JPH1142598A - 連続紙切断装置 - Google Patents

連続紙切断装置

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JPH1142598A
JPH1142598A JP21920397A JP21920397A JPH1142598A JP H1142598 A JPH1142598 A JP H1142598A JP 21920397 A JP21920397 A JP 21920397A JP 21920397 A JP21920397 A JP 21920397A JP H1142598 A JPH1142598 A JP H1142598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙詰まりを生じ難くして、切断後の用紙を
確実に押し出す。 【解決手段】 ミシン目を有する連続紙Pをそのミシン
目と直交する方向aに搬送して一旦停止させ、その停止
時にミシン目の両側において連続紙を押圧保持し、鈍器
状の切断部材50を連続紙の一面側から他面側に移動さ
せて連続紙をそのミシン目で引く裂くようにして切断
し、その後、再び連続紙Pを搬送するに際し、切断後の
連続紙P1を一旦上流方向bに搬送することにより、折
癖Pcを給紙ガイド37に沿わせて矯正し、その後下流
方向aに搬送して、切断後の用紙P2を押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシン目を有する
連続紙をそのミシン目で切断するための連続紙切断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続紙切断装置としては、例え
ば、特開昭50−96136号公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】図6は同公報記載のものを示す図である。
【0004】図6(a)において、21,22はライン
プリンタの用紙排出路に配置される用紙受台であり、ラ
インプリンタから排出される連続紙2はこの受台に案内
される。
【0005】23,24は平坦な摩擦面を有する上下動
可能な用紙押さえ具であり、これらは必要に応じ連続紙
2のミシン目2aが用紙受台21,22の間隙の略中央
に位置する状態において押し下げられ、連続紙2のミシ
ン目2aの両側部分を用紙幅全域に亙ってそれぞれの受
台面に押し付けるようになっている。この押さえ具2
3,24はその先端に平坦な摩擦面を提供する部材とし
てゴム片23a,24aを有している。
【0006】25は先端部25aが丸く形成された上下
動可能な板状の鈍器である。
【0007】用紙2をそのミシン目2aから切断するに
は、連続紙2のミシン目2a両側部を押さえ具23,2
4と受台21,22とで挟圧した状態において、板状鈍
器25を用紙の中央部に用紙幅全域に亙り打ち降ろせば
よい。
【0008】鈍器25としては、図6(b)に示すよう
に、丸い先端部25aが傾斜した形状のものを使用す
る。このような鈍器であれば、最下端部25a’から用
紙を押圧し始めるので、図6(d)に示すように、この
最下端部25a’に当たった用紙ミシン目2aの一端か
ら用紙が切断し始めることとなる。したがって、手で用
紙をそのミシン目からちぎると同様にミシン目の一端か
ら他端に用紙の切断が進行するので、円滑な用紙切断が
実現される。
【0009】なお、同公報には、鈍器として、図6
(c)に示すように、一点26cを支点にして振り降ろ
すように回動する棒体26も開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭50−
96136号公報においては、ラインプリンタから排出
される連続紙2が図6において左方から供給されるの
か、あるいは右方から供給されるのかについては記載さ
れていない。また、切断後の用紙がどのようにして排出
されるのかについても記載されていない。
【0011】ラインプリンタから排出される連続紙2
が、仮に、図6において左方から右方に向かって供給さ
れるとすれば、切断後の用紙2’(図6(d)参照)
は、搬送方向下流側(図において右側)に配置された排
紙ローラ対等によって排出されると考えることもでき
る。
【0012】しかしながら、このような排紙構造である
と、連続紙2におけるミシン目2a同士の間隔(搬送方
向における間隔)が短い場合には、排紙不可能となるこ
とも有り得る。切断時には、連続紙2のミシン目2aの
両側部分を押さえ具23,24で受台21,22に押し
付ける必要があり、鈍器25の下流側には押さえ具24
があるため、排紙ローラ対を鈍器25に近づけて配置す
るには自ずと限界があるからである。
【0013】このような問題を解決する、すなわち、連
続紙2におけるミシン目2a同士の間隔が短い場合にお
いても切断後の用紙2’を排出することができるように
するには、切断後に搬送方向上流側に位置する連続紙2
を下流側に搬送する際に、その先端(切断されたミシン
目2a部分)を切断後の用紙2’の後端(切断されたミ
シン目2a部分)に当てて切断後の用紙2’を押し出す
という方策をとることができる。
【0014】しかしながら、このような方策をとったと
しても、次のような別の問題が生じる。
【0015】すなわち、図6(d)に示すように、連続
紙2が切断されると、連続紙2には、折癖2cが大きく
残ることがある。なお、このような折癖は、図6(a)
に2a’で示すようにミシン目が中央部から大きくずれ
たときに、特に大きく残り易い。
【0016】折癖2cが大きく残った状態のままで、切
断後の連続紙を下流方向(図6(d)において右方)に
搬送しようとすると、連続紙2の先端(2a)が、下流
側の用紙受台22の側面22aに突き当たり、これによ
って用紙詰まりが生じてしまうことがあり、結果とし
て、切断後の用紙2’を押し出すことができなくなって
しまうことがある。
【0017】本発明の目的は、このような問題を解決
し、切断後の用紙を確実に押し出すことのできる連続紙
切断装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の連続紙切断装置は、ミシン目を有する
連続紙をそのミシン目と直交する方向に搬送して一旦停
止させ、その停止時にミシン目の両側において連続紙を
押圧保持し、鈍器状の切断部材を連続紙の一面側から他
面側に移動させて連続紙をそのミシン目で引く裂くよう
にして切断し、その後、再び連続紙を搬送する装置であ
って、連続紙の搬送方向において前記切断部材の上流側
と下流側で連続紙を支持し案内する一対の支持部材を備
えているとともに、連続紙を切断した後、上流側に位置
する連続紙を下流方向に搬送する前に一旦上流方向に搬
送し、その後下流方向に搬送して、この下流側への搬送
によって、前記下流側の支持部材上にある切断後の用紙
を押し出すことを特徴とする。
【0019】
【作用効果】請求項1記載の連続紙切断装置によれば、
ミシン目を有する連続紙は、そのミシン目と直交する方
向に搬送されて一旦停止し、その停止時にミシン目の両
側において押圧保持され、鈍器状の切断部材が一面側か
ら他面側に移動することによりミシン目で引き裂かれる
ようにして切断され、その後、再び搬送される。
【0020】そして、この請求項1記載の連続紙切断装
置は、連続紙の搬送方向において前記切断部材の上流側
と下流側で連続紙を支持し案内する一対の支持部材を備
えているとともに、連続紙を切断した後、上流側に位置
する連続紙を下流方向に搬送する前に一旦上流方向に搬
送し、その後下流方向に搬送して、この下流側への搬送
によって、前記下流側の支持部材上にある切断後の用紙
を押し出す構成となっているので、切断後の用紙を確実
に押し出すことができる。
【0021】すなわち、この請求項1記載の連続紙切断
装置によれば、連続紙が切断された後、上流側に位置す
る連続紙は、下流方向に搬送される前に一旦上流方向に
搬送されるので、切断時に、仮に、連続紙に折癖がつい
たとしても、この折癖は、連続紙が一旦上流方向へ搬送
される際に、前記上流側の支持部材と当接することによ
って矯正されることとなる。
【0022】このため、連続紙が再び下流方向に搬送さ
れる際には、上記折癖は、残っているとしても小さなも
のとなる。
【0023】したがって、この連続紙切断装置によれ
ば、用紙詰まりが生じにくくなり、結果として、上流側
の連続紙で、切断後の用紙を確実に押し出すことができ
るようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1〜図5は、本発明に係る連続紙切断装
置の一実施の形態の要部を示す部分省略側面図であり、
作動説明図でもある。
【0026】図1において、33は上フレーム、37は
給紙ガイドをなすフレーム、36は排紙ガイドをなすフ
レームである。これら各フレーム33,36,37は図
示しないサイドフレームで連結されて一体となってお
り、全体として装置のフレームを構成している。
【0027】給紙ガイド37および排紙ガイド36は、
後述するように、連続紙Pの搬送時に連続紙Pを案内
し、切断時に連続紙Pをそのミシン目Paの両側におい
て支持する一対の支持部材である。給紙ガイド37は、
連続紙搬送方向(図1矢印a方向)において上流側に位
置しており、排紙ガイド36は下流側に位置している。
【0028】上フレーム33は、その上流側下端部33
aが屈曲形成されていて給紙ガイド37との間にスリッ
ト状の給紙口38を形成している。また、下流側下端部
33bも屈曲形成されていて排紙ガイド36との間にス
リット状の排紙口39を形成している。
【0029】連続紙Pは、図示しない給紙手段により給
紙口38から排紙口39に向けて搬送される。
【0030】Cは、給紙ガイド37と排紙ガイド36と
の間に形成されたスリット状の切断用空間、50は切断
部材である。連続紙Pは、通常そのミシン目Paが切断
用空間Cの中央に位置するように搬送される。
【0031】40は押さえ手段であり、連続紙Pと接触
する一対の押さえ部42,42と、この押さえ部42,
42が取り付けられる可動フレーム41と、この可動フ
レーム41と押さえ部42,42との間に介在された伸
縮性に優れた弾性部材46,46とを備えている。すな
わち、押さえ部42,42と可動フレーム41との間に
は、伸縮性に優れた弾性部材46が介装されている。
【0032】47は取付板であり、この取付板47に押
さえ部42,42が固着され、取付板47が弾性部材4
6に固着され、弾性部材46が可動フレーム41の下面
に固着されている。可動フレーム41,41は、一体構
造のものとしてもよいし、別体構造のものとしてもよ
い。なお、弾性部材46としては、伸縮性に優れた材料
として例えば、発泡ウレタン、普通のゴム(例えばEP
DM)等を用いることができる。押さえ部42,42と
しては、大きな摩擦係数を有し耐摩耗性に優れた材料を
用いる。取付板47は、合成樹脂等で構成することがで
きる。
【0033】43,43は、押さえ手段40を、給紙ガ
イド37および排紙ガイド36に向けて常時付勢してい
る付勢手段であり、押さえ手段40の可動フレーム41
と上フレーム33との間に配置された圧縮バネで構成さ
れている。この圧縮バネ43は、可動フレーム41の凹
所41a内において、図1の紙面と直交する方向に複数
個設けられている。
【0034】押さえ手段40は、付勢手段43により、
給紙ガイド37および排紙ガイド36に向けて常時付勢
されているが、図示しない押さえ手段用リンク機構によ
ってその移動が規制されている。
【0035】切断部材50は、一対の押さえ板42,4
2の間に配置されている。切断部材50は鈍器状(この
実施の形態では丸棒状)のものであり、切断すべき連続
紙Pのミシン目方向(図1の紙面と直交方向)からみ
て、連続紙Pとの当接部50aが円弧状に形成されてい
る。切断部材50は、ミシン目と同方向(図1の紙面と
直交方向)に伸びていて、当該ミシン目よりも長く(す
なわち連続紙Pの幅よりも長く)形成されている。
【0036】切断部材50の両端部には、図示しない切
断部材用リンク機構が連結されており、連続紙の切断時
には、連続紙に向かって傾斜角を持って(一端が他端よ
りも早く下降するようにして)振り降ろされるようにな
っている。
【0037】130は可動ガイドであり、連続紙Pの搬
送時に切断用空間Cに臨んで連続紙を案内し、切断部材
50による切断時には切断用空間Cを切断部材50の移
動方向に沿って退避するようになっている。可動ガイド
130には図示しない付勢手段が設けられており、この
付勢手段によって常時ガイド位置(図1に示す位置)に
向けて付勢されているが、切断部材50が下動すると、
これと接触して押し下げられるようになっている。
【0038】以上のような連続紙切断装置は、図示しな
い給紙手段(例えば給紙ローラ、あるいはピントラクタ
等)、排紙手段(例えば排紙ローラ、あるいはピントラ
クタ等)、および装置全体の制御を行なう制御手段を備
えている。
【0039】次に以上のような連続紙切断装置の作動に
ついて図1〜図5を参照して説明する。
【0040】待機状態にあっては、図1に示すように、
切断部材50は、その連続紙Pとの当接部50aが、給
紙ガイド37および排紙ガイド36の、連続紙Pの支持
面37b,36bよりも上方に位置している。
【0041】押さえ手段40は、その付勢手段43によ
る付勢力が図示しない押さえ手段用リンク機構で受けら
れていて、その移動が規制されており、図1に示す位置
にある。
【0042】可動ガイド130は、給紙ガイド37およ
び排紙ガイド36の、連続紙Pの支持面37b,36b
近くに位置している。
【0043】以上のような状態において、図示しない給
紙手段が駆動され、図1に矢印aで示すように連続紙P
が給紙口38から切断用空間C上に供給される。
【0044】この際、連続紙Pは、通常そのミシン目P
aが切断用空間Cの略中央部に位置するように供給され
る。
【0045】しかしながら、実際には、何らかの理由
(例えば搬送誤差等)によって連続紙は、所定量を越え
て送られることがあり、この場合、ミシン目Paは、仮
想線Pa’で示すように切断用空間Cの中央部からずれ
てしまうことがある。
【0046】この実施の形態は、このようなミシン目P
aの位置ズレが生じた場合でも、このミシン目Paで連
続紙Pを確実に切断し、かつ用紙詰まりを生じること無
く搬送して切断後の用紙P2を押し出すことができるよ
うにしたものであるので、以下の説明では、ミシン目P
aの位置ズレが生じた場合を例にとって説明する。
【0047】切断動作は、図示しない押さえ手段用リン
ク機構および切断部材用リンク機構の作動により、押さ
え手段40および切断部材50が下動することによって
行なわれる。
【0048】先ず、図2に示すように、付勢手段43の
付勢力によって押さえ手段40が下降する。押さえ手段
40の押さえ板42,42が連続紙Pを介して給紙ガイ
ド37,排紙ガイド36と当接し、これらガイドとの間
で連続紙Pを挟圧する状態になると、付勢手段43によ
る付勢力は、給紙ガイド37および排紙ガイド36によ
って受けられることとなる。したがって、連続紙Pは、
そのミシン目Paの両側において押さえ板42,42と
給紙ガイド37,排紙ガイド36との間で挟圧保持され
た状態となる。
【0049】この際、押さえ手段40が、連続紙Pと接
触する一対の押さえ部42,42と、この押さえ部4
2,42が取り付けられる可動フレーム41と、この可
動フレーム41と押さえ部42,42との間に介在され
た伸縮性に優れた弾性部材46,46とを備えているの
で、装置に多少の製造誤差等があり、例えば給紙ガイド
37が本来あるべき位置から多少傾いていたとしても、
その傾きに応じて弾性部材46が収縮することにより押
さえ部42も傾斜して連続紙Pを支持部材36,37と
の間で確実に押圧することとなる。
【0050】次いで、図2に示すように切断部材50が
下降する。すると、その下降に伴って連続紙Pは切断部
材50に部分的に巻き付けられたような状態となり、切
断部材50のさらなる下降によって、やがて連続紙Pは
そのミシン目Paで切断(分断)されることとなる。
【0051】切断部材50は、連続紙に対する接触部
(切断部)50aが円弧状に形成されており、これに連
続紙が部分的に巻き付くようにしてミシン目Paが切断
されるので、ミシン目Paが切断用空間Cの中央部分か
らずれていたとしても、連続紙Pはそのミシン目Paで
確実に切断されることとなる。
【0052】可動ガイド130は、切断部材50によっ
て押し下げられる。
【0053】このようにして切断された連続紙Pには、
折癖がつく。特に、ミシン目Paが図1に仮想線Pa’
で示したように下流側にずれている場合には、図2に示
すように上流側の連続紙P1に大きな折癖Pcがつく。
【0054】その後、図3から図4に示すように、切断
部材50は上動して原位置に復帰することとなるが、こ
の際、上流側の連続紙P1には折癖Pcがついているた
め、図3に示すように、切断部材50が上動する過程
で、連続紙P1の先端部分(Pa1)が切断部材50と
ともに上動することによって、折曲げ部分(Pc)は一
層大きく折曲げられた状態となる。
【0055】図3から図4に示すように切断部材50が
上動して原位置に復帰する過程で、図4に示すように押
さえ手段40も原位置に復帰することとなり、したがっ
て、連続紙P(上流側の連続紙P1および下流側の切断
後の用紙P2)に対する挟圧は解除されることとなる
が、折癖Pcは図4に示すように依然として残ってしま
う。
【0056】このため、その後、上流側(図において左
側)に配置されている給紙手段(図示せず)を作動させ
て、上流側の連続紙P1を再び給送する(次のミシン目
が切断用空間Cの略中央部に位置するように搬送する)
とともに、上流側の連続紙P1の先端Pa1を下流側の
切断後の用紙P2の後端Pa2に当てて、上流側の連続
紙P1で下流側の用紙P2を押し出そうとしても、上流
側の連続紙P1は、折癖Pcが大きく残っていると、そ
の先端部分が排紙ガイド36に当たって用紙詰まり状態
となってしまうおそれがあり(図4仮想線Pc参照)、
結果として、切断後の用紙P2を押し出すことができな
くなってしまうおそれがある。
【0057】そこで、この実施の形態では、給紙手段を
一旦逆転させて図5に示すように切断後の連続紙P1を
一旦矢印b方向(上流方向)に搬送し、その後下流方向
(矢印a方向)に搬送して、この下流側への搬送によっ
て、切断後の用紙P2を押し出すようにしてある。な
お、連続紙P1の下流方向への搬送は、次のミシン目が
切断用空間Cの略中央部に位置するように搬送する。
【0058】このようにすると、連続紙P1が一旦上流
方向へ搬送される際に、折癖Pcが給紙ガイド37と当
接することによって図5に実線で示すように矯正される
こととなる。
【0059】このため、連続紙P1が再び下流方向に搬
送される際には、上記折癖Pcは、残っているとしても
図5に仮想線で示すように小さなものとなる。
【0060】したがって、用紙詰まりが生じにくくな
り、結果として、上流側の連続紙P1で、切断後の用紙
P2を確実に押し出すことができるようになる。
【0061】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の連続紙切断装置によれ
ば、用紙詰まりが生じにくくなり、上流側の連続紙で、
切断後の用紙を確実に押し出すことができるようにな
る。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続紙切断装置の一実施の形態の
要部を示す図で、作動説明図でもある。
【図2】同じく作動説明図。
【図3】同じく作動説明図。
【図4】同じく作動説明図。
【図5】同じく作動説明図。
【図6】(a)〜(d)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
P 連続紙 Pa ミシン目 P1 上流側の連続紙 P2 切断後の用紙 36 排紙ガイド(支持部材) 37 給紙ガイド(支持部材) 40 押さえ手段 50 切断部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン目を有する連続紙をそのミシン目
    と直交する方向に搬送して一旦停止させ、その停止時に
    ミシン目の両側において連続紙を押圧保持し、鈍器状の
    切断部材を連続紙の一面側から他面側に移動させて連続
    紙をそのミシン目で引く裂くようにして切断し、その
    後、再び連続紙を搬送する装置であって、 連続紙の搬送方向において前記切断部材の上流側と下流
    側で連続紙を支持し案内する一対の支持部材を備えてい
    るとともに、 連続紙を切断した後、上流側に位置する連続紙を下流方
    向に搬送する前に一旦上流方向に搬送し、その後下流方
    向に搬送して、この下流側への搬送によって、前記下流
    側の支持部材上にある切断後の用紙を押し出すことを特
    徴とする連続紙切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014133301A (ja) * 2014-04-04 2014-07-24 Sato Holdings Corp ファンフォールド紙のブロック用分断装置

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JP2014133301A (ja) * 2014-04-04 2014-07-24 Sato Holdings Corp ファンフォールド紙のブロック用分断装置

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