JPH0814429A - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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Publication number
JPH0814429A
JPH0814429A JP14443094A JP14443094A JPH0814429A JP H0814429 A JPH0814429 A JP H0814429A JP 14443094 A JP14443094 A JP 14443094A JP 14443094 A JP14443094 A JP 14443094A JP H0814429 A JPH0814429 A JP H0814429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air hole
valve
valve body
air
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14443094A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Araki
美喜夫 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Industries Inc filed Critical Maezawa Industries Inc
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Publication of JPH0814429A publication Critical patent/JPH0814429A/ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大径空気孔と小径空気孔とを備えた空気弁の
高さ寸法を小さくする。 【構成】 弁箱3の上部中央に大径空気孔4を、該大径
空気孔4の外周部に小径空気孔5をそれぞれ設け、弁箱
中央部に、上昇時に前記大径空気孔4を閉塞する大径フ
ロート弁体6を上下動可能に設けるとともに、該大径フ
ロート弁体6の外周部に、上昇時に前記小径空気孔5を
閉塞するリング状フロート弁体7を上下動可能に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体輸送配管内に混入
した空気を排出する空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平1−11483号公報に
示される空気弁は、弁箱上部に設けた大径空気孔を、蓋
部と筒状胴部とを有する遊動弁体で開閉し、該遊動弁体
の蓋部の偏心位置に小径空気孔を設け、前記筒状胴部に
収納したフロート弁体の液面の変位に伴う上下動により
前記大径空気孔と前記小径空気孔を開閉するもので、弁
箱内の液面が上昇すると、この上昇に伴ってフロート弁
体が上面にて遊動弁体の蓋部の小径空気孔を閉塞した状
態で上昇し、フロート弁体の浮力により遊動弁体を上昇
させて弁箱の大径空気孔を閉塞する。そして、配管内に
混入した空気によって弁箱内の液面が下降すると、フロ
ート弁体が下降して小径空気孔を開放して空気を排出
し、この排出によって液面が上昇すると、フロート弁体
が上昇して小径空気孔を閉塞する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構造で
は、遊動弁体とフロート弁体とが上下方向に配置されて
いるため、空気弁の上下寸法が大きくなり、空気弁の取
り付け場所に制限が生じていた。
【0004】そこで本発明は、大径空気孔と小径空気孔
とを備えた空気弁の高さ寸法を小さくすることができる
空気弁の構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の空気弁は、弁箱の上部中央に大径空気孔
を、該大径空気孔の外周部に小径空気孔をそれぞれ設
け、弁箱中央部に、上昇時に前記大径空気孔を閉塞する
大径フロート弁体を上下動可能に設けるとともに、該大
径フロート弁体の外周部に、上昇時に前記小径空気孔を
閉塞するリング状フロート弁体を上下動可能に設けたこ
とを特徴としている。
【0006】
【作 用】上記構成によれば、大径空気孔を開閉する大
径フロート弁体の外周部に小径空気孔を開閉するリング
状フロート弁体を配置したので、空気弁の上下寸法を小
さくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。本実施例に示す空気弁1
は、下部に流入口2を有する弁箱3の上部に装着された
蓋3aの中央部に大径空気孔4を、該大径空気孔4の外
周部に小径空気孔5を設けるとともに、前記弁箱3内
に、前記大径空気孔4を開閉する大径フロート弁体6
と、前記小径空気孔5を開閉するリング状フロート弁体
7とを収納したものである。
【0008】上記大径フロート弁体6は、弁箱3の中央
部に設けられた筒状のガイド部材8により上下方向に移
動可能にガイドされており、該大径フロート弁体6の上
面には、前記大径空気孔4の外周部下面に当接するOリ
ング9が装着されている。また、ガイド部材8の上部及
び底部には、それぞれ通孔10が設けられており、ガイ
ド部材8の底部上面と大径フロート弁体6の下面との間
には、下降時の大径フロート弁体6がガイド部材8の底
部の通孔10を塞がないようにするための突起11が設
けられている。
【0009】前記リング状フロート弁体7は、上記ガイ
ド部材8の外周と弁箱3の内周との間に納まるリング状
に形成されており、前記小径空気孔5の近傍に設けられ
たガイド杆12により上下方向に移動可能にガイドされ
ている。
【0010】上記ガイド杆12は、図2に示すように、
蓋3aの小径空気孔5の両側に2本が垂直方向に設けら
れており、ガイド杆12に対応するリング状フロート弁
体7の本体部分には、ガイド杆12を挿通する開口部7
aが形成され、後述する小径空気孔5の開閉作動に伴う
リング状フロート弁体7の上下動に支障がないようにし
ている。
【0011】また、前記開口部7aの上部には、ガイド
杆12の直径よりも大径のガイド孔13を有するプレー
ト状乃至ブロック状のガイド片14が装着されており、
該ガイド片14の上面略中央部が前記小径空気孔5の弁
座に当接するように形成されている。
【0012】また、リング状フロート弁体7の上面に
は、上記ガイド片14が小径空気孔5の弁座に当接した
際に、蓋3aの下面に当接してガイド片14の上面を略
水平に保持するための突起15が設けられており、リン
グ状フロート弁体7の下面には、下降時のリング状フロ
ート弁体7と弁箱3の底部との間に適当な間隔を設ける
ための突起16が設けられている。
【0013】このように構成された空気弁1は、該空気
弁1を取り付けた配管内への送液開始前には、図1に示
すように、両弁体6,7は自重で下降しており、送液を
開始すると配管内の空気は、流入口2から弁箱3内に流
入し、主としてリング状フロート弁体7とガイド部材8
との間の空間を流れて大径空気孔4から排気されるた
め、大量の空気を急速に排気することができる。
【0014】弁箱3内への液体の流入に伴って両弁体
6,7は浮力により上昇を開始し、液面が所定の高さに
なると、図3に示すように、大径フロート弁体6が大径
空気孔4を閉塞し、リング状フロート弁体7が小径空気
孔5を閉塞する。
【0015】そして、配管内に混入した空気が弁箱3内
に流入して弁箱3内の液面が下降すると、図4に示すよ
うに、弁箱内外の圧力差の関係からリング状フロート弁
体7のみが下降して小径空気孔5を開き、弁箱3内の空
気を排出する。このとき、リング状フロート弁体7の小
径空気孔5の部分には、圧力差による吸着力が生じてい
るため、弁座の外周側を支点としてリング状フロート弁
体7が傾斜しながら下降する状態になる。この空気の排
出により弁箱3内の液面が上昇すると、再びリング状フ
ロート弁体7が上昇して小径空気孔5を閉塞する。
【0016】また、配管内の液を排出する際には、弁箱
3の圧力低下により液面の下降とともに両弁体6,7が
下降して大径空気孔4も開放されるため、大量の空気を
吸入することができ、配管内の排液を急速に行うことが
できる。
【0017】このように、配管内への送液開始時や配管
内からの排液時には大径空気孔4により大量の吸排気を
行い、通常の送液時には小径空気孔5により少量の排気
を行う空気弁において、大径空気孔4を開閉する大径フ
ロート弁体6の外周部に小径空気孔5を開閉するリング
状フロート弁体7を配置したので、大径空気孔を開閉す
る遊動弁体と小径空気孔を開閉するフロート弁体とを上
下方向に配置した従来の空気弁に比べて空気弁の上下寸
法を小さくすることができ、配管の上部空間が小さい場
所にも空気弁を取り付けることが可能となる。
【0018】なお、本発明の空気弁は、上記実施例の形
状に限定されるものではなく、例えば、弁体のガイド部
の形状や構造は、弁体の作動を妨げない範囲で適宜な構
成を採用することが可能であり、リング状フロート弁体
のガイド部は省略することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気弁
は、大径空気孔を開閉する大径フロート弁体の外周部に
小径空気孔を開閉するリング状フロート弁体を配置した
ので、空気弁の上下寸法を小さくすることができ、配管
の上部空間が小さい場所にも空気弁を取り付けることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す空気弁の縦断面図で
ある。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 閉弁状態の空気弁を示す縦断面図である。
【図4】 小径空気孔が開いた状態の空気弁の縦断面図
である。
【符号の説明】
1…空気弁、2…流入口、3…弁箱、4…大径空気孔、
5…小径空気孔、6…大径フロート弁体、7…リング状
フロート弁体、8…ガイド部材、12…ガイド杆、13
…ガイド孔、14…ガイド片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱の上部中央に大径空気孔を、該大径
    空気孔の外周部に小径空気孔をそれぞれ設け、弁箱中央
    部に、上昇時に前記大径空気孔を閉塞する大径フロート
    弁体を上下動可能に設けるとともに、該大径フロート弁
    体の外周部に、上昇時に前記小径空気孔を閉塞するリン
    グ状フロート弁体を上下動可能に設けたことを特徴とす
    る空気弁。
JP14443094A 1994-06-27 1994-06-27 空気弁 Pending JPH0814429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14443094A JPH0814429A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 空気弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP14443094A JPH0814429A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 空気弁

Publications (1)

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JPH0814429A true JPH0814429A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15362019

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JP14443094A Pending JPH0814429A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 空気弁

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JP (1) JPH0814429A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121678A (ja) * 2007-10-24 2009-06-04 Kyowa Kogyo Kk 空気弁及び空気弁の分解方法

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