JPH1144071A - ユニット式屋根パネル - Google Patents
ユニット式屋根パネルInfo
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- JPH1144071A JPH1144071A JP9200667A JP20066797A JPH1144071A JP H1144071 A JPH1144071 A JP H1144071A JP 9200667 A JP9200667 A JP 9200667A JP 20066797 A JP20066797 A JP 20066797A JP H1144071 A JPH1144071 A JP H1144071A
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- JP
- Japan
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- unit
- roof
- roof panel
- ridge
- solar cell
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な形状の屋根に対応させて流れ長さ寸法
を容易に調整することができ、また、クレーンが入るこ
とのできないような狭小地においても容易に取付施工す
ることのできる、新しいユニット式屋根パネルを提供す
る。 【解決手段】 太陽電池モジュール（１）が組み込まれ
る平場パネルユニット（２）と、軒先部となる軒ユニッ
ト（３）、および棟部となる棟ユニット（４）とを備え
たパネルであり、平場パネルユニット（２）の軒先方向
端部および棟方向端部のそれぞれには軒ユニット（３）
および棟ユニット（４）が取り付けられる。
を容易に調整することができ、また、クレーンが入るこ
とのできないような狭小地においても容易に取付施工す
ることのできる、新しいユニット式屋根パネルを提供す
る。 【解決手段】 太陽電池モジュール（１）が組み込まれ
る平場パネルユニット（２）と、軒先部となる軒ユニッ
ト（３）、および棟部となる棟ユニット（４）とを備え
たパネルであり、平場パネルユニット（２）の軒先方向
端部および棟方向端部のそれぞれには軒ユニット（３）
および棟ユニット（４）が取り付けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、ユニット
式屋根パネルに関するものである。さらに詳しくは、こ
の発明は、様々な形状を有する屋根に対応させて取り付
けることができ、また狭小地においても容易に施工する
ことのできる、太陽電池を組み込んだ新しいユニット式
屋根パネルに関するものである。
式屋根パネルに関するものである。さらに詳しくは、こ
の発明は、様々な形状を有する屋根に対応させて取り付
けることができ、また狭小地においても容易に施工する
ことのできる、太陽電池を組み込んだ新しいユニット式
屋根パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】地球環境問題への関心の高まりととも
に、自然エネルギーを利用した新しいエネルギー技術の
ひとつとして、太陽光発電システムが改めて注目され、
その実用化が加速されてきてている。この太陽光発電シ
ステムでは、モジュール化された太陽電池によって太陽
光エネルギーが電力に変換されることを特徴としてい
る。
に、自然エネルギーを利用した新しいエネルギー技術の
ひとつとして、太陽光発電システムが改めて注目され、
その実用化が加速されてきてている。この太陽光発電シ
ステムでは、モジュール化された太陽電池によって太陽
光エネルギーが電力に変換されることを特徴としてい
る。
【０００３】たとえば図５および図６は、それぞれ、太
陽電池モジュールの瓦屋根への設置例とストレート屋根
への設置例を示したものである。これら図５および図６
に示した例では、瓦屋根（ア）またはストレート屋根
（イ）上において、その軒先と平行してＣチャンネル枠
部材（ウ）が複数個配設されており、これらＣチャンネ
ル枠部材（ウ）上に太陽電池モジュール（エ）が複数個
設置され、さらに、モジュール間カバー（オ）が各太陽
電池モジュール（エ）間に取り付けられ、またモジュー
ルエッジカバー（カ）が各太陽電池モジュール（エ）の
端辺部に取り付けられている。
陽電池モジュールの瓦屋根への設置例とストレート屋根
への設置例を示したものである。これら図５および図６
に示した例では、瓦屋根（ア）またはストレート屋根
（イ）上において、その軒先と平行してＣチャンネル枠
部材（ウ）が複数個配設されており、これらＣチャンネ
ル枠部材（ウ）上に太陽電池モジュール（エ）が複数個
設置され、さらに、モジュール間カバー（オ）が各太陽
電池モジュール（エ）間に取り付けられ、またモジュー
ルエッジカバー（カ）が各太陽電池モジュール（エ）の
端辺部に取り付けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図５お
よび図６に例示したような従来の太陽電池モジュール
（エ）の場合には、屋根工事業者や設備業者、および電
気工事業者などが同時に施工に関わってくるために施工
が非常に煩雑なものとなり、多大なコストおよび時間が
かかるので、屋根部分の工事が遅延されて、住宅建築の
工期が大幅に遅れてしまうといった問題があった。
よび図６に例示したような従来の太陽電池モジュール
（エ）の場合には、屋根工事業者や設備業者、および電
気工事業者などが同時に施工に関わってくるために施工
が非常に煩雑なものとなり、多大なコストおよび時間が
かかるので、屋根部分の工事が遅延されて、住宅建築の
工期が大幅に遅れてしまうといった問題があった。
【０００５】そこで、このような問題を解決するため
に、複数の太陽電池モジュールがパネルに配設されて一
体化された、太陽電池モジュールと住宅屋根との両機能
を有する太陽電池屋根パネルが開発されてきている。こ
の太陽電池屋根パネルは、予め工場等において太陽電池
モジュールなどの必要部材が組み込まれるため、現場で
の施工が非常に簡略化され、工期の遅延を減少させるこ
とができる。
に、複数の太陽電池モジュールがパネルに配設されて一
体化された、太陽電池モジュールと住宅屋根との両機能
を有する太陽電池屋根パネルが開発されてきている。こ
の太陽電池屋根パネルは、予め工場等において太陽電池
モジュールなどの必要部材が組み込まれるため、現場で
の施工が非常に簡略化され、工期の遅延を減少させるこ
とができる。
【０００６】しかしながら、このような従来の太陽電池
屋根パネルでは、屋根の棟から軒までの流れ長さと同じ
長さ寸法を有する一枚のパネルとなっているために、そ
のサイズは非常に大きく、施工は、クレーン等によりパ
ネルを屋根上に吊り上げて行われので、たとえばクレー
ンが入ることのできない狭小地では施工が困難であると
いった問題があった。
屋根パネルでは、屋根の棟から軒までの流れ長さと同じ
長さ寸法を有する一枚のパネルとなっているために、そ
のサイズは非常に大きく、施工は、クレーン等によりパ
ネルを屋根上に吊り上げて行われので、たとえばクレー
ンが入ることのできない狭小地では施工が困難であると
いった問題があった。
【０００７】また、屋根の流れ長さは、通常、屋根面積
や屋根勾配などの住宅構造によって異なってくる。した
がって、流れ長さの異なる様々な屋根への施工を行える
ようにするためには、流れ長さ寸法の調整が容易にでき
る屋根パネルが必要であるが、従来の太陽電池屋根パネ
ルでは、この寸法調整を容易に行うことができず、設置
可能な屋根の形状範囲には制限があった。
や屋根勾配などの住宅構造によって異なってくる。した
がって、流れ長さの異なる様々な屋根への施工を行える
ようにするためには、流れ長さ寸法の調整が容易にでき
る屋根パネルが必要であるが、従来の太陽電池屋根パネ
ルでは、この寸法調整を容易に行うことができず、設置
可能な屋根の形状範囲には制限があった。
【０００８】そこで、この出願の発明は、以上の通りの
事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を
解消し、流れ長さ寸法が調整でき、様々な屋根に対応さ
せて取り付けることができ、また、クレーンが入ること
のできないような狭小地においても容易に施工すること
のできる、太陽電池を組み込んだ新しいユニット式屋根
パネルを提供することを目的としている。
事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を
解消し、流れ長さ寸法が調整でき、様々な屋根に対応さ
せて取り付けることができ、また、クレーンが入ること
のできないような狭小地においても容易に施工すること
のできる、太陽電池を組み込んだ新しいユニット式屋根
パネルを提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、太陽電池モジュールが組
み込まれた平場パネルユニットに、軒先部となる軒ユニ
ットと棟部となる棟ユニットとが取り付けられてなるこ
とを特徴とするユニット式屋根パネルを提供する。
の課題を解決するものとして、太陽電池モジュールが組
み込まれた平場パネルユニットに、軒先部となる軒ユニ
ットと棟部となる棟ユニットとが取り付けられてなるこ
とを特徴とするユニット式屋根パネルを提供する。
【００１０】また、この出願の発明は、上記のユニット
式屋根パネルにおいて、平場パネルユニット、軒ユニッ
ト、および棟ユニットの取付組み合わせにより流れ長さ
寸法が調整されることや、平場パネルユニットは、軒ユ
ニットおよび棟ユニットそれぞれにあいじゃくり結合さ
れることや、平場パネルユニットおよび棟ユニットのそ
れぞれには、太陽電池モジュールからの配線が通る送り
配線スペースが設けられていることを特徴とすること
や、平場パネルユニットには採光窓が組み込まれること
や、平場パネルユニットには屋根葺き材が組み込まれる
こと等を好ましい態様としている。
式屋根パネルにおいて、平場パネルユニット、軒ユニッ
ト、および棟ユニットの取付組み合わせにより流れ長さ
寸法が調整されることや、平場パネルユニットは、軒ユ
ニットおよび棟ユニットそれぞれにあいじゃくり結合さ
れることや、平場パネルユニットおよび棟ユニットのそ
れぞれには、太陽電池モジュールからの配線が通る送り
配線スペースが設けられていることを特徴とすること
や、平場パネルユニットには採光窓が組み込まれること
や、平場パネルユニットには屋根葺き材が組み込まれる
こと等を好ましい態様としている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
【００１２】
【実施例】図１は、この発明の一実施例であるユニット
式屋根パネルを例示した斜視図である。たごえばこの図
１に示したこの発明のユニット式屋根パネルでは、太陽
電池モジュール（１）が組み込まれている平場パネルユ
ニット（２）と、軒先部となる軒ユニット（３）、およ
び棟部となる棟ユニット（４）とを備え、平場パネルユ
ニット（２）の軒先方向端部および棟方向端部のそれぞ
れに軒ユニット（３）および棟ユニット（４）が取り付
けられて一つの屋根パネルとなっている。
式屋根パネルを例示した斜視図である。たごえばこの図
１に示したこの発明のユニット式屋根パネルでは、太陽
電池モジュール（１）が組み込まれている平場パネルユ
ニット（２）と、軒先部となる軒ユニット（３）、およ
び棟部となる棟ユニット（４）とを備え、平場パネルユ
ニット（２）の軒先方向端部および棟方向端部のそれぞ
れに軒ユニット（３）および棟ユニット（４）が取り付
けられて一つの屋根パネルとなっている。
【００１３】平場パネルユニット（２）は、たとえば図
２に例示したように、枠体（２４）の上に屋根下地材
（２５）が取り付けられ、この屋根下地材（２５）上に
太陽電池モジュール（１）が装着されるようになってい
る。枠体（２４）の軒先方向端部には、その下方略半分
部分が欠き取られた形状の突出片部（２１）が形成され
ており、棟方向端部にも、その上方略半分部分が欠き取
られた形状の突出片部（２２）が形成されている。これ
ら各突出片部（２１）（２２）それぞれにおける左右両
端部には、後述する固定ネジ（５）が通るネジ穴（２
３）も設けられている。
２に例示したように、枠体（２４）の上に屋根下地材
（２５）が取り付けられ、この屋根下地材（２５）上に
太陽電池モジュール（１）が装着されるようになってい
る。枠体（２４）の軒先方向端部には、その下方略半分
部分が欠き取られた形状の突出片部（２１）が形成され
ており、棟方向端部にも、その上方略半分部分が欠き取
られた形状の突出片部（２２）が形成されている。これ
ら各突出片部（２１）（２２）それぞれにおける左右両
端部には、後述する固定ネジ（５）が通るネジ穴（２
３）も設けられている。
【００１４】また、枠体（２４）の棟方向端部の突出片
部（２２）には、太陽電池モジュール（１）からの配線
（６）が通る配線スペース（２６）が切り欠かれて形成
されている。たとえばこのような平場パネルユニット
（２）は、予め工場にて、各部材が組み立てられて一つ
のユニットとして完成させることができる。もちろん、
各太陽電池モジュール（１）間の配線（６）の接続も工
場において行うことができる。このため施工現場におい
ては、組み立てや配線接続等を行う必要がなく、施工が
簡略化される。
部（２２）には、太陽電池モジュール（１）からの配線
（６）が通る配線スペース（２６）が切り欠かれて形成
されている。たとえばこのような平場パネルユニット
（２）は、予め工場にて、各部材が組み立てられて一つ
のユニットとして完成させることができる。もちろん、
各太陽電池モジュール（１）間の配線（６）の接続も工
場において行うことができる。このため施工現場におい
ては、組み立てや配線接続等を行う必要がなく、施工が
簡略化される。
【００１５】一方、軒ユニット（３）は、雨樋の設置な
ど軒先を揃えるために設けられるユニットであり、略平
板形状を有し、軒先に面する端辺部とは逆の端辺部に
は、平場パネルユニット（２）の軒先方向端部の突出片
部（２１）に対応した、上方略半分部分が欠き取られた
形状の突出片部（３１）が設けられている。棟ユニット
（４）は、略平板形状であって、棟に面する端辺部とは
逆の端辺部には、平場パネルユニット（２）の棟方向端
部の突出片部（２２）に対応した、下方略半分部分が欠
き取られた形状を有する突出片部（４１）を有してい
る。
ど軒先を揃えるために設けられるユニットであり、略平
板形状を有し、軒先に面する端辺部とは逆の端辺部に
は、平場パネルユニット（２）の軒先方向端部の突出片
部（２１）に対応した、上方略半分部分が欠き取られた
形状の突出片部（３１）が設けられている。棟ユニット
（４）は、略平板形状であって、棟に面する端辺部とは
逆の端辺部には、平場パネルユニット（２）の棟方向端
部の突出片部（２２）に対応した、下方略半分部分が欠
き取られた形状を有する突出片部（４１）を有してい
る。
【００１６】この棟ユニット（４）には、さらに、上述
した太陽電池モジュール（１）を備えた平場パネルユニ
ット（２）と結合される場合において、太陽電池モジュ
ール（１）からの配線（６）が通る配線スペースが設け
られており、配線（６）を小屋裏などに簡易に引き込む
ことができるようになっている。また、軒ユニット
（３）の突出辺部（３１）および棟ユニット（４）の突
出辺部（４１）それぞれには、固定ネジ（５）用のネジ
穴（３２）および（３３）も形成されている。
した太陽電池モジュール（１）を備えた平場パネルユニ
ット（２）と結合される場合において、太陽電池モジュ
ール（１）からの配線（６）が通る配線スペースが設け
られており、配線（６）を小屋裏などに簡易に引き込む
ことができるようになっている。また、軒ユニット
（３）の突出辺部（３１）および棟ユニット（４）の突
出辺部（４１）それぞれには、固定ネジ（５）用のネジ
穴（３２）および（３３）も形成されている。
【００１７】このような平場パネルユニット（２）と軒
ユニット（３）とは、図１に示したように、平場パネル
ユニット（２）の軒先方向端部における突出片部（２
１）と軒ユニット（３）端部の突出片部（３１）とがあ
いじゃくり結合され、突出片部（２１）のネジ穴（２
３）から突出片部（３１）のネジ穴（３２）へねじ込ま
れる固定ネジにより固定される。
ユニット（３）とは、図１に示したように、平場パネル
ユニット（２）の軒先方向端部における突出片部（２
１）と軒ユニット（３）端部の突出片部（３１）とがあ
いじゃくり結合され、突出片部（２１）のネジ穴（２
３）から突出片部（３１）のネジ穴（３２）へねじ込ま
れる固定ネジにより固定される。
【００１８】また、平場パネルユニット（２）および棟
ユニット（４）は、図１および図３にも例示したよう
に、平場パネルユニット（２）の棟方向端部における突
出片部（２２）と棟ユニット（４）端部の突出片部（４
１）とがあいじゃくり結合され、固定ねじ（５）が突出
片部（４１）のネジ穴（４２）を貫通して突出片部（２
１）のネジ穴（２３）へねじ込まれて固定され、互いに
連結される。
ユニット（４）は、図１および図３にも例示したよう
に、平場パネルユニット（２）の棟方向端部における突
出片部（２２）と棟ユニット（４）端部の突出片部（４
１）とがあいじゃくり結合され、固定ねじ（５）が突出
片部（４１）のネジ穴（４２）を貫通して突出片部（２
１）のネジ穴（２３）へねじ込まれて固定され、互いに
連結される。
【００１９】この時、太陽電池モジュール（１）の端子
ボックス（７）から伸びる配線（６）は、前述の図２に
例示した平場パネルユニット（２）の突出辺部（２２）
に形成されている配線スペース（２６）を介して棟ユニ
ット（４）に渡り、棟ユニット（４）内に設けられてい
る配線スペースを通って、軒裏や小屋裏に導かれ、発生
された直流電力を交流電力に変換するインバータに接続
されるようになっている。
ボックス（７）から伸びる配線（６）は、前述の図２に
例示した平場パネルユニット（２）の突出辺部（２２）
に形成されている配線スペース（２６）を介して棟ユニ
ット（４）に渡り、棟ユニット（４）内に設けられてい
る配線スペースを通って、軒裏や小屋裏に導かれ、発生
された直流電力を交流電力に変換するインバータに接続
されるようになっている。
【００２０】インバータは、通常住宅屋内に設けられて
いるが、小型のものであれば、棟ユニット（４）もしく
は平場パネルユニット（２）内に組み込むようにするこ
ともできる。この発明のユニット式屋根パネルでは、た
とえぱ以上のように、平場パネルユニット（２）、軒ユ
ニット（３）および棟ユニット（４）が互いに結合固定
され、一枚の屋根パネルとなる。
いるが、小型のものであれば、棟ユニット（４）もしく
は平場パネルユニット（２）内に組み込むようにするこ
ともできる。この発明のユニット式屋根パネルでは、た
とえぱ以上のように、平場パネルユニット（２）、軒ユ
ニット（３）および棟ユニット（４）が互いに結合固定
され、一枚の屋根パネルとなる。
【００２１】このようなこの発明のユニット式屋根パネ
ルでは、平場パネルユニット（２）および棟ユニット
（４）として、形状や異なる流れ長さ寸法や形状を有す
る各ユニットを複数種類予め用意しておき、これらのユ
ニットの組み合わせや接続数を変えることにより、屋根
パネルの流れ長さを容易に調整することができる。この
ため、様々な形状の屋根に簡易に対応させて設置するこ
とができる。
ルでは、平場パネルユニット（２）および棟ユニット
（４）として、形状や異なる流れ長さ寸法や形状を有す
る各ユニットを複数種類予め用意しておき、これらのユ
ニットの組み合わせや接続数を変えることにより、屋根
パネルの流れ長さを容易に調整することができる。この
ため、様々な形状の屋根に簡易に対応させて設置するこ
とができる。
【００２２】もちろん、場合によっては、軒ユニット
（３）も、様々な形状や流れ長さ寸法を有するものを用
意しておいてもよく、このような軒ユニット（３）をも
様々に組み合わせることにより、より広範囲な屋根形状
に対応させることができるようになる。平場パネルユニ
ット（２）は、太陽電池モジュール（１）の組込み枚数
によっても、その流れ長さ方向が変わってくる。
（３）も、様々な形状や流れ長さ寸法を有するものを用
意しておいてもよく、このような軒ユニット（３）をも
様々に組み合わせることにより、より広範囲な屋根形状
に対応させることができるようになる。平場パネルユニ
ット（２）は、太陽電池モジュール（１）の組込み枚数
によっても、その流れ長さ方向が変わってくる。
【００２３】この組込み枚数は、組み込む太陽電池モジ
ュール（１）の仕様によって、一定の電圧を確保するた
めに変えることになる。このため、定格電圧を確保でき
る任意枚数によりなる基本単位を設定しておくことによ
り、どのようなユニットの接続になっても定格の電圧を
得られるようにすることができる。たとえば太陽電池モ
ジュール（１）２枚を基本となる一単位とし、この一単
位で定格電圧が確保できるとすると、たとえば図４に示
した例では、太陽電池モジュール（１）が２枚組み込ま
れているので、一単位だけ設置され、この一単位により
一定電圧が確保されている。また、上述した図１の例で
は、太陽電池モジュール（１）は二単位設置されてい
る。
ュール（１）の仕様によって、一定の電圧を確保するた
めに変えることになる。このため、定格電圧を確保でき
る任意枚数によりなる基本単位を設定しておくことによ
り、どのようなユニットの接続になっても定格の電圧を
得られるようにすることができる。たとえば太陽電池モ
ジュール（１）２枚を基本となる一単位とし、この一単
位で定格電圧が確保できるとすると、たとえば図４に示
した例では、太陽電池モジュール（１）が２枚組み込ま
れているので、一単位だけ設置され、この一単位により
一定電圧が確保されている。また、上述した図１の例で
は、太陽電池モジュール（１）は二単位設置されてい
る。
【００２４】このようなこの発明のユニット式屋根パネ
ルは、クレーン等が入ることができず、一枚の大きな屋
根パネルを運び込めないような狭小地では、平場パネル
ユニット（２）、軒ユニット（３）および棟ユニット
（４）それぞれを、ばらばらに施工現場に持ち込んで、
屋根の上において組み立てて一枚の屋根パネルとするこ
とができ、よって、狭小地においても簡易に施工するこ
とができる。
ルは、クレーン等が入ることができず、一枚の大きな屋
根パネルを運び込めないような狭小地では、平場パネル
ユニット（２）、軒ユニット（３）および棟ユニット
（４）それぞれを、ばらばらに施工現場に持ち込んで、
屋根の上において組み立てて一枚の屋根パネルとするこ
とができ、よって、狭小地においても簡易に施工するこ
とができる。
【００２５】この場合には、たとえば各配線（６）の接
続部分にコネクタ等を備えておけば、このコネクタを接
続するだけで各ユニット間の配線（６）接続を容易に行
うことができるようになり、現場での電気工事が簡略化
される。もちろん、上記のような狭小地以外の通常の広
さを有する場所においても容易に取付施工できることは
言うまでもなく、この場合には、工場等において予め各
ユニットを組み立てて一枚の完成した屋根パネルとして
運び込んで、クレーン等を用いて屋根の上に吊り上げ、
設置することができる。各パネル間の配線工事は、工場
等にて済まされているので、屋根上でのパネル間の電気
接続作業が不要となり、施工が容易で、工期も短縮化さ
れる。
続部分にコネクタ等を備えておけば、このコネクタを接
続するだけで各ユニット間の配線（６）接続を容易に行
うことができるようになり、現場での電気工事が簡略化
される。もちろん、上記のような狭小地以外の通常の広
さを有する場所においても容易に取付施工できることは
言うまでもなく、この場合には、工場等において予め各
ユニットを組み立てて一枚の完成した屋根パネルとして
運び込んで、クレーン等を用いて屋根の上に吊り上げ、
設置することができる。各パネル間の配線工事は、工場
等にて済まされているので、屋根上でのパネル間の電気
接続作業が不要となり、施工が容易で、工期も短縮化さ
れる。
【００２６】また、この発明のユニット式屋根パネルを
構成する平場パネルユニット（２）は、上述した太陽電
池モジュール（１）の他にも、たとえば採光窓や瓦等の
屋根葺き材などを艤装させることもできる。したがっ
て、通常の屋根パネルとしても設置でき、また、太陽電
池モジュール（１）とこれら採光窓や屋根葺き材などと
を適宜に組み合わせて艤装させることもできる。
構成する平場パネルユニット（２）は、上述した太陽電
池モジュール（１）の他にも、たとえば採光窓や瓦等の
屋根葺き材などを艤装させることもできる。したがっ
て、通常の屋根パネルとしても設置でき、また、太陽電
池モジュール（１）とこれら採光窓や屋根葺き材などと
を適宜に組み合わせて艤装させることもできる。
【００２７】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【００２８】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明のパ
ネルによって、通常の広さを有する施工地だけでなく、
クレーンが入れないような狭小地においても容易に施工
することができ、また、各ユニットの組み合わせによっ
て流れ長さ寸法を容易に調整して、様々な形状の屋根に
取り付けることができる。施工可能地および施工可能屋
根形状が広範囲であって、設計、施工の自由度が大きい
新しいユニット式屋根パネルが提供される。
ネルによって、通常の広さを有する施工地だけでなく、
クレーンが入れないような狭小地においても容易に施工
することができ、また、各ユニットの組み合わせによっ
て流れ長さ寸法を容易に調整して、様々な形状の屋根に
取り付けることができる。施工可能地および施工可能屋
根形状が広範囲であって、設計、施工の自由度が大きい
新しいユニット式屋根パネルが提供される。
【図１】この発明の一実施例であるユニット式屋根パネ
ルを例示した斜視図である。
ルを例示した斜視図である。
【図２】太陽電池モジュールが組み込まれる平場パネル
ユニットの一例を示した斜視図である。
ユニットの一例を示した斜視図である。
【図３】太陽電池モジュールが組み込まれた平場パネル
ユニットと棟ユニットとの結合例を示した断面図であ
る。
ユニットと棟ユニットとの結合例を示した断面図であ
る。
【図４】この発明のユニット式屋根パネルの別の一例を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図５】太陽電池モジュールの瓦屋根への設置例を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図６】太陽電池モジュールのストレート屋根への設置
例を示した斜視図である。
例を示した斜視図である。
１ 太陽電池モジュール ２ 平場パネルユニット ２１ 突出片部 ２２ 突出片部 ２３ ネジ穴 ２４ 枠体 ２５ 屋根下地材 ２６ 配線スペース ３ 軒ユニット ３１ 突出片部 ３２ ネジ穴 ４ 棟ユニット ４１ 突出片部 ４２ ネジ穴 ５ 固定ネジ ６ 配線 ７ 端子ボックス
Claims (6)
- 【請求項１】 太陽電池モジュールが組み込まれた平場
パネルユニットに、軒先部となる軒ユニットと棟部とな
る棟ユニットとが取り付けられてなることを特徴とする
ユニット式屋根パネル。 - 【請求項２】 平場パネルユニット、軒ユニット、およ
び棟ユニットの取付組み合わせにより流れ長さ寸法が調
整される請求項１のユニット式屋根パネル。 - 【請求項３】 平場パネルユニットは、軒ユニットおよ
び棟ユニットのそれぞれにあいじゃくり結合されている
請求項１のユニット式屋根パネル。 - 【請求項４】 平場パネルユニットおよび棟ユニットの
それぞれには、太陽電池モジュールからの配線が通る送
り配線スペースが設けられている請求項１のユニット式
屋根パネル。 - 【請求項５】 平場パネルユニットには採光窓が組み込
まれる請求項１のユニット式屋根パネル。 - 【請求項６】 平場パネルユニットに屋根葺き材が組み
込まれる請求項１のユニット式屋根パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9200667A JPH1144071A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ユニット式屋根パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9200667A JPH1144071A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ユニット式屋根パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1144071A true JPH1144071A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16428236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9200667A Pending JPH1144071A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ユニット式屋根パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1144071A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002076419A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュールの設置方法 |
| JP5990721B1 (ja) * | 2015-12-01 | 2016-09-14 | 長州産業株式会社 | 太陽電池モジュール及び融雪モジュールの屋根取付構造 |
| CN107181448A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-09-19 | 深圳市奈士迪技术研发有限公司 | 一种便于安装的光伏发电设备 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9200667A patent/JPH1144071A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002076419A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュールの設置方法 |
| JP5990721B1 (ja) * | 2015-12-01 | 2016-09-14 | 長州産業株式会社 | 太陽電池モジュール及び融雪モジュールの屋根取付構造 |
| CN107181448A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-09-19 | 深圳市奈士迪技术研发有限公司 | 一种便于安装的光伏发电设备 |
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