JPH1141108A - 可変長符号化システム及び可変長符号化方法 - Google Patents

可変長符号化システム及び可変長符号化方法

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JPH1141108A
JPH1141108A JP19698497A JP19698497A JPH1141108A JP H1141108 A JPH1141108 A JP H1141108A JP 19698497 A JP19698497 A JP 19698497A JP 19698497 A JP19698497 A JP 19698497A JP H1141108 A JPH1141108 A JP H1141108A
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JP19698497A
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Hideo Arakida
英 穂 荒木田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないハードウエア量でMPEG4規格の可
変長符号化システムを実現する。 【解決手段】 中央処理装置20は、可変長符号化前の
マクロブロックMBを、マクロブロックヘッダMB
H’、DCT係数部COEF’の順に順番に可変長符号
化装置10へ送出し、どのマクロブロックMBまでが1
つのビデオパケットVPに入るかを判断する。次に、中
央処理装置20は、この1つのビデオパケットVPに入
れることができるマクロブロックMBのすべてのマクロ
ブロックヘッダMBH’を順番に送出し、その後、すべ
てのDCT係数部COEFを順番に送出する。これによ
り、少ないハードウエアでMPEG4規格の可変長符号
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変長符号化システ
ム及び可変長符号化方法に関し、特に、MPEG(Movi
ng Picture Experts Group)4規格の可変長符号化(Va
riable Length Code)システム及び可変長符号化方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から動画像を圧縮して符号化する技
術について、様々なものが用いられていた。このような
動画像の符号化技術の規格の1つとして、H.263規
格があった。このH.263規格はテレビ会議用に制定
された規格であり、図5の上段に示すようなビットスト
リームを採用していた。すなわち、ビットストリーム中
にマクロブロックヘッダMBHと、DCT(Discrete C
osine Transform )係数部COEFとが、交互に存在し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このH.2
63規格を基礎として、MPEG4規格という動画像の
符号化技術が制定されようとしている。このMPEG4
規格は、携帯電話等の移動体通信、テレビ電話、インタ
ーネット等を念頭に置いて、数〜数十kビット/秒とい
う比較的低い転送レートでの動画像の転送を目的に制定
される規格である。このため、高い圧縮率や、小さい画
面サイズを採用したりすることのほか、回線品質が劣悪
である場合も想定して、誤りに強い構造のビットストリ
ームを採用する必要がある。このため、図5の下段に示
すようなビットストリームを採用しようとしている。
【0004】この図5の下段からわかるように、このM
PEG4規格では、ビデオパケットVPという小さいパ
ケット単位でデータの転送を行う。このビデオパケット
VPは、マクロブロックヘッダMBHとDCT係数部C
OEFとの符号量の合計が、一定符号量以下になるよう
にしなければならない。すなわち、1つのビデオパケッ
トVPが、一定のビット数以下になるようにしなければ
ならない。また、ビデオパケットVP中の前側にマクロ
ブロックヘッダMBHを固めて置き、ビデオパケットV
P中の後側にDCT係数部COEFを固めて置かなけれ
ばならない。これらは、DCT係数部COEF中のいず
れかの部分にビット誤りが発生したとしても、ビデオパ
ケットVPを後側から逆にたどっていくことにより、ビ
ット誤りが発生した部分のみを切り捨てることができる
ようにするためである。
【0005】これらのことを、ハードウエア的に可変長
符号化装置で実現するには、従来のH.263規格の可
変長符号化装置に加えて、マクロブロックヘッダMB
HとDCT係数部COEFとの符号量の合計を計算する
カウンタ回路と、マクロブロックヘッダMBHとDC
T係数部COEFとを並べ替えるための並べ替え回路と
が、必要となる。
【0006】しかし、従来のH.263規格の可変長符
号化装置に、これらカウンタ回路と並び替え回路とをす
べて持たせると、回路が複雑になり、その規模も大きく
なってしまう。特に、並べ替え回路を実現するには、中
央処理装置から受け取ったデータを、可変長符号化した
後に格納しておくための特別なメモリを可変長符号化装
置内に設ける必要がある。このようなメモリを可変長符
号化装置に別途設けると、非常に面積が大きくならざる
を得ない。すなわち、これらのすべてをハードウエア化
することは、可変長符号化装置の大型化を招いてしまう
という問題がある。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題を解決し
て、回路が複雑とならないMPEG4規格の可変長符号
化システムを提供することを目的とする。すなわち、
マクロブロックヘッダMBHとDCT係数部COEFと
の符号量の合計を計算することと、マクロブロックヘ
ッダMBHとDCT係数部COEFとを並べ替えること
を、実現しつつ、小型化を図ることができる可変長符号
化システムを提供することを目的とする。つまり、特別
なメモリを可変長符号化装置に設けることなくMPEG
4規格の符号化を行うことができる可変長符号化システ
ムを提供することを目的とする。言い換えると、本発明
は、MPEG4規格における可変長符号化を少ないハー
ドウエア量で行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る可変長符号化システムは、可変長符号
化前のデータを、可変長符号にした上で、データの順番
を並べ替えて一定符号量以下のパケットとして出力す
る、可変長符号化システムであって、中央処理装置は、
可変長符号化装置に可変長符号化前のデータを並べ替え
る前の順番で送出して、前記可変長符号化装置から可変
長符号化後のデータの符号量をカウントした値を受け取
ることにより、可変長符号化後のデータが一定符号量以
下になるデータの範囲を調べ、次に前記中央処理装置
は、この一定符号量以下に納まるデータの範囲内でデー
タを並べ替えた上で、この並べ替えた順番で再び同じ可
変長符号化前のデータを前記可変長符号化装置に送出す
る、ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本実施形態は、中央処理装置から
可変長符号化装置へ、可変長符号化前の同じデータを2
度送ることにより、マクロブロックヘッダMBHとD
CT係数部COEFとの符号量の合計を計算し、マク
ロブロックヘッダMBHとDCT係数部COEFとを並
べ替えることを、少ないハードウエア量で実現したもの
である。図面に基づいて、以下に詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施形態の可変長符号化システ
ムを示す図である。この図1からわかるように、この可
変長符号化システムは、可変長符号化装置10と中央処
理装置20と格納装置22と通信バッファ装置30とを
備えて構成されている。
【0011】中央処理装置20は、種々のデータの演算
や種々の周辺装置の制御等を行うRISC型の処理装置
である。特に本実施形態においては、可変長符号化装置
10へモード指定用の制御信号を送ったり、格納装置2
2から可変長符号化するデータを取り出し、可変長符号
化装置10へ送ったりする役割を有する。格納装置22
には、1つの画面フレームを複数に分割して形成された
マクロブロックMBの各データが格納されている。すな
わち、画像メモリ24における画面フレームをDCT変
換装置26と量子化装置28とを介すことにより形成し
た複数のマクロブロックMBが格納されている。これら
のマクロブロックMBのデータは、次の画面フレームが
格納装置22に読み込まれるまで、その内容を保持して
いる。
【0012】可変長符号化装置10は、中央処理装置2
0から受け取ったデータを可変長符号化する。より具体
的には、この可変長符号化装置10には、中央処理装置
20から信号を受け取る制御部11が設けられている。
この制御部11が中央処理装置20から受け取る信号に
は、前述のようにモード指定用の制御信号と、可変長符
号化するデータとがある。モード指定用の制御信号は、
可変長符号化装置10のモードを、符号量カウントモー
ドと出力モードとに切り替えるための信号である。制御
部11は、このモード指定用の制御信号に基づいて、可
変長符号テーブル部12と演算部13と第1カウンタ部
14と第2カウンタ部15とを、制御する。
【0013】可変長符号テーブル部12は、制御部11
から可変長符号化するデータを受け取り、テーブルを引
いて、このデータを可変長符号化する。すなわち、受け
取ったデータに対応する可変長符号を割り付ける。
【0014】演算部13は、この可変長テーブル部12
から可変長符号化データを受け取り、通信バッファ装置
30へ出力することができる形式に整える。すなわち、
可変長符号テーブル部12から送られてくる可変長符号
化データは、その長さがまちまちである。この長さがま
ちまちな可変長符号化データを順次蓄えておき、一定の
長さのデータになった時点で第1カウンタ部14、通信
バッファ装置30、第2カウンタ15へ送り出す。例え
ば、第1カウンタ部14と通信バッファ装置30との間
が、8ビットの信号線である場合には、可変長符号テー
ブル部12から受け取った可変長符号化データが8ビッ
ト分たまった時点で、第1カウンタ14へこの可変長符
号化データを送り出す。
【0015】第1カウンタ部14は、通信バッファ装置
30へ出力した可変長符号化データの符号量を数える。
この数えられた符号量は中央処理装置20へ常時出力さ
れる。第2カウンタ部15は、通信バッファ装置30へ
出力しなかった可変長符号化データの符号量を数える。
この数えられた符号量は中央処理装置20へ常時出力さ
れる。これら第1カウンタ部14と第2カウンタ部15
のうち、どちらのカウンタ部を使用するかは、中央処理
装置20からの制御信号に基づいて、制御部11が選択
する。
【0016】通信バッファ装置30はこの可変長符号化
装置10から可変長符号化データを受け取り、先入れ先
出し(FIFO)方式で、外部の通信回線にこの可変長
符号化データを出力する。すなわち、通信バッファ装置
30は、外部の通信回線へ出力する可変長符号化データ
のバッファとしての役割を有する。
【0017】次に、図2に基づいて、この可変長符号化
装置10の動作を説明する。図2はマクロブロックMB
のマクロブロックヘッダMBHとDCT係数部COEF
とのデータの流れを示す図である。
【0018】この図2からわかるように、概略的には、
中央処理装置20は、可変長符号化前のマクロブロック
MBを、マクロブロックヘッダMBH’、DCT係数部
COEF’の順に順番に可変長符号化装置10へ送出
し、どのマクロブロックMBまでが1つのビデオパケッ
トVPに納まるかを判断する。次に、中央処理装置20
は、この1つのビデオパケットVPに納まるマクロブロ
ックMBのすべてのマクロブロックヘッダMBH’を送
出し、その後、すべてのDCT係数部COEF’を送出
することにより、MPEG4規格の可変長符号を生成す
る。
【0019】より詳しくは、まず、中央処理装置20
は、制御部11へ符号量カウントモード用の制御信号を
送出する。すなわち、中央処理装置20は、可変長符号
化後のマクロブロックヘッダMBHとDCT係数部CO
EFとの符号量の合計を求めるために、可変長符号化装
置10のモードを通信バッファ装置30へ可変長符号化
したデータを出力しないモードに切り替える。また、中
央処理装置20は、第2カウンタ部15のカウンタ値を
ゼロにする。
【0020】次に、中央処理装置20は従来のH.26
3規格と同様に、マクロブロックヘッダMBH’、DC
T係数部COEF’の順番で、データを送る。ここで
は、可変長符号化前と可変長符号化後のデータを区別す
るため、可変長符号化前の符号には’を付するものとす
る。この例では、中央処理装置20は、マクロブロック
ヘッダMBH1’を格納装置22から読み込んで、制御
部11へ送出する。このマクロブロックヘッダMBH
1’を受け取った制御部11は、これを可変長符号テー
ブル部12へ送る。このマクロブロックヘッダMBH
1’を受け取った可変長符号テーブル部12は、これに
対応する可変長符号を割り付け、可変長符号化されたマ
クロブロックヘッダMBH1を生成する。そしてこのマ
クロブロックヘッダMBH1を、演算部13へ送る。こ
の演算部13は、モードが符号量カウントモードである
ので、このマクロブロックヘッダMBH1を、第2カウ
ンタ部15へ送る。第2カウンタ部15は、このマクロ
ブロックヘッダMBH1の符号量をカウントして、その
値を中央処理装置20へ常時出力する。つまり、可変長
符号化装置10は、通信バッファ装置30へはデータは
出力せずに、中央処理装置20へカウンタ値のみを出力
する。
【0021】このカウンタ値を受け取った中央処理装置
20は、その値がMPEG4規格で定めるビデオパケッ
トVPの一定符号量を超えていないかどうかを判断す
る。すなわち、可変長符号化後のマクロブロックヘッダ
MBH1の符号量が一定の値を超えていないかどうかを
判断する。そして、一定符号量を超えていないので、次
に、中央処理装置20はDCT係数部COEF1’を格
納装置22から読み込んで、可変長符号化装置10の制
御部11へ送出する。この場合も、上述したマクロブロ
ックヘッダMBH1の時と同様に、中央処理装置20
は、第2カウンタ部15から、カウンタ値のみを受け取
る。すなわち、前回のマクロブロックヘッダMBH1と
今回のDCT係数部COEF1とを合わせたカウンタ値
を、第2カウンタ部15から受け取る。中央処理装置2
0は、このカウンタ値が一定符号量を超えていないかど
うかを判断する。そして、中央処理装置20は、一定符
号量を超えていないので、マクロブロックヘッダMBH
2’を格納装置22から読み込んで、可変長符号化装置
10へ送出する。これ以降も同様に、DCT係数部CO
EF2’、マクロブロックヘッダMBH3’、DCT係
数部COEF3’、マクロブロックヘッダMBH4’と
順番に可変長符号化装置10へ送出する。
【0022】この例では、中央処理装置20が、マクロ
ブロックヘッダMBH4’を送出した後に、第2カウン
タ部15から受け取るカウンタ値は、MPEG4規格で
定められた一定の符号量を超える。このため、中央処理
装置20は、1つのビデオパケットVPに、マクロブロ
ックヘッダMBH1’からDCT係数部COEF3’ま
でを収めることができることがわかる。つまり、1つの
ビデオパケットに3つのマクロブロックMBを納めるこ
とができることがわかる。中央処理装置20は、このカ
ウンタ値が一定符号量を超えた時点でマクロブロックM
Bの送出を打ち切り、この一定の符号量を超えた1つ前
のマクロブロックMBまでの数を記録する。
【0023】次に、中央処理装置20は、可変長符号化
装置10へモード指定用の制御信号を送り、可変長符号
化装置10のモードを出力モードに切り替える。続い
て、中央処理装置20は、MPEG4規格のビットスト
リームで可変長符号化装置10へデータを送る。すなわ
ち、先程記録したマクロブロックMBまでのマクロブロ
ックヘッダMBH’を送り、続いて、先程記録したマク
ロブロックMBまでのDCT係数部COEF’を送る。
この例では、3つのマクロブロックMBが1つのビデオ
パケットに納まりきることがすでにわかっているので、
この3つのマクロブロックMBのマクロブロックヘッダ
MBH’とDCT係数部COEF’との順番を入れ替え
て、送る。具体的には、図2の上段からわかるように、
中央処理装置20は、マクロブロックヘッダMBH
1’、MBH2’、MBH3’、DCT係数部COEF
1’、COEF2’、COEF3’、の順番で、格納装
置22から読み込んで、再度、可変長符号化装置10へ
送出する。
【0024】このような順番でデータを受け取った可変
長符号化装置10は、1回目の時と同様に、順次、可変
長符号テーブル部12へデータを送る。可変長符号テー
ブル部12では、これを1回目と同様にテーブルを引い
て、そのデータに対応する可変長符号を割り付ける。そ
して、演算部13へ、この可変長符号後のデータを送
る。演算部13では、このデータを整えた上で、可変長
符号化装置10のモードが出力モードであるので、第1
カウンタ部14へデータを出力する。第1カウンタ部1
4では、データを通信バッファ装置30へ出力するとと
もに、その出力したビット数をカウントして蓄積してい
く。この第1カウンタ部14においてカウントされたカ
ウンタ値は、中央処理装置20へ常時出力される。
【0025】以上で1つのビデオパケットVPが出力さ
れたが、これ以後も同様の処理を繰り返して、マクロブ
ロックMBをMPEG4規格で可変長符号化していく。
この例では、次に送るべきデータは、先程途中でデータ
の送出を打ち切ったマクロブロックヘッダMBH4’か
らである。また、この例では、中央処理装置20がマク
ロブロックヘッダMBH’を送出したときに、MPEG
4規格で定める1つのビデオパケットVPに納めること
ができる符号量を超えたが、DCT係数部COEF’を
送出したときに、この符号量を超える場合もある。その
場合でも、一定符号量を超えたDCT係数部COEFの
1つ前のマクロブロックMBまでが、1つのビデオパケ
ットVPに納めることができる範囲である。つまり、1
つのマクロブロックMBのマクロブロックヘッダMBH
とDCT係数部COEFとは、同一のビデオパケットV
P内に納めなければならない。
【0026】なお、中央処理装置20では、この第1カ
ウンタ部14からの値に基づいて、転送レートを考慮し
たレート制御を行う。なぜなら、通信バッファ装置30
へ出力するデータが多すぎて動画像の転送が間に合わな
くなるおそれがある場合もあるからである。このような
場合においては、中央処理装置20はデータ量を減らす
ような処理をする。例えば、動画像のフレームを飛ばし
たり、画質を落としたりする。
【0027】以上の様子をフローチャートで示すと図3
及び図4のようになる。すなわち、図3からわかるよう
に、まず、中央処理装置20は、送信可能ブロック数N
を1にし、第2カウンタ部15のビット数のカウンタ値
をゼロにする(S1)。次に、可変長符号化装置10へ
モード指定用の制御信号を送り、可変長符号化装置10
のモードを符号量カウントモードに切り替える(S
2)。次に、中央処理装置20は、制御部11へN番目
のマクロブロックMBの可変長符号化すべきデータを送
る(S3)。次に、可変長符号化テーブル部12で、マ
クロブロックヘッダMBH’を可変長符号化する(S
4)。次に、第2カウンタ部15で、可変長符号化され
たマクロブロックヘッダMBHの符号量を加算してカウ
ントし、そのカウンタ値を中央処理装置20へ出力する
(S5)。中央処理装置20では、このカウンタ値がM
PEG4規格で定める一定符号量を超えていないかどう
か判断する(S6)。カウンタ値が一定符号量を超えて
いる場合は並べ替えのための処理(S20〜S32)へ
分岐する。カウンタ値が一定符号量を超えていない場合
には、中央処理装置20から制御部11へN番目のマク
ロブロックMBのDCT係数部COEF’を送出する
(S7)。次に、可変長符号テーブル部12で、このD
CT係数部COEF’を可変長符号化する(S8)。第
2カウンタ部15で、この可変長符号化されたDCT係
数部COEFの符号量を加算してカウントし、そのカウ
ンタ値を中央処理装置20へ出力する(S9)。中央処
理装置20では、このカウンタ値がMPEG4で定める
一定符号量を超えていないかどうかを判断する(S1
0)。このカウンタ値が一定符号量を超えている場合
は、並べ替えのため処理(S20〜S32)へ分岐す
る。カウンタ値が一定符号量を超えていない場合は、送
信可能ブロック数Nに1を加えて、S3の処理から再び
繰り返す。
【0028】図4からわかるように、MPEG4規格で
定める一定符号量を超えた場合は、まず、送信ブロック
数Mを1にする(S20)。次に、中央処理装置20か
ら制御部11へ出力モードの制御信号を送出する(S2
1)。続いて、中央処理装置20から制御部11へM番
目のマクロブロックMBのマクロブロックヘッダMB
H’を送出する(S22)。このマクロブロックヘッダ
MBH’を可変長符号化テーブル部12で可変長符号化
する(S23)。この可変長符号化されたマクロブロッ
クヘッダMBHの符号量を第1カウンタ部14でカウン
トするとともに、マクロブロックヘッダMBHを通信バ
ッファ装置30へ出力する(S24)。次に、送信ブロ
ック数Mと送信可能ブロック数Nとが等しいかどうかを
判断する(S25)。両者が等しい場合はDCT係数部
COEF’の送出処理(S27〜S32)へ分岐する。
両者が等しくない場合、つまり1つのビデオパケットV
Pに納めるべきマクロブロックMBの数に達していない
場合は、送信ブロック数Mに1を加えて(S26)、S
22の処理から再び繰り返す。
【0029】送信ブロック数Mと送信可能ブロック数N
とが等しかった場合は、送信ブロック数Mを再び1にす
る(S27)。次に、中央処理装置20から制御部11
へM番目のマクロブロックMBのDCT係数部COE
F’を送出する(S28)。このDCT係数部COE
F’を可変長符号化テーブル部12で、可変長符号化す
る(S29)。この可変長符号化されたDCT係数部C
OEFの符号量を、第1カウンタ部14でカウントする
とともに、このDCT係数部COEFを通信バッファ装
置30へ出力する(S30)。次に、送信ブロック数M
と送信可能ブロック数Nとが等しいかどうかを判断する
(S31)。両者が等しくない場合、つまり1つのビデ
オパケットVPに納めるべきマクロブロックMBの数に
達していない場合は、送信ブロック数Mに1を加えて
(S32)、S28の処理から再び繰り返す。両者が等
しい場合は処理を終了する。これで1つのビデオパケッ
トVPの処理は完了するが、続いて、次のビデオパケッ
トVPの生成のための処理に入るため、再びS1からの
処理を繰り返す。
【0030】以上のように、本実施形態においては、可
変長符号化前の同じデータを2度、中央処理装置20か
ら可変長符号化装置10へ送ることとしたので、少ない
はハードウエア量で、MPEG4規格の可変長符号化装
置10を実現することができる。すなわち、可変長符号
化装置10内に、大規模なメモリを別途設けることな
く、マクロブロックヘッダMBHとDCT係数部CO
EFとの符号量の合計を計算し、マクロブロックヘッ
ダMBHとDCT係数部COEFとを並べ替えること
を、実現することができる。このように、特別なメモリ
を設ける必要がなくなることから、可変長符号化装置1
0の大幅な小型化を図ることができる。
【0031】これらのことは、格納装置22に1画面フ
レーム分のマクロブロックMBのデータが保持されてい
ることから実現できる。すなわち、中央処理装置20が
格納装置22に保持されているデータを必要に応じて複
数回読み出すことにより、このデータを有効活用する。
これにより、可変長符号化装置10には、新たにメモリ
を設けずとも、MPEG4規格の可変長符号化が可能に
なる。
【0032】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、MPEG4規格に限ら
ず、1つのパケットの符号量に制限があり、且つ、この
パケットにデータを並べ替えた上で可変長符号化する必
要のある、可変長符号化システムに適用することができ
る。また、並べ替えもヘッダ部としてのマクロブロック
ヘッダMBHとデータ部としてのDCT係数部COEF
という2つの種類に限られない。例えば、他の種類のデ
ータの並べ替えや、3つ、4つという多くの種類の並べ
替えも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可変長符
号化システムによれば、可変長符号化前の同じデータを
2度、中央処理装置から可変長符号化装置へ送ることと
したので、少ないハードウエア量で、MPEG4規格の
可変長符号化システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可変長符号化システ
ムを示す図。
【図2】図1の可変長符号化システムにおいて、可変長
符号化前のデータをMPEG4規格の可変長符号にする
様子を示す図。
【図3】可変長符号化前のデータをMPEG4規格の可
変長符号化する様子をフローチャートで示す図の一部
【図4】可変長符号化前のデータをMPEG4規格の可
変長符号化する様子をフローチャートで示す図の一部
【図5】従来のH.263規格のビットストリームと、
MPEG4規格のビットストリームとを、比較して示す
図。
【符号の説明】
10 可変長符号化装置 11 制御部 12 可変長符号テーブル部 13 演算部 14 第1カウンタ部 15 第2カウンタ部 20 中央処理装置 22 格納装置 30 通信バッファ装置 MB マクロブロック(データブロック) MBH マクロブロックヘッダ(ヘッダ部) COEF DCT係数部(データ部) VP ビデオパケット(パケット)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変長符号化前のデータを、可変長符号に
    した上で、データの順番を並べ替えて一定符号量以下の
    パケットとして出力する、可変長符号化システムであっ
    て、 中央処理装置は、可変長符号化装置に可変長符号化前の
    データを並べ替える前の順番で送出して、前記可変長符
    号化装置から可変長符号化後のデータの符号量をカウン
    トした値を受け取ることにより、可変長符号化後のデー
    タが一定符号量以下になるデータの範囲を調べ、 次に前記中央処理装置は、この一定符号量以下に納まる
    範囲の可変長符号化前のデータを、並べ替えた順番で、
    再び前記可変長符号化装置へ送出する、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  2. 【請求項2】ヘッダ部とデータ部とかなるデータブロッ
    クを複数有するデータを、可変長符号化した上で、一定
    符号量以下のパケットとして出力するとともに、このパ
    ケット内では、ヘッダ部をパケットの前側に固めて置
    き、データ部をパケットの後側に固めて置くようにし
    た、可変長符号化システムであって、 中央処理装置から前記ヘッダ部と前記データ部とを受け
    取り、これらヘッダ部とデータ部に対応した可変長符号
    を割り付ける、可変長符号テーブル部と、 前記可変長符号テーブル部から可変長符号化された前記
    ヘッダ部と前記データ部とを受け取り、その符号量をカ
    ウントする、カウンタ部と、 を備えるとともに、 前記中央処理装置は、可変長符号テーブル部にヘッダ
    部、データ部の順で可変長符号化前のデータブロックを
    送出し、前記カウンタ部から可変長符号化後の符号量を
    カウントした値を受け取ることにより、一定符号量以下
    に制限された1つのパケットに納めることができるデー
    タブロックの数を調べ、 次に前記中央処理装置は、この1つのデータパケットに
    納めることができるデータブロックの可変長符号化前の
    ヘッダ部を順番にすべて前記可変長符号テーブル部へ送
    出し、続いて、可変長符号化前のデータ部を順番にすべ
    て可変長符号テーブル部へ送出する、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  3. 【請求項3】可変長符号化前の、マクロブロックヘッダ
    とDCT係数部とからなる、マクロブロックを、MPE
    G4規格の可変長符号にして出力する可変長符号化シス
    テムであって、 中央処理装置は、可変長符号化装置にマクロブロックヘ
    ッダ、DCT係数部の順で可変長符号化前のマクロブロ
    ックを順番に送出し、前記可変長符号化装置から可変長
    符号化後の符号量をカウントした値を受け取ることによ
    り、MPEG4規格で定める1つのビデオパケットの最
    大符号量以下に納めることができるマクロブロックの数
    を調べ、 次に前記中央処理装置は、この1つのビデオパケットに
    納めることができるマクロブロックの可変長符号化前の
    マクロブロックヘッダを順番にすべて可変長符号化装置
    へ送出し、続いて、可変長符号化前のDCT係数部を順
    番にすべて可変長符号化装置へ送出することにより、M
    PEG4規格の可変長符号を生成するようにした、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  4. 【請求項4】データと制御信号とを送出する中央処理装
    置と、 前記中央処理装置から前記データと前記制御信号とを受
    け取り、可変長符号を生成する可変長符号化装置と、 を備えた可変長符号化システムであって、 前記可変長符号化装置は、 前記中央処理装置から前記データと前記制御信号とを受
    け取る制御部と、 前記制御部からデータを受け取り、このデータに対応し
    た可変長符号を割り付けて、可変長符号化データを生成
    する可変長符号化テーブル部と、 前記可変長符号化テーブル部から可変長符号化データを
    受け取る演算部と、 前記制御信号が出力モードである場合に、前記演算部か
    ら可変長符号化データを受け取り、この可変長符号化デ
    ータを通信バッファ装置に出力するとともに、その出力
    した可変長符号化データの符号量をカウントする、第1
    カウンタ部と、 前記制御信号が符号量カウントモードである場合に、前
    記演算部から可変長符号化データを受け取り、この可変
    長符号化データの符号量をカウントするとともに、その
    カウントした値を前記中央処理装置へ出力する第2カウ
    ンタ部と、 を備えるとともに、 前記中央処理装置は、符号量カウントモード用の制御信
    号を前記制御部に送出した後、データを順番に前記制御
    部へ送出して、可変長符号化データの符号量を前記第2
    カウンタ部より受け取ることにより、可変長符号化デー
    タが一定符号量以下になる範囲を調べ、 次に前記中央処理装置は、出力モード用の制御信号を前
    記制御部に送出した後、この一定符号量以下に納まるデ
    ータの範囲内でデータを並べ替えた上で、この並べ替え
    た順番で再び同じ可変長符号化前のデータを前記可変長
    符号化装置に送出する、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  5. 【請求項5】ヘッダ部とデータ部とかなるデータブロッ
    クを順番に送出するとともに、制御信号も送出する、中
    央処理装置と、 前記中央処理装置から前記ヘッダ部と前記データ部と前
    記制御信号とを受け取り、可変長符号を生成する可変長
    符号化装置と、 を備えるとともに、 前記ヘッダ部と前記データ部とを可変長符号化した上
    で、一定符号量以下のパケットとして出力し、且つ、こ
    のパケット内では、前記ヘッダ部をパケットの前側に固
    めて置き、前記データ部をパケットの後側に固めて置く
    ようにした、可変長符号化システムであって、 前記可変長符号化装置は、 前記中央処理装置から前記ヘッダ部と前記データ部と前
    記制御信号とを受け取る制御部と、 前記制御部から前記ヘッダ部と前記データ部とを受け取
    り、これらに対応した可変長符号を割り付けて、可変長
    符号化した前記ヘッダ部と前記データ部とを生成する可
    変長符号化テーブル部と、 前記可変長符号化テーブル部から可変長符号化後の前記
    ヘッダ部と前記データ部とを受け取る演算部と、 前記制御信号が出力モードである場合に、前記演算部か
    ら可変長符号後の前記ヘッダ部と前記データ部とを受け
    取り、これらを通信バッファ装置に出力するとともに、
    その出力した前記ヘッダ部と前記データ部との符号量を
    カウントする、第1カウンタ部と、 前記制御信号が符号量カウントモードである場合に、前
    記演算部から可変長符号化後の前記ヘッダ部と前記デー
    タ部とを受け取り、これらの符号量をカウントするとと
    もに、そのカウントした値を前記中央処理装置へ出力す
    る第2カウンタ部と、 を備えるとともに、 前記中央処理装置は、符号量カウントモード用の制御信
    号を前記制御部に送出した後、ヘッダ部、データ部の順
    番でデータブロックを前記制御部へ送出して、可変長符
    号化後のデータブロックの符号量を前記第2カウンタ部
    より受け取ることにより、一定符号量以下の1つのパケ
    ットに納めることができるデータブロックの数を調べ、 次に前記中央処理装置は、出力モード用の制御信号を前
    記制御部に送出した後、この1つのデータパケットに納
    めることができるデータブロックの可変長符号化前のヘ
    ッダ部を順番にすべて前記可変長符号テーブル部へ送出
    し、続いて、可変長符号化前のデータ部を順番にすべて
    可変長符号テーブル部へ送出する、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  6. 【請求項6】マクロブロックヘッダとDCT係数部とか
    らなるマクロブロックを順番に送出するとともに、制御
    信号を送出する、中央処理装置と、 前記中央処理装置から前記マクロブロックヘッダとDC
    T係数部と前記制御信号とを受け取り、可変長符号を生
    成する可変長符号化装置と、 を備えたMPEG4規格の可変長符号化システムであっ
    て、 前記可変長符号化装置は、 前記中央処理装置から前記マクロブロック係数部と前記
    DCT係数部と前記制御信号とを受け取る制御部と、 前記制御部から前記マクロブロック係数部と前記DCT
    係数部とを受け取り、これらに対応した可変長符号を割
    り付けて、可変長符号化した前記マクロブロックヘッダ
    と前記DCT係数部とを生成する可変長符号化テーブル
    部と、 前記可変長符号化テーブル部から可変長符号化後の前記
    マクロブロックヘッダと前記DCT係数部とを受け取る
    演算部と、 前記制御信号が出力モードである場合に、前記演算部か
    ら可変長符号化後の前記マクロブロックヘッダと前記D
    CT係数部とを受け取り、このれらを通信バッファ装置
    に出力するとともに、その出力した前記マクロブロック
    ヘッダと前記DCT係数部の符号量をカウントする、第
    1カウンタ部と、 前記制御信号が符号量カウントモードである場合に、前
    記演算部から可変長符号化後の前記マクロブロックヘッ
    ダと前記DCT係数部とを受け取り、これらのの符号量
    をカウントするとともに、そのカウントした値を前記中
    央処理装置へ出力する第2カウンタ部と、 を備えるとともに、 前記中央処理装置は、符号量カウントモード用の制御信
    号を前記可変長符号化装置の制御部に送出した後、マク
    ロブロックをマクロブロックヘッダ、DCT係数部の順
    に可変長符号化装置へ順番に送出して、可変長符号化後
    のマクロブロックヘッダとDCT係数部の符号量を前記
    第2カウンタ部より受け取ることにより、MPEG4規
    格で定める1つのビデオパケットに納めることができる
    マクロブロックの数を調べ、 次に前記中央処理装置は、出力モード用の制御信号を前
    記可変長符号化装置の制御部に送出した後、この1つの
    ビデオパケットに納めることができるマクロブロックの
    可変長符号化前のマクロブロックヘッダを順番にすべて
    可変長符号化装置へ送出し、続いて、可変長符号化前の
    DCT係数部を順番にすべて可変長符号化装置へ送出す
    ることにより、MPEG4規格の可変長符号を生成する
    ようにした、 ことを特徴とする可変長符号化システム。
  7. 【請求項7】可変長符号化前のデータを、可変長符号に
    した上で、データの順番を並べ替えて一定符号量以下の
    パケットとして出力する、可変長符号化方法であって、 可変長符号化装置へ可変長符号化前のデータを並べ替え
    る前の順番で送出して、前記可変長符号化装置から可変
    長符号化後のデータの符号量をカウントした値を受け取
    ることにより、可変長符号化後のデータが一定符号量以
    下になるデータの範囲を調べる段階と、 この一定符号量以下に納まる範囲の可変長符号化前のデ
    ータを、並べ替えた順番で、再び前記可変長符号化装置
    へ送出する段階と、 を備えたことを特徴とする可変長符号化方法。
  8. 【請求項8】ヘッダ部とデータ部とかなるデータブロッ
    クを複数有するデータを、可変長符号化した上で、一定
    符号量以下のパケットとして出力するとともに、このパ
    ケット内では、ヘッダ部をパケットの前側に固めて置
    き、データ部をパケットの後側に固めて置く、可変長符
    号化方法であって、 中央処理装置から可変長符号化テーブル部へ、ヘッダ
    部、データ部の順で可変長符号化前のデータブロックを
    順番に送出し、前記ヘッダ部と前記データ部に可変長符
    号を割り付ける段階と、 可変長符号化テーブル部からカウンタ部へ、可変長符号
    化した前記ヘッダ部と前記データ部とを送出し、これら
    の符号量をカウントする段階と、 前記カウンタ部から可変長符号化後の符号量をカウント
    した値を受け取ることにより、一定符号量以下に制限さ
    れた1つのパケットに納めることができるデータブロッ
    クの数を調べる段階と、 この1つのデータパケットに納めることができるデータ
    ブロックの可変長符号化前のヘッダ部を順番にすべて前
    記可変長符号テーブル部へ送出し、前記ヘッダ部に可変
    長符号を割り付ける段階と、 1つのデータパケットに納めることができるデータブロ
    ックの可変長符号化前のデータ部を順番にすべて可変長
    符号テーブル部へ送出し、前記データ部に可変長符号を
    割り付ける段階と、 を備えたことを特徴とする可変長符号化方法。
  9. 【請求項9】可変長符号化前の、マクロブロックヘッダ
    とDCT係数部とからなるマクロブロックを、MPEG
    4規格の可変長符号にして出力する可変長符号化方法で
    あって、 可変長符号化装置にマクロブロックヘッダ、DCT係数
    部の順で可変長符号化前のマクロブロックを順番に送出
    し、前記可変長符号化装置から可変長符号化後の符号量
    をカウントした値を受け取ることにより、MPEG4規
    格で定める1つのビデオパケットの最大符号量以下に納
    めることができるマクロブロックの数を調べる段階と、 この1つのビデオパケットに納めることができるマクロ
    ブロックの可変長符号化前のマクロブロックヘッダを順
    番にすべて可変長符号化装置へ送出し、続いて、可変長
    符号化前のDCT係数部を順番にすべて可変長符号化装
    置へ送出することにより、MPEG4規格の可変長符号
    を生成する段階と、を備えることを特徴とする可変長符
    号化システム。
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