JPS5952315B2 - 急速空気弁 - Google Patents

急速空気弁

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JPS5952315B2
JPS5952315B2 JP951181A JP951181A JPS5952315B2 JP S5952315 B2 JPS5952315 B2 JP S5952315B2 JP 951181 A JP951181 A JP 951181A JP 951181 A JP951181 A JP 951181A JP S5952315 B2 JPS5952315 B2 JP S5952315B2
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JP
Japan
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valve body
floating
floating valve
exhaust hole
float
Prior art date
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Expired
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JP951181A
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English (en)
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JPS57124172A (en
Inventor
一郎 佐久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K24/00Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures
    • F16K24/04Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only
    • F16K24/042Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only actuated by a float

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体の輸送あるいは貯留用閉空間に連通する
略筒状の弁室をもつ弁箱内に、上部に遊動弁体を備えた
フロート弁体を昇降自在に設け、前記フロート弁体の上
昇に伴った前記遊動弁体の持上げ作動によって大径吸排
気孔を閉じさせ、かつ、フロート弁体の下降に伴った遊
動弁体の下降によって前記大径吸排気孔を開かせると共
に、前記遊動弁体に小径排気孔を設け、前記遊動弁体に
対する前記フロート弁体の昇降により前記小径排気孔を
開閉させる急速空気弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、実開昭55−126071号公報に、液体の輸送
あるいは貯留用閉空間に連通させる弁室内に有底筒状ガ
イドを設けると共に、前記ガイド内にフロート弁体の上
部に遊動弁体を外嵌しこのフロート弁体を昇降自在に設
け、前記フロート弁体の上昇による前記遊動弁体の持上
げによって大径吸排気孔を閉じさせ、かつ、フロート弁
体の下降による遊動弁体の下降によって大径吸排気孔を
開かせるべく構成すると共に、前記遊動弁体に小径排気
孔を設け、前記遊動弁体に対する前記フロート弁体の昇
降により前記小径排気孔が開閉されるべく構成し、かつ
、前記遊動弁体と前記フロート弁体を接近及び離間自在
に連結し、初期のガス排出時における圧力差に起因する
前記遊動弁体の浮上を前記フロート弁体の重量により抑
制するべく構成したガス抜き弁が開示されている。
このガス抜き弁は、液体の流動開始初期等、多量のガス
を大径吸排気孔を通じて急速に排出可能であり、フロー
ト弁体が液体の水位上昇によって上昇し大径吸排気孔を
遊動弁体で閉じこの状態で小径排気孔を通じて気泡等の
小量のガスを排出可能であるが、液体の流動開始の初期
等において、多量のガスを大径吸排出口を通じて排出さ
せる場合、遊動弁体が排出ガスの通路内に位置するから
遊動弁体の上下に流出ガスの差圧が生じ、この差圧によ
る上向きの力がフロート弁体に働く重力に抗して遊動弁
体を押上げ、液体の水位上昇に伴うフロート弁体の上昇
より速く、遊動弁体付フロート弁体全体を異常に浮上ら
せる結果を生じ、大径吸排気孔を閉じ、ガスの排出に支
障を来たす欠点がある。
しかし、この従来例ではフロート弁体の重量により上記
浮上りを抑制するべく構成したが、これではフロー1−
弁体に余分の重量を付加しなければならず、フロート弁
体の重量が大となるのと、それに伴う液体中の浮力の減
少など構造上も機能上も効率の悪いものとなる欠点があ
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする技術的課題は、弁箱内に遊動
弁体を備えたフロート弁体を有する急速空気弁の本来機
能を発揮させながら、流体の流動開始の初期等の大量の
ガス排出時に、簡単な改良でもって構造の重量を増大さ
せることなく、フロート弁体の異常な浮上りを防止する
点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
略筒状の弁室をもつ弁箱内に遊動弁体を備えたフロート
弁体を有する急速空気弁において、前記フロート弁体を
、円筒状部の上端部及び下端部に夫々弁体部及び底部を
内部に密閉空間を形成する状態で溶接固着すると共に、
前記円筒状部の上部に環状突出部を突設させたものから
構成し、前記環状突出部に前記遊動弁体を上下昇降自在
に内嵌し、かつ前記遊動弁体と前記環状突出部に亘って
前記遊動弁体の上下昇降移動範囲を規制する移動規制具
を設けるものである。
〔作 用〕
上記技術的手段は次のように作用する。
前記フロート弁体を、円筒状部の上端部及び下端部に夫
々弁体部及び底部を内部に密閉空間を形成する状態で溶
接固着すると共に、前記円筒状部の上部に環状突出部を
突設させたものから構成し、前記環状突出部に前記遊動
弁体を上下昇降自在に内嵌しであるから、液体の流動開
始の初期等において、液体の水位上昇に伴ってフロート
弁体がその浮力により上昇するに伴って、弁室内の空気
はフロート弁体の円筒状部と弁箱内面間に形成される流
路を通り上昇し大径吸排出口を通じて排出される。
この時、前記遊動弁体は前記円筒状部の上部の環状突出
部内側で昇降するから、前記遊動弁体はこの排出される
空気に直接に露出されることがなく、この遊動弁体には
それを押上げる上下の差圧に起因する上向き力が作用す
ることはない。
また、排出空気はフロート弁体の円筒状外面と筒状の弁
箱内面との間に形成される軸芯方向に延伸する遮るもの
のない環状空間を抵抗少なく通過することとなる。
次に、前記遊動弁体と前記環状突出部に亘って前記遊動
弁体の上下昇降移動範囲を規制する移動規制具を設けで
あるから、フロート弁体が上昇して遊動弁体が大径吸排
気孔を閉じた後も気泡等の小量のガスを小径排出口から
排出するだけの規制をすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記の結果、次の効果を奏する。
液体の流動開始の初期等において、前記遊動弁体は排出
空気に直接に露されることなく遊動弁体を押上げる差圧
に起因する上向き力が作用することはなく、また、排出
空気は遮るもののない環状空間を抵抗少なく通過するか
ら、遊動弁体と移動規制具により連結されたフロート弁
体を上昇させる力は、液体による浮力以外に発生するこ
となく、従って、フロート弁体の構造重量を増大させる
ことなくフロート弁体の異常な浮上りを防止できた。
これに伴って安定した確実な急速排気ができる至った。
また、フロート弁体を円筒状部に上下端に弁体部および
底部を溶接固着した構成にしたから、フロート弁体を球
状または半球筒状に構成したものに比較し製作容易なも
のにすることができるに至った。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面について説明する。
液体輸送管に対して連通させるための開口2を下端側に
備えた竪型円筒状本体1、並びに、その上端側にボルト
連結したキャップ3付カバー4によって弁箱Aを構成し
、この弁箱Aに周方向に間隔を隔てて半径方向内方に向
けて上下方向に長い複数の突片5・・を配設し、円柱状
フロート弁体6を弁箱A内に設け、フロート弁体6に、
それにより開閉される小径排気孔14を有する遊動弁体
15を、ボルト16の作用で制限範囲内で相対昇降自在
に連結し、カバー4の中央に嵌着したゴム製弁座7及び
弁座押え8によって、横断面形状はぼ円形の弁箱A内空
間とほぼ同軸芯状に大径吸排気孔9を形成し、弁箱A内
空間における液位変動に伴って、フロート弁体6を昇降
させ、遊動弁体15により大径吸排気孔9を、かつ、フ
ロート弁体6により小径排気孔14を夫々開閉させるべ
く構成し、もって、急速排気及び微量排気が行われるよ
うにしである。
前記遊動弁体15の比重が1以上になるように、例えば
アルミ等で弁体主要部を形成して、急速排気時の気流に
よる遊動弁体15の浮上りを抑制すべく構成し、前記フ
ロート弁体6との連結による遊動弁体15浮上り抑制作
用と相まって、急速排気が安定して行われるように構成
すると共に、遊動弁体15の強度を大にしである。
前記フロート弁体6は、円筒状部6aの上端部及び下端
部にわん曲した弁体部6b及び底部6Cをそれぞれ外側
に凸状にして溶接固着して内部に密閉空間を形成すると
共に、前記円筒状部6aの上部に環状突出部6dを突設
させたものから構成されている。
そして、この環状突出部6dに遊動弁体15を上下昇降
自在に内嵌し、かつ前記遊動弁体15の側面にボルト1
6を螺着し、このボルト16の頭部が前記環状突出部6
dに設けられた縦溝16aの内面と係合し、前記フロー
ト弁体6に対して前記遊動弁体15の上下昇降範囲を規
制するべく連結しである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る急速空気弁の実施例を示し、第1図
は全体縦断面図、第2図は第1図のII−II線断面図
である。 6・・・・・・フロート弁体、6a・・・・・・円筒状
部、6b・・・・・・弁体部、6C・・・・・・底部、
6d・・・・・・環状突出部、9・・・・・・大径吸排
気孔、14・・・・・・小径排気孔、15・・・・・・
遊動弁体、16・・・・・・移動規制具、A・・・・・
・弁箱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体の輸送あるいは貯留用閉空間に連通する略筒状
    の弁室をもつ弁箱A内に、上部に遊動弁体15を備えた
    フロート弁体6を昇降自在に設け、前記フロート弁体6
    の上昇に伴った前記遊動弁体15の持上げ作動によって
    大径吸排気孔9を閉じさせ、かつ、フロート弁体6の下
    降に伴った遊動弁体15の下降によって前記大径吸排気
    孔9を開かせると共に、前記遊動弁体15に小径排気孔
    14を設け、前記遊動弁体15に対する前記フロート弁
    体6の昇降により前記小径排気孔14を開閉させる急速
    空気弁において、前記フロート弁体6を、円筒状部6a
    の上端部及び下端部に夫々弁体部6b及び底部6Cを内
    部に密閉空間を形成する状態で溶接固着すると共に、前
    記円筒状部6aの上部に環状突出部6dを突設させたも
    のから構成し、前記環状突出部6dに前記遊動弁体15
    を上下昇降自在に内嵌し、かつ前記遊動弁体15と前記
    環状突出部6dに亘って前記遊動弁体15の上下昇降移
    動範囲を規制する移動規制具16を設けである急速空気
    弁。
JP951181A 1981-01-24 1981-01-24 急速空気弁 Expired JPS5952315B2 (ja)

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