JPH1147110A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH1147110A
JPH1147110A JP9204297A JP20429797A JPH1147110A JP H1147110 A JPH1147110 A JP H1147110A JP 9204297 A JP9204297 A JP 9204297A JP 20429797 A JP20429797 A JP 20429797A JP H1147110 A JPH1147110 A JP H1147110A
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JP
Japan
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magnetic field
offset
gradient magnetic
offset amount
peak value
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Application number
JP9204297A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miura
嘉章 三浦
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH1147110A publication Critical patent/JPH1147110A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像条件下での撮像領域空間の静磁場を均一に
する。 【解決手段】静磁場に直交する傾斜磁場の1つ、例えば
Gyパルスを位相エンコード用傾斜磁場とし、それの位
相エンコード量を零としてホストコンピュータ14でオ
フセット発生器18を制御してオフセット量を変化させ
て、オフセット量ごとのエコー信号のピーク値を求め、
それらピーク値の最大ピーク値を求める。これをGx,
Gyパルスについても行ない、各方向の最大ピーク値の
オフセット量をホストコンピュータ14でオフセット発
生器18に設定する。撮像時には、傾斜磁場電源5の出
力とオフセット発生器18の出力とを加算器19で合成
し、この合成出力を傾斜磁場コイル3に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴(Nucl
ear Magnetic Resonance:略称NMR)現象を利用して
被検体の断層撮影を行う装置に係り、特に、撮像条件下
における静磁場を均一化するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、NMR現象を利用してイメージン
グを行う磁気共鳴イメージング装置(以下MRI装置と
いう)は、医療の形態診断の分野において広く使用され
ている。周知のように、磁気共鳴イメージング装置は、
撮影領域空間に均一な静磁場を発生させるとともに、こ
の静磁場空間に直交3次元方向に磁場強度がそれぞれ変
化する3つの傾斜磁場を所定のタイミングで重畳させ
て、核スピン励起用のRFパルスを被検体に送信し、こ
れによって被検体から戻ってくる1個または複数個のN
MR信号を受信している。このように所定個数のNMR
信号を得るために、傾斜磁場やRFパルスを所定のタイ
ミングで加えるシーケンスをパルスシーケンスと呼ぶ。
【0003】一回の断層撮影を行うために、前記のパル
スシーケンスがサイクリックに繰り返されて多数のNM
R信号が連続的に検出される。検出されたNMR信号
は、逐次ディジタル化され、さらにフーリエ変換等のデ
ータ処理が施されて被検体の断層像が再構成される。そ
して、磁気共鳴イメージング装置では、フーリエ変換等
のデータ処理を行う前のNMR信号に、雑音除去用のフ
ィルタ処理(例えばFIRフィルタ処理=有限長インパ
ルス応答型フィルタ処理)や、これに加えての特定の信
号成分に対する強調処理などの信号処理を施すことがあ
る。この信号処理により、例えば、最終的に得られる画
像の調子を患部の状況や診断の目的により合致したもの
にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気共鳴イメージング装置において静磁場の均一性は、
静的な測定にのみ補償されていた。すなわち、撮影領域
空間に被検体が存在しない状態で静磁場発生用主マグネ
ットのシミング調整により、自由空間での均一性は調整
されるが、実際に被検体の関心部位が撮像領域空間に配
置された状態での均一性は調整できていない。このた
め、実際の撮像時には、主マグネットの発生する静磁場
空間の磁場均一性は、配置された被検体により乱され
る。また、撮像関心部位が、磁場中心より偏心した位置
であった場合には、主マグネットの磁場均一性の特性
上、磁場中心付近にくらべて、均一性の悪い領域を用い
て撮像が行われることになる。
【0005】このため、磁場の不均一性による画像の劣
化をなくすために、被検体が主マグネット中に配置され
た状態で、撮像関心領域空間の静磁場均一性を向上させ
るための撮像条件下でのシミング調整が必要となる。し
かしながら、静磁場発生用主マグネットのシミング調整
には、長時間を要することから、撮像領域空間に被検体
を配置した撮像条件下でのシミング調整は、実質的に不
可能とされ、行われていないのが実情である。
【0006】本発明では、上記の事情に鑑み、撮像条件
下での静磁場不均一性の補正を可能ならしめ、静磁場均
一性を、向上させた磁気共鳴イメージング装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
達成するために次のような構成を採る。すなわち、この
発明は、撮影領域空間に均一な静磁場を発生させる静磁
場発生手段と、前記静磁場空間で直交する3次元方向に
磁場強度がそれぞれ変化する3つの傾斜磁場(スライス
部位選択用傾斜磁場、読み出し用傾斜磁場、位相エンコ
ード用傾斜磁場)を発生させる傾斜磁場発生手段と、核
スピン励起用のRFパルスの被検体への送信および被検
体からのNMR信号の受信を行う送受信手段と、NMR
信号をディジタル化するA/D変換手段と、ディジタル
化されたNMR信号に対して演算処理を行って被検体の
断層像を再構成するデータ処理手段とを備えた磁気共鳴
イメージング装置において、前記傾斜磁場発生手段の出
力に重畳させる直流なオフセットを発生するオフセット
発生手段と、前記オフセット発生手段を制御しオフセッ
ト量を調整するオフセット量制御手段とを備え、傾斜磁
場に重畳させるオフセット量の制御で静磁場の不均一性
を補正するようにしたことを特徴としている。
【0008】また、オフセット量制御手段は、傾斜磁場
の一つを位相エンコード用傾斜磁場としてそれの位相エ
ンコード量を零とし、前記オフセット発生手段のオフセ
ット量を変化させながらNMR信号のオフセット量ごと
のピーク値を検出する手段と、検出されたピーク値の最
大ピーク値を検出する手段と、検出された最大ピーク値
のオフセット量を前記オフセット発生手段に設定手段と
で構成されている。
【0009】[作用]この発明の作用は次のとおりであ
る。まず、静磁場発生手段により撮影領域空間内に静磁
場が作られる。そして、傾斜磁場発生手段により、所定
のタイミングで傾斜磁場が前記静磁場空間に重畳される
とともに、送信・受信手段により、撮影領域空間に配置
された被検体へ核スピン励起用のRFパルスが送信され
る。これに基づき被検体から戻ってきたNMR信号が送
信・受信手により検出される。このNMR信号は、AD
変換手段によりディジタル化された後、信号処理部に与
えられる。そして、この信号処理部によりディジタルN
MR信号に対して信号処理が行われた後、信号処理部か
ら信号処理済みのNMR信号がデータ処理手段に送り込
まれる。磁気共鳴イメージング装置のデータ処理手段
は、送り込まれたNMR信号に基づいてフーリエ変換等
のデータ処理を行い、前記信号処理に応じた各画像を再
構成することになる。
【0010】磁気共鳴イメージング装置では、傾斜磁場
やRFパルスを所定のタイミングで加える撮像パルスシ
ーケンスに従って傾斜磁場発生手段、送信・受信手段を
制御してNMR信号を得、それに対して演算処理を行な
って断層像を再構成するが、生データは位相エンコード
量を変化させながら各ラインごとのスキャンが行なわれ
て、一連のデータがラインごとに得られ、K−空間上に
配列される。ここで、撮影領域空間に被検体を配置した
撮像条件下での静磁場の不均一性の補正は、正規の撮像
パルスシーケンスによるスキャンに先だって、撮像パル
スシーケンスにおいて位相エンコード量を零として傾斜
磁場に重畳するオフセット量を変化させる、調整パルス
シーケンスによるスキャンにより行なわれる。調整パル
スシーケンスによるスキャンにより得られたNMR信号
(データ)は、フーリエ変換を行なわず直接得られた生
データのピーク値をオフセット量の変化ごとに求める。
【0011】ここで、静磁場が均一であれば、オフセッ
ト量零において生データのピーク値は、K−空間上の中
心にエコーセンターが位置するが、静磁場が均一でない
場合には、不均一度に応じて生データのピーク値が、K
−空間上でのエコーセンターのK−空間中心から偏位す
る。また、傾斜磁場のオフセット量の変化による生デー
タピーク値の変化は、K−空間上でのエコーセンターの
K−空間中心からの偏位量を示している。それ故、位相
エンコード量零において、エコー信号が最大となるよう
にオフセット量を調整することで、エコーセンターをK
−空間中心に推移させることができる。エコーセンター
が、K−空間中心と一致することは静磁場の均一性の一
つの指標である。
【0012】したがって、各方向の傾斜磁場の1つを位
相エンコード用傾斜磁場として、位相エンコード量零に
おいてエコー信号が最大となる各方向におけるオフセッ
ト量を独立に求め、それらを各方向のオフセット量とし
て調整・設定し、設定したオフセット量を傾斜磁場に重
畳することにより、撮像条件下の撮像関心領域内での静
磁場の不均一性を補正し、静磁場を均一にして静磁場の
均一性を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気共鳴イメージ
ング装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。図
1は実施例にかかる磁気共鳴断層撮影装置の全体の構成
を示すブロック図である。実施例装置は、ガントリ部1
の内部空間に均一な静磁場を発生するための主マグネッ
ト2と、この静磁場に重畳するよう傾斜磁場を印加する
3つの傾斜磁場コイル3(3X,3Y,3Z)とが備え
られている。傾斜磁場コイル(Gradient Field Coil)3
は、主マグネット2による均一な静磁場Ho に直交する
3次元方向(X,Y,Z)に磁場強度がそれぞれ変化す
る3つの傾斜磁場Gx,Gy,Gzのパルス(読み出し
用傾斜磁場、位相エンコード用傾斜磁場、スライス部位
選択用傾斜磁場)を重畳する3組の傾斜磁場コイル3
X,3Y,3Zから構成されている。この静磁場および
傾斜磁場が加えられるガントリ部1の内部空間(撮影領
域空間)における撮影中心には被検体の撮影部位が配置
されるとともに、その被検体の近傍に核スピン励起用の
RFコイル(Radio Frequency Coil)4が配備される。
【0014】傾斜磁場コイル3には、傾斜磁場電源5が
接続されていて、各傾斜磁場Gx,Gy,Gzの発生に
必要な電力が供給される。この傾斜磁場電源5には、波
形発生器6からの波形信号が入力されて傾斜磁場Gx,
Gy,Gzの各傾斜磁場波形が制御される。主マグネッ
ト2はこの発明における静磁場発生手段に相当し、傾斜
磁場コイル3、傾斜磁場電源5および波形発生器6は、
この発明における傾斜磁場発生手段に相当する。RFコ
イル4には、RFパワーアンプ7を介してRFパルスが
供給され、このRFコイル4から被検体へRFパルスの
送信が行われる。このRFパルスは、RF信号発生器8
より発生させられたRF帯域発振信号を、AM(振幅)
変調器9で波形発生器6から送られてきた波形に応じて
AM変調したものである。RFパワーアンプ7、RF信
号発生器8、AM(振幅)変調器9などは、この発明に
おける送信・受信手段に相当する。
【0015】被検体で発生したNMR信号は、RFコイ
ル4により受信検出された後、プリアンプ10を経てA
/D変換器(A/D変換手段)11に送られる。このA
D変換器11には、サンプリングパルス発生器12から
サンプリングパルスが入力されており、このサンプリン
グパルスに同期するタイミングでアナログのNMR信号
がディジタル化されて次の信号処理部13へ送り込まれ
る。ディジタルNMR信号は、信号処理部13で所定の
信号処理が施された後、さらにホストコンピュータ14
ヘ取り込まれる。
【0016】ホストコンピュータ(データ処理手段)1
4は、取り込まれたデータを処理して画像を再構成して
断層像を出力表示器15へ表示するとともに、シーケン
サ16を介してシーケンス全体のタイミングを定めた
り、信号処理部13の動作をコントロールしたりする。
ホストコンピュータ14では、3次元フーリエ変換等の
データ処理により、3次元の画像が再構成される。ホス
トコンピュータ14は、例えば、RFパルス用としての
RF帯域発振信号の発生タイミングや発振周波数を定め
たり、Gx,Gy,Gzの各傾斜磁場の波形、強度等を
制御したりする他、RFパルスのエンベロープを定めた
りする。したがって、このホストコンピュータ14は、
データ処理手段としての役割の他に、傾斜磁場発生手段
や送信・受信手段としての役割も一部担っているもので
ある。なお、操作部17は、オペレータが装置稼働に必
要な種々のデータ入力や、条件設定のための操作を行う
ためのものである。
【0017】イメージングのための撮像パルスシーケン
スとしては、たとえば図2に示すようなフィールドエコ
ー法によるものなどが行われる。RFパルス21の印加
時に同時にスライス選択用の傾斜磁場パルス(ここでは
Gzパルス)22を加えて、Z方向の1箇所を選択励起
する。その後位相エンコード用傾斜磁場パルス(Gyパ
ルス)23を加えるとともに、反転する読み出し(およ
び周波数エンコード)用傾斜磁場パルス(Gxパルス)
24を加え、共鳴信号25を発生させる。そして、この
共鳴信号が生じている期間を含むように、多数のサンプ
リングパルス26が発生させられて、その各々ごとにA
/D変換器11において信号のサンプルおよびデジタル
データへの変換が行われる。こうして図2で示すような
1繰り返し期間で、1ライン分のデータが収集される。
このような撮像パルスシーケンスを、Gyパルスの大き
さを変化させながら再構成しようとする画像のマトリク
スに対応した数だけ繰り返してそのマトリクスの画像を
再構成するのに必要な全ラインのデータを収集し、K−
空間上に配列する。
【0018】続いて、本発明の磁気共鳴イメージング装
置が特徴とする撮像条件下での静磁場を均一化する補正
機構、ならびに、その作用について説明する。図1にお
いて、18は傾斜磁場電源5の出力に重畳させるオフセ
ットを発生するオフセット発生器で、オフセット量は、
ホストコンピュータ14で制御される。19は傾斜磁場
電源5の出力とオフセット発生器18の出力を合成する
加算器である。上記の構成で、撮影領域空間に被検体を
配置して図2のパルスシーケンスで、位相エンコード用
傾斜磁場パルスを零とし、オフセット量を順吹変化させ
る調整用パルスシーケンスを実行する。まず、Gyパル
スを位相エンコード用傾斜磁場パルスとし、それを零と
してホストコンピュータ14の制御のもとオフセット発
生器18で発生したあるオフセット量を加算器19で傾
斜磁場電源5のGyパルスと合成して傾斜磁場コイル3
Yに加え、RFコイル4で被検体で発生したNMR信号
(エコーデータ)を検出する。
【0019】得られたデータはフーリエ変換せず、得ら
れた1ライン分のデータ系列のピーク値のみを検出す
る。このGyパルスを零としてオフセット量を順次変化
させて調整用パルスシーケンスを実行し、各オフセット
量ごとのピーク値を検出し、ピーク値が最大となるオフ
セット量を求める。次に、Gxパルス、Gzパルスをそ
れぞれ位相エンコード用傾斜磁場パルスとし、それを零
としてオフセット量を順次変化させて調整用パルスシー
ケンスを実行し、各オフセット量ごとのピーク値を検出
し、ピーク値が最大となる各方向のオフセット量を求め
る。なお、オフセット量の変化、各オフセット量ごとの
ピーク値検出、検出されたピーク値の最大ピーク値の検
出、ならびに、最大ピーク値となるオフセット量の設定
は、ホストコンピュータ14で行なわれ、ホストコンピ
ュータ14は、この発明におけるオフセット量制御手段
に相当する。
【0020】このようにして得られたピーク値が最大と
なる各方向のオフセット量が、ホストコンピュータ14
でもってオフセット発生器18に設定され、図2の撮像
パルスシーケンスの実行時、撮像時の傾斜磁場電源の出
力波形と合成されて傾斜磁場コイル3に印加され、撮像
条件下での静磁場の均一性が確保される。なお、実施例
では、オフセット発生器を設け、その出力を傾斜磁場電
源の出力に合成するようにしたが、傾斜磁場電源に波形
信号を供給する波形発生器の発生する波形にオフセット
量を合成するようにし、この合成波形信号を傾斜磁場電
源に供給するようにしてもよい。この場合オフセット量
は、ホストコンピュータより設定される。また、撮像パ
ルスシーケンスは、図2に示すフィールドエコー法によ
るもの以外に、スピンエコー法等の他のパルスシーケン
スを用いることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の磁気共鳴イメージング装置によ
れば、実際の撮像条件下での撮像領域空間の静磁場の均
一性が向上し、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】同実施形態で用いるパルスシーケンスを示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
2…主マグネット 3…傾斜磁場
コイル 4…RFコイル 5…傾斜磁場
電源 8…RF信号発生器 11…A/D変
換器 13…信号処理部 14…ホスト
コンピュータ 18…オフセット発生器 19…加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影領域空間に均一な静磁場を発生させ
    る静磁場発生手段と前記静磁場空間で直交する3次元方
    向に磁場強度がそれぞれ変化する3つの傾斜磁場(スラ
    イス部位選択用傾斜磁場、読み出し傾斜磁場、位相エン
    コード用傾斜磁場)を発生させる傾斜磁場発生手段と、
    核スピン励起用のRFパルスの被検体への送信および被
    検体からのNMR信号の受信を行う送受信手段と、受信
    されたNMR信号をディジタル化するA/D変換手段
    と、ディジタル化されたNMR信号に対して演算処理を
    行って被検体の断層像を再構成するデータ処理手段とを
    備えた磁気共鳴断層撮影装置において、前記傾斜磁場発
    生手段で発生される傾斜磁場に重畳するオフセットを発
    生するオフセット発生手段と、前記オフセット発生手段
    を制御しオフセット量を調整するオフセット量制御手段
    とを備え、オフセット量の制御で静磁場の不均一性を補
    正するようにしたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気イメージング装置
    において、前記オフセット量制御手段が、3つの傾斜磁
    場の1つを位相エンコード用傾斜磁場としてそれの位相
    エンコード量を零とし、前記オフセット発生手段を制御
    してオフセット量を変化させながらNMR信号のオフセ
    ット量ごとのピーク値を検出する手段と、検出されたピ
    ーク値の最大ピーク値を検出する手段と、検出された最
    大ピーク値のオフセット量を前記オフセット発生手段に
    設定する手段とで構成されていることを特徴とする磁気
    共鳴イメージング装置。
JP9204297A 1997-07-30 1997-07-30 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH1147110A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000538A (ja) * 2000-02-24 2009-01-08 Toshiba America Mri Inc Nmrイメージング操作中に誘導される渦電流の測定及び補償のための装置

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