JPH1146976A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH1146976A
JPH1146976A JP20463797A JP20463797A JPH1146976A JP H1146976 A JPH1146976 A JP H1146976A JP 20463797 A JP20463797 A JP 20463797A JP 20463797 A JP20463797 A JP 20463797A JP H1146976 A JPH1146976 A JP H1146976A
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heating device
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Shozo Morimoto
省造 森本
Tsutomu Ihara
勉 井原
Shinichiro Iga
慎一郎 伊賀
Misao Ooshima
三三夫 大島
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浅い調理鍋と深い調理鍋を使い分けるように
した電気調理器において、深い調理鍋の場合にガード上
に補助リングを載せるようにしていた従来の不便にかん
がみ、補助リングを用いることなく上記2種類の調理鍋
に適応でき、しかもローフォルムの製品を提供すること
である。 【解決手段】 ガード2の高さを深い調理鍋9の周側壁
をカバーするに足る高さに形成し、調理器本体1に固定
された遮熱板3に浅い調理鍋8の支持部を兼ねた外周部
加熱装置22を設け、上記両調理鍋8、9の底面に接触
する中央部加熱装置28をコイルバネ24により上下動
自在に支持した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、底の浅い調理鍋
と深い調理鍋とを使い分けるようにした電気グリル鍋等
の電気調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気グリル鍋として知られている
電気調理器の一例を図4に示す。この電気調理器は、調
理器本体1の周縁部にガード2を設け、そのガード2の
内側において調理器本体1の底面上に遮熱板3を固定
し、その遮熱板3に加熱装置4を固定している。この場
合の加熱装置4はヒーター5を加熱板7に鋳込んだ構造
のものを示している。
【0003】上記ガード2の高さは、加熱装置4上に底
の浅い調理鍋8(図の二点鎖像参照)を載置した場合
に、その周縁をカバーするに足りる高さに形成される。
底の深い調理鍋9を用いる場合は、ガード2の上端に補
助リング11を載せ、これによりガード2の上端から上
方に露出する調理鍋9の周側壁をカバーするようにして
いる。
【0004】その他、図中6は温度調節装置、9′は
蓋、10は電源用コンセントである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
底の浅い調理鍋8と深い調理鍋9とを使い分けるに際し
て、深い調理鍋9の場合は補助リング11を載せて使用
し、その後に浅い調理鍋8を使用する場合はその補助リ
ング11を取外して使用する必要があり、またその補助
リング11の保管場所が必要となるなど不便な点があっ
た。
【0006】また、上記のガード2の高さ及び加熱装置
4の高さを浅い調理鍋8を基準にして設定し、深い調理
鍋9の場合は、そのガード2の上に補助リング11を載
せるようにしていたので、製品の高さが高くなる傾向が
あった。
【0007】そこで、この発明は前記のごとき補助リン
グが不要であり、しかも製品の高さを従来より低くする
ことができる電気調理器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は調理器本体の周縁部にガードを設け、
上記ガードの内側の底面上に加熱装置を取付け、上記加
熱装置上に深さの異なる二種類の調理鍋を択一的に着脱
自在に載置するようにした電気調理器において、上記ガ
ードの高さを深い調理鍋の周側壁をカバーするに足りる
高さに形成し、上記調理器本体に固定された遮熱板に浅
い調理鍋の支持部を設け、上記加熱装置の全部又は一部
を上下方向に伸縮可能なバネにより支持し、上記バネを
上記択一的に選択された調理鍋の重量と深さに応じて伸
縮せしめて上記加熱装置を該調理鍋の底面に接触させる
ようにした構成としたものである。
【0009】上記の構成によると、各調理鍋の荷重はい
ずれも支持部で受けられると共に、浅い調理鍋の場合は
バネが伸長し、また深い調理鍋の場合はバネが収縮して
加熱装置が調理鍋の底に接触する。
【0010】なお、上記加熱装置を上記二種類の調理鍋
の中央部分に対向した中央加熱装置と、それより外周側
に対向した外周部加熱装置により構成し、上記中央部加
熱装置を上記のバネによって支持し、上記外周部加熱装
置を固定遮熱板上に設置し、その設置高さを上記浅い調
理鍋に接触する高さに設定することにより該浅い調理鍋
の支持部を構成した構成をとることもできる。
【0011】この場合は、各調理鍋が支持部を構成する
外周加熱部によっても加熱される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1に示した第1実施形態の電
気調理器は、比較的丸味を帯びた周側壁を有する底の深
い調理鍋9と底の浅い調理鍋8とを使い分けるようにし
たものである。
【0013】調理器本体1は、耐熱性合成樹脂により一
体成形されたものであり、底面12とその周縁で立上が
ったガード2を有する。ガード2は深い調理鍋9の周側
壁をカバーするに足りる高さ、即ち深い調理鍋9の上端
つば縁13がガード2上端から若干の隙間を置いて露出
し、取手14がガード2上に伸び出す高さに設定され
る。
【0014】上記の調理器本体1の底面上には遮熱板3
がビス15により、熱絶縁体でなるスペーサ16を介し
て固定される。
【0015】遮熱板3の周側壁17は3段の段部をもっ
て立上がっており、その2段目の段部18上に取付け金
具19を介して全周にわたるヒーター21が装着され
る。上記遮熱板3の段部18上に取付け金具19を介し
て装着されたヒーター21が外周部加熱装置22を構成
し、その高さは深い調理鍋9と浅い調理鍋8の両方に接
触する高さに設定される。
【0016】上記遮熱板3の中央部分には、上端開放の
筒体23が4箇所に設けられ、これらの各筒体23にコ
イルバネ24が収納される。
【0017】上記各コイルバネ24の上端に可動遮熱板
25が固定され、その可動遮熱板25上に取付け金具2
6を介してヒーター27が装着される。上記の可動遮熱
板25とその上に装着されたヒーター27により中央部
加熱装置28を構成している。
【0018】上記のコイルバネ24が最も収縮した状態
で、ヒーター27が深い調理鍋9の底面に接触し、同時
に可動遮熱板25の周縁が前記遮熱板3の1段目の段部
29に載る。また、上記コイルバネ24は図1の二点鎖
線で示すように、浅い調理鍋8の底に所要の弾力をもっ
て接触するように伸長する。
【0019】なお、上記の外周部加熱装置22のヒータ
ー21と中央部加熱装置28のヒーター27とは、電源
に対して並列に接続される。
【0020】第1実施形態の電気調理器は以上のごとき
ものであり、深い調理鍋9を載せると、その重量と深さ
に応じてコイルバネ24が収縮して中央部加熱装置28
が下降し、ヒーター27がその底面に接触すると共に、
可動遮熱板25が遮熱板3の1段目の段部29に載る。
また、該調理鍋9の周側壁が外周部加熱装置22のヒー
ター21に接触する。
【0021】調理鍋9の荷重は、これに接触する外周部
加熱装置22と、中央部加熱装置28及び遮熱板3を介
して調理器本体1により支持される。上記の深い調理鍋
9は、外周部加熱装置22と中央部加熱装置28により
加熱される。
【0022】この場合、深い調理鍋9はその上端周縁の
つば縁13及び取手14が外部に露出するだけであり、
周側壁はガード2によりカバーされる。
【0023】また、浅い調理鍋8を載せると、その底面
の外周部分が外周部加熱装置22のヒーター21に接触
すると共に、コイルバネ24が伸長して中央部加熱装置
28が上昇し、そのヒーター27が底面中央部分に接触
し、該調理鍋8はこれらの加熱装置22、28によって
加熱されると共に、その荷重は外周部加熱装置22及び
遮熱板3を介して調理器本体1により支持される。
【0024】なお、中央部加熱装置28は、上記の場合
は可動遮熱板25上に取付け金具26を介してヒーター
27を装着した構成であるが、これに代えて加熱板にヒ
ーターを鋳込んだ構造のものであってもよい。
【0025】図2に示した第2実施形態の電気調理器
は、前述の場合と同様の調理器本体1を有し、その底面
に遮熱板3がスペーサ16を介して固定される。遮熱板
3の外周縁はガード2に沿って立上がっており、その上
端に浅い調理鍋8の支持部31が設けられる。
【0026】上記遮熱板3の中央部分には、前述の場合
と同様に筒体23が4箇所に設けられ、各筒体23に収
納されたコイルバネ24に可動遮熱板25が固定され
る。その可動遮熱板25上に取付け金具26を介してヒ
ーター27が装着される。各ヒーター27は深い調理鍋
9及び浅い調理鍋8の各底面に接触するパターンで配置
される。上記の可動遮熱板25及びその上に取付け金具
26を介して取付けられたヒーター27が加熱装置32
を構成する。
【0027】上記コイルバネ24が最も収縮した状態
で、ヒーター27が深い調理鍋9の底面に接触し、同時
に可動遮熱板25の周縁が遮熱板3上に載る。また、上
記のコイルバネ24は、図2の二点鎖線で示すように浅
い調理鍋8の底面に所要の弾力をもって接触するように
伸長する。
【0028】第2実施形態の電気調理器は以上のごとき
ものであり、深い調理鍋9を載せると、その重量と深さ
に応じてコイルバネ24が収縮する。その収縮により加
熱装置32が下降すると、可動遮熱板25の周縁が遮熱
板3上に載る。深い調理鍋9の荷重は加熱装置32及び
遮熱板3を介して調理器本体1により支持される。な
お、ガード2が調理鍋9の周側壁をカバーすることは前
記の場合と同様である。
【0029】また、浅い調理鍋8を載せると、その周側
壁が遮熱板3の支持部31に載ると共に、コイルバネ2
4は伸長して加熱装置32のヒーター27が浅い調理鍋
8の底面に接触する。該調理鍋8の荷重は上記の支持部
31及び遮熱板3を介して調理器本体1により支持され
る。
【0030】図3に示した第3実施形態は、加熱装置3
2を熱板33にヒーター27を鋳込むことにより形成し
たものである点で前記の第2実施形態と相違するが、そ
の他の構成及び作用はすべて同じであるので、同一の符
合を付して示すにとどめその説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】この発明は、上記のように浅い調理鍋と
深い調理鍋を使い分ける際に、従来の補助リングのごと
き部品を用いる必要がないので便利であり、しかも浅い
調理鍋の場合は勿論、深い調理鍋の場合もガードにより
十分に保護することができる。
【0032】また、上記のように補助リングを用いるこ
とがなく、しかも加熱装置が調理鍋の深さに応じて上下
動するので、高さの低い製品、いわゆるローフォルムの
製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の断面図
【図2】第2実施形態の断面図
【図3】第3実施形態の断面図
【図4】従来例の断面図
【符号の説明】
1 調理器本体 2 ガード 3 遮熱板 4 加熱装置 5 ヒーター 6 温度調整装置 7 加熱板 8 浅い調理鍋 9 深い調理鍋 9′ 深い調理鍋の蓋 10 電源用コンセント 11 補助リング 12 底面 13 つば縁 14 取手 15 ビス 16 スペーサ 17 周側壁 18 段部 19 取付け金具 21 ヒーター 22 外周部加熱装置 23 筒体 24 コイルバネ 25 可動遮熱板 26 取付け金具 27 ヒーター 28 中央部加熱装置 29 段部 31 支持部 32 加熱装置 33 熱板
フロントページの続き (72)発明者 大島 三三夫 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホ ービン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器本体の周縁部にガードを設け、上
    記ガードの内側の底面上に加熱装置を取付け、上記加熱
    装置上に深さの異なる二種類の調理鍋を択一的に着脱自
    在に載置するようにした電気調理器において、上記ガー
    ドの高さを深い調理鍋の周側壁をカバーするに足りる高
    さに形成し、上記調理器本体に固定された遮熱板に浅い
    調理鍋の支持部を設け、上記加熱装置の全部又は一部を
    上下方向に伸縮可能なバネにより支持し、上記バネを上
    記択一的に選択された調理鍋の重量と深さに応じて伸縮
    せしめて上記加熱装置を該調理鍋の底面に接触させるよ
    うにしたことを特徴とする電気調理器。
  2. 【請求項2】 上記加熱装置を上記二種類の調理鍋の中
    央部分に対向した中央加熱装置と、それより外周側に対
    向した外周部加熱装置により構成し、上記中央部加熱装
    置を上記のバネによって支持し、上記外周部加熱装置を
    固定遮熱板上に設置し、その設置高さを上記浅い調理鍋
    に接触する高さに設定することにより該浅い調理鍋の支
    持部を構成したことを特徴とする請求項1に記載の電気
    調理器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001030771A1 (fr) * 1999-10-28 2001-05-03 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Derives de thiazolidinedione
JP2014214968A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 リンナイ株式会社 加熱調理器
JP2016179186A (ja) * 2016-05-18 2016-10-13 リンナイ株式会社 加熱調理器
CN111820770A (zh) * 2020-07-24 2020-10-27 青岛海信电子产业控股股份有限公司 一种蒸烤箱

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CN111820770A (zh) * 2020-07-24 2020-10-27 青岛海信电子产业控股股份有限公司 一种蒸烤箱

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