JPH1147085A - 内視鏡撮像システム - Google Patents

内視鏡撮像システム

Info

Publication number
JPH1147085A
JPH1147085A JP9206678A JP20667897A JPH1147085A JP H1147085 A JPH1147085 A JP H1147085A JP 9206678 A JP9206678 A JP 9206678A JP 20667897 A JP20667897 A JP 20667897A JP H1147085 A JPH1147085 A JP H1147085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
extension unit
signal
card
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9206678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3780071B2 (ja
Inventor
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Akihiko Mochida
明彦 望田
Kuniaki Kami
邦彰 上
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Kanichi Matsumoto
勘一 松本
Shinji Yamashita
真司 山下
Wataru Ono
渉 大野
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Noboru Kusamura
登 草村
Masahiro Hagiwara
雅博 萩原
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP20667897A priority Critical patent/JP3780071B2/ja
Priority to US09/126,249 priority patent/US6184922B1/en
Publication of JPH1147085A publication Critical patent/JPH1147085A/ja
Priority to US10/144,381 priority patent/USRE41467E1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3780071B2 publication Critical patent/JP3780071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画及び動画にも対応して検索、編集など
が容易にでき、かつ画質の劣化を少なくできる内視鏡撮
像システムを提供する。 【解決手段】 テレビカメラ外付け内視鏡4の撮像手段
に対する信号処理を行うCCU6はアナログのビデオ出
力端からカラーモニタ7に映像信号を出力すると共に、
デジタルビデオ出力端8を有し、このデジタルビデオ出
力端8には静止画を圧縮する静止画用拡張ユニット9
と、動画を圧縮する動画用拡張ユニット10との一方を
接続可能にし、レリーズスイッチを操作することによ
り、静止画用拡張ユニット9を接続した場合にはPCカ
ード12に圧縮した静止画を記録でき、動画用拡張ユニ
ット10を接続した場合にはDVDなどに圧縮した動画
を記録できるようにした。また、パソコン14により、
画像の検索、編集、加工等を容易に行うことができ、か
つその際の画質を殆ど劣化させることなく行うことがで
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡に備えた撮
像手段で撮像した映像信号を表示手段にて表示する内視
鏡撮像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。また、最近は光学式
内視鏡の接眼部に撮像手段を備えたテレビカメラを装着
したテレビカメラ外付け内視鏡や、先端部に撮像手段を
備えた電子内視鏡により、撮像した内視鏡画像をモニタ
に表示する内視鏡撮像システムも広く用いられるように
なった。
【0003】このような内視鏡撮像システムを用いて例
えば医療用分野で内視鏡検査を行った場合、後で詳しく
診断することができるように術者はしばしば写真撮影装
置で画像を記録(写真撮影)したり、ビデオプリンタに
出力して内視鏡画像のハードコピーを得たりする。
【0004】また、画像ファイリング装置に出力して内
視鏡画像の記録をする操作を行う場合もある。また、動
画の記録にはVTR(ビデオテープレコーダ)を採用し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真撮
影装置の場合には、フィルムの現像までに時間がかかる
と共に、すぐに画像を確認したいような要求に対応でき
ない。この点に関しては、ビデオプリンタを使用した場
合にはすぐに画像の確認ができる。しかしながら、写真
撮影装置及びビデオプリンタでは撮影されたフィルムと
かプリンタ用紙の管理が煩雑となり、そのままでは検索
しにくいので、(イメージスキャナなどを用いて)ファ
イリングするのに手間がかかる欠点がある。
【0006】また、画像ファイリング装置を使用する場
合には、検索などは簡単にできるが、画像ファイリング
装置を含めたシステムが大がかりとなり、ある程度大き
な規模の病院でしか採用し難い。また、検索する場所な
どの制約がある。また、症例によっては動画で記録する
ことが行われるが、VTRでダビング、編集、加工等の
作業を行うと、画質が劣化してしまう欠点があった。
【0007】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、静止画及び動画にも対応して検
索、編集などが容易にでき、かつ画質の劣化を少なくで
きる内視鏡撮像システムを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】撮像手段を備えた内視鏡
と、撮像手段に対する信号処理を行う内視鏡撮像装置
と、内視鏡撮像装置から出力される映像信号を表示手段
にて表示する内視鏡撮像システムにおいて、前記内視鏡
撮像装置にデジタルの映像信号を出力するデジタルビデ
オ信号出力端子を設けると共に、前記デジタルビデオ信
号出力端子にPCカードが装着可能なPCカードスロッ
トを備え、静止画を圧縮して前記PCカードに記録する
静止画圧縮装置を備えた静止画用拡張ユニットと、圧縮
された動画データを出力する動画データ出力端子を有
し、動画を圧縮して前記動画データ出力端子から出力す
る動画圧縮装置を備えた動画用拡張ユニットとの少なく
とも一方を接続可能にしたことにより、術者は記録しよ
うとする静止画或いは動画に応じた拡張ユニットを接続
することにより、デジタルで画像データを圧縮して記録
できるので、検索、編集、加工などが容易であると共
に、加工等を繰り返しても画質の劣化を少なくできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
内視鏡撮像装置の構成を示し、図2はCCUの内部構成
をブロック図で示し、図3は静止画用拡張ユニットのブ
ロック構成を示し、図4はDCT等を用いたJPEG圧
縮回路の構成を示し、図5は動画用圧縮回路のブロック
構成を示し、図6はPCカード及びスモールメモリカー
ドを示し、図7はスモールメモリカードをPCカードス
ロットに接続する場合のアダプタを示し、図8は作用を
説明するための使用例を示す。
【0010】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡撮像システム1は硬性内視鏡2にテレビカメ
ラ3を装着したテレビカメラ外付け内視鏡4と、硬性内
視鏡2に照明光を供給する光源装置5と、テレビカメラ
3の撮像手段に対する信号処理を行う内視鏡撮像装置と
してのカメラコントロールユニット(以下、CCUと略
記)6と、このCCU6から出力される映像信号を表示
するカラーモニタ7と、CCU6に設けたデジタルビデ
オ信号を出力するデジタルビデオ出力端8に着脱自在で
選択的に接続される静止画用拡張ユニット9及び動画用
拡張ユニット10と、静止画用拡張ユニット9のPCカ
ードスロット11に着脱自在で装着されるPCカード1
2が着脱自在で装着されるPCカードスロット13を有
する例えばパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
略記)14とから構成される。
【0011】なお、PCカードとはPCカードスタンダ
ードに準拠したクレジットサイズの周辺機器で、パーソ
ナルコンピュータメモリカード国際協会と日本電子工業
振興会が1995年に規格化した。
【0012】静止画用拡張ユニット9及び動画用拡張ユ
ニット10にはCCU6のデジタルビデオ出力端8に着
脱自在で接続されるコネクタ15A、16Aがそれぞれ
取り付けられたケーブル15、16が設けられており、
CCU6には静止画用拡張ユニット9及び動画用拡張ユ
ニット10の一方を選択的に接続可能である。
【0013】なお、CCU6には、静止画用拡張ユニッ
ト9及び動画用拡張ユニット10を1つのユニットとし
て構成した(つまり、静止画データを圧縮してそのPC
カードスロット11′に着脱自在で装着されるPCカー
ド12に記録する機能と、動画データを圧縮してそのデ
ジタルビデオ出力端17′から出力する機能を有する)
静止画/動画用拡張ユニット300も選択的に接続可能
である。この静止画/動画用拡張ユニット300にはC
CU6のデジタルビデオ出力端8に着脱自在で接続され
るコネクタ301Aが取り付けられたケーブル301が
設けられている。
【0014】また、静止画用拡張ユニット9及び動画用
拡張ユニット10にはそれぞれPCカードスロット11
及びデジタルビデオ出力端17が設けられており、PC
カードスロット11にはPCカード12が着脱自在で装
着され、静止画用拡張ユニット9に設けた静止画圧縮手
段により圧縮された静止画像データを記録することがで
きる。
【0015】また、動画用拡張ユニット10における圧
縮された動画データを出力するデジタルビデオ出力端1
7には図示しない記録機能を備えたDVD(デジタルビ
デオディスク)(DVD−RAMドライブ或いはDVD
−Rドライブ)に接続することにより、動画用拡張ユニ
ット10に設けた動画圧縮手段により圧縮された動画デ
ータを記録することができる。また、パソコン14に入
力して画像の編集を行ったりすることもできる。
【0016】硬性内視鏡2は細長の挿入部21と、この
挿入部21の後端に設けられた把持部22と、この把持
部22の後端に設けられた接眼部23とを有し、把持部
22にはライトガイド口金が設けられ、ライトガイドケ
ーブル24を介して光源装置5に接続される。
【0017】そして、図2に示すように光源装置5内の
ランプ25の白色の照明光がコンデンサレンズで集光さ
れてライトガイドケーブル24内のライトガイドに供給
され、この照明光はさらに硬性内視鏡2のライトガイド
26を経てその挿入部21の先端部の照明窓に取り付け
られたライトガイド先端面から前方に出射され、患部等
の被写体を照明する。
【0018】この照明窓に隣接する観察窓には対物レン
ズ27が取り付けられ、その結像位置に被写体像を結像
する。結像された像は対物レンズ27に対向して挿入部
21内に配置されたリレーレンズ系28により伝送さ
れ、接眼部23付近に像を結ぶ。この像は接眼部23に
設けた接眼レンズ29及びこの接眼レンズ29に対向配
置されたテレビカメラ3内の結像レンズ31により、固
体撮像素子、より具体的には電荷結合素子(CCDと略
記)32に結像する。
【0019】このCCD32の撮像面(光電変換面)の
直前にモザイクフィルタ32aが取り付けられており、
各画素に入力される光を光学的に色分離する。つまり、
本実施の形態の撮像手段は白色照明の下で、カラーの撮
像信号を得る同時式の撮像手段を用いている。
【0020】このCCD32はカメラケーブル33を介
してCCU6と接続され、CCU6内のCCDドライバ
34からCCD32にCCDドライブ信号が印加される
ことにより、CCD32で光電変換されて出力されるC
CD出力信号(画像信号)はCCU6内のプリアンプ3
5に入力される。このプリアンプ35で増幅された信号
は、プリプロセス回路36に入力される。
【0021】プリプロセス回路36に入力されたCCD
出力信号はCDS(相関二重サンプリング)やS/H
(サンプルホールド)等の前処理が行われた後、A/D
変換回路37に入力されてデジタル信号に変換された
後、Y/C分離回路38に入力される。
【0022】Y/C分離回路38に入力されたデジタル
信号は線順次化されてY・Cr ・Cb の3系統のデジ
タル信号に分離され、RGBマトリクス回路39に入力
される。RGBマトリクス回路39に入力されたY・C
r ・Cb デジタル信号は、マトリクス変換式によって
RGBデジタル信号に変換される。
【0023】RGBマトリクス回路39の後段にはホワ
イトバランス/ブラックバランス(図2ではWB/BB
と略記)調整回路41が設けられており、前記マトリク
ス変換式によって変換されたRGBデジタル信号は、ホ
ワイトバランス/ブラックバランス調整回路41に入力
され、所定のバランス調整が行われた後、デジタル映像
処理回路42に入力される。
【0024】このデジタル映像処理回路42においてエ
ンハンス処理,γ補正,キャラクタ重畳などのデジタル
処理が施され、D/A変換回路43に入力される。そし
て、D/A変換回路43に入力されたデジタル信号はア
ナログ信号に変換され、ポストプロセス回路44におい
て標準的なビデオ信号に変換され、この標準的なビデオ
信号はアナログビデオ出力端からカラーモニタ7に出力
される。
【0025】また、デジタル映像処理回路42の出力は
フレームメモリ45に一時記憶され、このフレームメモ
リ45に記憶されたデジタル映像信号はデジタルビデオ
出力端8からこのデジタルビデオ出力端8に接続される
拡張ユニット9又は10に出力される。
【0026】また、CCU6の例えばフロントパネル4
6には静止画の記録駒数/動画の記録時間を表示する表
示用LED47とレリーズスイッチ48とが設けられて
いる。このレリーズスイッチ48はCPU49と接続さ
れ、このレリーズスイッチ48を操作することにより発
生したレリーズ指示信号をCPU49に伝送する。
【0027】CPU49はこのレリーズ指示信号を受け
ると、制御信号を伝送する通信線51を介して拡張ユニ
ット9又は10内の図示しない制御手段(例えばCP
U)にレリーズ信号を送る。
【0028】なお、CPU49はデジジタルビデオ出力
端8に接続された拡張ユニットが静止画用拡張ユニット
9か動画用拡張ユニット10であるかを識別する機能を
有し、レリーズスイッチ48が操作された場合、対応す
る制御動作を行う。
【0029】デジタルビデオ出力端8に接続されたもの
が静止画用拡張ユニット9の場合には、このレリーズ信
号を送ると共に、フレームメモリ45の画像データを静
止画のものにする(書込禁止にする)。そして、静止画
用拡張ユニット9はデジタルビデオ出力端8を経て入力
される静止画像の画像データを圧縮し、PCカードスロ
ット11に装着されたPCカード12にその画像データ
を記録するレリーズ処理を行う。そして、その処理後
に、静止画用拡張ユニット9の制御手段は1枚(1駒)
分の静止画を記録したことを通信線51を介してCPU
49に送る。
【0030】そして、CPU49はレリーズスイッチ4
8の操作前の駒数に、1駒を加算した駒数を表示するよ
うにフォントジェネレータ52を介して表示用LED4
7の表示を制御する。
【0031】また、デジタルビデオ出力端8に接続され
たものが動画用拡張ユニット10の場合には、このレリ
ーズ信号を受け取ると、フレームメモリ45からデジタ
ルビデオ出力端8を経て入力される動画の画像データを
圧縮し、デジタルビデオ出力端17からこのデジタルビ
デオ出力端17に接続されるDVD等の周辺機器にレリ
ーズ信号を送り、周辺機器は圧縮された画像データの記
録を開始させる処理を行う。そして、その周辺機器は記
録を開始した信号を通信線51を介してCPU49に送
る。
【0032】そして、CPU49は動画の記録を開始し
た時刻を0として記録時間をフォントジェネレータ52
を介して表示用LED47で表示させる制御を行う。な
お、CPU49は動画用拡張ユニット10が接続された
場合には、フレームメモリ45の画像データを一定のフ
レーム周期で更新(書込/読出)する。
【0033】このようにCPU49はこのレリーズ指示
信号を受けると、通信線51を介して拡張ユニット9又
は10にレリーズ信号を送り、フレームメモリ45の画
像データを取り込んで記録させるようにすると共に、拡
張ユニット9又は10はレリーズ処理したことを双方向
の通信線51を介してCPU49に送り、CPU49は
受け取った駒数等を表示用LED47で表示する。
【0034】なお、CPU49はデジジタルビデオ出力
端8に接続された拡張ユニットが静止画用拡張ユニット
9か動画用拡張ユニット10であるかを識別するため
に、例えば通信線51を介して拡張ユニット9又は10
側の制御手段にその拡張ユニット9又は10の識別信号
を送るように指示し、拡張ユニット9又は10側の制御
手段から通信線51を介して返される固有の識別信号に
よって接続された拡張ユニットが静止画用拡張ユニット
9か動画用拡張ユニット10であるかを識別する。
【0035】なお、このような識別手段の他に、コネク
タ15A,16Aの接点ピンにそれぞれ異なる抵抗など
を接続し、コネクタ15A,16AがCCU6のデジタ
ルビデオ出力端8に接続された場合に前記接点ピンの抵
抗の値を調べる等して接続された拡張ユニットが静止画
用拡張ユニット9か動画用拡張ユニット10であるかを
識別するようにしても良い。なお、CPU49はホワイ
トバランス/ブラックバランス調整回路41、フレーム
メモリ45の書込/読出などの制御も行う。
【0036】図3に示すように静止画用拡張ユニット9
は、JPEG(Joint Photographic Coding Experts
Group)圧縮回路54とPCカードドライバ55とか
ら構成される。このJPEG圧縮回路54はカラー静止
画像を可逆符号化方式で圧縮するものと非可逆符号化方
式で圧縮するものとがある。
【0037】可逆符号化方式で圧縮したものは、伸張す
る処理を行うことにより、もとの情報を復元できるもの
であり、それに対して非可逆符号化方式で圧縮したもの
は完全にはもとの情報を復元できないものである。
【0038】前者の可逆符号化方式のものとしては、空
間的予測符号化方式が採用され、この場合の圧縮率は非
可逆方式のものに比べて小さいものの、もとの画像品質
を保持できるので、画質劣化が許されない場合に有効で
ある。
【0039】一方、非可逆符号化方式のものはDCT
(Discrete Cosine Transform,離散コサイン変換)
符号化方式を基本としており、完全にもとの画像を再現
できないものの、高い圧縮率においても十分実用的な復
号画像の画質を得ることができる。
【0040】図4(A)は本実施の形態に使用するDC
T符号化方式を採用したJPEG圧縮回路54の構成を
示す。図4(A)に示すようにデジタル画像データは8
×8の画素のブロック単位にDCT回路61に入力さ
れ、2次元DCT変換或いは2次元DCT演算が行わ
れ、DC成分とAC成分からなるDCT係数を得る。
【0041】このDCT係数は量子化回路62に入力さ
れ、DC成分とAC成分とが独立して量子化される。こ
の量子化は量子化テーブル63のテーブル値を用いて行
われる。そして、量子化された画像データはエントロピ
符号化回路64に入力され、ハフマン符号化テーブル6
5等を用いてエントロピ符号化(可変長符号化)され
る。
【0042】図4(B)は変形例として使用する可逆符
号化方式のJPEG圧縮回路54の構成を示す。デジタ
ル画像データは予測器66に入力され、近傍の3画素を
組み合わせて予測値を求める処理を行い、エントロピ符
号化回路67に入力される。このエントロピ符号化回路
67では、符号化対象画素から予測値を差し引いた値、
つまり予測誤差についてハフマン符号化テーブル68を
用いてエントロピ符号化を行う。DCT方式に比べて、
圧縮率は低いものの、画質劣化を生じないで画像圧縮を
行うことができる。
【0043】図5は動画用拡張ユニット10の構成をM
PEG(Moving Picture ExpertsGroup)圧縮回路
(或いはMPEG符号化回路)69を用いた場合の構成
で示す。入力されるR,G,Bのデジタル画像は輝度信
号(Y信号と略記)と色差信号(Cr信号,Cb信号)
に変換する図示しない信号変換回路を介してフレーム並
び変え回路70に入力される。
【0044】MPEG圧縮回路69では動画の1シーケ
ンスを複数のフレーム(ピクチャ)からなるグループオ
ブピクチャ(GOP)に分割して符号化を行い、このG
OPはフレーム内符号化画像(Iピクチャ)と、すでに
符号化された時間的に前のフレームから予測するフレー
ム間符号化画像(Pピクチャ)及び時間的に前後の2フ
レームから予測するフレーム間符号化画像(Bピクチ
ャ)から構成される。なお、I,P,Bピクチャからな
るGOPはさらに隣接するマクロブロック等の階層(レ
イヤ)に分割される。
【0045】これら複数のピクチャタイプの導入によ
り、フレーム並び変え回路70で入力される画像のフレ
ーム順序がピクチャタイプに応じた並び変えの処理がさ
れた後、動き推定回路71及び減算回路72を経てDC
T回路73に入力される。
【0046】各フレームについての符号化はマクロブロ
ック単位で行われ、各マクロブロックでは動き補償予測
モードか、イントラ符号化モードかが決定され、動き補
償予測モードの場合には動き推定回路71で入力される
画像データとフレームメモリ/予測器82の画像データ
とをマッチング法等により順方向及び逆方向の動きベク
トルを算出し、フレームメモリ/予測器82に出力して
動き補償予測された予測画像データを生成すると共に、
多重化回路76に出力する。
【0047】動き推定を行う場合、8×8画素を1ブロ
ックとして隣接する4つのY信号ブロックと、それに位
置的に対応する1個のCrブロックと、1個のCbブロ
ックの6個のブロックからなるマクロブロック単位で行
う。そして減算回路72で差分を取り、予測誤差信号を
得て、DCT回路73に入力される。また、動き補償予
測を行わないイントラ符号化モードの場合には、並び変
えされた画像データはDCT回路73に入力される。
【0048】このDCT回路73では8画素×8ライン
のブロック単位で2次元DCT処理が行われた後、DC
T回路73の出力(変換係数)は量子化回路74に入力
される。この量子化回路74は変換係数を所定の量子化
係数で再量子化することにより、1ブロックの信号の冗
長度を低減する。
【0049】量子化回路74の量子化データは可変長符
号化回路75に入力され、量子化出力の統計的符号量か
ら算出した結果に応じて例えばハフマン符号化する。こ
れによって、出現確率が高いデータには短いビットを割
り当て、出現確率の低いデータには長いビットを割り当
てるようにして伝送量を削減する。
【0050】この可変長符号化回路75からの出力は多
重化回路76に入力され、Y信号,Cr信号,Cb信号
が多重化された後、バッファ77を介して符号化データ
がビットストリームとして出力されると共に、この符号
化データは量子化制御部78に入力される。この量子化
制御部78は符号化データ量を監視し、量子化回路74
の量子化係数を制御して出力データ量を調整する。
【0051】また、量子化回路74の量子化データは動
き補償予測の参照画像として用いられるので、逆量子化
回路79に入力され、逆量子化された後、さらに逆DC
T回路80に入力され、逆DCT処理されて元の画像デ
ータに戻すための処理が行われる。
【0052】この逆DCT回路80の出力は加算回路8
1に入力され、必要に応じてフレームメモリ/予測器8
2の差分の画像データと加算されてフレームメモリ/予
測器82のフレームメモリに記憶され、動き補償予測さ
れた参照画像が生成され、動き補償予測に利用される。
【0053】一方、上記静止画用拡張ユニット9のPC
カードスロット11に着脱自在で装着されて静止画像の
記憶(記録)に使用されるPCカード12はフラッシュ
メモリカード、タイプIIIのハードディスクの他に、
図6に示すようなスモールメモリカードを使用すること
ができる。
【0054】図6(A),(B),(C),(D)はコ
ンパクトフラッシュ12A、ミニチュアカード12B、
スマートメディア12C、スモールPCカード12Dを
それぞれ示す。なお、図6で記録容量が示してあるのは
すでに市販されているものの単なる具体的数値例を示
す。
【0055】これらのスモールメモリカードは通常のP
Cカードの寸法(サイズ)よりも小さく、通常のPCカ
ードよりももっと小型のものが必要な記録媒体として使
用できるように製品化されたものであり、PCカードと
して使用する場合にはそれぞれアダプタを介してPCカ
ードスロット11に装着して使用される。そして、それ
ぞれアダプタを接続することにより、PCカードのフラ
ッシュメモリカードとほぼ同等のものになる。
【0056】例えば図7に示すようにスマートメディア
12Cはスマートメディア用アダプタ85Cを、スモー
ルPCカード12DはスモールPCカード用アダプタ8
5Dを介して装着される。他のスモールメモリカードも
同様である。
【0057】本実施の形態ではこのようにCCU6に、
静止画用拡張ユニット9或いは動画用拡張ユニット10
のコネクタ15A又は16Aが着脱自在に接続されるデ
ジタルビデオ出力端8を設け、静止画用拡張ユニット9
が接続された場合にはPCカード12に静止画像を記録
でき、動画用拡張ユニット10が接続された場合には動
画用拡張ユニット10のデジタル出力端17からDVD
等に動画を記録できるようにしていることが特徴となっ
ている。
【0058】図2ではCCU6内にフレームメモリ45
を設けたが、静止画用拡張ユニット9内に設けても良
い。この場合、CCU6からは動画のデジタル信号のみ
が拡張ユニットに出力される。
【0059】このように構成された第1の実施の形態に
よる作用を以下に説明する。例えば腹部を内視鏡の観察
下で手術する場合には図1に示すように硬性内視鏡2に
テレビカメラ3を装着し、ライトガイドケーブル24、
カメラケーブル33をそれぞれ光源装置5、CCU6に
接続し、さらにCCU6にモニタケーブルを介してカラ
ーモニタ7を接続する。
【0060】また、CCU6のデジタルビデオ出力端8
には、例えば静止画用拡張ユニット9から延出されたケ
ーブル15のコネクタ15Aを接続し、このPCカード
スロット11にはPCカード12を接続する。
【0061】そして、硬性内視鏡2の挿入部21を患者
の腹部にトラカールを介して刺入し、腹部内部の臓器等
の患部を対物レンズ27により観察できる状態にする。
その場合の(内視鏡)画像がカラーモニタ7に表示さ
れ、術者はその画像を観察し、例えば手術が必要と判断
した場合には手術前の画像としてその画像を記録するこ
とを望む場合には、レリーズスイッチ48を操作する。
【0062】そのレリーズ指示信号はCPU49に入力
され、CPU49はフレームメモリ45に対し、画像の
書込を禁止して静止画の状態にすると共に、通信線51
を介して静止画用拡張ユニット9に静止画の記録のレリ
ーズ信号を送る。
【0063】静止画用拡張ユニット9ではフレームメモ
リ45の静止画の画像データを圧縮して、PCカード1
2に記録する。そして、その記録した情報を通信線51
を介してCPU49に送り、CPU49はフレームメモ
リ45の画像書込禁止を解除すると共に、1駒記録した
ことを表示用LED47で表示させる。
【0064】このようにして例えば複数駒の画像を記録
することができる。また、患部に対して腹部に処置具を
刺入して手術を行い、手術中及び手術終了後に複数駒の
画像を記録することができる。また、手術終了後に、患
部の治癒状態を診断するために内視鏡検査した場合に
も、同様に画像を記録することができる。
【0065】図8は静止画を記録したPCカード12を
パソコン14のPCカードスロット13に挿入して、編
集或いは加工する様子を示す。静止画用拡張ユニット9
で静止画像を記憶(記録)したPCカード12をパソコ
ン14のPCカードスロット13に挿入(装着)するこ
とにより、そのPCカード12に圧縮して記憶された画
像データを対応するJPEG伸張回路(或いはJPEG
復号回路)の機能をソフトウエア的に備えたパソコン1
4により、伸張或いは復号処理をして復元し、その内視
鏡画像91を表示面14Aの例えば右の領域に図8
(A)のように表示する。
【0066】そして、その内視鏡画像91の患者のID
などをキーボードから入力して、表示面14Aに必要な
患者データ92などを重ねて表示し、患者カルテを簡単
に作成でき、その患者カルテをパソコン14に内蔵され
たハードディスクとかパソコン14に着脱自在で接続さ
れる大容量のハードディスク94、光磁気ディスク等の
記録手段に保存したり、プリンタで出力することもでき
る。
【0067】また、学会で発表するスライドなどを作成
する場合にも、容易に作成できるし、記録した画像をデ
ータベース化する場合にも、画像の配列を変えたり、削
除(消去)等の編集も容易にできる。また、従来例によ
る写真撮影とか、ビデオプリンタで出力した場合に比べ
て簡単にファイリングでき、かつ任意の画像を検索する
場合も簡単に検索できる。また、後から、編集し直す場
合とか、加工する場合にも、それらを簡単に行うことが
できる。
【0068】このように記録した静止画に対し、その編
集或いは加工等を簡単に行うことができるし、その際に
画質を劣化させることなくできる。また、編集等をする
場合にパソコン14としてノートタイプ或いは携帯型の
ものを使用すれば、殆ど任意の場所でできる。また、静
止画を圧縮して記録するので、小さなPCカード12で
は勿論、さらに小さなサイズのスモールメモリカードで
も通常の1検査分の画像データを十分に記録することが
できる。
【0069】また、特殊な画像圧縮回路でなく、汎用の
画像圧縮回路を用いているので、低コストで実現できる
し、パソコン14で編集などする場合にもそれを容易に
できる。
【0070】また、CCU6の本体内に拡張ユニット9
又は10を一体的に設けないで、デジタルビデオ出力端
8に着脱自在で接続する構成にしているので、CCU6
のコスト自体は既存のものあまり変わらないコストで実
現でき、ユーザにも低価格で提供できる。
【0071】また、ユーザ側でも実際に使用する拡張ユ
ニット9又は10を選択して使用できる。また、拡張ユ
ニット9又は10を構成する場合に、構成部品等を変更
した場合にも、拡張ユニット9又は10のみの変更で済
む利点もあるし、改良なども容易となる。
【0072】なお、ハードディスク94、光磁気ディス
ク等の記録手段にPCカード12に記録された画像デー
タを保存する処理を行った場合には、PCカード12に
記録された画像データを消去し、新たな画像データの記
録に使用する。
【0073】また、記録手段に保存された内視鏡画像を
パソコン14の表示面14Aに複数表示する。例えば、
図8(B)に示すように手術前の画像95A、手術後
(手術直後)の画像95B、手術後3ヶ月経過後の画像
95Cを並べて表示することにより、手術による患部の
治癒の時間的変化を明瞭に確認できる。
【0074】この場合、複数の画像を並べて表示する場
合に、注目する関心部分以外を切り取って、関心部分の
画像に加工して表示することもできるし、コメント等を
多重表示したりすることも容易にできる。
【0075】また、このように画像データを他の記録手
段或いは記録媒体に保存(コピー)しても画質の劣化が
無い。また、画像の加工等を行う場合にも、アナログの
画像データの場合に比べて画質の劣化を殆ど解消でき
る。
【0076】また、動画用拡張ユニット10をCCU6
に接続して使用した場合にも、画質の劣化の少ない動画
像の記録をDVD等に記録できる。また、DVDに記録
した動画をパソコン14に入力して編集、加工等するこ
ともできる。この場合、デジタルの画像データであるの
で、アナログの画像データの場合に比べて編集などして
も画質を殆ど劣化させることなく行うことができる。
【0077】本実施の形態によれば、従来例によるアナ
ログの動画の記録に対し、デジタルで動画の記録を行う
ので、画質の劣化の少ない動画像の記録が可能である
し、編集などした場合にも、画質の劣化が殆どない。ま
た、パソコン14等を用いることにより、静止画及び動
画の編集、加工などが簡単にできる。
【0078】なお、JPEG圧縮回路54として図4
(B)のものを用いた変形例の場合には、上述のように
圧縮率が小さくなるが、伸張処理した場合に、圧縮前の
画像を完全に復元できる。その他は第1の実施の形態と
同様の作用効果を有する。
【0079】なお、第1の実施の形態ではレリーズスイ
ッチ48をCCU6に設けているが、内視鏡側、例えば
テレビカメラ3にも設けるようにしても良い。また、C
CU6から延出したコードにフットスイッチを設け、こ
のフットスイッチの操作でレリーズ信号を発生できるよ
うにしても良い。このようにすると、術者はレリーズ操
作を行い易い。
【0080】なお、第1の実施の形態では撮像手段を備
えた内視鏡としてテレビカメラ外付け内視鏡4を採用し
ているが、このテレビカメラ外付け内視鏡4の代わりに
例えば図2の硬性内視鏡2における対物レンズ27の結
像位置にモザイクフィルタ32aなどを備えたCCD3
2を配置した同時式の電子内視鏡を用いても良い。
【0081】なお、第1の実施の形態における動画の圧
縮はMPEG圧縮回路69を用いているが、これに限定
されるものでなく、例えばDCTベースでフレーム内圧
縮を行うDVフォーマット圧縮(DCTを用いたJPE
G圧縮方式と殆ど同様で、但し各フレームのデータが可
変長でなく、固定長にして、テープ状の記録媒体に記録
し易いようにしている)を用い、デジタル出力端17と
して例えばIEEE1394準拠のDV端子を設けたも
のにしても良い。
【0082】静止画用拡張ユニット9に図4(A)及び
図4(B)の両方のJPEG圧縮回路を設け、術者が静
止画の記録を指示する場合、図4(A)或いは図4
(B)のどちらで圧縮するかを選択できるようにしても
良い。また、非圧縮でPCカード12に記録するモード
を設けても良い。
【0083】例えば、レリーズスイッチ48を1回ON
する操作を行った場合には、CPU49は通信線51を
介して静止画用拡張ユニット9にレリーズ信号を送ると
共に、図4(A)のDCT61を用いた非可逆での圧縮
を行うように指示し、一方、レリーズスイッチ48を短
い間隔で2回続けてONする操作を行った場合には、C
PU49は通信線51を介して静止画用拡張ユニット9
にレリーズ信号を送ると共に、図4(B)の可逆方式で
の圧縮を行うように指示し、静止画用拡張ユニット9は
指示された方式で圧縮するようにしても良い。
【0084】また、この場合には、静止画用拡張ユニッ
ト9は圧縮画像のデータ量を算出し、通信線51を介し
てCPU49に送り、CPU49は表示用LED47に
駒数と共に、記録した駒数に使用したデータ量(使用デ
ータ量)或いはPCカード12の記録可能な残量を表示
するようにしても良い。
【0085】また、第1の実施の形態ではデジタルビデ
オ出力端8に接続された拡張ユニットが静止画用拡張ユ
ニット9か動画用拡張ユニット10かを識別して、共通
のレリーズスイッチ48の操作でCPU49は対応した
制御を行うようにしているが、これに限定されるもので
なく、静止画用レリーズスイッチと動画用レリーズスイ
ッチとをそれぞれ設け、静止画用レリーズスイッチが操
作された場合には静止画用拡張ユニット9に対し、静止
画の記録を行うように制御し、動画用レリーズスイッチ
が操作された場合には動画用拡張ユニット10に対し、
動画の記録を行うように制御しても良い。
【0086】この場合には実際に接続された拡張ユニッ
トとは異なる拡張ユニットに対するレリーズ指示操作を
行った場合には正しく動作しないので、レリーズ指示動
作に対する応答をカラーモニタ7等に表示すると、術者
は誤った操作を行ったことを容易にすることができる。
【0087】また、CCU6に設けた表示用LED47
で記録した駒数等の情報を表示するようにしているが、
術者が観察するカラーモニタ7の表示面にも表示できる
ようにしても良い。この場合には、フォントジェネレー
タ52の出力をポストプロセス回路44の出力側にスー
パインポーズ回路を設けてポストプロセス回路44から
出力される映像信号に駒数等の情報をスーパインポーズ
すれば良い。
【0088】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図9を参照して説明する。図9に示す本実
施の形態の内視鏡撮像システム101は面順次撮像方式
の電子内視鏡102と、この電子内視鏡102のライト
ガイド119に照明光を供給する面順次方式の光源ユニ
ット103と、電子内視鏡102に内蔵された固体撮像
素子(SIDと略記)に対する信号処理を行う面順次方
式のCCU104と、カラーモニタ105と、CCU1
04のデジタルビデオ出力端106に接続される拡張ユ
ニット107とを有する。
【0089】電子内視鏡102は、細長の挿入部111
を備え、この挿入部111の後端に太幅の操作部112
が設けてある。この操作部112からは、側方にユニバ
ーサルコード113、ライトガイドコード114が延設
され、このユニバーサルコード113の先端には、CC
U104に接続可能なコネクタ115が設けられてい
る。
【0090】前記挿入部111の先端側には、硬性の先
端部116及びこの先端部116に隣接する後方側に湾
曲可能な湾曲部が順次設けられている。また、前記操作
部112には図示しない湾曲操作ノブが設けられ、この
湾曲操作ノブを回転操作することによって、前記湾曲部
を上下/左右方向に湾曲できるようになっている。
【0091】また、先端部116内には、対物レンズ1
17とSID118が配設されている。また、前記挿入
部111内には、照明光を伝送するライトガイド119
が挿通されている。
【0092】前記ライトガイドコード114の端部のコ
ネクタが接続される光源ユニット103は、キセノンラ
ンプ等の白色光源121を備え、この白色光源121か
ら出射された白色光は、レンズ122で集光され、ビデ
オ信号のフレーム周波数(NTSC方式では29.97
Hz)に同期して回転する回転フィルタ123により、
R,G,Bの順次光にされ、前記ライトガイド119及
びその先端に対向して配置した配光レンズ120を介し
て、観察すべき体内臓器等の被写体124に照射され
る。
【0093】なお、前記回転フィルタ123を回転させ
るモータ125は、モータサーボ回路126によって、
前記ビデオ信号のフレーム周波数に同期するように回転
が制御される。
【0094】前記被写体124からの反射光は、対物レ
ンズ117を介して、SID118の撮像面に結像さ
れ、ドライバ127による読み出しクロック信号の印加
によって光電変換され、R,G,Bの面順次信号が出力
される。
【0095】前記ドライバ127には同期信号発生器1
28の基準クロックが入力されるSIDタイミング信号
発生器129からのSIDドライブ信号がアイソレーシ
ョン用のフォトカプラ130を介して入力される。ま
た、モータサーボ回路126にも、同期信号発生器12
8から基準信号(図示略)が供給される。これによって
全ての信号(動作)は位相同期したものとなる。
【0096】前記SID118から出力されるR,G,
Bの面順次信号は、CCU104内のプリアンプ131
で増幅され、アイソレーションドライブ回路132、患
者に対する感電等からの保護のためのアイソレーション
用高周波トランス133を経て、リセットノイズ除去回
路134に入力され、リセットノイズの除去が行われ
る。さらに、ローパスフィルタ(LPFと略記)135
で不要成分が除去され、垂直輪郭補正回路136で垂直
輪郭補正が行われ、さらにγ補正回路137でγ補正が
なされる。
【0097】前記γ補正回路137の出力信号は、A/
D変換器138でデジタル信号に変換され、面順次の照
明に対応したRメモリ139R,Gメモリ139G,B
メモリ139Bに、R,G,Bの各照明光のもとでそれ
ぞれ読み出された信号が1フレーム分記憶される。
【0098】前記Rメモリ139R、Gメモリ139
G、Bメモリ139Bに記憶された信号は、同時に読み
出されて同時化された色信号になり、それぞれD/A変
換器140でアナログ信号に変換される。なお、前記A
/D変換器138の変換速度、各Rメモリ139R,G
メモリ139G,Bメモリ139Bへのデータの書き込
み及び読み出しは、メモリ制御回路141による出力信
号で制御されるようになっている。
【0099】D/A変換器140から出力されるアナロ
グのR,G,Bの色信号は、それぞれLPF142によ
って不要成分が除去され、水平輪郭補正回路143にそ
れぞれ入力され、水平輪郭補正がそれぞれ行われた後、
出力アンプ144で増幅され、例えば75Ωの出力イン
ピーダンスのR,G,B3原色信号としてR,G,B出
力端からモニタ105等へ出力される。また、同期信号
発生器128の同期信号も出力アンプ145で増幅さ
れ、例えば75Ωの出力インピーダンスのSYNC同期
信号としてSYNC出力端からモニタ105等へ出力で
きるようにしている。
【0100】また、同時化されて水平輪郭補正を受けた
R,G,B信号から、Yマトリックス回路146におい
て輝度信号Yが生成され、R−Yマトリックス回路14
7、B−Yマトリックス回路148において、輝度信号
Yと色信号Rから色差信号R−Yが、輝度信号Yと色信
号Bから色差信号B−Yがそれぞれ生成される。
【0101】前記色差信号R−Y,B−Yは、それぞれ
エンコーダ149、150でサブキャリア(3.112
9545MHzの各々90度位相差信号)で平衡変調さ
れ、加算器151でベクトル合成され、クロミナンス信
号Cが生成される。このクロミナンス信号Cは、混合出
力アンプ152において輝度信号Yと多重化され、さら
に、複合同期信号及びカラーバーストが付加されて、N
TSC方式の複合映像信号が生成され、コネクタ153
のNTSC出力端からモニタへ出力される。
【0102】ところで、前記CCU104内におけるド
ライバ127、プリアンプ131、アイソレーションド
ライブ回路132により構成される患者回路部154
は、シールドケース155でシールドされている。ま
た、この患者回路部154に対してアイソレーション手
段としてのフォトカプラ130、高周波トランス133
でアイソレーションされた後段の信号入出力部156
も、前記シールドケース155とは別体にシールドケー
ス157でシールドされている。
【0103】また、Rメモリ139R,Gメモリ139
G,Bメモリ139Bの出力はデジタルビデオ出力端1
06から拡張ユニット107に出力されるようになって
いる。この拡張ユニット107内の図示しないCPUは
CCU104内のCPU155と双方向の通信線156
を介して接続されている。
【0104】この拡張ユニット107は第1の実施の形
態で説明したように静止画用の拡張ユニット或いは動画
用拡張ユニットのいずれをも接続することができる。
【0105】また、CCU105の例えばフロントパネ
ル157にはレリーズスイッチ158が設けてあり、こ
のレリーズスイッチ158をONした場合には、CPU
155は通信号線156を介して拡張ユニット107側
にレリーズ信号を送り、拡張ユニット107は画像の記
録動作を行う。
【0106】この場合、拡張ユニット107が静止画用
の拡張ユニットであると、1フレーム分の静止画を圧縮
して静止画用拡張ユニットに装着されるPCカードに記
憶する。一方、拡張ユニット107が動画用の拡張ユニ
ットであると、動画を圧縮してこの動画拡張ユニットの
デジタル出力端からその出力端に接続されたDVDなど
の周辺機器に出力すると共に、レリーズ信号を周辺機器
に出力する。
【0107】なお、図9のCCU104でも図2の表示
用LED47を設けるようにしても良い。
【0108】第1の実施の形態では同時式の撮像システ
ム(具体的には、白色光を出力する光源装置5、同時式
のテレビカメラ外付け内視鏡4、同時式の信号処理手段
としてのCCU6)を採用していたのに対し、本実施の
形態は面順次式の撮像システム(面順次光を出力する光
源ユニット103、面順次式の電子内視鏡102、面順
次式の撮像手段に対する信号処理手段としてのCCU1
04)を採用している。
【0109】従って、面順次で照明及び撮像さらに信号
処理している部分以外の作用及び効果は第1の実施の形
態と同様である。
【0110】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図10及び図11を参照して説明する。図
10は第3の実施の形態の内視鏡撮像システムの構成を
示し、図11はケーブルのコネクタピンの構成を示す。
【0111】図10に示す第3の実施の形態の内視鏡撮
像システム201は基本的な構成は図1に示す第1の実
施の形態と同様であり、硬性内視鏡2にテレビカメラ3
を装着したテレビカメラ外付け内視鏡4と、硬性内視鏡
2に照明光を供給する光源装置5と、テレビカメラ3の
撮像手段に対する信号処理を行うCCU6と、このCC
U6から出力される映像信号を表示するカラーモニタ7
と、CCU6に設けたデジタルビデオ出力端8(図10
では図示せず)に着脱自在で接続される静止画用拡張ユ
ニット9及び動画用拡張ユニット10と、静止画用拡張
ユニット9のPCカードスロット11に着脱自在で装着
されるPCカード12が着脱自在で装着されるPCカー
ドスロットを有する図示しないパソコンとから構成され
る。
【0112】なお、本実施の形態ではテレビカメラ3に
はレリーズスイッチ205が設けてあり、このレリーズ
スイッチ205をONする操作を行うと、カメラケーブ
ル33を介してCCU6内のCPU49(図2参照)に
レリーズ指示信号が入力される。つまり、本実施の形態
ではCCU6に設けたレリーズスイッチ48の他に、内
視鏡4側にもレリーズスイッチ205を設けた構成にし
ている。
【0113】また、本実施の形態ではデジタルデータを
出力する機能を備えた内視鏡画像機器となるCCU6の
デジタルビデオ出力端8には一端が静止画用拡張ユニッ
ト9に接続された静止画拡張ユニット用ケーブル202
の他端のコネクタ202Aが着脱自在で接続される。
【0114】また、CCU6のデジタルビデオ出力端8
には一端が動画用拡張ユニット10に接続された動画拡
張ユニット用ケーブル203の他端のコネクタ203A
を着脱自在で接続することもできる。
【0115】また、本実施の形態ではCCU6は拡張ユ
ニット9、又は10にデジタルデータをパラレルに転送
できるようになっており、例えば静止画用拡張ユニット
用ケーブル202のCCU6接続側のインタフェース部
となるコネクタ202Aは図11に示すようになってい
る。
【0116】このケーブル202は例えばフラットケー
ブルであり、その先端には例えばカードエッジタイプの
コネクタ202Aが接続されている。フラットケーブル
が基端側に接続されたこのコネクタ202Aの先端側に
はカードエッジタイプで、絶縁基板210に銅箔等を帯
状に設けて形成された信号ピン211、212、213
が露出し、本実施の形態ではこれらの信号ピン211、
212、213は、その信号ピンに接続される信号の種
類(具体的にはデータ、電源、グランド)によりその突
出する長さが異なるようにしている。
【0117】なお、図11では全ての信号ピン211、
212、213が剥き出しの状態となっているのは、こ
のコネクタ202Aを明確に示すためであり、実際は直
接容易に指先等で触る事が出来ないようにカバーを設け
ている。
【0118】図11に示すように、絶縁基板210の上
面或いは下面に設けられた各信号ピン211、212、
213の長さを、GNDピン211の長さP1>電源ピ
ン212の長さP2>データピン213の長さP3とす
る事で、GNDピン211→電源ピン212→データピ
ン213の順に2つの機器(具体的にはCCU6と静止
画用拡張ユニット9)が接続される事になり、結果的に
安全性が向上する。
【0119】なお、図11ではCCU6と接続されるこ
とにより、拡張ユニット9にはCCU6から電源ピン2
12を介して電源が供給される構造の場合で説明してい
る。この場合の構成では、図10に示すCCU6から電
源ケーブルが延出され、この電源ケーブルの端部のプラ
グを商用電源のコンセントに接続することにより、商用
電源がCCU6に供給され、CCU6はその内部の図示
しない電源回路によって各回路等を動作させるのに必要
な直流電源を生成する。
【0120】これに対し、拡張ユニット9から商用電源
接続用ケーブルが延出され、商用電源から拡張ユニット
9内部の電源回路により拡張ユニット内部の各回路に電
源を供給する機能があれば、図11に示してある電源ピ
ン212は省いても構わない。
【0121】その場合の接続手順は、GNDピ211ン
→データピン213の順となる。なお、動画拡張ユニッ
ト用ケーブル203のコネクタ203Aの場合も、同様
な信号ピン構造となっている。つまり、GNDピンの長
さ>電源ピンの長さ>データピンの長さ或いは電源ピン
が必要ない場合にはGNDピンの長さ>データピンの長
さとなっている。
【0122】また、本実施の形態ではカードエッジ型の
コネクタ202Aで説明しているが、これより容易に適
用し得るパラレルでのデータ転送方式の場合は全て本実
施の形態に含まれる。
【0123】本実施の形態によれば、デジタルデータを
パラレル方式で伝送する場合、上記の構成にてGNDピ
ン211→電源ピン212→データピン213或いはG
NDピ211ン→データピン213の順に接続させる事
ができるため、各互いに接続される内視鏡周辺機器の安
全性が向上し、各機器の故障、破損の確率を低減させる
事ができる。
【0124】なお、図10では静止画拡張ユニット用ケ
ーブル202及び動画拡張ユニット用ケーブル203の
一端はそれぞれ静止用画拡張ユニット9及び動画用拡張
ユニット10にコネクタを介することなく接続されてい
るが、これに限定されるものでなく、コネクタを介して
それぞれ静止用画拡張ユニット9及び動画用拡張ユニッ
ト10に接続する構成でも良く、このような場合にはそ
のコネクタに対しても図11に示す構造にすると上述の
作用効果が得られる。
【0125】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図12を参照して説明する。第3の実施の
形態ではケーブル202、203はパラレル転送方式で
デジタルデータを転送するものであったが、本実施の形
態ではCCU6にはさらにシリアルの転送方式でデジタ
ルデータを転送するデジタルデータ出力端が設けてあ
り、そのデジタルデータ出力端に接続されるコネクタ2
21Aを設けたケーブル221により、拡張ユニットと
デジタルデータを転送する場合のものである。
【0126】図12に示すようにこのケーブル221の
一端のコネクタ221AはCCU6のデジタルデータ出
力端に着脱自在で接続され、このケーブル221の他端
のコネクタ221Bは拡張ユニットに接続される。な
お、この他端にコネクタ221Bを設けることなく、拡
張ユニットから直接このケーブル221を延出しても良
い。
【0127】本実施の形態では、第3の実施の形態と同
様に各信号ピンの長さをその信号ピンで伝送される信号
の種類に応じて異ならせるようにしている。
【0128】即ち、GNDピン231、電源ピン232
及びデータピン233各々の長さを、GNDピン231
の長さP4>電源ピン232の長さP5>データピン2
33の長さP6とする事で、画像機器としてのCCU
6、拡張ユニット間の接続が、GNDピン231→電源
ピン232→データピン233の順となるようにしてい
る。
【0129】また、この構成のとき、各信号ピンの保護
のため、図12で示すようコネクタカバー234を取り
付けるようにしており、この場合、コネクタカバー23
4の長さPをGNDピン231の長さP4より若干短く
設計しておく。このようにする事で、例えば、帯電した
指235でケーブル221を扱ってもまず、GNDピン
231に接触することになり、ケーブル221の一端を
機器に接続していても、指先の静電気がアースに流れる
ため、より安全に使用する事ができる。
【0130】また、図12では拡張ユニットはCCU6
より、電源供給を受ける構成のため、CCU6、拡張ユ
ニット間を繋ぐケーブル221の芯線に電源のケーブル
を組み込ませたが、拡張ユニット自体に外部より電源供
給を受ける機能があれば、電源のケーブルを専用ケーブ
ルの中から取り除いても構わない。
【0131】デジタルデータをシリアル方式で伝送する
場合、上記の構成にてGNDピン231→電源ピン23
2→データピン233の順に接続させる事ができるた
め、各機器の安全性が向上し、各機器の故障、破損の確
率と低減させる事ができる。
【0132】なお、図12において、データの他に制御
信号をパラレルで伝送する制御信号線を備えた構造の場
合にも適用しても良い。また、この場合、制御信号線と
して双方向に制御信号を送るようにしても良く、この場
合には2本設けるようにしても良い。
【0133】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図13を参照して説明する。本実施の形態
における基本的な構成は図10に示す第3の実施の形態
と同様であり、第3の実施の形態と同様に、データ転送
方式をパラレルで行う場合の例である。
【0134】図13では、説明を簡単にするため、カー
ドエッジ型のインターフェース端子(コネクタ)として
のカードバス241を示す。
【0135】本実施の形態は、前述した第3、第4の実
施の形態と異なり、図10の静止画用拡張ユニット9の
PCカードスロット11におけるPCカード12のカー
ドエッジが着脱自在に接続されるカードバス241を示
す。
【0136】このカードバス241は、細かな突起状の
ピンが34ピン×2列だけ用意されているが、このカー
ドバス241のピンの長さを各ピンに対応させる信号に
応じて、GNDピン251の長さP7>電源ピン252
の長さP8>データピン253の長さP9となるよう規
定し、各々の信号ピンの長さが異なるため、拡張ユニッ
ト9にPCカード12を差し込む事で、GNDピン25
1→電源ピン252→データピン253の順に接続され
る事になるため、結果的にPCカード12の接続時にお
ける電気的な破壊などを防止して信頼性を向上させてい
る。
【0137】従って、デジタルデータをPCカード12
等に記録する場合、上記の構成とする事で使用する機器
の故障、破損等が減少し、信頼性を向上できる。
【0138】なお、例えば第1の実施の形態ではCCU
6には1つのデジタルビデオ出力端8を設けているが、
例えばフレームメモリ45を2つ設け(45aと45b
とする)、それぞれ静止画用のデジタルビデオ出力端
(8aとする)と動画用のデジタルビデオ出力端(8b
とする)と接続して、同時に静止画及び動画の記録など
を行うことができるようにしても良い。
【0139】また、この場合にはレリーズスイッチ48
として、静止画用のレリーズスイッチ(48aとする)
と動画用レリーズスイッチ(48bとする)とを設ける
と良い。また、各デジタルビデオ出力端8a,8bに通
信線の接続端子(コネクタ)を設けたり、デジタルビデ
オ出力端8a,8bとは別体で通信線の接続端子を設け
る。
【0140】そして、静止画用のレリーズスイッチ48
aを操作した場合には、静止画の記録行い、動画用のレ
リーズスイッチ48bを操作した場合には、動画の記録
を行うようにしても良い。
【0141】また、共通のレリーズスイッチで、その操
作方法により静止画の記録と動画の記録とを指示できる
ようにしても良い。例えば、共通のレリーズスイッチを
1回ONした場合には動画の記録を指示し、短い間隔で
2回ONする操作を行った場合には静止画の記録を指示
するようにしても良い。
【0142】また、図5ではMPEG−I(ISO 1
1172 Video)の圧縮回路54の概略の構成を
示したが、MPEG−IIの圧縮回路を設けた動画用拡
張ユニットを接続して、動画の記録などを行うようにし
ても良い。
【0143】なお、例えば第1の実施の形態において、
静止画用拡張ユニット9には1つのPCカードスロット
11を設けているが、2つ以上のPCカードスロット1
1を設けるようにしても良い。
【0144】また、静止画用拡張ユニット9に、PCカ
ードスロット11に接続(装着)されるPCカード12
以外に静止画を記録する記録媒体(或いはメモリ)を着
脱自在で或いは内蔵するように構成にしても良い。
【0145】この構成にして、PCカードスロット11
に接続されたPCカード12の記録容量以上に静止画を
記録する操作を行った場合には、上記記録媒体(或いは
メモリ)に記録するようにしても良い。また、PCカー
ドスロット11に接続されたPCカード12の記録容量
以上に静止画を記録する操作を行った場合には、新しい
PCカードに交換する旨の表示を表示用LED47で行
ったり、カラーモニタ7で表示するようにしても良い。
また、PCカード12の記録容量近くまで記録を行った
場合にも、PCカード12の記録容量付近まで記録を行
ったので、新しいPCカードに交換する旨の表示を行う
ようにしても良い。
【0146】また、上記記録媒体(或いはメモリ)を静
止画用拡張ユニット9に設けるものに限定されるもので
なく、CCU6に設けるようにしても良い。この場合に
は、CCU6にデジタルビデオ出力端8の他に、静止画
用拡張ユニット9が接続された場合にあ、例えばそのP
Cカードスロット11のスロット番号1に対しスロット
番号2となるPCカードスロットをCCU6に設けるよ
うにして、CCU6のPCカードスロットにもPCカー
ドを接続できるようにしても良い。
【0147】また、CCU6に静止画のデジタルビデオ
信号を出力するデジタルビデオ出力端と、静止画を圧縮
した静止画用拡張ユニット9から出力される圧縮された
静止画のデジタルビデオ信号を入力するデジタルビデオ
入力端とを設け、CCU6本体側でも圧縮された静止画
を記録する記録媒体を着脱自在で接続可能或いは内蔵す
る構成にしても良い。
【0148】そして、PCカードスロット11に装着さ
れたPCカード12の記録容量以上にも静止画を圧縮し
て記録できるようにしても良い。また、CCU6にモデ
ム或いはシリアルデータの通信手段を設けて、パソコン
14等と接続し、CCU6のPCカードスロットに接続
されたPCカードの画像データをパソコン14の大容量
のハードディスクに転送したり、PCカードスロット1
1に装着されたPCカード12に記録された画像データ
をパソコン14の大容量のハードディスクに転送したり
できるようにしても良い。
【0149】例えば、PCカードスロット11に装着さ
れたPCカード12に記録された画像データを、内視鏡
検査中においても通信手段を介して他の記録手段に転送
する構成にすると、PCカード12では転送した画像デ
ータを消去して新しい画像データの記録に使用できるの
で、そのPCカード12の記録容量にあまり左右されな
いで、多数の画像データの記録に使用できる。
【0150】この場合、通信手段で転送する場合には、
一旦バッファに1駒分の画像データを移した後、シリア
ル等の通信手段でその画像データを転送するようにし
て、転送動作中に静止画の記録が指示された場合にも、
静止画の記録を直ちに行えるようにする。
【0151】なお、CCU6に静止画用拡張ユニット9
とのデジタルビデオ入出力端を設けるものに限らず、動
画のデジタルビデオ信号を出力するデジタルビデオ出力
端と、動画を圧縮した動画用拡張ユニット10から出力
される圧縮された動画のデジタルビデオ信号を入力する
デジタルビデオ入力端とを設け、CCU6本体側にDV
Dなどの動画記録装置を着脱自在で接続可能とする構成
にしても良い。
【0152】なお、上述した各実施の形態等を部分的等
で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属す
る。
【0153】[付記] 1.固体撮像素子を用いた撮像手段で撮像した映像信号
を表示手段にて表示する内視鏡撮像システムにおいて、
前記内視鏡撮像装置から出力されるデジタル映像信号を
動画又は静止画用の圧縮装置を備えた拡張ユニットに供
給し、動画の拡張ユニットにはデジタルビデオ信号出力
端子を設け、静止画の拡張ユニットにはPCカードスロ
ットを備え、静止画像をPCカードに記録可能にしたこ
とを特徴とする内視鏡撮像システム。
【0154】2.前記PCカードは、スマートメディ
ア、コンパクトフラッシュ、ミニチュアカード、スモー
ルPCカード等のアダプタカード及びタイプIIIのハ
ードディスクを用いたことを特徴とする付記1記載の内
視鏡撮像システム。 3.前記デジタルビデオ出力端子は、IEEE1394
規格に沿った出力信号であることを特徴とする付記1記
載の内視鏡撮像システム。 4.前記内視鏡撮像装置は前記拡張ユニットに制御信号
を伝送する通信線を有する付記1記載の内視鏡撮像シス
テム。
【0155】5.前記内視鏡撮像装置は前記拡張ユニッ
トで静止画の記録を行った場合の記録枚数を表示する表
示手段を有する付記1記載の内視鏡撮像システム。 6.前記通信線は前記拡張ユニットからの情報を伝送す
る機能も有し、前記内視鏡撮像装置は伝送された情報を
表示する付記4記載の内視鏡撮像システム。
【0156】7.撮像手段を備えた内視鏡と、撮像手段
に対する信号処理を行う内視鏡撮像装置と、内視鏡撮像
装置から出力される映像信号を表示手段にて表示する内
視鏡撮像システムにおいて、前記内視鏡撮像装置にデジ
タルの映像信号を出力するデジタルビデオ信号出力端子
を設けると共に、前記デジタルビデオ信号出力端子にP
Cカードが装着可能なPCカードスロットを備え、静止
画を圧縮して前記PCカードに記録する静止画圧縮装置
を備えた静止画用拡張ユニットと、圧縮された動画デー
タを出力する動画データ出力端子を有し、動画を圧縮し
て前記動画データ出力端子から出力する動画圧縮装置を
備えた動画用拡張ユニットとを選択的に接続可能にした
ことを特徴とする内視鏡撮像システム。
【0157】8.前記デジタルビデオ信号出力端子に接
続された拡張ユニットが動画用のものであるか静止画用
のものであるかの識別手段を有する付記7記載の内視鏡
撮像システム。 9.さらにレリーズスイッチを有し、前記レリーズスイ
ッチを操作した場合に、前記識別手段の識別結果に応じ
て前記内視鏡撮像装置はデジタルビデオ信号出力端子か
ら静止画用拡張ユニットには静止画の画像データを出力
し、動画用拡張ユニットには動画の画像データを出力す
る付記8記載の内視鏡撮像システム。
【0158】10.前記静止画の拡張ユニットは可逆圧
縮方式の第1の圧縮装置と非可逆圧縮方式の第2の圧縮
装置とを有し、静止画の記録を行う場合、第1の圧縮装
置と第2の圧縮装置とでいずれで圧縮するかを選択指示
する指示手段を有する付記7記載の内視鏡撮像システ
ム。 11.前記内視鏡撮像装置は静止画用拡張ユニットと動
画用拡張ユニットとを同時に接続可能なデジタルビデオ
出力端子を有する付記7記載の内視鏡撮像システム。
【0159】12.前記内視鏡撮像装置は静止画用拡張
ユニットに装着されるPCカードに記録される画像デー
タを転送する転送手段を有する付記7記載の内視鏡撮像
システム。 13.前記内視鏡撮像装置は静止画用拡張ユニットに装
着されるPCカード以外に圧縮された静止画の画像デー
タを記録する記録手段を有する付記7記載の内視鏡撮像
システム。
【0160】14.デジタルデータ出力用インターフェ
ースを有する内視鏡画像機器において、 外部に接続す
る拡張ユニットにデジタルデータを伝送して記録保存す
る場合、上記内視鏡画像機器のインターフェースと外部
拡張ユニットのインターフェースとの接続が、アース、
電源、データの順で接続される事を特徴とする。
【0161】15.付記14で、上記外部拡張ユニット
単体で外部より電源を供給できる場合はインターフェー
スの接続手順が、アース、データの順である事を特徴と
する。 16.付記14で、デジタルデータ伝送のインターフェ
ースとして、シリアル方式にてデータ転送する場合は、
アース線のピンの長さが最も長く、電源線ピンの長さが
アース線のピンの長さより短く且つデータ転送線のピン
の長さより長く、データ転送線のピンの長さが他の如何
なるピンの長さよりも短い事を特徴とする。
【0162】17.付記15で、デジタルデータ伝送の
インターフェースとして、シリアル方式にてデータ転送
する場合は、アース線のピンの長さが最も長く、データ
転送線のピンの長さが他の如何なるピンの長さよりも短
い事を特徴とする。 18.付記14で、デジタルデータ伝送のインターフェ
ースとして、パラレル方式にてデータ転送する場合は、
アース線のピンの長さが最も長く、電源線ピンの長さが
アース線のピンの長さより短く且つデータ転送線のピン
の長さよりも短い事を特徴とする。
【0163】19.付記15で、デジタルデータ伝送の
インターフェースとして、パラレル方式にてデータ転送
する場合は、アース線のピンの長さが最も長く、データ
転送線のピンの長さが他の如何なるピンの長さよりも短
い事を特徴とする。 20.付記14で、デジタルデータ出力用インターフェ
ースを具備する内視鏡画像機器において、上記デジタル
データを出力するインターフェースバスに内包される接
点部分のアース線、電源線、データ線の接点位置を、ア
ース線の接点位置を最も外側に、電源線の接点位置をア
ース線より内側で且つデータ線より外側に、データ線を
最も内側に設け、外部インターフェースとアース線が第
1に、電源線と第2に、データ線と第3に接触するよう
に設置した事を特徴とする。
【0164】21.付記15で、デジタルデータ出力用
インターフェースを具備する内視鏡画像機器において、
上記デジタルデータを出力するインターフェースバスに
内包される接点部分のアース線、データ線の接点位置
を、アース線の接点位置を最も外側に、データ線を最も
内側に設け、外部インターフェースとアース線が第1
に、データ線と第2に接触するように設置した事を特徴
とする。
【0165】(付記14〜21の背景)現状の電気機
器、及び電気素子等の多くは高密度実装された集積回路
が多数使用されている。一方、複数の電気機器間相互で
データ伝送を行うための各種用途に適したインターフェ
ースが使用されている。
【0166】一般に、各インターフェース間の接続には
ケーブル等が使用されるが、各装置間の接続を外した時
点で、各インターフェース部分はアースから浮いた状態
となり、インターフェース部を介して過大な過電圧が加
わり易い状態となり、仮に、その機器で使用されている
集積回路が許容できないレベルの過電圧が印加された場
合、記録した情報が消去してしまう、機器の故障、破壊
だけでなく、接続されている他の電気機器にも影響をお
よぼし、使用者に多大なダメージを与える事があった。
【0167】(付記14〜21の目的)デジタルデータ
出力端子を有する内視鏡画像機器の内部回路の電撃等に
対する保護。デジタルデータ出力端子を有する内視鏡画
像機器と接続される、外付け記録機器等の拡張ユニット
の内部回路の電撃等に対する保護。デジタルデータを保
存するリムーバルメディア単体の電撃等に対する保護。
【0168】(付記14〜21の作用効果)一方、上記
構成の機器を使用すれば、インターフェース部の過電圧
が加わる前に、アースを介して過電圧を除去し、機器等
の故障、破壊を未然に防ぎ、より安全性の高い機器を提
供できるようになる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像手段を備えた内視鏡と、撮像手段に対する信号処理を
行う内視鏡撮像装置と、内視鏡撮像装置から出力される
映像信号を表示手段にて表示する内視鏡撮像システムに
おいて、前記内視鏡撮像装置にデジタルの映像信号を出
力するデジタルビデオ信号出力端子を設けると共に、前
記デジタルビデオ信号出力端子にPCカードが装着可能
なPCカードスロットを備え、静止画を圧縮して前記P
Cカードに記録する静止画圧縮装置を備えた静止画用拡
張ユニットと、圧縮された動画データを出力する動画デ
ータ出力端子を有し、動画を圧縮して前記動画データ出
力端子から出力する動画圧縮装置を備えた動画用拡張ユ
ニットとの少なくとも一方を接続可能にしているので、
術者は記録しようとする静止画或いは動画に応じた拡張
ユニットを接続することによって、デジタルで画像デー
タを圧縮して記録できるので、検索、編集、加工などが
容易であると共に、加工等を繰り返しても画質の劣化を
少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡撮像システ
ムの構成を示す斜視図。
【図2】CCUの内部構成を示すブロック図。
【図3】静止画用拡張ユニットの構成を示すブロック
図。
【図4】DCT等を用いたJPEG圧縮回路の構成を示
すブロック図。
【図5】動画用圧縮回路の構成を示すブロック図。
【図6】PCカード及びスモールメモリカードを示す
図。
【図7】スモールメモリカードをPCカードスロットに
接続する場合のアダプタを示す図。
【図8】作用を説明するための使用例を示す図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の内視鏡撮像システ
ムの構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の内視鏡撮像シス
テムの構成を示す斜視図。
【図11】ケーブルの端部に設けたコネクタの構造を示
す平面図。
【図12】本発明の第4の実施の形態におけるケーブル
の端部にもうけたコネクタの構造を示す側面図。
【図13】本発明の第5の実施の形態におけるPCカー
ドスロットのカードバスの構造を示す平面図。
【符号の説明】
1…内視鏡撮像システム 2…硬性内視鏡 3…テレビカメラ 4…テレビカメラ外付け内視鏡 5…光源装置 6…CCU 7…カラーモニタ 8…デジタルビデオ出力端 9…静止画用拡張ユニット 10…動画用拡張ユニット 11,13…PCカードスロット 12…PCカード 14…パソコン 15,16…ケーブル 15A,16A…コネクタ 17…デジタルビデオ出力端 21…挿入部 23…接眼部 27…対物レンズ 32…CCD 45…フレームメモリ 51…通信線 54…JPEG圧縮回路 69…MPEG圧縮回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綱川 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松本 勘一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩原 雅博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田代 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を備えた内視鏡と、撮像手段に
    対する信号処理を行う内視鏡撮像装置と、内視鏡撮像装
    置から出力される映像信号を表示手段にて表示する内視
    鏡撮像システムにおいて、 前記内視鏡撮像装置にデジタルの映像信号を出力するデ
    ジタルビデオ信号出力端子を設けると共に、前記デジタ
    ルビデオ信号出力端子にPCカードが装着可能なPCカ
    ードスロットを備え、静止画を圧縮して前記PCカード
    に記録する静止画圧縮装置を備えた静止画用拡張ユニッ
    トと、圧縮された動画データを出力する動画データ出力
    端子を有し、動画を圧縮して前記動画データ出力端子か
    ら出力する動画圧縮装置を備えた動画用拡張ユニットと
    の少なくとも一方を接続可能にしたことを特徴とする内
    視鏡撮像システム。
JP20667897A 1997-07-31 1997-07-31 内視鏡撮像システム Expired - Lifetime JP3780071B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20667897A JP3780071B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 内視鏡撮像システム
US09/126,249 US6184922B1 (en) 1997-07-31 1998-07-30 Endoscopic imaging system in which still image-specific or motion picture-specific expansion unit can be coupled to digital video output terminal in freely uncoupled manner
US10/144,381 USRE41467E1 (en) 1997-07-31 2002-05-09 Endoscopic imaging system in which still image-specific or motion picture-specific expansion unit can be coupled to digital video output terminal in freely uncoupled manner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20667897A JP3780071B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 内視鏡撮像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1147085A true JPH1147085A (ja) 1999-02-23
JP3780071B2 JP3780071B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=16527307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20667897A Expired - Lifetime JP3780071B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 内視鏡撮像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3780071B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005110954A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fujinon Corp 電子内視鏡装置
JP2005204886A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Olympus Corp 内視鏡
JP2005538779A (ja) * 2002-09-13 2005-12-22 カール ストルツ イメージング インコーポレイテッド 映像記録・画像キャプチャ装置
JP2011083388A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Hoya Corp 電子内視鏡システムおよび電子内視鏡用プロセッサ
JP2014036691A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Hoya Corp 内視鏡装置
JP2014173948A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 測色装置、画像形成装置、測色方法およびプログラム
EP3000380A1 (en) * 2013-05-20 2016-03-30 Olympus Corporation Imaging device
WO2020165978A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 オリンパス株式会社 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8992418B2 (en) 2002-09-13 2015-03-31 Karl Storz Imaging, Inc. Video recording and image capture device
JP2005538779A (ja) * 2002-09-13 2005-12-22 カール ストルツ イメージング インコーポレイテッド 映像記録・画像キャプチャ装置
JP2009081857A (ja) * 2002-09-13 2009-04-16 Karl Storz Imaging Inc 映像記録・画像キャプチャ装置
JP2012142949A (ja) * 2002-09-13 2012-07-26 Karl Storz Imaging Inc 映像記録・画像キャプチャ装置
JP2005110954A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fujinon Corp 電子内視鏡装置
JP2005204886A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Olympus Corp 内視鏡
JP2011083388A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Hoya Corp 電子内視鏡システムおよび電子内視鏡用プロセッサ
JP2014036691A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Hoya Corp 内視鏡装置
JP2014173948A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 測色装置、画像形成装置、測色方法およびプログラム
EP3000380A1 (en) * 2013-05-20 2016-03-30 Olympus Corporation Imaging device
EP3000380A4 (en) * 2013-05-20 2017-04-05 Olympus Corporation Imaging device
US10188266B2 (en) 2013-05-20 2019-01-29 Olympus Corporation Endoscopic imaging device for reducing data amount of image signal
WO2020165978A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 オリンパス株式会社 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JPWO2020165978A1 (ja) * 2019-02-13 2021-12-02 オリンパス株式会社 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3780071B2 (ja) 2006-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6184922B1 (en) Endoscopic imaging system in which still image-specific or motion picture-specific expansion unit can be coupled to digital video output terminal in freely uncoupled manner
JP3103151B2 (ja) 電子スチル・カメラおよびその動作制御方法
US7110025B1 (en) Digital camera for capturing a sequence of full and reduced resolution digital images and storing motion and still digital image data
US7167196B2 (en) Endoscopic imaging system making it possible to detachably attach expansion unit having external expansion facility and add expansion facility for improving capability of system
US20060015008A1 (en) Video recording and image capture device
JP2002112958A (ja) 撮像システム
JP3780071B2 (ja) 内視鏡撮像システム
JPS63214231A (ja) 内視鏡装置
US7064780B2 (en) Image recording apparatus with selection of still image to be recorded from multi-picture display
JPH1199125A (ja) 内視鏡画像ファイリングシステム
JP2001230955A (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP3050562B2 (ja) 内視鏡画像データ圧縮装置
JP2005230295A (ja) 内視鏡システム
JP4488281B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH1147087A (ja) 内視鏡撮像装置
KR101255212B1 (ko) 보안기능을 지원하는 영상 촬영/재생 장치 및 방법
JP2000354585A (ja) 内視鏡画像記録装置
JP2003348542A (ja) ディジタルビデオカムコーダ
JPH04119756A (ja) 静止画像記録装置
JP3034923B2 (ja) 画像データ記録再生装置
JPH11155090A (ja) 電子スチル・カメラのための再生装置
JP2003244639A (ja) 映像信号処理装置
JP2006121621A (ja) 撮像システム、撮像装置及び接続装置
JP2004147350A (ja) 電子スチル・カメラのための再生装置
JPH03118025A (ja) 内視鏡画像データ圧縮装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7