JP2000174870A - 電話機ホルダー - Google Patents

電話機ホルダー

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JP2000174870A
JP2000174870A JP34296798A JP34296798A JP2000174870A JP 2000174870 A JP2000174870 A JP 2000174870A JP 34296798 A JP34296798 A JP 34296798A JP 34296798 A JP34296798 A JP 34296798A JP 2000174870 A JP2000174870 A JP 2000174870A
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connector
holder
telephone
case
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JP34296798A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Yoshito Sakai
義人 酒井
Ryoji Tsuji
良次 辻
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を安定して保持できるようにしな
がら、不使用時にはコンパクトにして良好な外観を保つ
ようにする。 【解決手段】 携帯電話機が挿入可能なケース部10
と、その開口を開閉するように折畳まれる蓋部11とを
備える。ケース10内にホルダーコネクタ23を設け、
このホルダーコネクタ23に結合された携帯電話機Tを
他の位置で保持する電話機保持手段60を蓋部11に設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に設置さ
れ、携帯電話機を保持する電話機ホルダーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話機の普及に伴い、車室内
でのハンズフリーなどを目的として、携帯電話機を所定
のコネクタと接続したままこれを保持するための電話機
ホルダーの開発が進められている。このような電話機ホ
ルダーとしては、例えば特開平10−200611号公報に示さ
れるように、携帯電話機がその長手方向に挿入されるケ
ースの奥側にコネクタを設け、当該ケースに挿入された
携帯電話機がそのまま上記コネクタに結合されるように
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示された電
話機ホルダーは、携帯電話機全体をほぼ収納するケース
を備えるものであるため、かさばりやすい。従って、か
かる電話機ホルダーを車室内等に設置すると、外観を害
するおそれがある。また、ホルダー全体の小型化及び簡
素化を図るべく、例えばベース部材にホルダーコネクタ
を取付けただけの構造にすると、携帯電話機がホルダー
コネクタとの結合部分でのみ保持されることになり、車
両の走行振動等による外力が当該結合部分に集中作用し
てコネクタ端子の破損等が生じるおそれがある。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、携帯電話機
を安定した状態で保持することが可能であり、しかも、
不使用時にはコンパクトにして良好な外観を保つことが
できる電話機ホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、携帯電話機と結合可能なホル
ダーコネクタと、このホルダーコネクタに結合された携
帯電話機を当該結合位置と異なる位置で保持する電話機
保持手段とをベースに設けるとともに、当該ベースを折
畳み可能に構成したものである。
【0006】この電話機ホルダーによれば、使用時には
ベースを展開し、そのホルダーコネクタに携帯電話機を
結合するとともに当該結合位置と異なる位置で電話機保
持手段により携帯電話機を安定して保持することができ
る。これに対して不使用時には、上記ベースを折畳むこ
とにより、ホルダー全体をコンパクトにして外観を良好
に保つことができる。
【0007】上記ホルダーコネクタ及び電話機保持手段
の具体的な配置は適宜設定が可能である。例えば、上記
ベースの一端側にホルダーコネクタを、他端側に電話機
保持手段を設けるとともに、これらホルダーコネクタと
電話機保持手段との間の中間位置で折畳み可能となるよ
うに上記ベースを構成すれば、携帯電話機の保持位置を
大きく離間させてその保持状態をより安定させることが
可能である。しかも、不使用時には上記中間位置で折畳
むことにより、全体をコンパクトにすることができる。
【0008】上記ホルダーコネクタは、ベースに完全固
定してもよいし、ベースと一体的に構成するようにして
もよいが、このホルダーコネクタを、当該ホルダーコネ
クタと結合された携帯電話機が上記電話機保持手段に保
持されるセット位置と、当該セット位置から外れた着脱
操作位置とに切換可能となるように上記ベースに取付け
れば、着脱操作時にはホルダーコネクタをセット位置と
は別の着脱に適した着脱操作位置に切換えることによ
り、その着脱作業性を高めることができる。
【0009】この電話機ホルダーの設置場所は適宜設定
が可能である。例えば、当該電話機ホルダーを車室内に
設置する場合、上記ベースの一部を車室内パネルに固定
し、この固定部分に対して他の部分が折畳み方向に移動
できるようにすれば、電話機ホルダーを車室内パネルに
据え付けたまま、そのベースの折畳み及び展開を難なく
行うことができる。
【0010】上記ベースの具体的な形状や構造は問わ
ず、全体を平板状にしてもよいし、ケース状にしてもよ
い。例えば、上記ベースを、携帯電話機が挿入可能な開
口部をもつケース部と、このケース部の開口を開閉する
ように当該ケース部に回動可能に連結される蓋部とで構
成するとともに、上記ケース部内に上記ホルダーコネク
タを設け、上記蓋部に上記電話機保持手段を設け、当該
蓋部が閉じた状態で当該電話機保持手段が上記ケース内
に収められ、当該蓋部が開いた状態で当該電話機保持手
段が携帯電話機を保持可能となるように構成すれば、上
記ケース部によって当該ケース部内に挿入されている電
話機部分を保護することができる。しかも、不使用時に
は蓋部を閉じる(すなわちベースを折畳む)ことによ
り、全体をコンパクト化できるとともに、ケース部内に
異物が入り込むのを蓋部によって阻止することができ
る。
【0011】かかる電話機ホルダーを車室内に設置する
場合、上記ケース部を車室内パネルの奥方へ埋め込み、
上記蓋部を閉じた状態で当該蓋部が上記車室内パネルと
略同一の面を形成するようにすれば、当該蓋部を閉じた
状態でホルダー全体を外観的にパネルと一体化すること
ができる。
【0012】上記ホルダーコネクタは、そのまま直接ベ
ースに取付けるようにしてもよいが、このホルダーコネ
クタを、電話機側コネクタとの結合状態をロックするた
めのロック部及び外部から押圧操作を受ける被操作部を
有し、この被操作部の押圧操作によって上記ロック部が
ロック位置と非ロック位置とに切換えられるロック機能
付コネクタで構成した場合には、このホルダーコネクタ
を電話機側コネクタとの結合方向に移動可能に保持する
コネクタケースと、上記ホルダーコネクタを上記電話機
側コネクタに向かう方向に付勢する付勢手段とを備え、
この付勢手段の付勢力によりホルダーコネクタが押し出
された状態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換
え、上記付勢手段の付勢力に抗してホルダーコネクタが
コネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック部
を上記ロック位置に切換えるべく当該ホルダーコネクタ
の被操作部を操作するように上記コネクタケースを構成
するとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換え
られるまでコネクタケース内に押し込まれた位置でホル
ダーコネクタを係止し、この係止位置からさらにホルダ
ーコネクタがコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上
記係止を解除する係止手段をコネクタケースに設け、こ
のコネクタケースを上記ベースに回動可能に取付けるよ
うにすることが、より好ましい。この構成によれば、次
の要領で携帯電話機とホルダーコネクタ(ロック機能付
コネクタ)との着脱を簡便に行うことができる。
【0013】まず、ホルダーコネクタが付勢力で押し出
された状態から、このホルダーコネクタに電話機側コネ
クタを押付けるようにしながら両コネクタを結合する
と、ホルダーコネクタのロック部がそれまでの非ロック
位置からロック位置に切換えられ、両コネクタの結合状
態がロックされるとともに、その位置で係止手段により
ホルダーコネクタがコネクタケース側に係止される。そ
の後、さらにホルダーコネクタ及び電話機側コネクタを
ケース奥側に押し込むと、係止手段による係止が解除さ
れ、上記付勢力でホルダーコネクタが逆向きに押し出さ
れる。その際、ホルダーコネクタのロック部は上記ロッ
ク位置から非ロック位置に戻り、このホルダーコネクタ
と電話機側コネクタとが切離し可能な状態になる。従っ
て、この構成では、ホルダーコネクタに対して携帯電話
機をその結合方向に押付けるだけの簡単な操作で、ロッ
ク及びロック解除の切換ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0015】1)第1の実施の形態(図1〜図18) ここに示す電話機ホルダーは、図1及び図2に示すよう
なケース部10、蓋部11、及びコネクタモジュール2
0を備え、ケース部10及び蓋部11によってベースが
構成されている。ケース部10は、上向きに開口する有
底容器状をなし、その底部にコネクタモジュール20が
取付けられている。
【0016】このコネクタモジュール20は、図3〜図
5に示すように、ホルダーコネクタ23を覆うコネクタ
カバーのカバー本体を構成する前側カバー22A及び後
側カバー22Bと、コネクタケースを構成する前側ケー
ス21A及び後側ケース21Bとを備え、これらが図5
に示すビス35等によって相互に固定されている。
【0017】ホルダーコネクタ23は、電線Dの端末に
設けられたものであり、この電線Dは、前記ケース部1
0の底壁に形成されたスリット10a(図1及び図2)
を通じて当該ケース部10内に導入されている。
【0018】ホルダーコネクタ23の上端には、嵌合部
(結合部)23aが設けられている。この嵌合部23a
は、携帯電話機Tの尾端に設けられた電話機側コネクタ
TC(図10,図11)と嵌合可能であり、その嵌合状
態で、上記電話機側コネクタTCがホルダーコネクタ2
3さらには上記電線Dを介して外部回路(例えば車両側
回路)に接続されるようになっている。
【0019】図6に示すように、ホルダーコネクタ23
のハウジング内左右両側部には、上下方向に延びる板ば
ね23jが設けられている。この板ばね23jは、その
下端部がハウジング側に固定され、上端部が自由端部と
されており、当該自由端部に外向きのロック用爪23p
が突設されている。これらのロック用爪23pは、図1
0及び図11に示すように嵌合部23aから両外側に突
出した状態で、電話機側コネクタTCの内側面に形成さ
れた凹部Ch内に嵌まり込んでコネクタ結合状態をロッ
クする略三角形状に設定されている。また、板ばね23
jの上下方向中間部には、外向きに突出する被操作部2
3bが設けられ、この被操作部23bの外側上端部分に
は、下方に向かうに従って広がるテーパー面23nが形
成されている。
【0020】なお、この図6では、便宜上、上記嵌合部
23aの図示を省略している。
【0021】上記板ばね23jの下端部近傍には、略円
板状の板ばね規制部23kが設けられ、この板ばね規制
部23kと板ばね23jの下端部とが当接した状態で当
該当接個所を支点に板ばね23jがコネクタ中央側に撓
み変形できるようになっている。そして、板ばね23j
が変形していない状態(図6実線の状態)では、コネク
タハウジング両側面に設けられた貫通孔23mを通じて
被操作部23bがコネクタハウジングの両外側に突出
し、かつ、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面
から側方に突出する(図10,図11参照)のに対し、
これらロック用爪23pが内側に押されて板ばね23j
が同方向に撓み変形すると(図6の二点鎖線参照)、両
ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面よりも内側に
没入するようになっている(図9参照)。
【0022】前側カバー22A及び後側カバー22B
は、コネクタカバーのカバー本体を構成するものであ
り、上記ホルダーコネクタ23を前後両側から挟む状態
(当該コネクタ23の側面を覆う状態)で、当該コネク
タ23の外側に装着されている。
【0023】図7に示すように、ホルダーコネクタ23
の下部には、その下端に向かうに従って広がる方向の前
側テーパー面23c及び後側テーパー面23dが形成さ
れているのに対し、前側カバー22Aの下部内側面及び
後側カバー22Bの下部内側面は、上記前側テーパー面
23c及び後側テーパー面23dにほぼ合致するテーパ
ー面22a,22bとされている。すなわち、このコネ
クタカバーの内側面は、ホルダーコネクタ23に装着さ
れた状態で当該コネクタ23の上側への抜けを阻止する
形状とされている。
【0024】上記カバー22A,22Bからなるカバー
本体の底部には、蓋板30が着脱可能に装着されるよう
になっている。この蓋板30は、カバー本体の下側開口
を塞ぐ形状を有し、その一方の側部は、カバー本体に形
成された凹溝22g(図9〜図11)に嵌め込まれる形
状を有する一方、他方の側部にはボルト挿通孔32が穿
設されている。そして、このボルト挿通孔32に挿通さ
れたボルト33がカバー本体下端のねじ孔22hにねじ
込まれることにより、当該カバー本体下端に蓋板30が
固定されるようになっている。この固定状態で、ホルダ
ーコネクタ23は後方からも拘束され、当該蓋板30及
びカバー22A,22Bからなるコネクタカバーと一体
に上下動(コネクタ結合方向に移動)するようになって
いる。
【0025】なお、図7において31は、ホルダーコネ
クタ23に接続されている電線を通すために蓋板30に
形成された切欠である。
【0026】カバー22A,22Bからなるカバー本体
の上部両側壁には、これを貫通する貫通孔22eが設け
られ、この貫通孔22e内にボタン25が出没方向(被
操作部23bの操作方向)に移動可能な状態で嵌め込ま
れている。そして、このボタン25が外部から押圧操作
されることにより、当該ボタン25と連動してホルダー
コネクタ23の被操作部23bも押圧操作されるように
なっている。
【0027】なお、ホルダーコネクタ23の被操作部2
3bが直接カバー22A,22Bから突出可能な形状で
ある場合には、上記ボタン25を省略すればよい。ま
た、カバー22A,22Bを省略してホルダーコネクタ
23を直接ケース21A,21B内に収納する場合に
は、ボタン25は特に要しない。
【0028】前側ケース21A及び後側ケース21Bか
らなるコネクタケースは、上方に開口する箱状をなし、
ホルダーコネクタ23及びコネクタカバーの上端部を除
く主要部を上下動可能に収容している。
【0029】図7及び図8に示されるように、後側ケー
ス21Bの側壁上側中央部には、水平に延びるコネクタ
係止ピン(係止手段)24が取付けられている。このコ
ネクタ係止ピン24は、その上端部24a及び下端部2
4bがホルダーコネクタ23側に向かって横向きに屈曲
する略コ字状とされ、ピン押え28によって外側から拘
束されている。
【0030】具体的に、後側ケース21Bの側壁中央に
は横向きに開口する孔21i(図7)が設けられ、この
孔21iに上記コネクタ係止ピン24の上端部24aが
外側から嵌入されることにより、この上端部24aを中
心としてコネクタ係止ピン24全体がコネクタ幅方向に
回動可能に後側ケース21Bに取付けられている。この
後側ケース21Bの側壁には、上記孔21iを中心とす
る円弧状と略同形状の貫通穴21hが形成され、この貫
通穴21hを通じてコネクタ係止ピン24の下端部24
bの先端が後側ケース21Bの裏側に突出している。ま
た、当該側壁外側面における上記孔21iの近傍部分に
は、上記コネクタ係止ピン24の回動範囲をV字状に規
制する回動規制突起21gも形成されている。
【0031】一方、前記後側カバー22Bの外側面中央
には、前記コネクタ係止ピン24の下端部24bの先端
が侵入可能な凹溝(案内溝)27が形成されている。こ
の凹溝27は、上下方向に延びる直線溝27aと、この
直線溝27aの上端とつながり、略ハート状の凸部(カ
ム)22fを取り囲む形状をもつループ溝27bとから
なっている。そして、後側カバー22Bがホルダーコネ
クタ23と一体に下がるに従って上記コネクタ係止ピン
24の下端部24bが直線溝27aからループ溝27b
の左側を通って上記凸部22fの中央窪み部Pに至り
(図9〜図11)、さらにこの位置から後側カバー22
Bが逆行する(すなわち上がる)に従って上記下端部2
4bがループ溝27bの右側を通って直線溝27a内に
戻るように、ループ溝27bの形状が設定されている。
すなわち、上記コネクタ係止ピン24は、凸部22fの
幅方向に回動可能となっている。
【0032】なお、カバー22A,22Bを省略する場
合には、上記案内溝27をホルダーコネクタ23の表面
に直接加工すればよい。
【0033】後側ケース21Aのさらに後方には、コネ
クタ係止ピン24等を覆うロックカバー29が装着され
ている。このロックカバー29の下端からは前方(図7
では右方)に底壁29aが延び(図7参照;図3では省
略)、この底壁29aによってケース21A,21Bの
下側開口が下方から覆われている。また、底壁29aに
は、ホルダーコネクタ23に接続された電線を挿通する
ための切欠29bが形成されている。
【0034】前記ケース21A,21Bからなるコネク
タケースの左右両側壁内側面には、図9〜図11に示す
ような凹溝21fが形成されている。この凹溝21f
は、コネクタケース上端よりも少し下方の位置からコネ
クタケース下端に至るまで上下方向に延びている。換言
すれば、この凹溝21fの上方のケース上端位置に、当
該凹溝21fよりも内側に迫るコネクタ操作部21kが
形成されている。そして、この凹溝21f内に上記両ボ
タン25の外側部が嵌入されることにより、このコネク
タケース内にカバー22A,22B及びホルダーコネク
タ23が前後方向にスライド可能に保持されている。し
かも、このケース21A,21Bに対してカバー22
A,22B及びホルダーコネクタ23が上昇すると、ボ
タン25がコネクタ操作部21kと当接し、このボタン
25さらにはその内側の被操作部23bが内方へ押圧操
作されるようになっている(図9参照)。
【0035】なお、このケース21A,21B内でのカ
バー22A,22B及びホルダーコネクタ23のセット
位置は、後述の作用が得られるような位置に設定されて
いる。
【0036】後側カバー22Bの左右両翼部には、下方
に開口する筒部22jが設けられている。筒部22jの
中には、下方に突出する軸部22kが形成され、この軸
部22kに圧縮コイルばね26の上端が外嵌される一
方、当該ばね26の下端がロックカバー29の底壁29
aに当接している。そして、この圧縮コイルばね26の
弾発力により、カバー22A,22B及びホルダーコネ
クタ23全体が上向きに付勢されている。
【0037】このコネクタモジュール20では、次の要
領でホルダーコネクタ23と携帯電話機Tとの結合及び
切り離しが行われる。
【0038】まず、携帯電話機Tを結合する前の状態で
は、ケース21A,21B内におけるホルダーコネクタ
23は、圧縮コイルばね26の弾発力で図9に示すよう
な最上位置まで押し上げられている。この位置では、ホ
ルダーコネクタ23の両被操作部23bがボタン25を
介して後側ケース21Aのコネクタ操作部21kに押し
込まれ、当該コネクタ23のロック用爪23pが没入し
た状態となっており、係止ピン24の下端部24bは後
側カバー22Bにおける案内溝27の直線溝27a内に
位置している。
【0039】この状態から携帯電話機Tの電話機側コネ
クタTCをホルダーコネクタ23に押付け、当該ホルダ
ーコネクタ23及びカバー22A,22Bをケース21
A,21B内に押し込むと、ボタン25がコネクタ操作
部21kから下方に離れる(図10)。この時点で、両
ボタン25が嵌入溝21f内に突出して(すなわちコネ
クタ操作部21kによる被操作部23bの押圧操作が解
除されて)両ロック用爪23pが電話機側コネクタTC
の凹部Ch内に嵌まり込み、両コネクタ23,TCの結
合状態がロックされる。そして、カバー22A,22B
が図10に示す最下位置まで沈んだ時点で、コネクタ係
止ピン下端部24bがループ溝27bの左側部分を通っ
て凸部22fの窪み部分Pの近傍まで到達する。
【0040】この最下位置から携帯電話機Tの押し込み
力を解除すると、圧縮コイルばね26の弾発力でホルダ
ーコネクタ23及びカバー22A,22Bが僅かに上が
り、上記コネクタ係止ピン下端部24bがループ溝27
bに案内されながら凸部22fの窪み部分Pに嵌まり込
む位置で止まる(図11の状態)。これにより、ホルダ
ーコネクタ23及びカバー22A,22Bはコネクタ係
止ピン24を介して後側ケース21B側に係止された状
態(すなわち携帯電話機Tが電話機ホルダーに完全装着
された状態)となる。
【0041】この状態から携帯電話機Tを再び押し下げ
てカバー22A,22Bを下降させると、コネクタ係止
ピン下端部24bは窪み部分Pから外れてループ溝27
bによりその右側部分へ案内される。すなわち、係止が
解除される。従って、上記下端部24bがループ溝27
bの右側部分を通って直線溝27aに戻るようにしなが
ら、カバー22A,22B及びホルダーコネクタ23が
上昇し、被操作部23bが再びボタン25を介してコネ
クタ操作部21kに押圧操作されてロック用爪23pが
没入し始める。これによりコネクタ23,TC同士の結
合ロックが解除され、携帯電話機Tを取り出すことが可
能になる。
【0042】従って、このコネクタモジュール20に対
しては、これと結合状態にある携帯電話機Tをさらに押
し下げるだけの簡単な操作で、ロック用爪23pによる
コネクタ結合ロック状態を解除することが可能となって
いる。
【0043】前記図1に示すように、後側ケース21B
の下部両側面には、側方に突出する左右一対の回動軸3
4が形成されている。これに対し、ケース部10内下部
の左右位置には、上向きに屈曲するフック状の軸支部1
2が突設され、これら軸支部12によって上記各回動軸
34が自軸回りに回動可能に支持されている。これによ
り、コネクタモジュール20全体が、図12及び図13
に示すように真上を向くセット位置と、図1及び図2に
示すようにやや前側に傾く結合操作位置とに位置切換可
能となっている。
【0044】図12及び図13に示すように、蓋部11
は、ケース部10の上端開口を塞ぐ閉位置(図12)
と、当該開口を開放する開位置(図13)とに切換可能
となるようにケース部10に取付けられている。詳しく
は、蓋部11の基端部がヒンジ部材13を介して水平軸
回りに回動可能にケース部10の後側壁上端に連結され
ている。
【0045】この実施の形態では、ハンズフリーを目的
として電話機ホルダーを車室内に設置すべく、そのケー
ス部10がインストゥルメントパネル(車室内パネル)
40に組み込まれている。詳しくは、インストゥルメン
トパネル40の適所に開口41が設けられるとともに、
この開口41とケース部10の上端開口とが合致する位
置で、当該ケース部10が図12に示すブラケット4
2,43を介してインストゥルメントパネル40側に吊
り下げ支持されている。従って、図14に示すように蓋
部11を閉じた状態では、当該蓋部11とインストゥル
メントパネル40とが略同一の面を形成する一方、図1
6に示したように蓋部11を開いた状態では、ケース部
10内に上から携帯電話機を挿入することが可能となっ
ている。
【0046】蓋部11の内側面には、左右一対のカバー
14が立設され、これらカバー14の内側に電話機保持
手段60が設けられている。この電話機保持手段60
は、携帯電話機Tに対して左右両外側から接触可能な位
置に固定された一対の弾性体61a,62aと、当該携
帯電話機Tに対して後方から接触可能な位置に設けられ
た左右一対の弾性体61b,62bとを備えている。そ
して、上記蓋部11が開かれ、かつ、前記ホルダーコネ
クタ23に携帯電話機Tが結合された状態で、当該ホル
ダーコネクタ23がセット位置(前記図13の位置)に
切換えられることにより、当該携帯電話機Tのやや上側
部分が弾性体61a,62a,61b,62bを圧縮弾
性変形させながらこれら弾性体と圧接し、これにより当
該部分が蓋部11側に保持されるようになっている。一
方、蓋部11を閉じることにより、カバー14及び電話
機保持手段60全体がケース部10内に格納されるよう
になっている。
【0047】次に、この電話機ホルダーの作用を説明す
る。
【0048】ホルダーに携帯電話機Tをセットしないと
き、すなわち不使用時には、図14に示すように、蓋部
11を閉じておく。これにより、蓋部11がインストゥ
ルメントパネル40と略同一の面を形成することになる
ため、外観にほとんど影響を与えないコンパクトな状態
とすることができる。また、上記蓋部11によってケー
ス部10の開口が塞がれるため、当該開口を通じてケー
ス部10内にごみ等の異物が入り込むことが未然に防が
れる。
【0049】これに対し、ホルダーに携帯電話機Tをセ
ットしたいときには、図15に示すように蓋部11を開
いてケース部10内を開放し、図16に示すように斜め
上方から携帯電話機Tを挿入する。このとき、中のコネ
クタモジュール20は予め着脱操作位置(図1及び図2
に示す位置)に切換えておく。そして、当該携帯電話機
Tの尾端の電話機側コネクタTCをコネクタモジュール
20のホルダーコネクタ23に押付けるようにしながら
両コネクタTC,23を結合する(このときの作用は上
述のとおり)。これにより、携帯電話機Tは両コネクタ
TC,23を介して外部回路に接続された状態になる
(図17に示す状態)。
【0050】さらに、この状態から携帯電話機T及びコ
ネクタモジュール20を起立側へ一体的に回動操作し、
携帯電話機Tが立直するセット位置に切換える。このと
き、携帯電話機Tが弾性体61a,62a等の圧縮弾性
変形を伴いながら当該弾性体61a,62aの間に押し
込まれ、これら弾性体61a,62aと圧接する状態と
なる(図13,図18)。これにより、携帯電話機Tは
その下端のコネクタ結合位置とやや上部の弾性体圧接位
置との2つの位置で安定して保持される(セット完
了)。
【0051】逆に、携帯電話機Tを取り外す際には、こ
の携帯電話機Tを把持して比較的強い力で携帯電話機T
を強制的に前側に倒し、弾性体61a,62a,…から
離間させる(図17)。この状態で携帯電話機Tをさら
にコネクタケース21A,21Bの奥側(斜め下方)へ
押し込むと、上述のコネクタモジュール20の作用で電
話機側コネクタTCとホルダーコネクタ23との結合ロ
ックが解除されるため、そのまま携帯電話機Tをホルダ
ーコネクタ23から抜き取ることができる。
【0052】従って、この電話機ホルダーによれば、不
使用時に外観を損なうことなく、使用時には携帯電話機
Tを安定した状態で保持することが可能である。
【0053】2)第2の実施の形態(図19) この実施の形態では、平板状の固定側部材15及び回動
側部材16によってベースが構成され、両部材15,1
6は前記第1の実施の形態でも示したヒンジ部材13を
介して回動可能に連結されている。そして、固定側部材
15の下部前面には前記第1の実施の形態で示したコネ
クタモジュール20が、回動側部材16の上部前面には
前記第1の実施の形態で示した電話機保持手段60がそ
れぞれ設けられている。すなわち、ベース全体はコネク
タモジュール20と電話機保持手段60との間の中間位
置て折畳み可能となっている。
【0054】一方、インストゥルメントパネル40の前
面には、後方に凹んだ凹部45が形成され、この凹部4
5の奥側面に前記固定側部材15のみが固定されてい
る。従って、回動側部材16は、図19(a)に示すよ
うに立直して固定側部材15と単一の平板を構成する展
開位置と、同図(b)に示すように前側に倒伏して固定
側部材15の上に重なる折畳み位置とに切換可能となっ
ている。
【0055】このような構成においても、ホルダー不使
用時には同図(b)に示すような折畳み位置に回動側部
材16を切換えることにより、全体を凹部45内にコン
パクトに収めて良好な外観を維持する一方、ホルダー使
用時には同図(a)に示すように展開し、コネクタモジ
ュール20におけるホルダーコネクタに携帯電話機Tを
結合するとともに、当該携帯電話機の上部を電話機保持
手段60で保持することにより、携帯電話機T全体を安
定した状態で保持することができる。
【0056】その他、本発明は例として次のような実施
の形態をとることも可能である。
【0057】・前記実施形態では、ケース部10や固定
側部材15をインストゥルメントパネル40とは別の部
材として構成し、これをインストゥルメントパネル40
に固定するようにしているが、ベースの一部を車室内パ
ネルと一体化するようにしてもよい。
【0058】・電話機ホルダーの設置場所はインストゥ
ルメントパネル40に限らず、その他の車室内パネル、
例えばドアパネルに設置するようにしてもよい。また、
ハンズフリー以外の目的、例えば携帯電話機の充電の目
的で、通常家屋の室内等に設置する場合でも、これを折
畳み状態とすることで室内の外観を良好に維持すること
が可能である。
【0059】・本発明において、電話機保持手段による
携帯電話機Tの保持形態は上記のような挟持式のものに
限らず、例えば携帯電話機Tをホルダーコネクタ側に押
付けることにより保持するものや、吸盤等で吸着保持す
るもの等でもよい。
【0060】・前記実施形態では、ホルダーコネクタ2
3をケース21A,21B内に組み込んでコネクタモジ
ュール20を構成し、その前側ケース21Aをベースに
取付けるようにしているが、ホルダーコネクタ23をそ
のまま単独でベースに取付けるようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明は、携帯電話機と結
合可能なホルダーコネクタと、このホルダーコネクタに
結合された携帯電話機を当該結合位置と異なる位置で保
持する電話機保持手段とをベースに設けるとともに、当
該ベースを折畳み可能に構成したものであるので、ホル
ダーコネクタとの結合位置と電話機保持手段の配設位置
との複数位置で携帯電話機を安定して保持することを可
能にしながら、不使用時にはベースを折畳むことによっ
て良好な外観を保つことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電話機ホル
ダの蓋部を閉じた状態を示す一部断面斜視図である。
【図2】上記電話機ホルダーの蓋部を開いた状態を示す
斜視図である。
【図3】上記電話機ホルダーに設けられるコネクタモジ
ュールの分解斜視図である。
【図4】上記コネクタモジュールとこれに組み込まれる
ホルダーコネクタの斜視図である。
【図5】上記コネクタモジュールの分解断面図である。
【図6】上記コネクタモジュールに組み込まれるホルダ
ーコネクタの一部断面正面図である。
【図7】上記コネクタモジュールの断面側面図である。
【図8】上記コネクタモジュールの後側カバーの上面構
造を示す破断斜視図である。
【図9】上記コネクタモジュールのコネクタカバー及び
ホルダーコネクタが最も上昇した状態を示す断面正面図
である。
【図10】上記コネクタモジュールのホルダーコネクタ
と電話機側コネクタとが嵌合された状態を示す断面正面
図である。
【図11】上記コネクタモジュールのホルダーコネクタ
が最も下降した状態を示す断面正面図である。
【図12】上記電話機ホルダーの蓋部を閉じた状態を示
す断面側面図である。
【図13】上記電話機ホルダーの蓋部を開いた状態を示
す断面側面図である。
【図14】上記電話機ホルダーがインストゥルメントパ
ネルに組み込まれている状態で蓋部が閉じられた外観を
示す破断斜視図である。
【図15】上記電話機ホルダーがインストゥルメントパ
ネルに組み込まれている状態で蓋部が開かれた外観を示
す破断斜視図である。
【図16】上記電話機ホルダー内に携帯電話機が挿入さ
れる様子を示す斜視図である。
【図17】上記電話機ホルダー内に携帯電話機が挿入さ
れた直後の状態を示す斜視図である。
【図18】上記携帯電話機を挿入してからセットを完了
した状態を示す斜視図である。
【図19】(a)は本発明の第2の実施の形態にかかる
電話機ホルダーにおいてベースを展開した状態を示す斜
視図、(b)は同ベースを折畳んだ状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 ケース部 11 蓋部 13 ヒンジ部材 15 固定側部材(ベースを構成) 16 回動側部材(ベースを構成) 20 コネクタモジュール 21 コネクタケース 21k コネクタ操作部 22f 凸部 23 ホルダーコネクタ 23b 被操作部 23p ロック用爪(ロック部) 24 コネクタ係止ピン(係止部材) 26 圧縮コイルばね(付勢手段) 27 凹溝(案内溝) 60 電話機保持手段 T 携帯電話機 TC 電話機側コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 辻 良次 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3D020 BA07 BB01 BC03 BD02 BD14 5K023 AA07 AA09 BB03 BB27 CC05 KK04 MM03 NN06 PP12 RR09 5K067 BB04 FF38 KK17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機と結合可能なホルダーコネク
    タと、このホルダーコネクタに結合された携帯電話機を
    当該結合位置と異なる位置で保持する電話機保持手段と
    をベースに設けるとともに、当該ベースを折畳み可能に
    構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記ベースの一端側にホルダーコネクタを、他端側
    に電話機保持手段を設けるとともに、これらホルダーコ
    ネクタと電話機保持手段との間の中間位置で折畳み可能
    となるように上記ベースを構成したことを特徴とする電
    話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電話機ホルダー
    において、上記ホルダーコネクタを、当該ホルダーコネ
    クタと結合された携帯電話機が上記電話機保持手段に保
    持されるセット位置と、当該セット位置から外れた着脱
    操作位置とに切換可能となるように上記ベースに取付け
    たことを特徴とする電話機ホルダー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記ベースの一部を車室内パネルに
    固定し、この固定部分に対して他の部分が折畳み方向に
    移動できるようにしたことを特徴とする電話機ホルダ
    ー。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記ベースを、携帯電話機が挿入可
    能な開口部をもつケース部と、このケース部の開口を開
    閉するように当該ケース部に回動可能に連結される蓋部
    とで構成するとともに、上記ケース部内に上記ホルダー
    コネクタを設け、上記蓋部に上記電話機保持手段を設
    け、当該蓋部が閉じた状態で当該電話機保持手段が上記
    ケース内に収められ、当該蓋部が開いた状態で当該電話
    機保持手段が携帯電話機を保持可能となるように構成し
    たことを特徴とする電話機ホルダー。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記ケース部を車室内パネルの奥方へ埋め込み、上
    記蓋部を閉じた状態で当該蓋部が上記車室内パネルと略
    同一の面を形成するようにしたことを特徴とする電話機
    ホルダー。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記ホルダーコネクタを、電話機側
    コネクタとの結合状態をロックするためのロック部及び
    外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作
    部の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロ
    ック位置とに切換えられるロック機能付コネクタで構成
    するとともに、このホルダーコネクタを電話機側コネク
    タとの結合方向に移動可能に保持するコネクタケース
    と、上記ホルダーコネクタを上記電話機側コネクタに向
    かう方向に付勢する付勢手段とを備え、この付勢手段の
    付勢力によりホルダーコネクタが押し出された状態では
    上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記付勢手
    段の付勢力に抗してホルダーコネクタがコネクタケース
    内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック位
    置に切換えるべく当該ホルダーコネクタの被操作部を操
    作するように上記コネクタケースを構成し、上記ロック
    部が上記ロック位置に切換えられるまでコネクタケース
    内に押し込まれた位置でホルダーコネクタを係止し、こ
    の係止位置からさらにホルダーコネクタがコネクタケー
    スの奥へ押し込まれた時に上記係止を解除する係止手段
    をコネクタケースに設け、このコネクタケースを上記ベ
    ースに取付けたことを特徴とする電話機ホルダー。
JP34296798A 1998-12-02 1998-12-02 電話機ホルダー Withdrawn JP2000174870A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238452A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Jvc Kenwood Corp コネクタ構造及び電子機器
JP2014230026A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社デンソー 携帯端末アダプタ
JP2015073201A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社デンソーウェーブ 携帯端末用置台

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