JPH1145580A - メモリライタツール - Google Patents

メモリライタツール

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JPH1145580A
JPH1145580A JP21827197A JP21827197A JPH1145580A JP H1145580 A JPH1145580 A JP H1145580A JP 21827197 A JP21827197 A JP 21827197A JP 21827197 A JP21827197 A JP 21827197A JP H1145580 A JPH1145580 A JP H1145580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性を向上したメモリライタツールを提供す
る。 【解決手段】外部記憶装置14には、不揮発性メモリ2
0に書き込むための複数に分割された動作用のプログラ
ムファイル及び設定データが配列されたデータテーブル
ファイルや、不揮発性メモリ20に各ファイルを書き込
むためのライタプログラムが記憶されている。プログラ
ムファイルやデータテーブルファイルのファイル名の内
の先頭の2バイト分は、各ファイルが書き込まれる不揮
発性メモリ20の物理アドレスを示すアドレス情報部に
設定されている。そして、プログラムファイルやデータ
テーブルファイルを不揮発性メモリ20に書き込む際
に、CPU11がライタプログラムを実行すると、CP
U11は各ファイルのアドレス情報部を読み込み、アド
レス情報部が示す不揮発性メモリ20の物理アドレスに
各ファイルを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き込み可能な不
揮発性メモリに、プログラムファイルやデータテーブル
ファイル等のファイルを書込むためのメモリライタツー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のメモリライタツールとしては、
複数に分割された動作用のプログラムファイルや設定デ
ータが配列されたデータテーブルファイルなどのファイ
ルを、書き込み可能な不揮発性メモリの任意のメモリエ
リアに書き込む際に、ユーザがファイル毎に夫々書き込
みたい不揮発性メモリの物理アドレスを指定して、ファ
イルを不揮発性メモリに書き込むものがあった。
【0003】このようなメモリライタツールは、不揮発
性メモリに書き込むためのプログラムファイル及びデー
タテーブルファイルなどのファイルや不揮発性メモリへ
ファイルを書き込むためのライタプログラムを記憶する
外部記憶装置を備えている。ここに、不揮発性メモリは
様々な商品に組み込まれて使用されるので、不揮発性メ
モリが使用される商品種別に応じて、複数のプログラム
ファイルやデータテーブルファイルが存在する。また、
プログラムファイルやデータテーブルファイルには、商
品の仕様等に応じて複数のバージョンが存在する。した
がって、外部記憶装置には、商品種別やバージョンの異
なる複数のプログラムファイル及びデータテーブルファ
イルが記憶されている。そのため、メモリライタツール
を用いて不揮発性メモリにファイルを書き込む際に、ユ
ーザは外部記憶装置に記憶された複数のファイルの中か
ら所望のファイルを選択して、ファイルの書き込みを行
っていた。
【0004】またファイル書き込み後、ユーザは、例え
ば不揮発性メモリに書き込んだプログラムファイル及び
データテーブルファイルに関するファイル名などの情報
をシールに記載し、このシールを不揮発性メモリに貼り
付けることによって、不揮発性メモリにどのようなファ
イルが書き込まれているかを管理していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のメモリライ
タツールを用いて不揮発性メモリに複数のファイルを書
き込む場合、ユーザは、各ファイルが書き込まれる不揮
発性メモリの物理アドレスをファイル毎にそれぞれ指定
して、各ファイルを不揮発性メモリの所定の物理アドレ
スに書き込んでいた。したがって、不揮発性メモリに複
数のファイルを書き込む場合、ユーザが物理アドレスの
指定を誤ったり、ファイルの書き込み操作に時間がかか
るという問題があった。
【0006】また、外部記憶装置には、商品種別やバー
ジョンなどの種別データの異なる複数のプログラムファ
イルやデータテーブルファイルが記憶されているが、各
ファイルのファイル名は任意に設定されていたので、ユ
ーザはファイル名からそのファイルがどの商品のどのバ
ージョンのものかを判別することができなかった。その
ため、ユーザは、商品種別及びバージョンとファイル名
との対応関係を示す対応表を予め用意する必要があり、
不揮発性メモリにファイルを書き込む際に、ユーザはこ
の対応表を見ながら所望のファイルを選択し、不揮発性
メモリにファイルを書き込んでいたので、ユーザがファ
イルの選択を誤ったり、ファイルの書き込み操作に時間
がかかるという問題があった。
【0007】さらに、不揮発性メモリにファイルを書き
込んだ後は、不揮発性メモリに書き込んだファイルのフ
ァイル名をシールに記載し、このシールを不揮発性メモ
リに貼り付けて、不揮発性メモリに書き込んだファイル
を管理していたので、ファイルの管理に手間がかかると
いう問題があった。本発明は上記問題点に鑑みて為され
たものであり、その目的とするところは、ファイル書き
込み時の操作性を向上させたメモリライタツールを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、動作用のプログラムファイル
や設定データが配列されたデータテーブルファイルを記
憶するための書き換え可能な不揮発性メモリを備えたメ
モリブロックと、不揮発性メモリに書き込むための複数
に分割されたプログラムファイルやデータテーブルファ
イル及び不揮発性メモリに上記各ファイルを書き込むた
めのライタプログラムを記憶する外部記憶装置、外部記
憶装置に記憶されたファイルのファイル名を表示する表
示装置、外部記憶装置に記憶された複数のファイルの中
から不揮発性メモリに書き込むファイルを選択するため
の入力装置、外部記憶装置に記憶されたライタプログラ
ムを実行する中央演算処理装置から構成されるCPUブ
ロックとを備え、プログラムファイル及びデータテーブ
ルファイルのファイル名の内の数バイトを、不揮発性メ
モリの各ファイルが書き込まれるメモリエリアの物理ア
ドレスを示すアドレス情報部として設定し、不揮発性メ
モリへのファイル書き込み時に、中央演算処理装置は、
各ファイルのファイル名に含まれるアドレス情報部に基
づいて、各ファイルを不揮発性メモリの対応する物理ア
ドレスに書き込んでいるので、各ファイルが書き込まれ
る不揮発性メモリの物理アドレスをユーザが指定する手
間を無くすことができる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、外部記憶装置に、種類の異なる複数のプログラム
ファイル及びデータテーブルファイルが記憶されている
場合、各ファイルのファイル名の内の上記アドレス情報
部以外の数バイトをファイルの種類を示す種別コードと
して設定し、不揮発性メモリへのファイル書き込み時
に、中央演算処理装置は、各ファイル名に含まれる種別
コードに基づいて、各ファイルの種類を表示装置に表示
させるとともに、入力装置を用いて選択されたファイル
を不揮発性メモリに書き込んでいるので、ユーザは表示
装置の表示からファイルの種別を容易に判別することが
できる。
【0010】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、書き込まれたプログラムファイル及びデー
タテーブルファイルのファイル名を保存するファイル名
保存エリアを不揮発性メモリに設定しているので、ファ
イル名保存エリアに保存されたファイル名から、不揮発
性メモリにどのようなファイルが書き込まれているかを
管理することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本実施形態のメモリライタツール
のブロック図を図1に示す。このメモリライタツール
は、CPUブロック1とメモリブロック2から構成さ
れ、CPUブロック1とメモリブロック2とはシステム
バス3により接続されてる。
【0012】メモリブロック2は、商品に組み込まれ、
オンボードでデータの読み込み及び書き込みが可能な例
えばフラッシュメモリのような電気的に書き換え可能な
不揮発性メモリ20からなり、不揮発性メモリ20に
は、後述するCPUブロック1によって、動作用のプロ
グラムファイルや設定データが配列されたデータテーブ
ルファイルが書き込まれる。
【0013】一方、CPUブロック1は、中央演算処理
装置たるCPU11と、表示装置12と、入力装置13
と、外部記憶装置14とから構成される。外部記憶装置
14はフロッピーディスク装置又はハードディスク装置
からなり、外部記憶装置14には、不揮発性メモリ20
に書き込むための複数に分割されたプログラムファイル
やデータテーブルファイル、及び、不揮発性メモリ20
に各ファイルを書き込むためのライタプログラムが記憶
されている。表示装置12はディスプレイ装置からな
り、外部記憶装置14に記憶されたプログラムファイル
及びデータテーブルファイルのファイル名を表示する。
入力装置13はキーボードからなり、入力装置13を用
いて、外部記憶装置14に記憶された複数のプログラム
ファイル及びデータテーブルファイルの中から所望のフ
ァイルを選択する。
【0014】ところで、外部記憶装置14には、プログ
ラムファイルやデータテーブルファイルなどのファイル
がそれぞれ複数に分割された形で記憶されており、各フ
ァイルはそれぞれメモリ20の所定の物理アドレスに書
き込まれる。ここで、図2に示すように、各ファイルの
ファイル名Fの内の、先頭の例えば2バイト分がアドレ
ス情報部Aに割り当てられており、アドレス情報部A
は、各ファイルを書き込みたい不揮発性メモリ20のメ
モリエリアの物理アドレスの上位2バイトを示してい
る。例えば、ファイル名Fが”C8X……XX.bi
n”の場合、アドレス情報部A(ファイル名Fの内の先
頭の2バイト分)には”C8H”が設定されており、こ
のファイルが物理アドレス”C80000H”から始ま
るメモリエリアに書き込まれることを示している。
【0015】不揮発性メモリ20へファイルを書き込む
際に、CPU11が外部記憶装置14に記憶されたライ
タプログラムを実行すると、CPU11はファイル名F
に設定されたアドレス情報部Aを読み込んで、各ファイ
ルを書き込みたい不揮発性メモリ20のメモリエリアの
物理アドレスを自動的に設定し、各ファイルを不揮発性
メモリ20の所望のメモリエリアに順次書き込んでい
る。したがって、ユーザが、ファイル毎に書き込みたい
物理アドレスを指定する場合に比べて、ファイルの書き
込みに要する時間を短くすることができ、また、ユーザ
が物理アドレスを誤って指定することもない。
【0016】尚、本実施形態では、アドレス情報部Aを
ファイル名Fの内の先頭の2バイト分としているが、ア
ドレス情報部Aをファイル名Fの内の先頭の2バイト分
に限定する趣旨のものではなく、不揮発性メモリ20の
メモリマッピングなどに応じて、アドレス情報部Aのバ
イト数やデータの配列を調整しても良いことは言うまで
もない。
【0017】ところで、外部記憶装置14に、種類(適
用商品やバージョンなど)の異なる複数のプログラムフ
ァイルやデータテーブルファイルが記憶されている場
合、ユーザは、このメモリライタツールを用いて、種類
の異なる複数のプログラムファイル及びデータテーブル
ファイルの中から所望のファイルを選択し、不揮発性メ
モリ20に書き込むようにしても良い。
【0018】図3に示すように、各ファイルのファイル
名Fの内のアドレス情報部A以外の部分は、例えば先頭
から3バイト目と4バイト目の2バイト分が適用商品
(商品名)を示す商品コードBに設定され、先頭から5
バイト目以降の4バイト分がバージョンを示すバージョ
ンコードCに設定されており、商品コードB及びバージ
ョンコードCから種別コードが構成される。尚、ライタ
プログラムには、商品コードBと実際の商品名との対応
を示す変換テーブルが記述されている。
【0019】例えば、商品コードBが”01H”であれ
ば、ファイルの適用商品が商品aであることを示し、商
品コードBが”02H”であれば、ファイルの適用商品
が商品bであることを示している。また、バージョンコ
ードCが”1111H”であれば、ファイルのバージョ
ンが11.11であることを示し、バージョンコードC
が”2222H”であれば、ファイルのバージョンが2
2.22であることを示している。
【0020】そして、不揮発性メモリ20にファイルを
書き込む際に、CPU11が外部記憶装置14に記憶さ
れたライタプログラムを実行すると、CPU11はライ
タプログラムにしたがって、外部記憶装置14に記憶さ
れた書き込み用のプログラムファイルやデータテーブル
ファイルのファイル名Fを検索する。CPU11は、ラ
イタプログラムに記述された変換テーブルにより、各フ
ァイルのファイル名Fに設定された商品コードBやバー
ジョンコードCを夫々実際の商品名や各ファイルのバー
ジョン情報に変換して、各ファイルの対応する商品名や
バージョン情報を表示装置12に表示させる。ユーザ
は、表示装置12に表示された各ファイルの商品名やバ
ージョン情報に基づいて、入力装置13を用いて不揮発
性メモリ20に書き込みたいファイルを選択する。そし
て、CPU11は、入力装置13によって選択されたフ
ァイルを、アドレス情報部Aの示す不揮発性メモリ20
の物理アドレスに書き込む。
【0021】このように、各ファイルの対応する商品名
や各ファイルのバージョンが表示装置12に表示される
ので、ユーザは各ファイルの種類を容易に判別すること
ができ、不揮発性メモリ20に書き込むファイルを容易
に選択することができる。したがって、適用商品及びバ
ージョンとファイル名との対応を示す対応表に基づい
て、ユーザが不揮発性メモリ20に書き込むファイルを
選択する場合に比べて、ファイル名の選択に要する時間
を短くすることができるとともに、ユーザが不揮発性メ
モリ20に書き込むファイルを誤って選択するのを防止
することができる。
【0022】尚、本実施形態では、商品コードBをファ
イル名Fの内の先頭から3バイト目と4バイト目の2バ
イト分としているが、商品コードBをファイル名Fの内
の先頭から3バイト目と4バイト目の2バイト分に限定
する趣旨のものではなく、商品種別に応じて商品コード
Bのバイト数やデータの配列を調整しても良いことは言
うまでもない。また、バージョンコードCをファイル名
Fの内の先頭から5バイト目以降の4バイト分としてい
るが、バージョンコードCをファイル名Fの内の先頭か
ら5バイト目以降の4バイト分に限定する趣旨のもので
はなく、バージョン情報に応じて、バージョンコードC
のバイト数やデータの配列を調整しても良いことは言う
までもない。
【0023】ところで、図4に示すように、不揮発性メ
モリ20のメモリエリアの一部には、不揮発性メモリ2
0に書き込まれたファイルのファイル名を保存するため
のファイル名保存エリア20aが設定されている。ここ
に、ファイル名保存エリア20aの容量は、不揮発性メ
モリ20に書き込まれるファイルのファイル名Fの最大
バイト数に、ファイル名Fの長さを管理するための管理
レジスタDの1バイト分を足した容量とする。
【0024】ここで、不揮発性メモリ20にファイルを
書き込み際に、CPU11が外部記憶装置14に記憶さ
れたライタプログラムを実行し、外部記憶装置14に記
憶されたプログラムファイルやデータテーブルファイル
を不揮発性メモリ20に書き込むと、CPU11は、不
揮発性メモリ20に書き込んだファイルのファイル名F
と、ファイル名Fの長さを管理する管理レジスタDのデ
ータとを、不揮発性メモリ20のファイル名保存エリア
20aに書き込む。その後、CPU11が不揮発性メモ
リ20に書き込まれたファイルを読み出す際に、CPU
11は、不揮発性メモリ20のファイル名保存エリア2
0aに書き込まれたファイル名Fを読み出して、不揮発
性メモリ20から読み出したファイルのファイル名Fと
することができる。
【0025】このように、不揮発性メモリ20のファイ
ル名保存エリア20aに、不揮発性メモリ20に書き込
んだファイルのファイル名Fを書き込むことによって、
不揮発性メモリ20にどのようなファイルが書き込まれ
ているかを管理することができる。したがって、従来の
ように不揮発性メモリ20に書き込んだファイルのファ
イル名Fをシールに書き込み、このシールを不揮発性メ
モリ20に貼り付けることによって、不揮発性メモリ2
0に書き込まれたファイルのファイル名Fを管理する必
要がなく、ファイル名Fを管理する手間を減らすことが
できる。
【0026】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、動作
用のプログラムファイルや設定データが配列されたデー
タテーブルファイルを記憶するための書き換え可能な不
揮発性メモリを備えたメモリブロックと、不揮発性メモ
リに書き込むための複数に分割されたプログラムファイ
ルやデータテーブルファイル及び不揮発性メモリに上記
各ファイルを書き込むためのライタプログラムを記憶す
る外部記憶装置、外部記憶装置に記憶されたファイルの
ファイル名を表示する表示装置、外部記憶装置に記憶さ
れた複数のファイルの中から不揮発性メモリに書き込む
ファイルを選択するための入力装置、外部記憶装置に記
憶されたライタプログラムを実行する中央演算処理装置
から構成されるCPUブロックとを備え、上記プログラ
ムファイル及びデータテーブルファイルのファイル名の
内の数バイトを、不揮発性メモリの各ファイルが書き込
まれるメモリエリアの物理アドレスを示すアドレス情報
部として設定し、不揮発性メモリへのファイル書き込み
時に、中央演算処理装置は、各ファイルのファイル名に
含まれるアドレス情報部に基づいて、各ファイルを不揮
発性メモリの対応する物理アドレスに書き込んでおり、
各ファイルが書き込まれる不揮発性メモリに物理アドレ
スをユーザが指定する手間を無くすことができるので、
ファイルの書き込みに要する時間を短縮できるという効
果があり、且つ、ユーザが誤った物理アドレスを指定す
るのを防止できるという効果もある。
【0027】請求項2の発明は、外部記憶装置に、種類
の異なる複数のプログラムファイル及びデータテーブル
ファイルが記憶されている場合、各ファイルのファイル
名の内の上記アドレス情報部以外の数バイトをファイル
の種類を示す種別コードとして設定し、不揮発性メモリ
へのファイル書き込み時に、中央演算処理装置は、各フ
ァイル名に含まれる種別コードに基づいて、各ファイル
の種類を表示装置に表示させるとともに、入力装置を用
いて選択されたファイルを不揮発性メモリに書き込んで
おり、ユーザは表示装置の表示からファイルの種別を容
易に判別することができるので、所望のファイルをすぐ
に見つけることができ、ファイルの書き込みに要する時
間を短縮できるという効果があり、且つ、ユーザが誤っ
たファイルを選択するのを防止できるという効果もあ
る。
【0028】請求項3の発明は、書き込まれたプログラ
ムファイル及びデータテーブルファイルのファイル名を
保存するファイル名保存エリアを不揮発性メモリに設定
しており、ファイル名保存エリアに保存されたファイル
名から、不揮発性メモリにどのようなファイルが書き込
まれているかを管理できるので、従来のように不揮発性
メモリに書き込まれたファイルのファイル名が記述され
たシールを不揮発性メモリに貼り付ける必要がなく、フ
ァイルの管理に要する手間を省くことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のメモリライタツールを示すブロック
図である。
【図2】同上のファイル名の設定を説明する図である。
【図3】同上のファイル名の別の設定を説明する図であ
る。
【図4】同上のファイル名保存エリアの説明図である。
【符号の説明】
1 CPUブロック 2 メモリブロック 11 CPU 12 表示装置 13 入力装置 14 外部記憶装置 20 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作用のプログラムファイルや設定データ
    が配列されたデータテーブルファイルを記憶するための
    書き換え可能な不揮発性メモリを備えたメモリブロック
    と、不揮発性メモリに書き込むための複数に分割された
    プログラムファイルやデータテーブルファイル及び不揮
    発性メモリに上記各ファイルを書き込むためのライタプ
    ログラムを記憶する外部記憶装置、外部記憶装置に記憶
    されたファイルのファイル名を表示する表示装置、外部
    記憶装置に記憶された複数のファイルの中から不揮発性
    メモリに書き込むファイルを選択するための入力装置、
    外部記憶装置に記憶されたライタプログラムを実行する
    中央演算処理装置から構成されるCPUブロックとを備
    え、プログラムファイル及びデータテーブルファイルの
    ファイル名の内の数バイトを、不揮発性メモリの各ファ
    イルが書き込まれるメモリエリアの物理アドレスを示す
    アドレス情報部として設定し、不揮発性メモリへのファ
    イル書き込み時に、中央演算処理装置は、各ファイルの
    ファイル名に含まれるアドレス情報部に基づいて、各フ
    ァイルを不揮発性メモリの対応する物理アドレスに書き
    込むことを特徴とするメモリライタツール。
  2. 【請求項2】外部記憶装置に、種類の異なる複数のプロ
    グラムファイル及びデータテーブルファイルが記憶され
    ている場合、各ファイルのファイル名の内の上記アドレ
    ス情報部以外の数バイトをファイルの種類を示す種別コ
    ードとして設定し、不揮発性メモリへのファイル書き込
    み時に、中央演算処理装置は、各ファイル名に含まれる
    種別コードに基づいて、各ファイルの種類を表示装置に
    表示させるとともに、入力装置を用いて選択されたファ
    イルを不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求
    項1記載のメモリライタツール。
  3. 【請求項3】書き込まれたプログラムファイル及びデー
    タテーブルファイルのファイル名を保存するファイル名
    保存エリアを不揮発性メモリに設定したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のメモリライタツール。
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