JPH1140379A - 照明の調光装置 - Google Patents
照明の調光装置Info
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- JPH1140379A JPH1140379A JP9207078A JP20707897A JPH1140379A JP H1140379 A JPH1140379 A JP H1140379A JP 9207078 A JP9207078 A JP 9207078A JP 20707897 A JP20707897 A JP 20707897A JP H1140379 A JPH1140379 A JP H1140379A
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】主調光手段から個別調光手段に切り換えた場合
に、自動的にもとの設定レベルに復帰することができる
照明の調光装置を提供する。 【解決手段】複数の照明器具を個別に調光する個別調光
手段(個別調光器10)と、前記複数の照明器具を一括
して調光する主調光手段(主調光器3)と、前記個別調
光手段と前記主調光手段とを切り換える複数の切換え手
段と、を備え、前記個別調光手段(切換えスイッチ4)
は、前記切換え手段を個別調光手段側に切り換えた場合
に、予め個別調光手段で設定した電圧値に復帰するよう
にした。
に、自動的にもとの設定レベルに復帰することができる
照明の調光装置を提供する。 【解決手段】複数の照明器具を個別に調光する個別調光
手段(個別調光器10)と、前記複数の照明器具を一括
して調光する主調光手段(主調光器3)と、前記個別調
光手段と前記主調光手段とを切り換える複数の切換え手
段と、を備え、前記個別調光手段(切換えスイッチ4)
は、前記切換え手段を個別調光手段側に切り換えた場合
に、予め個別調光手段で設定した電圧値に復帰するよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、結婚式場や劇場の
ホール等の照明をコントロールする照明の調光装置に関
する。
ホール等の照明をコントロールする照明の調光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】結婚式場や劇場ホール等においては、複
数の照明器具を備え、シーンの展開に応じて複数個の照
明を個別に変化させる必要があり、そのために、複数個
の照明の調光手段である電圧調整用ボリュームや切換え
手段であるスイッチを集中的に配設したコントロールボ
ックスが用いられている。このコントロールボックスの
従来例を図5に示す。
数の照明器具を備え、シーンの展開に応じて複数個の照
明を個別に変化させる必要があり、そのために、複数個
の照明の調光手段である電圧調整用ボリュームや切換え
手段であるスイッチを集中的に配設したコントロールボ
ックスが用いられている。このコントロールボックスの
従来例を図5に示す。
【0003】同図において、コントロールボックス60
は、パネル61の前面にコントロールボックス60の機
能をオン・オフする操作スイッチ62と、複数の照明器
具70を一括して調光できる主調光器63と、この複数
の照明器具70を個別に調光しその調光レベルを設定で
きる複数の個別調光器64と、この個別調光器64と主
調光器63を切り換える複数の切換えスイッチ65と、
個別調光器64で各場面の照明状態を設定した各シーン
を呼び出すシーン呼出しスイッチ66と、コントロール
ボックス60内部に設置され図示しないCPU、RA
M、ROM等の各種回路が備えられた回路部67より構
成されている。
は、パネル61の前面にコントロールボックス60の機
能をオン・オフする操作スイッチ62と、複数の照明器
具70を一括して調光できる主調光器63と、この複数
の照明器具70を個別に調光しその調光レベルを設定で
きる複数の個別調光器64と、この個別調光器64と主
調光器63を切り換える複数の切換えスイッチ65と、
個別調光器64で各場面の照明状態を設定した各シーン
を呼び出すシーン呼出しスイッチ66と、コントロール
ボックス60内部に設置され図示しないCPU、RA
M、ROM等の各種回路が備えられた回路部67より構
成されている。
【0004】このコントロールボックス60の主調光器
63と個別調光器64は、スライドタイプのボリューム
から構成されており、切換えスイッチ65が主調光器6
3側に切換えられた場合は、個別調光器64で複数の照
明器具70がどので電圧値のレベルに設定されていて
も、その設定された電圧値のレベルはキャンセルされ主
調光器63で設定する電圧値のレベルに自動的に合うも
のである。また、個別調光器64では、各シーンに合わ
せて、複数の照明器具70を最適の状態に設定して回路
部67のRAMに記憶するものである。このように構成
されたコントロールボックス60は、例えば、結婚式場
で使用される場合は、結婚式の進行に合わせて、予め個
別調光器64によって設定した各シーンの状態が、シー
ン呼出しスイッチ66の操作によって回路部67のRA
Mより呼び出され再現される。
63と個別調光器64は、スライドタイプのボリューム
から構成されており、切換えスイッチ65が主調光器6
3側に切換えられた場合は、個別調光器64で複数の照
明器具70がどので電圧値のレベルに設定されていて
も、その設定された電圧値のレベルはキャンセルされ主
調光器63で設定する電圧値のレベルに自動的に合うも
のである。また、個別調光器64では、各シーンに合わ
せて、複数の照明器具70を最適の状態に設定して回路
部67のRAMに記憶するものである。このように構成
されたコントロールボックス60は、例えば、結婚式場
で使用される場合は、結婚式の進行に合わせて、予め個
別調光器64によって設定した各シーンの状態が、シー
ン呼出しスイッチ66の操作によって回路部67のRA
Mより呼び出され再現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コントロールボックス60においては、予め個別調光器
64で調光レベルを設定しても、主調光器で全体の調光
レベルをアップダウンすると、個別調光器のレベルも一
緒にアップダウンしてしまい、例えば、特定の箇所を個
別調光器に切り換えて、もとの調光レベルに戻したい場
合でも、最初の設定した調光レベルから変化しているの
で再度調光レベル設定を行う必要があり、調整する箇所
が増えた場合は非常に煩わしく難しいという問題があっ
た。
コントロールボックス60においては、予め個別調光器
64で調光レベルを設定しても、主調光器で全体の調光
レベルをアップダウンすると、個別調光器のレベルも一
緒にアップダウンしてしまい、例えば、特定の箇所を個
別調光器に切り換えて、もとの調光レベルに戻したい場
合でも、最初の設定した調光レベルから変化しているの
で再度調光レベル設定を行う必要があり、調整する箇所
が増えた場合は非常に煩わしく難しいという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたもので、主調光手段から個別調光手段に切り換えた
場合に、自動的にもとの設定レベルに復帰することがで
きる照明の調光装置提供するものである。
れたもので、主調光手段から個別調光手段に切り換えた
場合に、自動的にもとの設定レベルに復帰することがで
きる照明の調光装置提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明は、複数の照明器具を個別に調光する個別調
光手段と、前記複数の照明器具を一括して調光する主調
光手段と、前記個別調光手段と前記主調光手段とを切り
換える複数の切換え手段と、を備えた照明調光装置にお
いて、前記個別調光手段は、前記切換え手段を個別調光
手段側に切り換えた場合に、予め個別調光手段で設定し
た電圧値に自動的に復帰するようにしたものである。
めに本発明は、複数の照明器具を個別に調光する個別調
光手段と、前記複数の照明器具を一括して調光する主調
光手段と、前記個別調光手段と前記主調光手段とを切り
換える複数の切換え手段と、を備えた照明調光装置にお
いて、前記個別調光手段は、前記切換え手段を個別調光
手段側に切り換えた場合に、予め個別調光手段で設定し
た電圧値に自動的に復帰するようにしたものである。
【0008】また、前記個別調光手段は、電圧を調整す
る可変抵抗器と、前記可変抵抗器に取り付けられ抵抗値
を可変するスライダを機械的に駆動するモータと、前記
モータを駆動するためのモータ駆動回路と、前記可変抵
抗器で予め設定した電圧値を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段を制御する制御手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧
値を比較する比較回路と、から構成され、前記可変抵抗
器で予め設定された電圧値と現在の可変抵抗器の電圧値
が異なる場合に、前記比較回路からの信号電圧に基づい
て、前記制御手段から前記モータ駆動回路に駆動信号が
出力されることを特徴とするものである。
る可変抵抗器と、前記可変抵抗器に取り付けられ抵抗値
を可変するスライダを機械的に駆動するモータと、前記
モータを駆動するためのモータ駆動回路と、前記可変抵
抗器で予め設定した電圧値を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段を制御する制御手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧
値を比較する比較回路と、から構成され、前記可変抵抗
器で予め設定された電圧値と現在の可変抵抗器の電圧値
が異なる場合に、前記比較回路からの信号電圧に基づい
て、前記制御手段から前記モータ駆動回路に駆動信号が
出力されることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る照明の調光装
置の実施の形態について、添付する図に基づいて説明を
行う。図1は、本発明に係る照明の調光装置を示す正面
図、図2は、図1の照明の調光装置の構成を示すブロッ
ク図、図3は、図1の照明の調光装置の個別調光器のモ
ータ付きボリュームの構成を示す一部破断の斜視図、図
4は、図3の個別調光器の構成を示すブロック図であ
る。
置の実施の形態について、添付する図に基づいて説明を
行う。図1は、本発明に係る照明の調光装置を示す正面
図、図2は、図1の照明の調光装置の構成を示すブロッ
ク図、図3は、図1の照明の調光装置の個別調光器のモ
ータ付きボリュームの構成を示す一部破断の斜視図、図
4は、図3の個別調光器の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】本発明の照明の調光装置Aは、図1および
図2に示すように、操作パネル1に取り付けられた複数
の個別調光手段である個別調光器10と、1個の主調光
手段である主調光器3及び切換え手段である各種のスイ
ッチ類と、内部に設置された回路部20と、より構成さ
れている。
図2に示すように、操作パネル1に取り付けられた複数
の個別調光手段である個別調光器10と、1個の主調光
手段である主調光器3及び切換え手段である各種のスイ
ッチ類と、内部に設置された回路部20と、より構成さ
れている。
【0011】まず、操作パネル1には、図1に示すよう
に、この照明の調光装置Aの全体の機能をオン・オフす
る操作スイッチ2と、複数の照明器具33を一括して調
光できる主調光器3、この複数の照明器具33を個別に
調光してレベルを設定できる複数の個別調光器10、こ
の個別調光器10と主調光器3を切り換える複数の切換
えスイッチ4と、個別調光器10で設定した各シーンを
呼び出すシーン呼出しスイッチ5、呼び出したシーンの
個別調光器10にフェードタイム(調光の変化スピー
ド)を記憶させておくための書込みスイッチ6、このフ
ェードタイムをアップ・ダウンするためのアップ・ダウ
ンスイッチ7、ページ切換えスイッチ8が取り付けられ
ている。
に、この照明の調光装置Aの全体の機能をオン・オフす
る操作スイッチ2と、複数の照明器具33を一括して調
光できる主調光器3、この複数の照明器具33を個別に
調光してレベルを設定できる複数の個別調光器10、こ
の個別調光器10と主調光器3を切り換える複数の切換
えスイッチ4と、個別調光器10で設定した各シーンを
呼び出すシーン呼出しスイッチ5、呼び出したシーンの
個別調光器10にフェードタイム(調光の変化スピー
ド)を記憶させておくための書込みスイッチ6、このフ
ェードタイムをアップ・ダウンするためのアップ・ダウ
ンスイッチ7、ページ切換えスイッチ8が取り付けられ
ている。
【0012】また、操作パネル1には、銘板差し込み用
のスリット9が形成され、図示しないシーンの切換え用
の銘板を差し込むことができるようになっている。ま
た、操作パネル1の上部には、フェードタイム表示器1
aが設けられてフェードタイムが表示されるようになっ
ており、このフェードタイム表示器1aの上には操作パ
ネル1を照明するための手元灯1bが組み込まれてい
る。さらに、この操作パネル1には、電源供給用のケー
ブル31とコネクタ32が取り付けられ、コネクタ32
より複数の照明器具33を駆動するための照明駆動回路
34に接続されている。
のスリット9が形成され、図示しないシーンの切換え用
の銘板を差し込むことができるようになっている。ま
た、操作パネル1の上部には、フェードタイム表示器1
aが設けられてフェードタイムが表示されるようになっ
ており、このフェードタイム表示器1aの上には操作パ
ネル1を照明するための手元灯1bが組み込まれてい
る。さらに、この操作パネル1には、電源供給用のケー
ブル31とコネクタ32が取り付けられ、コネクタ32
より複数の照明器具33を駆動するための照明駆動回路
34に接続されている。
【0013】また、照明の調光装置Aは、図2に示すよ
うに、操作パネル1に取り付けられた操作スイッチ2、
主調光器3、個別調光器10、切換えスイッチ4と、シ
ーン呼出しスイッチ5、書込みスイッチ6、アップ・ダ
ウンスイッチ7、ページ切換えスイッチ8と、回路部2
0が接続されており、これらは入出力ボード21介して
制御手段であるCPU22および記憶手段であるRAM
23,ROM24と接続されている。
うに、操作パネル1に取り付けられた操作スイッチ2、
主調光器3、個別調光器10、切換えスイッチ4と、シ
ーン呼出しスイッチ5、書込みスイッチ6、アップ・ダ
ウンスイッチ7、ページ切換えスイッチ8と、回路部2
0が接続されており、これらは入出力ボード21介して
制御手段であるCPU22および記憶手段であるRAM
23,ROM24と接続されている。
【0014】操作パネル1に取り付けられている主調光
器3は、手動によるスライドタイプのボリューム3aが
1個使用されており、このボリューム3aの操作ツマミ
3bには、この操作ツマミ3bの中心位置を示す指標が
表示されている。この主調光器3は、切換えスイッチ4
が主調光器3側に切換えられている時は、個別調光器1
0で設定された調光レベルに関係なく、複数の照明器具
33を一括して、照度0(消灯状態)から最大明るさの
照度10まで10段階に調光できるようになっている。
器3は、手動によるスライドタイプのボリューム3aが
1個使用されており、このボリューム3aの操作ツマミ
3bには、この操作ツマミ3bの中心位置を示す指標が
表示されている。この主調光器3は、切換えスイッチ4
が主調光器3側に切換えられている時は、個別調光器1
0で設定された調光レベルに関係なく、複数の照明器具
33を一括して、照度0(消灯状態)から最大明るさの
照度10まで10段階に調光できるようになっている。
【0015】また、個別調光器10は、モータ駆動によ
るスライドタイプのボリューム11が18個使用されて
おり、このボリューム11の操作ツマミ12には、この
操作ツマミ12の中心位置を示す指標12aが表示され
ている。このボリューム11は、図3に示すように、ケ
ース13の内部に抵抗体が印刷された基板14の上を、
バネ性を持つ接点が取り付けられたスライダ15が摺動
するように構成されたもので、このスライダ15をモー
タ16により駆動されるワイヤ17で往復動させるもの
である。また、このスライダ15の上部には操作ツマミ
12を取り付けるレバー15aが一体に形成されてい
る。また、このモータ16はリード線16aにより、後
述するモータ駆動回路25に接続され正回転、逆回転す
るようになっている。
るスライドタイプのボリューム11が18個使用されて
おり、このボリューム11の操作ツマミ12には、この
操作ツマミ12の中心位置を示す指標12aが表示され
ている。このボリューム11は、図3に示すように、ケ
ース13の内部に抵抗体が印刷された基板14の上を、
バネ性を持つ接点が取り付けられたスライダ15が摺動
するように構成されたもので、このスライダ15をモー
タ16により駆動されるワイヤ17で往復動させるもの
である。また、このスライダ15の上部には操作ツマミ
12を取り付けるレバー15aが一体に形成されてい
る。また、このモータ16はリード線16aにより、後
述するモータ駆動回路25に接続され正回転、逆回転す
るようになっている。
【0016】このように構成されたボリューム11を動
作させて調光を行う個別調光器10の回路構成を図4に
示す。同図において、ボリューム11には、ボリューム
11で設定した0〜10Vの電圧値をA/D変換してR
AM23に記憶するためにA/Dコンバータ18が接続
され、このA/Dコンバータ18は入出力ボード21を
介してCPU22,RAM23と接続されている。ま
た、ボリューム11には、ボリューム11により予め設
定されてRAM23に記憶された電圧値と、現在ボリュ
ーム11に発生している電圧値とを比較するための比較
回路19が接続され、この比較回路19は入出力ボード
21を介してCPU22,RAM23と接続されてい
る。
作させて調光を行う個別調光器10の回路構成を図4に
示す。同図において、ボリューム11には、ボリューム
11で設定した0〜10Vの電圧値をA/D変換してR
AM23に記憶するためにA/Dコンバータ18が接続
され、このA/Dコンバータ18は入出力ボード21を
介してCPU22,RAM23と接続されている。ま
た、ボリューム11には、ボリューム11により予め設
定されてRAM23に記憶された電圧値と、現在ボリュ
ーム11に発生している電圧値とを比較するための比較
回路19が接続され、この比較回路19は入出力ボード
21を介してCPU22,RAM23と接続されてい
る。
【0017】また、ボリューム11を動作させるモータ
16には、モータ駆動回路25が接続されており、この
モータ駆動回路25には、CPU22からの駆動信号を
D/A変換してモータ駆動回路25に出力するD/Aコ
ンバータ26が接続されている。さらに、このD/Aコ
ンバータ26は、照明駆動回路34にも接続され、D/
Aコンバータ26より出力される駆動信号によりモータ
16を駆動すると共に、照明器具33の調光をするよう
に構成されている。
16には、モータ駆動回路25が接続されており、この
モータ駆動回路25には、CPU22からの駆動信号を
D/A変換してモータ駆動回路25に出力するD/Aコ
ンバータ26が接続されている。さらに、このD/Aコ
ンバータ26は、照明駆動回路34にも接続され、D/
Aコンバータ26より出力される駆動信号によりモータ
16を駆動すると共に、照明器具33の調光をするよう
に構成されている。
【0018】このように構成された個別調光器10は、
ボリューム11により、予め設定されてRAM23に記
憶された電圧値と、現在、ボリューム11に発生してい
る電圧値とを比較回路19で比較し、一致しない場合
は、CPU22よりD/Aコンバータ26を経由して駆
動信号をモータ駆動回路25に送り、モータ16を回転
させてボリューム11を駆動する。これと同時にCPU
22よりD/Aコンバータ26を経由して駆動信号が照
明駆動回路34にも送られ、照明器具33が調光される
ようになっている。また、比較回路19で予め設定され
た電圧と、現在ボリューム11に発生している電圧値と
が一致した場合は、CPU22より発生する駆動信号は
停止されるので、モータ16の回転も停止し、照明器具
33の明るさもそのレベルで保たれる。
ボリューム11により、予め設定されてRAM23に記
憶された電圧値と、現在、ボリューム11に発生してい
る電圧値とを比較回路19で比較し、一致しない場合
は、CPU22よりD/Aコンバータ26を経由して駆
動信号をモータ駆動回路25に送り、モータ16を回転
させてボリューム11を駆動する。これと同時にCPU
22よりD/Aコンバータ26を経由して駆動信号が照
明駆動回路34にも送られ、照明器具33が調光される
ようになっている。また、比較回路19で予め設定され
た電圧と、現在ボリューム11に発生している電圧値と
が一致した場合は、CPU22より発生する駆動信号は
停止されるので、モータ16の回転も停止し、照明器具
33の明るさもそのレベルで保たれる。
【0019】上記のように構成された照明の調光装置A
の動作を図1に基づいて説明する。まず、個別調光器1
0の各々のボリューム11の電圧値(0〜10V)と変
化する時間(変化値)をメモリのRAM23に記憶させ
るため、操作パネル1の切換えスイッチ4の全てを主調
光器3側から個別調光器10側へ切り換えておく。次い
で、書き込みしたいシーンをシーン呼出しスイッチ5で
呼び出す。次いで、個別調光器10の各々のボリューム
11の電圧値をシーンの状況に合わせて手動で所望の位
置に調整する。この調整したボリューム11のツマミ1
2の位置で電圧値が一目でわかるようになっている。
の動作を図1に基づいて説明する。まず、個別調光器1
0の各々のボリューム11の電圧値(0〜10V)と変
化する時間(変化値)をメモリのRAM23に記憶させ
るため、操作パネル1の切換えスイッチ4の全てを主調
光器3側から個別調光器10側へ切り換えておく。次い
で、書き込みしたいシーンをシーン呼出しスイッチ5で
呼び出す。次いで、個別調光器10の各々のボリューム
11の電圧値をシーンの状況に合わせて手動で所望の位
置に調整する。この調整したボリューム11のツマミ1
2の位置で電圧値が一目でわかるようになっている。
【0020】次いでフェードタイムのアップ・ダウンス
イッチ7でフェードタイムを1秒単位で調整する。この
調整したフェードタイムは操作パネル1の上の中央部に
設けられたフェードタイム表示器1aに表示される。最
後に書き込みスイッチ6を押して、個別調光器10の各
々のボリューム11の電圧値(0〜10V)と変化する
時間(変化値)をメモリのRAM23に記憶させる。こ
のようにして、1シーンの書き込みが終了したら、20
個のシーン呼出しスイッチ5を順次切り換えることによ
り、20ページのシーンを構成することができる。さら
に、銘板差し込み用のスリット9に図示しない銘板を差
し込むことにより、5ページのシーンの切り換えができ
るようになっており、シーン呼出しスイッチ5と合わせ
て100シーンの構成ができるようになっている。ま
た、全シーンの書き込みが終了したら、切換えスイッチ
4の全てを個別調光器10側から主調光器3へ切り換え
ておく。
イッチ7でフェードタイムを1秒単位で調整する。この
調整したフェードタイムは操作パネル1の上の中央部に
設けられたフェードタイム表示器1aに表示される。最
後に書き込みスイッチ6を押して、個別調光器10の各
々のボリューム11の電圧値(0〜10V)と変化する
時間(変化値)をメモリのRAM23に記憶させる。こ
のようにして、1シーンの書き込みが終了したら、20
個のシーン呼出しスイッチ5を順次切り換えることによ
り、20ページのシーンを構成することができる。さら
に、銘板差し込み用のスリット9に図示しない銘板を差
し込むことにより、5ページのシーンの切り換えができ
るようになっており、シーン呼出しスイッチ5と合わせ
て100シーンの構成ができるようになっている。ま
た、全シーンの書き込みが終了したら、切換えスイッチ
4の全てを個別調光器10側から主調光器3へ切り換え
ておく。
【0021】次に、このように構成されたシーンを場面
の展開に合わせてシーン呼出しスイッチ5で切り換える
と、予め記憶されたフェードタイムに合わせて、各ボリ
ューム11が設定された電圧値の位置に各々自動的に動
き、常に各ボリューム11の位置が一目で判別できるよ
うになっている。このボリューム11の電圧値に合わせ
て、それぞれの対応する照明器具33の明るさも自動的
に調光される。
の展開に合わせてシーン呼出しスイッチ5で切り換える
と、予め記憶されたフェードタイムに合わせて、各ボリ
ューム11が設定された電圧値の位置に各々自動的に動
き、常に各ボリューム11の位置が一目で判別できるよ
うになっている。このボリューム11の電圧値に合わせ
て、それぞれの対応する照明器具33の明るさも自動的
に調光される。
【0022】このようにして照明の調光装置Aは、場面
の展開により、各シーンの明るさが予め個別調光器10
で設定した明るさに切換えられて行くが、特定のシーン
の明るさを全体的に明るくする場合や全体的に暗くする
場合は、主調光器3を調整することにより好みの明るさ
に一括して照明器具33を調整できる。
の展開により、各シーンの明るさが予め個別調光器10
で設定した明るさに切換えられて行くが、特定のシーン
の明るさを全体的に明るくする場合や全体的に暗くする
場合は、主調光器3を調整することにより好みの明るさ
に一括して照明器具33を調整できる。
【0023】一方、前記の主調光器3による全体的な調
光では不都合で、例えば、特定の箇所の照明器具33の
明るさのみを、もとの明るさに戻したい場合は、その特
定の箇所の照明器具33の個別調光器10の切換えスイ
ッチ4を、主調光器3側から個別調光器10側へ切り換
える。すると、切換えられた個別調光器10のボリュー
ム11は、ボリューム11で現在発生している電圧値
が、予めRAM23に記憶されていた電圧値と比較回路
19で比較して異なるので、比較回路19より信号電圧
がCPU22に出力され、CPU22よりモータ駆動回
路25へ駆動信号を出力してモータ16を回転させ、ボ
リューム11を予め設定されていたもとの電圧値の位置
まで自動的に動作させるものである。また、このボリュ
ーム11のもとの電圧値を再度書込みスイッチ6でRA
M23に記憶させてやると、切換えスイッチ4を主調光
器3側に切り換えても、照明器具31は主調光器3で調
整された電圧値ではなく、この個別調光器10の電圧値
で照明される。
光では不都合で、例えば、特定の箇所の照明器具33の
明るさのみを、もとの明るさに戻したい場合は、その特
定の箇所の照明器具33の個別調光器10の切換えスイ
ッチ4を、主調光器3側から個別調光器10側へ切り換
える。すると、切換えられた個別調光器10のボリュー
ム11は、ボリューム11で現在発生している電圧値
が、予めRAM23に記憶されていた電圧値と比較回路
19で比較して異なるので、比較回路19より信号電圧
がCPU22に出力され、CPU22よりモータ駆動回
路25へ駆動信号を出力してモータ16を回転させ、ボ
リューム11を予め設定されていたもとの電圧値の位置
まで自動的に動作させるものである。また、このボリュ
ーム11のもとの電圧値を再度書込みスイッチ6でRA
M23に記憶させてやると、切換えスイッチ4を主調光
器3側に切り換えても、照明器具31は主調光器3で調
整された電圧値ではなく、この個別調光器10の電圧値
で照明される。
【0024】さらに、ボリューム11の電圧値をもとの
電圧値だけでなく、さらに変更した電圧値に設定する場
合でも、ボリューム11のツマミ12を手動で所望する
電圧値まで移動させ、この位置で書込みスイッチ6を押
してRAM23に記憶させてやると、切換えスイッチ4
を主調光器3側に切り換えても、照明器具33は主調光
器3で調整された電圧値ではなく、この個別調光器10
の電圧値で照明される。
電圧値だけでなく、さらに変更した電圧値に設定する場
合でも、ボリューム11のツマミ12を手動で所望する
電圧値まで移動させ、この位置で書込みスイッチ6を押
してRAM23に記憶させてやると、切換えスイッチ4
を主調光器3側に切り換えても、照明器具33は主調光
器3で調整された電圧値ではなく、この個別調光器10
の電圧値で照明される。
【0025】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、主調光器3で照明器具33の全体の照明レベルを調
整しても、特定の照明器具33のみの明るさを個別に調
整する場合は、切換えスイッチ4を主調光器3側から個
別調光器10側へ切り換えると自動的に予め個別調光器
10のボリューム11で設定したもとの電圧値に調整さ
れるので、手動で再設定する必要がない。また、特定の
個別調光器10を、もとの電圧値から更に変更する場合
でも、所望するレベルにボリューム11を移動して、書
込みスイッチ6を押せばよいので、調光レベルの変更も
簡単にできるようになる。
ば、主調光器3で照明器具33の全体の照明レベルを調
整しても、特定の照明器具33のみの明るさを個別に調
整する場合は、切換えスイッチ4を主調光器3側から個
別調光器10側へ切り換えると自動的に予め個別調光器
10のボリューム11で設定したもとの電圧値に調整さ
れるので、手動で再設定する必要がない。また、特定の
個別調光器10を、もとの電圧値から更に変更する場合
でも、所望するレベルにボリューム11を移動して、書
込みスイッチ6を押せばよいので、調光レベルの変更も
簡単にできるようになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
照明器具を個別に調光する個別調光手段と、前記複数の
照明器具を一括して調光する主調光手段と、前記個別調
光手段と前記主調光手段とを切り換える複数の切換え手
段と、を備え、前記個別調光手段は、前記切換え手段を
個別調光手段側に切り換えた場合に、予め個別調光手段
で設定した電圧値に復帰するようにしたことにより、主
調光手段でどの調光レベルに調整されていても、特定の
照明器具の明るさを自動的にもとの明るさに復帰するこ
とができるので、調光の煩わしさや難しさから解放され
る。また、前記個別調光手段は、電圧を調整する可変抵
抗器と、前記可変抵抗器を機械的に駆動するモータと、
前記モータを駆動するためのモータ駆動回路と、予め設
定した可変抵抗器の電圧値を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段を制御する制御手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧
値を比較する比較回路と、から構成され、前記予め設定
された可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧値
が異なる場合に、前記比較回路からの信号電圧に基づい
て、前記制御手段から前記モータ駆動回路に駆動信号が
出力されることにより、前記個別調光手段での調光が確
実にしかも自動的に行うことができる。
照明器具を個別に調光する個別調光手段と、前記複数の
照明器具を一括して調光する主調光手段と、前記個別調
光手段と前記主調光手段とを切り換える複数の切換え手
段と、を備え、前記個別調光手段は、前記切換え手段を
個別調光手段側に切り換えた場合に、予め個別調光手段
で設定した電圧値に復帰するようにしたことにより、主
調光手段でどの調光レベルに調整されていても、特定の
照明器具の明るさを自動的にもとの明るさに復帰するこ
とができるので、調光の煩わしさや難しさから解放され
る。また、前記個別調光手段は、電圧を調整する可変抵
抗器と、前記可変抵抗器を機械的に駆動するモータと、
前記モータを駆動するためのモータ駆動回路と、予め設
定した可変抵抗器の電圧値を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段を制御する制御手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧
値を比較する比較回路と、から構成され、前記予め設定
された可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧値
が異なる場合に、前記比較回路からの信号電圧に基づい
て、前記制御手段から前記モータ駆動回路に駆動信号が
出力されることにより、前記個別調光手段での調光が確
実にしかも自動的に行うことができる。
【図1】本発明に係る照明の調光装置を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1の照明の調光装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1の照明の調光装置の個別調光器のモータ付
きボリュームの構成を示す一部破断の斜視図である。
きボリュームの構成を示す一部破断の斜視図である。
【図4】図3の個別調光器の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】従来の照明のコントロールボックスを示す正面
図である。
図である。
A 照明の調光装置 1 操作パネル 2 操作スイッチ 3 主調光器 4 切換えスイッチ 5 シーン呼出しスイッチ 6 書込みスイッチ 7 アップ・ダウンスイッチ 8 ページ切換えスイッチ 9 スリット 10 個別調光器 11 ボリューム 12 ツマミ 13 ケース 14 基板 15 スライダ 16 モータ 17 ワイヤ 18 A/Dコンバータ 19 比較回路 20 回路部 21 入出力ボード 22 CPU 23 RAM 24 ROM 25 モータ駆動回路 26 D/Aコンバータ 31 ケーブル 32 コネクタ 33 照明器具 34 照明駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の照明器具を個別に調光する個別調
光手段と、前記複数の照明器具を一括して調光する主調
光手段と、前記個別調光手段と前記主調光手段とを切り
換える複数の切換え手段と、を備えた照明の調光装置に
おいて、 前記個別調光手段は、前記切換え手段を個別調光手段側
に切り換えた場合に、予め個別調光手段で設定した電圧
値に自動的に復帰するようにしたことを特徴とする照明
の調光装置。 - 【請求項2】 前記個別調光手段は、電圧を調整する可
変抵抗器と、前記可変抵抗器に取り付けられ抵抗値を可
変するスライダを機械的に駆動するモータと、前記モー
タを駆動するためのモータ駆動回路と、前記可変抵抗器
で予め設定した電圧値を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段を制御する制御手段と、前記記憶手段に記憶された
前記可変抵抗器の電圧値と現在の可変抵抗器の電圧値を
比較する比較回路と、から構成され、 前記可変抵抗器で予め設定された電圧値と現在の可変抵
抗器の電圧値が異なる場合に、前記比較回路からの信号
電圧に基づいて、前記制御手段から前記モータ駆動回路
に駆動信号が出力されることを特徴とする請求項1に記
載の照明の調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9207078A JPH1140379A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 照明の調光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9207078A JPH1140379A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 照明の調光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1140379A true JPH1140379A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16533841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9207078A Pending JPH1140379A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 照明の調光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1140379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021122002A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調光卓用アタッチメント |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9207078A patent/JPH1140379A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021122002A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調光卓用アタッチメント |
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