JPH114562A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH114562A
JPH114562A JP9153563A JP15356397A JPH114562A JP H114562 A JPH114562 A JP H114562A JP 9153563 A JP9153563 A JP 9153563A JP 15356397 A JP15356397 A JP 15356397A JP H114562 A JPH114562 A JP H114562A
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shaped tooth
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Hiroyuki Okudera
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の温度過昇防止装置の固定構造に関
し、作業効率や信頼性を向上させた電動機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 温度過昇防止装置12を、基端より両側
に対称な略コ字型の歯部4、5を設けない前記略I字型
の歯部3の上面に、外隔壁7aと内隔壁7bおよび前記
対称な略コ字型の歯部4、5の上端角部で挟持した後、
内側巻線9fを、内溝から次の内溝の間に巻装し、前記
温度過昇防止装置12を、前記内側巻線9fにより固定
子鉄心に当接してなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機に係り、詳し
くは温度過昇防止装置の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の電動機の固定子鉄心の平
面図、図8は、従来の電動機の温度過昇防止装置の押さ
え具を取付ける基板を示す平面図、図9は、従来の電動
機の温度過昇防止装置の取付構造の一例を示す要部断面
図、図10は、その要部拡大断面図であり、(B)は
(A)と90°異なる断面図を示す。電動機における温
度過昇防止装置の固定構造は、温度過昇防止装置12
を、上端に前記基板11の係止孔11aに係止する係止
部13aと、その下部に、前記温度過昇防止装置12を
内側巻線9fに当接する当接部13bを有する押さえ具
13などにより固定子鉄心1の溝部に巻装した前記内側
巻線9fに圧接している。この場合、前記温度過昇防止
装置12を前記内側巻線9f上にセットし、それを前記
押さえ具13により上から押さえながら、前記基板11
の係止孔11aに前記係止部13aを係止して取付ける
ため、作業性が悪く、また、前記温度過昇防止装置12
が一定の位置に納まらない場合があり、検出温度の誤差
が大きくなるなどの問題を生じるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の温度過昇防止装
置の取付作業効率とその取付位置を一定にして検出温度
の信頼性を向上した電動機を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に
設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に
対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側
と外側に、各々内溝と外溝を形成し、少なくとも回転子
と相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によるインシ
ュレータにより前記固定子鉄心を覆い、結線側の外周部
に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部
に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前記
略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用の端子をその先
端に備えた右、中央、左の支柱を一体に形成し、外側巻
線を、前記外溝から次の外溝の間に直巻し、次いで、温
度過昇防止装置を、基端より両側に対称な略コ字型の歯
部を設けない前記略I字型の歯部の上面に、前記外隔壁
と前記内隔壁および前記対称な略コ字型の歯部の上端角
部で挟持した後、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の
間に直巻し、前記温度過昇防止装置を、前記内側巻線に
より前記固定子鉄心に当接してなるようにする。
【0005】そして、前記外隔壁と前記内隔壁の間の長
さを、ほぼ前記温度過昇防止装置の長さとほぼ等しくし
てなるようにする。また、前記外隔壁と前記内隔壁の間
の前記インシュレータに、前記温度過昇防止装置に対応
する段部を形成してなるようにする。
【0006】固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を
等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基端よ
り両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯
部の内側と外側に、各々内溝と外溝を形成し、少なくと
も回転子と相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によ
るインシュレータにより前記固定子鉄心を覆い、結線側
の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間隔壁
と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間隔壁との
間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用の端
子をその先端に備えた右、中央、左の支柱を一体に形成
し、温度過昇防止装置を、基端より両側に対称な略コ字
型の歯部を設けた前記略I字型の歯部の基端の上面に前
記中間隔壁と前記中央の支柱で挟持した後、外側巻線
を、前記外溝から次の外溝の間に直巻し、次いで、内側
巻線を、前記内溝から次の内溝の間に直巻し、前記温度
過昇防止装置を、前記外側巻線により前記固定子鉄心に
当接してなるようにする。
【0007】そして、前記中間隔壁と前記中央の支柱の
間の長さを、ほぼ前記温度過昇防止装置の横幅とほぼ等
しくしてなるようにする。また、前記中間隔壁と前記中
央の間の前記インシュレータに、前記温度過昇防止装置
に対応する段部を形成してなるようにする。
【0008】さらに、前記段部の深さを、前記温度過昇
防止装置のリード線よりも下部の長さに対応してなるよ
うにする。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の構成によれば、固定子鉄心
の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に設け、この略I
字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な略コ字型
の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側に、各々
内溝と外溝を形成し、少なくとも回転子と相対向する前
記歯部の先端を除き、樹脂によるインシュレータにより
前記固定子鉄心を覆い、結線側の外周部に外隔壁と、前
記外溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前
記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯部
に沿って、巻線の接続用の端子をその先端に備えた右、
中央、左の支柱を一体に形成し、外側巻線を、前記外溝
から次の外溝の間に直巻し、次いで、温度過昇防止装置
を、基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設けない前
記略I字型の歯部の上面に、前記外隔壁と前記内隔壁お
よび前記対称な略コ字型の歯部の上端角部で挟持した
後、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に直巻し、
前記温度過昇防止装置を、前記内側巻線により前記固定
子鉄心に当接してなるようにする。
【0010】このようにして、電動機の温度過昇防止装
置の取付作業効率とその取付位置を一定にして検出温度
の信頼性を向上した電動機を提供することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を24スロット6極の電動機
について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の電動機の固定子鉄心の平
面図、図2は、本発明による電動機の温度過昇防止装置
の取付構造の第一の実施例を示す一部切欠き平面図、図
3は、図2のPP’及びQQ’における要部断面図、図
4は、図2の電動機の温度過昇防止装置の取付構造を示
す要部拡大断面図であり、(A)は図2のQQ’に対応
し、(B)は(A)と90°異なる断面図を示す。な
お、従来例と同じ部分の符号は同一とする。図1に示す
ように、固定子鉄心1の継鉄部2から略I字型の歯部3
を等間隔に設ける。この略I字型の歯部3の一つ置きの
基端3aより両側に対称な略コ字型の歯部4、5を設
け、同対称な略コ字型の歯部4、5の各々内側と外側に
各々内溝6a、外溝6b、内溝6c、外溝6dを形成
し、前記24スロットの固定子鉄心1を形成する。
【0013】そして、図2に示すように、少なくとも回
転子と相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によるイ
ンシュレータ7により前記固定子鉄心1を覆い、結線側
の外周部に外隔壁7aと、前記外溝6b、6dと内溝6
a、6bの間に中間隔壁7cと、内周部に内隔壁7b
と、前記外隔壁7aと前記中間隔壁7cとの間に、前記
対称な略逆コ字型の歯部4、5に沿って、巻線の接続用
の端子10をその先端に備えた右、中央、左の支柱7d
3、7d1、7d2を形成する。そして、前記外隔壁7
aと前記内隔壁7bの間の長さを、ほぼ前記温度過昇防
止装置12の長さとほぼ等しくしてなるようにする。ま
た、前記外隔壁7aと前記内隔壁7bの間の前記インシ
ュレータ7に、前記温度過昇防止装置12に対応する段
部7eを形成してなるようにする。さらに、前記段部7
eの深さdを、前記温度過昇防止装置12の端子よりも
下部の長さに対応してなるようにする。なお、この実施
例では、前記支柱7d3、7d1、7d2を連結する支
持壁7dを、補強のため形成しているが、これは必ずし
も必要としない。
【0014】まず、外側巻線8aを、前記外溝6dから
次の外溝6bの間に巻装する。更に、それに隣接した前
記外溝6dから次の外溝6bの間に巻装する。同様に、
他のノズルを用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の外
側巻線8b、8cを形成する。そして、前記外側巻線8
a、8b、8cの端末AA’、BB’、CC’を結線側
から前記樹脂モールド部7の案内路に沿って導出し、そ
れらの巻線の端末を前記端子10に接続して固定する。
【0015】ここで、温度過昇防止装置12を、基端よ
り両側に対称な略コ字型の歯部4、5を設けない前記略
I字型の歯部3の上面に、前記外隔壁7aと前記内隔壁
7bおよび前記対称な略コ字型の歯部4、5の上端角部
で挟持する。次いで、内側巻線9fを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に巻装する。同様に、他のノズルを
用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の内側巻線9e、
9dを形成する。そして、前記内側巻線の端末DD’、
EE’、FF’を結線側から前記インシュレータ7の案
内路に沿って導出し、それらの巻線の端末を前記端子1
0に接続して固定する。このようにして、前記温度過昇
防止装置12を、前記内側巻線9fにより前記固定子鉄
心1に当接してなるようにする。
【0016】ここで、本発明による作用、効果について
説明する。本発明によれば、温度過昇防止装置12を、
前記略I字型の歯部3の上面に、前記外隔壁7aと前記
内隔壁7bおよび前記対称な略コ字型の歯部4、5の上
端角部で挟持した後、内側巻線9fを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に直巻し、前記温度過昇防止装置1
2を、前記内側巻線9fにより前記固定子鉄心1に当接
しているので、特に押さえ部材を必要としない。そし
て、前記外隔壁7aと前記内隔壁7bの間の長さを、ほ
ぼ前記温度過昇防止装置12の長さとほぼ等しくし、前
記外隔壁7aと前記内隔壁7bの間の前記インシュレー
タ7に、前記温度過昇防止装置12に対応する段部7e
を形成し、さらに、前記段部7eの深さdを、前記温度
過昇防止装置12のリード線12aよりも下部の長さに
対応してなるので、前記温度過昇防止装置12の固定位
置がずれることもなく、またリード線12aが取付けの
障害となることもない。このため、取付作業が簡単にな
り、検出温度の公差も少なくなる。
【0017】なお、本発明は24スロット6極の電動機
に限定されるものではない。また、図には示さないが、
前記温度過昇防止装置12を、他の内側巻線9d、9e
に当接するようにしてもよい。
【0018】図5は、本発明による電動機の温度過昇防
止装置の取付構造の第二の実施例を示す一部切欠き平面
図、図6は、図5のPP’及びQQ’における要部断面
図、図7は、図5の電動機の温度過昇防止装置の取付構
造を示す要部拡大断面図であり、(A)は図3のQQ’
に対応し、(B)は(A)と90°異なる断面図を示
す。
【0019】この場合の実施例では、温度過昇防止装置
12を、基端より両側に対称な略コ字型の歯部4、5を
設けた前記略I字型の歯部3の基端の上面に前記中間隔
壁7cと前記中央の支柱7d1で挟持した後、外側巻線
8aを、前記外溝6dから次の外溝6bの間に直巻す
る。次いで、内側巻線9fを、前記内溝6aから次の内
溝6cの間に巻装する。このようにして、前記温度過昇
防止装置12を、前記外側巻線8aにより前記固定子鉄
心1に当接してなるようにする。
【0020】そして、前記中間隔壁7cと前記中央の支
柱7d1の間の長さを、ほぼ前記温度過昇防止装置12
の横幅とほぼ等しくしてなるようにする。また、前記中
間隔壁7cと前記中央の支柱7d1の間の前記インシュ
レータ7に、前記温度過昇防止装置12に対応する段部
7fを形成してなるようにする。さらに、前記段部7f
の深さdを、前記温度過昇防止装置12のリード線12
aよりも下部の長さに対応してなるようにする。
【0021】この場合の実施例による作用、効果は、上
述と同様である。また、図には示さないが、前記温度過
昇防止装置12を、他の外側巻線8b、8cに当接する
ようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に設け、この
略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な略コ
字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側に、
各々内溝と外溝を形成し、少なくとも回転子と相対向す
る前記歯部の先端を除き、樹脂によるインシュレータに
より前記固定子鉄心を覆い、結線側の外周部に外隔壁
と、前記外溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁
と、前記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型
の歯部に沿って、巻線の接続用の端子をその先端に備え
た右、中央、左の支柱を一体に形成し、外側巻線を、前
記外溝から次の外溝の間に直巻し、次いで、温度過昇防
止装置を、基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け
ない前記略I字型の歯部の上面に、前記外隔壁と前記内
隔壁および前記対称な略コ字型の歯部の上端角部で挟持
した後、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に直巻
し、前記温度過昇防止装置を、前記内側巻線により前記
固定子鉄心に当接してなるようにした。
【0023】このため、電動機の温度過昇防止装置の取
付作業効率とその取付位置を一定にして検出温度の信頼
性を向上した電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来の電動機の固定子鉄心の平面図
である。
【図2】本発明による電動機の温度過昇防止装置の取付
構造の第一の実施例を示す一部切欠き平面図である。
【図3】図2のPP’及びQQ’における要部断面図で
ある。
【図4】図2の電動機の温度過昇防止装置の取付構造を
示す要部拡大断面図であり、(A)は図2のQQ’に対
応し、(B)は(A)と90°異なる断面図を示す。
【図5】本発明による電動機の温度過昇防止装置の取付
構造の第二の実施例を示す一部切欠き平面図である。
【図6】図5のPP’及びQQ’における要部断面図で
ある。
【図7】図5の電動機の温度過昇防止装置の取付構造を
示す要部拡大断面図であり、(A)は図5のPP’に対
応し、(B)は(A)と90°異なる断面図を示す。
【図8】従来の電動機の温度過昇防止装置の押さえ具を
取付ける基板を示す平面図である。
【図9】従来の電動機の温度過昇防止装置の取付構造の
一例を示す要部断面図である。
【図10】従来の電動機の温度過昇防止装置の取付構造
を示す要部拡大断面図であり、(B)は(A)と90°
異なる断面図を示す。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 略I字型の歯部 3a 基端 4、5 略コ字型の対称な歯部 6a 内溝 6b 外溝 6c 内溝 6d 外溝 7 樹脂モールド部 7a 外隔壁 7b 内隔壁 7c 中間隔壁 7d 支持壁 7d1 中央の支柱 7d2 左の支柱 7d3 右の支柱 7e 段部 7f 段部 d 段部の深さ 8a 外側巻線A 8b 外側巻線B 8c 外側巻線C 9d 内側巻線D 9e 内側巻線E 9f 内側巻線F 10 端子 12 温度過昇防止装置 12a リード線 AA’ 外側巻線Aの端末 BB’ 外側巻線Bの端末 CC’ 外側巻線Cの端末 DD’ 内側巻線Dの端末 EE’ 内側巻線Dの端末 FF’ 内側巻線Fの端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、各々内溝と外溝を形成し、 少なくとも回転子と相対向する前記歯部の先端を除き、
    樹脂によるインシュレータにより前記固定子鉄心を覆
    い、結線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に
    中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間
    隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接
    続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の支柱を一
    体に形成し、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に直巻し、 次いで、温度過昇防止装置を、基端より両側に対称な略
    コ字型の歯部を設けない前記略I字型の歯部の上面に、
    前記外隔壁と前記内隔壁および前記対称な略コ字型の歯
    部の上端角部で挟持した後、内側巻線を、前記内溝から
    次の内溝の間に直巻し、 前記温度過昇防止装置を、前記内側巻線により前記固定
    子鉄心に当接してなることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記外隔壁と前記内隔壁の間の長さを、
    ほぼ前記温度過昇防止装置の長さとほぼ等しくしてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】 前記外隔壁と前記内隔壁の間の前記イン
    シュレータに、前記温度過昇防止装置に対応する段部を
    形成してなることを特徴とする請求項2記載の電動機。
  4. 【請求項4】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、各々内溝と外溝を形成し、 少なくとも回転子と相対向する前記歯部の先端を除き、
    樹脂によるインシュレータにより前記固定子鉄心を覆
    い、結線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に
    中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間
    隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接
    続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の支柱を一
    体に形成し、 温度過昇防止装置を、基端より両側に対称な略コ字型の
    歯部を設けた前記略I字型の歯部の基端の上面に前記中
    間隔壁と前記中央の支柱で挟持した後、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に直巻し、次い
    で、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に直巻し、 前記温度過昇防止装置を、前記外側巻線により前記固定
    子鉄心に当接してなることを特徴とする電動機。
  5. 【請求項5】 前記中間隔壁と前記中央の支柱の間の長
    さを、ほぼ前記温度過昇防止装置の横幅とほぼ等しくし
    てなることを特徴とする請求項4記載の電動機。
  6. 【請求項6】 前記中間隔壁と前記中央の間の前記イン
    シュレータに、前記温度過昇防止装置に対応する段部を
    形成してなることを特徴とする請求項5記載の電動機。
  7. 【請求項7】 前記段部の深さを、前記温度過昇防止装
    置のリード線よりも下部の長さに対応してなることを特
    徴とする請求項3または請求項6記載の電動機。
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JP2010213392A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 絶縁ボビン、回転電機のステータ、および回転電機のステータの製造方法
JP2010213433A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 回転電機

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