JPH1146322A - シェーディング補正機能付き非冷却赤外線2次元センサカメラ - Google Patents

シェーディング補正機能付き非冷却赤外線2次元センサカメラ

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JPH1146322A
JPH1146322A JP9218219A JP21821997A JPH1146322A JP H1146322 A JPH1146322 A JP H1146322A JP 9218219 A JP9218219 A JP 9218219A JP 21821997 A JP21821997 A JP 21821997A JP H1146322 A JPH1146322 A JP H1146322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で低消費電力のシェーディング補正機能
付き非冷却赤外線2次元センサカメラを得る。 【解決手段】 赤外線2次元センサ1、増幅器2、A/
D変換器3、演算器4、センサデータ書込制御回路5、
TVスキャンデータ読出制御回路6、シェーディング熱
画像データ生成タイミング制御回路7、シェーディング
熱画像データメモリ転送回路8、TVスキャン変換メモ
リ9、10、選択回路11、13〜20、レジスタ12
のブロックで構成され、TVスキャン変換メモリ9、1
0はそれぞれシェーディング補正用データであるシェー
ディング熱画像データ格納領域、シェーディング補正後
のデータである熱画像データ格納領域からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線2次元セン
サを用いた赤外線カメラにおけるシェーディングを補正
する技術の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線カメラにおいては測定対象物とは
無関係にカメラ筐体内における迷光に起因して、2次元
センサ上に入射される赤外線エネルギー量が、環境温度
が高い場合には中心部から周辺にいくにつれてエネルギ
ー量が多くなり、逆に環境温度が低い場合には中心部か
ら周辺にいくにつれてエネルギー量が少なくなるという
いわゆるシェーディングと呼ばれる現象(温度勾配)を
生ずる。これは特に非冷却の赤外線カメラにおいて顕著
に現れる。本来温度勾配があってはならないところにこ
のような温度勾配があっては赤外線像から正確な温度測
定ができなくなるので、このシェーディングによる影響
を補正するため従来次のような回路を用いていた。
【0003】図4は、従来の赤外線カメラの実施例の構
成を示すブロック図である。外界からの赤外線は光学瞳
の位置に開閉自在のシャッタが設けられた組合わせレン
ズ(図示せず。)で集光される。このシャッタが開の場
合、集光された赤外線は赤外線2次元センサ1の面上に
結像する。この赤外線2次元センサ1からは一定の走査
(例えばラスタスキャン)によって画素毎に赤外線強度
に応じた電気信号が取り出される。取り出された赤外線
画像信号は増幅器2で後の処理に必要なレベルまで増幅
される。増幅された信号はA/D変換器3で、要求され
る階調度を満足するビット数のデジタルデータに変換さ
れる。得られたデジタルデータは、これからシェーディ
ングによる影響分を減ずるための減算器4のいずれか一
方入力端へ入力され、シェーディングによる影響が除去
された形でTVスキャン変換メモリ9a、10aへ出力
される。
【0004】一方シェーディング補正メモリ11が、減
算器4の出力を格納可能なように接続されており、ま
た、その格納された信号を読み出して減算器4の他方入
力端へ入力できるように接続されている。その作用は、
前記シャッタを閉にしたときのA/D変換器3の出力が
1画面分減算器4を経由してシェーディング補正メモリ
11に格納される。このときシェーディング補正メモリ
11からの読み出しは行われないようにしておくので、
減算器4では減算は行われるが、A/D変換器3からの
入力がそのまま出力されてシェーディング補正メモリ1
1に画素毎に格納される。こうして、格納されたデータ
はシャッタ以降のレンズおよび筐体における迷光に起因
するシェーディング熱画像のデータということになる。
【0005】一方、前記シャッタが開となって外界から
の赤外線を集光したとき赤外線2次元センサ1上に形成
される熱画像は、外界からの赤外線によるものとシェー
ディングによるものとが加算された状態のものである。
従って、外界からの赤外線のみによる熱画像を得るに
は、赤外線2次元センサ上に形成された熱画像からシェ
ーディング熱画像分を減ずればよいことになる。
【0006】そこで、シェーディング補正メモリ11の
シェーディング熱画像データを読み出して減算器4の他
方入力端へ入力し、A/D変換器3からの入力信号から
対応する画素毎に減ずることにより、シェーディングの
影響を除去した外界からの赤外線のみによる熱画像デー
タが得られることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回路では、TVスキャン変換メモリはテレビ
スキャン変換を行うので、前述のように通常2つのフレ
ームメモリ9a、10aで構成し、交互にいずれか一方
を読み出し用、いずれか一方を書き込み用として使用し
ている。このように、熱画像を記憶するメモリは、シェ
ーディング補正メモリ11、TVスキャン変換メモリ9
a、10aと3つのメモリが必要となり、その数分のメ
モリ素子が必要となるので装置の小型化、低消費電力化
には大きな障害となるという問題点があった。本発明は
上記課題を解決するためになされたもので、メモリ素子
数を減らすことが可能なシェーディング補正機能付き非
冷却赤外線2次元センサカメラを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシェーディング
補正機能付き非冷却赤外線2次元センサカメラは次の構
成を具備することを特徴とするものである。 (イ)開閉機構を備え、赤外線を集光/遮光する光学系 (ロ)前記光学系による赤外線像が結像される2次元セ
ンサ (ハ)2次元センサに対する画像走査により出力される
アナログ電気信号を画素毎にデジタルデータに変換する
A/D変換器 (ニ)前記A/D変換器からのデジタルデータをいずれ
か一方の入力端の入力データとし、他方の入力端へ入力
されたデータとの間で減算を行う減算器 (ホ)前記開閉機構を閉じることにより赤外線を遮光し
たときのA/D変換器の出力を1フレーム分格納し、そ
の後開となった後は、その格納されたデータが、前記減
算器のいずれか一方入力端に入力されているデータの画
素位置と一致させて読み出され、前記減算器の他方入力
端へ入力されるA系シェーディング補正メモリ (ヘ)A系シェーディング補正メモリと同じデータを記
憶するB系シェーディング補正メモリ (ト)A系シェーディング補正メモリのデータをB系シ
ェーディング補正メモリへ転送する転送回路 (チ)前記減算器の出力を1画面単位で格納するもので
あって、A系シェーディング補正メモリと同一素子から
なるA系フレームメモリ (リ)前記減算器の出力を1画面単位で格納するもので
あって、B系シェーディング補正メモリと同一素子から
なるB系フレームメモリ
【0009】また、前記シェーディング補正機能付き非
冷却赤外線2次元センサカメラにおいて、前記、減算器
の代わりに、前記開閉機構を閉じることにより赤外線を
遮光しているときには前記A/D変換器からのデジタル
データをいずれか一方の入力端の入力データとし、他方
の入力端へ入力されたデータとの間で平均値算出を行
い、この開閉機構を開くことにより赤外線を集光してい
るときには減算を行う演算器を具備し、前記A系シェー
ディング補正メモリの代わりに、前記開閉機構を閉じて
いるときは前記A/D変換器からのデジタルデータのう
ち最初の1フレーム分を格納し、その格納されたデータ
が、前記演算器のいずれか一方入力端に入力されている
データの画素位置と一致させて読み出され、前記演算器
の他方入力端へ入力され、最終的にはこの演算器で算出
された平均値を1フレーム分格納し、その後開となった
後は、その格納されたデータが、前記演算器のいずれか
一方入力端に入力されているデータの画素位置と一致さ
せて読み出され、前記演算器の他方入力端へ入力される
A系シェーディング補正メモリを具備すること、を特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、光学瞳位
置に外部から開閉制御が容易なシャッタを内蔵した組合
わせレンズを用い、シャッタを閉にしレンズを通しての
赤外線を遮断した状態で、迷光によるシェーディングの
影響を受けた状態の赤外線2次元センサの画素走査を行
って、得られた信号を画素毎にシェーディング補正メモ
リに記憶させ、次いでシャッタを開にして外界からの赤
外線による画像を赤外線2次元センサ上に結像させ、こ
れに画素走査を行って画素毎の信号をとり出し、この信
号から画素毎に、シェーディング補正メモリに記憶させ
てあった対応する画素の信号を読み出して、減算器にて
減算することによりシェーディングの影響を除去すると
いうものである。
【0011】このように、シャッタを閉にしてシェーデ
ィング補正メモリに記憶させるようにすること即ちシェ
ーディング補正メモリの更新は、予め定めた一定の周期
毎に自動的に行わせてもよいし、時間の経過に対する温
度変化が予め定めた値を越えたときに行わせるようにし
てもよい。これはまた、操作者の観測によって行わせて
もよいし、自動的に行わせてもよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の赤外線カメラの実施例を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の赤外線カ
メラの実施例の構成を示すブロック図、図2はこの赤外
線カメラの画素単位の動作状態を示すタイミングチャー
ト図、図3はフレーム単位の動作状況を示すタイミング
チャート図である。図1に示すように、この赤外線カメ
ラは、基本的には赤外線2次元センサ1、増幅器2、A
/D変換器3、演算器4、センサデータ書込制御回路
5、TVスキャンデータ読出制御回路6、シェーディン
グ熱画像データ生成タイミング制御回路7、シェーディ
ング熱画像データメモリ転送回路8、TVスキャン変換
メモリ9、10、選択回路11、13〜20、レジスタ
12のブロックで構成される。ここで、2系統あるTV
スキャン変換メモリ9、10において、メモリ9側をA
系メモリ、メモリ10側をB系メモリと呼び、シェーデ
ィング補正用データをシェーディング熱画像データ、シ
ェーディング補正後のデータを熱画像データと呼ぶもの
とする。
【0013】次に、それぞれのブロックについてその役
割を説明する。赤外線2次元センサ1は図示しない開閉
機構を備え、赤外線を集光/遮光する光学系により結像
される赤外線を検出し、一定の走査によって画素毎に赤
外線強度に応じた電気信号201に変換し、増幅器2は
電気信号201を必要なレベルの電気信号202まで増
幅し、A/D変換器3は電気信号202を所要の階調度
を満足するビット数の第1デジタルデータ203に変換
する。前記走査は、後述するTVスキャンデータ読出制
御回路6からのフレームスタート信号103をトリガ信
号として生成される水平走査タイミング信号であるライ
ンシンク信号104、垂直走査タイミング信号であるフ
レームシンク信号105により行われる。
【0014】演算器4はシェーディング熱画像データお
よび熱画像データを算出する演算器で、前記開閉機構を
閉じて赤外線を遮光してシェーディング熱画像データを
算出するときは平均値算出回路として動作し、第1デジ
タルデータ203と後述するレジスタ12からのLA/
Bシェーディング熱画像データ212間の平均値が、こ
の開閉機構を開いて熱画像データを算出するときは減算
器として動作し、第1デジタルデータ203からLA/
Bシェーディング熱画像データ212の減算値が第2デ
ジタルデータとして出力される。
【0015】センサデータ書込制御回路5は、シェーデ
ィング熱画像データおよび熱画像データ書込時のA系メ
モリ9およびB系メモリ10の制御部で、ラインシンク
信号104、フレームシンク信号105、および後述す
るシェーディング熱画像データ生成タイミング制御回路
7からのシェーディング熱画像データ書込信号106を
もとに、A系メモリ9およびB系メモリ10へ前記デー
タを記憶させるために必要なセンサ系書込/読出信号1
08、とシェーディング熱画像データ書込時に最初の1
フレーム期間LA/Bシェーディング熱画像データ21
2を「0」にするクリア信号107を生成する。これ
は、シェーディング熱画像データを算出する際は演算器
4で予め指定されたフレーム期間熱画像を加算し、その
フレーム数で除算することにより平均値を求めてその結
果をシェーディング熱画像データとするからである。
【0016】TVスキャンデータ読出制御回路6は、熱
画像データのTV系読出時のA系メモリ9およびB系メ
モリ10の制御部で、赤外線2次元センサ1のフレーム
スタート信号101およびTV同期信号を生成し、この
TV同期信号をもとにA系メモリ9およびB系メモリ1
0から熱画像データを読み出すために必要なTVタイミ
ングに応じたTV系読出制御信号109を生成する。ま
た、フレームスタート信号101が繰り返される度に、
A系メモリ9、B系メモリ10を交互に読出/書込モー
ドとするA系読出モード信号110とB系読出制御信号
111を生成する。この読出/書込モードの切替は後述
するフリーズ信号102を受けると、その時点で書込/
読出モードの変更は停止される。
【0017】シェーディング熱画像データ生成タイミン
グ制御回路7はシェーディング熱画像データ生成の統括
的な制御部で、シェーディング補正開始信号101を受
けてシェーディング熱画像データ生成中の熱画像表示の
不自然さを回避するために、シェーディング熱画像デー
タを生成中でない系のメモリの更新を停止するためのフ
リーズ信号102、シェーディング熱画像データ書込の
ためのシェーディング熱画像データ書込信号106、お
よび一方の系に書き込まれたシェーディング熱画像デー
タを他の系への転送を開始させる転送開始信号113を
生成する。フリーズ信号102のフリーズ期間は、後述
するシェーディングデータメモリ転送回路8からの転送
終了信号121を受けたとき終了する。
【0018】シェーディング熱画像データメモリ転送回
路8は、A系メモリ9とB系メモリ10の間のシェーデ
ィング熱画像データの転送制御部で、転送開始信号10
6をもとにA系メモリ9、B系メモリ10間でシェーデ
ィング熱画像データを転送するのに必要な制御信号であ
るA系転送制御信号115およびB系転送制御信号12
0を生成し、また書込データを選択するのに必要な制御
信号であるA系書込データ選択信号118およびB系書
込データ選択信号123を生成し、またシェーディング
熱画像データ214をもとにシェーディング熱画像デー
タ205、208を生成する。また、転送中は転送モー
ド信号116を生成し、転送が終了したとき、転送終了
信号121を生成する。
【0019】A系メモリ9およびB系メモリ10はそれ
ぞれ熱画像データ領域とシェーディング熱画像データ領
域からなり、この熱画像データとシェーディング熱画像
データをフレーム単位で記憶するものである。A系メモ
リ9においては、A系メモリ制御信号117およびA系
書込データ選択信号118により使用領域が決定され、
シェーディング熱画像データ書込時またはシェーディン
グ熱画像データ転送時にはシェーディング熱画像データ
領域に書き込まれあるいはそこから読み出され、シェー
ディング補正時は熱画像データ領域に書き込まれ、熱画
像データ読み出し時には熱画像データ領域から読み出さ
れる。B系メモリ10においては、B系メモリ制御信号
122およびB系書込データ選択信号123により使用
領域が決定され、シェーディング熱画像データ書込時ま
たはシェーディング熱画像データ転送時にはシェーディ
ング熱画像データ領域に書き込みあるいは読み出され、
シェーディング補正時は熱画像データ領域に書き込ま
れ、熱画像データ読み出し時には熱画像データ領域から
読み出される。
【0020】選択回路11はA系メモリ9への書込デー
タであるA系書込データを決定する選択回路で、A系書
込データ選択信号118によりシェーディング熱画像デ
ータ転送時にはシェーディング熱画像データ205を選
択し、それ以外は第2デジタルデータ204を選択して
A系書込デジタルデータ206として出力する。レジス
タ12は演算器4へLA/Bシェーディング熱画像デー
タ212を供給するもので、シェーディング熱画像デー
タ書込時は最初の1フレームのときクリア信号107に
より「0」にする。
【0021】選択回路13は、A系メモリ9の制御信号
を決定する第1の選択回路で、センサ系書込/読出制御
信号108とTV系読出制御信号109のいずれか一方
を選択するもので、A系TV読出モード信号110によ
り、TV読出モード時はTV系読出制御信号109を選
択し、それ以外はセンサ系書込/読出制御信号108を
選択してA系第1書込/読出制御信号114として出力
する。選択回路14は、A系メモリ9の制御信号を決定
する第2の選択回路で、A系第1書込/読出制御信号1
14とA系転送制御信号115のいずれか一方を選択す
るもので、転送モード信号116により、シェーディン
グ熱画像データ転送時はA系転送制御信号115を選択
し、それ以外はA系書込/読出制御信号114を選択し
てA系メモリ制御信号117として出力する。
【0022】選択回路15は、A系シェーディング熱画
像データとB系シェーディング熱画像データのいずれか
一方を選択する選択回路で、A系TV読出モード信号1
10とシェーディング熱画像書込信号106により、A
系シェーディング熱画像データ書込時にはA系メモリ9
からのA系読出データ207を、B系シェーディング熱
画像データ書込時にはB系メモリ10からのB系読出デ
ータ210を選択して第1A/Bシェーディング熱画像
データ211として出力する。
【0023】選択回路16はシェーディング熱画像デー
タの転送元を決定する選択回路で、シェーディング熱画
像データ207とシェーディング熱画像データ208の
いずれか一方を選択するもので、A系TV読出モード信
号110と転送モード信号116により、A系メモリ9
からの転送時にはA系読出データ207を選択し、B系
メモリ10からの転送時にはB系読出データ210を選
択して第2A/Bシェーディング熱画像データ214と
して出力する。
【0024】選択回路17はA系メモリ9からのA系読
出データ207とB系メモリ10からのB系読出データ
210のいずれか一方を選択する回路で、A系TV読出
モード信号110により、A系TV読出時はA系読出デ
ータ207を選択し、それ以外はB系読出データ210
を選択して熱画像データ213として出力する。選択回
路18はB系メモリ10への書込データであるB系書込
データを決定する選択回路で、B系書込データ選択信号
123によりシェーディング熱画像データ転送時にはシ
ェーディング熱画像データ208を選択し、それ以外は
第2デジタルデータ204を選択してB系書込デジタル
データ209として出力する。
【0025】選択回路19は、B系メモリ10の制御信
号を決定する第1の選択回路で、センサ系書込/読出制
御信号108とTV系読出制御信号109のいずれか一
方を選択するもので、B系TV読出モード信号111に
より、TV読出モード時はTV系読出制御信号109を
選択し、それ以外はセンサ系書込/読出制御信号108
を選択してB系第1書込/読出制御信号119として出
力する。
【0026】選択回路20は、B系メモリ10の制御信
号を決定する第2の選択回路で、B系第1書込読出制御
制御信号119とB系転送制御信号120のいずれか一
方を選択するもので、転送モード信号116により、シ
ェーディング熱画像データ転送時はB系転送制御信号1
20を選択し、それ以外はB系書込/読出制御信号11
9を選択してB系メモリ制御信号122として出力す
る。
【0027】このような赤外線カメラにおいては、まず
A系、B系メモリのいずれか一方のメモリのシェーディ
ング熱画像領域にシェーディング熱画像データを書き込
み、続いてそのシェーディング熱画像データを他の系の
メモリのシェーディング熱画像領域に転送し、両系のシ
ェーディング熱画像データを同じものとする。次に、こ
のシェーディング熱画像データをもとに熱画像データを
一方の系のメモリの熱画像データ領域に書き込み、他の
一方の系のメモリの熱画像データ領域から熱画像データ
を読み出し図示しない表示装置へ表示させる。このよう
にして、シェーディング補正を実現している。前述のよ
うに、一方の系から他の系へシェーディング熱画像デー
タを転送し、各系別々にシェーディング熱画像データを
生成しないのは、各系を交互に熱画像書込/読出モード
とするからであり、そのとき各系のシェーディング熱画
像データが異なってしまうと、等しい熱画像データが系
毎に相違点が生じ、表示したときの違和感を感じさせる
からである。
【0028】以上説明したように動作モードには、次の
4つのモードがある。 (1)シェーディング熱画像データ生成モード (2)シェーディング熱画像データ転送モード (3)熱画像データ書込モード (4)熱画像データ読出モード
【0029】図2はA系メモリ9またはB系メモリ10
の書込/読出制御の様子を時間軸として赤外線センサカ
メラ1のラインシンク信号104の構成要素である画素
単位で説明する図であり、図3はそれを時間軸として赤
外線センサカメラ1のフレームシンク信号105単位で
説明する図である。図2において、(A)は赤外線2次
元センサ1のラインシンク信号104、(B)は赤外線
2次元センサ1からの画素単位毎に更新される画素単位
のアドレスAD、(C)および(D)はA系メモリ9ま
たはB系メモリ10の読出/書込状態を示すもので、
(C)は熱画像データ書込時、(D)はシェーディング
熱画像データ生成時のものである。
【0030】図3において、(A)は赤外線2次元セン
サ1のフレームシンク信号105、(B)はA系メモリ
9の動作状態、(C)はB系メモリ10の動作状態、
(D)はシェーディング補正開始信号101、(E)は
シェーディング熱画像データ書込時に一方の系のメモリ
の書き換えを禁止するフリーズ信号102、(F)はシ
ェーディング熱画像データ書込時の最初のフレームのデ
ータを「0」に保持するクリア信号107、(G)はシ
ェーディング熱画像データ書込信号106、(H)はシ
ェーディング熱画像データをもう一方の系のメモリへ転
送開始を制御する転送開始信号113、(I)はこの転
送が終了したときの転送終了信号121である。
【0031】図3(B)、(C)に示すように、シェー
ディング熱画像データ書込時以外の通常動作時である熱
画像データ書込時は、A系メモリ9、B系メモリ10は
交互にいずれか一方に熱画像データが書き込まれ、いず
れかもう一方から熱画像が読み出され、図示しないモニ
タに熱画像が表示されている。通常動作時の赤外線2次
元センサ1の水平タイミングにおける画素単位の動作は
図2(C)に示すように、各画素の前半でTVスキャン
変換メモリからのシェーディング補正データを読み出
し、その後同じ位置の画素データとの差分がとられ、そ
の結果がTVスキャン変換メモリの熱画像領域に書き込
まれる。シェーディング補正開始信号101は、前述し
たように環境温度変化を監視しつつ、予め決められた一
定温度を越える度、予め決められた一定時間毎に、ある
いは使用者が任意にトリガボタンを押すことにより生成
される。
【0032】シェーディング補正開始信号101をシェ
ーディング補正タイミング制御回路7が受けると、シェ
ーディング熱画像データ書込信号106を生成し、ま
た、フリーズ信号102を生成する。TVスキャンデー
タ読出制御回路6はフリーズ信号102を受けて2系統
あるTVスキャン変換メモリのいずれか一方を読出専
用、もういずれか一方を書込専用にする。
【0033】今、図3(D)に示す(1)のタイミング
でシェーディング補正開始信号101が生成されたとし
てシェーディング熱画像データ書込動作について説明す
る。シェーディング補正タイミング制御回路7はシェー
ディング補正開始信号101を受けて、図3(E)の
(2)に示すタイミングでフリーズ信号102を、図3
の(3)に示すタイミングでクリア信号107およびシ
ェーディング熱画像データ書込信号106を生成する。
TVスキャンデータ読出制御回路6はフリーズ信号10
2を受けて、図3(B)、(C)に示すようにA系メモ
リ9を書込モードに、B系メモリ10を読出モードに固
定する。
【0034】A系メモリ9は書込モードとなっているの
で、その制御信号117としては、選択回路13、14
によりA系書込/読出制御信号108が入力され、その
データ206としては、選択回路11により演算器4か
ら得られた第2デジタルデータ204が入力される。ま
た、選択回路15により、レジスタ12にはA系メモリ
9のシェーディング熱画像データが第1A/Bシェーデ
ィング熱画像データ211として入力され、クリア信号
107が有効となるシェーディング熱画像データ書込時
の最初の1フレームを除いて、そのままLA/Bシェー
ディング熱画像データ212として演算器4に供給され
る。このとき、演算器4は前述したように平均値算出回
路として動作し、第1デジタルデータ203とLA/B
シェーディング熱画像データ212間の平均値が算出さ
れ、第2デジタルデータ204として出力される。こう
することで、シェーディング熱画像データがA系メモリ
9のシェーディング補正データ領域に記憶される。な
お、図2(G)でシェーディング熱画像データ書込信号
106が2フレーム分出力されているのは、本実施例で
は、2フレーム分積分して平均値を取り、シェーディン
グ熱画像データを算出することにしたためである。
【0035】この時、水平タイミング信号の動作は、図
2(D)に示すように、各画素の前半部分でA系メモリ
9のシェーディング熱画像データを読み出し、後半で演
算器4で赤外線2次元センサ1からの検出データと、こ
のシェーディング熱画像正データとの演算結果をA系メ
モリ9のシェーディング補正データ領域に書き込む。
【0036】次にシェーディング熱画像データの転送に
ついて説明する。図3(G)の(4)で示すタイミング
でシェーディング熱画像データの書込が終了すると、そ
の時点で図3(H)で示す転送開始信号113が出力さ
れる。前述したように、転送開始信号113を受ける
と、シェーディングデータメモリ転送回路8は転送に必
要な信号を生成するので、A系メモリ9のメモリ制御信
号117としてはA系転送制御信号115が選択され、
またA系読出デジタルデータ207としてはシェーディ
ング熱画像データが選択され、B系メモリ10のメモリ
制御信号122としてはB系転送制御信号120が選択
され、B系書込デジタルデータ209としてはA系シェ
ーディング熱画像データ208が選択される。またLA
/Bシェーディング熱画像データ212としてはA系読
出デジタルデータ207としてシェーディング熱画像デ
ータが選択される。こうして、A系メモリ9に格納され
たA系シェーディング熱画像データがB系メモリ10の
シェーディング熱画像データ領域に転送される。
【0037】次に熱画像データの生成について説明す
る。A系メモリ9は書込モードとなっているので、その
制御信号117としては、選択回路13、14によりA
系書込/読出制御信号108が入力され、そのデータ2
06としては、選択回路11により演算器4から得られ
た第2デジタルデータ204が入力される。また、選択
回路15により、レジスタ12にはA系メモリ9のシェ
ーディング熱画像データが第1A/Bシェーディング熱
画像データ211として入力され、そのままLA/Bシ
ェーディング熱画像データ212として演算器4に供給
される。このとき、演算器4は前述したように減算器と
して動作し、第1デジタルデータ203とLA/Bシェ
ーディング熱画像データ212間の減算値が算出され、
第2デジタルデータ204として出力される。こうする
ことで、熱画像データがA系メモリ9の熱画像データ領
域に格納される。
【0038】次に熱画像データの読出について説明す
る。B系メモリ10は読出モードとなっているので、そ
の制御信号122としては、選択回路19、204によ
りTV系読出信号109が入力され、その読出データ2
10としては熱画像データ領域から熱画像データを読み
出す。この熱画像データは選択回路17で選択されて図
示しない表示装置に表示される。
【0039】以上、A系メモリにシェーディング熱画像
データを書き込み、その後B系メモリ10にそのシェー
ディング熱画像データを転送し、しかる後に熱画像デー
タを得る動作を説明したが、B系メモリに最初にシェー
ディング熱画像データを書き込む場合についても、信号
が相応に変わるだけであるので説明は省略する。
【0040】また、本実施例ではシェーディング熱画像
データを算出するのに赤外線2次元センサ1からの赤外
線データを2フレーム分平均して算出したが、平均値を
求めるフレーム数はこれに限定されるものではなく、適
宜増減することが可能である。また、平均することな
く、赤外線2次元センサ1からのデータをそのままシェ
ーディング熱画像データとして使用することにより、演
算器4を減算器のみとして使用し、回路を簡単な構成と
することも有用な手段である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
1つのTVスキャン変換メモリを対象物の熱画像データ
領域とシェーディング熱画像データ領域に区分しし、こ
のメモリを2つ設けることにしたので2つTVスキャン
変換メモリでシェーディング補正を可能にすると同時に
TVスキャン変換も可能にしたから、メモリ素子数をそ
れぞれ機能毎に3つ設けることがなくなり、全体として
メモリ素子数を1個減らせ、また、メモリの周辺回路は
FPGAまたはGAを使用することにより簡単に一つの
素子で構成することが可能であるから、装置を小型化で
き、合わせて消費電力を低減することが可能となり、携
帯型に好適な非冷却赤外線2次元カメラを提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシェーディング補正機能付非冷却赤外
線2次元センサカメラの実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明のシェーディング補正回路の画素単位の
動作を示すタイミングチャート図である。
【図3】本発明のシェーディング補正回路のフレーム単
位の動作を示すタイミングチャート図である。
【図4】従来のシェーディング補正機能付非冷却赤外線
2次元センサカメラの実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 赤外線2次元センサ 2 増幅器 3 A/D変換器 4 演算器 5 センサデータ書込制御回路 6 TVスキャンデータ読出制御回路 7 シェーディング熱画像データ生成タイミング制御回
路 8 シェーディングデータメモリ転送回路 9、10 TVスキャン変換メモリ 11、13、14、15、16、18、19、20 選
択回路 12 レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各構成を具備することを特徴とする
    シェーディング補正機能付き非冷却赤外線2次元センサ
    カメラ。 (イ)開閉機構を備え、赤外線を集光/遮光する光学系 (ロ)前記光学系による赤外線像が結像される2次元セ
    ンサ (ハ)2次元センサに対する画像走査により出力される
    アナログ電気信号を画素毎にデジタルデータに変換する
    A/D変換器 (ニ)前記A/D変換器からのデジタルデータをいずれ
    か一方の入力端の入力データとし、他方の入力端へ入力
    されたデータとの間で減算を行う減算器 (ホ)前記開閉機構を閉じることにより赤外線を遮光し
    たときのA/D変換器の出力を1フレーム分格納し、そ
    の後開となった後は、その格納されたデータが、前記減
    算器のいずれか一方入力端に入力されているデータの画
    素位置と一致させて読み出され、前記減算器の他方入力
    端へ入力されるA系シェーディング補正メモリ (ヘ)A系シェーディング補正メモリと同じデータを記
    憶するB系シェーディング補正メモリ (ト)A系シェーディング補正メモリのデータをB系シ
    ェーディング補正メモリへ転送する転送回路 (チ)前記減算器の出力を1画面単位で格納するもので
    あって、A系シェーディング補正メモリと同一素子から
    なるA系フレームメモリ (リ)前記減算器の出力を1画面単位で格納するもので
    あって、B系シェーディング補正メモリと同一素子から
    なるB系フレームメモリ
  2. 【請求項2】 前記、減算器の代わりに、前記開閉機構
    を閉じることにより赤外線を遮光しているときには前記
    A/D変換器からのデジタルデータをいずれか一方の入
    力端の入力データとし、他方の入力端へ入力されたデー
    タとの間で平均値算出を行い、この開閉機構を開くこと
    により赤外線を集光しているときには減算を行う演算器
    を具備し、 前記A系シェーディング補正メモリの代わりに、 前記開閉機構を閉じているときは前記A/D変換器から
    のデジタルデータのうち最初の1フレーム分を格納し、
    その格納されたデータが、前記演算器のいずれか一方入
    力端に入力されているデータの画素位置と一致させて読
    み出され、前記演算器の他方入力端へ入力され、最終的
    にはこの演算器で算出された平均値を1フレーム分格納
    し、その後開となった後は、その格納されたデータが、
    前記演算器のいずれか一方入力端に入力されているデー
    タの画素位置と一致させて読み出され、前記演算器の他
    方入力端へ入力されるA系シェーディング補正メモリを
    具備すること、を特徴とする請求項1記載のシェーディ
    ング補正機能付き非冷却赤外線2次元センサカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071400A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sony Corp モニタリングシステム
JP2018179932A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 日本アビオニクス株式会社 赤外線撮影装置、赤外線撮影システム及び赤外線撮影方法

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JP2009071400A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sony Corp モニタリングシステム
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