JPH1141043A - 可変利得増幅器 - Google Patents

可変利得増幅器

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JPH1141043A
JPH1141043A JP19143497A JP19143497A JPH1141043A JP H1141043 A JPH1141043 A JP H1141043A JP 19143497 A JP19143497 A JP 19143497A JP 19143497 A JP19143497 A JP 19143497A JP H1141043 A JPH1141043 A JP H1141043A
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JP
Japan
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current
circuit
transistor
terminal
variable gain
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JP19143497A
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Inventor
Takashi Kurihara
隆志 栗原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変利得増幅器に於いて、利得を変化させたと
きに出力の直流のずれを小さくすること。 【解決手段】電圧電流変換回路3が入力端子1とフィー
ドバック抵抗2の一端に接続され、入力端子1に加えら
れた入力電圧信号が電流変換され、その電流出力が単相
電流信号入力可変利得電流増幅器4に入力される。単相
電流信号入力可変利得電流増幅器4では利得調整瑞子7
から利得が調整され、その電流出力が負荷6の一端に流
し込まれ電圧信号に変換され出力端子8から出力され
る。上記負荷6と上記フィードバック抵抗2の他端は接
続され、更にこの接続点は一端が接地電位と接続された
コンデンサ5と接続され交流的に接地される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変利得増幅器に
関し、より詳細には利得可変による直流出力のずれを小
さくする可変利得増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の可変利得増幅器の一例
を示した回路構成図である。図10に於いて、抵抗RA
1及びRA4、トランジスタQA1及びQA5から成る
カレントミラー回路と、抵抗RA3及びRA5、トラン
ジスタQA3及びQA9から成るカレントミラー回路
と、抵抗RA7及びRA8、トランジスタQA11及び
QA13から成るカレントミラー回路が、並列に接続さ
れている。
【0003】上記トランジスタQA1とQA3のコレク
タは、抵抗RA2を介してエミッタ接続されたトランジ
スタQA2及びQA4を介して、電流源IA1及びIA
2に接続されている。そして、上記トランジスタQA5
及びQA9のコレクタは、エミッタ接続されたトランジ
スタQA6及びQA10を介して、直列接続されたトラ
ンジスタQA7、QA8に接続される。同様に、上記ト
ランジスタQA11とQA13のコレクタは、エミッタ
接続されたトランジスタQA12及びQA14を介し
て、可変の電流源IA3に接続されている。
【0004】上記トランジスタQA4のベースとトラン
ジスタQA13のコレクタ間には抵抗RA6が接続され
る。また、トランジスタQA12のベースとトランジス
タQA14のベースは、それぞれトランジスタQA5の
コレクタと、トランジスタQA9のコレクタに、それぞ
れ接続される。そして、各抵抗RA1、RA3、RA
4、RA5、RA7、RA9の一端は電源端子Vcc
に、トランジスタQA2のベースは入力端子INに、ト
ランジスタQA4のベースはバイアス端子Biasに、
電流源IA1、IA2、IA3及びトランジスタQA8
のエミッタは接地端子GNDに、トランジスタQA13
のコレクタが出力端子OUTに、それぞれ接続されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような回路構成の
可変利得増幅器では、利得が小さいときは電流源IA3
を小さくするため、直流出力はバイアス電圧に近くな
る。しかしながら、利得が大きい時は直流入力のバイア
ス電圧との差、及び回路内部のオフセットによって、直
流出力がずれてしまうものであった。
【0006】図11は、可変利得回路の他の例を示した
回路構成図である。図11に於いて、トランジスタQA
4のベースと接地端子GND間には、コンデンサCA1
が接続されている。その他の部分は、バイアス端子Bi
asを除いたこと以外図10の回路構成と同じであるの
で説明は省略する。
【0007】このように、図11の回路では、抵抗RA
6により帰還をかける構成となっている。しかしなが
ら、利得が大きいときは直流出力は直流入力に一致しよ
うとするが、利得を下げると帰還が十分にかからなくな
る。したがって、出力の直流がずれてしまうというもの
であった。
【0008】このように、従来の可変利得増幅器では、
利得を変化させることによって、直流出力がずれるとい
う課題を有しているものであった。したがって、この発
明は上記実状に鑑みてなされたものであり、その目的は
利得を変化させたときに出力の直流のずれを小さくする
ことのできる可変利得増幅器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、入
力端子とフィードバック抵抗の一端に接続された電圧電
流変換回路と、この電圧電流変換回路の単相電流出力が
単相電流信号入力端子に接続され利得調整端子と電流出
力端子を有する単相電流信号入力可変利得電流増幅器
と、この電流出力端子に一端が接続され他端が上記フィ
ードバック抵抗の他端に接続された負荷と、このフィー
ドバック抵抗と負荷の接続点と接地電位間に接続された
コンデンサを具備することを特微とする。
【0010】この構成に於いて、入力端子に与えられた
電圧信号は電圧電流変換回路でフィードバック抵抗の一
端に与えられ、その抵抗は他端がコンデンサにより交流
的に接地されているため信号電流が流れ、その電流信号
が単相電流信号として出力される。単相電流信号入力可
変利得電流増幅器は、その単相電流信号を単相電流信号
入力端から入力し利得調整して電流出力端子から出力す
る。利得は利得調整端子で外部から調整される。電流出
力端子からの電流信号出力は負荷の一端から負荷に流し
込まれ、その負荷は他端がコンデンサにより交流的に接
地されているため電圧出力信号に変換されて出力され
る。
【0011】またこの構成に於いて、電圧電流変換回路
と単相電流信号入力可変利得電流増幅器は入力端子より
正の信号が入力された時電流出力端子は電流を流し出す
ように設定する必要がある。利得を大きくとった時、入
力端子が直流的に電位が上がると電流出力瑞子は電流を
流し出すように動作し、負荷とフィードバック抵抗に流
れるため出力電圧も上がろうとする。下げると逆にな
る。すなわち、直流的に帰還がかかり、出力端子は入力
直流電位で決まる電位になろうとする。また、利得を小
さくとった時、電流出力端子から流れ出す電流は小さく
なるため負荷とフィードバック抵抗に流れる電流が小さ
くなり、出力端子の直流電位は入力直流電位で決まる電
位になる。したがって、利得可変による出力直流電位の
ズレは小さくなる。
【0012】更に、上記単相電流信号入力可変利得電流
増幅器は、電源端子と単相電流信号入力端子との間に接
続されたカレントミラー構成の同相電流出力回路と、こ
の同相電流出力回路に接続されて複数の差動増幅回路を
有して所定のバイアスが印加されるトランジスタ回路
と、上記トランジスタ回路の複数の差動増幅回路と接地
電位間にそれぞれ接続された複数の第1の電流源と、上
記電源端子と電流出力端子との間に接続されたカレント
ミラー回路と、上記カレントミラー回路と、上記トラン
ジスタ回路及び電流源の間に接続された差動増幅回路
と、この差動増幅回路と接地電位間に接続されて利得調
整用の制御端子を有する第2の電流源とを具備すること
により実現される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の可変利得増
幅器の構成を示したブロック図である。図1に於いて、
入力端子1及びフィードバック抵抗2の一端が接続され
た電圧電流変換回路3には、単相電流信号入力可変利得
電流増幅器4が接続されている。この単相電流信号入力
可変利得電流増幅器4には、コンデンサ5を介して上記
フィードバック抵抗2の他端に接続された負荷6と、制
御用の利得調整端子7及び出力端子8が接続されてい
る。
【0014】上記負荷6は、単相電流信号入力可変利得
電流増幅器4の電流出力を電圧信号に変換するためのも
ので、直流的に繋がっている必要がある。また、上記コ
ンデンサ5は、フィードバック抵抗2及び負荷6との接
続点と、グラウンド間に接続されいる。そして、上記フ
ィードバック抵抗2、コンデンサ5、負荷6の接続点
は、交流的に接地されている。
【0015】このような構成に於いて、電圧入力信号が
入力端子1から入力されると、電圧電流変換回路3に供
給される。この電圧電流変換回路3では、入力電圧信号
をフィードバック抵抗2の一端に供給し、該フィードバ
ック抵抗2に流れる電流を単相電流出力信号として単相
電流信号入力可変利得電流増幅器4に出力する。
【0016】この単相電流信号入力可変利得電流増幅器
4は、電圧電流変換回路3からの単相電流信号を受けて
電流出力するもので、利得の可変できる線形電流増幅器
である。そして、制御用の利得調整端子7から、利得調
整された電流が単相電流信号入力可変利得電流増幅器4
を介して負荷6に出力される。ここで電圧出力に変換さ
れて、出力端子8から得られる。
【0017】図2は、上述した電流増幅回路の単相電流
信号入力可変利得電流増幅器4の基本構成を示した図で
ある。図2に於いて、同相電流出力回路10は、抵抗R
1及びトランジスタQ1と、抵抗R2及びトランジスタ
Q2と、抵抗R3及びトランジスタQ3から成るカレン
トミラー回路で構成されている。そして、上記トランジ
スタQ1のコレクタには、単相電流信号入力端子9が接
続されている。また、上記抵抗R1、R2、R3のトラ
ンジスタが接続されない側には、電源端子Vccが接続
されている。
【0018】4トランジスタ回路11は、それぞれ差動
増幅回路を構成するトランジスタQ4及びQ5と、トラ
ンジスタQ6及びQ7を有して成る。尚、上記トランジ
スタQ4のコレクタとトランジスタQ6は、それぞれ上
記トランジスタQ2及びQ3のコレクタに、そしてトラ
ンジスタQ5及びQ7のコレクタは電源端子Vccに接
続される。また、トランジスタQ7のベースには、バイ
アス入力端子Biasが接続される。
【0019】カレントミラー回路12は、抵抗R4及び
トランジスタQ8と、抵抗R5及びトランジスタQ9に
より構成される。上記抵抗R4、R5の接続点は、上記
電源端子Vccに接続される。
【0020】また、上記トランジスタQ8及びQ9のコ
レクタには、差動増幅回路13を構成する、互いにエミ
ッタ接続されたトランジスタQ10及びQ11のコレク
タに、それぞれ接続される。更に、これらトランジスタ
Q10及びQ11のベースは、上記4トランジスタ回路
11のトランジスタQ4とQ5の接続点及びトランジス
タQ6とQ7の接続点に、それぞれ接続される。
【0021】上記トランジスタQ10及びQ11のベー
スは、また、電流源回路14を構成する電流源IS1a
及びIS1bを介して接地端子GNDに接続される。更
に、トランジスタQ10及びQ11のエミッタは、利得
調整端子7からの信号により可変する可変電流源15を
構成する電流源IS2を介して接地端子GNDに接続さ
れる。
【0022】尚、上記トランジスタQ9のコレクタとト
ランジスタQ11のコレクタ間には、電流出力端子16
が接続されている。このような構成に於いて、単相電流
信号が単相電流信号入力端子9より入力されると、2つ
の同相出力を有する同相電流出力回路10に入力され
る。この同相電流信号は、4トランジスタ回路11に入
力される。そして、この4トランジスタ回路11に接続
された電流源回路14は、その電流値が無信号時に4個
のトランジスタQ4〜Q7に流れる電流が等しくなるよ
うにする。
【0023】ここで、トランジスタQ5とQ6の電流は
逆相になり、発生するベース−エミッタ間の電圧は逆相
になる。そして、その2つのエミッタ電庄が、差動増幅
回路13のトランジスタQ10及びQ11のベースに入
力される。
【0024】こうした構成(ギルバートセル)に於い
て、入力電流信号は電流源回路14と電流源15との比
で線形に増幅され、差動増幅回路13のトランジスタQ
10及びQ11のコレクタより出力される。更に、カレ
ントミラー回路12を通して電流出力端子16より出力
される。この場合、利得は利得調整端子7から電流源1
5の電流値を調整することにより調整することができ
る。
【0025】図3は、この発明の可変利得増幅器を上述
した単相電流信号入力可変利得電流増幅器4を用いて構
成した最も基本的な回路構成を示した図である。図3に
於いて、電圧電流変換回路3は、そのコレクタが単相電
流信号入力可変利得電流増幅器4のトランジスタQ1の
コレクタに、ベースが入力端子1に、そしてエミッタが
フィードバック抵抗2(R6)の一端に接続されたトラ
ンジスタQ12と、このトランジスタQ12のエミッタ
と接地端子GND間に接続された電流源IS3で構成さ
れる。
【0026】また、上記フィードバック抵抗R6の他端
はコンデンサ5(C1)を介して接地端子GNDに接続
されると共に、負荷6としての抵抗R7を介して、トラ
ンジスタQ9及びQ11のコレクタ間に接続された電圧
出力端子8に接続される。
【0027】その他の単相電流信号入力可変利得電流増
幅器4の構成は、図2に示された通りであるので、ここ
では説明を省略する。入力端子1から入力信号が供給さ
れると、電圧電流変換回路3のトランジスタQ12のベ
ースからエミッタに伝達される。これにより、フィード
バック抵抗R6の一端に入力電圧信号が与えられて信号
電流に変換され、上記トランジスタQ12のコレクタか
ら出力される。
【0028】この電流信号を受ける単相電流信号入力可
変利得電流増幅器4は、上述したように、単純なカレン
トミラーで構成される同相電流出力回路10(トランジ
スタQ1、Q2、Q3)と、ギルバートセル構造のトラ
ンジスタQ4、Q5、Q6、Q7及びQ10、Q11
と、単純なカレントミラー回路12(トランジスタQ
8、Q9)で構成されている。そして、上記電流信号
は、同相電流出力回路10を介してダイオード接続され
たトランジスタQ4及びQ6に供給される。
【0029】ここで、電流源IS1a、IS1bの電流
値は、電圧電流変換回路3の電流源IS3及び上記トラ
ンジスタQ4、Q6の電流の2倍に設定されるものとす
る。上記ギルバートセルの電流源は、IS1a、IS1
b、IS2である。そして、これらのギルバートセルの
2次側の電流源であるIS2の電流量を利得調整端子7
から調整することによって、利得を調整することができ
る。
【0030】また、単相電流信号入力可変利得電流増幅
器4の出力信号は、抵抗R7で構成される負荷R7によ
って電圧信号に変換される。電圧出力は電圧出力端子8
より出力される。フィードバック抵抗2と負荷6の接続
点は、コンデンサ5によって交流的に接地されている。
【0031】次に、このように構成された単相電流信号
入力可変利得電流増幅器4について、直流的に見てみ
る。ある程度利得の大きいときは、電圧出力端子8が抵
抗R6及びR7を介して入力トランジスタQ12のエミ
ッタに接続される。このため、回路に直流帰還が掛かっ
て、電圧出力端子8に於ける直流電位は、上記トランジ
スタQ12のエミッタ電位と同じ値になろうとする。
【0032】一方、可変電流源IS2の電流値を小さく
して利得を下げたときには、フィードバック抵抗6及び
負荷抵抗R7を流れる電流が供給できなくなる。そのた
め、やはり出力電位は入力トランジスタQ12のエミッ
タと等しくなる。したがって、利得を変化させたときの
出力電位の変動は少なくなる。
【0033】図4は、上述した図3の構成の回路を、よ
り実用的に構成した回路構成の一例を示した図である。
したがって、上述した図3の回路と異なる部分の構成に
ついてのみ説明する。
【0034】電圧電流変換回路3aの構成は、図3と同
様であるが、信号電流をトランジスタQ12のエミッタ
から得るようにして該トランジスタQ12のベース電流
で失われる分を少なくしている。また、電流源IS3
は、トランジスタQ22と抵抗R13との直列回路によ
り構成される。
【0035】単相電流信号入力可変利得電流増幅器4a
の同相電流出力回路10aは、抵抗R8、R9、R10
及びトランジスタQ13、Q14、Q15、Q16、Q
17により構成された、ベ一ス電流の影響を少なくした
カレントミラー回路が用いられている。また、カレント
ミラー回路12aについても、ベ一ス電流の影響を少な
くしたものとして、抵抗R11、R12及びトランジス
タQ18、Q19、Q20、Q21によって構成されて
いる。このように構成することにより、回路内部で発生
する出力直流電圧のズレを小さくすることができる。
【0036】また、電流源IS1a及びIS1bは、そ
れぞれトランジスタQ23と抵抗R14、及びトランジ
スタQ24と抵抗R15により構成される。そして、可
変電流源IS2は、トランジスタQ25、抵抗R16
と、利得調整端子7がベースに接続されたトランジスタ
Q26とにより構成される。そして、各電流源のトラン
ジスタQ22、Q23、Q24及びQ25のベースに電
流源バイアス端子(B)17が接続されている。この電
流源バイアス端子17から直流電圧が供給されるように
なっている。
【0037】利得調整を行う差動増幅回路13のトラン
ジスタQ10、Q11ヘの電流調整は、利得調整端子7
の電圧をトランジスタQ26のベースで受け、該トラン
ジスタQ26のエミッタでトランジスタQ25のエミッ
タ電位を変化させ、更に該トランジスタQ25のコレク
タ電流を変化させることにより行われる。
【0038】更に、4トランジスタ回路11のバイアス
は、トランジスタQ7のベースに接続されたバイアス抵
抗R17及びR18によって、Vccより抵抗分割で得
るように構成されている。
【0039】図5は、上述した図3の構成の回路を、よ
り実用的に構成した回路構成の他の例を示した図であ
る。したがって、上述した図3の回路と異なる部分の構
成についてのみ説明する。
【0040】図5に於いて、電圧電流変換回路3bは、
トランジスタQ27、Q28と、抵抗R19、R20か
ら成るカレントミラー回路と、トランジスタQ29及び
Q30から成る差動増幅回路と、トランジスタQ32及
びQ33から成るダーリントン構造とを有している。更
に、この電圧電流変換回路3bは、電流源を構成するト
ランジスタQ31、Q34及び抵抗R21、R22を有
している。
【0041】これにより、電圧入力端子1から抵抗2
(R6)の一端への歪みを抑えることができると共に、
電圧入力端子1と電圧出力端子8の直流電位を同じにす
ることができる。また、トランジスタQ32、Q33と
ダーリントン構造とすることにより、ベ一ス電流の影響
も抑えることができる。
【0042】単相電流信号入力可変利得電流増幅器4b
に於いては、同相電流出力回路10bと、カレントミラ
ー回路12bと電流源を構成するトランジスタQ25と
抵抗R16の回路構成が図4と異なっている。
【0043】すなわち、同相電流出力回路10bは、抵
抗R23、R24とトランジスタQ35、Q36とから
成るカレントミラーと、このカレントミラーで折返した
後に電流を二つに分流する抵抗R25、R26とトラン
ジスタQ37、Q38で構成されており、ベース電流の
影響も少なくなる構成としている。
【0044】カレントミラー回路12bは、抵抗R2
7、R28と、トランジスタQ39、Q40及びQ41
により構成されている。このカレントミラー回路12b
は、図4のカレントミラー回路12aと基本的に同じ構
成であるが、ダイオード接続のトランジスタを省略した
ものである。
【0045】また、差動増幅回路13の電流源を構成す
るトランジスタQ25と抵抗R16は、他の電流源とは
独立として、利得調整瑞子7から直接調節する構成とし
ている。
【0046】図6は、図5の単相電流信号入力可変利得
電流増幅器4及びその周辺回路の第1の変形例を示した
回路図である。図6に示されるように、単相電流信号入
力可変利得電流増幅器4cに於いては、内部の同相電流
出力回路10cを、カレントミラーで折り返さないで分
流する回路としている。すなわち、抵抗R25、トラン
ジスタQ37から成る直列回路がトランジスタQ30の
ベースとトランジスタQ4のコレクタ間に、そして、抵
抗R26、トランジスタQ38から成る直列回路が、ト
ランジスタQ30のベースとトランジスタQ6のコレク
タ間に、それぞれ接続される。また、上記トランジスタ
Q37及びQ38のベースは、トランジスタQ33のエ
ミッタに接続される。
【0047】更に、単相電流信号入力可変利得電流増幅
器4cは、電源ラインVccと上記同相電流出力回路1
0c間に、抵抗R29とトランジスタQ42の直列回路
が接続される。また、上記電源ラインVccに接続され
た抵抗R30を介して、トランジスタQ43及びQ44
が接続される。
【0048】上記トランジスタQ43は、ベースがトラ
ンジスタQ42のベースとトランジスタQ44のエミッ
タに接続され、コレクタはトランジスタQ44のベース
に接続されると共に電流源バイアス端子17により制御
されるトランジスタQ45及び抵抗R31を介して接地
端子GNDに接続されている。
【0049】このように単相電流信号入力可変利得電流
増幅器4cが構成されているので、電圧電流変換回路2
もそれに適するように変形して構成されている。すなわ
ち、電圧電流変換回路3cでは、トランジスタQ33の
コレクタは電源ラインVccに直接接続され、ベースは
トランジスタQ28とQ30のコレクタに接続されてい
る。
【0050】その他の構成は、図5と同じであるので説
明は省略する。図7は、図5の単相電流信号入力可変利
得電流増幅器及びその周辺回路の第2の変形例を示した
回路図である。
【0051】図7に示される回路が上述した図3乃至図
6の回路と異なる点は、4トランジスタ回路と差動トラ
ンジスタ回路を構成しているトランジスタが、NPN型
ではなくPNPトランジスタを用いていることである。
そのため、同相電流出力回路はカレントミラー回路で折
り返す必要は無く、カレントミラー回路はNPNトラン
ジスタを用いたものとなる。
【0052】また、4トランジスタ回路及び差動増幅回
路の電流源もこれらに伴ってPNP型となり、利得調整
もPNP型となる。利得調整の回路は図4の回路のもの
をPNP型としたものにしている。
【0053】すなわち、単相電流信号入力可変利得電流
増幅器4d内の同相電流出力回路10dは、電圧電流変
換回路3dのトランジスタQ32のエミッタにそれぞれ
ベースが接続されたトランジスタQ33及びQ46と、
これらトランジスタQ33及びQ46のエミッタとトラ
ンジスタQ34のコレクタ間に接続された抵抗R13及
びR32により構成されている。
【0054】4トランジスタ回路11aは、4つのPN
PトランジスタQ47、Q48、Q49、Q50により
構成されている。そして、トランジスタQ47のベース
とコレクタはトランジスタQ33のコレクタに接続さ
れ、トランジスタQ49のベースとコレクタはトランジ
スタQ46のコレクタに接続され、トランジスタQ49
のベースにベースが接続されたトランジスタQ48及び
Q50のコレクタは接地端子GNDに接続される。
【0055】また、差動増幅回路13aもPNPトラン
ジスタQ51、Q52により構成される。該トランジス
タQ51及びQ52のベースは、それぞれトランジスタ
Q49、Q50のエミッタ接続点と、トランジスタQ4
7、Q48のエミッタ接続点に接続される。
【0056】更に、上述したように、電流源を構成する
回路もPNPトランジスタを用いて構成される。すなわ
ち、4トランジスタ回路10d及び差動増幅回路13a
の電流源は、それぞれ抵抗R33とトランジスタQ56
の直列回路、抵抗R34とトランジスタQ57の直列回
路、抵抗R35とトランジスタQ58の直列回路により
構成される。
【0057】上記トランジスタQ56、Q57、Q58
のベースはトランジスタQ59のベース及びトランジス
タQ60のエミッタに接続される。そして、トランジス
タQ59のエミッタは抵抗R36を介して電源端子Vc
cに接続され、コレクタはトランジスタQ60ベースに
接続されると共に、抵抗R39と直列回路を構成するト
ランジスタQ61のコレクタに接続される。
【0058】利得調整端子7は、トランジスタQ62を
介して、抵抗R35とトランジスタQ58の接続点に接
続される。更に、カレントミラー回路12cは、差動増
幅回路13aをPNPトランジスタで構成したので、抵
抗R37、R38とNPNトランジスタQ53及びQ5
4、Q55とから構成されている。
【0059】次に、この発明の可変利得増幅器の適用例
について説明する。図8は、可変利得増幅器をカーチュ
ーナシステムに於けるFM検波器出力に付ける音声ミュ
ート回路に適用した例を示す回路構成図である。
【0060】FM検波器19はトランジスタQ65及び
Q66、抵抗R41及びR42、またトランジスタQ6
7及びQ68、抵抗R43及びR44を介して、電源端
子Vccに接続される。上記トランジスタQ67、Q6
8のコレクタは、トランジスタQ69、Q70、Q7
1、抵抗R45、R46から成るカレントミラーを介し
て接地端子GNDに接続される。
【0061】そして、FM検波器19の出力が、可変利
得増幅器20の入力端子1に接続される構成となってい
る。可変利得増幅器20の構成は、上述した図2乃至図
6の回路の構成と同様のものである。
【0062】利得調整回路21は、電源端子Vccに接
続された抵抗R49、R50とトランジスタQ73、Q
74、Q75から成るカレントミラー回路と、抵抗R5
2、R53とトランジスタQ78、Q79から成るカレ
ントミラー回路を有している。
【0063】上記トランジスタQ75は、トランジスタ
Q26に接続されたトランジスタQ57、Q72と抵抗
R48を介して接地端子Vccに接続される。上記トラ
ンジスタQ74は、トランジスタQ76及び抵抗R51
を介して、またトランジスタQ78は利得調整端子7が
接続されたトランジスタQ77を介して、更にトランジ
スタQ79はトランジスタQ80、抵抗R54を介し
て、それぞれ接地端子Vccに接続される。
【0064】基準電流入力端子22は、トランジスタQ
63及びQ64を介して電源端子Vccに、また上記ト
ランジスタQ63、抵抗R40を介して接地端子GND
に接続される。
【0065】更に、基準電圧源23には、分圧抵抗R1
7の一端と、抵抗R47を介して入力端子1が接続され
る。このカーチューナシステムは、聴感を良くするため
に受信状況に応じて音声出力の大きさを調整するもので
ある。
【0066】図8に示されるように、FM検波器19の
出力が可変利得増幅器20に接続されて入力端子1とさ
れている。FM検波器19の出力は、通常の受信時には
基準電圧23に一致しているが、受信周波数がズレた時
や妨害波が入ってきたときには電圧がずれる。このずれ
た状態で急激に利得を可変したとき、従来の可変利得増
幅器では出力直流電圧が基準電圧に戻るか、或いは回路
の直流ズレによって、出力直流電位がずれ、これが異音
となって聞こえるという問題があった。
【0067】しかしながら、図8に示されるような構成
の可変利得増幅器20を用いることにより、直流ずれを
解消することができる。図9は、この発明の可変利得増
幅器をAMの中間周波増幅回路及び検波回路部に適用し
た例を示した回路構成図である。中間周波増幅回路には
AGC(自動利得調整)回路が設けられており、ここに
可変利得増幅器が適用されている。
【0068】図9に示されるように、可変利得増幅器2
5のトランジスタQ12のベースには、コンデンサC5
を介して中間周波入力端子26が接続されていると共
に、入力バイアス抵抗27(R60)を介して基準電圧
源23が接続される。
【0069】また、上記トランジスタQ12のエミッタ
には、フィードバック抵抗2(R6)、コンデンサ5
(C1)を介して負荷6の一端が接続される。この負荷
6は、例えばインダクタンスL1とコンデンサC2の並
列回路で構成されている。そして、この負荷6の他端
は、出力端子8を介してトランジスタQ41とQ11の
コレクタに接続されている。
【0070】上記可変利得増幅器25の出力側には、A
M検波回路28が接続されている。すなわち、上記出力
端子8にベースが接続されたトランジスタQ81のコレ
クタは電源端子Vccに、エミッタはトランジスタQ8
2、抵抗R55を介して接地端子GNDに接続されると
共に、AM検波出力端子29と他端が接地されたコンデ
ンサC3の一端に接続される。
【0071】このAM検波回路28には、利得調整回路
30が接続されている。この利得調整回路30に於い
て、基準電圧源23と接地端子GNDの間には、トラン
ジスタQ83、Q84、Q85及び抵抗56の直列回路
が接続される。
【0072】カレントミラーを構成するトランジスタQ
78のコレクタには、トランジスタQ88のエミッタ、
及び抵抗R58を介してトランジスタQ87のエミッタ
が接続される。このトランジスタQ87のベースは上記
トランジスタQ84とQ85の接続点に接続され、コレ
クタはトランジスタQ26及びQ86のベースと該トラ
ンジスタQ86のコレクタに、それぞれ接続される。更
に、トランジスタQ86のエミッタは、抵抗R57を介
して接地端子GNDに接続される。
【0073】また、上記トランジスタQ88は、コレク
タが接地端子GNDに接続され、ベースは出力レベル検
出回路31に接続される。この出力レベル検出回路31
は、上記トランジスタQ88のベースとAM検波出力端
子29間に接続される抵抗R59と、上記トランジスタ
Q88のベースと接地端子間に接続されたコンデンサC
4により構成される。
【0074】このような構成に於いて、AM変調された
中間周波信号は、中間周波入力端子26より入力され
て、可変利得増幅器25の電圧の入力端子1に供給され
る。この入力端子1の直流電位は、基準電圧源23より
入力バイアス抵抗27(R60)を通して供給される。
【0075】可変利得増幅器25の電圧の出力端子8
は、負荷6とフィードバック抵抗2による直流帰還によ
って、トランジスタQ12のエミッタ電位となる。上記
負荷6は、中間周波に共振した並列共振回路とする。
【0076】上記電圧出力端子8からの出力はAM検波
回路28に入り、その検波出力はAM検波出力端子29
より出力される。AM検波回路28は、中間周波のピー
クを検波する回路である。
【0077】上記出力レベル検出回路31は、AM検波
出力端子の出力側に設けられるもので、音声成分を落と
して中問周波信号の出力端子8のレベルが検出される。
この直流出力電位は、利得調整回路30で基準電圧源2
3より供給される電位と、トランジスタQ87、Q88
により構成された差動回路にて比較される。この比較結
果に従って、可変利得増幅器の利得が調整される。
【0078】そして、この中間周波電圧の出力端子8か
らAM検波回路28、出力レベル検出回路31、利得調
整回路30、可変利得増幅器25の利得調整のループに
よって、自動利得調整(AGC)が行われる。出力レベ
ル検出回路31の直流出力電位は、中間周波電圧の出力
端子8の直流電位が変動すると変動してしまい、利得調
整回路30ではこの電位と基準電位から作られる電位が
比較されるので、AGC回路に狂いが出てきてしまう。
【0079】特に、利得変化範囲を大きくとると、従来
の可変利得増幅器を用いた場合はズレが大きくなり、有
効な調整範囲を大きくとることができない。これに対
し、この発明の可変利得増幅器を用いた場合に於いて
は、利得可変量を大きくとっても電圧出力端子8の直流
電位の変動が小さくなるため、調整範囲を大きくとるこ
とができる。
【0080】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、利得を
変化させたときに出力の直流のずれを小さくすることの
できる可変利得増幅器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の可変利得増幅器の構成を示したブロ
ック図である。
【図2】図1の単相電流信号入力可変利得電流増幅器4
の基本構成を示した図である。
【図3】この発明の可変利得増幅器を図2の単相電流信
号入力可変利得電流増幅器4を用いて構成した最も基本
的な回路構成を示した図である。
【図4】図3の構成の回路を、より実用的に構成した回
路構成の一例を示した図である。
【図5】図3の構成の回路を、より実用的に構成した回
路構成の他の例を示した図である。
【図6】図5の単相電流信号入力可変利得電流増幅器及
びその周辺回路の第1の変形例を示した回路図である。
【図7】図5の単相電流信号入力可変利得電流増幅器及
びその周辺回路の第2の変形例を示した回路図である。
【図8】この発明による可変利得増幅器をカーチューナ
システムに於けるFM検波器出力に付ける音声ミュート
回路に適用した例を示す回路構成図である。
【図9】この発明の可変利得増幅器をAMの中間周波増
幅回路及び検波回路部に適用した例を示した回路構成図
である。
【図10】従来の可変利得増幅器の一例を示した回路構
成図である。
【図11】従来の可変利得回路の他の例を示した回路構
成図である。
【符号の説明】
1 入力端子、 2 フィードバック抵抗、 3 電圧電流変換回路、 4 単相電流信号入力可変利得電流増幅器、 5 コンデンサ、 6 負荷、 7 利得調整端子、 8 出力端子、 9 単相電流信号入力端子、 10 同軸電流出力回路、 11 4トランジスタ回路、 12 カレントミラー回路、 13 差動増幅回路、 14 電流源回路、 15 可変電流源、 16 電流出力端子、 17 電流源バイアス端子、 19 FM検波器、 20、25 可変利得増幅器、 21、30 利得調整回路、 22 基準電流入力端子、 23 基準電圧源、 26 中間周波入力端子、 27 入力バイアス抵抗、 28 AM検波回路、 29 AM検波出力端子、 31 出力レベル検出回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子とフィードバック抵抗の一端に
    接続された電圧電流変換回路と、 単相電流信号入力端子に上記電圧電流変換回路の出力が
    接続されて利得調整端子と電流出力端子を有する単相電
    流信号入力可変利得電流増幅器と、 一端が上記単相電流信号入力可変利得電流増幅器の電流
    出力端子と他端が上記フィードバック抵抗の他端に接続
    された負荷と、 一端が上記フィードバック抵抗と上記負荷の接続点と他
    端が接地電位に接続されたコンデンサと、 を具備することを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 【請求項2】 電源端子と単相電流信号入力端子との間
    に接続されたカレントミラー構成の同相電流出力回路
    と、 この同相電流出力回路に接続されて複数の差動増幅回路
    を有して所定のバイアスが印加されるトランジスタ回路
    と、 上記トランジスタ回路の複数の差動増幅回路と接地電位
    間にそれぞれ接続された複数の第1の電流源と、 上記電源端子と電流出力端子との間に接続されたカレン
    トミラー回路と、 上記カレントミラー回路と、上記トランジスタ回路及び
    電流源の間に接続された差動増幅回路と、 この差動増幅回路と接地電位間に接続されて利得調整用
    の制御端子を有する第2の電流源とで構成されることを
    特徴とする可変利得増幅器。
  3. 【請求項3】 上記第2の電流源は可変電流源で構成さ
    れることを特徴とする請求項2に記載の可変利得増幅
    器。
  4. 【請求項4】 上記トランジスタ回路に所定のバイアス
    を供給するもので、上記電源端子と接地電位間に接続さ
    れた分割抵抗回路を更に具備することを特徴とする請求
    項3に記載の可変利得増幅器。
  5. 【請求項5】 上記同相電流出力回路は、カレントミラ
    ーで折り返した後の電流を分流する分流回路を更に有す
    ることを特徴とする請求項3に記載の可変利得増幅器。
  6. 【請求項6】 上記第2の電流源は、上記第1の電流源
    と独立して上記制御端子より利得調整が行われることを
    特徴とする請求項2に記載の可変利得増幅器。
  7. 【請求項7】 上記トランジスタ回路と差動増幅回路、
    及び第1、第2の電流源はNPN型トランジスタを用い
    て構成されることを特徴とする請求項2乃至6に記載の
    可変利得増幅器。
  8. 【請求項8】 上記トランジスタ回路と差動増幅回路、
    及び第1、第2の電流源はNPN型トランジスタを用い
    て構成されることを特徴とする請求項2乃至6に記載の
    可変利得増幅器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475405B1 (ko) * 2002-07-30 2005-03-10 한국과학기술원 보상회로를 갖는 가변이득증폭기
KR100499859B1 (ko) * 2002-12-12 2005-07-07 한국전자통신연구원 가변 이득 증폭기
KR100499856B1 (ko) * 2002-12-10 2005-07-07 한국전자통신연구원 가변 이득 증폭기
KR100714616B1 (ko) 2005-06-23 2007-05-07 삼성전기주식회사 지수 함수 발생기 및 이를 이용한 가변 이득 증폭기
KR100821122B1 (ko) 2005-12-09 2008-04-11 한국전자통신연구원 씨모스형 가변이득 증폭 장치

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