JPH1141422A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH1141422A
JPH1141422A JP9197281A JP19728197A JPH1141422A JP H1141422 A JPH1141422 A JP H1141422A JP 9197281 A JP9197281 A JP 9197281A JP 19728197 A JP19728197 A JP 19728197A JP H1141422 A JPH1141422 A JP H1141422A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
line
image
reflected light
conversion means
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JP9197281A
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English (en)
Inventor
Yoshio Watanabe
義夫 渡邉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】色単位に光量の補正を行うことができ、色変動
を吸収する。 【解決手段】色単位及びライン単位で受光するカラーC
CDセンサ14に光電変換部Aを併設し、この光電変換
部Aで露光ランプ13から照射した光が原稿から反射さ
れた反射光を受光し、所定の光量に達した際、シフトゲ
ートスイッチSWを閉じて1ラインに対応する感光画素
30,…からの画像信号をCCDアナログシフトレジス
タ31に記憶し、CCDアナログシフトレジスタ31に
記憶した画像信号を増幅部32で増幅して読取画像信号
として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿台に載せら
れた原稿に光を照射し、その反射光をカラーCCDセン
サで受光することにより原稿の画像を読み取る画像読取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿を載せる原稿台(ガラス)、
原稿を照明する照明装置と原稿からの反射光を反射する
第1の鏡を同架した第1キャリッジと、第1キャリッジ
の鏡からの光を反射する第2および第3の鏡を同架した
第2キャリッジと、第3の鏡が反射した光をCCDセン
サ上に結像する光学レンズからなり、原稿台の一端には
白基準とする白基準板や黒基準とする黒基準板などがあ
り、第2キャリッジは第1キャリッジの1/2の速度で
原稿面を走査することにより画像を読み取る画像読取装
置が提供されている。
【0003】このような画像読取装置では、照明のムラ
とCCDセンサの感度ばらつきを補正するため、原稿を
読み取る前に白基準板や黒基準板を読み取り、それぞれ
を白基準、黒基準としてメモリに記憶しておき、原稿を
読み取る際に白基準や黒基準を用いて正規化をおこなう
シェーディング補正が知られている。
【0004】従来のシェーディング補正では、ビット精
度が光源の光量変動に影響されるため光量が一定になる
ようにフィードバック制御がおこなわれていた。しかし
ながら、光量が一定になるようにフィードバック制御を
おこなっていても、カラーの画像読み取りを行った場
合、例えば、赤色(Red )、緑色(Green)、青色(Blu
e)の画像読み取りでは、図7に示すようにそれぞれの
色による光量変動があり、このような色変動を抑制する
ことが出来ないという不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のシェーディング補正ではビット精度が光源の光量変動
に影響されるため光量が一定になるようにフィードバッ
ク制御がおこなわれているが、カラーの画像読み取りを
行った場合、例えば、赤色(Red )、緑色(Green )、
青色(Blue)の画像読み取りでは、それぞれの色による
光量変動があり、このような色変動を抑制することが出
来ないという問題があった。そこで、この発明は、色単
位に光量の補正を行うことができ、色変動を吸収するこ
とのできる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像読取装置
は、原稿に光を照射し、その反射光で露光される1ライ
ンに対応する所定数の感光画素からの画像信号を用いて
ライン単位で画像を読取る画像読取装置において、上記
所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光して光
電変換する光電変換手段と、この光電変換手段からの出
力に応じて上記所定数の感光画素の露光量を制御する制
御手段とから構成されている。
【0007】この発明の画像読取装置は、原稿に光を照
射し、その反射光で露光される1ラインに対応する所定
数の感光画素からの画像信号を用いてライン単位で画像
を読取る画像読取装置において、上記所定数の感光画素
に併設され、上記反射光を受光してその受光する光子数
に比例した電荷を発生して蓄積する光電変換手段と、こ
の光電変換手段に蓄積される電圧と予め定められた基準
電圧とを比較する比較手段と、この比較手段で上記光電
変換手段に蓄積された電圧が上記基準電圧を越えた際、
上記所定数の感光画素からの1ライン分の画像信号を記
憶する記憶手段とから構成されている。
【0008】この発明の画像読取装置は、原稿に光を照
射し、その反射光で露光される1ラインに対応する所定
数の感光画素からの画像信号を用いてライン単位で画像
を読取る画像読取装置において、上記所定数の感光画素
に併設され、上記反射光を受光して光電変換して蓄積す
る光電変換手段と、この光電変換手段で受光開始から光
電変換されて蓄積される電圧と予め定められた基準電圧
とを比較する比較手段と、この比較手段で上記光電変換
手段で蓄積された電圧が上記基準電圧を越えた際、上記
所定数の感光画素からの1ライン分の画像信号を記憶す
る記憶手段とから構成されている。
【0009】この発明の画像読取装置は、原稿に光を照
射し、その反射光で露光される1ラインに対応する所定
数の感光画素からの画像信号を用いてライン単位で画像
を読取る画像読取装置において、上記所定数の感光画素
に併設され、上記反射光を受光してその受光する光子数
に比例した電荷を発生して蓄積する光電変換手段と、こ
の光電変換手段に蓄積される電圧と予め定められた基準
電圧とを比較する比較手段と、この比較手段で上記光電
変換手段に蓄積された電圧が上記基準電圧を越えた際、
上記所定数の感光画素からの1ライン分の画像信号を記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたアナログ
の画像信号をデジタルの画像信号に変換する変換手段
と、この変換手段で変換されたデジタルの画像信号を処
理する画像処理手段とから構成されている。
【0010】この発明の画像読取装置は、原稿に光を照
射し、その反射光で露光される1ラインに対応する所定
数の感光画素からの画像信号を用いてライン単位で画像
を読取る画像読取装置において、上記所定数の感光画素
に併設され、上記反射光を受光して光電変換する光電変
換手段と、この光電変換手段からの出力に応じて上記所
定数の感光画素の露光量を上記ラインをシフトするライ
ンシフトパルス間隔で制御する制御手段とから構成され
ている。
【0011】この発明の画像読取装置は、原稿に光を照
射し、その反射光で露光される1ラインに対応する所定
数の感光画素からの画像信号を用いてライン単位で画像
を読取る画像読取装置において、上記所定数の感光画素
に併設され、上記反射光を受光して光電変換して蓄積す
る光電変換手段と、この光電変換手段で受光開始から所
定期間の間、光電変換されて蓄積される電圧と予め定め
られた基準電圧とを比較する比較手段と、この比較手段
で上記光電変換手段で蓄積された電圧が上記基準電圧を
越えた際、上記感光画素で光電変換された1ライン分の
画像信号を記憶する記憶手段と、上記比較手段で上記所
定期間内に上記光電変換手段で蓄積された電圧が上記基
準電圧を越えなかった場合、エラー信号を出力する出力
手段とから構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る画像読取装置1の概略構成を示すものである。すなわ
ち、画像読取装置1は、複写すべき原稿が載置される原
稿台11、原稿台11上に載置された原稿を押える開閉
自在なプラテンカバー12、原稿台11上に載置された
原稿を照明する光源としての露光ランプ13、露光ラン
プ13からの光照射による原稿からの反射光を光電変換
する光電変換手段としてのカラーCCDセンサ14を有
している。なお、露光ランプ13には、その管壁を一定
温度に加熱するための加熱手段としての図示しないラン
プヒータが設置されている。また、原稿台11には、原
稿を載置するプラテンガラス15と原稿を突き当てて原
稿位置を測る原稿スケール16とが設けられている。ま
た、原稿スケール16に直角でプラテンガラス15の端
にも白基準板25が設けられている。
【0013】露光ランプ13の側方には、露光ランプ1
3からの光を原稿に効率良く収束させるためのリフレク
タ17が配設されている。また、露光ランプ13とカラ
ーCCDセンサ14との間には、原稿からカラーCCD
センサ14へ向かう光、すなわち、原稿からの反射光が
通過される光路を折曲げるための複数のミラー18、1
9、20、および上記反射光をカラーCCDセンサ14
の受光面に集束させるためのレンズユニット21などが
配設されている。
【0014】そして、原稿台11上に載置された原稿
は、露光ランプ13、および、ミラー18〜20からな
る走査系が原稿台11の下面に沿って矢印a方向に往復
動移動することにより、その往復時に露光走査されるよ
うになっている。この場合、ミラー19、20は光路長
を保持するように、ミラー18の1/2の速度にて移動
するようになっている。
【0015】上記走査系の走査による原稿からの反射
光、つまり、露光ランプ13の光照射による原稿からの
反射光は、ミラー18〜20によって反射された後、レ
ンズユニット21を通りカラーCCDセンサ14に導か
れ、原稿の像がカラーCCDセンサ14の受光面に結像
されるようになっている。
【0016】なお、露光ランプ13、カラーCCDセン
サ14、ミラー18〜20、および、レンズユニット2
1によって走査ユニット22が構成されている。そし
て、露光ランプ13、リフレクタ17、および、ミラー
18は第1キャリッジ23に設けられ、ミラー19,2
0は第2キャリッジ24に設けられ、これらのキャリッ
ジ23,24はそれぞれ図示しないモータによって移動
されるようになっている。
【0017】図2は、画像読取装置1の制御系を示すも
のである。画像読取装置1は、全体を制御するCPU
2、制御プログラム等が記憶されているROM3、デー
タ記憶用のRAM4、カラーCCDセンサ14を駆動す
るCCDドライバ5、露光ランプ13、ミラー18、1
9、20等を移動するモータの回転を制御するスキャナ
モータドライバ6、カラーCCDセンサ14からのアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7、
カラーCCDセンサ14のばらつきあるいは周囲の温度
変化などに起因するカラーCCDセンサ14からの出力
信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するた
めのシェーディング補正回路8、及びシェーディング補
正回路8からのシェーディング補正されたデジタル信号
を一旦記憶するラインメモリ9とから構成されている。
【0018】図3は、カラーCCDセンサ14の外観構
成を示すものである。カラーCCDセンサ14は、図3
に示すようにCCDが3組あり、それぞれのCCDの画
素列14a,14b,14cに3種の相異なった色(例
えばRGB)のカラーフィルタR,G,Bが掛けられて
いる。
【0019】図4は、カラーCCDセンサ14周辺の構
成を示すもので、カラーCCDセンサ14、露光ランプ
13、プラテンガラス15、レンズユニット21、白基
準板25等の構成を示す。ただし、ミラー等は省略して
ある。なお、図4において、露光ランプ13は、実際に
はセンサAに平行に配置されている。
【0020】また、本発明に係るカラーCCDセンサ1
4は、所定数の感光画素30,…を有し、さらに1ライ
ン毎の累積光量を検出制御して光量を補正する補正手段
としての光電変換部Aが併設されている。
【0021】図5は、光電変換部Aの詳細な回路構成を
示すものである。すなわち、光電変換部Aは、受光素子
Dp、受光素子Dpに並列に接続されたキャパシタンス
Cp、受光素子DpおよびキャパシタンスCpの出力と
外部からの参照電圧Vrefを入力とするコンパレータ
CMP、外部シフトパルスSHextと後述するフリッ
プフロップFF1のQ出力とを入力とする論理積AND
1、コンパレータCMPの出力とAND1の出力とを入
力とする論理和OR1、OR1の出力をクロック入力と
するフリップフロップFF1、フリップフロップFF1
のQ出力と外部シフトパルスSHextとを入力とする
論理和OR2、外部シフトパルスSHextと後述する
フリップフロップFF1のNQ出力とを入力とする論理
積AND2、論理積AND2の出力をクロック入力とす
るフリップフロップFF2、及びシステムリセット信号
が入力される論理和OR3とから構成されている。
【0022】なお、閾値としての参照電圧Vrefは、
抵抗R1,R2,R3、及びボリュームVL1によって
調整されている。OR2の出力は、内部シフトパルスS
Hinとして図4に示す各感光画素30の出力をCCD
アナログシフトレジスタ31に接続するシフトゲートス
イッチSW,…、及び受光素子Dpおよびキャパシタン
スCpの出力をSS(グランド)レベルにリセットする
スイッチSW1に接続される。
【0023】感光画素30の各出力と転送パルスΦ1,
Φ2を入力とするCCDアナログシフトレジスタ31
は、CCDアナログシフトレジスタ31の出力を入力と
する増幅部32、CCDアナログシフトレジスタ31の
出力をSSレベルにリセットするスイッチSWrに接続
されている。
【0024】スイッチSWrは外部から入力されるリセ
ットパルスRSで動作し、増幅部32の出力が読取画像
信号として出力される。次に、このような構成において
画像読取動作を図6のタイムチャートを参照して説明す
る。
【0025】まず、電源がオンとなってしばらくすると
フリップフロップFF1とFF2のリセット端子Rにロ
ーレベルであったシステムリセット信号がハイレベルに
なり、フリップフロップFF1とFF2のQ出力はロー
レベルに確定される。
【0026】受光素子Dpは、露光ランプ13からの反
射光を受けるとその光子の数に比例した電荷を発生す
る。この電荷は、コンデンサCpに蓄えられ、電圧Vp
としてスイッチSW1を通じてコンパレータCMPに入
力される。
【0027】コンパレータCMPには外部から参照電圧
Vrefが入力されており、Vp<Vrefの期間t
1、コンパレータCMPの出力はローレベルが出力され
る。フリップフロップFF1のQ出力は、ローレベルで
あるからAND1の出力もローレベルである。
【0028】コンパレータCMPの出力とローレベルで
あるAND1の出力を入力とするOR1の出力はローレ
ベルである。受光素子Dpに光が当てられ続け、電圧V
pが増加してVp>Vrefになる期間t2になるとコ
ンパレータCMPの出力がローレベルからハイレベルに
変わり、その結果、OR1の出力がローレベルからハイ
レベルに変わる。
【0029】OR1の出力がローレベルからハイレベル
に変わるとフリップフロップFF1のQ出力はハイレベ
ルになる。ハイレベルになったフリップフロップFF1
のQ出力が入力されるOR2の出力は、外部シフトパル
スSHextの状態にかかわらずハイレベルとなる。
【0030】このOR2の出力は、内部シフトパルスS
Hinとして各感光画素30の出力をCCDアナログシ
フトレジスタ31に接続するシフトゲートスイッチS
W,…を閉じ、各感光画素30の出力をCCDアナログ
シフトレジスタ31に転送し、また、スイッチSW1を
閉じて受光素子DpおよびキャパシタンスCpの出力電
圧VpをSSレベルにリセットする。
【0031】この時点でフリップフロップFF1のQ出
力はハイレベルなので、外部シフトパルスSHext入
力がAND1を通じてOR1に入力されるようになる。
電圧Vp=SS<VrefとなったためコンパレータC
MPの出力はローレベルとなり、OR1の出力は外部シ
フトパルスSHext=ローレベルなのでローレベルに
なるがフリップフロップFF1の出力は変わらない。
【0032】外部シフトパルスSHext=ローレベル
からハイレベルに変わるとAND1の出力がハイレベル
となりOR1の出力が再度ハイレベルになり、フリップ
フロップFF1のQ出力がローレベルに変わる。
【0033】この時点で、AND1の出力はローレベル
になりOR1の出力がローレベルとなりフリップフロッ
プFF1入力もローレベルとなるが、フリップフロップ
FF1の出力は変化しない。
【0034】また、外部シフトパルスSHext=ハイ
レベルなのでOR2の出力SHintはハイレベルのま
まで、外部シフトパルスSHext=ローレベルになっ
た時点でOR2の出力SHintがローレベルになる。
【0035】OR2の出力SHintがローレベルにな
ると、キャパシタンスCpおよび各感光画素30の図示
しない蓄積コンデンサには光電電荷の蓄積が再開され
る。以下上述した順で回路が動作する。
【0036】次に、光量が不足してコンパレータCMP
の出力がハイレベルにならない場合の動作を説明する。
コンパレータCMPの出力がハイレベルにならない場
合、フリップフロップFF1のQ出力はローレベルであ
り、AND1の出力は常にローレベルとなる。
【0037】しかし、OR2の出力は、外部シフトパル
スSHextをそのまま出力するので外部シフトパルス
SHextに同期して、各感光画素30のCCDアナロ
グシフトレジスタ31への転送とキャパシタンスCpの
リセットはおこなわれる。
【0038】一方、フリップフロップFF1のNQ出力
と外部シフトパルスSHextとは、AND2に入力さ
れるのでフリップフロップFF1のQ出力がローレベル
のとき外部シフトパルスSHextがフリップフロップ
FF2のクロックCK入力に入り、フリップフロップF
F2のQ出力をハイレベルに変える。
【0039】一旦、フリップフロップFF2のQ出力が
ハイレベルになると、フリップフロップFF2のデー夕
入力DにフリップフロップFF2のQ出力が接続されて
いるので、以後、フリップフロップFF2のCK入力に
変化が起きてもフリップフロップFF2のQ出力はハイ
レベルに固定される。フリップフロップFF2のQ出力
をローレベルに戻すのは、フリップフロップFF1のN
Q出力がローレベル、すなわち電圧Vpが参照電圧Vr
ef以上になったときである。
【0040】従って、フリップフロップFF2のQ出力
がハイになったときは光量が不足しているエラー(Er
ror)状態を表している。さて、外部シフトパルスS
Hextの周期に同期して、1ライン毎のデータが取り
込まれるので、第1キャリッジ23の移動速度V[mm
/S]と原稿の副走査方向の単位長さ当たりの読み取り
ライン数L[ライン/mm]から外部シフトパルスSH
extの周期T[S]が次式のように求まる。
【0041】 T=1/LV[S] ここで、T1は光蓄積時間である。上述したカラーCC
Dセンサ14では、図3に示したようにCCDが3組あ
り、それぞれのCCD14a,14b,14cの画素列
にカラーフィルタR,G,Bが掛けられ、各色毎に露光
がおこなわれる。このように色単位に光量の補正をおこ
なうことができるので光色の変動を吸収することが可能
となる。
【0042】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、比較的安価な方法で照明系の光量変動を除去
できるのみならず各読取色に最適な露光がおこなわれる
ので、安定した高度な色分解能を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
色単位に光量の補正を行うことができ、色変動を吸収す
ることのできる画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像読取装置の概略構成を示す
断面図。
【図2】画像読取装置の制御系を示すブロック図。
【図3】カラーCCDセンサの外観構成を示す図。
【図4】カラーCCDセンサ周辺の構成を示す図。
【図5】カラーCCDセンサの詳細な回路構成を示す
図。
【図6】画像読取動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図7】赤、緑、青のそれぞれの色による光量変動を示
す図。
【符号の説明】
1…画像読取装置 2…CPU 3…ROM 4…RAM 5…CCDドライバ 6…スキャナモータドライバ 7…A/D変換回路 8…シェーディング補正回路 9…ラインメモリ 11…原稿台 13…露光ランプ 14…CCDセンサ 21…レンズユニット 23…第1キャリッジ 24…第2キャリッジ 25…白基準板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    て光電変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの出力に応じて上記所定数の感光
    画素の露光量を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    てその受光する光子数に比例した電荷を発生して蓄積す
    る光電変換手段と、 この光電変換手段に蓄積される電圧と予め定められた基
    準電圧とを比較する比較手段と、 この比較手段で上記光電変換手段に蓄積された電圧が上
    記基準電圧を越えた際、上記所定数の感光画素からの1
    ライン分の画像信号を記憶する記憶手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    て光電変換して蓄積する光電変換手段と、 この光電変換手段で受光開始から光電変換されて蓄積さ
    れる電圧と予め定められた基準電圧とを比較する比較手
    段と、 この比較手段で上記光電変換手段で蓄積された電圧が上
    記基準電圧を越えた際、上記所定数の感光画素からの1
    ライン分の画像信号を記憶する記憶手段と、を具備した
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    てその受光する光子数に比例した電荷を発生して蓄積す
    る光電変換手段と、 この光電変換手段に蓄積される電圧と予め定められた基
    準電圧とを比較する比較手段と、 この比較手段で上記光電変換手段に蓄積された電圧が上
    記基準電圧を越えた際、上記所定数の感光画素からの1
    ライン分の画像信号を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたアナログの画像信号をデジタ
    ルの画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段で変換されたデジタルの画像信号を処理す
    る画像処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    て光電変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの出力に応じて上記所定数の感光
    画素の露光量を上記ラインをシフトするラインシフトパ
    ルス間隔で制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、ラインシフトパルス間
    隔に上限があることを特徴とする請求項5記載の画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、ラインシフトパルス間
    隔が上限に達したことを外部に伝達する手段があること
    を特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿に光を照射し、その反射光で露光さ
    れる1ラインに対応する所定数の感光画素からの画像信
    号を用いてライン単位で画像を読取る画像読取装置にお
    いて、 上記所定数の感光画素に併設され、上記反射光を受光し
    て光電変換して蓄積する光電変換手段と、 この光電変換手段で受光開始から所定期間の間、光電変
    換されて蓄積される電圧と予め定められた基準電圧とを
    比較する比較手段と、 この比較手段で上記光電変換手段で蓄積された電圧が上
    記基準電圧を越えた際、上記感光画素で光電変換された
    1ライン分の画像信号を記憶する記憶手段と、 上記比較手段で上記所定期間内に上記光電変換手段で蓄
    積された電圧が上記基準電圧を越えなかった場合、エラ
    ー信号を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
JP9197281A 1997-07-23 1997-07-23 画像読取装置 Pending JPH1141422A (ja)

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JP9197281A JPH1141422A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 画像読取装置

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