JPH1143122A - 缶蓋解袋機 - Google Patents

缶蓋解袋機

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JPH1143122A
JPH1143122A JP20981097A JP20981097A JPH1143122A JP H1143122 A JPH1143122 A JP H1143122A JP 20981097 A JP20981097 A JP 20981097A JP 20981097 A JP20981097 A JP 20981097A JP H1143122 A JPH1143122 A JP H1143122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction hood
bag
edge
package
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP20981097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yamamoto
耕三 山本
Kiichi Maeda
喜一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Machinery Corp
Original Assignee
Kirin Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Machinery Corp filed Critical Kirin Machinery Corp
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Publication of JPH1143122A publication Critical patent/JPH1143122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶蓋包装体の紙の袋を回転刃で切開するとき
に発生した紙粉を吸引除去する機能を備えた缶蓋解袋機
を提供する。 【解決手段】 積層された缶蓋3が筒状の紙の袋に充填
された包装体1から袋2を除去するために、包装体1を
一個ずつ長手方向に移送するプッシャ4と、移送の途中
に設けられ、かつ、袋2の上部に接するように縁7aが
設けられた第一の吸引フード7と、第一の吸引フード7
内に設けられ、吸引されて浮き上がった袋2を切開する
回転刃8とを備えた缶蓋解袋機において、第一の吸引フ
ード7の後段に設けられ、かつ、袋2の上部に隙間をも
って縁10aが設けられた第二の吸引フード10を更に
備え、第二の吸引フード10はダンパ11を介して第一
の吸引フード7に接続され、移送される包装体1の先端
が第一の吸引フード7aの後縁を通過する迄はダンパ1
1を閉じておき、通過してからはダンパ11を開くよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された缶蓋が
筒状の袋に充填された包装体から袋を除去する缶蓋解袋
機に関する。
【0002】
【従来の技術】缶飲料は缶に飲料を充填したあと、缶蓋
をかぶせ巻締めして密封される。缶蓋は積層されて筒状
の袋に充填された包装体の形で納入される。飲料充填ラ
インに缶蓋を供給するには、包装体から袋を除去する必
要がある。袋を除去する装置として、包装体を一個ずつ
長手方向に移送するプッシャと、移送の途中に設けら
れ、かつ、袋の上部に接するように縁が設けられた吸引
フードと、吸引フード内に設けられ、吸引されて浮き上
がった袋を切開する回転刃とを備えたものがある。上部
を切開された袋は、袋の下部に接する対向ローラで挟ま
れ引き剥がされて除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】袋の材質は、通常、紙
である。従って、袋を回転刃で切開すると、微量ながら
紙粉が発生する。従来の装置では、回転刃は吸引フード
内にあるものの、袋の上部は吸引フードの縁に密着して
いるため、フード内の空気の流れは極めて少ないので、
回転刃を収容している吸引フード内での集塵効果は小さ
い。このため、切開後の袋の外側に紙粉が付着して、長
時間運転すると装置を汚すことになる。本発明は、上述
の事情に鑑みなされたもので、缶蓋包装体の紙の袋を回
転刃で切開するときに発生した紙粉を吸引除去する機能
を備えた缶蓋解袋機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、積層された缶蓋が筒状の紙の袋に充填さ
れた包装体から袋を除去するために、包装体を一個ずつ
長手方向に移送するプッシャと、移送の途中に設けら
れ、かつ、袋の上部に接するように縁が設けられた第一
の吸引フードと、第一の吸引フード内に設けられ、吸引
されて浮き上がった袋を切開する回転刃とを備えた缶蓋
解袋機において、第一の吸引フードの後段に設けられ、
かつ、袋の上部に隙間をもって縁が設けられた第二の吸
引フードを更に備え、第二の吸引フードはダンパを介し
て第一の吸引フードに接続され、移送される包装体の先
端が第一の吸引フードの後縁を通過する迄はダンパを閉
じておき、通過してからはダンパを開くようにしたこと
を特徴とするものである。
【0005】本発明によれば、移送される包装体の先端
が第一の吸引フードの後縁を通過する迄はダンパを閉じ
ておくので、第二の吸引フードからは空気は吸引されな
いで、袋の上部は第一の吸引フード内で浮き上がって回
転刃に接触する。
【0006】包装体が第一の吸引フードの後縁を通過し
てからダンパを開くと、第二の吸引フードから空気が吸
引される。このとき、第一の吸引フードで吸い上げられ
た袋の上部はフードの縁に密着しており、第一の吸引フ
ードから吸引される空気量は極めて少ないため、一個の
包装体の移送が完了する迄は、第一の吸引フード内の負
圧は維持される。このため、袋の上部が第一の吸引フー
ドの縁から離れることはなく、回転刃による切開に支障
を来すことはない。第二の吸引フードの縁は袋の上部と
の間に隙間をもつので、袋の上部に沿って空気が吸引さ
れ、袋の外側に付着した紙粉は吸引除去される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る缶蓋解袋機の一実施例を
図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明の缶
蓋解袋機の全体構成を示す側面図である。図1におい
て、ワークである積層された缶蓋3を充填した筒状の袋
2からなる包装体1は、左側から右側に移動する。
【0008】缶蓋解袋機は、包装体1を一個ずつ長手方
向に移送するプッシャ4と、包装体1を長手方向に移送
する途中で袋2の上部を切開する切開ユニット6と、切
開されて供給された包装体1の袋2を除去する除去ユニ
ット14とを備えている。前記プッシャ4はエアシリン
ダ5によって駆動されるようになっている。切開ユニッ
ト6は、袋2の上部に接するように縁7aが設けられた
第一の吸引フード7と、第一の吸引フード7内に配置さ
れ、吸引されて浮き上がった袋2を切開する回転刃8と
を備えている。第一の吸引フード7は集塵器付ブロワ9
に接続されており、第一の吸引フード7内に負圧が生成
されるようになっている。
【0009】図2は図1のII−II線断面図である。図2
に示すように、第一の吸引フード7の縁7aは袋2の上
部に接しており、第一の吸引フード7内に生成された負
圧によって浮き上がった袋2は回転刃8によって切開さ
れる。前記第一の吸引フード7の後段には、図1に示す
ように、第二の吸引フード10が設けられている。第二
の吸引フード10はダンパ11を介して第一の吸引フー
ド7に接続されている。
【0010】図3は図1のIII−III線断面図である。図
3に示すように、第二の吸引フード10の縁10aは袋
2の上部に対して隙間sを形成している。またダンパ1
1はロータリシリンダ12によって駆動されるようにな
っている。そして、第一の吸引フード7の後縁の下方に
は、図1に示すように、移送される包装体1の先端を検
出するセンサ13が設けられている。
【0011】除去ユニット14は、図1および図4(図
1のIV−IV線断面図)に示すように、包装体1の下部を
挟んで袋2を除去する対向する一対の剥ぎ取りローラ1
5,15と、剥ぎ取りローラ15上の包装体1の上面に
係合して袋2を下方に送り込み剥ぎ取りミスを防止する
ための並列したモータローラ16,17とを備えてい
る。これらモータローラ16,17は、エアシリンダ1
8により上下動可能になっている。
【0012】次に、前述のように構成された缶蓋解袋機
の作用を説明する。包装体1はプッシャ4によって押さ
れて一個ずつ長手方向に移送される。この移送中に、第
一の吸引フード7内に生成された負圧によって袋2の上
部が吸引される。吸引されて浮き上がった袋2は回転刃
8によって切開される。そして、切開された包装体1の
先端が第一の吸引フード7の後縁を通過すると、これを
センサ13が検出する。
【0013】前記センサ13が包装体1の先端を検出す
るまでは、ダンパ11を閉じておくので、第二の吸引フ
ード10からは空気は吸引されないで、袋2の上部は第
一の吸引フード7内で浮き上がって回転刃8に確実に接
触する。
【0014】包装体1の先端が第一の吸引フード7の後
縁を通過してから、ダンパ11を開くと、第二の吸引フ
ード10から空気が吸引される。このとき、第一の吸引
フード7で吸い上げられた袋2の上部はフード7の縁7
aに密着しており、第一の吸引フード7から吸引される
空気量は極めて少ないため、一個の包装体1の移送が完
了する迄は、第一の吸引フード7内の負圧は維持され
る。このため、袋2の上部が第一の吸引フード7の縁7
aから離れることはなく、回転刃8による切開に支障を
来すことはない。第二の吸引フード10の縁10aは袋
2の上部との間に隙間sをもつので、袋2の上部に沿っ
て空気が吸引され、袋2の外側に付着した紙粉は吸引除
去される。
【0015】上述の切開作業および紙粉の吸引除去が行
われた後、包装体1は除去ユニット14の一対の剥ぎ取
りローラ15,15上に供給される。次に、剥ぎ取りロ
ーラ15,15及びモータローラ16,17が作動し
て、袋2が包装体1から除去される。その後、積層され
た缶蓋3は除去ユニット14から払い出され、飲料充填
ラインに供給される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
の袋の上部を切開したあと、袋の上部にすき間をもって
縁が設けられたフードで空気を吸引するので、袋の上部
に付着した紙粉が吸引除去され、長時間運転しても装置
を汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る缶蓋解袋機の一実施例を示す側面
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1 包装体 2 袋 3 缶蓋 4 プッシャ 6 切開ユニット 7 第一の吸引フード 8 回転刃 9 集塵器付ブロワ 10 第二の吸引フード 11 ダンパ 13 センサ 14 除去ユニット 15 剥ぎ取りローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された缶蓋が筒状の紙の袋に充填さ
    れた包装体から袋を除去するために、包装体を一個ずつ
    長手方向に移送するプッシャと、移送の途中に設けら
    れ、かつ、袋の上部に接するように縁が設けられた第一
    の吸引フードと、第一の吸引フード内に設けられ、吸引
    されて浮き上がった袋を切開する回転刃とを備えた缶蓋
    解袋機において、 第一の吸引フードの後段に設けられ、かつ、袋の上部に
    隙間をもって縁が設けられた第二の吸引フードを更に備
    え、第二の吸引フードはダンパを介して第一の吸引フー
    ドに接続され、移送される包装体の先端が第一の吸引フ
    ードの後縁を通過する迄はダンパを閉じておき、通過し
    てからはダンパを開くようにしたことを特徴とする缶蓋
    解袋機。
JP20981097A 1997-07-18 1997-07-18 缶蓋解袋機 Pending JPH1143122A (ja)

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JP20981097A JPH1143122A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 缶蓋解袋機

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JP20981097A JPH1143122A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 缶蓋解袋機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012114A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Internatl Tobacco Machinery Poland Sp Zoo シガレットパックの破壊的開放方法及び装置
CN102490950A (zh) * 2011-12-29 2012-06-13 广州珠江啤酒股份有限公司 一种易开盖自动除纸袋装置
JP2015209219A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 三菱マテリアルテクノ株式会社 缶蓋包装体の開梱装置及び缶蓋包装体の開梱方法

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