JPH1146614A - ニップル給水器用リブ付パイプ - Google Patents

ニップル給水器用リブ付パイプ

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Publication number
JPH1146614A
JPH1146614A JP20591897A JP20591897A JPH1146614A JP H1146614 A JPH1146614 A JP H1146614A JP 20591897 A JP20591897 A JP 20591897A JP 20591897 A JP20591897 A JP 20591897A JP H1146614 A JPH1146614 A JP H1146614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
nipple
valve element
water
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP20591897A
Other languages
English (en)
Inventor
Schumacher Egon
シユマハー エゴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO SYST KK
Toyo System Co Ltd
Original Assignee
TOYO SYST KK
Toyo System Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TOYO SYST KK, Toyo System Co Ltd filed Critical TOYO SYST KK
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Publication of JPH1146614A publication Critical patent/JPH1146614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水システムとしての性能を落とすことな
く、給水システムのコストを低減する。 【解決手段】 内面が段部1aを境にして上部大径部1
bと下部小径部1cによって形成されたニップル本体1
の内部に、給水間隙を設けて上部弁体3と下部弁体4
を、端面5で当接するようにして挿入し、上部弁体3の
大径部3aと下部弁体4の大径部4aによって、給水を
シールし、鶏が下部弁体4の下端をつつくことにより、
両弁体が持ち上げられて給水されるようになっている。
上記したニップル本体1が固定して取付けられる角形給
水パイプ21の上辺部21aの肉厚を、上部弁体3の頂
部と対向して該弁体3の動きを一定範囲に抑える部分2
1Aを厚くし、それ以外の部分21Bを肉薄に形成し
て、該給水パイプ21を軽量にしてコストを低減させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏の水飲みのため
にニップル給水器を取付けた、鶏舎内に設置される給水
パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鶏舎内には鶏の水飲みのために給
水パイプが設置されており、該給水パイプは、通常断面
角形の角パイプで構成され、該角パイプの所要個所に、
ほぼ等間隔にニップル給水器が取付けられている。
【0003】図2は、上記ニップル給水器を断面角形の
給水パイプ(角パイプ)に取付けた従来例を示す断面図
である。図において、ニップル本体1は、内面が中間部
に設けられた段部1aを境として、上部大径部1bと下
部小径部1cによって形成された筒形胴体(ボディ)か
らなり、該ニップル本体1は角形の給水パイプ2の下辺
部に強固に固定されている。
【0004】上記ニップル本体1の内部には、該ニップ
ル本体の上部大径部1bに給水間隙を設けて挿入される
上部弁体3と、下部小径部1cに給水間隙を設けて挿入
される下部弁体4とが、互いに端面5で当接するように
して挿入されており、上部弁体3の上部には、ニップル
本体1の大径部1bの内径より大きい外径を有する大径
部3aが形成されており、また下部弁体4の上部には、
ニップル本体1の下部小径部1cの内径より大径の大径
部4aが形成されており、該大径部4aの上端面と上部
弁体3の下端面とが当接面5を介して当接するように構
成されている。
【0005】そして、該ニップル本体1を筒形給水パイ
プ2に取付けた図2の状態で、下部弁体4の上部大径部
4aの下端面が段部1aと当接して下部小径部1cの上
部開口を閉塞し、この状態で、上部弁体3の上部大径部
3aの下端面で上部大径部1bの上部開口を閉塞するよ
うにして両弁体3と4によって給水をシールするように
なっている。
【0006】使用状態において、鶏舎内の鶏が下部弁体
4の下端(先端)をつつくと、両弁体3,4が持ち上げ
られ、上方に移動して両弁体3,4によってシールされ
ていた弁口(弁座)が開口されるので、給水パイプ2内
の水が、ニップル本体1の上部大径部1bと下部小径部
1cの内面と、上部弁体3と下部弁体4の周面との間に
形成される給水間隙を通って落下するようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例のニッ
プル給水器においては、ニップル本体を取付ける角形給
水パイプの肉厚が、上下両辺及び両側辺の何れもで、ニ
ップル本体を固定して取付ける下辺部の肉厚とほぼ等し
く構成されていた。そのため、給水パイプの全長でコス
ト高となるという問題点があった。
【0008】本発明は、給水システムとしての性能を落
すことなく、該給水システムのコストを低減することを
課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の採った手段は、ニップル本体の内部に、重
力で落下するように給水間隙を設けて挿入された、該ニ
ップル本体内部の中間部に形成された段部で係止して給
水をシールするようにされた弁体を挿入したニップル給
水器を、断面角形の給水パイプの下辺部によって固定し
て取付けたニップル給水器用パイプにおいて、上記角形
給水パイプの上辺部の肉厚を、上記弁体の頂部と対向し
て該弁体の動きを一定範囲に抑える部分を、リブ状に厚
く形成し、他の部分を薄く形成したことを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示す角形給水パイプにニップル給水器を
取付けた断面図であって、図中、図2に記載した符号と
同一の符号は、同一ないし同類部分を示すものとする。
【0011】図において、ニップル本体1は、内面が段
部1aを境にして上部大径部1bと下部小径部1cによ
って形成された筒形胴体からなり、内部には、該ニップ
ル本体1の上部大径部1bに給水間隙を設けて挿入され
る上部弁体3と、下部小径部1cに給水間隙を設けて挿
入される下部弁体4とが、互いに端面5で当接するよう
にして挿入されており、上部弁体3の上部大径部3a
が、下降時にニップル本体1の上部大径部1bの内径を
閉じるようになっており、(なお、図示のものは、両弁
体3,4が上昇している状態を示している。)また下部
弁体4の上部大径部4aが下降時に、ニップル本体1の
段部1aと当接してニップル本体1の下部小径部1cの
内径を閉じるようになっている点は、上記した従来例
(図2)と変りはない。
【0012】本発明(本実施形態)では、上記したニッ
プル本体1が固定して取付けられる角形給水パイプ21
の上辺部21aの肉厚が、従来例(図2)では両側辺部
21bや下辺部21cの肉厚とほぼ同等に形成されてい
たのに対し、上部弁体3の頂部と対向して該弁体3の動
きを一定範囲に抑える部分21Aの肉厚を、他の両側辺
部21bや下辺部21cの肉厚とほぼ同等の厚みとし、
上記肉厚部分21A以外の部分21Bを、肉薄に形成し
ている。
【0013】上記のように構成したことにより、使用
時、鶏舎内の鶏が下部弁体4の下端をつつくと、両弁体
3,4が上方に持ち上げられるので、弁体のシール状態
が解除されて下部弁体4に沿って水が落下することは従
来例(図2)と変りはないが、この際、給水量にほぼ比
例する上下両弁体3,4の動き(上方への変位量)は、
給水パイプ21の肉厚部21Aによって制限される。ま
た、給水パイプ21の上辺部21aの肉薄部21Bによ
って、給水システムとしての性能を落すことなく、該給
水パイプ21を軽量にして、コストを低減させることが
できる利点を有する。
【0014】また、ニップル本体1内に挿入される弁体
を、上部弁体3と下部弁体4によって構成し、給水のシ
ール作用を、下部弁体4のみならず、上部弁体3の大径
部3aによっても行わせることにより、シール作用を一
層確実にすると同時に、上部弁体3の大径部3aによっ
て、ゴミ除けの働きをさせることができる。
【0015】上記した実施形態(図1)において、上部
弁体3の上部に形成される大径部3aを、半径方向に突
出したリング状突部によって形成しているので、従来例
(図2)のように大径部3a全体を大径の円柱体によっ
て形成したものと比べて上部弁体3が軽量となり、鶏へ
の給水作用が円滑に行われる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ニップル本体の内部に、重力で落下するように給水間隙
を設けて挿入され、該ニップル本体内部の中間部に形成
された段部で係止して給水をシールするようにされた弁
体を挿入したニップル給水器を、断面角形の給水パイプ
の下辺部によって固定して取付けたニップル給水器用パ
イプにおいて、上記角形給水パイプの上辺部の肉厚を、
上記弁体の頂部と対向して該弁体の動きを一定範囲に抑
える部分をリブ状に厚く形成し、他の部分を薄く形成し
たことにより、給水システムとしての性能を落すことな
く、給水パイプを軽量にしてコストを低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施例)を示す角形給水
パイプにニップル給水器を取付けた断面図である。
【図2】従来例を示す図1と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 ニップル本体 1a 段部 1b 上部大径部 1c 下部小径部 3 上部弁体 3a 上部大径部 4 下部弁体 4a 上部大径部 21 断面角形給水パイプ 21a 上辺部 21b 側辺部 21c 下辺部 21A 肉厚部 21B 肉薄部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニップル本体の内部に、重力で落下する
    ように給水間隙を設けて挿入され、該ニップル本体内部
    の中間部に形成された段部で係止して給水をシールする
    ようにされた弁体を挿入したニップル給水器を、断面角
    形の給水パイプの下辺部によって固定して取付けたニッ
    プル給水器用パイプにおいて、上記角形給水パイプの上
    辺部の肉厚を、上記弁体の頂部と対向して該弁体の動き
    を一定範囲に抑える部分をリブ状に厚く形成し、他の部
    分を薄く形成したことを特徴とするニップル給水器用リ
    ブ付パイプ。
JP20591897A 1997-07-31 1997-07-31 ニップル給水器用リブ付パイプ Pending JPH1146614A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100736829B1 (ko) 2006-04-04 2007-07-10 안광덕 가금 급수용 니플
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KR101485661B1 (ko) * 2013-04-02 2015-01-26 문정철 튜브형 가축용 급수 니플

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