部分
的に凹凸状に形成されていることを意味し、部分的に平
坦面を有していても良い。
【0019】このように凹凸状に形成することで、表面
側21aから化粧パネル2を視認したときに光学的屈折
効果によって後述する印刷シート22に印刷された絵柄
や模様に立体感が現れることになる。その意味で、凹凸
形状は印刷シート22の絵柄や模様との関係で適宜決定
される。
側21aから化粧パネル2を視認したときに光学的屈折
効果によって後述する印刷シート22に印刷された絵柄
や模様に立体感が現れることになる。その意味で、凹凸
形状は印刷シート22の絵柄や模様との関係で適宜決定
される。
【0020】透明パネル21の裏面21bには、印刷シ
ート22が貼り付けられており、この印刷シート22の
一主面22bにはシルクスクリーン印刷法などによって
絵柄や模様が印刷されている。本実施形態では、透明パ
ネル21との接合面22aとは反対側の主面22bに印
刷が施されている。
ート22が貼り付けられており、この印刷シート22の
一主面22bにはシルクスクリーン印刷法などによって
絵柄や模様が印刷されている。本実施形態では、透明パ
ネル21との接合面22aとは反対側の主面22bに印
刷が施されている。
【0021】また、この印刷シート22は、透明パネル
21を射出成形する際にインサートされ、一体的に接合
されている。ただし、本発明の化粧パネル2では、イン
サート成形にのみ限定されず、接着剤などの接合手段を
用いて透明パネル21と印刷シート22とを接合しても
良い。
21を射出成形する際にインサートされ、一体的に接合
されている。ただし、本発明の化粧パネル2では、イン
サート成形にのみ限定されず、接着剤などの接合手段を
用いて透明パネル21と印刷シート22とを接合しても
良い。
【0022】次に化粧パネルの製造方法について説明す
る。図2〜図5は本実施形態の化粧パネルの製造方法を
示す断面図であり、まず、図2に示すように、平板状の
印刷シート22の一主面22bに所望の図柄や模様など
を印刷する。
る。図2〜図5は本実施形態の化粧パネルの製造方法を
示す断面図であり、まず、図2に示すように、平板状の
印刷シート22の一主面22bに所望の図柄や模様など
を印刷する。
【0023】この場合の印刷手法は特に限定されないが
スクリーン印刷法など公知の手法が適用できる。また、
印刷シート22と透明パネル21との相溶性に懸念があ
る場合には、この工程あるいは後述する真空成形後に印
刷シート22の透明パネル21との接合面22aに接着
用プライマを塗布する。
スクリーン印刷法など公知の手法が適用できる。また、
印刷シート22と透明パネル21との相溶性に懸念があ
る場合には、この工程あるいは後述する真空成形後に印
刷シート22の透明パネル21との接合面22aに接着
用プライマを塗布する。
【0024】次に、図3に示す真空成形機3を用いて、
図柄や模様が印刷された印刷シート22を化粧パネル2
の裏面形状に成形する。この真空成形機3は、化粧パネ
ル2の裏面形状に対応した凹凸形状の雄型31と、印刷
シート22を把持するためのクランプ32と、印刷シー
ト22を加熱軟化させるヒータ33と、図外の真空ポン
プとを有し、雄型31に開設された複数の孔311を介
して、印刷シート22と雄型31との空隙の空気を吸引
する。
図柄や模様が印刷された印刷シート22を化粧パネル2
の裏面形状に成形する。この真空成形機3は、化粧パネ
ル2の裏面形状に対応した凹凸形状の雄型31と、印刷
シート22を把持するためのクランプ32と、印刷シー
ト22を加熱軟化させるヒータ33と、図外の真空ポン
プとを有し、雄型31に開設された複数の孔311を介
して、印刷シート22と雄型31との空隙の空気を吸引
する。
【0025】この真空成形機3を用いて真空成形する場
合には、クランプ32に印刷シート22をセットし、こ
れをヒータ33で加熱軟化させる。そして、雄型31を
上昇させて印刷シート22を当該雄型31に接近させた
のち、真空ポンプにて印刷シート22と雄型31との空
隙の空気を吸引する。これにより、軟化した印刷シート
22は雄型31の表面形状に沿って凹凸状に成形される
ことになる。このようにして成形された印刷シート22
を図4に示す。
合には、クランプ32に印刷シート22をセットし、こ
れをヒータ33で加熱軟化させる。そして、雄型31を
上昇させて印刷シート22を当該雄型31に接近させた
のち、真空ポンプにて印刷シート22と雄型31との空
隙の空気を吸引する。これにより、軟化した印刷シート
22は雄型31の表面形状に沿って凹凸状に成形される
ことになる。このようにして成形された印刷シート22
を図4に示す。
【0026】次に、図4に示す印刷シート22を図5に
示す射出成形機4の一方の型41にセットする。この射
出成形機4は、化粧パネル2の形状に応じた内面形状を
有する2つの成形型41,42と、図外の押出機とを有
し、成形型41.42を型締めすることにより形成され
るキャビティ43に溶融樹脂を注入することで、裏面に
印刷シート22がインサートされた化粧パネル2を成形
することができる。
示す射出成形機4の一方の型41にセットする。この射
出成形機4は、化粧パネル2の形状に応じた内面形状を
有する2つの成形型41,42と、図外の押出機とを有
し、成形型41.42を型締めすることにより形成され
るキャビティ43に溶融樹脂を注入することで、裏面に
印刷シート22がインサートされた化粧パネル2を成形
することができる。
【0027】なお、本発明においては印刷シートの成形
方法は上述した真空成形法のみに限定されず、プレス
(圧縮)成形法などの成形方法も用いることができる。
方法は上述した真空成形法のみに限定されず、プレス
(圧縮)成形法などの成形方法も用いることができる。
【0028】第3の工程では、凹凸状に成形された印刷
シートを透明パネルの成形型にインサート(セット)す
る。こうして印刷シートをインサートしたのち、第4の
工程では、成形型を型締めし、型内に形成されたキャビ
ティに樹脂を注入して透明パネルを成形する。この成形
方法は特に限定されないが、例えば射出成形法などが好
ましく用いられる。
シートを透明パネルの成形型にインサート(セット)す
る。こうして印刷シートをインサートしたのち、第4の
工程では、成形型を型締めし、型内に形成されたキャビ
ティに樹脂を注入して透明パネルを成形する。この成形
方法は特に限定されないが、例えば射出成形法などが好
ましく用いられる。
【0029】このようにして、表面が平坦状、裏面が凹
凸状に形成され当該裏面に印刷シートが一体成形された
化粧パネルを得ることができる。この製造方法では、印
刷シートが透明パネル成形時に一体成形されるので、工
程数を最小限に抑制することができ、生産性の向上が図
られる。また、低コストでスロットマシン用化粧パネル
を製造することができる。
凸状に形成され当該裏面に印刷シートが一体成形された
化粧パネルを得ることができる。この製造方法では、印
刷シートが透明パネル成形時に一体成形されるので、工
程数を最小限に抑制することができ、生産性の向上が図
られる。また、低コストでスロットマシン用化粧パネル
を製造することができる。
【0030】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0031】例えば、上述した実施形態では透明パネル
21および印刷シート22は、何れもアクリル樹脂によ
り構成したが、印刷シート22はポリ塩化ビニル樹脂や
ポリエチレンテレフタレート樹脂により構成することも
できる。
21および印刷シート22は、何れもアクリル樹脂によ
り構成したが、印刷シート22はポリ塩化ビニル樹脂や
ポリエチレンテレフタレート樹脂により構成することも
できる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、一方
面が平坦であっても二次元的デザインでは表現できない
立体感を有する化粧パネルを提供することができ、ゲー
ム機の筐体に使用して好ましい。
面が平坦であっても二次元的デザインでは表現できない
立体感を有する化粧パネルを提供することができ、ゲー
ム機の筐体に使用して好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲーム機用化粧パネルの実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明のゲーム機用化粧パネルの製造方法を説
明するための断面図(印刷工程)である。
明するための断面図(印刷工程)である。
【図3】本発明のゲーム機用化粧パネルの製造方法を説
明するための断面図(印刷シートの真空成形工程)であ
る。
明するための断面図(印刷シートの真空成形工程)であ
る。
【図4】印刷シートの真空成形工程により得られた印刷
シートを示す断面図である。
シートを示す断面図である。
【図5】本発明のゲーム機用化粧パネルの製造方法を説
明するための断面図(透明パネルの射出成形工程)であ
る。
明するための断面図(透明パネルの射出成形工程)であ
る。
【図6】スロットマシンゲーム機を示す斜視図である。
【図7】従来の化粧パネルを示す断面図である。
1…スロットマシンゲーム機(ゲーム機) 2…化粧パネル 21…透明パネル 21a…表面 21b…裏面 22…印刷シート 22a…接合面 22b…印刷面 3…真空成形機 4…射出成形機
Claims (3)
- 【請求項1】表面が平坦状、裏面が凹凸状に形成された
透明パネルと、前記透明パネルの凹凸状裏面に沿って貼
り付けられ、一方の主面に印刷が施された印刷シートと
を有することを特徴とするゲーム機用化粧パネル。 - 【請求項2】前記印刷シートは、前記透明パネルの裏面
に一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の
ゲーム機用化粧パネル。 - 【請求項3】印刷シートの少なくとも一主面に印刷を施
す第1の工程と、前記印刷された印刷シートを凹凸状に
成形する第2の工程と、前記凹凸状に成形された印刷シ
ートを成形型にインサートする第3の工程と、表面が平
坦状、裏面が凹凸状に形成され当該裏面に前記印刷シー
トが一体成形された透明パネルを成形する第4の工程と
を有することを特徴とするゲーム機用化粧パネルの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219193A JPH1147347A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | ゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219193A JPH1147347A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | ゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147347A true JPH1147347A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16731675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9219193A Pending JPH1147347A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | ゲーム機用化粧パネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1147347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7375972B2 (en) | 2002-08-27 | 2008-05-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Appearance protective case and appearance protective case assembly |
JP2015120020A (ja) * | 2015-03-02 | 2015-07-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9219193A patent/JPH1147347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7375972B2 (en) | 2002-08-27 | 2008-05-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Appearance protective case and appearance protective case assembly |
JP2015120020A (ja) * | 2015-03-02 | 2015-07-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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