JPH1140027A - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JPH1140027A
JPH1140027A JP19371397A JP19371397A JPH1140027A JP H1140027 A JPH1140027 A JP H1140027A JP 19371397 A JP19371397 A JP 19371397A JP 19371397 A JP19371397 A JP 19371397A JP H1140027 A JPH1140027 A JP H1140027A
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護章 小山
Isamu Katayama
勇 片山
Atsushi Fukuman
淳 福万
Tomoya Kosaka
知也 小坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】限時出力、瞬時出力といった制御出力の動作パ
ターンの種類を変更設定できるようにしたタイマ装置を
提供する。 【解決手段】設定入力部11によって第1,第2出力リ
レー4,5を、瞬時出力リレーまたは限時出力リレーの
いずれとして動作させるかを設定し、制御回路12は、
この設定内容に応じて、電圧検出回路10の検出出力に
基づいて、第1,第2トランジスタ6,7への駆動信号
を制御して第1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リ
レーあるいは限時出力リレーとして動作させるようにし
ている。また、限時出力リレーを、瞬時出力リレーの復
帰よりも遅く復帰させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス回路等
で利用されるタイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイマ装置は、限時出力、瞬時出
力あるいはワンショット出力といった制御出力の動作パ
ターンの種類は、固定されており、ユーザが、用途に応
じて、例えば、瞬時出力を限時出力に変更するといった
ことはできず、このため、別途タイマ装置を追加するな
どといった措置をとる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の技術
的課題に鑑みて為されたものであって、制御出力の動作
パターンの種類を設定できるようにしたタイマ装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0005】すなわち、本発明のタイマ装置は、複数種
類の動作パターンが記憶された記憶部と、前記複数種類
の動作パターンのいずれかを設定するために操作される
設定部と、該設定部で設定された動作パターンに応じた
制御出力を与えるように出力部を動作させる制御回路と
を備えるものである。
【0006】また、前記出力部は、出力リレーと、駆動
信号によって前記出力リレーを駆動するリレー駆動素子
とを備え、前記複数種類の動作パターンは、瞬時出力リ
レーおよび限時出力リレーの動作パターンであり、前記
設定部は、前記出力リレーの動作パターンを設定するも
のであり、前記制御回路は、操作部で設定された動作パ
ターンに応じて、前記リレー駆動素子に駆動信号を出力
することにより、前記出力リレーを、瞬時出力リレーま
たは限時出力リレーのいずれかとして動作させるもので
ある。
【0007】前記出力部は、複数の出力リレーおよび複
数のリレー駆動素子を備え、前記制御回路は、瞬時出力
リレーとして動作する出力リレーに対応するリレー駆動
素子への駆動信号の出力を停止させた後に、限時出力リ
レーとして動作する出力リレーに対応するリレー駆動素
子への出力を停止させることにより、限時出力リレー
を、瞬時出力リレーの復帰よりも遅く復帰させるもので
ある。
【0008】さらに、整流回路出力を平滑して前記制御
回路に与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を検
出して検出出力を前記制御回路に与える電圧検出回路と
を備え、前記制御回路は、電圧検出回路の検出出力に基
づいて、瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対
応するリレー駆動素子への駆動信号の出力を停止させる
ものである。
【0009】また、整流回路出力を平滑して前記制御回
路に与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を異な
る電圧レベルでそれぞれ検出して第1,第2の検出出力
を前記制御回路に与える電圧検出回路とを備え、前記制
御回路は、電圧検出回路の第1の検出出力に基づいて、
瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対応するリ
レー駆動素子への駆動信号の出力を停止させ、第2の検
出出力に基づいて、限時出力リレーとして動作する出力
リレーに対応するリレー駆動素子への駆動信号の出力を
停止させるものである。
【0010】本発明のタイマ装置によれば、複数種類の
動作パターンが記憶された記憶部と、前記複数種類の動
作パターンのいずれかを設定するために操作される設定
部と、該設定部で設定された動作パターンに応じた制御
出力を与えるように出力部を動作させる制御回路とを備
えているので、制御出力の動作パターンを、設定部の設
定によって変更することができる。
【0011】また、設定部では、出力部の出力リレー
を、限時出力リレーまたは瞬時出力リレーのいずれとし
て動作させるかを設定することにより、制御回路は、出
力部の出力リレーを、限時出力リレーまたは瞬時出力リ
レーとして動作させることができる。
【0012】さらに、出力部の複数の出力リレーを、設
定部の設定によって、瞬時出力リレーまたは限時出力リ
レーとして動作させることができるとともに、限時出力
リレーを、瞬時出力リレーの復帰よりも遅く復帰させる
ことができる。
【0013】また、平滑回路と電圧検出回路とを備え、
制御回路は、電圧検出回路の検出出力に基づいて、瞬時
出力リレーとして動作する出力リレーに対応するリレー
駆動素子への駆動信号の出力を停止させるので、操作電
源を交流電源とした場合に、電圧検出回路の検出出力
で、瞬時出力リレーを復帰させた後に、限時出力リレー
を遅れて復帰させることができる。
【0014】さらに、電圧検出回路は、異なる電圧レベ
ルを検出して第1,第2の検出出力を与え、制御回路
は、各検出出力に基づいて、それぞれ、瞬時出力リレー
および限時出力リレーを復帰させるので、前記検出する
電圧レベルの設定によって、限時出力リレーを、瞬時出
力リレーの復帰よりも遅く復帰させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
タイマ装置1の構成図である。
【0017】同図において、1a,1bは交流電源の入
力端子、2はダイオードブリッジからなる整流回路、3
は平滑用コンデンサからなる平滑回路、4,5は出力接
点をそれぞれ有する第1,第2出力リレー、6,7は各
出力リレー4,5をそれぞれ駆動するリレー駆動素子と
しての第1,第2トランジスタ、8,9は各出力リレー
4,5と並列にそれぞれ接続された第1,第2ダイオー
ド、10は平滑回路3の出力電圧を異なる検出レベルで
検出して第1,第2検出出力を与える電圧検出回路、1
1は第1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレーま
たは限時出力リレーのいずれとして動作させるかをそれ
ぞれ設定するための設定入力部、12は制御回路として
のマイクロコンピュータであり、このマイクロコンピュ
ータ12は、複数種類の動作パターンとして、瞬時出力
リレーおよび限時出力リレーの動作パターンが内蔵のメ
モリに予め記憶されており、前記設定入力部11の設定
に応じて、電圧検出回路10の検出出力に基づいて、後
述のように、第1,第2トランジスタ6,7に駆動信号
を与えることにより、第1,第2出力リレー4,5を、
瞬時出力リレーまたは限時出力リレーとしてそれぞれ動
作させる。なお、13はバイアス抵抗、14は電流制限
抵抗である。
【0018】この実施の形態では、ユーザが、第1,第
2出力リレー4,5を、制御出力の動作パターンの種類
が異なる瞬時出力リレーあるいは限時出力リレーのいず
れとして動作させるかをそれぞれ設定できるようにして
おり、設定入力部11には、各出力リレーに個別的に対
応するスライドスイッチが装備されており、これらスラ
イドスイッチによって第1,第2出力リレー4,5を、
瞬時出力リレーあるいは限時出力リレーのいずれとして
動作させるかをそれぞれ選択設定するようになってい
る。
【0019】電圧検出回路10は、平滑回路3の出力電
圧を、異なる第1,第2の検出レベルで検出して第1,
第2検出出力(PD,RESET)をマイクロコンピュ
ータ12に与えるものであり、第1の検出レベルの方
が、第2の検出レベルよりも高くなっている。
【0020】制御回路12は、電源が投入されると、設
定入力部11の設定入力の内容を読み込み、電圧検出回
路10の検出出力に基づいて、第1,第2トランジスタ
6,7に駆動信号を与えることにより、第1,第2出力
リレー4,5を、瞬時出力リレーまたは限時出力リレー
のいずれかとしてそれぞれ動作させるものである。
【0021】この制御回路12は、設定入力部11で瞬
時出力リレーが設定された出力リレーに対応するトラン
ジスタに対しては、電源が投入されて第2の検出レベル
に達して電圧検出回路10から第2検出出力(RESE
T)が与えられると、それに応答して駆動信号を出力し
て出力リレーを瞬時出力リレーとして動作させ、限時出
力リレーが設定された出力リレーに対応するトランジス
タに対しては、電源が投入されて第2の検出レベルに達
して電圧検出回路10から第2検出出力(RESET)
が与えられると、それに応答して限時動作を開始して予
め設定された一定時間が経過してタイムアップすると駆
動信号を出力して出力リレーを限時出力リレーとして動
作させるものである。なお、予め設定される一定時間の
設定、すなわち時限設定は、従来と同様に行われる。
【0022】さらに、この実施の形態では、限時出力リ
レーおよび瞬時出力リレーが設定されているときには、
電源が断たれて電源電圧が低下したようなときには、制
御回路12は、電圧検出回路10から第1検出出力(P
owerDown)が与えられなくなるのに応答して瞬
時出力リレーが設定されている出力リレーに対応するト
ランジスタへの駆動信号の出力を停止して瞬時出力リレ
ーを復帰させ、さらに電源電圧が低下して電圧検出回路
10から第2検出出力(RESET)が与えられなくな
ると、限時出力リレーが設定されている出力リレーに対
応するトランジスタへの駆動信号の出力を停止して限時
出力リレーを復帰させるようにしており、これによっ
て、限時出力リレーを、瞬時出力リレーよりも遅く復帰
させるように構成している。
【0023】図2は、以上の動作を説明するためのタイ
ムチャートであり、この図2においては、第1,第2出
力リレー4,5のいずれも限時出力リレーとして動作さ
せるように設定入力部11で設定入力された場合を示し
ており、(a)は電源電圧、(b)は第2検出出力(R
ESET)、(c)は第1検出出力(PD)、(d)は
制御回路12の第1出力部OUT1から第1トランジス
タ6へ出力される駆動信号、(e)は制御回路12の第
2出力部OUT2から第2トランジスタ7へ出力される
駆動信号をそれぞれ示している。
【0024】電源が投入されて入力端子1a,1bに交
流電源が印加されると、整流回路2で整流されて平滑回
路3で平滑化され、この平滑回路3の出力電圧が上昇
し、第2の検出レベルに達すると、電圧検出回路10か
ら第2検出出力(RESET)が与えられ、これに応答
して限時動作を開始して予め設定された一定時間T経過
してタイムアップすると、駆動信号をそれぞれ出力して
第1,第2出力リレー4,5を、限時出力リレーとして
動作させる。
【0025】次に、電源が断たれて平滑回路3の出力電
圧が低下して第1の検出レベルよりも低くなると、電圧
検出回路10から第1検出出力(PD)が与えられなく
なり、これに応答して駆動信号の出力を停止して限時出
力リレーを復帰させる。
【0026】図3は、第1出力リレー4を限時出力リレ
ーとして設定し、第2出力リレー5を瞬時出力リレーと
して設定した場合の図2に対応するタイムチャートであ
る。
【0027】電源が投入されて第2の検出レベルに達す
ると、電圧検出回路10から第2検出出力(RESE
T)が与えられ、これに応答して駆動信号を第1トラン
ジスタ6に出力して第1出力リレー4を瞬時出力リレー
として動作させる一方、限時動作を開始して予め設定さ
れた一定時間Tが経過してタイムアップすると、駆動信
号を第2トランジスタ7に出力して第2出力リレー5を
限時出力リレーとして動作させる。
【0028】次に、電源が断たれて電圧が低下して第1
の検出レベルよりも低くなると、電圧検出回路10から
第1検出出力(PD)が与えられなくなり、これに応答
して第1トランジスタ6への駆動信号の出力を停止して
瞬時出力リレーを復帰させ、電圧が第2の検出レベルよ
りも低くなって電圧検出回路10から第2検出出力(R
ESET)が与えられなくなると、第2トランジスタ7
への駆動信号の出力を停止して限時出力リレーを復帰さ
せ、これによって、限時出力リレーを、瞬時出力リレー
よりも遅く復帰させるようにしている。
【0029】なお、第1出力リレー4を瞬時出力リレ
ー、第2出力リレー5を限時出力リレーとして設定した
場合等も上述と同様であるので、その説明は省略する。
【0030】以上のように、設定入力部11によって第
1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレーまたは限
時出力リレーのいずれとして動作させるかを設定するこ
とにより、制御回路12は、電源が投入されると、その
設定内容を読み取って電圧検出回路10の検出出力に基
づいて、第1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレ
ーまたは限時出力リレーのいずれかとしてそれぞれ動作
させることができる。
【0031】さらに、この実施の形態では、限時出力リ
レーの復帰を、瞬時出力リレーの復帰よりも遅くするよ
うに構成しているが、このように限時出力リレーを、瞬
時出力リレーよりも遅く復帰させる必要性を、シーケン
ス回路の一例に適用して以下に説明する。
【0032】本発明のタイマ装置において、上述の図3
に示されるように限時出力リレーおよび瞬時出力リレー
を設定し、図4のシーケンス回路に使用した場合を考え
る。
【0033】この図4において、32は電源であって、
この電源32に直列に、本発明のタイマ装置1、瞬時出
力リレーとしての第2出力リレー5の瞬時接点5aおよ
び限時出力リレーとしての第1出力リレー4の限時接点
4aが接続され、また、タイマ装置1の入力端子1a,
1bに負荷34が、さらに瞬時接点5aに並列にスナッ
プスイッチ35がそれぞれ接続されている。
【0034】このシーケンス回路は、スナップスイッチ
35をオンしてから一定時間だけ負荷34に電源を供給
する回路である。すなわち、スナップスイッチ35をオ
ンすると、閉成している限時接点4aを介してタイマ装
置1の入力端子1a,1bに電源が印加され、これによ
って、瞬時出力リレーとしての第2出力リレー5が駆動
されて瞬時接点5aが閉成され、スナップスイッチ35
を離しても瞬時接点5aおよび限時接点4aを介してタ
イマ装置1および負荷34に電源が供給される。
【0035】そして、一定時間が経過すると、限時出力
リレーとしての第1出力リレー4が駆動されて限時接点
4aが開成し、負荷34およびタイマ装置1への給電を
停止する。これによって、各出力リレー4,5の駆動が
停止されて瞬時接点5aおよび限時接点4aが、それぞ
れ開成復帰、閉成復帰する。
【0036】ところが、接点の復帰時間は、個々の接点
で異なることがあり、図4の回路において、限時接点4
aの閉成復帰の時間が、瞬時接点5aの開成復帰の時間
よりも短い場合には、次のような問題が生じる。
【0037】すなわち、瞬時接点5aが開成復帰する前
に、限時接点4aが閉成復帰してしまうので、タイマ装
置1に再び電源が印加されることになり、瞬時接点5a
は閉成のまま保持され、負荷34には、再び一定時間の
給電が行われる。つまり、この場合には、瞬時接点5a
は、開成復帰できず、負荷34への給電は、限時接点4
aの開成・閉成により一定時間毎にオンオフされるだけ
で1回のスイッチ操作で一定時間の給電を1回だけ行う
ことができないことになる。
【0038】この実施の形態では、上述のように、限時
出力リレーは、瞬時出力リレーよりも遅く復帰させるよ
うにしているので、かかる問題点が解消されるものであ
る。
【0039】上述の実施の形態では、第1,第2検出出
力に基づいて、瞬時出力リレーおよび限時出力リレーを
それぞれ復帰させたけれども、本発明の他の実施の形態
として、例えば、瞬時出力リレーは、第1検出出力が与
えられなくなったときに復帰させ、限時出力リレーは、
それから予め定めた期間経過して復帰させるようにし、
これによって、限時出力リレーを、瞬時出力リレーより
も遅く復帰させるようにしてもよい。
【0040】上述の実施の形態では、二つの出力リレー
4,5を備えていたけれども、単一の出力リレーを備え
る構成としてもよく、あるいは、3個以上の出力リレー
を備える構成としてもよい。
【0041】また、上述の実施の形態では、第1,第2
出力リレー4,5のいずれも設定できるようにしたけれ
ども、本発明の他の実施の形態として、一方の出力リレ
ーは、例えば限時出力リレーに固定して設定できないよ
うにし、他方の出力リレーのみを、限時または瞬時に設
定できるようにしてもよい。
【0042】上述の実施の形態では、制御出力の動作パ
ターンの種類として、限時出力または瞬時出力を設定す
る場合について説明したけれども、本発明の他の実施の
形態として、ワンシヨット出力、オンディレイ出力ある
いはオフディレイ出力といった各種の動作パターンを設
定できるように構成してもよい。
【0043】さらに、上述の実施の形態では、操作電源
が、交流電源であったけれども、本発明は、操作電源が
直流電源であってもよい。
【0044】また、上述の実施の形態では、電圧検出回
路10を備えていたけれども、本発明の他の実施の形態
として、電圧検出回路10を省略してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、限時出力
や瞬時出力といった制御出力の動作パターンの種類を設
定部で設定することにより、制御回路は、その設定に応
じて、出力部の動作を制御するので、限時出力、瞬時出
力といったような制御出力の動作パターンを、ユーザが
設定部の設定によって変更することができ、これによっ
て、制御出力の動作パターンの種類が固定であった従来
例のように、用途によっては別のタイマ装置を用いなけ
ればならないといった不具合が解消される。
【0046】また、複数の出力リレーを、限時出力リレ
ーおよび瞬時出力リレーとしてそれぞれ動作させるとき
には、限時出力リレーを、瞬時出力リレーの復帰よりも
遅く復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るタイマ装置の
構成図である。
【図2】動作説明に供するタイムチャートである。
【図3】動作説明に供するタイムチャートである。
【図4】タイマ装置の応用回路例を示す図である。
【符号の説明】
1 タイマ装置 1a,1b 電源入力端子 2 整流回路 3 平滑回路 4,5 第1,第2出力リレー 6,7 第1,第2トランジスタ 10 電圧検出回路 11 設定入力部 12 制御回路
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 タイマ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス回路等
で利用されるタイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイマ装置は、限時出力、瞬時出
力あるいはワンショット出力といった制御出力の動作パ
ターンの種類は、固定されており、ユーザが、用途に応
じて、例えば、瞬時出力を限時出力に変更するといった
ことはできず、このため、別途タイマ装置を追加するな
どといった措置をとる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の技術
的課題に鑑みて為されたものであって、制御出力の動作
パターンの種類を設定できるようにしたタイマ装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0005】すなわち、本発明のタイマ装置は、複数種
類の動作パターンが記憶された記憶部と、前記複数種類
の動作パターンのいずれかを設定するために操作される
設定部と、該設定部で設定された動作パターンに応じた
制御出力を与えるように出力部を動作させる制御回路と
を備えるものである。
【0006】また、前記出力部は、出力リレーと、駆動
信号によって前記出力リレーを駆動するリレー駆動素子
とを備え、前記複数種類の動作パターンは、瞬時出力リ
レーおよび限時出力リレーの動作パターンであり、前記
設定部は、前記出力リレーの動作パターンを設定するも
のであり、前記制御回路は、操作部で設定された動作パ
ターンに応じて、前記リレー駆動素子に駆動信号を出力
することにより、前記出力リレーを、瞬時出力リレーま
たは限時出力リレーのいずれかとして動作させるもので
ある。
【0007】前記出力部は、複数の出力リレーおよび複
数のリレー駆動素子を備え、前記制御回路は、瞬時出力
リレーとして動作する出力リレーに対応するリレー駆動
素子への駆動信号の出力を停止させた後に、限時出力リ
レーとして動作する出力リレーに対応するリレー駆動素
子への出力を停止させることにより、限時出力リレー
を、瞬時出力リレーの復帰よりも遅く復帰させるもので
ある。
【0008】さらに、整流回路出力を平滑して前記制御
回路に与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を検
出して検出出力を前記制御回路に与える電圧検出回路と
を備え、前記制御回路は、電圧検出回路の検出出力に基
づいて、瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対
応するリレー駆動素子への駆動信号の出力を停止させる
ものである。
【0009】また、整流回路出力を平滑して前記制御回
路に与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を異な
る電圧レベルでそれぞれ検出して第1,第2の検出出力
を前記制御回路に与える電圧検出回路とを備え、前記制
御回路は、電圧検出回路の第1の検出出力に基づいて、
瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対応するリ
レー駆動素子への駆動信号の出力を停止させ、第2の検
出出力に基づいて、限時出力リレーとして動作する出力
リレーに対応するリレー駆動素子への駆動信号の出力を
停止させるものである。
【0010】本発明のタイマ装置によれば、複数種類の
動作パターンが記憶された記憶部と、前記複数種類の動
作パターンのいずれかを設定するために操作される設定
部と、該設定部で設定された動作パターンに応じた制御
出力を与えるように出力部を動作させる制御回路とを備
えているので、制御出力の動作パターンを、設定部の設
定によって変更することができる。
【0011】また、設定部では、出力部の出力リレー
を、限時出力リレーまたは瞬時出力リレーのいずれとし
て動作させるかを設定することにより、制御回路は、出
力部の出力リレーを、限時出力リレーまたは瞬時出力リ
レーとして動作させることができる。
【0012】さらに、出力部の複数の出力リレーを、設
定部の設定によって、瞬時出力リレーまたは限時出力リ
レーとして動作させることができるとともに、限時出力
リレーを、瞬時出力リレーの復帰よりも遅く復帰させる
ことができる。
【0013】また、平滑回路と電圧検出回路とを備え、
制御回路は、電圧検出回路の検出出力に基づいて、瞬時
出力リレーとして動作する出力リレーに対応するリレー
駆動素子への駆動信号の出力を停止させるので、操作電
源を交流電源とした場合に、電圧検出回路の検出出力
で、瞬時出力リレーを復帰させた後に、限時出力リレー
を遅れて復帰させることができる。
【0014】さらに、電圧検出回路は、異なる電圧レベ
ルを検出して第1,第2の検出出力を与え、制御回路
は、各検出出力に基づいて、それぞれ、瞬時出力リレー
および限時出力リレーを復帰させるので、前記検出する
電圧レベルの設定によって、限時出力リレーを、瞬時出
力リレーの復帰よりも遅く復帰させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
タイマ装置1の構成図である。
【0017】同図において、1a,1bは交流電源の入
力端子、2はダイオードブリッジからなる整流回路、3
は平滑用コンデンサからなる平滑回路、4,5は出力接
点をそれぞれ有する第1,第2出力リレー、6,7は各
出力リレー4,5をそれぞれ駆動するリレー駆動素子と
しての第1,第2トランジスタ、8,9は各出力リレー
4,5と並列にそれぞれ接続された第1,第2ダイオー
ド、10は平滑回路3の出力電圧を異なる検出レベルで
検出して第1,第2検出出力を与える電圧検出回路、1
1は第1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレーま
たは限時出力リレーのいずれとして動作させるかをそれ
ぞれ設定するための設定入力部、12は制御回路として
のマイクロコンピュータであり、このマイクロコンピュ
ータ12は、複数種類の動作パターンとして、瞬時出力
リレーおよび限時出力リレーの動作パターンが内蔵のメ
モリに予め記憶されており、前記設定入力部11の設定
に応じて、電圧検出回路10の検出出力に基づいて、後
述のように、第1,第2トランジスタ6,7に駆動信号
を与えることにより、第1,第2出力リレー4,5を、
瞬時出力リレーまたは限時出力リレーとしてそれぞれ動
作させる。なお、13はバイアス抵抗、14は電流制限
抵抗である。
【0018】この実施の形態では、ユーザが、第1,第
2出力リレー4,5を、制御出力の動作パターンの種類
が異なる瞬時出力リレーあるいは限時出力リレーのいず
れとして動作させるかをそれぞれ設定できるようにして
おり、設定入力部11には、各出力リレーに個別的に対
応するスライドスイッチが装備されており、これらスラ
イドスイッチによって第1,第2出力リレー4,5を、
瞬時出力リレーあるいは限時出力リレーのいずれとして
動作させるかをそれぞれ選択設定するようになってい
る。
【0019】電圧検出回路10は、平滑回路3の出力電
圧を、異なる第1,第2の検出レベルで検出して第1,
第2検出出力(PD,RESET)をマイクロコンピュ
ータ12に与えるものであり、第1の検出レベルの方
が、第2の検出レベルよりも高くなっている。
【0020】制御回路12は、電源が投入されると、設
定入力部11の設定入力の内容を読み込み、電圧検出回
路10の検出出力に基づいて、第1,第2トランジスタ
6,7に駆動信号を与えることにより、第1,第2出力
リレー4,5を、瞬時出力リレーまたは限時出力リレー
のいずれかとしてそれぞれ動作させるものである。
【0021】この制御回路12は、設定入力部11で瞬
時出力リレーが設定された出力リレーに対応するトラン
ジスタに対しては、電源が投入されて第2の検出レベル
に達して電圧検出回路10から第2検出出力(RESE
T)が与えられると、それに応答して駆動信号を出力し
て出力リレーを瞬時出力リレーとして動作させ、限時出
力リレーが設定された出力リレーに対応するトランジス
タに対しては、電源が投入されて第2の検出レベルに達
して電圧検出回路10から第2検出出力(RESET)
が与えられると、それに応答して限時動作を開始して予
め設定された一定時間が経過してタイムアップすると駆
動信号を出力して出力リレーを限時出力リレーとして動
作させるものである。なお、予め設定される一定時間の
設定、すなわち時限設定は、従来と同様に行われる。
【0022】さらに、この実施の形態では、限時出力リ
レーおよび瞬時出力リレーが設定されているときには、
電源が断たれて電源電圧が低下したようなときには、制
御回路12は、電圧検出回路10から第1検出出力(P
owerDown)が与えられなくなるのに応答して瞬
時出力リレーが設定されている出力リレーに対応するト
ランジスタへの駆動信号の出力を停止して瞬時出力リレ
ーを復帰させ、さらに電源電圧が低下して電圧検出回路
10から第2検出出力(RESET)が与えられなくな
ると、限時出力リレーが設定されている出力リレーに対
応するトランジスタへの駆動信号の出力を停止して限時
出力リレーを復帰させるようにしており、これによっ
て、限時出力リレーを、瞬時出力リレーよりも遅く復帰
させるように構成している。
【0023】図2は、以上の動作を説明するためのタイ
ムチャートであり、この図2においては、第1,第2出
力リレー4,5のいずれも限時出力リレーとして動作さ
せるように設定入力部11で設定入力された場合を示し
ており、(a)は電源電圧、(b)は第2検出出力(R
ESET)、(c)は第1検出出力(PD)、(d)は
制御回路12の第1出力部OUT1から第1トランジス
タ6へ出力される駆動信号、(e)は制御回路12の第
2出力部OUT2から第2トランジスタ7へ出力される
駆動信号をそれぞれ示している。
【0024】電源が投入されて入力端子1a,1bに交
流電源が印加されると、整流回路2で整流されて平滑回
路3で平滑化され、この平滑回路3の出力電圧が上昇
し、第2の検出レベルに達すると、電圧検出回路10か
ら第2検出出力(RESET)が与えられ、これに応答
して限時動作を開始して予め設定された一定時間T経過
してタイムアップすると、駆動信号をそれぞれ出力して
第1,第2出力リレー4,5を、限時出力リレーとして
動作させる。
【0025】次に、電源が断たれて平滑回路3の出力電
圧が低下して第1の検出レベルよりも低くなると、電圧
検出回路10から第1検出出力(PD)が与えられなく
なり、これに応答して駆動信号の出力を停止して限時出
力リレーを復帰させる。
【0026】図3は、第1出力リレー4を限時出力リレ
ーとして設定し、第2出力リレー5を瞬時出力リレーと
して設定した場合の図2に対応するタイムチャートであ
る。
【0027】電源が投入されて第2の検出レベルに達す
ると、電圧検出回路10から第2検出出力(RESE
T)が与えられ、これに応答して駆動信号を第トラン
ジスタに出力して第出力リレーを瞬時出力リレー
として動作させる一方、限時動作を開始して予め設定さ
れた一定時間Tが経過してタイムアップすると、駆動信
号を第トランジスタに出力して第出力リレー
限時出力リレーとして動作させる。
【0028】次に、電源が断たれて電圧が低下して第1
の検出レベルよりも低くなると、電圧検出回路10から
第1検出出力(PD)が与えられなくなり、これに応答
して第トランジスタへの駆動信号の出力を停止して
瞬時出力リレーを復帰させ、電圧が第2の検出レベルよ
りも低くなって電圧検出回路10から第2検出出力(R
ESET)が与えられなくなると、第トランジスタ
への駆動信号の出力を停止して限時出力リレーを復帰さ
せ、これによって、限時出力リレーを、瞬時出力リレー
よりも遅く復帰させるようにしている。
【0029】なお、第1出力リレー4を瞬時出力リレ
ー、第2出力リレー5を限時出力リレーとして設定した
場合等も上述と同様であるので、その説明は省略する。
【0030】以上のように、設定入力部11によって第
1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレーまたは限
時出力リレーのいずれとして動作させるかを設定するこ
とにより、制御回路12は、電源が投入されると、その
設定内容を読み取って電圧検出回路10の検出出力に基
づいて、第1,第2出力リレー4,5を、瞬時出力リレ
ーまたは限時出力リレーのいずれかとしてそれぞれ動作
させることができる。
【0031】さらに、この実施の形態では、限時出力リ
レーの復帰を、瞬時出力リレーの復帰よりも遅くするよ
うに構成しているが、このように限時出力リレーを、瞬
時出力リレーよりも遅く復帰させる必要性を、シーケン
ス回路の一例に適用して以下に説明する。
【0032】本発明のタイマ装置において、上述の図3
に示されるように限時出力リレーおよび瞬時出力リレー
を設定し、図4のシーケンス回路に使用した場合を考え
る。この図4において、32は電源であって、この電源
32に直列に、本発明のタイマ装置1、瞬時出力リレー
としての第2出力リレー5の瞬時接点5aおよび限時出
力リレーとしての第1出力リレー4の限時接点4aが接
続され、また、タイマ装置1に並列に負荷34が、さら
に瞬時接点5aに並列にスナップスイッチ35がそれぞ
れ接続されている。
【0033】このシーケンス回路は、スナップスイッチ
35をオンしてから一定時間だけ負荷34に電源を供給
する回路である。すなわち、スナップスイッチ35をオ
ンすると、閉成している限時接点4aを介してタイマ装
置1の入力端子1a,1bに電源が印加され、これによ
って、瞬時出力リレーとしての第2出力リレー5が駆動
されて瞬時接点5aが閉成され、スナップスイッチ35
を離しても瞬時接点5aおよび限時接点4aを介してタ
イマ装置1および負荷34に電源が供給される。
【0034】そして、一定時間が経過すると、限時出力
リレーとしての第1出力リレー4が駆動されて限時接点
4aが開成し、負荷34およびタイマ装置1への給電を
停止する。これによって、各出力リレー4,5の駆動が
停止されて瞬時接点5aおよび限時接点4aが、それぞ
れ開成復帰、閉成復帰する。
【0035】ところが、接点の復帰時間は、個々の接点
で異なることがあり、図4の回路において、限時接点4
aの閉成復帰の時間が、瞬時接点5aの開成復帰の時間
よりも短い場合には、次のような問題が生じる。
【0036】すなわち、瞬時接点5aが開成復帰する前
に、限時接点4aが閉成復帰してしまうので、タイマ装
置1に再び電源が印加されることになり、瞬時接点5a
は閉成のまま保持され、負荷34には、再び一定時間の
給電が行われる。つまり、この場合には、瞬時接点5a
は、開成復帰できず、負荷34への給電は、限時接点4
aの開成・閉成により一定時間毎にオンオフされるだけ
で1回のスイッチ操作で一定時間の給電を1回だけ行う
ことができないことになる。
【0037】この実施の形態では、上述のように、限時
出力リレーは、瞬時出力リレーよりも遅く復帰させるよ
うにしているので、かかる問題点が解消されるものであ
る。
【0038】上述の実施の形態では、第1,第2検出出
力に基づいて、瞬時出力リレーおよび限時出力リレーを
それぞれ復帰させたけれども、本発明の他の実施の形態
として、例えば、瞬時出力リレーは、第1検出出力が与
えられなくなったときに復帰させ、限時出力リレーは、
それから予め定めた期間経過して復帰させるようにし、
これによって、限時出力リレーを、瞬時出力リレーより
も遅く復帰させるようにしてもよい。
【0039】上述の実施の形態では、二つの出力リレー
4,5を備えていたけれども、単一の出力リレーを備え
る構成としてもよく、あるいは、3個以上の出力リレー
を備える構成としてもよい。
【0040】また、上述の実施の形態では、第1,第2
出力リレー4,5のいずれも設定できるようにしたけれ
ども、本発明の他の実施の形態として、一方の出力リレ
ーは、例えば限時出力リレーに固定して設定できないよ
うにし、他方の出力リレーのみを、限時または瞬時に設
定できるようにしてもよい。
【0041】上述の実施の形態では、制御出力の動作パ
ターンの種類として、限時出力または瞬時出力を設定す
る場合について説明したけれども、本発明の他の実施の
形態として、ワンシヨット出力、オンディレイ出力ある
いはオフディレイ出力といった各種の動作パターンを設
定できるように構成してもよい。
【0042】さらに、上述の実施の形態では、操作電源
が、交流電源であったけれども、本発明は、操作電源が
直流電源であってもよい。
【0043】また、上述の実施の形態では、電圧検出回
路10を備えていたけれども、本発明の他の実施の形態
として、電圧検出回路10を省略してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、限時出力
や瞬時出力といった制御出力の動作パターンの種類を設
定部で設定することにより、制御回路は、その設定に応
じて、出力部の動作を制御するので、限時出力、瞬時出
力といったような制御出力の動作パターンを、ユーザが
設定部の設定によって変更することができ、これによっ
て、制御出力の動作パターンの種類が固定であった従来
例のように、用途によっては別のタイマ装置を用いなけ
ればならないといった不具合が解消される。
【0045】また、複数の出力リレーを、限時出力リレ
ーおよび瞬時出力リレーとしてそれぞれ動作させるとき
には、限時出力リレーを、瞬時出力リレーの復帰よりも
遅く復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るタイマ装置の
構成図である。
【図2】動作説明に供するタイムチャートである。
【図3】動作説明に供するタイムチャートである。
【図4】タイマ装置の応用回路例を示す図である。
【符号の説明】 1 タイマ装置 1a,1b 電源入力端子 2 整流回路 3 平滑回路 4,5 第1,第2出力リレー 6,7 第1,第2トランジスタ 10 電圧検出回路 11 設定入力部 12 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 知也 岡山県岡山市海吉2075番地 オムロン岡山 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の動作パターンが記憶された記
    憶部と、前記複数種類の動作パターンのいずれかを設定
    するために操作される設定部と、 該設定部で設定され
    た動作パターンに応じた制御出力を与えるように出力部
    を動作させる制御回路と、 を備えることを特徴とするタイマ装置。
  2. 【請求項2】 前記出力部は、出力リレーと、駆動信号
    によって前記出力リレーを駆動するリレー駆動素子とを
    備え、 前記複数種類の動作パターンは、瞬時出力リレーおよび
    限時出力リレーの動作パターンであり、 前記設定部は、前記出力リレーの動作パターンを設定す
    るものであり、 前記制御回路は、操作部で設定された動作パターンに応
    じて、前記リレー駆動素子に駆動信号を出力することに
    より、前記出力リレーを、瞬時出力リレーまたは限時出
    力リレーのいずれかとして動作させる請求項1記載のタ
    イマ装置。
  3. 【請求項3】 前記出力部は、複数の出力リレーおよび
    複数のリレー駆動素子を備え、 前記制御回路は、瞬時出力リレーとして動作する出力リ
    レーに対応するリレー駆動素子への駆動信号の出力を停
    止させた後に、限時出力リレーとして動作する出力リレ
    ーに対応するリレー駆動素子への出力を停止させること
    により、限時出力リレーを、瞬時出力リレーの復帰より
    も遅く復帰させる請求項2記載のタイマ装置。
  4. 【請求項4】 整流回路出力を平滑して前記制御回路に
    与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を検出して
    検出出力を前記制御回路に与える電圧検出回路とを備
    え、 前記制御回路は、電圧検出回路の検出出力に基づいて、
    瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対応するリ
    レー駆動素子への駆動信号の出力を停止させる請求項3
    記載のタイマ装置。
  5. 【請求項5】 整流回路出力を平滑して前記制御回路に
    与える平滑回路と、前記平滑回路の出力電圧を異なる電
    圧レベルでそれぞれ検出して第1,第2の検出出力を前
    記制御回路に与える電圧検出回路とを備え、 前記制御回路は、電圧検出回路の第1の検出出力に基づ
    いて、瞬時出力リレーとして動作する出力リレーに対応
    するリレー駆動素子への駆動信号の出力を停止させ、第
    2の検出出力に基づいて、限時出力リレーとして動作す
    る出力リレーに対応するリレー駆動素子への駆動信号の
    出力を停止させる請求項3記載のタイマ装置。
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WO2012124152A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 オムロン株式会社 タイマ
JP2012190701A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Omron Corp タイマ
CN102792408A (zh) * 2011-03-11 2012-11-21 欧姆龙株式会社 定时器

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