JPH114338A - 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び記憶媒体

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JPH114338A
JPH114338A JP9153667A JP15366797A JPH114338A JP H114338 A JPH114338 A JP H114338A JP 9153667 A JP9153667 A JP 9153667A JP 15366797 A JP15366797 A JP 15366797A JP H114338 A JPH114338 A JP H114338A
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image
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color
pattern
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JP9153667A
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Akihiro Yoshitani
明洋 吉谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同色系に異なる濃度を有する複数種類のイン
クを用いてカラー画像を形成する場合に、できるだけ入
力画像の画質劣化を抑えつつ、該入力画像に付加情報を
埋め込む。 【解決手段】 複数の色成分に対応する記録剤を有し、
該複数の色成分の内の少なくとも所定の1色成分につい
て第1濃度の記録剤及び該第1濃度より低濃度である第
2濃度の記録剤を用いてカラー画像を形成する画像形成
装置と共に用いられる画像処理装置であって、カラー画
像データを入力し、該カラー画像データに所定の付加情
報を示すパターンを付加した印刷画像データを形成する
パターン付加手段と、前記パターン付加手段により得ら
れた印刷画像データを、前記画像形成装置に出力する出
力手段とを有し、前記パターン付加手段は、前記所定の
付加情報を示すパターンが前記第2の濃度の記録剤を用
いて形成される様に制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力画像に対して所
定の情報を付加する画像処理装置及び方法及び記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタ等の画像
記録装置はCMYKの4色のインクによりカラー画像を
形成していた。
【0003】しかしながら近年、上記CMYKの4色の
インクだけでなく、上記各色と同色系の薄いインクも同
時に用いることにより、各色に対して3値以上の印字を
可能とするインクジェットプリンタが開発されている。
このようなインクジェットプリンタは、従来型のインク
ジェットプリンタよりも階調性の高い高画質なカラー画
像を形成することができる。
【0004】一方、このような高画質化に伴い、近年の
画像記録装置を用いて複写或いは画像形成を禁止されて
いる原稿とほぼ同様の画像を形成することが可能になり
つつある。
【0005】上述の様な不正な画像形成が行われること
を抑止する為に、形成された全ての画像に対して、画像
形成装置或いは操作者を特定する為の付加情報を人間の
目に識別しにくく埋め込む技術が知られている。例え
ば、特開平5−244389には、複写機の画像形成色
(CMYK)の内、人間の目に最も識別しにくいイエロ
ー成分の画像信号を変調することにより、複写機の製造
番号等を示すパターンを埋め込む技術が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、同
色系に異なる濃度を有する複数種類のインクを用いてカ
ラー画像を形成する場合について、入力画像に付加情報
を埋め込む為の最適な方法は未だ考えられていなかっ
た。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
であり、同色系に異なる濃度を有する複数種類のインク
を用いてカラー画像を形成する場合に、できるだけ入力
画像の画質劣化を抑えつつ、該入力画像に付加情報を人
間の目に識別しにくく埋め込むことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する為
に本発明の画像処理装置によれば、複数の色成分に対応
する記録剤を有し、該複数の色成分の内の少なくとも所
定の1色成分について第1濃度の記録剤及び該第1濃度
より低濃度である第2濃度の記録剤を用いてカラー画像
を形成する画像形成装置と共に用いられる画像処理装置
であって、カラー画像データを入力し、該カラー画像デ
ータに所定の付加情報を示すパターンを付加した印刷画
像データを形成するパターン付加手段と、前記パターン
付加手段により得られた印刷画像データを、前記画像形
成装置に出力する出力手段とを有し、前記パターン付加
手段は、前記所定の付加情報を示すパターンが前記第2
の濃度の記録剤を用いて形成される様に制御することを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。
【0010】図2は、本実施の形態に用いる画像処理装
置のブロック図であり、本実施の形態ではカラー複写機
を用いて説明する。なお、本発明はパターン付加する処
(パターン付加処理部28)の動作を特徴とするもので
あるので、カラー複写機に限らず、カラープリンタ、カ
ラースキャナの画像処理部に適用することも可能であ
る。
【0011】図2において、1は、原画像(原稿)をス
キャンしRGB(レッド、グリーン、ブルー)各色25
6階調を表現するデジタル画像データを出力する画像入
力部(スキャナ)である。また、画像入力部1から出力
された画像データは後段の画像処理部2にラスタ走査順
に入力される。
【0012】2は、画像入力部1からRGBの画像デー
タを入力し、この画像データに基づいて、後段のプリン
タ装置3に出力する為のCMYKのn値データを生成す
る画像処理部である。
【0013】以下、画像処理部2が有する各部の機能に
ついて詳細に説明する。
【0014】画像処理部2において、21は入力された
画像データのシェーディング補正を行う公知のシェーデ
ィング補正処理部である。また、22はシェーディング
補正処理部21でシェーディング補正された画像データ
のスムージング処理或いはエッジ強調を行う公知のフィ
ルタリング処理部である。
【0015】23は、フィルタリング処理部22でスム
ージング処理或いはエッジ強調されたRGBの画像デー
タに対して変倍処理を行う公知の変倍処理部である。
【0016】24は、変倍処理部23から出力されたR
GB各色8ビットの画像データを、画像入力部1とプリ
ンタ装置3の間の濃度特性の違いに基づいて補正し、C
MY(シアン、マゼンダ、イエロー)各色8ビットの画
像データに変換する為の公知の濃度変換処理部である。
【0017】25は、濃度変換処理部24から出力され
たCMY各色8ビットの画像データに基づいて、K(ブ
ラック)成分を抽出すると共に、これにより得られたC
MYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)各色
8ビットの画像データをプリンタの色特性に合わせるた
めの行列演算を行う公知のUCR/マスキング処理部で
ある。
【0018】26は、UCR/マスキング処理部25か
ら出力されたCMYK各色8ビットの画像データを、n
値化(256>=n>=3)するn値化処理部である。
このn値化処理にはn値誤差拡散処理やn値ディザ処理
等の何れかを選択的に用いることが可能である。本実施
の形態では上記n=3として説明する。n値化されたC
MYKの3値画像データは各画素0或いは1或いは2の
何れかの値を有し、点順次(1画素単位)でC、M、
Y、K、C、M、Y、K…の様にパターン付加処理部2
8へ出力される。
【0019】パターン付加処理部28は点順次で入力さ
れたCMYKの3値画像データに対して、後述する付加
情報の付加を行い、n値化処理部26と同様、CMYK
の3値画像データを点順次でプリンタ装置3に出力す
る。
【0020】3は、上記画像処理部2からラスタ走査順
かつ点順次で出力されたCMYKの3値画像データを、
所定の記録媒体上に可視化するプリンタ装置である。プ
リンタ装置3はインクヘッドからインクを吐出すること
により記録媒体上に画像を記録する形式のものであり、
インクはCMYKの各色系に対して、濃い色のインク
(濃インク)と淡い色のインク(淡インク)を有してい
る。これにより、1画素に対して各色系共に3つ濃度を
表現することが可能となる。具体的には、各画素のCM
YKの3値画像データが示す0或いは1或いは2は、0
の画素は「インク非吐出」であり、1の画素は「淡イン
ク吐出」であり、2の画素は「濃インク吐出」である。
本実施の形態ではこのインク吐出方式により各画素につ
いて81色を表現することが可能である。
【0021】以上に説明した画像入力部1、画像処理部
2、プリンタ装置3によりCMYKの濃インクと淡イン
クからなるカラー画像を形成できる。
【0022】以下図3を用いてパターン付加処理部28
の回路構成及び動作について説明する。
【0023】図3において、27は前段のn値化処理部
であり、3は後段のプリンタ装置である。
【0024】また、31はn値化処理部27から入力さ
れるラインリセット信号lrstをカウントし、現在処
理している画素の副走査方向座標yを得るラインカウン
ト手段である。本実施の形態では、lrstはラスタ走
査順に入力される画像データの1ライン分の入力が終了
した時に、1クロックの間だけy=1として出力し、そ
れ以外の期間はy=0として出力する。
【0025】32は、n値化処理部27から入力される
画素カウント信号(CMYKの4つで1画素分)clk
をカウントし、現在処理している画素の主走査方向座標
xを得る画素カウント手段である。clkは各画素のC
(シアン)の画像データが入力されるクロックのみx=
1として出力し、それ以外の期間はx=0として出力す
る。
【0026】33は、n値化処理部27から入力されて
きたCMYKの画像データの示すカラー画像に、付加す
るべき付加情報を格納する付加情報格納手段である。本
実施の形態では付加情報は数字情報Qとし、0=<Q=
<50を満たす値であるものとする。しかしながらこれ
に限らず、文字情報、画像情報を付加情報とし、これら
を画像データに埋め込む場合も本発明に含まれる。
【0027】34は、図4を用いて後述するアルゴリズ
ムに従って演算を行い、出力値Gyを出力する為の計算
器Aである。また35も後述するアルゴリズムに従って
演算を行い、出力値Gxを出力する為の計算器Bであ
る。
【0028】36は、x、Gx、Gyが後述する条件を
満たすときのみ、出力値G=1を出力する比較器であ
る。
【0029】37は、比較器36の出力値Gが1である
時に、n値化処理部27からラスタ走査順に入力される
CMYKの3値画像データの内、Y(イエロー)の画像
データのみに変調を行う画像変換回路であって、Yの画
像データが入力されている時に出力値G=1が入力され
た時には、このYの画像データを強制的に1(プリンタ
装置3が淡インクを吐出する画像データの値)に変調す
るものである。また、比較器36の出力値G=0の時に
は入力された画像データは変調を行われることなくプリ
ンタ装置3へ出力される。
【0030】図4は図3の動作手順を示す図であり、図
1はパターン付加処理部により付加情報をが埋め込まれ
た際の様子を示す図である。
【0031】以下、図4を用いてパターン付加処理部2
8の動作について詳細に説明する。
【0032】まず、ステップS1において、ラインカウ
ンタ31のカウンタ値yと画素カウンタ32のカウンタ
値x及び計算器A、計算器Bの出力値Gy、Gxを0に
リセットする。以後、カウンタ値xとカウンタ値yは、
n値化処理部27から入力される画素クロックとライン
リセット信号に従って自動的にカウントされる。
【0033】次に、ステップS2においてn値化処理部
27からの画像データの入力を開始する。
【0034】次に、ステップS3においてラインリセッ
ト信号lrst=1か否かを検知する。lrst=1で
あればステップS4へ進み、lrst=0であればステ
ップS5へ進む。
【0035】ステップS4ではGyを更新する。即ち、
0=<j=<1、0=<k=<5を満たす自然数i、
j、kを用いて、y=(2i+j)×6+kと表される
とすると、k=1、2、3ならばGy=1、kがそれ以
外ならばGy=0としてステップS5に進む。
【0036】ステップS5において、次の画素クロック
がn値化処理部27から入力されるまで待つ。そして画
素クロックが入力されたらステップS6へ進む。
【0037】ステップS6において、以前に更新された
比較器36の出力値Gが1であるか否かを検知し、G=
1であればステップS7へ進み、G=0であればステッ
プS8へ進む。
【0038】ステップS7ではGxを更新する。即ち、
x=60m+p(mとpは自然数、0=<p=<59)
と表されるとすると、ステップS4での値j、kを用い
て、j=0かつk=1、2、3かつp=0、10の場合
にはGx=1とし、j=1かつk=1、2、3かつp=
Qの場合にもGx=1とし、それ以外の場合にはGx=
0としてステップS9に進む。
【0039】ステップS8ではGを更新する。即ちx=
GxかつGy=1の場合にはG=1とし、それ以外の場
合にはG=0としてステップS9に進む。
【0040】ステップ9では出力値Gに基づいて画像変
換回路37が画像変換処理を行う。即ち、CMYKの点
順次で入力される画像データに対して、同時に入力され
ている出力値Gが1であれば、Y(イエロー)の画像デ
ータ(画素値)を強制的に1に変換して出力する。一
方、出力値Gが0であれば、入力された画像データを変
換すること無くそのまま出力する。
【0041】また、C、M、Kの入力画像データに対し
ては出力値Gの値に係わらず、変換すること無くそのま
ま出力する。
【0042】上記処理により、Y(イエロー)の画像デ
ータにのみ付加情報が付加されることになるが、これは
Yの画像が人間の目に識別しにくいことを利用したもの
である。また、Yの画像データの付加情報を示すパター
ンを、強制的に淡インクの画像で形成される様にする事
により、単にYのインク(濃インク及び淡インク)でパ
ターンを構成する場合よりも、高画質な画像を形成でき
る。
【0043】以上の様なフローチャートに従って付加情
報を付加し、得られた画像データをプリンタ装置3から
印字することにより図1の様な画像が得られる。なお、
図1はY(イエロー)のみから構成される画像(Y面)
の様子である。実際は図1のY面に対してC面、M面、
K面が重畳されることでカラー画像が形成される。
【0044】以下に、印字された画像に基づいて、付加
情報Qを解析する方法を説明する。
【0045】まず、プリンタ装置3で形成されたカラー
画像をスキャナで読み取り、カラー画像のY成分のみを
抽出する。更に濃インクを用いて形成された画素と淡イ
ンクを用いて形成された画素を上記Y成分の画像の濃度
を元に分類し、図1の様に分類されたY成分の画像を抽
出する。
【0046】なお図1の画像において、付加情報Qはa
及びb及びcの3つのパターンにより構成される。a及
びbは基準位置を示す為のパターンであり、上述の付加
方式からa及びbの間隔は10画素であるので左側のパ
ターンがaであり、右側のパターンがbであることが解
析できる。
【0047】一方、付加情報はパターンaからパターン
cまでの副走査方向の画素数で表され、図1の場合はパ
ターンaからパターンcまで6画素であり、付加情報Q
は6であると解析できる。
【0048】なお、上記a及びb及びcの3つのパター
ンは周期的に付加されるので、画像の一部から3つのパ
ターンを含む領域を抽出できる可能性が高く、付加情報
を解析できる可能性が高くなる。
【0049】なお、本実施の形態では付加情報は1つと
しているが、本発明はこれに限らず、複数の付加情報を
付加する場合も含まれる。この場合にはパターンa及び
b及びcに加えて、パターンcと同様のパターンc1、
c2等をパターンcから更に副走査方向にずらして1つ
ずつ付加してゆけば、複数の付加情報を付加することが
可能となる。
【0050】なお、上記実施の形態ではインクジェット
形式のプリンタ装置を用いて画像を形成する場合につい
て説明したが、これに限らず同色系で濃度の異なる複数
のトナーを用いて画像を形成する場合、即ち濃いY色ト
ナーと淡いY色トナーを用いる時に淡いY色トナーで付
加情報を示すパターンを形成する場合も本発明に含まれ
る。
【0051】また、プリンタ装置3がCMYKの4色成
分を用いてカラー画像を形成する場合だけでなく、CM
Yの3色によりカラー画像を形成する場合も本発明に含
まれる。
【0052】また、本実施の形態はシェーディング補正
処理部21からパターン付加処理部28を1装置と見な
しているが、本発明はこれに限らず、パターン付加処理
部28を含む画像処理装置の一部を1装置と見なしても
良い。例えば、UCR/マスキング処理部25からパタ
ーン付加処理部28を1装置とするならば、CMYのカ
ラー画像データを入力する装置と見なすことができ、n
値化処理部27及びパターン付加処理部28を1装置と
するならば、CMYKのカラー画像データを入力する装
置と見なすことができる。
【0053】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムの1部として適用して
も、1つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)
からなる装置の1部に適用しても良い。
【0054】また、本発明は上記実施の形態を実現する
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエア
のプログラムコードを供給し、このプログラムコードに
従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0055】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
【0056】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることがで
きる。
【0057】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他
のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態
が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明
の範疇に含まれる。
【0058】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、複数
の色成分に対応する記録剤を有し、該複数の色成分の内
の少なくとも所定の1色成分について第1濃度の記録剤
及び該第1濃度より低濃度である第2濃度の記録剤を用
いてカラー画像を形成する画像形成装置と共に用いられ
る画像処理装置であって、カラー画像データを入力し、
該カラー画像データに所定の付加情報を示すパターンを
付加した印刷画像データを形成するパターン付加手段
と、前記パターン付加手段により得られた印刷画像デー
タを、前記画像形成装置に出力する出力手段とを有し、
前記パターン付加手段は、前記所定の付加情報を示すパ
ターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成される様
に制御するので、同色系に異なる濃度を有する複数種類
のインクを用いてカラー画像を形成する場合に、できる
だけ入力画像の画質劣化を抑えつつ、該入力画像に付加
情報を人間の目に識別しにくく埋め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】付加情報が付加された後に形成された画像のイ
エロー成分の様子を示す図
【図2】本発明を説明する為の画像処理装置の全体図
【図3】パターン付加処理部28の詳細図
【図4】パターン付加処理部28の動作手順を説明する
フローチャート
【符号の説明】
1 画像入力部 2 画像処理部 3 プリンタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分に対応する記録剤を有し、
    該複数の色成分の内の少なくとも所定の1色成分につい
    て第1濃度の記録剤及び該第1濃度より低濃度である第
    2濃度の記録剤を用いてカラー画像を形成する画像形成
    装置と共に用いられる画像処理装置であって、 カラー画像データを入力し、該カラー画像データに所定
    の付加情報を示すパターンを付加した印刷画像データを
    形成するパターン付加手段と、 前記パターン付加手段により得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力する出力手段とを有し、 前記パターン付加手段は、前記所定の付加情報を示すパ
    ターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成される様
    に制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の色成分はシアン、マゼンダ、
    イエローを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記複数の色成分はブラックを含
    むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の1色成分はイエロー成分であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録剤はインクであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記録剤はトナーであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記画像形成装置を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 更に、原稿を読み取り前記カラー画像デ
    ータを発生する画像読み取り手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記カラー画像データにはレッド、グリ
    ーン、ブルー成分を示す画像データが含まれることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記カラー画像データにはシアン、マ
    ゼンダ、イエローを示す画像データが含まれることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷画像データにはシアン、マゼ
    ンダ、イエロー成分を示す画像データが含まれることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 複数の色成分に対応する記録剤を有
    し、該複数の色成分の内の少なくとも所定の1色成分に
    ついて第1濃度の記録剤及び該第1濃度より低濃度であ
    る第2濃度の記録剤を用いてカラー画像を形成する画像
    形成装置と共に用いられる画像処理装置の制御方法であ
    って、 カラー画像データを入力し、該カラー画像データに所定
    の付加情報を示すパターンを付加した印刷画像データを
    形成させるパターン付加ステップと、 前記パターン付加ステップで得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力させる出力ステップとを有
    し、 前記パターン付加ステップは、前記所定の付加情報を示
    すパターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成され
    る様に制御されることを特徴とする画像処理装置の制御
    方法。
  13. 【請求項13】 複数の色成分に対応する記録剤を有
    し、該複数の色成分の内の少なくとも所定の1色成分に
    ついて第1濃度の記録剤及び該第1濃度より低濃度であ
    る第2濃度の記録剤を用いてカラー画像を形成する画像
    形成装置と共に用いられる画像処理装置の制御プログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、前記制御プログラムは
    カラー画像データを入力し、該カラー画像データに所定
    の付加情報を示すパターンを付加した印刷画像データを
    形成させるパターン付加ステップと、 前記パターン付加ステップで得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力させる出力ステップとを有
    し、 前記パターン付加ステップは、前記所定の付加情報を示
    すパターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成され
    る様に制御されることを特徴とした、前記制御プログラ
    ムをコンピュータから読み出し可能な状態に記憶した記
    憶媒体。
  14. 【請求項14】 同系色かつ濃度の異なる複数の記録剤
    を有し、該複数の記録剤に含まれる第1濃度の記録剤及
    び該第1濃度より低濃度である第2濃度の記録剤を用い
    てカラー画像を形成する画像形成装置と共に用いられる
    画像処理装置であって、 画像データを入力し、該画像データに所定の付加情報を
    示すパターンを付加した印刷画像データを形成するパタ
    ーン付加手段と、 前記パターン付加手段により得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力する出力手段とを有し、 前記パターン付加手段は、前記所定の付加情報を示すパ
    ターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成される様
    に制御することを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 同系色かつ濃度の異なる複数の記録剤
    を有し、該複数の記録剤に含まれる第1濃度の記録剤及
    び該第1濃度より低濃度である第2濃度の記録剤を用い
    てカラー画像を形成する画像形成装置と共に用いられる
    画像処理装置の制御方法であって、 画像データを入力し、該画像データに所定の付加情報を
    示すパターンを付加した印刷画像データを形成させるパ
    ターン付加ステップと、 前記パターン付加ステップで得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力させる出力ステップとを有
    し、 前記パターン付加ステップは、前記所定の付加情報を示
    すパターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成され
    る様に制御されることを特徴とする画像処理装置の制御
    方法。
  16. 【請求項16】 同系色かつ濃度の異なる複数の記録剤
    を有し、該複数の記録剤に含まれる第1濃度の記録剤及
    び該第1濃度より低濃度である第2濃度の記録剤を用い
    てカラー画像を形成する画像形成装置と共に用いられる
    画像処理装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体であ
    って、前記制御プログラムは画像データを入力し、該画
    像データに所定の付加情報を示すパターンを付加した印
    刷画像データを形成させるパターン付加ステップと、 前記パターン付加ステップで得られた印刷画像データ
    を、前記画像形成装置に出力させる出力ステップとを有
    し、 前記パターン付加ステップは、前記所定の付加情報を示
    すパターンが前記第2の濃度の記録剤を用いて形成され
    る様に制御されることを特徴とした、前記制御プログラ
    ムをコンピュータから読み出し可能な状態に記憶した記
    憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8018622B2 (en) 2007-04-19 2011-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image processing apparatus

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