JPH1140637A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1140637A
JPH1140637A JP18999697A JP18999697A JPH1140637A JP H1140637 A JPH1140637 A JP H1140637A JP 18999697 A JP18999697 A JP 18999697A JP 18999697 A JP18999697 A JP 18999697A JP H1140637 A JPH1140637 A JP H1140637A
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JP
Japan
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transmittance
substrate
ela
semiconductor device
manufacturing
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JP18999697A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Imao
和博 今尾
Takashi Kuwabara
隆 桑原
Yoshihiro Morimoto
佳宏 森本
Kiyoshi Yoneda
清 米田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザーアニールの最適管理を行い、再現性
と均一性を向上する。 【解決手段】 製造用基体と同様にa−Siが形成され
た評価用基体にて、製造工程と同じレーザーアニールを
行ってp−Siを形成する。評価用基体を用いて、45
0nm付近のa−Siの透過率に対するp−Siの透過
率の比率が3.5から4.0となるような条件と同じ条
件を、以降のロットのレーザーアニールに反映させる。
適当な頻度で製造工程に評価用基体を挿入し、これの光
学的観察を行うのみの簡便な方法で、処理条件の管理が
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に半導体膜
が形成された半導体装置の製造方法に関し、特に、光学
的観察により半導体膜の状態を割り出すことで、処理工
程の条件管理を簡便化するものである。
【0002】
【従来の技術】基板上に半導体膜を作成する技術を用い
ることにより、集積回路の集積度を高めて大容量化を図
る、あるいは、液晶を間に挟持した一対の基板の一方
に、マトリクス表示部のスイッチング素子となる薄膜電
界効果型トランジスタ(TFT:Thin Film Transisto
r)を作り込み、高精細の動画表示を可能とするアクテ
ィブマトリクス型の液晶表示装置(LCD:Liquid Cry
stal Display)の量産を行う等の開発が行われている。
【0003】特に、シリコン基板に作製されたMOSF
ETに近い特性を示し得るようなTFTを絶縁基板上に
形成することができれば、LCDのマトリクス表示部の
スイッチング素子のみならず、周辺にCMOSを形成し
てマトリクス表示部に所望の駆動信号電圧を供給するた
めの周辺駆動回路を一体的に作り込むことも可能とな
り、いわゆるドライバー内蔵型LCDの量産を行うこと
ができるようになる。
【0004】ドライバー内蔵型LCDは、液晶パネルに
ドライバー素子の外付けを行うことが不要となるため、
工程の削減、狭額縁化が可能となる。特に、狭額縁化
は、近年の携帯情報端末あるいはハンディビデオカメラ
のモニター等の用途においては、製品自体の小型化が図
られる。このようなドライバー内蔵型LCDの実用化に
おける重要な課題の一つとして、ガラス等の透明絶縁基
板上に、基板の耐熱限界範囲内の温度で良質な半導体膜
を作成することがある。従来、300℃から400℃程
度の比較的低温で、非晶質状の半導体層特にアモルファ
スシリコン(a−Si)を作成することで、ガラス基板
上にTFTを形成することが行われていた。しかし、こ
のようなa−SiTFTは、オン抵抗が高く、マトリク
ス表示部のスイッチ素子には適用することはできても、
それよりも高速の動作が要求されるドライバー部を構成
するまでには到らなかった。
【0005】これに対して、数百Åから数千Åの粒径を
有した多数の単結晶粒(グレイン)が互いに接触した形
で存在する多結晶半導体をチャンネル層に用いること
で、ドライバー部にも適用できるTFTを形成すること
ができる。特に多結晶シリコン即ちポリシリコン(p−
Si)は、移動度が数十から数百cm2/V・s程度が
得られ、a−Siよりも2桁大きく、LCDのドライバ
ーを構成するには十分の速度を有したCMOSが形成さ
れる。
【0006】このようなドライバー内蔵型p−SiTF
TLCDを作成するには、ガラス基板上に膜質の良好な
p−Siを成膜することが最も大きな課題となってい
る。通常、p−Siは、基板上に成膜されたa−Siに
熱処理を施すことで結晶化を促す固相成長法(SP
C)、あるいは減圧CVD等により直接に成膜するなど
の方法により形成される。これらの成膜方法は、いずれ
も700℃から900℃程度の高温での処理であり、こ
のような高温工程を含んだp−SiTFTLCDの製造
プロセスは高温プロセスと呼ばれる。高温プロセスにお
いては、基板として耐熱性の高い石英ガラスなど、高価
な基板が要され、コストが高かった。
【0007】このため、出願人は、以前より、コストを
下げるために、プロセスの温度を最高でも600℃程度
以下とし、基板として、安価なガラス基板を採用する方
法を開発してきた。このような、全プロセスを基板の耐
熱性の限界温度以下に抑えたp−SiTFTLCDの製
造プロセスは、低温プロセスと呼ばれる。低温プロセス
は、a−Siにエキシマレーザーを施すことで、結晶化
を促してp−Siを作成するエキシマレーザーアニール
(ELA)により可能となった。エキシマレーザーは、
励起状態にされたエキシマが基底状態に戻る際に発生す
る紫外光であるが、ELAでは、所定の光学系によりレ
ーザービームの形状を加工して被処理膜に照射してい
る。これにより、特にa−Siの表面に熱エネルギーが
与えられ、基板の耐熱限界温度以下の温度で、結晶化が
行われ、p−Siが形成される。
【0008】また、ELAは、イオン注入後の活性化ア
ニールとしても用いられる。即ち、p−Siの所定量域
に、N型あるいはP型の導電形を示す不純物を注入する
ことで、チャンネル領域の両側にソース及びドレイン領
域を形成するが、注入後のp−Siに生じた格子欠陥の
回復、及び、不純物イオンの格子位置への定着を目的と
して、活性化エネルギーを与える際にもELAが有用と
なる。
【0009】図6は、ELA装置の構成図である。
(1)はレーザー発振源、(2,11)はミラー、
(3,4,5,6)はシリンドリカルレンズ、(7,
8,9,12,13)は集光レンズ、(10)は線幅方
向のスリット、(14)は表面にa−Siが形成された
被処理基板(20)を支持するステージである。レーザ
ー発振源(1)から照射されたレーザー光は、シリンド
リカルレンズ(3,5)及び(4,6)からなるコンデ
ンサーレンズにより、被照射領域が所定の形状のシート
ビームに整形される。このシートビームは、特にレンズ
(8,9,12,13)により一方向に収束されるとと
もに、レンズ(7)により他の一方向に引き延ばされて
線状にされたラインビームとして被処理基板(20)に
照射される。被処理基板(20)を載置したステージ
(14)は、照射ラインビームの線幅方向に走査され、
大面積処理による高スループットでのレーザーアニール
が実現される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すELA装置
において、ミラー(1,11)、レンズ(3,4,5,
6,7,8,9)からなる光学系は、レーザー発振源か
ら射出された不定のエネルギーを所定の形状に整形する
ため、全長数メートルにも達し、ELA装置の最も大き
な部分である。このため、レンズに大気中の塵、湿気、
化学物質が付着しやすく、レンズの透過率が低下してし
まう。この結果、レーザーパワーを最適に設定しても、
実効的な照射エネルギーが継時的に低下し、良好なレー
ザーアニールが行われないといった問題を招く。
【0011】特に、活性化アニールにおいては、十分に
シート抵抗を下げ、良好なアニールを行うには、実効的
な照射エネルギーが最適範囲内になるようにしなければ
ならない。即ち、ある程度以上のエネルギーを与えるこ
とで、十分にシート抵抗を下げるとともに、エネルギー
を過剰に供給することで、膜中の不純物のアブレーショ
ンを防ぐ必要がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題に鑑
みて成され、半導体膜の所定の波長域の光の透過率を調
べることにより、半導体装置の製造工程の処理条件を管
理する構成である。これにより、簡便な方法で処理条件
の管理が行われる。また、製造用基体における半導体装
置の製造工程の処理条件を、この製造工程と同じ処理が
行われた評価用基体における半導体膜の所定の波長域の
光の透過率を調べることにより、管理する構成である。
【0013】これにより、簡便な方法で評価用基体にて
最適処理条件の割り出しを行い、これを製造用基体に適
用することで、常時、処理条件の管理が行える。また、
基板上に形成された多結晶半導体膜の活性化処理工程を
有する半導体装置の製造方法において、評価用基体での
非晶質半導体膜における所定の波長域での光透過率と、
この非晶質半導体膜に前記活性化処理工程と同じ処理を
施すことで結晶化された多結晶半導体膜における所定の
波長域での光透過率とを調べ、前記2つの光透過率の比
率が所定の範囲内になる条件に、前記活性化処理工程の
条件を設定する構成である。
【0014】これにより、評価用基体を用いた光学的測
定によって、高い頻度で製造工程の処理条件の調査がで
きるので、常時、工程の管理が行われ、装置の継時変化
を吸収すべく、最適処理条件が維持される。特に、前記
活性化処理工程は、レーザーアニール工程である構成で
ある。これにより、再現性及び均一性の低いレーザーア
ニールの条件管理が可能となるので、良好な活性化処理
が行われる。
【0015】特に、前記所定の波長域は450〜500
nm付近である構成である。これにより、非晶質半導体
と多結晶半導体、あるいは、その中間段階での結晶状態
の変化が、透過率変化に最も大きく表れるので、処理条
件の最適設定が正確に行われる。特に、前記所定倍の範
囲は3.0〜4.0倍である構成である。
【0016】この時、最適な条件下での活性化アニール
が行われ、良好な特性を有した半導体素子が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、各エネルギーにて、a−
SiにELAを施した結果、結晶化されて得られたp−
Siの透過率の波長依存性を調べた結果を示す。図中、
曲線Aは、a−Si、即ち、エネルギー0の場合、曲線
Bは180mJ/cm2の場合、曲線Cは195mJ/
cm2の場合である。図より、450〜500nmの波
長域において、ELA照射エネルギーの変化に対する透
過率の変化が最も大きくなっていることが分かる。即
ち、この波長域において、ELA照射エネルギーの変化
がp−Siの透過率に大きく影響を及ぼしている。この
ような関係はa−Siの膜厚に依存するが、200〜1
000Åの範囲内、特に300〜600Åで上述の性質
を示す。
【0018】従って、この波長域における透過率を調べ
ることで、そのp−SiのELA照射エネルギーを割り
出すことができる。更に図2に、a−SiにELAを施
して得られたp−Siについて、ELA照射エネルギー
とその時のp−Siの透過率との関係を示す。実験で
は、透明基板上にa−Siが形成された各サンプルに関
して、それそれのエネルギーでELAを行い、それによ
り形成されたp−Siの、450nm付近の透過率を分
光測定により調べてプロットしている。なお、透過率は
a−Siを1とした相対値を示した。
【0019】図より、ELA照射エネルギーが165m
J/cm2から270mJ/cm2の間の範囲内で、EL
A照射エネルギーと透過率がリニアに対応していること
が分かる。従って、所定の透過率を得るためのELA照
射エネルギーが決定される。a−Siとp−Siとで
は、結晶構造が異なり、光学的バンドギャップが違って
いる。従って、入射エネルギーと射出エネルギーとの比
率、即ち、透過率が異なる。特に、図1に示すように波
長450nmから500nmについて、透過率の違いが
大きくなるので、この波長域の透過率を調べることで、
結晶状態を知ることができ、ひいては、その時のELA
照射エネルギーを知ることができる。
【0020】本願は、p−SiにN型あるいはP型の導
電形を示す不純物を注入することにより形成されたTF
Tのソース領域とドレイン領域、あるいは、ノンドープ
のチャンネル領域とソース領域との間あるいはドレイン
領域との間に、低ドーズ量でソース及びドレインと同じ
導電形を示す不純物を注入することにより形成されたL
D(Lightly Doped)領域等において、注入により生じ
た格子欠陥の回復、あるいは、注入した不純物イオンの
格子位置への置換を促すための、活性化アニールとし
て、ELAを用いた場合、実際に被処理基板に与えられ
るエネルギーを割り出し、それにより、レーザーパワー
の最適設定を行うものである。
【0021】図3に、300mJ/cm2で結晶化EL
Aを行ったp−Siにドーズ量2×10の14条個/c
m2でドーピングを行ったN型領域において、活性化E
LAの照射エネルギーとシート抵抗との関係を示す。縦
棒線は、各々のエネルギーで活性化ELAを行った時の
同一p−Si膜の複数箇所のシート抵抗の測定値の分布
範囲を示している。図より、エネルギーが大きいほど、
シート抵抗値は下がるが、210mJ/cm2から22
0mJ/cm2の付近を境に下がり方が緩やかになって
いる。即ち、これよりもELA照射エネルギーを大きく
しても、シート抵抗値を下げる効果が小さくなる。
【0022】図4は、a−SiにELAを施した時の、
照射エネルギーと透過率との関係である。縦棒線は、各
々のエネルギー値においてELAを行った時の同一p−
Si膜の複数箇所の透過率の測定値の分布範囲を示して
いる。図より、ELA照射エネルギーが増大するにつれ
て透過率も増大するが、同時にばらつきも大きくなる傾
向がうかがえる。
【0023】これらの結果から、ELA照射エネルギー
の最適値を例えば225mJ/cm2と設定することが
できる。この時、得られるp−Siの透過率は32〜3
3%程度である。図5は、ELAを行って得たp−Si
膜の透過率とその時のシート抵抗値との関係図である。
透過率とシート抵抗値が線形関係をもって対応している
ことがわかる。即ち、透過率を調べることにより、p−
Si膜の状態、即ち、ELAの評価をすることができ
る。図より、透過率が32〜33%の付近で、シート抵
抗が1000Ω/□程度が得られ、それ以上のエネルギ
ーを与えてもシート抵抗はあまり低下しないことがわか
る。
【0024】更に、結晶化ELAを行う前のa−Siの
透過率が9.8%程度であることから、活性化ELAの
後のp−Siの透過率が、a−Siの3.0〜4.0倍
程度の範囲内にあることが、活性化ELAの良否を判定
する基準となる。即ち、これ以上のエネルギーを与えて
も大きな効果が得られず、過剰供給になるとドーピング
された不純物が結晶を破壊して気化する問題を招く。
【0025】図2より、透過率(a−Si)相対比が
3.0〜4.0の時、照射エネルギーは195mJ/c
m2から225mJ/cm2の間にあることが確認でき
る。但し、図6に示すように、ELA装置は、複数のレ
ンズ(3,4,5,6,7,8,9,10,12,1
3)及びミラー(2,11)からなる長大な光学系を持
っており、これらに異物、湿気、化学物質等が付着する
と、透過率が低下し、レーザー光源のパワーと実効的な
照射レーザーとの間に漸次的に差が大きくなり、初期に
レーザーパワーを最適に設定しても、最適な活性化が行
われないといった問題を招く。即ち、図2に示すよう
な、ELAの照射エネルギーとそれに対応する透過率と
の関係は一定ではあっても、設定エネルギーと照射エネ
ルギーとの間に差が生じる。
【0026】このような、実効的照射エネルギーの変化
は、他に、シートビーム内におけるエネルギー密度のば
らつきによっても起こる。レンズの僅かの汚染によって
も、回析や屈折率の差を生み、照射レーザーエネルギー
の分布が不均一になる。また、レーザー媒体の継時的な
消耗によっても、実効エネルギーが低下する。従って、
本発明では、a−Siの透過率とELAにより形成され
たp−Siの透過率を頻繁に調べることで、直接に結晶
状態より、活性化アニールの最適エネルギーを管理し、
微調整を行う。
【0027】それは、例えば、製造工程に定期的にリフ
ァレンス基板を挿入して、実際に、透明基板にa−Si
を成膜する工程と、これにELAを施してp−Siを形
成する工程とを通過させる。この時、成膜後のa−Si
の透過率とELA後のp−Siの透過率を、同一箇所に
ついて調べる。そして、a−Siの透過率に対するp−
Siの透過率の比を求め、その比が所定範囲内、即ち、
3.0から4.0の間にあるか否かを判定する。そし
て、透過率の比が許容範囲の限界に近づいた場合、例え
ば、下限に近づいた場合、レーザーパワーを適量上げ
る。これにより、その後の、ロットからELA工程に反
映されて、レーザーエネルギーが微調整され、常に、最
適な実効エネルギーによる活性化アニールが行われる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、製造用基
体とは別に用意された評価用基体にて、当該製造工程と
同じ処理を行い、その評価用基体の処理状態を光学的観
察により調べることにより、簡便に処理条件の管理が行
われる。従って、このような管理を頻繁に行うことによ
り、周辺条件の継時変化に関わらず、最適処理条件が維
持され、再現性及び均一性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ELAの条件に依存する波長とp−Siの透過
率との関係曲線図である。
【図2】ELA照射エネルギーとp−Siの透過率(相
対比)との関係図である。
【図3】活性化ELAの照射エネルギーとシート抵抗と
の関係図である。
【図4】ELA照射エネルギーとp−Siの透過率との
関係図である。
【図5】ELAを行って得たp−Siの透過率とシート
抵抗との関係図である。
【図6】ELA装置の構成図である。
【符号の説明】
1 レーザー発振源 2,11 ミラー 3,4,5,6 シリンドリカルレンズ 7,8,9,12,13 集光レンズ 14 ステージ 20 被処理基板
フロントページの続き (72)発明者 米田 清 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体膜の所定の波長域の光の透過率を
    調べることにより、半導体装置の製造工程の処理条件を
    管理することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 製造用基体における半導体装置の製造工
    程の処理条件を、この製造工程と同じ処理が行われた評
    価用基体における半導体膜の所定の波長域の光の透過率
    を調べることにより、管理することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に形成された多結晶半導体膜の活
    性化処理工程を有する半導体装置の製造方法において、 評価用基体での非晶質半導体膜における所定の波長域で
    の光透過率と、この非晶質半導体膜に前記活性化処理工
    程と同じ処理を施すことで結晶化された多結晶半導体膜
    における所定の波長域での光透過率とを調べ、前記2つ
    の光透過率の比率が所定の範囲内になる条件に、前記活
    性化処理工程の条件を設定することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記活性化処理工程は、レーザーアニー
    ル工程であることを特徴とする請求項3記載の半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の波長域は450〜500nm
    付近であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記所定の範囲は、3.0〜4.0であ
    ることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに
    記載の半導体装置の製造方法。
JP18999697A 1997-07-15 1997-07-15 半導体装置の製造方法 Pending JPH1140637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147578A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology 結晶化率の測定方法及び測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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