JPH1140252A - 携帯電話器ホルダー - Google Patents

携帯電話器ホルダー

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Publication number
JPH1140252A
JPH1140252A JP19110697A JP19110697A JPH1140252A JP H1140252 A JPH1140252 A JP H1140252A JP 19110697 A JP19110697 A JP 19110697A JP 19110697 A JP19110697 A JP 19110697A JP H1140252 A JPH1140252 A JP H1140252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
mobile phone
holding
connection surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP19110697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yokozawa
宏 横沢
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
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Publication of JPH1140252A publication Critical patent/JPH1140252A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話器を装着する際に、コネクターを好
適に嵌合する。 【解決手段】 携帯電話器を着脱自在に保持する保持体
10を、固定体20に、傾斜した着脱位置と略水平な使
用位置との間で回動自在に支持させる。保持体10を中
空箱状に形成し、接続面14にコネクター突出孔15を
設ける。保持体10内に、コネクター支持部材40(支
持部41、連結部44)、直線移動部材31(コネクタ
ー駆動部材30)を移動自在に設け、両者を連結部材4
7により連結、分離自在にする。コネクター50を支持
部41に支持させ、保持体10と固定体20との間に、
回動部材37(コネクター駆動部材30)を、保持体1
0の回動に連動して直線移動部材31を移動させるよう
に設ける。電話器係合部材60(連結操作部61、電話
器係合部66)を移動自在に設け、携帯電話器の装着、
未装着を検知して連結部材47を操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内等に固定
され、携帯電話器を着脱自在に保持すると共に、外部ス
ピーカー、外部マイク等に接続する携帯電話器ホルダー
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話器ホルダーは、自動車内に固定
され、車内に装備された外部スピーカー、外部マイク等
に接続されており、携帯電話器を着脱自在に保持すると
共に、外部スピーカー、外部マイク等に接続するように
なっている。即ち、自動車の運転中に携帯電話器を使用
する場合、携帯電話器をホルダーに装着することによっ
て、通話中でも両手が自由に使え、運転に支障を来たさ
ないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話器ホル
ダーには、コネクターを備えた接続コードが設けられて
おり、携帯電話器を装着する際に、使用者が手でホルダ
ー側のコネクターと携帯電話器側の相手側コネクターと
を嵌合させることによって、携帯電話器と外部スピーカ
ー、外部マイク等を接続するようになっている。従っ
て、携帯電話器を装着する際には、コネクターと相手側
コネクターとを整合させるように、目で見ながら嵌合し
なければならず、操作性が悪い等の問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
携帯電話器を装着する際に、コネクターと相手側コネク
ターとを好適に嵌合することができる携帯電話器ホルダ
ーの提供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
携帯電話器を装着面上に着脱自在に保持する保持体と、
前記装着面に対して略垂直な前記携帯電話器の被接続面
に配置された相手側コネクターに嵌合して、前記携帯電
話器を外部スピーカー、外部マイク等に接続するコネク
ターとを備えてなる携帯電話器ホルダーにおいて、自動
車内等に固定される固定体を備え、前記保持体は、前記
固定体に、着脱位置と使用位置との間で移動自在に支持
され、前記保持体は、前記携帯電話器の前記被接続面に
対向する接続面を有する中空箱状に形成され、前記接続
面には、コネクター突出孔が内外に貫通して設けられ、
前記保持体内には、コネクター支持部材が、前記接続面
に対して略垂直方向へ移動自在に設けられ、前記保持体
と前記固定体との間には、コネクター駆動部材が、前記
保持体の移動に連動して前記コネクター支持部材を移動
させるように設けられ、前記コネクターは、前記コネク
ター支持部材に支持され、前記コネクター駆動部材によ
り前記コネクター支持部材が移動されると前記コネクタ
ー突出孔から突出後退することにある。
【0006】なお、保持体は、固定体に、着脱位置と使
用位置との間で回動自在に支持され、コネクター駆動部
材は、腕状に形成された回動部材を有し、前記回動部材
は、一端側を、固定体に回動自在に支持され、他端側
を、保持体に接続面に対して略垂直方向へ移動自在に支
持され、コネクター支持部材に連結されることが好まし
い。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。図において、10は携帯電話器100
を着脱自在に保持する保持体であり、20は自動車の車
内等に固定される固定体である。そして、保持体10に
は、中空箱型の部材収容部が形成され、コネクター駆動
部材30、コネクター支持部材40、連結部材47、コ
ネクター50、電話器係合部材60、シャッター70等
が収容されている。
【0008】保持体10には、図1、2、6に示すよう
に、上面に、横向の装着面11が形成されており、装着
面11の一端寄(図中右寄)で装着面11を挾んで両側
方に、頭部保持部12、12が、装着面11よりも上方
に突出した突起状に形成され、装着面11の他端側(図
中左側)に、底部保持部13が、装着面11よりも上方
に突出し、頭部側へ(図中右側へ)開口した筒状(カッ
プ状)に形成されている。そして、底部保持部13の奥
には、縦向の接続面14が、装着面11に対して略垂直
に形成されている。
【0009】また、保持体10は、複数の分割部材から
なっており、図4、5、8、9に示すように、底部保持
部13(接続面14)の端方(図中左方)に、中空箱型
の部材収容部が形成され、底部保持部13の両側方に、
縦向偏平な中空箱型の部材収容部が形成され、装着面1
1の下方に、横向偏平な中空箱型の部材収容部が形成さ
れており、これらの部材収容部は相互に連続している。
【0010】そして、図5、9に示すように、保持体1
0の底部保持部13の接続面14には、コネクター突出
孔15が内外に貫通して設けられており、底部保持部1
3の接続面14(奥面)及び両側面には、コネクター突
出孔15の両側方に、横長溝状の係合部材突出孔16、
16が、内外に貫通して設けられている。また、図1に
示すように、保持体10の装着面11には、ストッパー
突出孔18が内外に貫通して設けられており、図3、7
に示すように、保持体10の底面には、横長溝状の回動
部材突出孔17、17が、内外に貫通して設けられてお
り、係止部進入孔19、19が内外に貫通して設けられ
ている。
【0011】そして、保持体10は、図4、図8に示す
ように、底部側(底部保持部13側)の底面部分を横向
の回動軸21を介して固定体20の上面部分に連結され
ており、頭部側(頭部支持部12、12側)を上下に移
動させるようにして、図2、6に示すように、装着面1
1が略水平な使用位置と、装着面11が傾斜した着脱位
置との間で、回動自在になっている。そして、固定体1
0の上部には、図4、図8に示すように、略円弧形の縦
長凸状の係合部材係止部23、23が上方に突出して固
設されており、係合部材係止部23、23の上端側は、
保持体10の底面の係止部進入孔19、19から保持体
10の内方(部材収容部)に挿入されている。
【0012】コネクター駆動部材30は、図3、7に示
すように、横向板状に形成された直線移動部材31と、
腕状に形成された回動部材37、37とからなってお
り、直線移動部材31の両側面に、回動部材37、37
の上端部が横向の回動軸35を介して枢着されている。
また、直線移動部材31の先端部上面には、縦向ピン状
の連結部33が上方に突出して固設されている。
【0013】そして、コネクター駆動部材30は、図
4、8に示すように、直線移動部材31が、保持体10
の装着面11の下方の部材収容部に収容され、接続面1
4に対して略垂直方向へ(装着面11に対して略平行方
向へ)移動自在に支持されており、回動部材37、37
が、下端側を回動部材突出孔17、17から保持体10
の外方(下方)に突出させ、下端部を横向の回動軸2
7、27を介して固定体10の上面部分に枢着されてい
る。
【0014】そして、コネクター駆動部材30は、保持
体10が固定体20に対して回動すると、これに連動し
て、回動部材37、37が回動し、直線移動部材31が
直線移動して、保持体10(装着面11)が略水平な使
用位置のときには、図3、4に示すように、直線移動部
材31が頭部側(図中右側)へ移動し、保持体10が傾
斜した着脱位置のときには、図7、8に示すように、直
線移動部材31が底部側(図中左側)へ移動するように
なっている。
【0015】コネクター支持部材40は、図3、7に示
すように、箱型の支持部41と、その下端から頭部側へ
(図中右側へ)突出した横向板状の連結部44とからな
っており、連結部44の先端部分の上面側には、横向板
状で鉤形の連結部材47が、縦向の回動軸48を介して
回動自在に装着され、附勢バネ49により係合側へ附勢
されている。そして、図5、9、10に示すように、支
持部41の上部略中央には、横長孔状のコネクター装着
部42が、頭部側へ(接続面14側へ)開口して設けら
れており、支持部41の上部両側面には、横長溝状の被
案内部43、43が設けられている。
【0016】そして、コネクター支持部材40は、図
4、8に示すように、支持部41が、保持体10の接続
面14の端方(図中左方)の部材収容部に収容され、連
結部44が、装着面11の下方の部材収容部に収容され
て、接続面14に対して略垂直方向へ移動自在に支持さ
れており、附勢バネ49により底部側へ(図中左側へ)
附勢されている。
【0017】そして、図6に示すように、保持体10が
傾斜した着脱位置のときに、図7に示すように、コネク
ター駆動部材30の水平移動部材31がコネクター支持
部材40の連結部44に接近して、連結部材47が連結
部33に係脱可能になり、連結部材47が連結部33に
係合して、コネクター支持部材40が水平移動部材31
に連結されると、図3、4に示すように、コネクター支
持部材40は水平移動部材31と共に移動して、支持部
41が接続面14に対して接近、離反し、水平移動部材
31から分離されると、図7、8に示すように、支持部
41が接続面14から離反した状態に保持されるように
なっている。
【0018】また、図5、9、10に示すように、コネ
クタ支持部材40のコネクター装着部42には、コネク
ター50が、先端側の嵌合部分を頭部側へ(接続面14
側へ)突出させ、接続面14に対して略垂直方向に拘束
され、接続面14に対して略平行方向へ僅かに移動可能
に装着されている。そして、コネクター50の外周面と
コネクター装着部42の内周面との間には、板バネ状の
位置保持バネ52、52…が装着されて、コネクター5
0は、コネクター装着部42の略中心に弾性的に保持さ
れている。
【0019】そして、コネクター50は、コネクター支
持部材40の移動により、コネクター装着孔15から接
続面14に対して突出、後退するようになっている。な
お、コネクター50は、FPC等を介して、外部スピー
カー、外部マイク等に接続される。
【0020】電話器係合部材60には、図3、7に示す
ように、凸形部分を有する横向板状の連結操作部61が
設けられており、連結操作部61の両側面には、横向の
被係止部63、63が側方に突出して固設されており、
縦向の支柱部64、64が上方に突出して固設されてい
る。そして、支柱部64、64の上端部には、図5、9
に示すように、横向鍔状(板状)の電話器係合部66、
66、コネクター案内部67、67が内方に突出して固
設されている。
【0021】そして、電話器係合部材60は、図4、図
8に示すように、連結操作部61が装着面11の下方の
部材収容部に収容され、支柱部64、64が底部保持部
13の側方の部材収容部に収容され、図5、9に示すよ
うに、電話器係合部66、66が底部保持部13の係合
部材突出孔16、16に挿入されて、接続面14に対し
て略垂直方向へ移動自在に支持されており、附勢バネ6
9、69により頭部側へ(図中右方へ)附勢されてい
る。
【0022】そして、電話器係合部材60は、携帯電話
器100が未装着のときには、図9に示すように、電話
器係合部66、66が係合部材突出孔16、16から底
部保持部13に突出した状態になっている。そして、保
持体10が傾斜した着脱位置のときに、図8に示すよう
に、被係止部63が係止部材係止部23の上方を通過す
る形で移動可能になり、電話器係合部66、66が係合
部材突出孔16、16から突出、後退すると共に、図7
に示すように、連結操作部61が連結部材47に係脱し
て、連結部材47を操作するようになっている。一方、
保持体10が略水平な使用位置のときには、図4に示す
ように、被係止部63が係止部材係止部23に当接して
移動不能になり、電話器係合部66、66が係合部材突
出孔16、16から底部保持部13に突出した状態ある
いは後退した状態に保持されるようになっている。
【0023】シャッター70は、図4、8に示すよう
に、縦向板状の孔閉鎖部71と、横向腕状の支持部73
と、縦向腕状の被操作部75とからなっており、保持体
10の接続面14の端方(図中左方)の部材収容部に収
容され、孔閉鎖部71を上下に移動させてコネクター突
出孔15を開閉するように、横向の回動軸77を介して
回動自在に支持されており、附勢バネ79により孔閉鎖
部71を上方に移動させるように附勢されている。
【0024】そして、シャッター70は、被操作部75
を介してコネクター支持部材40により操作され、図8
に示すように、被操作部75がコネクター支持部材40
により底部側へ(図中左側へ)押されると、孔閉鎖部7
1が下方へ移動してコネクター突出孔15を閉鎖し、図
4に示すように、被操作部75からコネクター支持部材
40が離反すると、孔閉鎖部71が上方へ移動してコネ
クター突出孔15を開放するようになっている。
【0025】また、保持体内10には、凸形のストッパ
ー80が、図1、2に示すように、保持体10が略水平
な使用位置のときに、ストッパー突出孔18から装着面
11より上方へ突出し、図6に示すように、保持体10
が傾斜した着脱位置のときは、装着面11より下方(内
方)へ後退するように設けられている。また、保持体1
0の頭部側の底面部分には、図2、6に示すように、鉤
状のロック爪83が下方に突出して装着され、保持体1
0の側面には、ロック爪83を操作するロック解除ボタ
ン85が装着されており、固定体20の上部には、ロッ
ク爪83と係脱する凹形の被ロック部25が固設されて
いる。
【0026】このように構成される携帯電話器ホルダー
に携帯電話器100を装着するには、図6に示すよう
に、保持体10が傾斜した着脱位置の状態で、携帯電話
器100の操作面(正面)を上向にして、その底部を保
持体10の底部保持部13に挿入し、頭部を頭部保持部
12、12間に挿入して、被装着面(裏面)を装着面1
1に当接させ、底部を底部保持部13に押し込んで、被
接続面(底面)を接続面14に当接させる。
【0027】すると、電話器係合部材60の電話器係合
部66、66が携帯電話器100の底部の溝状の被係合
部に係合すると共に、携帯電話器66、66の底部に押
されて電話器係合部材60全体が附勢バネ69、69に
抗して移動して、連結操作部61が連結部材47から離
反する。そして、連結部材47が附勢バネ49により回
動して直線移動部材31(コネクター駆動部材30)の
連結部33に係合し、コネクター駆動部材30とコネク
ター支持部材40とが連結される。
【0028】次に、保持体10の頭部側を下向に押し下
げるようにして、保持体10を、固定体20に対して下
方へ回動させて、図2に示すように、略水平な使用位置
に移動させる。この際、コネクター駆動部材30の回動
部材37、37が回動して、図3、4に示すように、直
線移動部材31と、これに連結されたコネクター支持部
材40とが、附勢バネ45、45に抗して頭部側へ移動
する。
【0029】すると、図4、5に示すように、コネクタ
ー支持部材40がシャッター70の被操作部75から離
反し、孔閉鎖部71が附勢バネ79により上方へ移動し
て、コネクター突出孔15が開放される。そして、コネ
クター50が、コネクター突出孔15から接続面14に
突出して、携帯電話器100の相手側コネクターに嵌合
し、携帯電話器100と外部スピーカー、外部マイク等
とが接続される。
【0030】また、コネクター50の嵌合の際には、コ
ネクタ支持部材40の被案内部43、43が電話器係合
部材60の案内部67、67に係合する。従って、コネ
クター支持部材40と携帯電話器100の両方に係合し
た電話器係合部材60を介して、コネクター支持部材4
0と携帯電話器100とを好適に整合させることができ
る。更に、コネクター50は、位置保持バネ52、52
…を変形させるようにして接続面14に対して略平行方
向へ(嵌合方向に対して略垂直方向へ)移動可能である
ので、コネクター50と相手側コネクターとに多少のず
れがあっても吸収することができ、コネクター50を好
適に嵌合することができる。
【0031】また、保持体10を略水平な使用位置に移
動させると、図2に示すように、保持体10側のロック
爪83が固定体20の被ロック部25に係合して、保持
体10が略水平な使用位置に保持される。また、ストッ
パー81が装着面11に突出して携帯電話器100の凹
形の被係合部に係合し、携帯電話器100の装着状態が
保持される。
【0032】このように、携帯電話器100を保持体1
0上に載置し、保持体10を押し下げるだけで、携帯電
話器100が外部スピーカー、外部マイク等に接続され
るので、目視しなくても、片手でも容易に操作すること
ができる。
【0033】一方、携帯電話器ホルダーから携帯電話器
100を取り外す際には、ロック解除ボタン85を押し
て、ロック爪83を後退させて被ロック部25から離反
させ、保持体10の頭部側を上方へ引き上げるようにし
て、保持体10を、固定体20に対して上方へ回動させ
て、図6に示すように、傾斜した着脱位置に移動させ
る。この際、コネクター駆動部材30の回動部材37、
37が回動して、図7、8に示すように、直線移動部材
31と、これに連結されたコネクター支持部材40とが
底部側へ移動する。
【0034】すると、図8、9に示すように、コネクタ
ー50が、携帯電話器100の相手側コネクターから離
反して、コネクター突出孔15から後退し、シャッター
70の被操作部75がコネクター支持部材40に押され
て、孔閉鎖部71が、附勢バネ79に抗して下方へ移動
して、コネクター突出孔15が閉鎖される。また、保持
体10を傾斜させると、ストッパー81が携帯電話器1
00の被係合部から離反して装着面11より下方に後退
し、ロック爪83は後退した状態に保持される。
【0035】従って、携帯電話器100を、その底部を
底部保持部13から引き出すようにして、保持体10か
ら取り外すことができ、目視しなくても、片手でも容易
に操作することができる。
【0036】そして、携帯電話器ホルダーから携帯電話
器100を取り外すと、電話器係合部材60全体が附勢
バネ69、69により頭部側へ移動して、図9に示すよ
うに、電話器係合部66、66が係合部材突出孔16、
16から底部保持部13に突出し、図7に示すように、
連結部材47が、連結操作部61に押されて附勢バネ4
9に抗して回動し、直線移動部材31(コネクター駆動
部材30)の連結部33から離脱して、コネクター支持
部材40とコネクター駆動部材30とが分離される。
【0037】このように携帯電話器100が未装着のと
きに、保持体10を略水平な使用位置に移動させると、
コネクター駆動部材30の平行移動部材31のみが頭部
側へ移動して、コネクター支持部材40は移動せず、従
って、コネクター50は突出せず、コネクター突出孔1
5はシャッター70の孔閉鎖部71により閉鎖されたま
まになる。また、この状態では、電話器係合部材60の
被係止部63、63が係合部材係止部23、23に当接
して電話器係合部材60が係止され、携帯電話器100
を装着しようとしても、底部が電話器係合部66、66
に当たって底部保持部13に挿入できなくなる。
【0038】従って、携帯電話器100が未装着のとき
は、コネクター50は常に保持体10の内部に収容さ
れ、コネクター突出孔15は閉鎖されるので、コネクタ
ー50の汚損等を防止できる。一方、携帯電話器100
が装着され、かつ、保持体10が略水平な使用位置の状
態では、常にコネクター50が接続面14に突出して、
携帯電話器100に接続されているため、使用者の操作
ミス(思い違い)を防止することができる。
【0039】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る携帯電話器
ホルダーは、自動車内等に固定される固定体を備え、携
帯電話器を装着面上に着脱自在に保持する保持体を、固
定体に、着脱位置と使用位置との間で移動自在に支持さ
せ、保持体を、装着面に対して略垂直な携帯電話器の被
接続面に対向する接続面を有する中空箱状に形成し、接
続面に、コネクター突出孔を内外に貫通して設け、保持
体内に、コネクター支持部材を、接続面に対して略垂直
方向へ移動自在に設け、保持体と固定体との間に、コネ
クター駆動部材を、保持体の移動に連動してコネクター
支持部材を移動させるように設け、携帯電話器の被接続
面に配置された相手側コネクターに嵌合して、携帯電話
器を外部スピーカー、外部マイク等に接続するコネクタ
ーを、コネクター支持部材に支持させ、コネクター駆動
部材によりコネクター支持部材が移動されるとコネクタ
ー突出孔から突出後退するように構成したことによっ
て、保持体が着脱位置のときに保持体に携帯電話器を装
着して、保持体を使用位置に移動させると、コネクター
支持部材が移動し、コネクターが、コネクター突出孔か
ら接続面に突出して、相手側コネクターに嵌合する。従
って、使用者が手でコネクターを嵌合させる必要がな
く、保持体に携帯電話器を装着して保持体を移動させる
という簡単な操作で、携帯電話器を外部スピーカー、外
部マイク等に接続することができる。また、保持体が着
脱位置のときには、コネクターは後退して保持体内に収
容されるので、不使用時にコネクターを保護することが
できる。
【0040】なお、保持体を、固定体に、着脱位置と使
用位置との間で回動自在に支持させ、コネクター駆動部
材を、腕状に形成された回動部材をもって構成し、回動
部材の一端側を固定体に回動自在に支持させ、他端側を
保持体に接続面に対して略垂直方向へ移動自在に支持さ
せてコネクター支持部材に連結することによって、コネ
クター駆動部材を、好適に、保持体の移動に連動させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯電話器ホルダーの実施の形
態であって、保持体に携帯電話器が装着され、保持体が
使用位置にある状態を示す平面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図2のAA線による断面図である。
【図4】 図3のBB線による断面図である。
【図5】 図4のCC線による断面図である。
【図6】 図1の携帯電話器ホルダーの、保持体が着脱
位置にあり、保持体に携帯電話器が未装着の状態を示す
側面図である。
【図7】 図6のDD線による断面図である。
【図8】 図7のEE線による断面図である。
【図9】 図8のFF線による断面図である。
【図10】 図8のGG線による拡大断面図である。
【符号の説明】
10 保持体 11 装着面 12 頭部保持部 13 底部保持部 14 接続面 15 コネクター突出孔 16 係合部材突出孔 17 回動部材突出孔 18 ストッパー突出孔 19 係止部進入孔 20 固定体 21 回動軸 23 係合部材係止部 25 被ロック部 27 回動軸 30 コネクター駆動部材 31 直線移動部材 33 連結部 35 回動軸 37 回動部材 40 コネクター支持部材 41 支持部 42 コネクター装着部 43 被案内部 44 連結部 45 附勢バネ 47 連結部材 48 回動軸 49 附勢バネ 50 コネクター 52 位置保持バネ 60 電話器係合部材 61 連結操作部 63 被係止部 64 支柱部 66 電話器係合部 67 コネクター案内部 69 附勢バネ 70 シャッター 71 孔閉鎖部 73 支持部 75 被操作部 77 回動軸 79 附勢バネ 81 ストッパー 83 ロック爪 85 ロック解除ボタン 100 携帯電話器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話器を装着面上に着脱自在に保持
    する保持体と、前記装着面に対して略垂直な前記携帯電
    話器の被接続面に配置された相手側コネクターに嵌合し
    て、前記携帯電話器を外部スピーカー、外部マイク等に
    接続するコネクターとを備えてなる携帯電話器ホルダー
    において、 自動車内等に固定される固定体を備え、前記保持体は、
    前記固定体に、着脱位置と使用位置との間で移動自在に
    支持され、前記保持体は、前記携帯電話器の前記被接続
    面に対向する接続面を有する中空箱状に形成され、前記
    接続面には、コネクター突出孔が内外に貫通して設けら
    れ、前記保持体内には、コネクター支持部材が、前記接
    続面に対して略垂直方向へ移動自在に設けられ、前記保
    持体と前記固定体との間には、コネクター駆動部材が、
    前記保持体の移動に連動して前記コネクター支持部材を
    移動させるように設けられ、前記コネクターは、前記コ
    ネクター支持部材に支持され、前記コネクター駆動部材
    により前記コネクター支持部材が移動されると前記コネ
    クター突出孔から突出後退することを特徴としてなる携
    帯電話器ホルダー。
  2. 【請求項2】 保持体は、固定体に、着脱位置と使用位
    置との間で回動自在に支持され、コネクター駆動部材
    は、腕状に形成された回動部材を有し、前記回動部材
    は、一端側を、固定体に回動自在に支持され、他端側
    を、保持体に接続面に対して略垂直方向へ移動自在に支
    持され、コネクター支持部材に連結される請求項1に記
    載の携帯電話器ホルダー。
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