JPH1140209A - 二次電池の残量測定方法 - Google Patents

二次電池の残量測定方法

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JPH1140209A
JPH1140209A JP9195808A JP19580897A JPH1140209A JP H1140209 A JPH1140209 A JP H1140209A JP 9195808 A JP9195808 A JP 9195808A JP 19580897 A JP19580897 A JP 19580897A JP H1140209 A JPH1140209 A JP H1140209A
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JP
Japan
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secondary battery
self
remaining amount
amount
discharge
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Application number
JP9195808A
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English (en)
Inventor
Etsuko Kadoi
江津子 門井
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FDK Twicell Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】充電容量の違いによる自己放電率の違いを考慮
した補正を行って二次電池の放置時の残量を的確に測定
できる残量測定方法を提供する。 【解決手段】二次電池11の残量と放置温度および自己
放電率との関係をテーブル25に記憶しておき、残量演
算部23で求められた二次電池11の充放電時の残量か
ら、残量補正部24でテーブル25に記憶された関係を
用いて、二次電池11の自己放電量を求め、この自己放
電量から二次電池11の放置時の残量を測定して残量表
示部26で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二次電池の残量測定
方法に係り、特に充放電時に求めた残量を補正して二次
電池の放置時の残量を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池は、負荷や充電器などを接続せ
ずに放置した状態でも、自己放電により充電容量が減少
する。従来では、二次電池に負荷や充電器を接続して電
流を流した状態で残量を測定した後、放置時の残量を測
定する場合、経過日数と放置温度から自己放電率を求
め、この自己放電率により残量を補正することによって
放置時の残量を求めていた。
【0003】しかし、実際には二次電池の自己放電率は
経過日数と放置温度のみでなく、充電容量によっても変
化する。すなわち、経過日数と放置温度が同じでも、充
電容量が多い電池の自己放電率は大きく、充電容量が少
ない電池の自己放電率は小さくなる。従来の残量測定方
法では、このような充電容量の違いによる自己放電率の
違いを考慮せずに測定を行っていたため、測定誤差が大
きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の残量測定方法では二次電池の放置時の経過日数と放置
温度のみから自己放電率を求めて放置時の残量を測定し
ており、充電容量の違いによる自己放電率の違いを考慮
していないため、残量の測定誤差が大きいという問題点
があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
し、充電容量の違いによる自己放電率の違いを考慮した
補正を行って二次電池の放置時の残量を的確に求めるこ
とができる二次電池の残量測定方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は二次電池の放置時の残量を測定する際、二
次電池の残量と放置温度および自己放電率との関係を用
いて二次電池の自己放電量を求め、この自己放電量から
二次電池の放置時の残量を測定することを特徴とする。
ここで、自己放電率は二次電池の単位時間当たりの自己
放電量であり、自己放電量は二次電池を放置した状態で
の自然放電による放電量である。
【0007】このように本発明では、二次電池の放置温
度のみならず残量(充電容量)をも考慮して自己放電率
を求め、この自己放電率から自己放電量を求めているた
め、二次電池の放置時の残量を正確に測定することが可
能となる。
【0008】また、二次電池の残量と放置温度および自
己放電率との関係を離散的に求めて記憶しておいた場合
には、自己放電率を補間により求め、この自己放電率か
ら自己放電量を求めればよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明による二次電池の
残量測定方法を適用した電池パックの構成を示す図であ
る。同図において、二次電池11は例えばリチウムイオ
ン電池、ニッケル水素電池その他の充電可能な電池であ
り、電流検出用抵抗12を介して外部接続端子13,1
4に接続されている。外部接続端子13,14は、充電
時には図示しない充電器に接続され、放電時には図示し
ない負荷に接続される。電池パック内の二次電池11の
近傍には、温度検出素子のような温度測定素子15が設
置されている。
【0010】電流検出用抵抗12の両端には差動増幅器
16の二つの入力端子が接続されており、この差動増幅
器16によって二次電池11に充放電時に流れる電流が
電圧として検出される。また、温度検出素子15には温
度検出回路17が接続され、二次電池11の温度が電圧
として検出される。
【0011】差動増幅器16からの電流検出信号および
温度検出回路17からの温度検出信号はマイクロコンピ
ュータ20に入力され、ここでまずA/D変換器21,
22によってディジタル値に変換される。A/D変換器
21でディジタル値に変換された電流検出信号は残量演
算部23に入力され、A/D変換器22でディジタル値
に変換された温度検出信号は残量補正部24に入力され
る。
【0012】残量演算部23は、電流検出信号から二次
電池11の充放電時(使用時)の残量、つまり外部接続
端子13,14に充電器または負荷が接続されている状
態での残量を演算する部分であり、その演算結果は残量
補正部24および残量表示部26に供給される。
【0013】残量補正部24は、温度検出信号を入力
し、二次電池11の放置温度からテーブル25を参照し
て残量演算部23の演算結果を補正することにより、二
次電池11の放置時、つまり二次電池11を充電器や負
荷に接続しない状態で放置したときの残量を求める部分
であり、その補正結果は残量表示部26に供給される。
テーブル25は、二次電池11の残量(放置時の充電容
量)と放置温度および自己放電率との関係をメモリに予
め記憶したものである。残量補正部24は、このテーブ
ル25を参照して二次電池11の自己放電率を単位時間
毎に求め、さらにこの自己放電率から前回の残量測定時
よりの自己放電量を求めて、この自己放電量から二次電
池11の放置時の残量を測定する。
【0014】残量演算部23で求められた二次電池11
の充放電時の残量や残量補正部24で求められた放置時
の二次電池11の残量は、例えば液晶ディスプレイ等か
らなる残量表示部26で表示される。
【0015】図2に、テーブル25の内容の一例を示
す。これは二次電池11の放置時の残量(充電容量)
(%)と放置温度(℃)および自己放電率(%/日)と
の関係を示しており、この例では簡単のため放置時の残
量は0%、50%および100%の3点とし、放置温度
は10℃未満、10℃〜30℃および30℃超の3つの
範囲としている。例えば、放置時の残量が50%で、放
置温度が20℃であれば、自己放電率はX5 (%/
日)、つまり一日当たりX5 %ということになる。
【0016】残量補正部24は、このテーブル25を参
照して以下のような手順で二次電池11の放置時の残量
を求める。まず、外部接続端子13,14から負荷や充
電器を取り外す直前に残量演算部23で求めた二次電池
11の残量を100%(定格充電容量を100%とす
る)とし、この後に二次電池11を20℃の温度下で放
置したとすると、自己放電率はX6 (%/日)と求めら
れる。
【0017】実際には、残量補正部24では上述した補
正計算を所定の単位時間(T)毎、例えばT=1秒毎に
行う。すなわち、ある時点での二次電池11の残量がC
0 であり、そのときの放置温度との関係から自己放電率
がXi であるとすると、この時点より単位時間T経過後
の自己放電量はT*Xi であるから、残量CT はCT
0 −T*Xi と求められる。さらに単位時間T経過後
の残量CT+1 は、その時点での自己放電率がXj であれ
ば、自己放電量はT*Xj であるから、CT+1=CT
T*Xj と求められる。
【0018】ここで、図2に示したテーブル25では二
次電池11の残量と放置温度および自己放電率との関係
を離散的に求めて記憶しているため、この関係に前回の
測定時の残量が記述されていない場合には、自己放電率
を補間計算により求めるようにする。具体的には、前回
の測定時の残量が75%、放置温度が20℃の場合、図
2中の75%を挟む二つの残量50%と100%におけ
る自己放電率から、図3に示すような残量と自己放電率
の関係を示す直線を引き、下記の補間計算式により残量
75%、放置温度20℃のときの自己放電率X5-6 を求
める。
【0019】X5-6 ={(X6 −X5 )/(100−5
0)}(75−50)+X5 そして、この自己放電率X5-6 から上記と同様にして自
己放電量を求め、二次電池11の残量を求めることがで
きる。
【0020】図4は、本実施形態の方法により測定され
た残量の実測値と計算値を示したものであり、経過日数
(放置日数)によらず実測値が計算値によく一致してお
り、本発明の有効性が明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば二
次電池の残量と放置温度および自己放電率との関係を用
いて二次電池の自己放電量を求め、この自己放電量から
二次電池の放置時の残量を求めることにより、二次電池
の充電容量の違いによる自己放電率の違いを考慮して放
置時の残量を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る二次電池の残量測定
方法を適用した電池パックの構成を示す図
【図2】同実施形態におけるテーブルに格納された二次
電池の放置時の残量と放置温度および自己放電率との関
係を示す図
【図3】同実施形態において二次電池の残量から自己放
電量を補間計算により求める方法を説明するための図
【図4】同実施形態における二次電池の経過日数に対す
る残量と計算値と実測値との関係を示す図
【符号の説明】
11…二次電池 12…電流検出用抵抗 13,14…外部接続端子 15…温度検出素子 16…差動増幅器 17…温度検出回路 20…マイクロコンピュータ 21,22…A/D変換器 23…残量演算部 24…残量補正部 25…テーブル 26…残量表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池の放置時の残量を測定する二次電
    池の残量測定方法において、 前記二次電池の残量と放置温度および自己放電率との関
    係を用いて自己放電量を求め、この自己放電量から前記
    二次電池の放置時の残量を求めることを特徴とする二次
    電池の残量測定方法。
  2. 【請求項2】前記二次電池の残量と放置温度および自己
    放電率との関係を離散的に求めて記憶しておき、前記自
    己放電率を補間により求め、この自己放電率を用いて前
    記自己放電量を求めることを特徴とする請求項1記載の
    二次電池の残量測定方法。
JP9195808A 1997-07-22 1997-07-22 二次電池の残量測定方法 Pending JPH1140209A (ja)

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