JPH1139872A - ダイナミックram - Google Patents

ダイナミックram

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JPH1139872A
JPH1139872A JP10135439A JP13543998A JPH1139872A JP H1139872 A JPH1139872 A JP H1139872A JP 10135439 A JP10135439 A JP 10135439A JP 13543998 A JP13543998 A JP 13543998A JP H1139872 A JPH1139872 A JP H1139872A
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power supply
word line
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supply voltage
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JP10135439A
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English (en)
Inventor
Hideki Kano
英樹 加納
Masato Matsumiya
正人 松宮
Masahito Takita
雅人 瀧田
Toru Koga
徹 古賀
Satoshi Eto
聡 江渡
Toshikazu Nakamura
俊和 中村
Mitsuhiro Touho
充洋 東保
Kuninori Kawabata
邦範 川畑
Ayako Kitamoto
綾子 北本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VSSプリチャージ方式を採用するダイナミ
ックRAMに関し、メモリセルにハイデータが書き込ま
れている場合におけるセルトランジスタのリーク電流を
低減化する。 【解決手段】 ビット線を接地電圧にプリチャージする
とともに、ワード線WLの非選択時、ワード線WLを負
電圧とするワードデコーダを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルが接続
されているビット線のプリチャージ方式について、ビッ
ト線を接地電圧にプリチャージする、いわゆるVSSプ
リチャージ方式を採用するダイナミックRAM(random
access memory) に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイナミックRAMにおけるビッ
ト線プリチャージ方式として、ビット線を内部電源電圧
ViiにプリチャージするViiプリチャージ方式や、
ビット線を内部電源電圧Viiの1/2の電圧にプリチ
ャージする1/2・Viiプリチャージ方式が提案され
ているが、低消費電力化を図ることができることから、
1/2・Viiプリチャージ方式が主流となっている。
【0003】図5はダイナミックRAMに搭載されるセ
ンスアンプの一例を示す回路図であり、図5中、BL、
/BLは対をなすビット線、PSA、NSAはセンスア
ンプ駆動電圧、1、2はプルアップ素子をなすpMOS
トランジスタ、3、4はプルダウン素子をなすnMOS
トランジスタである。図6は図5に示すセンスアンプを
搭載し、かつ、1/2・Viiプリチャージ方式を採用
するダイナミックRAMにおけるセンスアンプの動作を
説明するための波形図である。
【0004】このようなダイナミックRAMにおいて
は、メモリセルからのデータ読出し前、センスアンプ駆
動電圧PSA、NSAは1/2・Viiとされ、ビット
線プリチャージ回路(図示せず)により、ビット線B
L、/BLは1/2・Viiにプリチャージされる。そ
して、例えば、ビット線BLに接続されているメモリセ
ルが選択され、選択されたメモリセルが、例えば、ハイ
データを記憶している場合、即ち、選択されたメモリセ
ルが電荷を蓄積している場合には、ビット線BLの電圧
は、1/2・Vii+ΔVとなる。
【0005】但し、ΔVは、選択されたメモリセルのセ
ルキャパシタに蓄積されていた電荷がセルキャパシタと
ビット線BLとの間で分割されることにより発生する微
小電圧である。続いて、センスアンプ駆動電圧PSA=
Vii、センスアンプ駆動電圧NSA=VSSとされ、
ビット線/BLの電圧は、nMOSトランジスタ4によ
って、1/2・Viiから接地電圧VSSにプルダウン
され、ビット線BLの電圧は、pMOSトランジスタ1
により、1/2・Vii+ΔVから内部電源電圧Vii
にプルアップされる。
【0006】このような1/2・Viiプリチャージ方
式を採用する場合、内部電源電圧Viiの低電圧化が進
むと、クロスカップルしているpMOSトランジスタ
1、2及びnMOSトランジスタ3、4のゲート・ソー
ス間電圧Vgsが小さくなるため、ビット線BL、/BL
間の微小電圧ΔVを増幅するに要する時間が長くなって
しまうという問題点がある。
【0007】これに対して、ビット線BL、/BLを接
地電圧VSSにプリチャージするVSSプリチャージ方
式を採用する場合には、センスアンプの動作速度を高め
ることができる。図7は図5に示すセンスアンプを搭載
し、かつ、VSSプリチャージ方式を採用するダイナミ
ックRAMにおけるセンスアンプの動作を説明するため
の波形図である。
【0008】このようなダイナミックRAMにおいて
は、メモリセルからのデータ読出し前、センスアンプ駆
動電圧PSAは接地電圧VSSとされ、ビット線プリチ
ャージ回路(図示せず)により、ビット線BL、/BL
は接地電圧VSSにプリチャージされる。そして、例え
ば、ビット線BLに接続されているメモリセルが選択さ
れ、選択されたメモリセルが、例えば、ハイデータを記
憶している場合、即ち、選択されたメモリセルが電荷を
蓄積している場合には、ビット線BLの電圧はΔVとな
り、ビット線/BLは、ダミー・セル(図示せず)によ
り、ΔVd(<ΔV)となる。
【0009】続いて、センスアンプ駆動電圧PSA=V
iiとされ、ビット線BL、/BLの電圧は、pMOS
トランジスタ1、2によって上昇するが、その後、セン
スアンプ駆動電圧NSA=VSS、pMOSトランジス
タ1=ON、pMOSトランジスタ2=OFF、nMO
Sトランジスタ3=OFF、nMOSトランジスタ4=
ONの状態となり、ビット線BLの電圧=Vii、ビッ
ト線/BLの電圧=VSSとなる。
【0010】このようなVSSプリチャージ方式を採用
する場合には、pMOSトランジスタ1、2のゲート・
ソース間電圧Vgsを大きくすることができ、ビット線B
L、/BL間の微小電圧ΔV−ΔVdを増幅するに要す
る時間を短くすることができる。図8はダイナミックR
AMが備える一般的なメモリセルの構成を示す回路図で
あり、図8中、WLはワード線、5はnMOSトランジ
スタからなる電荷転送制御用のセルトランジスタ、6は
記憶媒体をなすセルキャパシタである。
【0011】セルトランジスタ5は、ソースをビット線
BLに接続され、ゲートをワード線WLに接続されてお
り、セルキャパシタ6は、一方の電極をセルトランジス
タ5のドレインに接続され、他方の電極を接地されてい
る。ここに、VSSプリチャージ方式を採用する場合に
おいて、メモリセルにハイデータ(論理1)を書込む場
合には、ワード線WLの電圧=SVii、ビット線BL
の電圧=Vii、ストレージノード7の電圧=Viiと
され、ロウデータ(論理0)を書込む場合には、ワード
線WLの電圧=SVii、ビット線BLの電圧=VS
S、ストレージノード7の電圧=VSSとされる。
【0012】但し、SViiは、昇圧回路(図示せず)
により内部電源電圧Viiを昇圧してなる昇圧電圧であ
り、Vii+VTHn(nMOSトランジスタのスレッ
ショルド電圧)以上の電圧である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ここに、VSSプリチ
ャージ方式を採用する場合において、図8に示すメモリ
セルの非選択時に、ビット線BLの電圧が接地電圧VS
Sとされる場合には、セルトランジスタ5のゲート・ソ
ース間の電圧Vgsは0[V]となってしまう。この結
果、たとえば、ストレージノード7にハイデータが記憶
されている場合には、図9に、セルトランジスタ5のゲ
ート・ソース間電圧Vgs−ドレイン・ソース間電流ids
特性を示すように、セルトランジスタ5のドレイン・ソ
ース間にリーク電流iが流れてしまう。
【0014】このため、ストレージノード7の電圧降下
が進み、リフレッシュ時間tREFが悪化する結果を招
くと共に、データ読出し時に、セルからビット線BLに
現れる電圧(ΔV)は、セルにViiが蓄えられている
場合に比べ低い電圧となってしまい、ハイデータに対す
るセンスアンプのマージンが小さくなってしまうという
問題点があった。
【0015】なお、1/2・Viiプリチャージ方式を
採用する場合においては、メモリセルのストレージノー
ド7の電位が0[V]とされている場合には、ゲート・
ドレイン間の電圧Vgdが0[V]となるので、セルトラ
ンジスタ5のリーク電流によりストレージノード7の電
位が上がることになる。しかし、この場合には、ゲート
・ドレイン間の電圧Vgdは負になるとともに、バックバ
イアスが強くなるために、セルトランジスタ5のリーク
電流は抑えられることになる。
【0016】本発明は、かかる点に鑑み、ビット線のプ
リチャージ方式についてVSSプリチャージ方式を採用
するダイナミックRAMであって、メモリセルにハイデ
ータが書き込まれている場合におけるセルトランジスタ
のリーク電流を低減化することができるダイナミックR
AM、更には、ビット線に出力されるハイデータに対す
るセンスアンプのマージンと、ビット線に出力されるロ
ウデータに対するセンスアンプのマージンとを同程度と
することができるようにしたダイナミックRAMを提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のダイナミ
ックDRAM(便宜上、第1の発明という)は、ビット
線及びワード線に接続されたメモリセルと、ビット線を
接地電圧にプリチャージするビット線プリチャージ回路
と、ワード線が選択されない時にこのワード線を負電圧
とするワード線デコーダとを有するものである。
【0018】非選択時、ワード線を負電圧にすること
で、メモリセルのトランジスタのゲート・ソース電圧V
gsを負の値で小さくでき、リーク電流を減らすことが
できる。また、ビット線を接地電圧にプリチャージする
のでビット線のハイレベルを下げることができ、よっ
て、非選択時、ワード線を負電圧にしてしきい値電圧を
小さくすることができる効果と相俟って、ワード線を駆
動するハイレベルの電圧として昇圧電圧を使わなくても
済むようになる。
【0019】第2の発明(請求項2記載のダイナミック
RAM)は、対をなす第1、第2のビット線と、電流入
出力電極を第1のビット線に接続し、制御電極をワード
線に接続したセルトランジスタ及び第1の電極をセルト
ランジスタの第2の電流入出力電極に接続し、第2の電
極を接地したセルキャパシタからなるメモリセルと、第
1、第2のビット線のプリチャージ時、第1、第2のビ
ット線を接地電圧にプリチャージするビット線プリチャ
ージ回路と、前記メモリセルのデータ読出し時、第2の
ビット線に参照電圧を発生させる参照電圧発生回路と、
前記メモリセルのデータ読出し時、第1、第2のビット
線間に発生する差電圧を増幅するセンスアンプとを備え
るダイナミックRAMにおいて、前記ワード線の非選択
時、前記ワード線を負電圧とするワードデコーダを備え
ているというものである。
【0020】第2の発明によれば、前記ワード線の非選
択時、前記ワード線を負電圧とするワードデコーダを備
えているので、前記メモリセルにハイデータが記憶され
ている場合においても、セルトランジスタのリーク電流
を低減化することができる。第3の発明(請求項3記載
のダイナミックRAM)は、第2の発明において、参照
電圧発生回路は、参照電圧として、セルトランジスタ及
びセルキャパシタにリークがない場合においてメモリセ
ルから第1のビット線にハイデータが出力された場合に
第1のビット線に現れる電圧の1/2よりも低い電圧を
第2のビット線に発生するように構成されているという
ものである。
【0021】第3の発明によれば、第2の発明と同様の
作用を得ることができると共に、第1のビット線に出力
されるハイデータに対するセンスアンプのマージンと、
第1のビット線に出力されるロウデータに対するセンス
アンプのマージンを同程度とすることができる。第4の
発明(請求項4記載のダイナミックRAM)は、第2又
は第3の発明において、参照電圧発生回路は、第1の電
流入出力電極を第2のビット線に接続し、制御電極をダ
ミー・ワード線に接続したダミー・セルトランジスタ
と、第1の電極をダミー・セルトランジスタの第2の電
流入出力電極に接続し、第2の電極を接地したダミー・
セルキャパシタとからなるダミー・セルで構成されてい
るというものでる。
【0022】第5の発明(請求項5記載のダイナミック
RAM)は、第4の発明において、ダミー・セルキャパ
シタの容量をセルキャパシタの容量の1/2以下とし、
ダミー・ワード線の非選択時の電圧を負電圧とするよう
に構成されているというものである。第6の発明(請求
項6記載のダイナミックRAM)は、第4の発明におい
て、ダミー・ワード線の非選択時の電圧を接地電圧とす
るように構成されているというものである。
【0023】第6の発明によれば、第4の発明と同様の
作用を得ることができると共に、負電圧発生回路におけ
る消費電流を低減することができる。第7の発明(請求
項7記載のダイナミックRAM)は、第5又は第6の発
明において、第1、第2のビット線のプリチャージ時、
ダミー・セルキャパシタの第1の電極をプリチャージす
るダミー・セルキャパシタ・プリチャージ回路を備えて
いるというものである。
【0024】第7の発明によれば、第5又は第6の発明
と同様の作用を得ることができると共に、第2のビット
線に発生させる参照電圧の値が一定となるように制御す
ることができる。第8の発明(請求項8記載のダイナミ
ックRAM)は、第2又は第3の発明において、参照電
圧発生回路は、第1の電極を第2のビット線に接続し、
第2の電極を前記ダミー・ワード線に接続したキャパシ
タで構成されているというものである。
【0025】第8の発明によれば、第2又は第3の発明
と同様の作用を得ることができると共に、参照電圧発生
回路の構成を簡単なものとすることができる。第9の発
明(請求項9記載のダイナミックRAM)は、第8の発
明において、前記キャパシタは、MOSキャパシタであ
るというものである。第10の発明(請求項10記載の
ダイナミックRAM)は、第8又は第9の発明におい
て、前記ダミー・ワード線の非選択時の電圧を接地電圧
とするように構成されているというものである。
【0026】第10の発明によれば、第8又は第9の発
明と同様の作用を得ることができると共に、負電圧発生
回路における消費電流を低減することができる。第11
の発明(請求項11記載のダイナミックDRAM)は、
第2の発明において、前記ワードデコーダは、アドレス
信号をデコードし、デコードしたアドレスが当該ワード
線を示している場合には昇圧電圧を当該ワード線に与え
るトランジスタ回路を有し、前記昇圧電圧は内部電源電
圧から生成されかつ内部電源電圧より高いことを特徴と
するものである。
【0027】第12の発明(請求項12記載のダイナミ
ックDRAM)は、第11の発明において、デコードし
たアドレスが当該ワード線を示していない場合には、前
記トランジスタ回路は負電圧を当該ワード線に与えるこ
とを特徴とするものである。第13の発明(請求項13
記載のダイナミックDRAM)は、第1又は第2の発明
において、前記ワードデコーダは、アドレス信号をデコ
ードし、デコードしたアドレスが当該ワード線を示して
いる場合には内部電源電圧を当該ワード線に与えるトラ
ンジスタ回路を有し、この結果前記内部電源電圧よりも
高い昇圧電圧を用いることなくワード線を選択する特徴
とするものである。第11の発明では、昇圧電圧を選択
したワード線に与える構成であったが、第13の発明で
は、昇圧電圧をワード線に与えなくても、動作可能であ
ることを規定する。これは、非選択時ワード線は負電圧
にリセットされているので、セルトランジスタのしきい
値電圧を小さくでき、またビット線は接地電圧にリセッ
トされているのでビット線のハイレベルの電圧を下げる
ことができるからである。
【0028】第14の発明(請求項14記載のダイナミ
ックDRAM)は、第13の発明において、前記デコー
ドされたアドレスが当該ワード線を示していない場合に
は、前記トランジスタ回路は負電圧を当該ワード線に与
えることを特徴とするものである。第15の発明(請求
項15記載のダイナミックRAM)は、第2、第3、第
4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明に
おいて、前記ワードデコーダは、第1のインバータを含
む第1のワードデコーダと、第2のインバータを含む第
2のワードデコーダと、第3のワードデコーダと、第3
のインバータと、第4のインバータとを備えているとい
うものである。
【0029】第1のワードデコーダは、高電圧側の電源
電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電圧を接地電圧と
して動作し、前記ワード線の選択を行うためのロウアド
レスの上位ビットをデコードする第1のNAND回路
と、高電圧側の電源電圧を内部電源電圧を昇圧してなる
昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、
第1のNAND回路の出力をハイレベルは昇圧電圧にレ
ベル変換し、ロウレベルは負電圧にレベル変換する第1
のレベル変換回路と、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、
低電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、第1のレベ
ル変換回路の出力を反転する第1のインバータとからな
るものである。
【0030】第2のワードデコーダは、高電圧側の電源
電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電圧を接地電圧と
して動作し、前記ワード線の選択を行うためのロウアド
レスの下位ビットをデコードする第2のNAND回路
と、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、低電圧側の電源電
圧を負電圧として動作し、第2のNAND回路の出力を
ハイレベルは昇圧電圧にレベル変換し、ロウレベルは負
電圧にレベル変換する第2のレベル変換回路と、高電圧
側の電源電圧を昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧
として動作し、第2のレベル変換回路の出力を反転する
第2のインバータとからなるものである。
【0031】第3のインバータは、高電圧側の電源電圧
を昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧として動作
し、第2のインバータの出力を反転するものであり、第
4のインバータは、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、低
電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、第3のインバ
ータの出力を反転するものである。第3のワードデコー
ダは、電流入力電極を第1のインバータの出力端に接続
し、電流出力電極を前記ワード線に接続し、制御電極を
第3のインバータの出力端に接続した第1のpチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、電流入力電極を
第1のインバータの出力端に接続し、電流出力電極を前
記ワード線に接続し、制御電極を第4のインバータの出
力端に接続した第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
トランジスタと、電流入力電極を前記ワード線に接続
し、制御電極を第3のインバータの出力端に接続し、電
流出力電極に負電圧が印加される第2のnチャネル絶縁
ゲート型電界効果トランジスタとからなるものである。
【0032】第16の発明(請求項16記載のダイナミ
ックRAM)は、第2、第3、第4、第5、第6、第
7、第8、第9又は第10の発明におて、前記ワードデ
コーダは、第1のインバータを含む第1のワードデコー
ダと、第2のインバータを含む第2のワードデコーダ
と、第3のワードデコーダと、第3のインバータと、第
4のインバータとを備えているとういものである。
【0033】第1のワードデコーダは、高電圧側の電源
電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電圧を接地電圧と
して動作し、前記ワード線の選択を行うためのロウアド
レスの上位ビットをデコードする第1のNAND回路
と、高電圧側の電源電圧を内部電源電圧を昇圧してなる
昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、
第1のNAND回路の出力をハイレベルは昇圧電圧にレ
ベル変換し、ロウレベルは負電圧にレベル変換する第1
のレベル変換回路と、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、
低電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、第1のレベ
ル変換回路の出力を反転する第1のインバータとからな
るものである。
【0034】第2のワードデコーダは、高電圧側の電源
電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電圧を接地電圧と
して動作し、前記ワード線の選択を行うためのロウアド
レスの下位ビットをデコードする第2のNAND回路
と、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、低電圧側の電源電
圧を負電圧として動作し、第2のNAND回路の出力を
ハイレベルは昇圧電圧にレベル変換し、ロウレベルは負
電圧にレベル変換する第2のレベル変換回路と、高電圧
側の電源電圧を昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧
として動作し、第2のレベル変換回路の出力を反転する
第2のインバータとからなるものである。
【0035】第3のインバータは、高電圧側の電源電圧
を昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電圧として動作
し、第1のインバータの出力を反転するものであり、第
4のインバータは、高電圧側の電源電圧を昇圧電圧、低
電圧側の電源電圧を負電圧として動作し、第2のインバ
ータの出力を反転するものである。第3のワードデコー
ダは、電流入力電極を第2のインバータの出力端に接続
し、電流出力電極を前記ワード線に接続し、制御電極を
第3のインバータの出力端に接続した第1のpチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、電流入力電極を
前記ワード線に接続し、制御電極を第3のインバータの
出力端に接続し、電流出力電極に負電圧が印加される第
1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
電流出力電極を前記ワード線に接続し、制御電極を第4
のインバータの出力端に接続し、電流出力電極に負電圧
が印加される第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタとからなるものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明の第1実施形態及び第2実施形態について説明す
る。 第1実施形態・・図1、図2 図1は本発明の第1実施形態が備えるコラム部の1個の
一部分を示す回路図である。図1中、8はビット線B
L、/BLをプリチャージするためのビット線プリチャ
ージ回路であり、PE1は制御信号、9、10は制御信
号PE1によりON、OFFが制御されるnMOSトラ
ンジスタである。
【0037】nMOSトランジスタ9は、ドレインをビ
ット線BLに接続され、ソースを接地され、ゲートに制
御信号PE1が印加されるように構成されており、nM
OSトランジスタ10は、ドレインをビット線/BLに
接続され、ソースを接地され、ゲートに制御信号PE1
が印加されるよに構成されている。ここに、ビット線プ
リチャージ時には、制御信号PE1=Vii、nMOS
トランジスタ9=ON、nMOSトランジスタ10=O
Nとなり、ビット線BLの電圧=VSS、ビット線/B
Lの電圧=VSSとされ、ビット線プリチャージ時以外
の場合には、制御信号PE1の電圧=VSS、nMOS
トランジスタ9=OFF、nMOSトランジスタ10=
OFFとなる。
【0038】また、11はメモリセルであり、12はn
MOSトランジスタからなる電荷転送制御用のセルトラ
ンジスタ、13は記憶媒体をなすセルキャパシタであ
る。セルトランジスタ12は、ゲートをワード線WLに
接続され、ソースをビット線BLに接続されており、セ
ルキャパシタ13は、一方の電極をセルトランジスタ1
2のドレインに接続され、他方の電極を接地されてい
る。
【0039】ここに、メモリセル11にハイデータを書
込む場合には、ワード線WLの電圧=SVii、ビット
線BLの電圧=Vii、ストレージノード14の電圧=
Viiとされ、ロウデータを書込む場合には、ワード線
WLの電圧=SVii、ビット線BLの電圧=VSS、
ストレージノード14の電圧=VSSとされる。また、
15は参照電圧発生回路をなすダミー・セルであり、1
6はnMOSトランジスタからなる電荷転送制御用のダ
ミー・セルトランジスタ、17はダミー・セルキャパシ
タである。
【0040】ダミー・セルトランジスタ16は、ゲート
をダミー・ワード線DWLに接続され、ソースをビット
線/BLに接続されており、ダミー・セルキャパシタ1
7は、一方の電極をダミー・セルトランジスタ16のド
レインに接続され、他方の電極を接地されている。な
お、ダミー・セルキャパシタ17の容量値は、セルキャ
パシタ13の容量の1/2以下とされ、後述するセンス
アンプ22が正確な増幅動作を行うことができる範囲
で、セルトランジスタ12及びセルキャパシタ13にリ
ークがない場合においてメモリセル11からビット線B
Lにハイデータが出力された場合にビット線BLに現れ
る電圧の1/2よりも低い電圧をビット線/BLに発生
させることができる値に設定される。
【0041】また、ダミー・ワード線DWLの電圧は、
選択時には昇圧電圧SVii、非選択時には負電圧VB
B(たとえば、−0.4[V])とされる。また、18
はダミー・セルキャパシタ・プリチャージ回路であり、
PE2は制御信号、19は制御信号PE2によりON、
OFFが制御されるnMOSトランジスタである。
【0042】nMOSトランジスタ19は、ドレインを
内部電源電圧Viiを供給するVii電源線20に接続
され、ソースをダミー・セル15のストレージノード2
1に接続され、ゲートに制御信号PE2が印加されるよ
うに構成されている。ここに、ビット線プリチャージ時
には、制御信号PE2=Vii+VTHn+α、nMO
Sトランジスタ19=ON、ストレージノード21の電
圧=Viiとされ、ビット線プリチャージ時以外の場合
には、制御信号PE2=VSS(又は負電圧VBB)、
nMOSトランジスタ19=OFFとなる。
【0043】また、22はフリップフロップ回路からな
るセンスアンプであり、23、24はプルアップ素子を
なすpMOSトランジスタ、25、26はプルダウン素
子をなすnMOSトランジスタである。pMOSトラン
ジスタ23は、ドレインをビット線BLに接続され、ゲ
ートをビット線/BLに接続され、ソースにセンスアン
プ駆動電圧PSAが印加されるように構成されており、
pMOSトランジスタ24は、ドレインをビット線/B
Lに接続され、ゲートをビット線BLに接続され、ソー
スにセンスアンプ駆動電圧PSAが印加されるように構
成されている。
【0044】また、nMOSトランジスタ25は、ドレ
インをビット線BLに接続され、ゲートをビット線/B
Lに接続され、ソースにセンスアンプ駆動電圧NSAが
印加されるように構成されており、nMOSトランジス
タ26は、ドレインをビット線/BLに接続され、ゲー
トをビット線BLに接続され、ソースにセンスアンプ駆
動電圧NSAが印加されるように構成されている。
【0045】図2は本発明の第1実施形態が備えるワー
ドデコーダの一部分を示す回路図である。図2中、29
は第1のワードデコーダをなすメインワードデコーダで
あり、30はワード線WLを選択するための内部ロウア
ドレス信号ADD1をデコードするNAND回路であ
る。また、31はNAND回路30の出力をハイレベル
は昇圧電圧SViiにレベル変換し、ロウレベルは負電
圧VBBにレベル変換するレベル変換回路であり、この
レベル変換回路31において、32はNAND回路30
の出力によりON、OFFが制御されるnMOSトラン
ジスタであり、ソースを接地され、ゲートをNAND回
路30の出力端に接続されている。
【0046】また、33はpMOSフリップフロップ回
路であり、34、35はプルアップ素子をなすpMOS
トランジスタである。pMOSトランジスタ34は、ソ
ースをSVii電源線36に接続され、ゲートをpMO
Sトランジスタ35のドレインに接続され、ドレインを
nMOSトランジスタ32のドレインに接続されてお
り、pMOSトランジスタ35は、ソースをSVii電
源線36に接続され、ゲートをpMOSトランジスタ3
4のドレインに接続されている。
【0047】また、37はNAND回路30の出力によ
りON、OFFが制御されるpMOSトランジスタであ
り、ソースをVii電源線38に接続され、ゲートをN
AND回路30の出力端に接続されている。また、39
はnMOSフリップフロップ回路であり、40、41は
プルダウン素子をなすnMOSトランジスタである。
【0048】nMOSトランジスタ40は、ソースを負
電圧VBBを供給するVBB電源線42に接続され、ゲ
ートをnMOSトランジスタ41のドレインに接続さ
れ、ドレインをpMOSトランジスタ37のドレインに
接続されている。また、nMOSトランジスタ41は、
ソースをVBB電源線42に接続され、ゲートをnMO
Sトランジスタ40のドレインに接続され、ドレインを
pMOSトランジスタ35のドレインに接続されてい
る。
【0049】また、43はCMOSインバータであり、
44はpMOSトランジスタ、45はnMOSトランジ
スタである。pMOSトランジスタ44は、ソースをS
Vii電源線36に接続され、ゲートをpMOSトラン
ジスタ35のドレインとnMOSトランジスタ41のド
レインの接続点であるノード46に接続されている。
【0050】また、nMOSトランジスタ45は、ドレ
インをpMOSトランジスタ44のドレインに接続さ
れ、ゲートをノード46に接続され、ソースをVBB電
源線42に接続されている。また、47は第2のワード
デコーダをなすクオータワードデコーダであり、48は
ワード線WLを選択するための内部ロウアドレス信号A
DD2をデコードするNAND回路である。
【0051】また、49はNAND回路48の出力をハ
イレベルは昇圧電圧SViiにレベル変換し、ロウレベ
ルは負電圧VBBにレベル変換するレベル変換回路であ
り、このレベル変換回路49において、50はNAND
回路48の出力によりON、OFFが制御されるnMO
Sトランジスタであり、ソースを接地され、ゲートをN
AND回路48の出力端に接続されている。
【0052】また、51はpMOSフリップフロップ回
路であり、52、53はプルアップ素子をなすpMOS
トランジスタである。pMOSトランジスタ52は、ソ
ースをSVii電源線36に接続され、ゲートをpMO
Sトランジスタ53のドレインに接続され、ドレインを
nMOSトランジスタ50のドレインに接続されてお
り、pMOSトランジスタ53は、ソースをSVii電
源線36に接続され、ゲートをpMOSトランジスタ5
2のドレインに接続されている。
【0053】また、54はNAND回路48の出力によ
りON、OFFが制御されるpMOSトランジスタであ
り、ソースをVii電源線38に接続され、ゲートをN
AND回路48の出力端に接続されている。また、55
はnMOSフリップフロップ回路であり、56、57は
プルダウン素子をなすnMOSトランジスタである。
【0054】nMOSトランジスタ56は、ソースをV
BB電源線42に接続され、ゲートをnMOSトランジ
スタ57のドレインに接続され、ドレインをpMOSト
ランジスタ54のドレインに接続されている。また、n
MOSトランジスタ57は、ソースをVBB電源線42
に接続され、ゲートをnMOSトランジスタ56のドレ
インに接続され、ドレインをpMOSトランジスタ53
のドレインに接続されている。
【0055】また、58はCMOSインバータであり、
59はpMOSトランジスタ、60はnMOSトランジ
スタである。pMOSトランジスタ59は、ソースをS
Vii電源線36に接続され、ゲートをpMOSトラン
ジスタ53のドレインとnMOSトランジスタ57のド
レインの接続点であるノード61に接続されている。
【0056】また、nMOSトランジスタ60は、ドレ
インをpMOSトランジスタ59のドレインに接続さ
れ、ゲートをノード61に接続され、ソースをVBB電
源線42に接続されている。また、62はCMOSイン
バータであり、63はpMOSトランジスタ、64はn
MOSトランジスタである。
【0057】pMOSトランジスタ63は、ソースをS
Vii電源線36に接続され、ゲートをCMOSインバ
ータ58の出力端に接続されており、nMOSトランジ
スタ64は、ドレインをpMOSトランジスタ63のド
レインに接続され、ゲートをCMOSインバータ58の
出力端に接続され、ソースをVBB電源線42に接続さ
れている。
【0058】また、65はCMOSインバータであり、
66はpMOSトランジスタ、67はnMOSトランジ
スタである。pMOSトランジスタ66は、ソースをS
Vii電源線36に接続され、ゲートをCMOSインバ
ータ62の出力端に接続されており、nMOSトランジ
スタ67は、ドレインをpMOSトランジスタ66のド
レインに接続され、ゲートをCMOSインバータ62の
出力端に接続され、ソースをVBB電源線42に接続さ
れている。
【0059】また、68は第3のワードデコーダをなす
サブワードデコーダであり、69はpMOSトランジス
タ、70、71はnMOSトランジスタである。pMO
Sトランジスタ69は、ソースをCMOSインバータ4
3の出力端に接続され、ゲートをCMOSインバータ6
2の出力端に接続され、ドレインをワード線WLに接続
されている。
【0060】また、nMOSトランジスタ70は、ドレ
インをCMOSインバータ43の出力端に接続され、ゲ
ートをCMOSインバータ65の出力端に接続され、ソ
ースをワード線WLに接続されている。また、nMOS
トランジスタ71は、ドレインをワード線WLに接続さ
れ、ゲートをCMOSインバータ62の出力端に接続さ
れ、ソースをVBB電源線42に接続されている。
【0061】このように構成された本発明の第1実施形
態においては、ワード線WLが非選択とされる場合は、
メインワードデコーダ29=非選択、クオータワード
デコーダ47=非選択とされる場合、 メインワードデ
コーダ29=選択、クオータワードデコーダ47=非選
択とされる場合、 メインワードデコーダ29=非選
択、クオータワードデコーダ47=選択とされる場合で
ある。
【0062】ここに、 メインワードデコーダ29=非
選択、クオータワードデコーダ47=非選択とされる場
合には、メインワードデコーダ29においては、NAN
D回路30の出力=Viiとなり、nMOSトランジス
タ32=ON、pMOSトランジスタ37=OFFとな
る。この結果、pMOSトランジスタ35=ON、pM
OSトランジスタ34=OFF、nMOSトランジスタ
40=ON、nMOSトランジスタ41=OFF、ノー
ド46の電圧=SViiとなり、CMOSインバータ4
3においては、pMOSトランジスタ44=OFF、n
MOSトランジスタ45=ONとなり、CMOSインバ
ータ43の出力=VBBとなる。
【0063】また、クオータワードデコーダ47におい
ては、NAND回路48の出力=Viiとなり、nMO
Sトランジスタ50=ON、pMOSトランジスタ54
=OFFとなる。この結果、pMOSトランジスタ53
=ON、pMOSトランジスタ52=OFF、nMOS
トランジスタ56=ON、nMOSトランジスタ57=
OFF、ノード61の電圧=SViiとなり、CMOS
インバータ58においては、pMOSトランジスタ59
=OFF、nMOSトランジスタ60=ONとなり、C
MOSインバータ58の出力=VBBとなる。
【0064】この結果、CMOSインバータ62におい
ては、pMOSトランジスタ63=ON、nMOSトラ
ンジスタ64=OFFとなり、CMOSインバータ62
の出力=SViiとなり、CMOSインバータ65にお
いては、pMOSトランジスタ66=OFF、nMOS
トランジスタ67=ONとなり、CMOSインバータ6
5の出力=VBBとなる。
【0065】したがって、サブワードデコーダ68にお
いては、pMOSトランジスタ69=OFF、nMOS
トランジスタ70=OFF、nMOSトランジスタ71
=ONとなり、ワード線WLの電圧=VBBとなる。ま
た、 メインワードデコーダ29=選択、クオータワー
ドデコーダ47=非選択とされる場合には、メインワー
ドデコーダ29においては、NAND回路30の出力=
VSS、nMOSトランジスタ32=OFF、pMOS
トランジスタ37=ONとなる。
【0066】この結果、nMOSトランジスタ41=O
N、nMOSトランジスタ40=OFF、pMOSトラ
ンジスタ34=ON、pMOSトランジスタ35=OF
F、ノード46の電圧=VBBとなり、CMOSインバ
ータ43においては、pMOSトランジスタ44=O
N、nMOSトランジスタ45=OFFとなり、CMO
Sインバータ43の出力=SViiとなる。
【0067】これに対して、クオータワードデコーダ4
7においては、NAND回路48の出力=Viiとな
り、nMOSトランジスタ50=ON、pMOSトラン
ジスタ54=OFFとなる。この結果、pMOSトラン
ジスタ53=ON、pMOSトランジスタ52=OF
F、nMOSトランジスタ56=ON、nMOSトラン
ジスタ57=OFF、ノード61の電圧=SViiとな
り、CMOSインバータ58においては、pMOSトラ
ンジスタ59=OFF、nMOSトランジスタ60=O
Nとなり、CMOSインバータ58の出力=VBBとな
る。
【0068】この結果、CMOSインバータ62におい
ては、pMOSトランジスタ63=ON、nMOSトラ
ンジスタ64=OFFとなり、CMOSインバータ62
の出力=SViiとなり、CMOSインバータ65にお
いては、pMOSトランジスタ66=OFF、nMOS
トランジスタ67=ONとなり、CMOSインバータ6
5の出力=VBBとなる。
【0069】したがって、サブワードデコーダ68にお
いては、pMOSトランジスタ69=OFF、nMOS
トランジスタ70=OFF、nMOSトランジスタ71
=ONとなり、ワード線WLの電圧=VBBとなる。ま
た、 メインワードデコーダ29=非選択、クオータワ
ードデコーダ47=選択とされる場合には、メインワー
ドデコーダ29においては、NAND回路30の出力=
Viiとなり、nMOSトランジスタ32=ON、pM
OSトランジスタ37=OFFとなる。
【0070】この結果、pMOSトランジスタ35=O
N、pMOSトランジスタ34=OFF、nMOSトラ
ンジスタ40=ON、nMOSトランジスタ41=OF
F、ノード46の電圧=SViiとなり、CMOSイン
バータ43においては、pMOSトランジスタ44=O
FF、nMOSトランジスタ45=ONとなり、CMO
Sインバータ43の出力=VBBとなる。
【0071】これに対して、クオータワードデコーダ4
7においては、NAND回路48の出力=VSS、nM
OSトランジスタ50=OFF、pMOSトランジスタ
54=ONとなる。この結果、nMOSトランジスタ5
7=ON、nMOSトランジスタ56=OFF、pMO
Sトランジスタ52=ON、pMOSトランジスタ53
=OFF、ノード61の電圧=VBBとなり、CMOS
インバータ58においては、pMOSトランジスタ59
=ON、nMOSトランジスタ60=OFFとなり、C
MOSインバータ58の出力=SViiとなる。
【0072】この結果、CMOSインバータ62におい
ては、pMOSトランジスタ63=OFF、nMOSト
ランジスタ64=ONとなり、CMOSインバータ62
の出力=VBBとなり、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=ON、nMOSトラ
ンジスタ67=OFFとなり、CMOSインバータ65
の出力=SViiとなる。
【0073】したがって、サブワードデコーダ68にお
いては、pMOSトランジスタ69=ON、nMOSト
ランジスタ70=ON、nMOSトランジスタ71=O
FFとなり、ワード線WLの電圧=VBBとなる。ま
た、ワード線WLが選択される場合には、メインワード
デコーダ29においては、NAND回路30の出力=V
SS、nMOSトランジスタ32=OFF、pMOSト
ランジスタ37=ONとなる。
【0074】この結果、nMOSトランジスタ41=O
N、nMOSトランジスタ40=OFF、pMOSトラ
ンジスタ34=ON、pMOSトランジスタ35=OF
F、ノード46の電圧=VBBとなり、CMOSインバ
ータ43においては、pMOSトランジスタ44=O
N、nMOSトランジスタ45=OFFとなり、CMO
Sインバータ43の出力=SViiとなる。
【0075】また、クオータワードデコーダ47におい
ては、NAND回路48の出力=VSS、nMOSトラ
ンジスタ50=OFF、pMOSトランジスタ54=O
Nとなる。この結果、nMOSトランジスタ57=O
N、nMOSトランジスタ56=OFF、pMOSトラ
ンジスタ52=ON、pMOSトランジスタ53=OF
F、ノード61の電圧=VBBとなり、CMOSインバ
ータ58においては、pMOSトランジスタ59=O
N、nMOSトランジスタ60=OFFとなり、CMO
Sインバータ58の出力=SViiとなる。
【0076】この結果、CMOSインバータ62におい
ては、pMOSトランジスタ63=OFF、nMOSト
ランジスタ64=ONとなり、CMOSインバータ62
の出力=VBBとなり、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=ON、nMOSトラ
ンジスタ67=OFFとなり、CMOSインバータ65
の出力=SViiとなる。
【0077】したがって、サブワードデコーダ68にお
いては、pMOSトランジスタ69=ON、nMOSト
ランジスタ70=ON、nMOSトランジスタ71=O
FFとなり、ワード線WLの電圧=SViiとなる。こ
のように、本発明の第1実施形態によれば、ワード線W
Lを非選択とする場合には、ワード線WLの電圧を負電
圧VBBとすることができるので、メモリセル11のス
トレージノード14の電圧がViiとされている場合に
おいても、セルトランジスタ12のリーク電流を低減化
することができる。
【0078】また、本発明の第1実施形態によれば、ダ
ミー・セルキャパシタ17の容量値は、センスアンプ2
2が正確な増幅動作を行うことができる範囲で、セルト
ランジスタ12及びセルキャパシタ13にリークがない
場合においてメモリセル11からビット線BLにハイデ
ータが出力された場合にビット線BLに現れる電圧の1
/2よりも低い電圧をビット線/BLに発生させること
ができる値に設定するとしているので、実際の微小なリ
ークを考慮するとビット線BLに出力されるハイデータ
に対するセンスアンプ22のマージンと、ビット線BL
に出力されるロウデータに対するセンスアンプ22のマ
ージンを同程度とすることができる。
【0079】なお、本発明の第1実施形態においては、
ダミー・ワード線DWLの非選択時の電圧を負電圧VB
Bとしているが、この代わりに、ダミー・セル15にお
けるリークを見込んで、ダミー・ワード線DWLの非選
択時の電圧を接地電圧VSSとし、負電圧発生回路(図
示せず)における消費電力を低減し、低消費電力化を図
ることができる。 第2実施形態・・図3、図4 図3は本発明の第2実施形態に備えるコラム部の1個の
一部分を示す回路図であり、本発明の第2実施形態にお
いては、本発明の第1実施形態が備えるダミー・セル1
5及びダミー・セルキャパシタ・プリチャージ回路18
の代わりに、MOSキャパシタ73を設け、その他につ
いては、本発明の第1実施形態の場合と同様に構成した
ものである。
【0080】ここに、MOSキャパシタ73は、ゲート
をダミー・ワード線DWLに接続され、ソース及びドレ
インを接続し、その接続点をビット線/BLに接続され
ており、ダミー・ワード線DWLの電圧は、選択時には
昇圧電圧SVii、非選択時には接地電圧VSSとされ
る。なお、MOSキャパシタ73の容量値は、センスア
ンプ22が正確な増幅動作を行うことができる範囲で、
セルトランジスタ12及びセルキャパシタ13にリーク
がない場合においてメモリセル11からビット線BLに
ハイデータが出力された場合にビット線BLに現れる電
圧の1/2よりも低い電圧がビット線/BLに発生する
値に設定される。
【0081】また、図4は本発明の第2実施形態が備え
るワードデコーダの一部分を示す回路図であり、本発明
の第2実施形態においては、本発明の第1実施形態が備
えるCMOSインバータ62を設けず、CMOSインバ
ータ75を設けると共に、本発明の第1実施形態が設け
るサブワードデコーダ68と回路構成の異なるサブワー
ドデコーダ76を設け、その他については、本発明の第
1実施形態の場合と同様に構成したものである。
【0082】CMOSインバータ75において、77は
pMOSトランジスタ、78はnMOSトランジスタで
ある。pMOSトランジスタ77は、ソースをSVii
電源線36に接続され、ゲートをCMOSインバータ4
3の出力端に接続されており、nMOSトランジスタ7
8は、ドレインをpMOSトランジスタ77のドレイン
に接続され、ゲートをCMOSインバータ43の出力端
に接続され、ソースをVBB電源線42に接続されてい
る。
【0083】また、サブワードデコーダ76において、
79はpMOSトランジスタ、80、81はnMOSト
ランジスタである。pMOSトランジスタ79は、ソー
スをCMOSインバータ58の出力端に接続され、ゲー
トをCMOSインバータ75の出力端に接続され、ドレ
インをワード線WLに接続されている。
【0084】また、nMOSトランジスタ80は、ドレ
インをワード線WLに接続され、ゲートをCMOSイン
バータ75の出力端に接続され、ソースをVBB電源線
42に接続されている。また、nMOSトランジスタ8
1は、ドレインをワード線WLに接続され、ゲートをC
MOSインバータ65の出力端に接続され、ソースをV
BB電源線42に接続されている。
【0085】このように構成された本発明の第2実施形
態においては、ワード線WLが非選択とされる場合は、
メインワードデコーダ29=非選択、クオータワード
デコーダ47=非選択とされる場合、 メインワードデ
コーダ29=選択、クオータワードデコーダ47=非選
択とされる場合、 メインワードデコーダ29=非選
択、クオータワードデコーダ47=選択とされる場合で
ある。
【0086】ここに、 メインワードデコーダ29=非
選択、クオータワードデコーダ47=非選択とされる場
合、メインワードデコーダ29においては、NAND回
路30の出力=Viiとなり、nMOSトランジスタ3
2=ON、pMOSトランジスタ37=OFFとなる。
この結果、pMOSトランジスタ35=ON、pMOS
トランジスタ34=OFF、nMOSトランジスタ40
=ON、nMOSトランジスタ41=OFF、ノード4
6の電圧=SViiとなり、CMOSインバータ43に
おいては、pMOSトランジスタ44=OFF、nMO
Sトランジスタ45=ONとなり、CMOSインバータ
43の出力=VBBとなる。
【0087】この結果、CMOSインバータ75におい
ては、pMOSトランジスタ77=ON、nMOSトラ
ンジスタ78=OFF、CMOSインバータ75の出力
=SViiとなる。また、クオータワードデコーダ47
においては、NAND回路48の出力=Viiとなり、
nMOSトランジスタ50=ON、pMOSトランジス
タ54=OFFとなる。
【0088】この結果、pMOSトランジスタ53=O
N、pMOSトランジスタ52=OFF、nMOSトラ
ンジスタ56=ON、nMOSトランジスタ57=OF
F、ノード61の電圧=SViiとなり、CMOSイン
バータ58においては、pMOSトランジスタ59=O
FF、nMOSトランジスタ60=ONとなり、CMO
Sインバータ58の出力=VBBとなる。
【0089】この結果、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=ON、nMOSトラ
ンジスタ67=OFFとなり、CMOSインバータ65
の出力=SViiとなる。したがって、サブワードデコ
ーダ76においては、pMOSトランジスタ79=OF
F、nMOSトランジスタ80=ON、nMOSトラン
ジスタ81=ONとなり、ワード線WLの電圧=VBB
となる。
【0090】また、 メインワードデコーダ29=選
択、クオータワードデコーダ47=非選択とされる場合
には、メインワードデコーダ29においては、NAND
回路30の出力=VSS、nMOSトランジスタ32=
OFF、pMOSトランジスタ37=ONとなる。この
結果、nMOSトランジスタ41=ON、nMOSトラ
ンジスタ40=OFF、pMOSトランジスタ34=O
N、pMOSトランジスタ35=OFF、ノード46の
電圧=VBBとなり、CMOSインバータ43において
は、pMOSトランジスタ44=ON、nMOSトラン
ジスタ45=OFFとなり、CMOSインバータ43の
出力=SViiとなる。
【0091】この結果、CMOSインバータ75におい
ては、pMOSトランジスタ77=OFF、nMOSト
ランジスタ78=ON、CMOSインバータ75の出力
=VBBとなる。また、クオータワードデコーダ47に
おいては、NAND回路48の出力=Viiとなり、n
MOSトランジスタ50=ON、pMOSトランジスタ
54=OFFとなる。
【0092】この結果、pMOSトランジスタ53=O
N、pMOSトランジスタ52=OFF、nMOSトラ
ンジスタ56=ON、nMOSトランジスタ57=OF
F、ノード61の電圧=SViiとなり、CMOSイン
バータ58においては、pMOSトランジスタ59=O
FF、nMOSトランジスタ60=ONとなり、CMO
Sインバータ58の出力=VBBとなる。
【0093】この結果、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=ON、nMOSトラ
ンジスタ67=OFFとなり、CMOSインバータ65
の出力=SViiとなる。したがって、サブワードデコ
ーダ76においては、pMOSトランジスタ79=O
N、nMOSトランジスタ80=OFF、nMOSトラ
ンジスタ81=ONとなり、ワード線WLの電圧=VB
Bとなる。
【0094】また、 メインワードデコーダ29=非選
択、クオータワードデコーダ47=選択とされる場合に
は、メインワードデコーダ29においては、NAND回
路30の出力=Viiとなり、nMOSトランジスタ3
2=ON、pMOSトランジスタ37=OFFとなる。
この結果、pMOSトランジスタ35=ON、pMOS
トランジスタ34=OFF、nMOSトランジスタ40
=ON、nMOSトランジスタ41=OFF、ノード4
6の電圧=SViiとなり、CMOSインバータ43に
おいては、pMOSトランジスタ44=OFF、nMO
Sトランジスタ45=ONとなり、CMOSインバータ
43の出力=VBBとなる。
【0095】この結果、CMOSインバータ75におい
ては、pMOSトランジスタ77=ON、nMOSトラ
ンジスタ78=OFF、CMOSインバータ75の出力
=SViiとなる。これに対して、クオータワードデコ
ーダ47においては、NAND回路48の出力=VS
S、nMOSトランジスタ50=OFF、pMOSトラ
ンジスタ54=ONとなる。
【0096】この結果、nMOSトランジスタ57=O
N、nMOSトランジスタ56=OFF、pMOSトラ
ンジスタ52=ON、pMOSトランジスタ53=OF
F、ノード61の電圧=VBBとなり、CMOSインバ
ータ58においては、pMOSトランジスタ59=O
N、nMOSトランジスタ60=OFFとなり、CMO
Sインバータ58の出力=SViiとなる。
【0097】この結果、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=OFF、nMOSト
ランジスタ67=ONとなり、CMOSインバータ65
の出力=VBBとなる。したがって、サブワードデコー
ダ76においては、pMOSトランジスタ79=OF
F、nMOSトランジスタ80=ON、nMOSトラン
ジスタ81=OFFとなり、ワード線WLの電圧=VB
Bとなる。
【0098】これに対して、ワード線WLが選択される
場合には、メインワードデコーダ29においては、NA
ND回路30の出力=VSS、nMOSトランジスタ3
2=OFF、pMOSトランジスタ37=ONとなる。
この結果、nMOSトランジスタ41=ON、nMOS
トランジスタ40=OFF、pMOSトランジスタ34
=ON、pMOSトランジスタ35=OFF、ノード4
6の電圧=VBBとなり、CMOSインバータ43にお
いては、pMOSトランジスタ44=ON、nMOSト
ランジスタ45=OFFとなり、CMOSインバータ4
3の出力=SViiとなる。
【0099】この結果、CMOSインバータ75におい
ては、pMOSトランジスタ77=OFF、nMOSト
ランジスタ78=ON、CMOSインバータ75の出力
=VBBとなる。また、クオータワードデコーダ47に
おいては、NAND回路48の出力=VSS、nMOS
トランジスタ50=OFF、pMOSトランジスタ54
=ONとなる。
【0100】この結果、nMOSトランジスタ57=O
N、nMOSトランジスタ56=OFF、pMOSトラ
ンジスタ52=ON、pMOSトランジスタ53=OF
F、ノード61の電圧=VBBとなり、CMOSインバ
ータ58においては、pMOSトランジスタ59=O
N、nMOSトランジスタ60=OFFとなり、CMO
Sインバータ58の出力=SViiとなる。
【0101】この結果、CMOSインバータ65におい
ては、pMOSトランジスタ66=OFF、nMOSト
ランジスタ67=ONとなり、CMOSインバータ65
の出力=VBBとなる。したがって、サブワードデコー
ダ76においては、pMOSトランジスタ79=ON、
nMOSトランジスタ80=OFF、nMOSトランジ
スタ81=OFFとなり、ワード線WLの電圧=SVi
iとなる。
【0102】このように、本発明の第2実施形態によれ
ば、ワード線WLを非選択とする場合には、ワード線W
Lの電圧を負電圧VBBとすることができるので、メモ
リセル11のストレージノード14の電圧がViiとさ
れている場合においても、セルトランジスタ12のリー
ク電流を低減化することができる。また、本発明の第2
実施形態によれば、MOSキャパシタ73の容量値は、
センスアンプ22が正確な増幅動作を行うことができる
範囲で、セルトランジスタ12及びセルキャパシタ13
にリークがない場合においてメモリセル11からビット
線BLにハイデータが出力された場合にビット線BLに
現れる電圧の1/2よりも低い電圧をビット線/BLに
発生させることができる値に設定するとしているので、
ビット線BLに出力されるハイデータに対するセンスア
ンプ22のマージンと、ビット線BLに出力されるロウ
データに対するセンスアンプ22のマージンを同程度と
することができる。
【0103】また、本発明の第2実施形態によれば、ダ
ミー・ワード線DWLの非選択時の電圧を接地電圧VS
Sとしているので、負電圧発生回路(図示せず)におけ
る消費電流を低減し、低消費電力化を図ることができ
る。また、本発明の第2実施形態によれば、参照電圧発
生回路をMOSキャパシタ73で構成しているので、本
発明の第1実施形態よりも回路構成を簡単なものとする
ことができる。
【0104】次に、本発明の第3及び第4の実施例につ
いて説明する。図10は 1/2・Viiプリチャージ
方式及びVSSプリチャージ方式の動作マージンを示す
図である。ブロックIとIIはそれぞれ、1/2・Vi
iプリチャージ方式及びVSSプリチャージ方式に関
し、図8に示すストレージノード7の電位を示すもので
ある。基準電圧Ref1は内部電源電圧1/2・Vii
の半分に等しい。ストレージノード7の電圧が上限電位
Vmax1と下限電位Vmin1との間にある時、1/
2・Viiプリチャージ方式のセンスアンプは、正確に
ハイレベルデータをセンスできる。この時、前述したよ
うに、内部電源電圧Viiよりも高い昇圧電圧SVii
がセルトランジスタ5のゲートに与えられる。
【0105】VSSプリチャージ方式では、たとえメモ
リセルに蓄積された電荷がリークしても、メモリセルが
ローレベルデータを蓄積している場合には、ストレージ
ノード7の電位は大きく変化しない。従って、VSSプ
リチャージ方式におれるローレベルデータに対するセン
スアンプの基準電圧Ref2は、大きなマージンを必要
としない。従って、図10に示すように、ローレベルデ
ータに対する基準電圧Ref2を接地電圧VSSよりわ
ずかに高く設定する。これにより、VSSプリチャージ
方式のセンスアンプは、上限電位Vmax2と下限電位
Vmin2とで規定される範囲内で、ハイレベルデータ
をセンスすることができる。上限電位Vmax2は、内
部電源電圧Viiよりも低くすることができる。この場
合、メモリセルを選択する時には、ワード線WLの電位
は上限電位Vmax2よりも、少なくともセルトランジ
スタ5のしきい値電圧VTHだけ高くなる必要がある。
例えば、ワード線WLの電位を内部電源電圧Viiと等
しいレベルとする。なお、内部電源電圧Viiを、上限
電位Vmax2とセルトランジスタ5のしきい値電圧と
の和よりも高くすることができる。ワード線負電圧リセ
ット方式によりしきい値電圧を下げられたセルトランジ
スタ5に内部電源電圧Viiを与えて駆動する場合に
は、昇圧電圧VSiiは不要である。この場合、VSS
ビット線プリチャージ方式により、ビット線のハイレベ
ルを低いレベル、例えば内部電源電圧Viiを更に降圧
した電源電圧Viicに等しく設定できる。通常、セン
スアンプに接続するビット線対にはそれぞれ、トランス
ファトランジスタが設けられている。ビット線のハイレ
ベルがViicに等しい場合には、Viic+Vth+
αに等しい電圧をトランスファトランジスタのゲートに
与える必要がある。なお、Vthはビット線に設けられ
たトランスファトランジスタ(ゲート)のしきい値電圧
であり、αは電圧マージンである。VSSビット線プリ
チャージ方式では、一方のビット線がハイレベルにな
り、他方のビット線はローレベルのままである。従っ
て、センスアンプが動作を開始する前にビット線トラン
スファトランジスタのゲートがフローティング状態にあ
れば、ゲート電圧はビット線とのカップリングにより昇
圧される。従って、内部電源電圧Viiから昇圧電圧S
Viiを生成する昇圧回路は必要ない。従って、消費電
力を減らすことができる。
【0106】また、半導体記憶装置内部で外部電源電圧
VCCを降圧することで内部電源電圧を生成する場合に
は、ワード線のハイレベルとして外部電源電圧VCCを
用いることもできる。例えば、ビット線電圧がVSS
(0V)からViic(例えば1.3V)の間で変化す
る場合には、ワード線をViic+Vth+αに等しい
電圧をトランスファトランジスタのゲートに与える必要
がある。なお、Vthはセルトランジスタのしきい値電
圧であり、αは電圧マージンである。前述したように、
セルトランジスタのしきい値電圧Vthを下げることが
でき、また内部電源電圧も下げることができる。よっ
て、外部電源電圧VCC(例えば、2.5V)をワード
線のハイレベルとして用いることができる。この場合に
は、もはや昇圧回路は不要である。
【0107】第3及び第4の実施例は、ワード線に昇圧
電圧SViiを与える構成ではなく、内部電源電圧Vi
iを与える構成であり、第1及び第2の実施例の構成を
変形したものに相当する。図11は、第3の実施例で用
いるワードデコーダの回路図である。図11において、
前述した図に示す構成要素と同一のものには同一の参照
番号を付けてある。図11に示すワードデコーダは、メ
インワードデコーダ129と、クオータワードデコーダ
147と、サブワードデコーダ68とを有する。メイン
ワードデコーダ129は内部電源電圧Viiを受けて動
作する。同様に、クオータワードデコーダ147も内部
電源電圧Viiを受けて動作する。更に、CMOSイン
バータ62及び65も内部電源電圧Viiを受けて動作
する。
【0108】メインワードデコーダ129は図2に示す
pMOSフリップフロップ33を具備せず、nMOSフ
リップフロップ39のみを具備する。内部電源電圧Vi
iが与えられるpMOSトランジスタ34及び35は、
nMOSトランジスタ40及び41にそれぞれ直列に接
続されている。pMOSトランジスタ34のゲートは、
NAND回路30の出力端子に接続されている。インバ
ータ91はNAND回路30の出力信号を反転し、反転
した信号をpMOSトランジスタ35のゲートに与え
る。従って、NAND回路30の出力信号に従い、pM
OSトランジスタ34又はpMOSトランジスタ35の
いずれかがオンする。nMOSフリップフロップ39の
出力信号は、CMOSインバータ43を介してサブワー
ドデコーダ68に与えられる。
【0109】クオータワードデコーダ147は図2に示
すpMOSフリップフロップ51を具備せず、nMOS
フリップフロップ55のみを具備している。内部電源電
圧Viiが与えられるpMOSトランジスタ52及び5
3は、nMOSトランジスタ56及び57にそれぞれ直
列に接続されている。pMOSトランジスタ52のゲー
トは、NAND回路48の出力端子に接続されている。
インバータ92はNAND回路48の出力信号を反転
し、反転した信号をpMOSトランジスタ53のゲート
に与える。従って、NAND回路48の出力信号に従
い、pMOSトランジスタ52又はpMOSトランジス
タ53のいずれかがオンする。nMOSフリップフロッ
プ55の出力信号は、CMOSインバータ58を介して
CMOSインバータ62に与えられる。
【0110】図12は、本発明の第4の実施例で用いる
ワードデコーダの回路図である。図12において、前述
した図に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号
を付けてある。図12に示すワードデコーダは、メイン
ワードデコーダ129と、クオータワードデコーダ14
7と、サブワードデコーダ76と、CMOSインバータ
65、75とを有する。メインワードデコーダ129と
クオータワードデコーダ147は、内部電源電圧Vii
を受けて動作する。更に、CMOSインバータ65及び
75も内部電源電圧Viiを受けて動作する。
【0111】上記本発明の第3及び第4の実施例によれ
ば、内部電源電圧Viiで動作し、昇圧回路を必要とし
ない。よって、半導体記憶装置で消費される電力を減ら
すことができる。
【0112】
【発明の効果】請求項1記載のダイナミックRAMによ
れば、メモリセルのトランジスタのしきい値電圧を小さ
くでき、リーク増になるのを非選択ワード千を負電位に
して押さえている。更に、ビット線を接地電圧にプリチ
ャージするのでビット線のハイレベルを下げることがで
き、よって、ワード線のしてしきい値電圧を小さくでき
る効果と相俟って、ワード線を駆動するハイレベルの電
圧として昇圧電圧を使わなくても済む。
【0113】請求項2記載のダイナミックRAMによれ
ば、非選択とされたワード線を負電圧とするワードデコ
ーダを備えているので、メモリセルにハイデータが記憶
されている場合においても、セルトランジスタのリーク
電流を低減化することができ、リフレッシュ時間の悪化
を招くことがない。請求項3、4又は5記載のダイナミ
ックRAMによれば、上記と同様の効果を得ることがで
きると共に、ビット線に出力されるハイデータに対する
センスアンプのマージンとロウデータに対するセンスア
ンプのマージンとを同程度とすることができるので、セ
ンスアンプの動作の安定化を図り、高速化を図ることが
できる。
【0114】請求項6記載のダイナミックRAMによれ
ば、請求項4に記載の発明と同様の効果を得ることがで
きると共に、負電圧発生回路における消費電流を低減
し、低消費電力化を図ることができる。請求項7記載の
ダイナミックRAMによれば、請求項5又は6に記載の
発明と同様の効果を得ることができると共に、ビット線
に発生させる参照電圧の値が一定となるように制御する
ことができ、動作の安定化を図ることができる。
【0115】請求項8又は9記載のダイナミックRAM
によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の効果を
得ることができると共に、参照電圧発生回路の構成を簡
単なものとすることができる。請求項10記載のダイナ
ミックRAMによれば、請求項8又は9に記載の発明と
同様の効果を得ることができると共に、負電圧発生回路
における消費電流を低減し、低消費電力化を図ることが
できる。
【0116】請求項11〜14に記載のダイナミックR
AMによれば、非選択ワード線を負電圧にし、ビット線
を接地電圧にプリチャージする構成に適したワードデコ
ーダを提供することができる。請求項15又は16記載
のダイナミックRAMによれば、上記と同様の効果を得
ることができると共に、ワードデコーダを合理的な回路
として構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が備えるコラム部の1個
の一部分を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施形態が備えるワードデコーダ
の一部分を示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施形態が備えるコラム部の1個
の一部分を示す回路図である。
【図4】本発明の第2実施形態が備えるワードデコーダ
の一部分を示す回路図である。
【図5】ダイナミックRAMに搭載されるセンスアンプ
の一例を示す回路図である。
【図6】図5に示すセンスアンプを搭載し、かつ、1/
2・Viiプリチャージ方式を採用するダイナミックR
AMにおけるセンスアンプの動作を説明するための波形
図である。
【図7】図5に示すセンスアンプを搭載し、かつ、VS
Sプリチャージ方式を採用するダイナミックRAMにお
けるセンスアンプの動作を説明するための波形図であ
る。
【図8】ダイナミックRAMが備える一般的なメモリセ
ルの構成を示す回路図である。
【図9】セルトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgs
−ドレイン・ソース間電流ids特性を示す図である。
【図10】1/2・Viiプリチャージ方式及びVSS
プリチャージ方式の動作マージンを示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例で用いるワードデコー
ダの回路図である。
【図12】本発明の第4の実施例で用いるワードデコー
ダの回路図である。
【符号の説明】
WL ワード線 BL、/BL ビット線 DWL ダミー・ワード線 PSA センスアンプ駆動電圧 PE1、PE2 制御信号 SVii 昇圧電圧 Vii 内部電源電圧 VSS 接地電圧 VBB 負電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧田 雅人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 古賀 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 江渡 聡 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 中村 俊和 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 東保 充洋 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 川畑 邦範 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 北本 綾子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット線及びワード線に接続されたメモリ
    セルと、 ビット線を接地電圧にプリチャージするビット線プリチ
    ャージ回路と、 ワード線が選択されない時にこのワード線を負電圧とす
    るワード線デコーダとを有することを特徴とするダイナ
    ミックRAM。
  2. 【請求項2】対をなす第1、第2のビット線と、 第1の電流入出力電極を前記第1のビット線に接続し、
    制御電極をワード線に接続したセルトランジスタ及び第
    1の電極を前記セルトランジスタの第2の電流入出力電
    極に接続し、第2の電極を接地したセルキャパシタから
    なるメモリセルと、 前記第1、第2のビット線のプリチャージ時、前記第
    1、第2のビット線を接地電圧にプリチャージするビッ
    ト線プリチャージ回路と、 前記メモリセルのデータ読出し時、前記第2のビット線
    に参照電圧を発生させる参照電圧発生回路と、 前記メモリセルのデータ読出し時、前記第1、第2のビ
    ット線間に発生する差電圧を増幅するセンスアンプとを
    備えるダイナミックRAMにおいて、 前記ワード線の非選択時、前記ワード線を負電圧とする
    ワードデコーダを備えていることを特徴とするダイナミ
    ックRAM。
  3. 【請求項3】前記参照電圧発生回路は、前記参照電圧と
    して、前記センスアンプが正確な増幅動作を行うことが
    できる範囲で、前記セルトランジスタ及びセルキャパシ
    タにリークがない場合において前記メモリセルから前記
    第1のビット線にハイデータが出力された場合に前記第
    1のビット線に現れる電圧の1/2よりも低い電圧を前
    記第2のビット線に発生するように構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のダイナミックRAM。
  4. 【請求項4】前記参照電圧発生回路は、第1の電流入出
    力電極を前記第2のビット線に接続し、制御電極をダミ
    ー・ワード線に接続したダミー・セルトランジスタと、
    第1の電極を前記ダミー・セルトランジスタの第2の電
    流入出力電極に接続し、第2の電極を接地したダミー・
    セルキャパシタとからなるダミー・セルで構成されてい
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のダイナミック
    RAM。
  5. 【請求項5】前記ダミー・セルキャパシタの容量を前記
    セルキャパシタの容量の1/2以下とし、前記ダミー・
    ワード線の非選択時の電圧を負電圧とするように構成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載のダイナミック
    RAM。
  6. 【請求項6】前記ダミー・ワード線の非選択時の電圧を
    接地電圧とするように構成されていることを特徴とする
    請求項4記載のダイナミックRAM。
  7. 【請求項7】前記第1、第2のビット線のプリチャージ
    時、前記ダミー・セルキャパシタの第1の電極をプリチ
    ャージするダミー・セルキャパシタ・プリチャージ回路
    を備えていることを特徴とする請求項5又は6記載のダ
    イナミックRAM。
  8. 【請求項8】前記参照電圧発生回路は、第1の電極を前
    記第2のビット線に接続し、第2の電極を前記ダミー・
    ワード線に接続したキャパシタで構成されていることを
    特徴とする請求項4又は5記載のダイナミックRAM。
  9. 【請求項9】前記キャパシタは、MOSキャパシタであ
    ることを特徴とする請求項8記載のダイナミックRA
    M。
  10. 【請求項10】前記ダミー・ワード線の非選択時の電圧
    を接地電圧とするように構成されていることを特徴とす
    る請求項8又は9記載のダイナミックRAM。
  11. 【請求項11】前記ワードデコーダは、アドレス信号を
    デコードし、デコードしたアドレスが当該ワード線を示
    している場合には昇圧電圧を当該ワード線に与えるトラ
    ンジスタ回路を有し、前記昇圧電圧は内部電源電圧から
    生成されかつ内部電源電圧より高いことを特徴とする請
    求項2記載のダイナミックRAM。
  12. 【請求項12】デコードしたアドレスが当該ワード線を
    示していない場合には、前記トランジスタ回路は負電圧
    を当該ワード線に与えることを特徴とする請求項11記
    載のダイナミックRAM。
  13. 【請求項13】前記ワードデコーダは、アドレス信号を
    デコードし、デコードしたアドレスが当該ワード線を示
    している場合には内部電源電圧を当該ワード線に与える
    トランジスタ回路を有し、この結果前記内部電源電圧よ
    りも高い昇圧電圧を用いることなくワード線を選択する
    特徴とする請求項1又は2記載のダイナミックRAM。
  14. 【請求項14】前記デコードされたアドレスが当該ワー
    ド線を示していない場合には、前記トランジスタ回路は
    負電圧を当該ワード線に与えることを特徴とする請求項
    13記載のダイナミックRAM。
  15. 【請求項15】前記ワードデコーダは、 高電圧側の電源電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電
    圧を接地電圧として動作し、前記ワード線の選択を行う
    ためのロウアドレスの上位ビットをデコードする第1の
    NAND回路と、高電圧側の電源電圧を前記内部電源電
    圧を昇圧してなる昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電
    圧として動作し、前記第1のNAND回路の出力をハイ
    レベルは前記昇圧電圧にレベル変換し、ロウレベルは前
    記負電圧にレベル変換する第1のレベル変換回路と、高
    電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電圧
    を前記負電圧として動作し、前記第1のレベル変換回路
    の出力を反転する第1のインバータとからなる第1のワ
    ードデコーダと、 高電圧側の電源電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電
    圧を接地電圧として動作し、前記ワード線の選択を行う
    ためのロウアドレスの下位ビットをデコードする第2の
    NAND回路と、高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、
    低電圧側の電源電圧を前記負電圧として動作し、前記第
    2のNAND回路の出力をハイレベルは前記昇圧電圧に
    レベル変換し、ロウレベルは前記負電圧にレベル変換す
    る第2のレベル変換回路と、高電圧側の電源電圧を前記
    昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を前記負電圧として動作
    し、前記第2のレベル変換回路の出力を反転する第2の
    インバータとからなる第2のワードデコーダと、 高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電
    圧を前記負電圧として動作し、前記第2のインバータの
    出力を反転する第3のインバータと、 高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電
    圧を前記負電圧として動作し、前記第3のインバータの
    出力を反転する第4のインバータと、 電流入力電極を前記第1のインバータの出力端に接続
    し、電流出力電極を前記ワード線に接続し、制御電極を
    前記第3のインバータの出力端に接続した第1のpチャ
    ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、電流入力電
    極を前記第1のインバータの出力端に接続し、電流出力
    電極を前記ワード線に接続し、制御電極を前記第4のイ
    ンバータの出力端に接続した第1のnチャネル絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタと、電流入力電極を前記ワー
    ド線に接続し、制御電極を前記第3のインバータの出力
    端に接続し、電流出力電極に前記負電圧が印加される第
    2のnチャネル絶縁ゲート型電圧効果トランジスタとか
    らなる第3のワードデコーダとを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項2ないし10のいずれか一項記
    載のダイナミックRAM。
  16. 【請求項16】前記ワードデコーダは、 高電圧側の電源電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電
    圧を接地電圧として動作し、前記ワード線の選択を行う
    ためのロウアドレスの上位ビットをデコードする第1の
    NAND回路と、高電圧側の電源電圧を前記内部電源電
    圧を昇圧してなる昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を負電
    圧として動作し、前記第1のNAND回路の出力をハイ
    レベルは前記昇圧電圧にレベル変換し、ロウレベルは前
    記負電圧にレベル変換する第1のレベル変換回路と、高
    電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電圧
    を前記負電圧として動作し、前記第1のレベル変換回路
    の出力を反転する第1のインバータとからなる第1のワ
    ードデコーダと、 高電圧側の電源電圧を内部電源電圧、低電圧側の電源電
    圧を接地電圧として動作し、前記ワード線の選択を行う
    ためのロウアドレスの下位ビットをデコードする第2の
    NAND回路と、高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、
    低電圧側の電源電圧を前記負電圧として動作し、前記第
    2のNAND回路の出力をハイレベルは前記昇圧電圧に
    レベル変換し、ロウレベルは前記負電圧にレベル変換す
    る第2のレベル変換回路と、高電圧側の電源電圧を前記
    昇圧電圧、低電圧側の電源電圧を前記負電圧として動作
    し、前記第2のレベル変換回路の出力を反転する第2の
    インバータとからなる第2のワードデコーダと、 高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電
    圧を前記負電圧として動作し、前記第1のインバータの
    出力を反転する第3のインバータと、 高電圧側の電源電圧を前記昇圧電圧、低電圧側の電源電
    圧を前記負電圧として動作し、前記第2のインバータの
    出力を反転する第4のインバータと、 電流入力電極を前記第2のインバータの出力端に接続
    し、電流出力電極を前記ワード線に接続し、制御電極を
    前記第3のインバータの出力端に接続した第1のpチャ
    ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、電流入力電
    極を前記ワード線に接続し、制御電極を前記第3のイン
    バータの出力端に接続し、電流出力電極に前記負電圧が
    印加される第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタと、電流入力電極を前記ワード線に接続し、制
    御電極を前記第4のインバータの出力端に接続し、電流
    出力電極に前記負電圧が印加される第2のnチャネル絶
    縁ゲート型電界効果トランジスタとからなる第3のワー
    ドデコーダとを備えて構成されていることを特徴とする
    請求項2ないし10のいずれか一項記載のダイナミック
    RAM。
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