JPH1139837A - ディスクカートリッジおよびドライブ装置 - Google Patents

ディスクカートリッジおよびドライブ装置

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JPH1139837A
JPH1139837A JP9196635A JP19663597A JPH1139837A JP H1139837 A JPH1139837 A JP H1139837A JP 9196635 A JP9196635 A JP 9196635A JP 19663597 A JP19663597 A JP 19663597A JP H1139837 A JPH1139837 A JP H1139837A
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JP
Japan
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cartridge
shell
format
displacement member
drive device
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JP9196635A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kumagai
秀昭 熊谷
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶容量を増大させた第2のフォーマットの
ディスクカートリッジ(以下、第2のカートリッジ)が
従来の下位のドライブ装置に装填されるのを防止する。 【解決手段】 第2のカートリッジ1には、従来の第1
のフォーマットカートリッジと同様の傾斜面35と、レ
バー導入用の溝部37と、傾斜面35外に突出する誤挿
入防止部材当接部42を有する変位部材41を設けた。
第2のカートリッジ1が装着されるドライブ装置101
には、誤挿入防止部材111と変位部材操作レバー(以
下、レバー)121を設けた。ドライブ装置101に第
2のカートリッジ1を挿入すると、上記レバー121に
より変位部材41が変位して、上記当接部42をシェル
3内に収納させて、上記誤挿入防止部材111が上記傾
斜面35に沿ってシェル3の外側に逃げるようにする。
第2のカートリッジ1を下位のドライブ装置に挿入する
と、上記当接部42によって誤挿入防止部材111が傾
斜面35に沿って逃げるのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂フロッピーデ
ィスク等のディスクカートリッジにおいて、高容量化
(高記憶容量化)を図るとともに、これら高容量化を図
ったディスクカートリッジの記録又は再生を行うための
ドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3.5インチマイクロフロッピーディス
ク(以下、単にディスクカートリッジという)として図
21に示したものが知られている。上記ディスクカート
リッジ201は、ディスク状記録媒体202と、上記デ
ィスク状記録媒体202を回転可能に収容しているシェ
ル203と、上記シェル203にスライド可能に取り付
けられていて、該シェル203の上,下ハーフに設けら
れた記録又は再生用の開口部203aを開閉するシャッ
ター204を備えている。
【0003】上記シェル203は、四角形の扁平な筐体
状に形成されていて、ドライブ装置301のカートリッ
ジホルダー302への挿入方向の前端面203bには、
上記カートリッジホルダー302に設けたシャッター開
放ピン303を導入するシャッター開放ピン導入用の溝
部203cが形成されている。
【0004】上記シャッター開放ピン導入用の溝部20
3cは、上記シェル203のシャッタスライドエリア2
03d内に設けられていて、上記シャッター204で上
記開口部203aが閉塞されている状態においては、上
記溝部203cも閉塞された状態になっている。
【0005】また、上記シェル203のドライブ装置3
01への挿入方向の前端面203b側の一端部には、所
謂面取りすることにより傾斜面203eが形成されてい
る。(以下、上記シェル203の前端面の一端部に傾斜
面203eを設けたディスクカートリッジ201を第1
のフォーマットのディスクカートリッジという)。
【0006】一方、上記第1のフォーマットのディスク
カートリッジ201の記録再生を行うドライブ装置(以
下、下位のドライブ装置という)301は、上記第1の
フォーマットのディスクカートリッジ201を挿入する
カートリッジホルダー302と、該カートリッジホルダ
ー302の上面板に設けられていて、挿入されてきた上
記第1のフォーマットのディスクカートリッジ201の
シャッター204の一端部204aに当接して、上記シ
ャッター204をスライドさせて、上記開口部203a
を開放するシャッター開放ピン303と、上記開口部2
03aを開放したのち、上記シェル203の前端面20
3bで押圧されてカートリッジホルダー昇降操作板(図
示省略)のロックを解除して、該ホルダー昇降操作板を
スライドさせて、上記カートリッジホルダー302を下
降させるトリガーレバー304とを備えている。上記シ
ャッター開放ピン303は、回動アーム305の一端部
に取り付けられている。上記回動アーム305は、枢支
軸306によってカートリッジホルダー302に回動可
能に取り付けられている。
【0007】上記下位のドライブ装置301は、上記第
1のフォーマットのディスクカートリッジ201を正規
の姿勢で上記カートリッジホルダー302内に挿入する
と、上記シャッター開放ピン303がシャッター204
の一端部204aに当接し、上記回動アーム305は、
上記枢支軸306を中心にして時計方向に逃げ回動しな
がら上記シャッター開放ピン303で上記シャッター2
04をスライドさせていく。
【0008】上記回動アーム305は、上記シャッター
開放ピン303で上記シャッター204を上記開口部2
03aを完全に開放させる位置までスライドさせて来る
とカートリッジホルダー302の上面板に設けたストッ
パー部307によって回動が阻止され、上記シャッター
開放ピン303の位置が上記シェル203の前端面20
3bに設けたシャッター開放ピン導入用の溝部203c
に対向した状態になる。
【0009】そして、上記第1のフォーマットのディス
クカートリッジ201は、上記シャッター開放ピン導入
用の溝部203c内に上記シャッター開放ピン303を
導入しながら更に、上記カートリッジホルダー302内
に挿入されて、上記シェル203の前端面203bで上
記トリガーレバー304を押圧操作して、上記カートリ
ッジホルダー302を下降させるようになっている。
【0010】また、図22〜図23に示したように、下
位のドライブ装置301のカートリッジホルダー302
には捩りコイルばね製の誤挿入防止部材311が設けら
れている。上記誤挿入防止部材311は、第1のフォー
マットのディスクカートリッジ201を正規の姿勢で上
記カートリッジホルダー302内に挿入すると、図22
に示したように、上記捩りコイルばね製の誤挿入防止部
材311の一端部311aが上記第1のフォーマットの
ディスクカートリッジ201のシェル203に設けた面
取り状の傾斜面203eに当接し、該傾斜面203eに
よって、上記誤挿入防止部材311の一端部311a
は、上記第1のフォーマットのディスクカートリッジ2
01の一側面側に逃げて、上記第1のフォーマットのデ
ィスクカートリッジ201のカートリッジホルダー30
2内への挿入を許容するようになっているとともに、第
1のフォーマットのディスクカートリッジ201を正規
の姿勢以外の姿勢で上記カートリッジホルダー302内
に挿入すると、図23に示したように、上記誤挿入防止
部材311の一端部311aは、上記傾斜面203eに
当接せず、傾斜していない面に当接する。従って上記第
1のフォーマットのディスクカートリッジ201の一側
面側に逃げることはできず、上記誤挿入防止部材311
の一端部311aは、所謂つっぱった状態になって、第
1のフォーマットのディスクカートリッジ201の挿入
を阻止するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ディスクカートリッジ
の利用分野や範囲の拡大とともに、ディスクカートリッ
ジの高記憶容量化が要望されており、この要望に応える
ためディスクの回転数を上げるなどして従来の3.5″
MFDよりも記憶容量を大幅に増大させた3.5″MF
D(以下、第2のフォーマットのディスクカートリッジ
という)も開発されている。
【0012】ところで、第2のフォーマットのディスク
カートリッジに、図21に示したような従来の第1のフ
ォーマットのディスクカートリッジのシェルをそのまま
使用すると、第2のフォーマットのディスクカートリッ
ジは、従来の下位のドライブ装置301に装填されてし
まう。第2のフォーマットのディスクカートリッジは、
ディスクの回転数、記録・読み出し方式の相違から従来
の下位のドライブ装置では使用できない場合がある。こ
の場合に、第2のフォーマットのディスクカートリッジ
が下位のドライブ装置に装填されると、データの読み出
しができないことからディスク状記録媒体上にデータが
記録されているにもかかわらずドライブ装置がディスク
状記録媒体が初期化されていないものと判断してしま
い、このため再フォーマット化されかねず、大切なデー
タを消去してしまう虞れがあるという問題点があった。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決すること
を目的としてなされたものであり、下位のドライブ装置
には装填することのできない第2のフォーマットのディ
スクカートリッジおよび上記第2のフォーマットのディ
スクカートリッジはもとより、従来の第1のフォーマッ
トのディスクカートリッジを装填、使用することのでき
る所謂下位互換性を有する上位のドライブ装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のフォー
マットのディスクカートリッジには、シェルの前端面の
一端部に傾斜面を設け、第2のフォーマットのディスク
カートリッジには、上記と同様の傾斜面と、レバー導入
用の溝部と、上記傾斜面外に突出する誤挿入防止部材当
接部を有する変位部材を設ける一方、上記第2のフォー
マットのディスクカートリッジが装着されるドライブ装
置には、誤挿入防止部材と変位部材操作レバーを設け、
上記ドライブ装置に上記第2のフォーマットのディスク
カートリッジを挿入すると、上記変位部材操作レバーに
より変位部材が変位して、上記誤挿入防止部材当接部を
シェル内に収納させるようにした。
【0015】従って、上記ドライブ装置に第2のフォー
マットのディスクカートリッジを挿入すると、上記ドラ
イブ装置に設けた変位部材操作レバーで変位部材が押圧
されて変位し、誤挿入防止部材当接部がシェル内に収納
されるので、上記誤挿入防止部材は、傾斜面に当接し、
該傾斜面に沿って逃げ移動して、上記第2のフォーマッ
トのディスクカートリッジは、カートリッジホルダー内
に挿入される。また、上記ドライブ装置に第1のフォー
マットのディスクカートリッジを挿入すると、上記誤挿
入防止部材は、ストレートに傾斜面に当接し、該傾斜面
に沿って逃げ移動して、上記第1のフォーマットのディ
スクカートリッジはカートリッジホルダー内に挿入され
る。
【0016】また、上記第2のフォーマットのディスク
カートリッジを、変位部材操作レバーを有しない下位の
ドライブ装置に挿入すると、上記変位部材は変位せず、
従って、誤挿入防止部材は、誤挿入防止部材当接部に当
接して上記傾斜面に沿って逃げ移動するのを阻止され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第2のフォーマ
ットのディスクカートリッジ(3.5″MFD)1とド
ライブ装置101の斜視図である。
【0018】上記第2のフォーマットのディスクカート
リッジ1は、ディスク状記録媒体2と、上記ディスク状
記録媒体2を回転可能に収容しているとともに、ドライ
ブ装置への挿入方向の前端面3aの一端部に、上記ドラ
イブ装置の誤挿入防止部材を外側面側に逃す傾斜面35
を設けたシェル3と、上記シェル3にスライド可能に取
り付けられていて、該シェル3に設けられた記録又は再
生用の開口部38を開閉するシャッター4とを備えてい
る。
【0019】上記シェル3は、上記傾斜面35とシャッ
タースライドエリア36の間にドライブ装置101に設
けた変位部材操作レバー121を導入するレバー導入用
の溝部37を有しているとともに、上記溝部37に導入
された変位部材操作レバー121により押圧されて変位
する変位部材41を有している。上記変位部材41は、
上記操作レバー121により押圧されて変位する前は、
上記傾斜面35の外部に突出していて、上記ドライブ装
置101の誤挿入防止部材111の逃げ移動を阻止する
とともに、上記操作レバー121により押圧されて変位
した後は、上記傾斜面35からシェル3内に収納される
誤挿入防止部材当接部42を有している。
【0020】上記ドライブ装置101は、上記第2のフ
ォーマットのディスクカートリッジ1や第1のフォーマ
ットのディスクカートリッジ201を挿入するカートリ
ッシホルダー102と、上記カートリッシホルダー10
2に設けられていて、挿入されてきた第2のフォーマッ
トのディスクカートリッジ1のシャッター4又は第1の
フォーマットのディスクカートリッジ201のシャッタ
ー204を開くシャッター開放ピン103と、上記カー
トリッシホルダー102に挿入された第1,第2のフォ
ーマットのディスクカートリッジの前端面で押圧操作さ
れて、カートリッシホルダー昇降操作板(スライドプレ
ート)104のロックを解除して、該ホルダー昇降操作
板104をスライドさせて上記カートリッシホルダー1
02を昇降させるトリガーレバー105を備えている。
【0021】上記カートリッシホルダー102は、シェ
ルの前端面の一端部に傾斜面203e,35を設けた第
1,第2のフォーマットのディスクカートリッジ21
0,1を挿入したときに、上記傾斜面203e,35に
当接する誤挿入防止部材111と、上記傾斜面35のほ
かにレバー導入用の溝部37および変位部材41を設け
た第2のフォーマットのディスクカートリッジ1を挿入
したときに、上記レバー導入用の溝部37内に導入され
て、上記変位部材41を変位させて、上記誤挿入防止部
材当接部42をシェル3内(傾斜面35の内側)に収納
させて、上記傾斜面35に当接した誤挿入防止部材11
1を上記傾斜面35に沿って逃げ移動可能にする変位部
材操作レバー121を有している。
【0022】図2は、上記第2のフォーマットのディス
クカートリッジ1の分解斜視図である。上記ディスク状
記録媒体2は、信号記録部を設けた合成樹脂シート(磁
気シート)21の中央部に金属製のセンターハブ22を
取り付けることにより形成されている。
【0023】上記シェル3は、熱可塑性合成樹脂製の上
ハーフ31と下ハーフ32の周壁部33および溶着用の
リブ部34…34を互いに突き合わせて、両者を超音波
溶着することにより扁平な筐体に作られている。
【0024】上記上,下ハーフ31,32は、上記ドラ
イブ装置101のカートリッシホルダー102への挿入
方向の前端面の一端部に上記傾斜面35を構成する傾斜
面構成用の切欠部35a,35aを有しているととも
に、上記傾斜面構成用の切欠部35aとシャッタースラ
イドエリア36の間に上記レバー導入用の溝部37を構
成する溝部構成用の切欠部37a,37aを有してい
て、上記上,下ハーフ31,32を溶着すると、これら
上,下ハーフ31,32に設けた切欠部35a,35
a、37a,37aが所定の隙間をもって互いに重なり
合って、上記傾斜面35とレバー導入用の溝部37が構
成されている。
【0025】上記上,下ハーフ31,32は、ドライブ
装置101のカートリッシホルダー102への挿入方向
の前端面側の外側面に上記シャッタースライドエリア
(シャッター取付用凹部)36を有し、内側面の中央部
にディスク収容部38を有している。
【0026】上記上,下ハーフ31,32のシャッター
スライドエリア36の略中央部の対向部には、記録又は
再生用の開口部39が形成されている。
【0027】また、下ハーフ32のディスク収容部38
の中央部にはスピンドル挿入用の開口部40が形成され
ていて、上記ディスク収容部38内に上記ディスク2を
収容すると、上記センターハブ22が上記スピンドル挿
入用の開口部40に臨み、上記合成樹脂シート21の信
号記録部が上記記録又は再生用の開口部39に臨むよう
になっている。
【0028】上記、上,下ハーフ31,32の間には、
上記レバー導入用の溝部37内に導入された変位部材操
作レバー121によって押圧されて変位する変位部材4
1が配置されている。上記変位部材41は、上記操作レ
バー121により押圧されて変位する前は、上記上,下
ハーフ31,32の間から上記傾斜面35の外部に突出
していて、上記ドライブ装置101の誤挿入防止部材1
11の逃げ移動を阻止するとともに、上記操作レバー1
21により押圧されて変位した後は、上記シェル3内に
収納される誤挿入防止部材当接部42を有している。上
記誤挿入防止部材当接部42は、シェルの前端面3aに
対して、略平行に突出する第1の突出面42aと、シェ
ルの一側面3bに対して、略平行に突出する第2の突出
面42bを有している。
【0029】上記変位部材41は、軸43により回動可
能に上,下ハーフ31,32間に取り付けられていると
ともに、コイルスプリング44のばね力で上記シェルの
前端面側に押し付けられて、上記誤挿入防止部材当接部
42が傾斜面35の外部に突出するようになっている。
上記変位部材41は、上記レバー導入用の溝部37内に
導入された変位部材操作レバーによって押圧されて軸4
3を中心にし、上記スプリング44を圧縮しながら回動
する。上記変位部材41が所定の角度回動すると、上記
誤挿入防止部材当接部42は、シェル3内に収納される
とともに、上記変位部材41は、ストッパー45に当接
して、それ以上の回動を阻止される。
【0030】上記シャッター4は、上,下ハーフ31,
32の外面に重なり合う上,下一対の開口開閉板部4
a,4bと、これら一対の開口開閉板部4a,4bの端
部を連結している連結板部4cとによってコ状に形成さ
れている。上記上,下一対の開口開閉板部4a,4bの
対向部には、上記上,下ハーフ31,32に設けた記録
又は再生用の開口部39,39と重なり合って、これら
記録又は再生用の開口部39,39を開放する切欠窓部
4d,4dが形成されている。
【0031】上記シャッター4は、上記上,下一対の開
口開閉板部4a,4bで、上記シェル3の上,下ハーフ
31,32を挟んだ状態で上記シャッタースライドエリ
ア36にスライド可能に取り付けられる。
【0032】上記シャッター4は、捩りコイルばね5に
よって付勢されて、上記シャッタースライドエリア36
の一側部36aに押し付けられて、上記上,下一対の開
口開閉板部4a,4bで上記シェル3の上,下ハーフ3
1,32の記録又は再生用の開口部39,39を閉塞す
るようになっている。
【0033】図3は、上記ドライブ装置101の分解斜
視図である。上記カートリッジホルダー102は、両側
部に設けた昇降ガイド突起121…121をシャーシ1
31に設けた昇降ガイド溝132…132に挿入するこ
とによりシャーシ131に昇降可能(上下動可能)に取
り付けられているとともに、スプリング(図示省略)の
ばね力で下降方向の力を付与されている。また、上記カ
ートリッジホルダー102の両側面には、後に説明する
カートリッジホルダー昇降操作板104の傾斜面163
…163上に乗る円筒状のローラ突起122…122が
設けられる。
【0034】上記シャッター開放ピン103は、一端部
を枢支軸141によって上記カートリッジホルダー10
2の上面板の下面に回動可能に取り付けられた回動アー
ム142の他端部に取り付けられている。上記回動アー
ム142は、コイルスプリング143により図3の反時
計方向の回動力を付与されて、上記シャッター開放ピン
103を上記カートリッジホルダー102の一側部側に
位置させている。そして、上記カートリッジホルダー1
02に上記第2のフォーマットのディスクカートリッジ
1を挿入すると、上記シャッター開放ピン103が上記
第2のフォーマットのディスクカートリッジ1のシャッ
ター4の一端部4aに当接し、上記回動アーム142
は、枢支軸141を中心にして時計方向に所謂逃げ回動
しながら、上記シャッター開放ピン103で上記シャッ
ター4をスライドさせて、上記記録又は再生用の開口部
39を開放させる。上記回動アーム142は、上記記録
又は再生用の開口部39を開放させた状態になるとそれ
以上回動しないようになっている。(第1のフォーマッ
トのディスクカートリッジ201を挿入した場合にも上
述の場合と同様にしてシャッターを開放する)。
【0035】上記トリガーレバー105は、一端部が枢
支軸151でシャーシ131に回動可能に取り付けられ
ているとともに、中央部には、上記第2のフォーマット
のディスクカートリッジ1又は第1のフォーマットのデ
ィスクカートリッジ201の前端面で押圧される被押圧
部152を有し、他端部には次に詳しく説明するカート
リッジホルダー昇降操作板104に係合する係合部(ロ
ック部)153を有している。
【0036】上記トリガーレバー105は、捩りコイル
ばね154によって、図3〜図4の時計方向の回動力を
付与されていて、上記係合部153が上記カートリッジ
ホルダー昇降操作板104の一端部に設けた被係合部1
61に係合して、上記カートリッジホルダー昇降操作板
104をロックするようになっている。また、上記上昇
した位置にあるカートリッジホルダー102に第2のフ
ォーマットのディスクカートリッジ1又は第1のフォー
マットのディスクカートリッジ201を正規の姿勢で挿
入すると、上記トリガーレバー105は、上記ディスク
カートリッジ1又は201の前端面で上記被押圧部15
2を押圧されて、上記捩りコイルばね154のばね力に
抗して反時計方向に回動して、図5に示したように、上
記係合部153によるカートリッジホルダー昇降操作板
104のロックを解除するようになっている。
【0037】図3に示したように、上記カートリッジホ
ルダー昇降操作板104は、上記シャーシ131の上面
にスライド可能に取り付けられている。上記カートリッ
ジホルダー昇降操作板104は、スライド方向の一端側
に上記被係合部161を有し、他端側にイジェクトレバ
ー162を有しているとともに、スライド方向と直交す
る方向の両側部で、かつ上記カートリッジホルダー10
2の両側部に設けた円筒状のローラ突起122…122
に対応する位置に、上記カートリッジホルダー102を
昇降させるための傾斜状の脚部163…163を有して
いて、これら傾斜状の脚部163…163で上記円筒状
のローラ突起122…122乃至カートリッジホルダー
102を昇降させるようになっている。
【0038】上記カートリッジホルダー昇降操作板10
4は、コイルスプリング164,164によって、上記
カートリッジホルダー102を下降させる方向、つまり
上記ローラ突起122…122の位置に、上記傾斜状の
脚部163…163の下端側が位置する方向(矢印A方
向)のスライド力を付与されている。
【0039】そして、上記イジェクトレバー162を押
圧して、上記カートリッジホルダー昇降操作板104を
上記コイルスプリング164,164のばね力に抗して
スライドさせると、上記傾斜状の脚部163…163で
上記カートリッジホルダー102が所定の位置まで上昇
するとともに、上記被係合部161に上記トリガーレバ
ー105の係合部153が係合して、上記カートリッジ
ホルダー昇降操作板104は、カートリッジホルダー1
02を上昇させた状態でロックされた状態になる。
【0040】そして、上記カートリッジホルダー102
に上記第1のフォーマットのディスクカートリッジ1又
は第2のフォーマットのディスクカートリッジ201を
挿入すると、上記シャッター開放ピン103でシャッタ
ー4又は204が開けられるとともに、上記第2のフォ
ーマットのディスクカートリッジ1又は第1のフォーマ
ットのディスクカートリッジ201の前端面で上記トリ
ガーレバー105の被押圧部152が押圧され、上記ト
リガーレバー105は、捩りコイルばね154のばね力
に抗して、図3の反時計方向に回動し、上記係合部15
3によるカートリッジホルダー昇降操作板104のロッ
クを解除する。
【0041】上記ロックを解除されたカートリッジホル
ダー昇降操作板104は、上記コイルスプリング16
4,164のばね力でスライドして、上記カートリッジ
ホルダー102を下降させ、該カートリッジホルダー1
02内に装填されている第2のフォーマットのディスク
カートリッジ1又は第1のフォーマットのディスクカー
トリッジ201のセンターコアを上記シャーシ131上
に設けられたスピンドル171上にチャッキングさせる
のである。
【0042】上述したように、上記誤挿入防止部材11
1は、上記第1,第2のフォーマットのディスクカート
リッジ201,1を正規の姿勢で挿入すると、これらの
ディスクカートリッジ201,1に設けられた傾斜面3
5に当接し、該傾斜面35に沿って逃げ移動することに
よって、上記第1,第2のフォーマットのディスクカー
トリッジ201,1が上記カートリッジホルダー102
の上記トリガーレバー105を押圧する位置まで挿入さ
れるのを許容し、正規の姿勢以外の姿勢、例えば前後逆
挿入、表裏逆挿入などの誤挿入が行われると、上記第
1,第2のフォーマットのディスクカートリッジ20
1,1が上記トリガーレバー105を押圧操作する位置
まで挿入されるのを阻止する。上記誤挿入防止部材11
1は、捩りコイルばね状に作られていて、一端部に折曲
部111aが設けられていて、該折曲部111aが上記
カートリッジホルダー102の上面板に設けた切欠部1
02aからカートリッジホルダー102内に侵入するよ
うになっている。
【0043】また、上記変位部材操作レバー121は、
弾性体の一端部に略V字状の変位部材係合部121aを
設けることにより形成されている。上記変位部材操作レ
バー121は、上記カートリッジホルダー102の上面
板上に取り付けられていて、上記変位部材係合部121
aは、上記カートリッジホルダー102の上面板に形成
した切欠部102bから上記カートリッジホルダー10
2内に侵入している。
【0044】上記変位部材操作レバー121は、弾性を
有するピアノ線等の金属線を折り曲げることにより形成
されていて、上記カートリッジホルダー102の上面板
の一部を切り起こすことにより形成された支持片102
c,102dに取り付けられている。
【0045】次に、作用ついて説明する。
【0046】(1)本発明の第2のフォーマットのディ
スクカートリッジ1を本発明のドライブ装置101に使
用した場合。
【0047】(イ)正規の姿勢で挿入した場合。
【0048】図8に示したように、第2のフォーマット
のディスクカートリッジ1をカートリッジホルダー10
2に挿入すると、上記ディスクカートリッジ1に設けら
れたレバー導入用の溝部37内に変位部材操作レバー1
21のV字状の変位部材係合部121aが導入されて、
該係合部121aにより上記変位部材41が押圧され
て、コイルスプリング44を圧縮しながら反時計方向に
回動する。
【0049】上記変位部材41が所定の角度回動する
と、図9に示したように上記変位部材41は、ストッパ
ー45に当接して、それ以上回動できなくなる。このと
き、上記変位部材41の誤挿入防止部材当接部42は、
シェル3内に収納された状態になる。ディスクカートリ
ッジ1が更に挿入されると、図10に示したように、変
位部材操作レバー121は、ディスクカートリッジ1に
より押圧されて挿入方向に橈むとともに、上記誤挿入防
止部材111の先端の折曲部111aが上記ディスクカ
ートリッジ1の傾斜面35に当たり、該傾斜面35に沿
ってシェル3の一側面側に移動していく。ディスクカー
トリッジ1が更に挿入されると、図11に示したよう
に、上記変位部材操作レバー121のV字状の変位部材
当接部121aが上記切欠部102bの一端面に当接し
て、それ以上、挿入方向に橈むことができない状態にな
ると、上記変位部材操作レバー121は、上方に橈むと
ともに、上記誤挿入防止部材111の先端の折曲部11
1aは、上記傾斜面35からシェル3の一側面側に移動
する。
【0050】ディスクカートリッジ1が更に挿入される
と、図12に示したように、上記変位部材操作レバー1
21のV字状の変位部材当接部121aがディスクカー
トリッジ1の上面に乗り上げて、該変位部材当接部12
1aと変位部材41の係合が外れ、上記変位部材41
は、コイルスプリング44のばね力でシェル3の前端面
側に押し戻され、誤挿入防止部材当接部42が上記傾斜
面35から外部に突出するが、上述したように上記誤挿
入防止部材111の先端の折曲部111aは、既に傾斜
面35を通過しているので、上記誤挿入防止部材当接部
42がディスクカートリッジ1の挿入に障害となること
はない。
【0051】そして、上記ディスクカートリッジ1が更
に挿入されてシャッター開放ピン103でシャッター4
を開いていき、上記記録又は再生用の開口部39が完全
に開かれた状態になると、図7に示したように、上記シ
ャッター開放ピン103は、シェル3の前端面に設けた
シャッター開放ピン導入用の溝部50に導入されて、シ
ェル3の前端面でトリガーレバー105を押圧し、カー
トリッジホルダー昇降操作板104のロックを解除し
て、上記カートリッジホルダー102を下降させるので
ある。
【0052】(ロ)誤挿入した場合。
【0053】第2のフォーマットのディスクカートリッ
ジ1をカートリッジホルダー102に誤挿入すると、図
13に示したように、ディスクカートリッジ1の端面
(非傾斜面)が変位部材操作レバー121のV字状の変
位部材係合部121aに当接し、上記変位部材操作レバ
ー121は、先ず挿入方向に橈んだのち、上方に橈んで
上記V字状の変位部材係合部121aは、ディスクカー
トリッジ1の上面に乗り上げる。ディスクカートリッジ
1を更に挿入すると、図14に示したように上記ディス
クカートリッジ1の端面に上記誤挿入防止部材111の
先端の折曲部111aが当接して、該折曲部111aは
シェルの外側に逃げることができず、ディスクカートリ
ッジ1の更なる挿入を阻止する。
【0054】(2)第2のフォーマットのディスクカー
トリッジ1を従来の下位のドライブ装置301のカート
リッジホルダー302に挿入した場合。
【0055】(イ)正規の姿勢で挿入した場合。
【0056】下位のドライブ装置301のカートリッジ
ホルダー302には変位部材操作レバー121が設けら
れていないためにディスクカートリッジ1の変位部材4
1の誤挿入防止部材当接部42は、傾斜面35から突出
したままの状態に維持される。従って、第2のフォーマ
ットのディスクカートリッジ1をカートリッジホルダー
302に挿入すると、図15に示したように誤挿入防止
部材311の先端の折曲部311aが上記誤挿入防止部
材当接部42の第1の突出面42a(シェルの前端面と
平行な面)に当接してディスクカートリッジ1の更なる
挿入を防止する。
【0057】(ロ)誤挿入した場合。
【0058】第2のフォーマットのディスクカートリッ
ジ1を下位のドライブ装置301のカートリッジホルダ
ー302に誤挿入すると、図16に示したように、上記
ディスクカートリッジ1の端面に、上記誤挿入防止部材
311の先端の折曲部311aが当接して、ディスクカ
ートリッジ1の更なる挿入を阻止する。
【0059】(3)本発明のドライブ装置101に従来
の第1のフォーマットのディスクカートリッジ201を
挿入した場合。
【0060】(イ)正規の姿勢で挿入した場合。
【0061】第1のフォーマットのディスクカートリッ
ジ201を本発明のドライブ装置101に挿入すると、
図17に示したようにディスクカートリッジ201の端
面が上記変位部材操作レバー121のV字状の変位部材
係合部121aに当接し、上記変位部材操作レバー12
1は、先ず挿入方向に橈んだのち、上方に橈んで、上記
V字状の変位部材係合部121aは、ディスクカートリ
ッジ201の上面に乗り上げる。ディスクカートリッジ
201を更に挿入すると、図18に示したように、上記
ディスクカートリッジ201の傾斜面203eに上記誤
挿入防止部材111の先端の折曲部111aが当たり、
該折曲部111aは、上記傾斜面203eに沿って移動
し、ディスクカートリッジ201の更なる挿入を可能に
する。
【0062】(ロ)誤挿入した場合。
【0063】第1のフォーマットのディスクカートリッ
ジ201をドライブ装置101に誤挿入すると、図19
に示したように、上記ディスクカートリッジ201の端
面(非傾斜面)に誤挿入防止部材111の先端の折曲部
111aが当接して、ディスクカートリッジ201の更
なる挿入を阻止する。
【0064】なお、上記実施の形態においては、変位部
材41を回動させて、変位させる構成にした場合を示し
たが、上記変位部材41を直線的(リエア)に変位させ
る構成にしてもよい。また、図20に示したように、第
2のフォーマットのディスクカートリッジ1のシェル3
の前端面3aは、シャッター閉時において、シャッター
4によって閉塞されシャッター開時に外方に臨む部分が
全てカートリッジホルダーへの挿入方向に対して同一の
高さに形成されていてもよい。つまり、第1の実施の形
態におけるシャッター開放ピン導入用の溝部50は埋め
られて消去された状態になってもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明には次に述べるような効果があ
る。
【0066】(1)請求項1のディスクカートリッジ
は、下位互換性を有する上位のドライブ装置に正規の姿
勢で挿入したときには、該ドライブ装置に設けた変位部
材操作レバーで変位部材が押圧操作されて、誤挿入防止
部材当接部がシェル内に収納される。従って、誤挿入防
止部材は、シェルの傾斜面に沿って逃げ移動し、上位の
ドライブ装置への装填を可能にする。
【0067】また、従来の下位のドライブ装置に挿入し
たときには、変位部材は変位せず誤挿入防止部材当接部
は傾斜面から突出したままの状態に維持されて、誤挿入
防止部材が傾斜面に沿って逃げるのを阻止し、ディスク
カートリッジが下位のドライブ装置に装填されるのを防
止する。
【0068】(2)請求項2のディスクカートリッジ
は、変位部材の誤挿入防止部材当接部は、シェルの前端
面と略平行に突出する第1の突出面とシェルの一側面と
略平行に突出する第2の突出面とを有していて、上記シ
ェルの前端面と一側面とに連続するようになっているの
で上記誤挿入防止部材当接部が奇異な印象を与えること
はなく体裁が良い。また、上記第1の突出面は、シェル
の前端面と平行になっているので、誤挿入防止部材の先
端の折曲部がシェルの一側面側に逃げるのを確実に防止
することができる。
【0069】(3)請求項3のディスクカートリッジ
は、変位部材を軸を中心にして回動させて変位させる構
成にしたので、変位部材のシェルへの組み付けが容易
で、かつ変位部材の変位を容易確実に行うことができ
る。
【0070】(4)請求項4のドライブ装置は、変位部
材を設けた第2のフォーマットのディスクカートリッジ
を正規の姿勢で挿入すると、上記第2のフォーマットの
ディスクカートリッジに設けられた変位部材を変位させ
て、傾斜面から突出している上記変位部材の誤挿入防止
部材当接部をシェル内に収納して誤挿入防止部材が上記
傾斜面に沿って逃げ移動して、第2のフォーマットのデ
ィスクカートリッジを装填するのを可能にする。上記第
2のフォーマットのディスクカートリッジが誤挿入され
ると、誤挿入防止部材がシェルの端面(非傾斜面)に当
接して、ディスクカートリッジの更なる挿入を阻止す
る。
【0071】また、変位部材を有しない第1のフォーマ
ットのディスクカートリッジが正規の姿勢で挿入される
と、誤挿入防止部材が傾斜面に当接し、誤挿入防止部材
は上記傾斜面に沿って逃げ移動して第1のフォーマット
のディスクカートリッジの装填を可能にする。
【0072】(5)請求項5のドライブ装置は、変位部
材操作レバーにV字状の変位部材係合部を設けるととも
に、弾性を有する素材で形成したので上記V字状の変位
部材係合部が挿入されてきたディスクカートリッジの端
面に当たると、上記変位部材操作レバーは、先ずカート
リッジ挿入方向に橈んだのち上方に橈んでディスクカー
トリッジの上面側に乗り上げてディスクカートリッジの
更なる挿入を可能にすることができる。
【0073】(6)請求項6のドライブ装置は、変位部
材操作レバーを弾性を有する金属線を折り曲げることに
よって構成したので、変位部材操作レバーの構造が簡素
化され、コストの安いものにすることができる。
【0074】(7)請求項7のディスクカートリッジの
誤挿入防止機構は、第2のフォーマットのディスクカー
トリッジが下位のドライブ装置に装填されるのを防止す
ることができるとともに、下位互換性を有する上位のド
ライブ装置への第1および第2のフォーマットのディス
クカートリッジの装填を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の斜視図。
【図2】ディスクカートリッジの分解斜視図。
【図3】ドライブ装置の分解斜視図。
【図4】トリガーレバー部分の平面図(ロック状態)
【図5】トリガーレバー部分の平面図(ロック解除状
態)
【図6】トリガーレバーを押圧する前の平面図。
【図7】トリガーレバーを押圧した後の平面図。
【図8】第2のフォーマットのディスクカートリッジを
ドライブ装置に正規の姿勢で挿入した状態の要部の平面
図。
【図9】第2のフォーマットのディスクカートリッジを
ドライブ装置に正規の姿勢で挿入した状態の要部の平面
図。
【図10】第2のフォーマットのディスクカートリッジ
をドライブ装置に正規の姿勢で挿入した状態の要部の平
面図。
【図11】第2のフォーマットのディスクカートリッジ
をドライブ装置に正規の姿勢で挿入した状態の要部の平
面図。
【図12】第2のフォーマットのディスクカートリッジ
をドライブ装置に正規の姿勢で挿入した状態の要部の平
面図。
【図13】誤挿入した状態の要部の平面図。
【図14】誤挿入した状態の要部の平面図。
【図15】従来のドライブ装置に第2のフォーマットの
ディスクカートリッジを挿入した状態の要部の平面図。
【図16】従来のドライブ装置に第2のフォーマットの
ディスクカートリッジを誤挿入した状態の要部の平面
図。
【図17】本発明のドライブ装置に第1のフォーマット
のディスクカートリッジを正規の姿勢で挿入した状態の
要部の平面図。
【図18】本発明のドライブ装置に第1のフォーマット
のディスクカートリッジを正規の姿勢で挿入した状態の
要部の平面図。
【図19】誤挿入した状態の要部の平面図。
【図20】第2の実施の形態の要部の平面図。
【図21】従来例の斜視図。
【図22】従来例の平面図。
【図23】従来例の平面図。
【符号の説明】
1…第2のフォーマットのディスクカートリッジ、2…
ディスク状記録媒体、3…シェル、3a…前端面、4…
シャッター、31,32…上,下ハーフ、35…傾斜
面、36…シャッタースライドエリア、37…レバー導
入用の溝部、39…記録又は再生用の開口部、40…シ
ャッター開放ピン導入用の溝部、41…変位部材、42
…誤挿入防止部材当接部、42a…第1の突出面、10
1…ドライブ装置、102…カートリッジホルダー、1
03…シャッター開放ピン、105…トリガーレバー、
111…誤挿入防止部材、121…変位部材操作レバ
ー、121a…V字状の誤挿入防止部材当接部、201
…第1のフォーマットのディスクカートリッジ、301
…下位のドライブ装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 上記ディスク状記録媒体を回転可能に収納しているとと
    もにドライブ装置への挿入方向の前端面の一端部に上記
    ドライブ装置の誤挿入防止部材を一側面側に逃す傾斜面
    を設けたシェルと、 上記シェルにスライド可能に取り付けられていて、該シ
    ェルに設けられた記録又は再生用の開口部を開閉するシ
    ャッターと、 を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記シェルは、上記傾斜面とシャッタースライドエリア
    の間に配置されていて、ドライブ装置の変位部材操作レ
    バーを導入するレバー導入用の溝部と、該溝部に導入さ
    れた変位部材操作レバーにより押圧されて変位する変位
    部材とを備えているとともに、 上記変位部材は、上記操作レバーにより押圧されて変位
    する前は、上記傾斜面の外部に突出していて、上記ドラ
    イブ装置の誤挿入防止部材の逃げ移動を阻止するととも
    に、上記操作レバーにより押圧されて変位した後は、上
    記シェル内に収納される誤挿入防止部材を有しているこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 誤挿入防止部材当接部は、シェルの前端面に対して略平
    行に突出する第1の突出面と、シェルの一側面に対して
    略平行に突出する第2の突出面とを備えていることを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 変位部材は、軸により回動可能にシェルに取り付けられ
    ているとともに、スプリングのばね力によってシェルの
    前端面側に押し付けられていて、 上記スプリングのばね力に抗して回動することにより、
    誤挿入防止部材当接部がシェル内に収納されるようにな
    っていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 ディスクカートリッジを挿入するカート
    リッジホルダーと、 上記カートリッジホルダーに設けられていて、挿入され
    てきたディスクカートリッジのシャッターを開くシャッ
    ター開放ピンと、 上記カートリッジホルダーに挿入されたディスクカート
    リッジのシェルの前端面で押圧されて、カートリッジホ
    ルダー昇降操作板のロックを解除して、該カートリッジ
    ホルダー昇降操作板をスライドさせて上記カートリッジ
    ホルダーを下降させるトリガーレバーと、 を備えたドライブ装置において、 上記カートリッジホルダーは、シェルの前端面の一端部
    に傾斜面を設けた第1又は第2のフォーマットのディス
    クカートリッジを挿入したときに、上記傾斜面に当接す
    る誤挿入防止部材と、上記傾斜面のほかにレバー導入用
    の溝部および変位部材を設けた第2のフォーマットのデ
    ィスクカートリッジを挿入したときに、上記レバー導入
    用の溝部に導入されて、上記変位部材を変位させて、上
    記誤挿入防止部材当接部をシェル内に収納させて、上記
    傾斜面に当接した誤挿入防止部材を上記傾斜面に沿って
    逃げ移動可能にする変位部材操作レバーとを備えている
    ことを特徴とするドライブ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 変位部材操作レバーは、弾性体の一端部に略V字状の変
    位部材係合部を設けることにより形成されていて、上記
    V字状の変位部材係合部を、カートリッジホルダーの上
    面板に設けた切欠部からカートリッジホルダー内に侵入
    させた状態で上記カートリッジホルダーの上面板に取り
    付けられていることを特徴とするドライブ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 変位部材操作レバーは、弾性を有する金属線を折り曲げ
    ることにより、変位部材係合部が一体に形成されている
    ことを特徴とするドライブ装置。
  7. 【請求項7】 第1のフォーマットのディスクカートリ
    ッジには、シェルの前端面の一端部に傾斜面を設け、第
    2のフォーマットのディスクカートリッジには、上記と
    同様の傾斜面と、レバー導入用の溝部と、上記傾斜面外
    に突出する誤挿入防止部材当接部とを有する変位部材と
    を設け、 上記第2のフォーマットのディスクカートリッジが装着
    されるドライブ装置には、誤挿入防止部材と変位部材操
    作レバーを設け、上記ドライブ装置に上記第2のフォー
    マットのディスクカートリッジを挿入すると、上記変位
    部材操作レバーにより変位部材が変位して、上記誤挿入
    防止部材当接部をシェル内に収納させて、上記誤挿入防
    止部材が上記傾斜面に沿ってシェルの一側面側に逃げ、 第1のフォーマットのディスクカートリッジを挿入する
    と、上記誤挿入防止部材が上記傾斜面に沿ってシェルの
    一側面側に逃げるようにしたことを特徴とするディスク
    カートリッジの誤挿入防止機構。
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