JPH1141603A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
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- JPH1141603A JPH1141603A JP19228197A JP19228197A JPH1141603A JP H1141603 A JPH1141603 A JP H1141603A JP 19228197 A JP19228197 A JP 19228197A JP 19228197 A JP19228197 A JP 19228197A JP H1141603 A JPH1141603 A JP H1141603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一部のプロセッサ・エレメントが不良になっ
ても、入力画像の動き検出精度が低下することがない画
像処理装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、縦続接続され
た複数のプロセッサ・エレメントと、最小値判定回路3
1と、不良検出回路32と、エラー出力除外回路33と
で構成される動き検出部2を備える。不良検出回路32
は、予め定めたテストパターンを入力した状態でプロセ
ッサ・エレメントの不良を検出し、不良になったプロセ
ッサ・エレメントを記憶するとともに、不良情報を制御
信号としてエラー出力除外回路33に供給する。エラー
出力除外回路33は、制御信号に基づいて、正常な差分
値を出力するプロセッサ・エレメントの出力のみを最小
値判定回路31に供給する。最小値判定回路31は、最
小の差分値を出力したプロセッサ・エレメントに入力さ
れる参照画素データに基づいて動きベクトルを検出す
る。
ても、入力画像の動き検出精度が低下することがない画
像処理装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、縦続接続され
た複数のプロセッサ・エレメントと、最小値判定回路3
1と、不良検出回路32と、エラー出力除外回路33と
で構成される動き検出部2を備える。不良検出回路32
は、予め定めたテストパターンを入力した状態でプロセ
ッサ・エレメントの不良を検出し、不良になったプロセ
ッサ・エレメントを記憶するとともに、不良情報を制御
信号としてエラー出力除外回路33に供給する。エラー
出力除外回路33は、制御信号に基づいて、正常な差分
値を出力するプロセッサ・エレメントの出力のみを最小
値判定回路31に供給する。最小値判定回路31は、最
小の差分値を出力したプロセッサ・エレメントに入力さ
れる参照画素データに基づいて動きベクトルを検出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原画像中の対象と
なる複数画素領域のデータと、参照画像中の同サイズの
画素領域のデータとの差分値を演算するプロセッサ・エ
レメントの不良対策を行う技術に関する。
なる複数画素領域のデータと、参照画像中の同サイズの
画素領域のデータとの差分値を演算するプロセッサ・エ
レメントの不良対策を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像データはデータ量が膨大なため、
データを圧縮処理した後に伝送等するのが一般的であ
る。例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)
の規格では、原画像と参照画像とを比較して原画像の動
きベクトルを検出し、動きベクトルに関連する情報だけ
を圧縮処理するようにして、データ量の低減を図ってい
る。
データを圧縮処理した後に伝送等するのが一般的であ
る。例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)
の規格では、原画像と参照画像とを比較して原画像の動
きベクトルを検出し、動きベクトルに関連する情報だけ
を圧縮処理するようにして、データ量の低減を図ってい
る。
【0003】図9は動きベクトルを説明する図である。
例えば、図9(a)に示す原画像中の一点鎖線で示すm
×n画素(m,nは1以上の整数)の領域について動き
ベクトルを求める場合には、この領域内のデータと、図
9(b)に示す参照画像中のm×n画素の領域内のデー
タとの差分値を演算する。この演算を、参照画像中のす
べてのm×n画素領域との間で行い、このうち、差分値
が最も小さい参照画像中のm×n画素領域を選択する。
そして、選択した参照画像中の画素領域から原画像中の
対象画素領域までの移動方向および移動量を動きベクト
ルとしている。テレビ等に表示される画像は、縦横方向
ともに数百画素で構成されているため、動きベクトルを
求めるにはかなりの演算量を必要とし、ソフトウエア処
理のみにより動きベクトルを求めようとすると、処理に
時間がかかるためにリアルタイム符号化が困難になる。
したがって、通常は、プロセッサ・エレメントと呼ばれ
るハードウエア回路を用いて動きベクトルの検出が行わ
れる。
例えば、図9(a)に示す原画像中の一点鎖線で示すm
×n画素(m,nは1以上の整数)の領域について動き
ベクトルを求める場合には、この領域内のデータと、図
9(b)に示す参照画像中のm×n画素の領域内のデー
タとの差分値を演算する。この演算を、参照画像中のす
べてのm×n画素領域との間で行い、このうち、差分値
が最も小さい参照画像中のm×n画素領域を選択する。
そして、選択した参照画像中の画素領域から原画像中の
対象画素領域までの移動方向および移動量を動きベクト
ルとしている。テレビ等に表示される画像は、縦横方向
ともに数百画素で構成されているため、動きベクトルを
求めるにはかなりの演算量を必要とし、ソフトウエア処
理のみにより動きベクトルを求めようとすると、処理に
時間がかかるためにリアルタイム符号化が困難になる。
したがって、通常は、プロセッサ・エレメントと呼ばれ
るハードウエア回路を用いて動きベクトルの検出が行わ
れる。
【0004】図10はプロセッサ・エレメントを用いて
構成された従来の動き検出部のブロック図である。動き
検出部は、縦続接続された複数のプロセッサ・エレメン
トPE1〜PEnと、最小値判定回路31とを備える。
各プロセッサ・エレメントPE1〜PEnはそれぞれ、
参照画像中の異なるm×n画素について、原画像中の対
象となるm×n画素との差分値を出力する。最小値判定
回路31は、各プロセッサ・エレメントPE1〜PEn
から出力された差分値の最小値を検出し、最小値を出力
した参照画像中のm×n画素領域に基づいて、動きベク
トルを検出する。
構成された従来の動き検出部のブロック図である。動き
検出部は、縦続接続された複数のプロセッサ・エレメン
トPE1〜PEnと、最小値判定回路31とを備える。
各プロセッサ・エレメントPE1〜PEnはそれぞれ、
参照画像中の異なるm×n画素について、原画像中の対
象となるm×n画素との差分値を出力する。最小値判定
回路31は、各プロセッサ・エレメントPE1〜PEn
から出力された差分値の最小値を検出し、最小値を出力
した参照画像中のm×n画素領域に基づいて、動きベク
トルを検出する。
【0005】このように、図10の動き検出部は、複数
のプロセッサ・エレメントPE1〜PEnの各出力を相
互に比較してその最小値を検出するため、プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnの一つでも動作に異常がある
と、最小値判定回路31は差分値の最小値を正しく検出
できなくなり、結果として動きベクトルの検出精度が低
下する。
のプロセッサ・エレメントPE1〜PEnの各出力を相
互に比較してその最小値を検出するため、プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnの一つでも動作に異常がある
と、最小値判定回路31は差分値の最小値を正しく検出
できなくなり、結果として動きベクトルの検出精度が低
下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、図11は、原
画像中の点線で囲まれた領域のデータと、参照画像中の
(1)〜(4)の各領域のデータとの差分を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントPE1〜PE4で演算する例を
示している。このとき、プロセッサ・エレメントPE1
〜PE4の出力が、図12のA〜Dのそれぞれの場合に
ついて検討する。仮に、各プロセッサ・エレメントPE
1〜PE4の出力が図12のBの場合で、かつ、プロセ
ッサ・エレメントPE2が不良でその出力が常に0にな
るとする。この場合、プロセッサ・エレメントPE2が
正常であっても不良であっても、最小値判定回路31は
プロセッサ・エレメントPE2を選択することから、動
作ベクトルの検出精度にほとんど変化はない。
画像中の点線で囲まれた領域のデータと、参照画像中の
(1)〜(4)の各領域のデータとの差分を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントPE1〜PE4で演算する例を
示している。このとき、プロセッサ・エレメントPE1
〜PE4の出力が、図12のA〜Dのそれぞれの場合に
ついて検討する。仮に、各プロセッサ・エレメントPE
1〜PE4の出力が図12のBの場合で、かつ、プロセ
ッサ・エレメントPE2が不良でその出力が常に0にな
るとする。この場合、プロセッサ・エレメントPE2が
正常であっても不良であっても、最小値判定回路31は
プロセッサ・エレメントPE2を選択することから、動
作ベクトルの検出精度にほとんど変化はない。
【0007】ところが、各プロセッサ・エレメントPE
1〜PE4の出力が図のA,C,Dの場合には、本来な
らプロセッサ・エレメントPE2以外のプロセッサ・エ
レメントが最小値を出力するはずなのに、無条件でプロ
セッサ・エレメントPE2が選択されてしまう。このよ
うに、誤ったプロセッサ・エレメントが選択されると、
動きベクトルを正しく検出できなくなり、再生画像が劣
化してしまう。
1〜PE4の出力が図のA,C,Dの場合には、本来な
らプロセッサ・エレメントPE2以外のプロセッサ・エ
レメントが最小値を出力するはずなのに、無条件でプロ
セッサ・エレメントPE2が選択されてしまう。このよ
うに、誤ったプロセッサ・エレメントが選択されると、
動きベクトルを正しく検出できなくなり、再生画像が劣
化してしまう。
【0008】実際には、動き検出部には、プロセッサ・
エレメントが数百個も縦続接続されており、また、個々
のプロセッサ・エレメントは半導体基板上に微細加工技
術により密着して配置されることから、配線部分の短絡
や断線などにより一部のプロセッサ・エレメントが不良
になる可能性も高い。
エレメントが数百個も縦続接続されており、また、個々
のプロセッサ・エレメントは半導体基板上に微細加工技
術により密着して配置されることから、配線部分の短絡
や断線などにより一部のプロセッサ・エレメントが不良
になる可能性も高い。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、一部のプロセッサ・エレメン
トが不良になっても、入力画像の動き検出精度が低下す
ることがない画像処理装置および画像処理方法を提供す
ることにある。
ものであり、その目的は、一部のプロセッサ・エレメン
トが不良になっても、入力画像の動き検出精度が低下す
ることがない画像処理装置および画像処理方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、原画像中の対象となるm×
n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、参照
画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の整
数)画素領域のデータとの差分値をそれぞれ検出する複
数のプロセッサ・エレメントと、これら複数のプロセッ
サ・エレメントでそれぞれ検出された前記差分値の最小
値を検出する最小値検出手段と、前記検出された最小値
に基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域
の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段とを備
えた画像処理装置において、前記複数のプロセッサ・エ
レメントのうち、正常な前記差分値を出力しない不良の
プロセッサ・エレメントを検出する不良検出手段と、こ
の不良検出手段により検出された不良のプロセッサ・エ
レメントを、前記最小値検出手段での検出対象から除外
する不良除外手段とを備える。
ために、請求項1の発明は、原画像中の対象となるm×
n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、参照
画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の整
数)画素領域のデータとの差分値をそれぞれ検出する複
数のプロセッサ・エレメントと、これら複数のプロセッ
サ・エレメントでそれぞれ検出された前記差分値の最小
値を検出する最小値検出手段と、前記検出された最小値
に基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域
の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段とを備
えた画像処理装置において、前記複数のプロセッサ・エ
レメントのうち、正常な前記差分値を出力しない不良の
プロセッサ・エレメントを検出する不良検出手段と、こ
の不良検出手段により検出された不良のプロセッサ・エ
レメントを、前記最小値検出手段での検出対象から除外
する不良除外手段とを備える。
【0011】請求項2の発明は、原画像中の対象となる
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値をそれぞれ検出する
複数のプロセッサ・エレメントと、これら複数のプロセ
ッサ・エレメントのそれぞれで検出された前記差分値に
基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域の
動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段とを備
え、前記複数のプロセッサ・エレメントは互いに縦続接
続され、初段の前記プロセッサ・エレメントには、原画
像中の前記対象となるm×n画素領域のデータがシリア
ルに入力され、初段の前記プロセッサ・エレメントは原
画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータを1画
素分遅延させた遅延データを出力し、各プロセッサ・エ
レメントは前段のプロセッサ・エレメントから出力され
た前記遅延データを1画素分ずつ遅延させて後段のプロ
セッサ・エレメントに入力する画像処理装置であって、
前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントを検
出する不良検出手段と、この不良検出手段により検出さ
れた不良のプロセッサ・エレメントの前段のプロセッサ
・エレメントから出力された前記遅延データを、前記不
良のプロセッサ・エレメントの次段の前記プロセッサ・
エレメントに入力するバイパス手段とを備える。
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値をそれぞれ検出する
複数のプロセッサ・エレメントと、これら複数のプロセ
ッサ・エレメントのそれぞれで検出された前記差分値に
基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域の
動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段とを備
え、前記複数のプロセッサ・エレメントは互いに縦続接
続され、初段の前記プロセッサ・エレメントには、原画
像中の前記対象となるm×n画素領域のデータがシリア
ルに入力され、初段の前記プロセッサ・エレメントは原
画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータを1画
素分遅延させた遅延データを出力し、各プロセッサ・エ
レメントは前段のプロセッサ・エレメントから出力され
た前記遅延データを1画素分ずつ遅延させて後段のプロ
セッサ・エレメントに入力する画像処理装置であって、
前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントを検
出する不良検出手段と、この不良検出手段により検出さ
れた不良のプロセッサ・エレメントの前段のプロセッサ
・エレメントから出力された前記遅延データを、前記不
良のプロセッサ・エレメントの次段の前記プロセッサ・
エレメントに入力するバイパス手段とを備える。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の画像処理装置において、前記不良検出手段により検
出された不良のプロセッサ・エレメントを記憶する記憶
手段を備える。
載の画像処理装置において、前記不良検出手段により検
出された不良のプロセッサ・エレメントを記憶する記憶
手段を備える。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の画像処理装置において、前記不良検出手段
は、原画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータ
として、予め定めたテストパターンを入力して前記不良
のプロセッサ・エレメントを検出する。
かに記載の画像処理装置において、前記不良検出手段
は、原画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータ
として、予め定めたテストパターンを入力して前記不良
のプロセッサ・エレメントを検出する。
【0014】請求項5の発明は、原画像中の対象となる
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントで検出し、これらプロセッサ・
エレメントでそれぞれ検出された前記差分値に基づい
て、原画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータ
の動きベクトルを検出する画像処理方法において、正常
な前記差分値を出力しない前記プロセッサ・エレメント
を除いた残りの前記プロセッサ・エレメントのうち、最
も小さい前記差分値を出力する前記プロセッサ・エレメ
ントに入力される参照画像中のm×n画素領域のデータ
に基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域
のデータの動きベクトルを検出する。
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントで検出し、これらプロセッサ・
エレメントでそれぞれ検出された前記差分値に基づい
て、原画像中の前記対象となるm×n画素領域のデータ
の動きベクトルを検出する画像処理方法において、正常
な前記差分値を出力しない前記プロセッサ・エレメント
を除いた残りの前記プロセッサ・エレメントのうち、最
も小さい前記差分値を出力する前記プロセッサ・エレメ
ントに入力される参照画像中のm×n画素領域のデータ
に基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画素領域
のデータの動きベクトルを検出する。
【0015】請求項6の発明は、原画像中の対象となる
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントで検出し、これらプロセッサ・
エレメントで検出された前記差分値に基づいて、原画像
中の前記対象となるm×n画素領域のデータの動きベク
トルを検出する画像処理方法において、前記複数のプロ
セッサ・エレメントを縦続接続して初段の前記プロセッ
サ・エレメントに原画像中の前記対象となるm×n画素
領域のデータをシリアルに入力し、初段の前記プロセッ
サ・エレメントは、原画像中の前記対象となるm×n画
素領域のデータを1画素分遅延させた遅延データを出力
し、各プロセッサ・エレメントは、前段のプロセッサ・
エレメントから出力された前記遅延データを1画素分ず
つ遅延させて後段のプロセッサ・エレメントに入力し、
前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントの前
段のプロセッサ・エレメントから出力された前記遅延デ
ータを、前記不良のプロセッサ・エレメントの次段の前
記プロセッサ・エレメントに入力し、正常な前記差分値
を出力しない前記プロセッサ・エレメントを除いた残り
の前記プロセッサ・エレメントのそれぞれから出力され
た前記差分値に基づいて、原画像中の前記対象となるm
×n画素領域のデータの動きベクトルを検出する。
m×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデータと、
参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値を、それぞれ別々の
プロセッサ・エレメントで検出し、これらプロセッサ・
エレメントで検出された前記差分値に基づいて、原画像
中の前記対象となるm×n画素領域のデータの動きベク
トルを検出する画像処理方法において、前記複数のプロ
セッサ・エレメントを縦続接続して初段の前記プロセッ
サ・エレメントに原画像中の前記対象となるm×n画素
領域のデータをシリアルに入力し、初段の前記プロセッ
サ・エレメントは、原画像中の前記対象となるm×n画
素領域のデータを1画素分遅延させた遅延データを出力
し、各プロセッサ・エレメントは、前段のプロセッサ・
エレメントから出力された前記遅延データを1画素分ず
つ遅延させて後段のプロセッサ・エレメントに入力し、
前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントの前
段のプロセッサ・エレメントから出力された前記遅延デ
ータを、前記不良のプロセッサ・エレメントの次段の前
記プロセッサ・エレメントに入力し、正常な前記差分値
を出力しない前記プロセッサ・エレメントを除いた残り
の前記プロセッサ・エレメントのそれぞれから出力され
た前記差分値に基づいて、原画像中の前記対象となるm
×n画素領域のデータの動きベクトルを検出する。
【0016】請求項1〜6の発明を、例えば図1に対応
づけて説明すると、「プロセッサ・エレメント」はプロ
セッサ・エレメントPE1〜PEnに、「最小値検出手
段」と「動きベクトル検出手段」は最小値判定回路31
に、「不良検出手段」は不良検出回路32に、「不良除
外手段」はエラー出力除外回路33に、それぞれ対応す
る。
づけて説明すると、「プロセッサ・エレメント」はプロ
セッサ・エレメントPE1〜PEnに、「最小値検出手
段」と「動きベクトル検出手段」は最小値判定回路31
に、「不良検出手段」は不良検出回路32に、「不良除
外手段」はエラー出力除外回路33に、それぞれ対応す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した画像処理
装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下に説明する画像処理装置は、原画像データと差分画
像データとの差分を求めるプロセッサ・エレメントの一
部に不良があっても、動きベクトルの検出精度が低下し
ないことを特徴とする。
装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下に説明する画像処理装置は、原画像データと差分画
像データとの差分を求めるプロセッサ・エレメントの一
部に不良があっても、動きベクトルの検出精度が低下し
ないことを特徴とする。
【0018】図1は本発明に係る画像処理装置の一実施
形態のブロック図である。図1の画像処理装置は、プロ
セッサ・エレメント部(以下、PE部と呼ぶ)1と、動
き検出部2と、フレームメモリ3と、動き補償部4と、
離散コサイン変換(DCT)部5と、量子化部6と、可
変長符号化部7と、バッファメモリ8と、逆量子化部9
と、離散コサイン逆変換(IDCT)部10とを備え
る。
形態のブロック図である。図1の画像処理装置は、プロ
セッサ・エレメント部(以下、PE部と呼ぶ)1と、動
き検出部2と、フレームメモリ3と、動き補償部4と、
離散コサイン変換(DCT)部5と、量子化部6と、可
変長符号化部7と、バッファメモリ8と、逆量子化部9
と、離散コサイン逆変換(IDCT)部10とを備え
る。
【0019】PE部1は、複数のプロセッサ・エレメン
トを縦続接続して構成されている。動き検出部2は、各
プロセッサ・エレメントで検出された差分値の最小値を
検出し、検出した最小値に基づいて動きベクトルを検出
する。これらPE部1と動き検出部2の詳細構成および
動作については後述する。
トを縦続接続して構成されている。動き検出部2は、各
プロセッサ・エレメントで検出された差分値の最小値を
検出し、検出した最小値に基づいて動きベクトルを検出
する。これらPE部1と動き検出部2の詳細構成および
動作については後述する。
【0020】フレームメモリ3には、原画像データとの
比較を行うための参照画像データ等が格納される。動き
補償部4は、動き検出部2で検出された動きベクトルを
加味して原画像データと参照画像データとを比較し、両
画像データの輝度信号の差分と色差信号の差分とを検出
する。
比較を行うための参照画像データ等が格納される。動き
補償部4は、動き検出部2で検出された動きベクトルを
加味して原画像データと参照画像データとを比較し、両
画像データの輝度信号の差分と色差信号の差分とを検出
する。
【0021】離散コサイン変換部5は、動き補償部4の
出力に対してDCT(Discrete Cosine Transform;離散
コサイン変換)演算を行う。量子化部6は、DCT演算
により得られたDCT係数を直流成分と交流成分に分け
て量子化する。可変長符号化部7は、量子化したDCT
係数のうち直流成分係数については、直前の画素ブロッ
クの直流成分係数を予測値とした差分値を符号化し、交
流成分係数については、画素ブロック内でスキャンして
並べ替えた後に符号化する。これら符号化されたデータ
はバッファメモリ8に格納される。逆量子化部9と離散
コサイン逆変換部10は復号器を構成しており、逆量子
化部9で逆量子化されたデータは離散コサイン逆変換部
10に入力され、別に復号したDCT係数とともに離散
逆DCT変換される。
出力に対してDCT(Discrete Cosine Transform;離散
コサイン変換)演算を行う。量子化部6は、DCT演算
により得られたDCT係数を直流成分と交流成分に分け
て量子化する。可変長符号化部7は、量子化したDCT
係数のうち直流成分係数については、直前の画素ブロッ
クの直流成分係数を予測値とした差分値を符号化し、交
流成分係数については、画素ブロック内でスキャンして
並べ替えた後に符号化する。これら符号化されたデータ
はバッファメモリ8に格納される。逆量子化部9と離散
コサイン逆変換部10は復号器を構成しており、逆量子
化部9で逆量子化されたデータは離散コサイン逆変換部
10に入力され、別に復号したDCT係数とともに離散
逆DCT変換される。
【0022】図2はPE部1の内部構成を示す図であ
る。PE部1は、縦続接続された数百個のプロセッサ・
エレメントPE1〜PEnで構成され、各プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnは、原画像中の対象となるm
×n画素領域のデータと、参照画像中のそれぞれ異なる
m×n画素領域のデータとの差分値を演算する。
る。PE部1は、縦続接続された数百個のプロセッサ・
エレメントPE1〜PEnで構成され、各プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnは、原画像中の対象となるm
×n画素領域のデータと、参照画像中のそれぞれ異なる
m×n画素領域のデータとの差分値を演算する。
【0023】初段のプロセッサ・エレメントPE1に
は、原画像を構成するデータが画素単位でシリアルに入
力され、このデータ(以下、原画素データと呼ぶ)は、
初段のプロセッサ・エレメントPE1内で同期クロック
CKにより1画素分遅延されて次段のプロセッサ・エレ
メントPE2に入力される。
は、原画像を構成するデータが画素単位でシリアルに入
力され、このデータ(以下、原画素データと呼ぶ)は、
初段のプロセッサ・エレメントPE1内で同期クロック
CKにより1画素分遅延されて次段のプロセッサ・エレ
メントPE2に入力される。
【0024】初段以外の各プロセッサ・エレメントPE
2〜PEnはそれぞれ、前段のプロセッサ・エレメント
から出力された原画像データを1画素分遅延させて次段
のプロセッサ・エレメントへ送出する。また、各プロセ
ッサ・エレメントPE1〜PEnには、参照画像を構成
するデータが同タイミングで画素単位で入力される。以
下、このデータを参照画素データと呼ぶ。
2〜PEnはそれぞれ、前段のプロセッサ・エレメント
から出力された原画像データを1画素分遅延させて次段
のプロセッサ・エレメントへ送出する。また、各プロセ
ッサ・エレメントPE1〜PEnには、参照画像を構成
するデータが同タイミングで画素単位で入力される。以
下、このデータを参照画素データと呼ぶ。
【0025】図3はPE部1の処理動作を説明する図で
ある。図3では、説明を簡略化するために、原画像中の
対象となる画素領域が図3(a)のように4×4画素で
構成され、参照画像の検索領域が図3(b)のように8
×6画素で構成される例を示しており、原画像中の対象
となる画素領域の原画素データをC1〜C16とし、参照
画素データをN1〜N48としている。
ある。図3では、説明を簡略化するために、原画像中の
対象となる画素領域が図3(a)のように4×4画素で
構成され、参照画像の検索領域が図3(b)のように8
×6画素で構成される例を示しており、原画像中の対象
となる画素領域の原画素データをC1〜C16とし、参照
画素データをN1〜N48としている。
【0026】図4は、図2に示す各プロセッサ・エレメ
ントPE1〜PEnが参照画像中のどの4×4画素領域
との比較を行うのかを説明する図である。例えば、図2
の初段のプロセッサ・エレメントPE1は、参照画像中
の左上隅の4×4画素領域(図4(a)の斜線部)内の
データを原画像中の対象領域と画素ごとに比較し、両デ
ータの差分値を出力する。
ントPE1〜PEnが参照画像中のどの4×4画素領域
との比較を行うのかを説明する図である。例えば、図2
の初段のプロセッサ・エレメントPE1は、参照画像中
の左上隅の4×4画素領域(図4(a)の斜線部)内の
データを原画像中の対象領域と画素ごとに比較し、両デ
ータの差分値を出力する。
【0027】また、次段のプロセッサ・エレメントPE
2は、図4(a)よりも1画素分右にずれた参照画像中
の4×4画素領域(図4(b)の斜線部)内のデータに
ついて、原画像と比較する。同様に、プロセッサ・エレ
メントPE3〜PE10はそれぞれ、図4(c)〜図4
(j)の斜線部で示した参照画像中の画素領域につい
て、それぞれ原画像中の対象領域と比較して、両データ
の差分値をそれぞれ出力する。
2は、図4(a)よりも1画素分右にずれた参照画像中
の4×4画素領域(図4(b)の斜線部)内のデータに
ついて、原画像と比較する。同様に、プロセッサ・エレ
メントPE3〜PE10はそれぞれ、図4(c)〜図4
(j)の斜線部で示した参照画像中の画素領域につい
て、それぞれ原画像中の対象領域と比較して、両データ
の差分値をそれぞれ出力する。
【0028】図5はプロセッサ・エレメントPE1〜P
E6の出力が変化する様子を示す図である。例えば、図
5のの期間には、各プロセッサ・エレメントPE1〜
PEnに参照画像中の左上隅の画素データN1が入力さ
れ、プロセッサ・エレメントPE1には原画像中の画素
データC1が入力される。そして、プロセッサ・エレメ
ントPE1は両データの差分値|C1−N1|を出力す
る。
E6の出力が変化する様子を示す図である。例えば、図
5のの期間には、各プロセッサ・エレメントPE1〜
PEnに参照画像中の左上隅の画素データN1が入力さ
れ、プロセッサ・エレメントPE1には原画像中の画素
データC1が入力される。そして、プロセッサ・エレメ
ントPE1は両データの差分値|C1−N1|を出力す
る。
【0029】この状態で同期クロックCKが入力される
と、プロセッサ・エレメントPE1内の原画素データC
1は次段のプロセッサ・エレメントPE2に伝達され、
代わりにプロセッサ・エレメントPE1には原画素デー
タC2が入力される。このとき、各プロセッサ・エレメ
ントPE1〜PEnには、参照画素データN2が入力さ
れる。したがって、プロセッサ・エレメントPE2は|
C1−N2|を出力し、プロセッサ・エレメントPE1
は前回の差分値|C1−N1|に今回の差分値|C2−
N2|を加えた累積値を出力する。
と、プロセッサ・エレメントPE1内の原画素データC
1は次段のプロセッサ・エレメントPE2に伝達され、
代わりにプロセッサ・エレメントPE1には原画素デー
タC2が入力される。このとき、各プロセッサ・エレメ
ントPE1〜PEnには、参照画素データN2が入力さ
れる。したがって、プロセッサ・エレメントPE2は|
C1−N2|を出力し、プロセッサ・エレメントPE1
は前回の差分値|C1−N1|に今回の差分値|C2−
N2|を加えた累積値を出力する。
【0030】以下同様に、同期クロックCKが入力され
るたびに、原画素データは画素単位で次段のプロセッサ
・エレメントに伝達され、それに応じて各プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnは画素単位で原画素データと
参照画素データとの差分を演算して、その累積値を出力
する。以上の演算を継続することにより、各プロセッサ
・エレメントPE1〜PEnはそれぞれ、原画像中の対
象となる4×4画素領域内の画素データと、図4の斜線
部で示す参照画像中の4×4画素領域内の画素データと
の差分を演算して出力する。
るたびに、原画素データは画素単位で次段のプロセッサ
・エレメントに伝達され、それに応じて各プロセッサ・
エレメントPE1〜PEnは画素単位で原画素データと
参照画素データとの差分を演算して、その累積値を出力
する。以上の演算を継続することにより、各プロセッサ
・エレメントPE1〜PEnはそれぞれ、原画像中の対
象となる4×4画素領域内の画素データと、図4の斜線
部で示す参照画像中の4×4画素領域内の画素データと
の差分を演算して出力する。
【0031】図6は図1のPE部1を構成する各プロセ
ッサ・エレメントPE1〜PEnの内部構成を示すブロ
ック図である。各プロセッサ・エレメントPE1〜PE
nはいずれも、セレクタ21と、フリップフロップ22
〜25と、差分器26と、絶対値加算器27と、飽和処
理部28とを有する。
ッサ・エレメントPE1〜PEnの内部構成を示すブロ
ック図である。各プロセッサ・エレメントPE1〜PE
nはいずれも、セレクタ21と、フリップフロップ22
〜25と、差分器26と、絶対値加算器27と、飽和処
理部28とを有する。
【0032】このうち、セレクタ21は、外部から入力
された参照画素データを、参照画素選択信号に応じて選
択する処理を行う。すなわち、セレクタ21は、原画素
データと比較すべき参照画素データを参照画素選択信号
に基づいて選択する。フリップフロップ22は原画素デ
ータを同期クロックCKで1画素分遅延させ、同様にフ
リップフロップ23は参照画素データを同期クロックC
Kで1画素分遅延させる。
された参照画素データを、参照画素選択信号に応じて選
択する処理を行う。すなわち、セレクタ21は、原画素
データと比較すべき参照画素データを参照画素選択信号
に基づいて選択する。フリップフロップ22は原画素デ
ータを同期クロックCKで1画素分遅延させ、同様にフ
リップフロップ23は参照画素データを同期クロックC
Kで1画素分遅延させる。
【0033】差分器26は、原画素データと参照画素デ
ータとの差分を演算して出力する。絶対値加算器27
は、前回の差分累積値と差分器26の出力とを足し合わ
せて、新たな差分累積値を求める。飽和処理部28は、
絶対値加算器27の出力がオーバーフローしないように
オーバーフロー処理を行う。飽和処理部28の出力は、
フリップフロップ25で同期クロックCKに同期化され
た後に、外部に出力される。
ータとの差分を演算して出力する。絶対値加算器27
は、前回の差分累積値と差分器26の出力とを足し合わ
せて、新たな差分累積値を求める。飽和処理部28は、
絶対値加算器27の出力がオーバーフローしないように
オーバーフロー処理を行う。飽和処理部28の出力は、
フリップフロップ25で同期クロックCKに同期化され
た後に、外部に出力される。
【0034】図7は動き検出部2の内部構成を示す回路
図である。図示のように、動き検出部2は、縦続接続さ
れた複数のプロセッサ・エレメントPE1〜PEnのそ
れぞれで検出された差分値の最小値を検出する最小値判
定回路31と、プロセッサ・エレメントPE1〜PEn
の不良検出を行う不良検出回路32と、不良になったプ
ロセッサ・エレメントPEを最小値判定回路31での判
定対象から除外する処理を行うエラー出力除外回路33
とを有する。
図である。図示のように、動き検出部2は、縦続接続さ
れた複数のプロセッサ・エレメントPE1〜PEnのそ
れぞれで検出された差分値の最小値を検出する最小値判
定回路31と、プロセッサ・エレメントPE1〜PEn
の不良検出を行う不良検出回路32と、不良になったプ
ロセッサ・エレメントPEを最小値判定回路31での判
定対象から除外する処理を行うエラー出力除外回路33
とを有する。
【0035】不良検出回路32は、予め定めたテストパ
ターンを原画素データとして初段のプロセッサ・エレメ
ントPE1に入力し、かつ、そのテストパターンに対応
する参照画素データを各プロセッサ・エレメントPE1
〜PEnに入力したときに、各プロセッサ・エレメント
PEの出力が予め定めた値になるか否かにより不良検出
を行う。
ターンを原画素データとして初段のプロセッサ・エレメ
ントPE1に入力し、かつ、そのテストパターンに対応
する参照画素データを各プロセッサ・エレメントPE1
〜PEnに入力したときに、各プロセッサ・エレメント
PEの出力が予め定めた値になるか否かにより不良検出
を行う。
【0036】不良検出回路32の内部には、不良が検出
されたプロセッサ・エレメントPEの種類を記憶する記
憶部32aが設けられており、不良検出後に動画像デー
タが各プロセッサ・エレメントPE1〜PEnに入力さ
れた場合には、この記憶部32aに記憶された情報が制
御信号としてエラー出力除外回路33に供給される。エ
ラー出力除外回路33は、不良検出回路32からの制御
信号に基づいて、正常動作をしているプロセッサ・エレ
メントの出力のみを最小値判定回路31に供給する。
されたプロセッサ・エレメントPEの種類を記憶する記
憶部32aが設けられており、不良検出後に動画像デー
タが各プロセッサ・エレメントPE1〜PEnに入力さ
れた場合には、この記憶部32aに記憶された情報が制
御信号としてエラー出力除外回路33に供給される。エ
ラー出力除外回路33は、不良検出回路32からの制御
信号に基づいて、正常動作をしているプロセッサ・エレ
メントの出力のみを最小値判定回路31に供給する。
【0037】最小値判定回路31は、最も小さい差分値
を出力したプロセッサ・エレメントを特定し、このプロ
セッサ・エレメントに入力された参照画素データに基づ
いて動作ベクトルを決定する。
を出力したプロセッサ・エレメントを特定し、このプロ
セッサ・エレメントに入力された参照画素データに基づ
いて動作ベクトルを決定する。
【0038】このように、第1の実施形態の動き検出部
2は、縦続接続された複数のプロセッサ・エレメントP
E1〜PEnのうち、正常な差分値を出力しない不良の
プロセッサ・エレメントを除外して差分値の最小値を演
算するため、動きベクトルの検出精度を上げることがで
き、画像の圧縮率を劣化させるおそれもなくなる。
2は、縦続接続された複数のプロセッサ・エレメントP
E1〜PEnのうち、正常な差分値を出力しない不良の
プロセッサ・エレメントを除外して差分値の最小値を演
算するため、動きベクトルの検出精度を上げることがで
き、画像の圧縮率を劣化させるおそれもなくなる。
【0039】〔第2の実施形態〕第2の実施形態は、不
良のプロセッサ・エレメントには、原画素データを入力
しないようにしたものである。
良のプロセッサ・エレメントには、原画素データを入力
しないようにしたものである。
【0040】図8は第2の実施形態におけるPE部1a
と動き検出部2aの内部構成を示すブロック図である。
PE部1は、複数のプロセッサ・エレメントPE1〜P
Enをセレクタ41を挟んで縦続接続した構成になって
いる。初段のプロセッサ・エレメントPE1には原画像
中の対象となるm×n画素領域(m,nは1以上の整
数)のデータが画素単位で入力される。この原画素デー
タは、プロセッサ・エレメントPE1内で同期クロック
CKにより1画素分遅延されてセレクタ41に入力され
る。セレクタ41は、動き検出部2から出力された制御
信号に基づいて、プロセッサ・エレメントから出力され
た原画素データを次段のプロセッサ・エレメントに入力
するか否かを切り換える。
と動き検出部2aの内部構成を示すブロック図である。
PE部1は、複数のプロセッサ・エレメントPE1〜P
Enをセレクタ41を挟んで縦続接続した構成になって
いる。初段のプロセッサ・エレメントPE1には原画像
中の対象となるm×n画素領域(m,nは1以上の整
数)のデータが画素単位で入力される。この原画素デー
タは、プロセッサ・エレメントPE1内で同期クロック
CKにより1画素分遅延されてセレクタ41に入力され
る。セレクタ41は、動き検出部2から出力された制御
信号に基づいて、プロセッサ・エレメントから出力され
た原画素データを次段のプロセッサ・エレメントに入力
するか否かを切り換える。
【0041】ところで、PE部1内には、プロセッサ・
エレメントの一部が不良になった場合を見越して、実際
に使用されるプロセッサ・エレメントの数よりも多くの
プロセッサ・エレメントが設けられており、各プロセッ
サ・エレメントの前段に接続されたセレクタを切り換え
ることにより、各プロセッサ・エレメントを使用するか
否かを設定する。
エレメントの一部が不良になった場合を見越して、実際
に使用されるプロセッサ・エレメントの数よりも多くの
プロセッサ・エレメントが設けられており、各プロセッ
サ・エレメントの前段に接続されたセレクタを切り換え
ることにより、各プロセッサ・エレメントを使用するか
否かを設定する。
【0042】動き検出部2aは、最小値判定回路31と
不良検出回路32とを有する。不良検出回路32は、第
1の実施形態と同様に、テストパターンなどを用いて、
PE部1内の各プロセッサ・エレメントの不良を検出
し、検出した不良情報を記憶部32aに記憶するととも
に、各セレクタを切換制御するための制御信号を出力す
る。
不良検出回路32とを有する。不良検出回路32は、第
1の実施形態と同様に、テストパターンなどを用いて、
PE部1内の各プロセッサ・エレメントの不良を検出
し、検出した不良情報を記憶部32aに記憶するととも
に、各セレクタを切換制御するための制御信号を出力す
る。
【0043】例えば、図8のプロセッサ・エレメントP
E2が不良になった場合には、その前段に接続されてい
るセレクタ41を切り換えて、プロセッサ・エレメント
PE1から出力された原画素データをプロセッサ・エレ
メントPE2に入力せずに、次段のプロセッサ・エレメ
ントPE3に入力するようにする。これにより、不良の
プロセッサ・エレメントPE2は使われなくなる。
E2が不良になった場合には、その前段に接続されてい
るセレクタ41を切り換えて、プロセッサ・エレメント
PE1から出力された原画素データをプロセッサ・エレ
メントPE2に入力せずに、次段のプロセッサ・エレメ
ントPE3に入力するようにする。これにより、不良の
プロセッサ・エレメントPE2は使われなくなる。
【0044】最小値判定回路31は、不良検出回路32
から出力された制御信号に基づいて、不良になったプロ
セッサ・エレメントを除いた残りのプロセッサ・エレメ
ントの出力の中から、最小値を出力するプロセッサ・エ
レメントを選択して動作ベクトルを検出する。
から出力された制御信号に基づいて、不良になったプロ
セッサ・エレメントを除いた残りのプロセッサ・エレメ
ントの出力の中から、最小値を出力するプロセッサ・エ
レメントを選択して動作ベクトルを検出する。
【0045】このように、第2の実施形態は、一部のプ
ロセッサ・エレメントが不良になった場合に備えて、予
め多目にプロセッサ・エレメントを備えておき、各プロ
セッサ・エレメントを使用するか否かをセレクタ41で
切り換えるようにしたため、不良になったプロセッサ・
エレメントを簡易かつ迅速に他のプロセッサ・エレメン
トに置き換えることができ、動きベクトルの検出精度を
常に一定に維持できる。
ロセッサ・エレメントが不良になった場合に備えて、予
め多目にプロセッサ・エレメントを備えておき、各プロ
セッサ・エレメントを使用するか否かをセレクタ41で
切り換えるようにしたため、不良になったプロセッサ・
エレメントを簡易かつ迅速に他のプロセッサ・エレメン
トに置き換えることができ、動きベクトルの検出精度を
常に一定に維持できる。
【0046】なお、図1に示したPE部1内に含まれる
プロセッサ・エレメントの数には特に制限はない。ま
た、各プロセッサ・エレメントが比較を行う画素領域の
画素数にも、特に制限はない。また、図7および図8に
示した動き検出部2,2aは、MPEG1やMPEG2などの種
々の規格の画像処理装置に適用することができる。
プロセッサ・エレメントの数には特に制限はない。ま
た、各プロセッサ・エレメントが比較を行う画素領域の
画素数にも、特に制限はない。また、図7および図8に
示した動き検出部2,2aは、MPEG1やMPEG2などの種
々の規格の画像処理装置に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、正常な差分値を出力しないプロセッサ・エレメン
トを除外した状態で、各プロセッサ・エレメントから出
力された差分値の最小値を求めて動きベクトルを検出す
るようにしたため、一部のプロセッサ・エレメントが不
良になっても、動きベクトルの検出精度が極端に悪くな
るおそれがない。
れば、正常な差分値を出力しないプロセッサ・エレメン
トを除外した状態で、各プロセッサ・エレメントから出
力された差分値の最小値を求めて動きベクトルを検出す
るようにしたため、一部のプロセッサ・エレメントが不
良になっても、動きベクトルの検出精度が極端に悪くな
るおそれがない。
【0048】また、複数のプロセッサ・エレメントを縦
続接続して、初段のプロセッサ・エレメントに原画像中
の画素データを入力し、このデータを、各プロセッサ・
エレメントで1画素分ずつ遅延させて次段のプロセッサ
・エレメントに入力するような構成の場合には、不良に
なったプロセッサ・エレメントをバイパスすることによ
り、動きベクトルの検出精度の低下を防止できる。
続接続して、初段のプロセッサ・エレメントに原画像中
の画素データを入力し、このデータを、各プロセッサ・
エレメントで1画素分ずつ遅延させて次段のプロセッサ
・エレメントに入力するような構成の場合には、不良に
なったプロセッサ・エレメントをバイパスすることによ
り、動きベクトルの検出精度の低下を防止できる。
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施形態のブロ
ック図。
ック図。
【図2】図1に示すPE部の内部構成を示す図。
【図3】PE部の処理動作を説明する図。
【図4】各プロセッサ・エレメントが参照画像中のどの
4×4画素領域と比較を行うかを説明する図。
4×4画素領域と比較を行うかを説明する図。
【図5】プロセッサ・エレメントの出力変化の様子を示
す図。
す図。
【図6】プロセッサ・エレメントの内部構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図7】動き検出部の内部構成を示す回路図。
【図8】第2の実施形態におけるPE部と動き検出部の
内部構成を示すブロック図。
内部構成を示すブロック図。
【図9】動きベクトルを説明する図。
【図10】プロセッサ・エレメントを用いて構成された
従来の動き検出部のブロック図。
従来の動き検出部のブロック図。
【図11】プロセッサ・エレメントの動作を説明する
図。
図。
【図12】図11のプロセッサ・エレメントの出力の一
例を示す図。
例を示す図。
1 プロセッサ・エレメント(PE)部 2 動き検出部 3 フレームメモリ 4 動き補償部 5 離散コサイン変換(DCT)部 6 量子化部 7 可変長符号化部 8 バッファメモリ 9 逆量子化部 10 離散コサイン逆変換(IDCT)部
Claims (6)
- 【請求項1】原画像中の対象となるm×n(m,nは1
以上の整数)画素領域のデータと、 参照画像中のそれぞれ異なるm×n(m,nは1以上の
整数)画素領域のデータとの差分値をそれぞれ検出する
複数のプロセッサ・エレメントと、 これら複数のプロセッサ・エレメントでそれぞれ検出さ
れた前記差分値の最小値を検出する最小値検出手段と、 前記検出された最小値に基づいて、原画像中の前記対象
となるm×n画素領域の動きベクトルを検出する動きベ
クトル検出手段とを備えた画像処理装置において、 前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントを検
出する不良検出手段と、 この不良検出手段により検出された不良のプロセッサ・
エレメントを、前記最小値検出手段での検出対象から除
外する不良除外手段とを備えることを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項2】原画像中の対象となるm×n(m,nは1
以上の整数)画素領域のデータと、参照画像中のそれぞ
れ異なるm×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデ
ータとの差分値をそれぞれ検出する複数のプロセッサ・
エレメントと、 これら複数のプロセッサ・エレメントのそれぞれで検出
された前記差分値に基づいて、原画像中の前記対象とな
るm×n画素領域の動きベクトルを検出する動きベクト
ル検出手段とを備え、 前記複数のプロセッサ・エレメントは互いに縦続接続さ
れ、初段の前記プロセッサ・エレメントには、原画像中
の前記対象となるm×n画素領域のデータがシリアルに
入力され、初段の前記プロセッサ・エレメントは原画像
中の前記対象となるm×n画素領域のデータを1画素分
遅延させた遅延データを出力し、各プロセッサ・エレメ
ントは前段のプロセッサ・エレメントから出力された前
記遅延データを1画素分ずつ遅延させて後段のプロセッ
サ・エレメントに入力する画像処理装置であって、 前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントを検
出する不良検出手段と、 この不良検出手段により検出された不良のプロセッサ・
エレメントの前段のプロセッサ・エレメントから出力さ
れた前記遅延データを、前記不良のプロセッサ・エレメ
ントの次段の前記プロセッサ・エレメントに入力するバ
イパス手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】前記不良検出手段により検出された不良の
プロセッサ・エレメントを記憶する記憶手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装
置。 - 【請求項4】前記不良検出手段は、原画像中の前記対象
となるm×n画素領域のデータとして、予め定めたテス
トパターンを入力して前記不良のプロセッサ・エレメン
トを検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】原画像中の対象となるm×n(m,nは1
以上の整数)画素領域のデータと、参照画像中のそれぞ
れ異なるm×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデ
ータとの差分値を、それぞれ別々のプロセッサ・エレメ
ントで検出し、これらプロセッサ・エレメントでそれぞ
れ検出された前記差分値に基づいて、原画像中の前記対
象となるm×n画素領域のデータの動きベクトルを検出
する画像処理方法において、 正常な前記差分値を出力しない前記プロセッサ・エレメ
ントを除いた残りの前記プロセッサ・エレメントのう
ち、最も小さい前記差分値を出力する前記プロセッサ・
エレメントに入力される参照画像中のm×n画素領域の
データに基づいて、原画像中の前記対象となるm×n画
素領域のデータの動きベクトルを検出することを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項6】原画像中の対象となるm×n(m,nは1
以上の整数)画素領域のデータと、参照画像中のそれぞ
れ異なるm×n(m,nは1以上の整数)画素領域のデ
ータとの差分値を、それぞれ別々のプロセッサ・エレメ
ントで検出し、これらプロセッサ・エレメントで検出さ
れた前記差分値に基づいて、原画像中の前記対象となる
m×n画素領域のデータの動きベクトルを検出する画像
処理方法において、 前記複数のプロセッサ・エレメントを縦続接続して初段
の前記プロセッサ・エレメントに原画像中の前記対象と
なるm×n画素領域のデータをシリアルに入力し、 初段の前記プロセッサ・エレメントは、原画像中の前記
対象となるm×n画素領域のデータを1画素分遅延させ
た遅延データを出力し、 各プロセッサ・エレメントは、前段のプロセッサ・エレ
メントから出力された前記遅延データを1画素分ずつ遅
延させて後段のプロセッサ・エレメントに入力し、 前記複数のプロセッサ・エレメントのうち、正常な前記
差分値を出力しない不良のプロセッサ・エレメントの前
段のプロセッサ・エレメントから出力された前記遅延デ
ータを、前記不良のプロセッサ・エレメントの次段の前
記プロセッサ・エレメントに入力し、 正常な前記差分値を出力しない前記プロセッサ・エレメ
ントを除いた残りの前記プロセッサ・エレメントのそれ
ぞれから出力された前記差分値に基づいて、原画像中の
前記対象となるm×n画素領域のデータの動きベクトル
を検出することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19228197A JPH1141603A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19228197A JPH1141603A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141603A true JPH1141603A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16288677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19228197A Pending JPH1141603A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1141603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013232231A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-11-14 | Square Enix Holdings Co Ltd | 描画サーバ、センタサーバ、符号化装置、制御方法、符号化方法、プログラム、及び記録媒体 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19228197A patent/JPH1141603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013232231A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-11-14 | Square Enix Holdings Co Ltd | 描画サーバ、センタサーバ、符号化装置、制御方法、符号化方法、プログラム、及び記録媒体 |
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