JPH1143065A - 車両のステアリング装置 - Google Patents
車両のステアリング装置Info
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- JPH1143065A JPH1143065A JP19951997A JP19951997A JPH1143065A JP H1143065 A JPH1143065 A JP H1143065A JP 19951997 A JP19951997 A JP 19951997A JP 19951997 A JP19951997 A JP 19951997A JP H1143065 A JPH1143065 A JP H1143065A
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- steering
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 9
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な制御システムにより、路面状況などの変
化に対する車両の走行安定性を高められるようにする。 【解決手段】タイヤ操向角の補正を行うアクチュエータ
aと、車速を検出する手段bと、ハンドル操作量を検出
する手段cと、これらの検出値から基準ヨーレイトを計
算する手段dと、車両の実ヨーレイトを検出する手段e
と、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致させるようア
クチュエータを制御する手段fと、を備える。アクチュ
エータaとしてステアリングリンケージのドラックリン
クの有効長を伸縮させる油圧シリンダを設ける。
化に対する車両の走行安定性を高められるようにする。 【解決手段】タイヤ操向角の補正を行うアクチュエータ
aと、車速を検出する手段bと、ハンドル操作量を検出
する手段cと、これらの検出値から基準ヨーレイトを計
算する手段dと、車両の実ヨーレイトを検出する手段e
と、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致させるようア
クチュエータを制御する手段fと、を備える。アクチュ
エータaとしてステアリングリンケージのドラックリン
クの有効長を伸縮させる油圧シリンダを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のステアリ
ング装置に関する。
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリング装置(ステアリングシステ
ム)は、車両の進行方向を任意に変えるものであり、一
般に運転者がステアリングホイールをハンドル操作する
ことにより、タイヤの向きを変える構造になっている。
路面状況などによりフロントタイヤのスリップ角とリヤ
タイヤのスリップ角とに差を生じる、つまりオーバステ
アやアンダステアになると、車両の走行を安定させるた
め、運転者はニユートラルステアを維持するようにハン
ドル操作を行う必要があるが、ハンドル操作に巧みな運
転者でも、路面状況などの変化が急激だと、ニユートラ
ルステアを維持するのが難しい。
ム)は、車両の進行方向を任意に変えるものであり、一
般に運転者がステアリングホイールをハンドル操作する
ことにより、タイヤの向きを変える構造になっている。
路面状況などによりフロントタイヤのスリップ角とリヤ
タイヤのスリップ角とに差を生じる、つまりオーバステ
アやアンダステアになると、車両の走行を安定させるた
め、運転者はニユートラルステアを維持するようにハン
ドル操作を行う必要があるが、ハンドル操作に巧みな運
転者でも、路面状況などの変化が急激だと、ニユートラ
ルステアを維持するのが難しい。
【0003】車両の走行を安定させる上から、ヨーレイ
トを制御する方法が知られている(特開平7ー6923
0号公報,特開平7ー215097号公報など)。この
ようなシステムでは、車速と操舵角とから目標ヨーレイ
トを計算し、実際のヨーレイト(実ヨーレイトと称す
る)との偏差を求め、実ヨーレイトを目標ヨーレイトと
一致させるようにタイヤの駆動力を制御している。
トを制御する方法が知られている(特開平7ー6923
0号公報,特開平7ー215097号公報など)。この
ようなシステムでは、車速と操舵角とから目標ヨーレイ
トを計算し、実際のヨーレイト(実ヨーレイトと称す
る)との偏差を求め、実ヨーレイトを目標ヨーレイトと
一致させるようにタイヤの駆動力を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、所定のヨー
レイト特性を得るのに各車輪のブレーキも制御すること
が必要なため、ブレーキ系の配管構成のほか、制御内容
(プログラムなど)が複雑化するという問題があった。
レイト特性を得るのに各車輪のブレーキも制御すること
が必要なため、ブレーキ系の配管構成のほか、制御内容
(プログラムなど)が複雑化するという問題があった。
【0005】この発明はこのような問題点も考慮してな
されたものであり、運転者のハンドル操作に基づくタイ
ヤの操向角を、車両の走行状況(とくに旋回時のヨーレ
イト)に応じて補正することにより、車両の走行安定性
を高めようとするものである。
されたものであり、運転者のハンドル操作に基づくタイ
ヤの操向角を、車両の走行状況(とくに旋回時のヨーレ
イト)に応じて補正することにより、車両の走行安定性
を高めようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、図5の
ようにタイヤ操向角の補正を行うアクチュエータaと、
車速を検出する手段bと、ハンドル操作量を検出する手
段cと、これらの検出値および設定値から基準ヨーレイ
トを計算する手段dと、車両の実ヨーレイトを検出する
手段eと、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致させる
ようアクチュエータを制御する手段fと、を備える。
ようにタイヤ操向角の補正を行うアクチュエータaと、
車速を検出する手段bと、ハンドル操作量を検出する手
段cと、これらの検出値および設定値から基準ヨーレイ
トを計算する手段dと、車両の実ヨーレイトを検出する
手段eと、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致させる
ようアクチュエータを制御する手段fと、を備える。
【0007】第2の発明では、第1の発明におけるアク
チュエータの制御手段として、図5のように基準ヨーレ
イトと実ヨーレイトとの偏差を計算する手段gと、これ
らの偏差に応じたタイヤ操向角の補正値を計算する手段
hと、この補正値に対応するアクチュエータの目標制御
量を計算する手段iと、アクチュエータの動作量を検出
する手段jと、この動作量を目標制御量と一致させるよ
うアクチュエータへの制御信号を出力する手段kと、を
備える。
チュエータの制御手段として、図5のように基準ヨーレ
イトと実ヨーレイトとの偏差を計算する手段gと、これ
らの偏差に応じたタイヤ操向角の補正値を計算する手段
hと、この補正値に対応するアクチュエータの目標制御
量を計算する手段iと、アクチュエータの動作量を検出
する手段jと、この動作量を目標制御量と一致させるよ
うアクチュエータへの制御信号を出力する手段kと、を
備える。
【0008】第3の発明では、第1の発明におけるアク
チュエータaとして、ステアリングリンケージのドラッ
クリンクの有効長を伸縮させる油圧シリンダを設ける。
チュエータaとして、ステアリングリンケージのドラッ
クリンクの有効長を伸縮させる油圧シリンダを設ける。
【0009】第4の発明では、第1の発明におけるアク
チュエータaとして、ハンドルからステアリングギヤボ
ックスへの回転伝達経路にその回転量を増減させる油圧
モータを介装する。
チュエータaとして、ハンドルからステアリングギヤボ
ックスへの回転伝達経路にその回転量を増減させる油圧
モータを介装する。
【0010】第5の発明では、第3の発明または第4の
発明におけるアクチュエータaは、油圧サーボ機構を備
える。
発明におけるアクチュエータaは、油圧サーボ機構を備
える。
【0011】
【発明の効果】第1の発明では、路面状況などによりフ
ロントタイヤのスリップ角とリヤタイヤのスリップ角と
に差を生じても、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致
させるようアクチュエータが作動してタイヤ操向角を補
正するため、ニユートラルステアを維持しながら、安定
よく走行することができる。
ロントタイヤのスリップ角とリヤタイヤのスリップ角と
に差を生じても、実ヨーレイトを基準ヨーレイトと一致
させるようアクチュエータが作動してタイヤ操向角を補
正するため、ニユートラルステアを維持しながら、安定
よく走行することができる。
【0012】第2の発明では、車速とハンドル操作量と
から基準ヨーレイトが計算され、実ヨーレイトの検出値
に対する偏差が求められる。これらの偏差に応じたタイ
ヤ操向角の補正値が計算され、その補正値に対応するア
クチュエータの目標制御量が求められる。アクチュエー
タはその動作量の検出値を目標制御量と一致させるよう
制御される。このため、ニユートラルステアの維持を適
確に制御することができる。
から基準ヨーレイトが計算され、実ヨーレイトの検出値
に対する偏差が求められる。これらの偏差に応じたタイ
ヤ操向角の補正値が計算され、その補正値に対応するア
クチュエータの目標制御量が求められる。アクチュエー
タはその動作量の検出値を目標制御量と一致させるよう
制御される。このため、ニユートラルステアの維持を適
確に制御することができる。
【0013】第3の発明では、ドラックリンクの有効長
を油圧シリンダで伸縮させることにより、タイヤ操作角
を補正する構成のため、アクチュエータの数も少なく制
御も簡単になる。
を油圧シリンダで伸縮させることにより、タイヤ操作角
を補正する構成のため、アクチュエータの数も少なく制
御も簡単になる。
【0014】第4の発明では、油圧モータでステアリン
グギヤボックスを作動させることにより、タイヤ操作角
を補正する構成のため、アクチュエータの数も少なく制
御も簡単になる。
グギヤボックスを作動させることにより、タイヤ操作角
を補正する構成のため、アクチュエータの数も少なく制
御も簡単になる。
【0015】第5の発明では、油圧サーボ機構により油
圧シリンダまたは油圧モータを簡単かつ適確に制御する
ことができる。
圧シリンダまたは油圧モータを簡単かつ適確に制御する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、1は運転席のステ
アリングホイールであり、その回転(ハンドル操作量)
はステアリングシャフト2を介してステアリングギヤボ
ックス3に入力され、ピットマンアーム4からステアリ
ングリンケージ6のドラックリング5を介してナックル
アーム8へ伝えられる。7は前輪左右のナックルアーム
8を連結するタイロッドであり、ドラックリンク5は一
方のナックルアーム8とピットマンアーム4を連結す
る。
アリングホイールであり、その回転(ハンドル操作量)
はステアリングシャフト2を介してステアリングギヤボ
ックス3に入力され、ピットマンアーム4からステアリ
ングリンケージ6のドラックリング5を介してナックル
アーム8へ伝えられる。7は前輪左右のナックルアーム
8を連結するタイロッドであり、ドラックリンク5は一
方のナックルアーム8とピットマンアーム4を連結す
る。
【0017】タイヤ操向角(操舵角)の補正を行うアク
チュエータとして、ドラックリンク5の有効長を伸縮さ
せる油圧シリンダ10が介装される。油圧シリンダ10
は図2のようにその内部がピストン11で2つの室A,
Bに仕切られ、ピストン11を中立位置へ付勢するスプ
リング12が収装される。ピストン11の両側に同径の
ロッド13,14が連結され、ピストン11の摺動に伴
うロッド14の進退を案内するガイド14がシリンダ1
0aに設けられる。シリンダ10aにドラックリンク5
のナックルアーム側が連結され、これと反対側のロッド
13にドラックリンク5のピットマンアーム側は一体に
形成される。
チュエータとして、ドラックリンク5の有効長を伸縮さ
せる油圧シリンダ10が介装される。油圧シリンダ10
は図2のようにその内部がピストン11で2つの室A,
Bに仕切られ、ピストン11を中立位置へ付勢するスプ
リング12が収装される。ピストン11の両側に同径の
ロッド13,14が連結され、ピストン11の摺動に伴
うロッド14の進退を案内するガイド14がシリンダ1
0aに設けられる。シリンダ10aにドラックリンク5
のナックルアーム側が連結され、これと反対側のロッド
13にドラックリンク5のピットマンアーム側は一体に
形成される。
【0018】各室A,Bはそれぞれポンプ16側とタン
ク17側とに配管され、これらの配管途中に油圧サーボ
機構としてサーボバルブ18が介装される(図1参
照)。サーボバルブ18は両室A,Bをオイルロックす
る中立ポジションと、室Bをポンプ16側に接続して室
Aをタンク17側に接続する伸側ポジションと、室Bを
タンク17側に接続して室Aをポンプ16側に接続する
縮側ポジションと、を備えるものであり、作動部18a
への通電を制御すると3ポジションに切り替わるように
なっている。
ク17側とに配管され、これらの配管途中に油圧サーボ
機構としてサーボバルブ18が介装される(図1参
照)。サーボバルブ18は両室A,Bをオイルロックす
る中立ポジションと、室Bをポンプ16側に接続して室
Aをタンク17側に接続する伸側ポジションと、室Bを
タンク17側に接続して室Aをポンプ16側に接続する
縮側ポジションと、を備えるものであり、作動部18a
への通電を制御すると3ポジションに切り替わるように
なっている。
【0019】サーボバルブ18が伸側ポジッションに切
り替わると、室Bへの油圧の供給によりピストン11が
伸側(図2の左方向)へ摺動し、ドラックリンク5の有
効長を伸長させる。縮側ポジッションに切り替わると、
今度は室Aへの油圧の供給によりピストン11が縮側
(図2の右方向)へ摺動し、ドラックリンク5の有効長
を収縮させる。中立ポジッションに切り替わると、両室
A,Bの油圧の出入りが遮断され、ピストン11を介し
てドラックリンク5の有効長は固定される。
り替わると、室Bへの油圧の供給によりピストン11が
伸側(図2の左方向)へ摺動し、ドラックリンク5の有
効長を伸長させる。縮側ポジッションに切り替わると、
今度は室Aへの油圧の供給によりピストン11が縮側
(図2の右方向)へ摺動し、ドラックリンク5の有効長
を収縮させる。中立ポジッションに切り替わると、両室
A,Bの油圧の出入りが遮断され、ピストン11を介し
てドラックリンク5の有効長は固定される。
【0020】ドラックリンク5の伸縮は、前輪の一方の
ナックルアーム8に伝えられ、その動きはタイロッド7
を介して反対側の車輪のナックルアーム8へと伝えられ
る。そのため、ドラックリンク5の伸縮量に応じて前輪
左右のタイヤ操向角は後述するように補正されるのであ
る。
ナックルアーム8に伝えられ、その動きはタイロッド7
を介して反対側の車輪のナックルアーム8へと伝えられ
る。そのため、ドラックリンク5の伸縮量に応じて前輪
左右のタイヤ操向角は後述するように補正されるのであ
る。
【0021】油圧シリンダ10の伸縮(ストローク)を
制御するのがコントローラ20であり、ハンドル操作量
を検出する操舵角センサ21と、油圧シリンダ10の動
作量を検出するストロークセンサ22と、車速を検出す
る車速センサ23と、ヨーレイトを検出するヨーレイト
センサ24と、を備える。コントローラ20はメモリに
車両の諸元値(ホイールベースなど)が設定され、各セ
ンサ21〜24の検出信号およびメモリの設定値に基づ
いて、サーボバルブ18の作動部18aへの通電を制御
する。
制御するのがコントローラ20であり、ハンドル操作量
を検出する操舵角センサ21と、油圧シリンダ10の動
作量を検出するストロークセンサ22と、車速を検出す
る車速センサ23と、ヨーレイトを検出するヨーレイト
センサ24と、を備える。コントローラ20はメモリに
車両の諸元値(ホイールベースなど)が設定され、各セ
ンサ21〜24の検出信号およびメモリの設定値に基づ
いて、サーボバルブ18の作動部18aへの通電を制御
する。
【0022】図3はコントローラ20の制御内容を説明
するフローチャートであり、ステップ1で各センサ21
〜24の検出値を読み込む。ステップ2では、ホイール
ベースLと操舵角θとから旋回半径R=L/θを計算す
る。ステップ3では、旋回半径Rと車速Vとから基準ヨ
ーレイトY0=V/R=V・θ/Lを計算する。そし
て、ステップ4において、実ヨーレイトYと基準ヨーレ
イトY0を比較する。
するフローチャートであり、ステップ1で各センサ21
〜24の検出値を読み込む。ステップ2では、ホイール
ベースLと操舵角θとから旋回半径R=L/θを計算す
る。ステップ3では、旋回半径Rと車速Vとから基準ヨ
ーレイトY0=V/R=V・θ/Lを計算する。そし
て、ステップ4において、実ヨーレイトYと基準ヨーレ
イトY0を比較する。
【0023】ステップ4でY−Y0(偏差)<0のとき
は、アンダステアと判定してステップ5へ進み、操舵角
θの補正量△θ=L(Y−Y0)/V=(L・Y/V)
−θを計算する。ステップ6ではこの計算値△θから油
圧シリンダ10の目標制御量△S0=κ・△θ(κは定
数)を求める。そして、ステップ7で油圧シリンダ10
の実際の動作量△Sと目標制御量△S0を比較し、△S0
−△S<0ときはステップ8でドラックリンク5を縮め
るようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S=0
ときは、ステップ9でドラックリンク5の伸縮を停止す
るようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S>0
ときは、ステップ10でドラックリンク5を伸ばすよう
サーボバルブ18を制御する。
は、アンダステアと判定してステップ5へ進み、操舵角
θの補正量△θ=L(Y−Y0)/V=(L・Y/V)
−θを計算する。ステップ6ではこの計算値△θから油
圧シリンダ10の目標制御量△S0=κ・△θ(κは定
数)を求める。そして、ステップ7で油圧シリンダ10
の実際の動作量△Sと目標制御量△S0を比較し、△S0
−△S<0ときはステップ8でドラックリンク5を縮め
るようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S=0
ときは、ステップ9でドラックリンク5の伸縮を停止す
るようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S>0
ときは、ステップ10でドラックリンク5を伸ばすよう
サーボバルブ18を制御する。
【0024】ステップ4でY−Y0>0のときは、オー
バステアと判定してステップ11へ移り、操舵角θの補
正量△θ=L(Y−Y0)/V=(L・Y/V)−θを
計算する。ステップ12ではこの計算値△θから油圧シ
リンダの目標制御量△S0=κ・△θ(κは定数)を求
める。そして、ステップ13で油圧シリンダ10の実際
の動作量△Sと目標制御量△S0を比較し、△S0−△S
<0ときはステップ14でドラックリンク5を縮めるよ
うサーボバルブ18を制御する。△S0−△S=0とき
は、ステップ15でドラックリンク5の伸縮を停止する
ようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S>0と
きは、ステップ16でドラックリンク5を伸ばすようサ
ーボバルブ18を制御する。
バステアと判定してステップ11へ移り、操舵角θの補
正量△θ=L(Y−Y0)/V=(L・Y/V)−θを
計算する。ステップ12ではこの計算値△θから油圧シ
リンダの目標制御量△S0=κ・△θ(κは定数)を求
める。そして、ステップ13で油圧シリンダ10の実際
の動作量△Sと目標制御量△S0を比較し、△S0−△S
<0ときはステップ14でドラックリンク5を縮めるよ
うサーボバルブ18を制御する。△S0−△S=0とき
は、ステップ15でドラックリンク5の伸縮を停止する
ようサーボバルブ18を制御する。△S0−△S>0と
きは、ステップ16でドラックリンク5を伸ばすようサ
ーボバルブ18を制御する。
【0025】ステップ4でY−Y0=0のときは、ニュ
ートラルステアと判定してステップ17へ移り、操舵角
θの補正量△θ=0とする。ステップ18で油圧シリン
ダ10の目標制御量△S0=0とするとともに、ステッ
プ19で油圧シリンダ10のサーボバルブ18を中立ポ
ジションに保持する。
ートラルステアと判定してステップ17へ移り、操舵角
θの補正量△θ=0とする。ステップ18で油圧シリン
ダ10の目標制御量△S0=0とするとともに、ステッ
プ19で油圧シリンダ10のサーボバルブ18を中立ポ
ジションに保持する。
【0026】このような構成により、車両の走行中にお
いて、路面状況などによりフロントタイヤのスリップ角
とリヤタイヤのスリップ角とに差を生じても、実ヨーレ
イトYを基準ヨーレイトY0と一致させるよう、油圧シ
リンダ10を介してドラックリンク5の有効長を制御す
ることにより、タイヤ操向角θに補正量△θが与えられ
る。
いて、路面状況などによりフロントタイヤのスリップ角
とリヤタイヤのスリップ角とに差を生じても、実ヨーレ
イトYを基準ヨーレイトY0と一致させるよう、油圧シ
リンダ10を介してドラックリンク5の有効長を制御す
ることにより、タイヤ操向角θに補正量△θが与えられ
る。
【0027】図4に表すよう、アンダステアの場合は、
矢印方向のヨーレイトを基準ヨーレイト(操舵角と車速
とから決まる本来生じるべきヨーレイト)と一致させる
ようにタイヤ操向角θが増方向へ補正される。オーバス
テアの場合は、アンダステアと逆方向のヨーレイトを基
準ヨーレイトと一致させるようにタイヤ操向角θが減方
向へ補正される。そのため、アンダステアやオーバステ
アを防止しながら、ハンドル操作による目標ラインPに
沿って車両Zを安定よく走行させることができる。
矢印方向のヨーレイトを基準ヨーレイト(操舵角と車速
とから決まる本来生じるべきヨーレイト)と一致させる
ようにタイヤ操向角θが増方向へ補正される。オーバス
テアの場合は、アンダステアと逆方向のヨーレイトを基
準ヨーレイトと一致させるようにタイヤ操向角θが減方
向へ補正される。そのため、アンダステアやオーバステ
アを防止しながら、ハンドル操作による目標ラインPに
沿って車両Zを安定よく走行させることができる。
【0028】ドラックリンク5の有効長を油圧シリンダ
10で伸縮させることにより、タイヤ操作角θを補正す
る構成のため、制御対象となるアクチュエータの数も少
なく制御(プログラム)も簡単になる。また、油圧シリ
ンダ10の伸縮もサーボバルブ18への通電を制御する
ことにより、簡単かつ適確に行うことが可能になる。
10で伸縮させることにより、タイヤ操作角θを補正す
る構成のため、制御対象となるアクチュエータの数も少
なく制御(プログラム)も簡単になる。また、油圧シリ
ンダ10の伸縮もサーボバルブ18への通電を制御する
ことにより、簡単かつ適確に行うことが可能になる。
【0029】なお、補正用のアクチュエータとして油圧
モータを、図1におけるステアリングホイール1からス
テアリングギヤボックス3への回転伝達経路の途中に介
装し、油圧モータでステアリングギヤボックス3を作動
させることにより、タイヤ操作角θの補正量△θを制御
するようにしても良い。
モータを、図1におけるステアリングホイール1からス
テアリングギヤボックス3への回転伝達経路の途中に介
装し、油圧モータでステアリングギヤボックス3を作動
させることにより、タイヤ操作角θの補正量△θを制御
するようにしても良い。
【図1】この発明の実施形態を表すシステム概要図であ
る。
る。
【図2】同じく油圧シリンダの断面図である。
【図3】同じくコントローラの制御内容を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】同じく作用説明図である。
【図5】この発明のクレーム対応図である。
1 ステアリングホイール 3 ステアリングギヤボックス 5 ドラックリンク 6 ステアリングリンケージ 10 油圧シリンダ 16 油圧ポンプ 17 オイルタンク 18 サーボバルブ 18a バルブ作動部 20 コントローラ 21 操舵角センサ 22 ストロークセンサ 23 車速センサ 24 ヨーレイトセンサ
Claims (5)
- 【請求項1】タイヤ操向角の補正を行うアクチュエータ
と、車速を検出する手段と、ハンドル操作量を検出する
手段と、これらの検出値から基準ヨーレイトを計算する
手段と、車両の実ヨーレイトを検出する手段と、実ヨー
レイトを基準ヨーレイトと一致させるようアクチュエー
タを制御する手段と、を備えたことを特徴とする車両の
ステアリング装置。 - 【請求項2】アクチュエータの制御手段として、基準ヨ
ーレイトと実ヨーレイトとの偏差を計算する手段と、こ
れらの偏差に応じたタイヤ操向角の補正値を計算する手
段と、この補正値に対応するアクチュエータの目標制御
量を計算する手段と、アクチュエータの動作量を検出す
る手段と、この動作量を目標制御量と一致させるようア
クチュエータへの制御信号を出力する手段と、を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。 - 【請求項3】アクチュエータとしてステアリングリンケ
ージのドラックリンクの有効長を伸縮させる油圧シリン
ダを設けたことを特徴とする請求項1に記載のステアリ
ング装置。 - 【請求項4】アクチュエータとしてハンドルからステア
リングギヤボックスへの回転伝達経路にその回転量を増
減させる油圧モータを介装したことを特徴とする請求項
1に記載のステアリング装置。 - 【請求項5】アクチュエータは油圧サーボ機構を備えた
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のステ
アリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19951997A JPH1143065A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 車両のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19951997A JPH1143065A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 車両のステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143065A true JPH1143065A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16409184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19951997A Pending JPH1143065A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 車両のステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1143065A (ja) |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP19951997A patent/JPH1143065A/ja active Pending
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