JPH1142349A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1142349A
JPH1142349A JP21582497A JP21582497A JPH1142349A JP H1142349 A JPH1142349 A JP H1142349A JP 21582497 A JP21582497 A JP 21582497A JP 21582497 A JP21582497 A JP 21582497A JP H1142349 A JPH1142349 A JP H1142349A
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ashtray
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下皿部分を含む前枠の下部側の全体の構造を
立体的に構成でき、見栄えが良く立体感のあるデザイン
設計を容易に採用できると共に、下皿部分を含む全体の
支持強度を十分に確保でき、しかも前枠を容易且つ安価
に製作できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 前枠2 の前面下部に下皿18と灰皿17と発
射手段23用の発射ハンドル24とを左右方向に配置した弾
球遊技機において、前枠2 の前面下部に、灰皿支持部19
及び下皿18が左右に設けられ且つ前枠2 から前方に突出
して前枠2 に固定される骨格体20と、前枠2 の前面下部
を上下及び左右方向の全範囲に亘って前側から覆う合成
樹脂製の下部化粧カバー22とを配置し、この下部化粧カ
バー22の骨格体20に対応する部分に、灰皿支持部19を覆
う灰皿カバー49と下皿18を覆う下皿カバー48とを前方に
突出させて一体に形成し、下皿カバー48の上側に、下皿
18に対応する開口部55を形成し、下部化粧カバー22の背
後側内部に、骨格体20が上下動不能に嵌合する嵌合部を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機は、従来、特
公昭62−26792号公報に記載されるように、遊技
盤に対応する窓孔を前枠に形成し、この窓孔の上下にガ
ラス扉と前面板とを開閉自在に配置し、その前面板に、
発射手段側に1個づつ遊技球を供給する上皿ユニットを
装着すると共に、前枠の下部前面に化粧板を介して下皿
ユニットを装着し、この下皿ユニットの右側に発射手段
を配置している。化粧板は、ガラス扉及び前面板と略同
一幅の板状であって、下部中央に球案内口が形成される
と共に、上部側に装飾突部が左右方向に形成されてい
る。下皿ユニットは、下皿部と灰皿支持部とが一体に形
成された下皿本体を備え、この下皿本体の下側に下皿カ
バー及び灰皿カバーを装着してなり、その下皿本体が3
本の取り付けボルトにより化粧板を介して前枠に固定さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、前枠の下部前面に化粧板を装着し、この化粧板で前
枠を覆うように構成しているが、その化粧板はガラス扉
及び前面板と略同一幅であり、前枠の左右両端まで完全
に覆う構造にはなっていない。また化粧板に装飾突部を
形成する一方、下皿ユニットを下皿本体とその下側に装
着されたカバー類とによって構成し、この下皿ユニット
を化粧板を介して前枠に取り付けている。従って、従来
の弾球遊技機では、下皿ユニットを含む前枠の下部前面
側の全体のデザインが非常に単純で見栄えが悪く、立体
感のあるデザイン設計を採用し難い欠点がある。また前
枠の下部の一部が露出しているため、前枠の製作段階で
その露出部分の装飾処理が必要であり、構造的に複雑で
製作コストがアップする問題もある。本発明は、かかる
従来の課題に鑑み、下皿部分を含む前枠の下部側の全体
の構造を立体的に構成でき、見栄えが良く立体感のある
デザイン設計を容易に採用できると共に、下皿部分を含
む全体の支持強度を十分に確保でき、しかも前枠を容易
且つ安価に製作できる弾球遊技機を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前枠2 の前面下部に下皿18と灰皿17と発射手段23用
の発射ハンドル24とを左右方向に配置した弾球遊技機に
おいて、前枠2 の前面下部に、灰皿支持部19及び下皿18
が左右に設けられ且つ前枠2 から前方に突出して前枠2
に固定される骨格体20と、前枠2 の前面下部を上下及び
左右方向の全範囲に亘って前側から覆う合成樹脂製の下
部化粧カバー22とを配置し、この下部化粧カバー22の骨
格体20に対応する部分に、灰皿支持部19を覆う灰皿カバ
ー49と下皿18を覆う下皿カバー48とを前方に突出させて
一体に形成し、下皿カバー48の上側に、下皿18に対応す
る開口部55を形成し、下部化粧カバー22の背後側内部
に、骨格体20が上下動不能に嵌合する嵌合部64を設けた
ものである。請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、下部化粧カバー22の周縁部分に、前
枠2 に近接するカバー部43〜46を一体に備え、このカバ
ー部43〜46から前方に突出するように下皿カバー48を一
体に形成したものである。
【0005】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、下皿カバー48と発射ハンドル
24との間に、下皿カバー48の一端側から上方に起立する
仕切りカバー50を一体に形成し、この仕切りカバー50の
下皿18側を該下皿18と反対側に凹入させたものである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の発
明において、下皿カバー48と発射ハンドル24との間に、
下皿カバー48の一端側から上方に起立する仕切りカバー
50を一体に形成し、この仕切りカバー50の発射ハンドル
24側を該発射ハンドル24と反対側に凹入させたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳述する。図面はパチンコ機等の弾球遊技機
を示し、図1乃至図3において、1 は外枠、2 は前枠
で、外枠1 の前側に上下一対のヒンジ3 を介して開閉自
在に枢着されている。4 はガラス扉、5 は前面板で、こ
れらは前枠2 の窓孔6 に対応して上下に配置され、図外
のヒンジにより開閉自在に枢支されている。7 は遊技盤
で、前枠2 の窓孔6 に対応するように、前枠2 に裏側か
ら着脱自在に装着されている。ガラス扉4 は合成樹脂製
の扉カバー8 を有し、その扉カバー8 は前枠2 の上端に
達する大きさであって、前枠2 の上部側を前面から覆う
ようになっている。前枠2 には、ガラス扉4 及び前面板
5 の左右両側に合成樹脂製の側部カバー9 が装着され、
この側部カバー9 で前面板5 の下端から上側で前枠2 の
左右両側の縦枠部を前面から覆っている。10は発射用の
遊技球を貯留する合成樹脂製の上皿、11は合成樹脂製の
上皿カバーで、上皿10と共に板金製の前面板5 の上下及
び左右の全体を前面側から覆うように前面板5 の前面に
装着されている。上皿10は、図3に示すように、遊技球
を整列部12で横一列状に案内しながら前面板5 の裏側の
球送り手段に供給するようになっている。
【0007】上皿10の整列部12側には、図3に示すよう
に、上皿10内の遊技球を抜き取る上皿抜き取り孔13が形
成され、上皿カバー11内に、上皿抜き取り孔13を開閉す
る上皿開閉手段14と、この上皿開閉手段14を開閉操作す
る上皿操作手段15と、上皿抜き取り孔13から抜き取られ
た遊技球を下方に案内する上部抜き取り通路16とが組み
込まれている。17は灰皿、18は下皿である。下皿18は、
合成樹脂製の骨格体20に、灰皿17を支持する灰皿支持部
19と共に一体に形成されている。骨格体20は、化粧板21
を介して前枠2 に前面側から装着され、前面板5 の下側
の前枠2 の下部を上下及び左右方向の全体に亘って前面
から覆う下部化粧カバー22の内部に化粧板21と共に組み
込まれている。23は発射手段で、図4に示すように、下
皿18の右側で前枠2 の前面に装着された発射ハンドル24
と、前枠2 の裏側に配置された発射モータ25及び打撃槌
26等を備え、発射ハンドル24が前枠2 の前側に突出する
ように、取り付け板27を介して前枠2 の裏側に装着され
ている。発射手段23は、発射ハンドル24を回動操作した
時に、発射モータ25により打撃槌26が作動して、球送り
手段を介して上皿10から発射レール上に供給される遊技
球を遊技盤7 側に発射させるように構成されている。
【0008】骨格体20は、後端側が化粧板21に当接する
平坦な当接面となった横長状であって、図4乃至図7に
示すように、上下及び前側が開放するコ字状の灰皿支持
部19と、後方及び上方に開放する凹入状の下皿18とを前
側に一体に備え、その灰皿支持部19と下皿18とが前方に
突出するように、2個の取り付けボルト28と、これに螺
合するナット29とにより化粧板21を介して前枠2 の前面
側に着脱自在に固定されている。2個の取り付けボルト
28は、下皿18の右端外側近傍と灰皿支持部19の左端側近
傍とに突部30を介して埋設し固定されており、突部30が
化粧板21の通孔に嵌合するように前枠2 の取り付け孔に
挿入され、その後端側にナット29を螺合することによ
り、骨格体20と化粧板21とを前枠2 の前側に共締め状態
で固定している。骨格体20は、下皿18の前側開口縁31を
除いて上下両面の略全体が平坦状であり、その下皿18の
前側開口縁31が前下がり状に傾斜している。下皿18には
その底部に下皿抜き取り孔32が形成され、この下皿抜き
取り孔32を開閉する下皿開閉手段33が下側に設けられて
いる。
【0009】下皿開閉手段33は、図3及び図4に示すよ
うに、下皿18の下側に装着された矩形状の開閉支持板34
と、開閉支持板34に左右摺動自在に支持されて下皿抜き
取り孔32を開閉する下皿開閉板35と、下皿開閉板35を開
閉する下皿操作体37と、下皿開閉板35を開位置及び閉位
置に付勢し保持する開閉バネ36とを備え、下皿操作体37
を左右に操作して下皿開閉板35により下皿抜き取り孔32
を開閉するように構成されている。化粧板21は、図4乃
至図7に示すように前側が偏平な板状であって、中央下
部に球案内口38が、この球案内口38の左右両側等の所要
箇所に複数本の取り付けボス39が夫々後方に突出するよ
うに一体に形成されている。球案内口38は、上皿10から
溢流した遊技球を下皿18に案内するように前枠2 の開口
40に嵌合して球案内樋58に接続されている。各取り付け
ボス39は前枠2 の取り付け孔に挿入され、前枠2 の裏側
に装着される発射手段23、球案内樋58等の取り付け板2
7,74a等に裏側から挿入された取り付けネジ41等により
前枠2 に固定されている。なお、化粧板21の裏側には、
外周部と中間部とに補強リブが適宜設けられ、この補強
リブが前枠2 の前面に当接されている。
【0010】下部化粧カバー22は、図4乃至図7に示す
ように、前面板5 及び側部カバー9の下側において、上
下及び左右方向の全面に亘って前枠2 を前面側から覆う
ように、前枠2 の下部側の前面に対応する大きさの横長
矩形状に構成されている。下部化粧カバー22には、前枠
2 の前面との間に僅かの間隙をおいて近接するように、
上側から左側、下側及び右側に亘って上部カバー部43、
側部カバー部44,45 及び下部カバー部46が夫々一体に形
成されており、これらのカバー部43〜46間に、骨格体20
及び化粧板21が前後方向に嵌脱自在に嵌合する凹入空間
47が裏側にできるように、下皿カバー48と灰皿カバー49
と仕切りカバー50とが前方に張り出して一体に形成され
ている。
【0011】上部カバー部43、側部カバー部44,45 及び
下部カバー部46の外側には、前枠2を上下及び左右の両
側から覆うように後方に屈曲する折り曲げ部43a 〜46a
が形成されている。下部化粧カバー22には、化粧板21に
対応する部分に所定数の取り付けボス51が設けられ、こ
の取り付けボス51に取り付けネジ52により化粧板21が着
脱自在に固定されている。また下部化粧カバー22には、
化粧板21に対応する部分以外の所要箇所に取り付けボス
53が設けられ、前枠2 の裏側の部材、例えば発射手段23
の取り付け板27が取り付けネジ54により固定されてい
る。従って、取り付け板27は、化粧板21側の取り付けボ
ス39と下部化粧カバー22の取り付けボス53とにより固定
されている。
【0012】下皿カバー48の上側は、骨格体20の下皿18
を前側と下側から覆う形状であって、下皿18の上側開口
に対応する大きさの開口部55が形成されている。下皿カ
バー48の開口部55を取り囲む開口縁57の下側には、図5
及び図7に示すように、コ字状に形成され且つ上皿10の
上端開口側の縁取り部分を構成する縁取り枠56が着脱自
在に装着され、この縁取り枠56を介して下皿カバー48の
開口縁57が骨格体20の下皿18側の開口縁に上側から当接
されている。なお、下皿カバー48の開口縁57は、左右両
側部分が上部カバー部43側に移るに従って徐々に高くな
っており、また開口縁57の前側には下皿18の前側開口縁
31及び縁取り枠56の前側部分が嵌合する嵌合凹部59が形
成されている。なお、下皿カバー48の底部には、開閉支
持板34が嵌合する開口60が形成されている。
【0013】灰皿カバー49は、図4、図6及び図7に示
すように、骨格体20の灰皿支持部19を上下、左及び前側
から覆う形状であり、この灰皿カバー49には骨格体20の
灰皿支持部19と上下に対応するように灰皿収容部61を形
成する内側壁が形成されている。灰皿カバー49の上面側
は、下皿カバー48の上面側と同様に上部カバー部43側が
高くなるように傾斜すると共に、この灰皿カバー49と上
部カバー部43とに跨がって灰皿収容部61を取り囲むよう
に盛り上がり部62が形成されている。なお、下皿カバー
48と灰皿カバー49は、前縁側及び底壁側が左右方向に略
直線状に連続して形成されている。灰皿カバー49の内側
壁63には、図6に示すように、灰皿支持部19が裏側から
嵌脱自在に嵌合し且つ灰皿支持部19の上下両面に当接す
る嵌合部64が切り欠き形成されると共に、この嵌合部64
の前側に、灰皿支持部19の先端に対向して軸受け部65が
切り欠き形成され、この軸受け部65に灰皿17の左右一対
の軸部66が嵌合されて灰皿支持部19との間で回動自在に
保持されている。なお、灰皿17は、その重心よりも前側
に軸部66を有し、上側に向けた使用状態では後部側の当
接部67が骨格体20の灰皿支持部19の上面に当接してい
る。灰皿17の下側には、灰皿カバー49の前から下側に対
応するようにカバー68が装着されている。
【0014】仕切りカバー50は、下皿カバー48と発射ハ
ンドル24との間に配置されている。仕切りカバー50に
は、図3、図4及び図7に示すように、下皿カバー48の
上壁側から右側に凹入して下皿18の右上方にオーバーハ
ングすべく突出する湾曲内側壁69と、下皿カバー48の底
壁から凹入状に湾曲して発射ハンドル24の上側にオーバ
ーハングすべく突出する湾曲外側壁70と、湾曲内側壁69
と湾曲外側壁70との上端部間を略水平に接続する上壁71
とを有する。仕切りカバー50内には、図3に示すよう
に、上部抜き取り通路16からの遊技球を下皿18内に案内
する下部抜き取り通路72が組み込まれている。下部抜き
取り通路72は、上端が上壁側に開口され、上皿カバー11
内の上部抜き取り通路16の下端側に連通されている。下
部抜き取り通路72の一部は、化粧板21の端部側に形成さ
れている。
【0015】右の側部カバー部45には、その下部側に発
射ハンドル24用の開口73が前枠2 の開口74に対応して形
成され、この開口73,74 に発射ハンドル24の支持筒部75
が挿入されている。なお、上皿カバー11には、前面板5
を閉状態に閉じた時に仕切りカバー50の上壁と上下に相
対応するように張り出し部76が設けられ、この張り出し
部76内に上部抜き取り通路16等が組み込まれている。上
記構成の弾球遊技機において、下皿18側を組み立てる場
合には、先ず下部化粧カバー22の灰皿カバー49側の嵌合
部64に骨格体20の灰皿支持部19を嵌め込み、骨格体20の
各取り付けボルト28の基部側の突部30が化粧板21の通孔
に嵌合するように化粧板21を骨格体20の当接面側にセッ
トした後、この化粧板21を取り付けネジ52で下部化粧カ
バー22側の取り付けボス51に固定する。次に開閉支持板
34を下皿カバー48の底壁の開口60に嵌め込んで、骨格体
20の下皿18の下側に開閉支持板34を固定することによ
り、下皿開閉手段33を下皿18に取り付ける。これによっ
て、下部化粧カバー22の凹入空間47に骨格体20、下部化
粧カバー22が収まり、下部化粧カバー22と骨格体20と化
粧板21とを一体のユニット状の構成部品として取り扱う
ことができる。
【0016】下部化粧カバー22等のユニットを前枠2 の
下部に取り付ける場合には、骨格体20から後方に突出す
る左右一対の取り付けボルト28を前枠2 の取り付け孔に
挿入すると共に、化粧板21及び下部化粧カバー22から後
方に突出する各取り付けボス等を前枠2 側の取り付け孔
等に挿入する。そして、次に各取り付けボルト28に前枠
2 の裏側からナット29を螺合し締結して、化粧板21を介
在した状態で骨格体20を前枠2 に固定する。これで取り
付けボルト28により骨格体20と化粧板21とを共締め状態
で前枠2 に容易に固定できる。続いて、前枠2 の裏側に
球案内樋58の取り付け板74a 、発射手段23の取り付け板
27等をセットして、その裏側から挿入した取り付けネジ
を、前枠2 の取り付け孔に挿入状態の取り付けボスに螺
合し締結する。これで前枠2 の前面側の化粧板21、下部
化粧カバー22と前枠2 の裏側の各取り付け板27,74aとを
共締め状態で容易に固定できる。この実施形態では、前
面板5 から下の前枠2 の下部を下部化粧カバー22により
上下、左右の全面に亘って覆っているので、従来のよう
に前枠2 の下部が前側に露出する場合に比較して外観上
の見栄えを良好にできる。しかも、下部化粧カバー22が
前枠2 の下部側の全体を前側から覆うことによって、前
枠2 の露出部分に別途装飾処理等を施す必要がなくなる
ので、前枠2 を製作する上でも経済的であり、容易且つ
安価に製作できる。
【0017】下部化粧カバー22は、単に前枠2 の下部前
面を全体に亘って覆うだけでなく、この下部化粧カバー
22に下皿カバー48及び灰皿カバー49を前方に張り出すよ
うに一体に形成しているので、従来の下皿18本体の必要
箇所に部分的にカバーを装着する構造に比較してデザイ
ン的に非常にすっきりしたものとなり、下皿18及び灰皿
17を含む前枠2 の下部の全体の構造を立体的に構成で
き、見栄えが良く立体感のあるデザイン設計を容易に採
用できる。特に下部化粧カバー22には、前枠2 に近接す
る上部カバー部43、側部カバー部44,45 及び下部カバー
部46を周縁部分に設け、これらの各カバー部から前側に
張り出すように下皿カバー48、灰皿カバー49及び仕切り
カバー50部を一体に形成しているため、下部化粧カバー
22自体の形状が立体感に溢れたものにできる。また前枠
2 に近接する側部カバー部44,45 に発射ハンドル24を配
置する一方、下皿カバー48と発射ハンドル24との間に、
両者間を仕切るように前方に張り出す仕切りカバー50を
形成しているので、この仕切りカバー50により下皿18側
と発射ハンドル24側とを区画できると共に、この仕切り
カバー50内に下部抜き取り通路72を配置する等、前面板
5 の前側で上皿10の遊技球を下皿18側に抜き取る構成等
を容易に採用できる。
【0018】しかも、仕切りカバー50は、下皿カバー48
から上側に延びており、この下皿カバー48の下部が下皿
カバー48の一端部と接続しているため、下皿カバー48と
仕切りカバー50とが互いに補強し合う構造となり、下部
化粧カバー22全体の強度が向上する。また仕切りカバー
50の下皿18側は、下皿18と反対側に凹入するように形成
しているので、下皿18の右側に仕切りカバー50があるに
も拘わらず、下皿18の遊技球を手で掴んで取り出す場合
にも、その仕切りカバー50が邪魔にならず、容易に下皿
18の遊技球を容易に取り出すことができる。更に下皿カ
バー48の発射ハンドル24側には、発射ハンドル24と反対
側に凹入するように形成しているので、発射ハンドル24
の左側に仕切りカバー50があるにも拘わらず、発射ハン
ドル24を手で把持して操作する場合にも、その仕切りカ
バー50が邪魔にならず、容易に発射ハンドル24を操作す
ることができる。下部化粧カバー22に下皿カバー48、灰
皿カバー49及び仕切りカバー50を一体に張り出し状に設
けているのが、下部化粧カバー22全体が合成樹脂製であ
るため、射出成形等によって下部化粧カバー22を容易に
製作できる。
【0019】下部化粧カバー22、骨格体20及び化粧板21
を前枠2 に固定した状態では、骨格体20が強度部材とな
り、この骨格体20で下部化粧カバー22の下皿カバー48、
灰皿カバー49及び仕切りカバー50に掛かる荷重を授担す
るようにしているので、下部化粧カバー22の下皿カバー
48、灰皿カバー49及び仕切りカバー50を確実に支持で
き、下皿カバー48、灰皿カバー49及び仕切りカバー50を
下部化粧カバー22側に容易に設けることができ、また下
部化粧カバー22側の損傷を確実に防止できる。しかも下
部化粧カバー22に骨格体20を組み込んで、化粧板21を下
部化粧カバー22の取り付けボスに取り付けネジで固定し
た状態では、下部化粧カバー22と化粧板21との間で骨格
体20が嵌合構造等により上下、前後に移動不能に固定さ
れているため、骨格体20を強度部材として、この骨格体
20に下部化粧カバー22及び化粧板21が固定された状態と
なるので、下部化粧カバー22、骨格体20及び化粧板21が
相互に補強し合うことになり、その強度が著しく向上す
る。
【0020】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、実施形態では、骨格体20に下皿18と灰皿支持部19と
を一体に設け、その灰皿支持部19で灰皿17を支持すると
共に、下部化粧カバー22に下皿カバー48と灰皿カバー49
とを設けているが、灰皿17、灰皿支持部19及び灰皿カバ
ー49は省略しても良い。また実施形態では、前枠2 と骨
格体20との間に化粧板21を介在しているが、前枠2 を合
成樹脂材料で製作する場合には、前枠2 自体に球案内口
38を一体に形成して、化粧板21を省略しても良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、前枠
2 の前面下部に下皿18と灰皿17と発射手段23用の発射ハ
ンドル24とを左右方向に配置した弾球遊技機において、
前枠2の前面下部に、灰皿支持部19及び下皿18が左右に
設けられ且つ前枠2 から前方に突出して前枠2 に固定さ
れる骨格体20と、前枠2 の前面下部を上下及び左右方向
の全範囲に亘って前側から覆う合成樹脂製の下部化粧カ
バー22とを配置し、この下部化粧カバー22の骨格体20に
対応する部分に、灰皿支持部19を覆う灰皿カバー49と下
皿18を覆う下皿カバー48とを前方に突出させて一体に形
成し、下皿カバー48の上側に、下皿18に対応する開口部
55を形成し、下部化粧カバー22の背後側内部に、骨格体
20が上下動不能に嵌合する嵌合部64を設けているので、
下皿18を含む前枠2 の下部側の全体の構造を立体的に構
成でき、見栄えが良く立体感のあるデザイン設計を容易
に採用できると共に、下皿18を含む下部化粧カバー22側
全体の支持強度を十分に確保でき、しかも前枠2 を容易
且つ安価に製作できる請求項2に記載の本発明によれ
ば、下部化粧カバー22の周縁部分に、前枠2 に近接する
カバー部43〜46を一体に備え、このカバー部43〜46から
前方に突出するように下皿カバー48を一体に形成してい
るので、下部化粧カバー22を立体感のあるものにでき
る。
【0022】請求項3に記載の本発明によれば、下皿カ
バー48と発射ハンドル24との間に、下皿カバー48の一端
側から上方に起立する仕切りカバー50を一体に形成し、
この仕切りカバー50の下皿18側を該下皿18と反対側に凹
入させているので、仕切りカバー50で下皿18側と発射ハ
ンドル24側とを区画できると共に、下皿カバー48と仕切
りカバー50とが互いに補強し合い下部化粧カバー22全体
の強度を大にでき、しかも下皿18の遊技球を手で掴んで
取り出す場合にも、その仕切りカバー50が邪魔になら
ず、容易に下皿18の遊技球を容易に取り出すことができ
る。請求項4に記載の本発明によれば、下皿カバー48と
発射ハンドル24との間に、下皿カバー48の一端側から上
方に起立する仕切りカバー50を一体に形成し、この仕切
りカバー50の発射ハンドル24側を該発射ハンドル24と反
対側に凹入させているので、仕切りカバー50で下皿18側
と発射ハンドル24側とを区画できると共に、下皿カバー
48と仕切りカバー50とが互いに補強し合い下部化粧カバ
ー22全体の強度を大にでき、しかも発射ハンドル24を手
で把持して操作する場合にも、仕切りカバー50が邪魔に
ならず、容易に発射ハンドル24を操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の斜視図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の正面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の下部側
の一部破断正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の下部側
横断平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す下皿部分の断面図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態を示す灰皿部分の断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。
【符合の説明】
2 前枠 17 灰皿 18 下皿 19 灰皿支持部 20 骨格体 22 下部化粧カバー 23 発射手段 24 発射ハンドル 43 上部カバー部 44,45 側部カバー部 46 下部カバー部 48 下皿カバー 49 灰皿カバー 50 仕切りカバー 55 開口部 64 嵌合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠(2) の前面下部に下皿(18)と灰皿(1
    7)と発射手段(23)用の発射ハンドル(24)とを左右方向に
    配置した弾球遊技機において、前枠(2) の前面下部に、
    灰皿支持部(19)及び下皿(18)が左右に設けられ且つ前枠
    (2) から前方に突出して前枠(2) に固定される骨格体(2
    0)と、前枠(2) の前面下部を上下及び左右方向の全範囲
    に亘って前側から覆う合成樹脂製の下部化粧カバー(22)
    とを配置し、この下部化粧カバー(22)の骨格体(20)に対
    応する部分に、灰皿支持部(19)を覆う灰皿カバー(49)と
    下皿(18)を覆う下皿カバー(48)とを前方に突出させて一
    体に形成し、下皿カバー(48)の上側に、下皿(18)に対応
    する開口部(55)を形成し、下部化粧カバー(22)の背後側
    内部に、骨格体(20)が上下動不能に嵌合する嵌合部(64)
    を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 下部化粧カバー(22)の周縁部分に、前枠
    (2) に近接するカバー部(43)〜(46)を一体に備え、この
    カバー部(43)〜(46)から前方に突出するように下皿カバ
    ー(48)を一体に形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 下皿カバー(48)と発射ハンドル(24)との
    間に、下皿カバー(48)の一端側から上方に起立する仕切
    りカバー(50)を一体に形成し、この仕切りカバー(50)の
    下皿(18)側を該下皿(18)と反対側に凹入させたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 下皿カバー(48)と発射ハンドル(24)との
    間に、下皿カバー(48)の一端側から上方に起立する仕切
    りカバー(50)を一体に形成し、この仕切りカバー(50)の
    発射ハンドル(24)側を該発射ハンドル(24)と反対側に凹
    入させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
    遊技機。
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