JP3296250B2 - 連続紙切断装置 - Google Patents

連続紙切断装置

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JP3296250B2 JP11751097A JP11751097A JP3296250B2 JP 3296250 B2 JP3296250 B2 JP 3296250B2 JP 11751097 A JP11751097 A JP 11751097A JP 11751097 A JP11751097 A JP 11751097A JP 3296250 B2 JP3296250 B2 JP 3296250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシン目を有する
連続紙をそのミシン目で切断するための連続紙切断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続紙切断装置としては、例え
ば、特開平6−91588号公報に記載のものが知られ
ている。
【0003】図26は同公報記載の連続紙切断装置を示
す図でる。
【0004】図26(a)において、1は連続紙切断装
置であり、切断用ミシン目を有する連続紙2がピントラ
クタ3に係合して、連続紙切断装置1内に取り込まれ
る。ピントラクタ3から給送された連続紙2は、給紙ロ
ーラ4とピンチローラ5とで搬送され、さらに用紙切断
用の基板6,7の上方を排紙ローラ8とピンチローラ9
とで搬送される。連続紙2は、そのミシン目が基板6と
7との間隙に位置するように搬送され、この位置で切断
される。切断された用紙は、1枚づつ排紙ローラ8とピ
ンチローラ9とで搬送され、スタッカ10に収納され
る。
【0005】用紙切断部分について図26(b)を参照
して説明する。
【0006】フランジ18を有する軸11は、紙押え1
2(12’)を貫通して切断刃取付材13に固着されて
いる。駆動軸14に取付けられたクランク15は、連接
棒16を介して駆動軸14の回転により得られた運動を
切断刃取付材13に伝える。駆動軸14の回転により得
られる運動は、筐体に固着した軸17(図26(e)参
照)が切断刃取付材13の孔を貫通しているので、往復
上下運動である。
【0007】紙押え12は、軸11のフランジ18によ
り支えられ、切断刃19及び紙押え12は用紙受台とし
ての基板6,7に対し十分な距離にある。この時点で用
紙受台6,7の間隙の中央部分に用紙のミシン目が搬送
される(図26(c)参照)。駆動軸14の回転により
クランク15が回転し、連接棒16をクランク回転さ
せ、切断刃取付材13に固着された切断刃19が降下す
る。この降下に伴って軸11も降下するので、やがて紙
押え12の下面が用紙受台6,7に達する。
【0008】切断刃19は、紙押さえ12,12’が用
紙受台6,7と当接して降下を停止しても、スプリング
20を圧縮しながら更に降下し、やがて用紙2のミシン
目部分に当接し、このミシン目部分から用紙2を引裂す
る(図26(d)参照)。切断刃19の当接により用紙
2には大きな力が作用するが、紙押え12がスプリング
20の反発力により用紙を押えつけているので、用紙受
台6,7の間隙に切断刃19と共に用紙2が引き込まれ
ることは無い。
【0009】駆動軸14の回転により切断刃19は上昇
し、やがて紙押え12を引き上げる。ここで給紙ローラ
4及び排紙ローラ8が回転し、切断された用紙2をスタ
ッカ10に送り込むと共に、後続の連続紙2を所定の位
置に搬送し一連の動作が繰り返される。
【0010】また、従来の連続紙切断装置としては、例
えば、特開昭50−96136号公報に記載のものが知
られている。
【0011】図27は同公報記載の連続紙切断装置を示
す図である。
【0012】図27(a)において、21,22はライ
ンプリンタの用紙排出路に配置される用紙受台であり、
ラインプリンタから排出される連続紙2はこの受台2
1,22に案内される。
【0013】23,24は平坦な摩擦面を有する上下動
可能な用紙押さえ具であり、これらは必要に応じ連続紙
2のミシン目2aが用紙受台21,22の間隙の略中央
に位置する状態において押し下げられ、連続紙2のミシ
ン目2aの両側部分を用紙幅全域に亙ってそれぞれの受
台面に押し付けるようになっている。この押さえ具2
3,24はその先端に平坦な摩擦面を提供する部材とし
てゴム片23a,24aを有している。
【0014】25は先端部25aが丸く形成された上下
動可能な板状の鈍器である。
【0015】用紙2をそのミシン目2aから切断するに
は、連続紙2のミシン目2a両側部を押さえ具23,2
4と受台21,22とで挟圧した状態において、板状鈍
器25を用紙の中央部に用紙幅全域に亙り打ち降ろせば
よい。
【0016】鈍器25としては、図27(b)に示すよ
うに、丸い先端部25aが傾斜した形状のものを使用す
る。このような鈍器であれば、最下端部25a’から用
紙を押圧し始めるので、図27(d)に示すように、こ
の最下端部25a’に当たった用紙ミシン目2aの一端
から用紙が切断し始めることとなる。したがって、手で
用紙をそのミシン目からちぎると同様にミシン目の一端
から他端に用紙の切断が進行するので、円滑な用紙切断
が実現される。
【0017】なお、同公報には、鈍器として、図27
(c)に示すように、一点26cを支点にして振り降ろ
すように回動する棒体26も開示されている。
【0018】
【従来技術の問題点】上述した従来の連続紙切断装置
は、いずれのものも、連続紙の搬送時に、用紙受台6,
7の間隙(図26(b)参照)、あるいは受台21,2
2の間隙(図27(a)参照)が開放された状態となっ
ている。
【0019】このため、連続紙の搬送時に、連続紙が上
記間隙に入り込んでしまい、紙詰まりが生じ易いという
問題があった。
【0020】
【関連技術】本件出願人は、上記問題点を解決し、紙詰
まりを生じることなく連続紙の円滑な搬送状態が得られ
る連続紙切断装置を、すでに、特願平8−248706
号として提案しているので、この連続紙切断装置につい
て説明する。
【0021】図1はこの連続紙切断装置の概要を示す図
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面
図、(d)は右側面図である。図2は図1における左側
の拡大図で、(a)は部分平面図、(b)は部分正面
図、(c)は左側面図である。また、図3は図1におけ
る右側の拡大図で、(a)は部分平面図、(b)は部分
正面図、(c)は右側面図である。
【0022】図1〜図3において、31,32は左右に
配置されたサイドフレーム、33は上フレーム、34,
35はサイドフレーム31,32よりも多少内側に配置
されたサブフレーム、36は装置手前側に配置された給
紙ガイド、37は装置背部側に配置された排紙ガイドで
ある。これら各フレーム31〜35、給紙ガイド36,
および排紙ガイド37は適所が連結されて一体となって
おり、全体として装置のフレームを構成している。
【0023】給紙ガイド36および排紙ガイド37は、
後述するように、連続紙の搬送時に連続紙を案内し、切
断時に連続紙をそのミシン目の両側において支持する一
対の支持手段を構成している。給紙ガイド36は、連続
紙搬送方向上流側に位置しており、排紙ガイド37は下
流側に位置している。
【0024】図2および図3に示すように、上フレーム
33は、その前側下端部33aが屈曲形成されていて給
紙ガイド36との間にスリット状の給紙口38を形成し
ている。また、後側下端部33bも屈曲形成されていて
排紙ガイド37との間にスリット状の排紙口39を形成
している。
【0025】図4は、上フレーム33、給紙ガイド3
6、排紙ガイド37、押さえ手段40、切断手段50、
および可動ガイド80を示す拡大左断面図、図5は押さ
え手段40の可動フレームを示す部分斜視図である。
【0026】図4において、Pは切断されるべき連続紙
であり、Paはミシン目部分を示している。連続紙P
は、給紙口38から排紙口39に向けて搬送される。C
は、給紙ガイド36と排紙ガイド37との間に形成され
たスリット状の切断用空間である。
【0027】押さえ手段40は、全体として略逆凹形状
の可動フレーム41(図5参照)と、この可動フレーム
41の下端に設けられた押さえ板42,42’とを備え
ている。押さえ板42,42’は一対の押さえ部を構成
している。
【0028】可動フレーム41には、切断手段50より
も連続紙搬送方向下流側に位置する押さえ部42’と切
断手段50との間において、連続紙を前記押さえ部4
2’と排紙ガイド37との間に案内するガイド面41c
が形成されている。
【0029】押さえ板42,42’は、ゴム等の弾性体
で構成されており、その断面形状は台形となっている。
【0030】押さえ板42,42’は、後述するよう
に、その下面42a,42’aで連続紙Pを押圧するか
ら、下面42a,42’aには、図6(a)に示すよう
に複数本の溝42bを設ける、あるいは同図(b)に示
すように細かな凹凸42cを形成する(いわゆるシボ加
工を施す)、あるいはまた同図(c)に示すように溝4
2bを設けるとともにシボ加工42cを施すことが望ま
しい。これらのような構成とすることによって、下面4
2a,42’aに紙粉が付着することで生じる連続紙P
に対する押さえ力ないし摩擦力の低下を防止することが
できる。
【0031】図4において、43,43は、押さえ手段
40を、支持手段すなわち給紙ガイド36および排紙ガ
イド37に向けて常時付勢している付勢手段であり、押
さえ手段40の可動フレーム41と上フレーム33との
間に配置された圧縮バネで構成されている。この圧縮バ
ネ43は、可動フレーム41の2つの凹所41a,41
b内に、それぞれ複数個設けられている。この連続紙切
断装置では、図1(a)に示すように、凹所41a,4
1b内にそれぞれ6個づつ、計12個設けられている。
【0032】押さえ手段40は、付勢手段43により、
給紙ガイド36および排紙ガイド37に向けて常時付勢
されているが、後述する押さえ手段用リンク機構70に
よってその移動が規制されている。
【0033】図4において、50は切断手段であり、一
対の押さえ板42,42’の間すなわち可動フレーム4
1の2つの凹所(圧縮バネ収容部)41a,41bの間
に配置されている。切断手段50は、切断すべき連続紙
Pのミシン目方向(図4の紙面と直交方向)からみて、
連続紙Pとの当接部50aが円弧状に形成されており、
ミシン目と同方向(図4の紙面と直交方向)に伸びてい
て、当該ミシン目よりも長く(すなわち連続紙Pの幅よ
りも長く)形成されている(図1(a)、および図16
(c)参照)。
【0034】図7(a)は切断手段50の左端部周辺を
示す斜視図、(b)は同じく角度を変えて見た斜視図で
ある。
【0035】同図において、34aは、図1,図2にも
示したサブフレーム34の上部片である。この上部片3
4a,34aは、図1,図2に示すように上フレーム3
3に固定されている。
【0036】図7に示すように、切断手段50の左端部
は、上部片34a,34aの間に挿通されており、これ
ら上部片34a,34aに案内されて上下動可能であ
る。また、切断手段50の右端部も同様であり、図3に
示すように右側のサブフレーム35の上部片35a,3
5aの間に挿通されていて、これら上部片35a,35
aに案内されて上下動可能である。なお、上部片35
a,35aも上フレーム33に固定されている。
【0037】図7に示すように、切断手段50の左端部
には、ガイドブロック51が固定されている。このガイ
ドブロック51には、計4つのガイド片51aが設けら
れており、これらガイド片51aの間にサブフレームの
上部片34aが緩く挿通されている。これによって、切
断手段50は、その軸線方向(図1(a)において左右
方向)への移動が規制されている。
【0038】すなわち、切断手段50は、左右のサブフ
レームの上部片34a,34a,35a,35aにより
案内されて上下動可能であるとともに、ガイドブロック
51が左方のサブフレームの上部片34aに案内される
ことにより、その軸線方向への移動が規制されている。
【0039】切断手段50の両側端部には、後述する切
断手段用リンク機構60のためのピン52,53が設け
られている(右端部のピン53については図3および図
9参照)。
【0040】図8は切断手段用リンク機構60および押
さえ手段用リンク機構70を示す図で、(a)は左側部
分の正面図、(b)は左側面図である。図9(a)は同
じく右側部分の正面図、(b)は右側面図である。
【0041】これらの図に示すように、切断手段用リン
ク機構60は、略角棒状の駆動軸61と、この駆動軸6
1の両端に固定された一対の腕62L,62Rと、これ
らの腕62L,62Rと切断手段50の端部(ピン5
2,53)とに回動可能に連結された連接棒63L,6
3Rとを備えている。
【0042】図8に示すように、駆動軸61の左端部に
はギヤ64が固定されており、このギヤ64が、図2に
示すように、サブフレーム34に取り付けられたモータ
65の出力軸65aに固定されたギヤ66と噛み合って
いることにより、駆動軸61がモータ65によって後述
するように回転駆動される。
【0043】図8に示すように、左方の腕62Lには、
第1のピン62L1が設けられており、このピン62L
1と切断手段50の左端のピン52とが連接棒63Lで
連結されている。
【0044】図9に示すように、右方の腕62Rは、左
方の腕62Lとはその形状が多少異なっている。すなわ
ち、右方の腕62Rは、左方の腕と同形状のものに突部
62Raが形成された形状となっている。そして、この
突部62Raに第1のピン62R1が設けられており、
このピン62R1と切断手段50の右端のピン53とが
連接棒63Rで連結されている。結果として、図8
(b)および図9(b)から明らかなように、駆動軸6
1の中心から、左方の腕の第1ピン62L1の中心まで
の距離RLと、右方の腕の第1ピン62R1の中心まで
の距離RRとは、異なっている。RL<RRである。ま
た、駆動軸61まわりに関する位置も、右方の腕の第1
ピン62R1は、左方の腕の第1ピン62L1に対して
角度αだけずれている。すなわち、一方の腕62Lと連
接棒63Lとの連結部(ピン62L1部分)と、他方の
腕62Rと連接棒63Rとの連結部(ピン62R1部
分)とは、駆動軸61回りに関して位相をずらして設け
られている。
【0045】図8、図9に示すように、押さえ手段用リ
ンク機構70は、上記切断手段用リンク機構60と共通
の駆動軸61と、同じく一対の腕62L,62Rと、こ
れらの腕62L,62Rと押さえ手段40の端部とに回
動可能に連結された連接棒71L,71Rとを備えてい
る。
【0046】図8に示すように、左方の腕62Lには、
第2のピン62L2が設けられいる。この第2のピン6
2L2は、前記第1のピン62L1と駆動軸61まわり
に関して同じ位置にあって、第1のピン62L1の左方
に設けられている。そして、この第2のピン62L2
と、押さえ手段40の可動フレーム41の左端に固定さ
れて垂下している連結板44Lに設けられたピン45L
とが連接棒71Lで連結されている。連接棒71Lには
長穴72が設けられており、この長穴72に対して第2
のピン62L2がスライド可能に連結されている。
【0047】この押さえ手段用リンク機構70は、基本
的には左右同じ構成である(図8、図9においては対称
に表れる)。すなわち、図9に示すように、右方の腕6
2Rには、駆動軸61まわりに関して上記左側の第2の
ピン62L2と同じ位置にある第2のピン62R2が設
けられており、この第2のピン62R2と、押さえ手段
40の可動フレーム41の右端に固定されて垂下してい
る連結板44Rに設けられたピン45Rとが連接棒71
Rで連結されている。連接棒71Rには長穴72が設け
られており、この長穴72に対して第2のピン62R2
がスライド可能に連結されている。
【0048】図4を参照して説明したように、押さえ手
段40は、付勢手段43により、給紙ガイド36および
排紙ガイド37に向けて常時付勢されているが、押さえ
手段用リンク機構70が図8および図9に示す状態(後
述する待機状態)にあるときには、付勢手段43による
付勢力が、連結板44L,44R、ピン45L,45
R、連接棒71L,71R、第2のピン62L2,62
R2、および腕62L,62Rを介して駆動軸61で受
けられることにより、その移動が規制されている。な
お、駆動軸61は、図1〜図3に示すように、スリット
状の切断用空間Cと平行に配置されており、サブフレー
ム34,35によって回転可能に支持されている。
【0049】図10は切断用空間C(図4参照)の詳細
を示す部分拡大斜視図である。
【0050】図10および図4において、80は可動ガ
イドであり、後述するようにして搬送される連続紙P
(図4参照)の先端が、スリット状の切断用空間Cすな
わち給紙ガイド36と排紙ガイド37との間に入り込ん
で紙詰まりが生じるのを防止するためのものである。こ
の可動ガイド80は、後述するように、駆動軸61が回
動し、切断手段50によって連続紙Pが切断される際、
駆動軸61の回動に伴って切断用空間Cから退避するよ
うになっている。
【0051】可動ガイド80は、図11および図1〜図
3に示すように、ガイドブロック単体81を複数個(こ
の連続紙切断装置では5個)駆動軸61に装着すること
によって構成されている。
【0052】図12はガイドブロック単体81を示す図
で、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側
面図である。また、図13は斜視図である。
【0053】これらの図に示すように、ガイドブロック
単体81は、基部82と、アーム部83と、ガイド部8
4とが一体に形成されており、ガイド部84に形成され
たリブ85の上面85aが連続紙のガイド面を形成して
いる。ガイド部84の一側面には穴86が形成されてい
るとともに、他側面には、この穴86(隣接するガイド
ブロック単体の穴86)に嵌まり合う突起87が形成さ
れている。基部82には、駆動軸61が挿通される角穴
82aが形成されている。
【0054】可動ガイド80は、複数個のガイドブロッ
ク単体81の角穴82aに駆動軸61を挿通し、隣接す
るガイドブロック単体81同志の穴86と突起87とを
嵌め合わせることによって、図11に示したように駆動
軸61に装着される。
【0055】図10に示すように、給紙ガイド36およ
び排紙ガイド37の、切断用空間Cに臨む端縁部には、
それぞれ櫛歯状に切欠36a,37aが形成されてお
り、可動ガイド80が駆動軸61に装着され、駆動軸6
1が装置に組み付けられた状態では、リブ85の前端部
分85bおよび後端部分85cが切欠36aおよび37
aに入り込んだ状態となっている。
【0056】図14は主として左側のサブフレーム34
を示す左側面図である。
【0057】同図において、64aは、駆動軸61に固
定されたギヤ64(図2参照)と一体的に形成された被
検出片である。
【0058】91,92は検出手段としての検出器(例
えばリミットスイッチ)である。検出器91,92は、
それぞれ、被検出片64aと当接して揺動するレバー9
1a、92aを備えており、このレバーが検出片64a
と当接して揺動したとき、図示しない制御手段へ向けて
検出信号を送出するようになっている。一方の検出器9
1は、駆動軸61が待機位置にあることを検出するため
のものであり、他方の検出器92は、駆動軸61の回転
終了位置を検出するためのものである。
【0059】以上のような連続紙切断装置は、さらに、
図示しない給紙手段(例えば給紙ローラ、あるいはピン
トラクタ等)、排紙手段(例えば排紙ローラ、あるいは
ピントラクタ等)、および装置全体の制御を行なう制御
手段を備えている。
【0060】次に以上のような連続紙切断装置の作動
を、待機状態、給紙動作、および切断動作に分けて、主
として図15〜図19を参照して順次説明する。
【0061】図15(a)(b)(c)はそれぞれ作動
を説明するための左側面図、図16〜図19は主として
切断手段50、切断手段用リンク機構60、および押さ
え手段用リンク機構70の作動を示す図で、これらの図
における各分図(a)は左側面図、(b)は右側面図、
(c)は切断手段50の正面図である。また、図17
(d)は切断手段50と押さえ手段40の可動フレーム
41との関係を示す正断面図である。
【0062】<待機状態>待機状態にあっては、モータ
65は停止しており、切断手段用リンク機構60および
押さえ手段用リンク機構70は、図16に示す状態すな
わち図8、図9に示した状態となっている。
【0063】このとき、切断手段50は、図4および図
16(c)に示すように、支持手段(給紙ガイド36お
よび排紙ガイド37)の、連続紙Pの支持面36b,3
7bに対する押さえ部(押さえ板)42,42’の距離
(h2,h5参照)と略同等程度の距離(h3参照)にお
いて、当接部50aが支持面36b,37bと略平行状
態(略水平状態)となっている。
【0064】押さえ手段40は、前述したように、その
付勢手段43による付勢力が押さえ手段用リンク機構7
0で受けられていて、その移動が規制されており、図1
5(a)に示す位置にある。
【0065】<給紙動作>以上のような状態において、
図示しない給紙手段が駆動され、図15(a)に示すよ
うに連続紙Pが給紙口38から切断用空間C上に供給さ
れる。
【0066】なお、連続紙Pは、そのミシン目Paが切
断用空間Cの略中央部に位置するように供給される。
【0067】<切断動作>切断動作は、モータ65の駆
動により、駆動軸61が、図16に示した待機状態から
図19に示す状態に到るまで矢印CW方向(正転方向)
に一気に回転することにより行なわれる。
【0068】以下、主要状態を追って順次説明する。
【0069】図17は、駆動軸61が、図16に示した
状態から矢印CW方向に約45゜ほど回転した状態を示
している。
【0070】図16に示した状態から駆動軸61が回転
を開始すると、これに伴う押さえ手段用リンク機構70
の作動で、付勢手段43の付勢力によって押さえ手段4
0が下降を開始する。この際、付勢手段43の付勢力は
押さえ手段用リンク機構70を介して駆動軸61の回転
を助けるように作用する。
【0071】駆動軸61が回転する過程で、押さえ手段
40の押さえ板42,42’が連続紙Pを介して給紙ガ
イド36,排紙ガイド37と当接し、これらガイドとの
間で連続紙Pを挟圧する状態になると、付勢手段43に
よる付勢力は、給紙ガイド36および排紙ガイド37に
よって受けられることとなる。したがって、さらに駆動
軸61が回転すると、腕62L,62Rの第2のピン6
2L2,62R2は、連接棒71L,71Rの長穴72
中をスライドすることとなる。図17は、押さえ手段4
0の押さえ板42,42’が給紙ガイド36,排紙ガイ
ド37と当接した後、さらに駆動軸61が多少回転した
状態を示している。
【0072】一方、図16に示した状態から駆動軸61
が回転を開始すると、これに伴う切断手段用リンク機構
60の作用で、切断手段50の左端50Lは下降を開始
するとともに、右端50Rは上昇を開始する。これは、
図9(b)に示したように、駆動軸61まわりに関する
右方の腕の第1ピン62R1の位置が、左方の腕の第1
ピン62L1に対して角度αだけずれているためであ
る。
【0073】図17は、切断手段50の右端50Rが上
昇しきった状態を示しており、また、連続紙の切断が開
始される直前の状態を示している。このとき、切断手段
50の左端50Lは、図15(b)および図17(c)
に示すように連続紙Pの左端PLと極めて近接するかあ
るいは当接した状態となる。結果として、切断手段50
は図17(c)から明らかなように、連続紙Pの紙面に
対してθだけ傾斜した状態となる。
【0074】図17(d)および、図5に示すように、
押さえ手段40の可動フレーム41の右端部には、切断
手段50を逃がすための切欠41fが設けられている。
したがって、切断手段50の右端50Rが上昇しても、
これが押さえ手段の可動フレーム41と干渉するという
ことはない。
【0075】また、図16に示した状態から駆動軸61
が回転を開始すると、これに伴って可動ガイド80も回
転し、図15(b)に示すように、切断用空間Cの長手
方向と直交する方向に、切断用空間Cから退避して切断
手段50の後述する通路を確保する。
【0076】図17に示す状態からさらに駆動軸61が
回転し続けると、図18に示すように、これに伴う切断
手段用リンク機構60の作用で、切断手段50の左端5
0Lと右端50Rとが略同速度(例えば8cm/s程
度)で下降し、結果として、図18(c)に示すよう
に、切断手段50は、前述した角度θに略等しい角度
θ’をもって連続紙Pのミシン目をその左側PLから切
断することとなる。このように、切断手段50は傾斜し
た状態で連続紙Pを切断するため、この切断は円滑にな
される。ここで、θ=θ’とならないのは、図8(b)
および図9(b)に示したように、駆動軸61の中心か
ら、左方の腕の第1ピン62L1の中心までの距離RL
と、右方の腕の第1ピン62R1の中心までの距離RR
とが多少異なっており、RL<RRとなっているからで
ある。しかしながらむしろ、このようにRL<RRとな
っていることにより、切断手段50は、あたかもその左
端50Lを人が掴んで振り降ろしたような動きに近い動
きをすることとなり、これによって連続紙Pはその左側
PLから円滑に切断されることとなる。
【0077】なお、押さえ手段40は図17に示した状
態と同様、付勢手段43による同じ大きさの付勢力で連
続紙Pを給紙ガイド36および排紙ガイド37との間に
押圧し続けており、駆動軸61の回転にともなって、腕
62L,62Rの第2のピン62L2,62R2が、連
接棒71L,71Rの長穴72中をさらに移動する(図
18参照)。
【0078】図20は、連続紙Pが切断される様子(正
確には切断される直前の様子)を示した模式的な図であ
り、図18(c)におけるXX−XX視拡大図に相当す
る図である。
【0079】この図から分かるように、連続紙Pが、そ
のミシン目Paの両側において押さえ板42および4
2’と給紙ガイド36および排紙ガイド37との間で挟
圧保持された状態で、切断手段50が下降すると、その
下降に伴って連続紙Pは切断手段50に部分的に巻き付
けられたような状態となり、切断手段50のさらなる下
降によって、やがて連続紙Pはそのミシン目Paで切断
(分断)されることとなる。
【0080】ここで、切断手段50の円弧状部分の半径
をr1,円弧状部分に対する連続紙Pの巻き付き角をβ1
とすると、連続紙Pの切断手段50に対する巻き付き長
さL1は、L1=r1・β1となる。
【0081】一方、連続紙Pが給送される際には、その
搬送誤差等によって、ミシン目Paが必ずしも正確に切
断用空間Cの中央部分に位置するとは限らない。図20
においては、ミシン目Paが切断用空間Cの中央部分に
位置している状態を実線で描いてあるが、仮想線Pa’
あるいはPa’’で示すように、中央部分からずれるこ
とが有り得る。
【0082】しかしながら、この連続紙切断装置によれ
ば、切断手段50の連続紙に対する接触部(切断部)が
円弧状に形成されており、上述した巻き付き長さL1
得られるので、この長さL1の範囲内においてミシン目
Paの位置がずれていたとしても、連続紙Pはそのミシ
ン目Paで確実に切断されることとなる。
【0083】また、連続紙Pとしては、複数枚の用紙が
積層された状態となっている複写紙が用いられることも
多い。連続紙Pは、図26(a)において符号2で示し
たように、通常、ミシン目を折り目としてジグザグ状態
に折り畳まれており、このように折り畳まれた状態から
直線状になって給送されることとなるから、連続紙が複
写紙である場合には、積層された各用紙間でズレが生じ
(いわゆる層間ズレが生じ)、結果として各用紙のミシ
ン目部分もズレることとなる。
【0084】図21はその様子を示している。
【0085】同図において、P’は、3枚の用紙P1,
P2,P3が積層された複写紙である。切断すべき連続
紙がこのような複写紙P’である場合、各用紙P1,P
2,P3のミシン目P1a,P2a,P3aは、例えば
同図に示すようにズレた状態となる。
【0086】しかしながら、この連続紙切断装置によれ
ば、切断手段50の連続紙に対する接触部(切断部)が
円弧状に形成されており、上述した巻き付き長さL1
得られるので、この長さL1の範囲内においてミシン目
P1a,P2a,P3aの位置がずれていたとしても、
連続紙(複写紙)P’の各用紙P1,P2,P3はそれ
ぞれのミシン目P1a,P2a,P3aで確実に切断さ
れることとなる。
【0087】逆に言えば、この連続紙切断装置において
は、連続紙の搬送誤差等によってミシン目の位置が切断
用空間Cの中央部分からズレ、および/または連続紙が
複写紙であることによって各用紙のミシン目が切断用空
間Cの中央部分からズレたとしても、そのミシン目で確
実に切断することができるように、すなわち上記巻き付
き長さL1が得られるように、切断手段50の円弧状部
分50aの形状および、給紙ガイド36と排紙ガイド3
7との間隔を設定してある。また、切断手段50の少な
くとも円弧状部分50aは、用紙(連続紙)との間の摩
擦係数が小さな材料、例えば、亜鉛メッキ鋼板で構成し
てある。切断手段50が用紙に対して滑り易い方が確実
にミシン目で切断されるからである。
【0088】図18に示す状態からさらに駆動軸61が
回転し続けることにより、図19に示すように、これに
伴う切断手段用リンク機構60の作用で、さらに切断手
段50の左端50Lと右端50Rとが略同速度で下降
し、図19(c)に示すように、切断手段50が、連続
紙Pの下方に完全に通過し、結果として連続紙Pはその
ミシン目Pa(図15(c)参照)で完全に切断される
こととなる。なお、このときの連続紙Pに対する切断手
段50の傾斜角度θ’’が前述した角度θ’と同じにな
らない理由は前述した通りである。
【0089】押さえ手段40は図17に示した状態と同
様、付勢手段43による同じ大きさの付勢力で連続紙P
を給紙ガイド36および排紙ガイド37との間に押圧し
続けており、駆動軸61の回転にともなって、腕62
L,62Rの第2のピン62L2,62R2が、連接棒
71L,71Rの長穴72中をさらに移動する。なお、
図19(a)(b)に示すように、駆動軸61が回転し
きった状態においても、腕62L,62Rの第2のピン
62L2,62R2と、連接棒71L,71Rの長穴7
2の下端との間に多少の間隔72cが形成されるよう
に、長穴72は構成されている。
【0090】可動ガイド80は、図15(c)に示すよ
うに、駆動軸61の回転に伴って回転し、切断手段50
の通路を確保する。
【0091】以上により、連続紙Pはそのミシン目Pa
で完全に切断されたこととなるが、その後、駆動軸61
は、図19に示す状態から図16に示した状態まで逆転
し、各部材も図16に示した待機状態に戻ることとな
る。
【0092】その後、図示しない給紙手段および排紙手
段が駆動され、切断された用紙CP(図15(c)参
照)が機外に排出されるとともに、次のミシン目部分が
切断用空間Cに位置して上記動作が繰り返される。
【0093】以上のような連続紙切断装置によれば、連
続紙Pの搬送時には、図15(a)に示したように、可
動ガイド80が切断用空間Cに臨んでいることにより、
連続紙Pがこの可動ガイド80で案内されるので、連続
紙Pが切断用空間Cに入り込んでしまうということがな
くなる。
【0094】したがって、紙詰まりを生じることなく連
続紙Pの円滑な搬送状態が得られることとなる。
【0095】なお、以上のような連続紙切断装置は、図
22に示すように、プリンタに組み込むことができる。
図22は、そのプリンタの概略的な左側面図である。
【0096】この図において、PCが上述した連続紙切
断装置である。
【0097】100はプリンタのケース、101はケー
ス100内に設けられたフレームである。
【0098】連続紙切断装置PCは、プリンタのフレー
ム101に設けられたピン101a等の係止部を利用し
てフレーム101に着脱可能に取り付けられている。
【0099】102,103は、それぞれフレーム10
1に取り付けられたピントラクタであり、その駆動軸1
04が図示しない駆動機構で駆動されることにより、両
側縁部に沿ってピントラクタのピンと係合する穴が形成
された連続紙Pを搬送可能である。このプリンタは2つ
の給紙経路を有しており、ピントラクタ102または1
03によって連続紙Pが搬送される。連続紙Pは前述し
たように、通常、ジグザグ状に折り畳まれた状態から供
給される。なお、連続紙の搬送経路には図示しない用紙
ガイドが設けられている。
【0100】105は連続紙に印字する印字ヘッド、1
06はプラテンである。印字ヘッド105としては種々
形式のヘッドを採用し得るが、連続紙Pが複写紙である
場合にはインパクトドットヘッドが採用される。
【0101】107は搬送ローラ対であり、印字済の連
続紙を、連続紙切断装置PCに向けて搬送する。したが
って、この搬送ローラ対107は連続紙切断装置PCの
給紙手段を構成している。
【0102】108は排紙手段をなす排紙ローラ対であ
り、連続紙切断装置PCで切断された用紙CPを機外に
排出する。
【0103】排出された用紙は、排紙トレイ109上に
積層保持される。
【0104】以上のように、連続紙切断装置PCをプリ
ンタに組み込んだ場合には、少なくともプリンタの搬送
ローラ対107を連続紙切断装置PCの給紙手段として
利用することができるので、連続紙切断装置PC自体を
一層小型化することができる。
【0105】
【発明が解決しようとする課題】上述した特願平8−2
48706号の連続紙切断装置には、次のような課題が
あることが判明した。
【0106】すなわち、上記装置は、一対の支持手段3
6,37に対して、付勢手段43で紙押さえ手段40を
押圧することによって連続紙Pを保持し、これを切断す
るようになっているが、その切断を確実ならしめるため
には、連続紙Pをかなり大きな力で保持する必要があ
り、したがって、支持手段36,37は、付勢手段43
による大きな付勢力に耐え得る構造としなければならな
いことが判明した。
【0107】ところが、上記装置では、切断手段50に
よって連続紙Pが切断される際、可動ガイド80が、図
15(a)〜(c)に示すように回動して切断用空間C
から退避するようになっているので、その回動通路を確
保する必要があることから、支持手段36,37、特に
回動通路側の支持手段37の強度を強くすることが困難
であるということが分かった。
【0108】本発明の目的は、上記課題を解決し、紙詰
まりを生じることなく連続紙の円滑な搬送状態が得られ
る可動ガイド手段を備え、しかも、支持手段の強度を向
上させることのできる連続紙切断装置を提供することに
ある。
【0109】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の連続紙切断装置は、ミシン目を有する
連続紙をそのミシン目と直交する方向に搬送して一旦停
止させ、その停止時に連続紙をミシン目で切断する装置
であって、連続紙の搬送時に連続紙を案内し、連続紙が
一旦停止したときにミシン目の両側において連続紙を支
持する一対の支持手段と、この一対の支持手段の間に形
成されたスリット状の切断用空間と、連続紙が一旦停止
したとき、前記ミシン目の両側において前記支持手段と
の間で連続紙を押圧可能な一対の押さえ部を有する押さ
え手段と、連続紙が一旦停止したとき、前記切断用空間
を、連続紙の一面側から他面側に通過することにより連
続紙をそのミシン目で切断する切断手段と、連続紙の搬
送時に、切断手段を、前記支持手段の連続紙の支持面に
対する前記押さえ部の距離と略同等程度の距離において
切断手段の連続紙への当接部が前記支持面と略平行にな
るように保持しており、切断時に、切断手段を連続紙に
対して傾斜させた状態でミシン目に向けて移動させる切
断手段用リンク機構と、連続紙の搬送時に、前記切断用
空間に臨んで連続紙を案内し、前記切断手段による連続
紙の切断時に、前記切断用空間を前記切断手段の移動方
向に沿って退避する可動ガイド手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0110】請求項2記載の連続紙切断装置は、請求項
1記載の連続紙切断装置において、前記一対の支持手段
に対して前記押さえ手段が配置されている側と反対側に
は、一対の支持手段を支持する一対の支持部が設けられ
ており、この一対の支持部は前記切断手段の移動方向に
沿って設けられていて、前記可動ガイド手段の案内部を
形成していることを特徴とする。
【0111】請求項3記載の連続紙切断装置は、請求項
1または2記載の連続紙切断装置にいて、前記可動ガイ
ド手段は、その退避時に前記切断手段と当接することに
よって、前記切断手段とともに移動することを特徴とす
る。
【0112】
【作用効果】請求項1記載の連続紙切断装置は、上記の
構成となっているので次のように作動する。
【0113】ミシン目を有する連続紙が、そのミシン目
と直交する方向に搬送され、一旦停止すると、連続紙
は、そのミシン目の両側すなわちスリット状の切断用空
間の両側において、一対の支持手段と、押さえ手段の一
対の押さえ部とで押圧支持される。
【0114】切断時には、切断手段が前記切断用空間
を、連続紙の一面側から他面側に通過することにより、
連続紙がそのミシン目で切断される。切断手段は傾斜し
た状態で連続紙を切断するため、この切断は円滑になさ
れる。
【0115】そして、この請求項1記載の連続紙切断装
置によれば、連続紙の搬送時には、可動ガイド手段が前
記切断用空間に臨んでいることにより、連続紙がこの可
動ガイド手段で案内されるので、連続紙が切断用空間に
入り込んでしまうということがなくなる。
【0116】したがって、この請求項1記載の連続紙切
断装置によれば、紙詰まりを生じることなく連続紙の円
滑な搬送状態が得られることとなる。
【0117】また、連続紙の切断時には、前記可動ガイ
ド手段は、切断用空間から退避するので、切断手段によ
る連続紙の切断が可動ガイド手段によって妨げられると
いうことはない。
【0118】しかも、可動ガイド手段は、切断用空間を
切断手段の移動方向に沿って退避するので、前記支持手
段を強固に構成することが可能となる。
【0119】すなわち、この請求項1記載の連続紙切断
装置によれば、紙詰まりを生じることなく連続紙の円滑
な搬送状態が得られる可動ガイド手段を備えているにも
かかわらず、支持手段の強度を向上させることができ
る。
【0120】請求項2記載の連続紙切断装置によれば、
請求項1記載の連続紙切断装置において、前記一対の支
持手段に対して前記押さえ手段が配置されている側と反
対側には、一対の支持手段を支持する一対の支持部が設
けられているので、この支持部によって、支持手段の強
度が向上する。
【0121】しかも、この一対の支持部は前記切断手段
の移動方向に沿って設けられていて、前記可動ガイド手
段の案内部を形成しているので、可動ガイド手段の円滑
な移動が得られる。
【0122】請求項3記載の連続紙切断装置によれば、
請求項1または2記載の連続紙切断装置において、前記
可動ガイド手段は、その退避時に前記切断手段と当接す
ることによって、前記切断手段とともに移動する構成と
なっているので、可動ガイド手段の退避動作を極めて簡
単な構造によって実現することが可能である。
【0123】可動ガイド手段に退避動作を行なわせる手
段としては、種々の手段、例えば、シリンダ機構を用い
た手段、リンク機構を用いた手段、カムを用いた手段等
を挙げることができる。しかしながら、これらの手段は
概してその構造が複雑化するという難点がある。
【0124】これに対し、請求項3記載の連続紙切断装
置によれば、前記可動ガイド手段は、その退避時に前記
切断手段と当接することによって、前記切断手段ととも
に移動する構成となっているので、上記シリンダ機構等
が不要となり、したがって、極めて簡単な構造によって
可動ガイド手段の退避動作を実現することが可能であ
る。
【0125】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0126】この実施の形態は、前述した特願平8−2
48706号の連続紙切断装置を改良したものであり、
改良点以外の構成は、特願平8−248706号の連続
紙切断装置と同様であるので、その改良点について説明
する。
【0127】図23はこの実施の形態の要部を示す左側
面図、図24(a)は同じく平面図、図24(b)は同
じく正面図、図25(a)(b)は作動説明図である。
これらの図において、図1〜図22に示した部分に相当
する部分には同じ符号を付してある。
【0128】この実施の形態の特徴は、図23に示すよ
うに、支持手段36,37に、この支持手段36,37
を強固に支持するための一対の支持部36c,37cを
一体的に形成し、これら一対の支持部36c,37cの
間に可動ガイド手段110を設けた点にある。
【0129】一対の支持部36c,37cは切断手段5
0(図4等参照)の移動方向(図23の矢印Y1,Y2
方向)に沿って設けられていて、可動ガイド手段110
の案内部を形成している。
【0130】一対の支持部36c,37cは、図23の
紙面と直交する方向に伸びており、その両端には、固定
片36d,37dが設けられていて、この固定片36
d,37dがサイドフレーム31,32(図1等参照)
に強固に固定される。なお、図23においては、サイド
フレーム31に固定される固定片36d,37dのみを
描いてある。
【0131】可動ガイド手段110は、略棒状で側面視
逆凹形状の基体111と、この基体111の上部に取り
付けられたガイド体112とを有している。ガイド体1
12は図24に示すように、連続紙の搬送方向に沿うリ
ブ状に形成されている。
【0132】図24、図25にも示すように、基体11
1の長手方向中央部には、垂下部113,113が形成
されており、この垂下部113が揺動体120の一端1
21にピン122で回動可能に連結されている。
【0133】揺動体120は、側面視逆凹形状で正面視
略三角状に形成されており、支持部36c,37cに形
成された垂下部36e,37eにピン123で揺動可能
に取り付けられている。
【0134】揺動体120の他端124と、フレームと
の間には、引っ張りバネ125が設けられており、この
引っ張りバネ125によって、揺動体120は、図24
(b)において、常時時計方向に付勢されている。
【0135】したがって、可動ガイド手段110は、常
時矢印Y2方向に付勢されているが、基体111の両端
には、突片(被規制部)114が形成されており、この
突片114が、支持部36c,37cに設けられたスト
ッパ部36f,37fに当接することによって、その上
動(矢印Y2方向への移動)が規制されるとともに連続
紙搬送時における位置決めがなされるようになってい
る。すなわち、可動ガイド手段110は、連続紙の搬送
時には、図23の仮想線、図24(a)および図25
(a)に示すように、支持手段36,37の間を略塞ぐ
ようにして図において水平状態で切断用空間Cに臨み、
そのガイド体112の上面で連続紙を案内するようにな
っている。
【0136】また、可動ガイド手段110は、連続紙の
切断時に切断手段50が下降すると、図25(b)に示
すように、切断手段50と当接することによって押し下
げられ、一対の支持部36c,37cに案内されて切断
用空間を切断手段50の移動方向(矢印Y1方向)に沿
って退避することとなる。この際、揺動体120はピン
123を中心として反時計方向に揺動するとともに、可
動ガイド手段110はピン122を中心として反時計方
向に揺動する。すなわち、可動ガイド手段110は、切
断手段50の動きに従って揺動する。なお、図23、図
24の実線は、揺動した状態を描いたものである。
【0137】なお、切断手段50が上昇すると、引っ張
りバネ125の付勢力によって可動ガイド手段は、図2
5(a)に示した状態に戻る。
【0138】以上のような実施の形態の連続紙切断装置
によれば、前述した特願平8−248706号の連続紙
切断装置により得られる作用効果に加え、さらに、次の
ような作用効果が得られる。
【0139】(a)可動ガイド手段110は、切断用空
間Cを切断手段50の移動方向に沿って退避するので、
支持手段36,37を強固に構成することが可能とな
る。
【0140】すなわち、この実施の形態の連続紙切断装
置によれば、紙詰まりを生じることなく連続紙の円滑な
搬送状態が得られる可動ガイド手段110を備えている
と同時に、支持手段36,37の強度を向上させること
ができる。
【0141】(b)一対の支持手段36,37に対して
押さえ手段40(図4等参照)が配置されている側と反
対側には、一対の支持手段36,37を支持する一対の
支持部36c,37cが設けられているので、この支持
部36c,37cによって、支持手段36,37の強度
が向上する。
【0142】しかも、この一対の支持部36c,37c
は切断手段50の移動方向に沿って設けられていて、可
動ガイド手段110の案内部を形成しているので、可動
ガイド手段110の円滑な移動が得られる。
【0143】(c)可動ガイド手段110は、その退避
時に切断手段50と当接することによって、切断手段5
0とともに移動する構成となっているので、可動ガイド
手段110の退避動作を極めて簡単な構造によって実現
することが可能である。
【0144】可動ガイド手段に退避動作を行なわせる手
段としては、種々の手段、例えば、シリンダ機構を用い
た手段、リンク機構を用いた手段、カムを用いた手段等
を挙げることができる。しかしながら、これらの手段は
概してその構造が複雑化するという難点がある。
【0145】これに対し、この実施の形態の連続紙切断
装置によれば、可動ガイド手段110は、その退避時に
切断手段50と当接することによって、切断手段50と
ともに移動する構成となっているので、上記シリンダ機
構等が不要となり、したがって、極めて簡単な構造によ
って可動ガイド手段110の退避動作が実現される。
【0146】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0147】
【発明の効果】請求項1〜3記載のいずれの連続紙切断
装置によっても、紙詰まりを生じることなく連続紙の円
滑な搬送状態が得られる可動ガイド手段を備えているに
もかかわらず、支持手段の強度を向上させることができ
る。
【0148】さらに、請求項2記載の連続紙切断装置に
よれば、支持手段の強度が向上するとともに、可動ガイ
ド手段の円滑な移動が得られる。
【0149】請求項3記載の連続紙切断装置によれば、
可動ガイド手段の退避動作を極めて簡単な構造によって
実現することが可能である。
【0150】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連する連続紙切断装置の一実施の形
態の概要を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は左側面図、(d)は右側面図。
【図2】図1における左側の拡大図で、(a)は部分平
面図、(b)は部分正面図、(c)は左側面図。
【図3】図1における右側の拡大図で、(a)は部分平
面図、(b)は部分正面図、(c)は右側面図。
【図4】主として、上フレーム33、給紙ガイド36、
排紙ガイド37、押さえ手段40、および切断手段50
を示す拡大左断面図。
【図5】押さえ手段40の可動フレーム41を示す部分
斜視図。
【図6】(a)(b)(c)は、それぞれ押さえ板4
2,42’の例を示す斜視図。
【図7】(a)は切断手段50の左端部周辺を示す斜視
図、(b)は同じく角度を変えて見た斜視図。
【図8】切断手段用リンク機構60および押さえ手段用
リンク機構70を示す図で、(a)は左側部分の正面
図、(b)は左側面図。
【図9】切断手段用リンク機構60および押さえ手段用
リンク機構70を示す図で、(a)は右側部分の正面
図、(b)は右側面図。
【図10】切断用空間Cの詳細を示す部分拡大斜視図。
【図11】可動ガイド80の駆動軸61への装着状態を
示す正面図。
【図12】ガイドブロック単体81を示す図で、(a)
は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図。
【図13】ガイドブロック単体81を示す斜視図。
【図14】(a)(b)(c)はそれぞれ主として左側
のサブフレーム34を示す左側面図。
【図15】(a)(b)(c)はそれぞれ作動を説明す
るための左側面図。
【図16】主として切断手段50、切断手段用リンク機
構60、および押さえ手段用リンク機構70の作動を示
す図で、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)
は切断手段50の正面図。
【図17】同じく作動を示す図で、(a)は左側面図、
(b)は右側面図、(c)は切断手段50の正面図、
(d)は切断手段50と押さえ手段40の可動フレーム
41との関係を示す正断面図。
【図18】同じく作動を示す図で、(a)は左側面図、
(b)は右側面図、(c)は切断手段50の正面図。
【図19】同じく作動を示す図で、(a)は左側面図、
(b)は右側面図、(c)は切断手段50の正面図。
【図20】連続紙Pが切断される様子を示した模式的な
図であり、図18(c)におけるXX−XX視図に相当
する図。
【図21】複写紙P’が切断される様子を示した模式的
な図であり、図18(c)におけるXX−XX視図に相
当する図。
【図22】連続紙切断装置を組み込んだプリンタの概略
的な左側面図。
【図23】本発明に係る連続紙切断装置の一実施の形態
の要部を示す左側面図。
【図24】同じく、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図25】同じく、(a)(b)は作動説明図。
【図26】(a)〜(e)はそれぞれ従来技術の説明
図。
【図27】(a)〜(d)はそれぞれ従来技術の説明
図。
【符号の説明】
P 連続紙 Pa ミシン目 C 切断用空間 36 給紙ガイド(支持手段) 36c 支持部 37 排紙ガイド(支持手段) 37c 支持部 40 押さえ手段 42,42’ 押さえ部 50 切断手段 110 可動ガイド手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン目を有する連続紙をそのミシン目
    と直交する方向に搬送して一旦停止させ、その停止時に
    連続紙をミシン目で切断する装置であって、 連続紙の搬送時に連続紙を案内し、連続紙が一旦停止し
    たときにミシン目の両側において連続紙を支持する一対
    の支持手段と、 この一対の支持手段の間に形成されたスリット状の切断
    用空間と、 連続紙が一旦停止したとき、前記ミシン目の両側におい
    て前記支持手段との間で連続紙を押圧可能な一対の押さ
    え部を有する押さえ手段と、 連続紙が一旦停止したとき、前記切断用空間を、連続紙
    の一面側から他面側に通過することにより連続紙をその
    ミシン目で切断する切断手段と、連続紙の搬送時に、切断手段を、前記支持手段の連続紙
    の支持面に対する前記押さえ部の距離と略同等程度の距
    離において切断手段の連続紙への当接部が前記支持面と
    略平行になるように保持しており、切断時に、切断手段
    を連続紙に対して傾斜させた状態でミシン目に向けて移
    動させる切断手段用リンク機構と、 連続紙の搬送時に、前記切断用空間に臨んで連続紙を案
    内し、前記切断手段による連続紙の切断時に、前記切断
    用空間を前記切断手段の移動方向に沿って退避する可動
    ガイド手段と、 を備えたことを特徴とする連続紙切断装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の支持手段に対して前記押さえ
    手段が配置されている側と反対側には、一対の支持手段
    を支持する一対の支持部が設けられており、この一対の
    支持部は前記切断手段の移動方向に沿って設けられてい
    て、前記可動ガイド手段の案内部を形成していることを
    特徴とする請求項1記載の連続紙切断装置。
  3. 【請求項3】 前記可動ガイド手段は、その退避時に前
    記切断手段と当接することによって、前記切断手段とと
    もに移動することを特徴とする請求項1または2記載の
    連続紙切断装置。
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