JPH1142331A - 遊技盤の穴あけ加工用ビット - Google Patents

遊技盤の穴あけ加工用ビット

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JPH1142331A
JPH1142331A JP20061497A JP20061497A JPH1142331A JP H1142331 A JPH1142331 A JP H1142331A JP 20061497 A JP20061497 A JP 20061497A JP 20061497 A JP20061497 A JP 20061497A JP H1142331 A JPH1142331 A JP H1142331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
game board
chamfering
drilling
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP20061497A
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English (en)
Inventor
Hatsumi Takahashi
初実 高橋
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Publication of JPH1142331A publication Critical patent/JPH1142331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穴あけ加工と同時に面取り加工も行い、バリ
取り作業を廃止する。 【解決手段】 ビット1の穴あけ刃部1dが、遊技盤2
を切削しながら所定量突き進み、遊技盤2に貫通孔3を
穴あけ加工する。そして、穴あけ刃部1dの下端が遊技
盤2より下方に貫通する際、面取り刃部1fが遊技盤2
の裏面側で貫通孔3の周縁を摺鉢状に切削加工し、遊技
盤2に面取り部3aを形成する。又、面取り刃部1fを
ビット1の矢印Xで示す切削回転方向に対し前傾状に形
成すれば、面取り刃部1fが面取り加工時の切削屑を下
方に押しやり、切削屑の舞い上がりを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機等の
ような遊技機を製造する際に、遊技盤に貫通孔を形成す
る穴あけ加工用ビットに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤は、ベニヤ板のよう
な遊技基板の表面に意匠盤面としての化粧シートを一体
に結合しており、遊技機機能部品を取り付けるために、
開口部等のような貫通孔、又は、裏掘り等のような窪み
等の穴を、刃物としてのビットにより、穴あけ加工して
いる。この遊技盤に貫通孔及び窪み等の穴を形成する場
合、貫通孔を遊技盤の前面側つまり化粧シート側より穴
あけ加工し、窪みを遊技盤の裏面側つまり遊技基板側よ
り穴あけ加工を行うと、穴あけ加工が2工程となり経済
的に不利となる。このようなことから、遊技盤にあけら
れる複数の貫通孔及び窪みのうちで最小径の穴と同径の
刃先外径を有するルータビットと呼ばれるビットを、数
値制御やプログラム制御機能を有するルータ加工機の刃
物取付部に取り付ける一方、ルータ加工機の制御部に穴
あけ加工しようとする遊技盤に対応する穴あけ加工デー
タを記憶しておき、ルータ加工機のワーク搭載部に遊技
盤を化粧シートの側を下に向けて搭載する。そして、ル
ータ加工機の加工動作を開始することにより、加工デー
タに基づき、刃物取付部及びワーク搭載部が相対的に平
面内のX方向及びY方向に移動停止を行うと共に、刃物
取付部が昇降及び切削回転動作を行う。これらの総合動
作により、遊技盤の裏面側からの1工程で、ビットが、
遊技盤の裏面側より切削しながら所定量突き進み、遊技
盤に複数の貫通孔及び窪みを穴あけ加工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビットが円柱
状の心材より複数の穴あけ刃部を外側に放射状に突出し
た形態である。しかも、複数の穴あけ刃部の刃先が、心
材の回転中心より1つの円周上に位置しつつ、心材の軸
方向に沿う方向に延長した形態になっている。このため
に、貫通孔を穴あけ加工する際、ビットが遊技盤を突き
抜けるときの衝撃により、遊技盤の裏面側で貫通孔の周
縁に遊技基板の木成分がささくれ立ったバリを生じるこ
とがあった。このバリが生じると、後工程において、作
業者に刺が刺さるばかりでなく、遊技機能部品の取り付
け作業に支障を招いてしまう。よって、穴あけ加工後
に、作業者が手作業で上記バリをカッタナイフのような
工具で除去していた。
【0004】そこで、この発明は穴あけ加工と同時に面
取り加工も行ってバリ取り作業を廃止できる遊技盤の穴
あけ加工用ビットを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技盤の穴あ
け加工用ビットにあっては、遊技盤に貫通孔を穴あけ加
工する穴あけ加工用ビットにおいて、ビットに面取り刃
部を貫通孔の形成が完了する際の遊技盤のビット進入側
面に対応させて設けたことを特徴としている。この請求
項1の構成によれば、ビットの穴あけ刃部が、遊技盤を
切削しながら所定量突き進み、遊技盤に貫通孔を穴あけ
加工する。そして、穴あけ刃部の先端としての下端が遊
技盤より下方に貫通する際、面取り刃部が遊技盤の裏面
側で貫通孔の周縁を摺鉢状に切削加工し、当該周縁に面
取りを形成することにより、貫通孔の穴あけ加工と同時
に摺鉢状の面取り加工も行い、バリ取り作業を廃止でき
る。請求項2の遊技盤の穴あけ加工用ビットにあって
は、請求項1に記載の面取り刃部をビットの切削回転方
向に対し前傾状に形成したことを特徴としている。この
請求項2の構成によれば、面取り刃部をビットの切削回
転方向に対し前傾状に形成したので、面取り刃部が面取
り加工時の切削屑を下方に押しやり、切削屑の舞い上が
りを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態であって、a
図がビット1の側面を示し、b図がビット1のa図より
90°ずれた側面を示し、c図がビット1の下面を示
し、d図がビット1で遊技盤2に貫通孔3を穴あけ加工
した状態を切断した断面を示す。これらの図において、
ビット1は、鋼材よりなる円柱状の心材1aの上半部を
図外のルータ加工機等の穴あけ加工機の刃物取付部に装
着するためのチャック部1bとして形成し、下半部を刃
物装着部1cとして形成している。チャック部1b及び
刃物装着部1cは、同軸状で一体になっている。刃物装
着部1cには、複数の穴あけ刃部1dを外側に放射状に
突出した形態である。複数の穴あけ刃部1dは、刃物装
着部1cの回転中心Pを通る直線L1と外周面との交差
部に位置している。そして、複数の穴あけ刃部1dの刃
先1eが、刃物装着部1cの回転中心Pより1つの円周
上L2に位置しつつ、心材1aの軸方向に沿う方向に延
長した形態になっている。つまり、ビット1を切削回転
しつつ遊技盤2の裏面に対して上方より直角に下降する
ことにより、穴あけ刃部1dの刃先1eが遊技盤2に形
成される貫通孔3の孔壁面を遊技盤2の裏面に対して直
角となる形態に切り出す。
【0007】この実施形態の場合、a図に示すように、
ビット1が穴あけ刃部1dに加えて複数の面取り刃部1
fを有する。複数の面取り刃部1fは、c図に示すよう
に、穴あけ刃部1dと直交するように、刃物装着部1c
の回転中心Pを通る直線L3と外周面との交差部におい
て、d図に示すように、ビット1が遊技盤2を切削しな
がら突き進んで前記貫通孔3の形成が完了する際の遊技
盤2のビット1の進入側面(遊技盤2の裏面)に対応す
る位置でビット1に設けられている。各面取り刃部1f
の刃先1gは、a図に示すように、下方より上方に行く
に従って外径が徐々に大きくした傾斜面を形成する。こ
れらの穴あけ刃部1d及び面取り刃部1fは、心材1a
を刃物鋼材として一体的に設けることも可能であるが、
穴あけ刃部1d及び面取り刃部1fをハイス鋼やチタン
合金又は超硬等の刃物材により形成し、鋼材の心材1a
を後付けにより一体に設ければ、それぞれの刃先が摩耗
・研磨を繰り返した後に、穴あけ刃部1d及び面取り刃
部1fのみを交換することができ、経済的である。それ
ぞれの刃先にダイヤモンドカッタのように工業用ダイヤ
モンドを敷設すれば、刃先を長耐用寿命化できる。又、
b図に示すように、面取り刃部1fは、ビット1の矢印
Xで示す切削回転方向に対し前傾状を呈する。
【0008】この第1実施形態の構造によれば、この遊
技盤2に貫通孔3を形成する場合、ビット1のチャック
部1bを数値制御やプログラム制御機能を有するルータ
加工機の刃物取付部に取り付ける一方、ルータ加工機の
制御部に穴あけ加工しようとする遊技盤2に対応する穴
あけ加工データを記憶しておき、ルータ加工機のワーク
搭載部に遊技盤2を化粧シート2aの側を下に向けて搭
載して位置決め固定する。その後、ルータ加工機の加工
動作を開始することにより、加工データに基づき、刃物
取付部及びワーク搭載部が相対的に平面内のX方向及び
Y方向に移動停止を行うと共に、刃物取付部が昇降及び
切削回転動作を行う。これらの総合動作により、ビット
1の穴あけ刃部1dが、遊技盤2のベニヤ板のような遊
技基板2bの側である裏面側より切削しながら所定量突
き進み、遊技盤2に貫通孔3を穴あけ加工する。そし
て、穴あけ刃部1dの先端としての下端が遊技盤2の化
粧シート2aより下方に貫通する際、面取り刃部1fが
遊技盤2の裏面側で貫通孔3の周縁を摺鉢状に切削加工
し、遊技盤2に面取り部3aを形成する。よって、貫通
孔3の穴あけ加工と同時に摺鉢状の面取り加工も行い、
バリ取り作業を廃止できる。
【0009】又、第1実施形態では、面取り刃部1fを
ビット1の矢印Xで示す切削回転方向に対し前傾状に形
成したので、面取り刃部1fが面取り加工時の切削屑を
下方に押しやり、切削屑の舞い上がりを防止できる。こ
の面取り刃部1fで下方に押しやられた切削屑は、穴あ
け刃部1dにより加工された貫通孔3より下方に落下す
る。
【0010】図2は第2実施形態のビット1の側面を示
し、前記面取り刃部fに相当する面取り刃部1hをビッ
ト1の矢印Xで示す切削回転方向に対し垂直状に形成し
たので、面取り刃部1hが穴あけ刃部1dと同程度の耐
用寿命を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示し、a図はビットの側面
図、b図はビットのa図より90°ずれた側面図、c図
はビットの下面図、d図はビットで遊技盤に貫通孔を穴
あけ加工した断面図。
【図2】 第2実施形態のビットを示す側面図。
【符号の説明】
1 ビット 1a 心材 1d 穴あけ刃部 1f,1h 面取り刃部 2 遊技盤 3 貫通孔 3a 面取り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に貫通孔を穴あけ加工する穴あけ
    加工用ビットにおいて、ビットに面取り刃部を貫通孔の
    形成が完了する際の遊技盤のビット進入側面に対応させ
    て設けたことを特徴とする遊技盤の穴あけ加工用ビッ
    ト。
  2. 【請求項2】 面取り刃部をビットの切削回転方向に対
    し前傾状に形成したことを特徴とする請求項1記載の遊
    技盤の穴あけ加工用ビット。
JP20061497A 1997-07-25 1997-07-25 遊技盤の穴あけ加工用ビット Pending JPH1142331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20061497A JPH1142331A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 遊技盤の穴あけ加工用ビット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20061497A JPH1142331A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 遊技盤の穴あけ加工用ビット

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Publication Number Publication Date
JPH1142331A true JPH1142331A (ja) 1999-02-16

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ID=16427307

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20061497A Pending JPH1142331A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 遊技盤の穴あけ加工用ビット

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