JPH1139568A - 商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体 - Google Patents

商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体

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JPH1139568A
JPH1139568A JP19008697A JP19008697A JPH1139568A JP H1139568 A JPH1139568 A JP H1139568A JP 19008697 A JP19008697 A JP 19008697A JP 19008697 A JP19008697 A JP 19008697A JP H1139568 A JPH1139568 A JP H1139568A
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sales
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Masaaki Sato
正明 佐藤
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数テナントで共用可能とする。 【解決手段】 データ入力手段(2ODT),制御部
(31,32)およびデータ出力手段(21,22)を
有するコンピュータ(10)からなり、かつ売上データ
を記憶手段(13R)に記憶可能な商品販売データ処理
装置において、テナントID入力手段(20ID)とテ
ナント別記憶制御手段(11,12)とを設け、複数の
テナントが同一のデータ入力手段(20DT)を用いて
自己のデータを入力可能かつデータの入力に前後して自
己のテナントIDを入力可能に形成し、各売上データを
入力された当該各自のテナントIDに対応させて記憶手
段(13R)に記憶可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売上データを記憶
手段に記憶可能な商品販売データ処理装置および方法並
びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュ
ータで読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】商品販売データ処理方法を実施するため
の商品販売データ処理装置は、例えば独立型の電子キャ
ッシュレジスタ10やPOSシステム、さらにはPOS
システムの端末として利用される。いずれの型でも、デ
ータ入力手段(例えば、スキャナ,キーボード,カード
リーダライタ等),制御部,データ出力手段(例えば、
表示器,プリンタ等)を有するコンピュータからなる。
【0003】かかる装置(10)では、次のようにして
商品販売データ処理方法を実施する。すなわち、オペレ
ータがデータ入力手段を用いて商品情報を入力すると、
制御部が自機内のあるいは上位機内の商品ファイルから
商品データを得、これに例えば数量等を加味した売上デ
ータを記憶手段(売上テーブル)に記憶(売上登録)す
る。
【0004】当該顧客の全ての購入商品について売上登
録を終了したところで、1取引き終了宣言としての締め
操作をすると、合計金額,釣銭額の算出等を含む会計処
理が行われる。ドロワが自動開放され、レシートも発行
される。途中に売上データ,会計データはデータ出力手
段によって、例えば表示出力される。
【0005】かくして、複数のデータ処理を高速かつ迅
速に行えるので、あらゆる店舗等に広く採用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、店舗の形態
は多様であり、特に同一売場に複数のテナントが密にレ
イアウトされる場合がある。例えば図5に示すテナント
A〜D,図6に示すテナントA,B,C,…,X,Y,
Zである。
【0007】かかる場合、各テナントは各自の商品販売
データ処理装置(例えば、電子キャッシュレジスタ1
0)を準備するのが一般的である。例えば図5に点線で
示す各テナントA〜Dの各電子キャッシュレジスタ10
A〜10Dである。また、例えば図6に点線で示す場合
は幅広のテナントB,Yは、各2台10B1,10B
2、10Y1,10Y2を自己専用エリアの各端に配設
する。
【0008】しかしながら、競業激化の今日では、装置
(10)の初期投資(装置コスト)および運用維持管理
費(レジ経費)も例外でなくその軽減が強く求められて
いる。また、単位面積当りの売上額向上のために各テナ
ントに与えられるスペースも狭小化傾向にあるので、各
テナントは狭所内で自己用装置(10)まで移動しなけ
ればデータ入力等ができないから、業務能率が低下す
る。この点、例えば図5でテナントAがテナントBの電
子キャッシュレジスタ10Bをも使用することができれ
ば、業務能率を向上できる筈である。
【0009】さらに、各装置(10)の上位機としてテ
ナント管理を行うコンピュータ(テナント管理機)を設
ける場合、各テナントA〜Dがそれぞれにメーカーや型
式(方式)の異なる装置(10)を導入すると、その管
理が難しくなりかつ初期投資も増大してしまう。
【0010】本発明の目的は、複数テナントで共用可能
な経済的で業務能率を向上できる商品販売データ処理装
置および方法を提供することにある。また、商品販売デ
ータ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取可能
な記憶媒体を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タ入力手段,制御部およびデータ出力手段を有するコン
ピュータからなり、かつ売上データを記憶手段に記憶可
能な商品販売データ処理装置において、複数のテナント
が同一の前記データ入力手段を用いて自己のデータを入
力可能かつデータの入力に前後して自己のテナントID
を入力可能に形成し、前記各売上データを入力された当
該各自のテナントIDに対応させて前記記憶手段に記憶
可能に形成した商品販売データ処理装置である。
【0012】かかる発明では、例えばテナントA,B
は、同一のデータ入力手段を共同利用して各自のデータ
を入力する。このデータ入力に前後して各自のテナント
IDを入力する。すると、各自の売上データは当該各自
テナントIDに対応させて記憶手段に記憶される。した
がって、複数のテナントが共通1台を利用して各自の売
上データを正確に記憶できるから、初期投資が低く経済
的でかつ売場スペースの実質的拡大が図れるので業務能
率を向上できる。
【0013】また、請求項2の発明は、データ入力手
段,制御部およびデータ出力手段を有するコンピュータ
からなり、かつ売上データを記憶手段に記憶可能な商品
販売データ処理装置において、前記記憶手段を各テナン
トごとに当該各売上データを記憶可能に形成し、複数の
テナントが共用可能でかつ各自のテナントIDを入力可
能なテナントID入力手段と,各売上データをテナント
ID入力手段を用いて入力された当該各自のテナントI
Dに対応させて記憶手段に記憶するテナント別記憶制御
手段とを設けた商品販売データ処理装置である。
【0014】かかる発明では、各テナントは、同一のデ
ータ入力手段を用いて各自データを入力する際に、共用
あるいは専用のテナントID入力手段を用いて各自テナ
ントIDを入力する。すると、テナント別記憶制御手段
が、各売上データを当該各自のテナントIDに対応させ
て記憶手段に記憶する。
【0015】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらにテナントID入力手段
を用いて自己のテナントIDを入力するだけでよいの
で、取扱い簡単である。
【0016】また、請求項3の発明は、運用維持管理費
を記憶する管理費テーブルと,記憶された運用維持管理
費と前記記憶手段に記憶されかつ各テナントIDに対応
する各売上額とを用いて各テナントごとの個別分担費用
を算出する個別分担費用算出手段とを設けた商品販売デ
ータ処理装置である。
【0017】かかる発明では、個別分担費用算出手段
は、管理費テーブルに記憶された運用維持管理費(例え
ばレシート用紙,インク代,電気代,原価償却費等々)
と記憶手段に記憶されかつ各テナントIDごとに対応す
る各売上額とを用いて、各テナントごとの個別分担費用
を算出する。したがって、請求項1および請求項2の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに経費の公平を保ちつつ各テナントの絶対額
を軽減できる。
【0018】さらに、請求項4の発明は、データ入力手
段を用いて入力された商品データに基き得た売上データ
を記憶手段に記憶しつつデータ処理する商品販売データ
処理方法であって、前記商品データの入力の際に当該テ
ナントのIDを入力させ、当該売上データを当該各自の
テナントIDに対応させて前記記憶手段に記憶させる商
品販売データ処理方法である。
【0019】かかる発明では、例えばテナントA,B
は、同一のデータ入力手段を共同利用して各自のデータ
を入力する。このデータ入力に前後して各自のテナント
IDを入力する。すると、各自の売上データは、当該各
自テナントIDに対応させて記憶手段に記憶される。し
たがって、複数のテナントが共通1台を利用して各自の
売上データを正確に記憶できるから、初期投資が低く経
済的でかつ売場スペースの実質的拡大が図れるので業務
能率を向上できる。
【0020】さらに、請求項5の発明は、データ入力手
段を用いて入力された商品データに基き得た売上データ
を記憶手段に記憶しつつデータ処理するための商品販売
データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取可
能な記憶媒体であって、前記商品販売データ処理プログ
ラムがコンピュータに、各売上データを入力された当該
各自のテナントIDに対応させて前記記憶手段に記憶さ
せるものとされている商品販売データ処理プログラムを
記憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体である。
【0021】かかる発明では、記憶媒体から商品販売デ
ータ処理プログラムを読取ったコンピュータは、売上デ
ータを入力された当該各自のテナントIDに対応させて
記憶手段に記憶させる。したがって、この記憶媒体を用
いれば、コンピュータを複数のテナントが共通1台を利
用して各自の売上データを正確に記憶できる商品販売デ
ータ処理方法を実施する装置にすることができる。した
がって、初期投資が低く経済的でかつ売場スペースの実
質的拡大が図れるので業務能率を向上できる。
【0022】さらにまた、請求項6の発明は、データ入
力手段,制御部およびデータ出力手段を有する複数のコ
ンピュータからなり、売上データを記憶手段に記憶可能
な商品販売データ処理装置において、前記各コンピュー
タを複数のテナントが当該各データ入力手段を用いて各
自のデータを入力可能かつデータの入力に前後して当該
各自のテナントIDを入力可能に形成するとともに前記
各売上データを入力された当該各自のテナントIDに対
応させて前記記憶手段に記憶可能に形成し、さらに各コ
ンピュータに共通でかつ各コンピュータから収集した売
上データをテナントID別に累計可能な共通コンピュー
タを設けた商品販売データ処理装置である。
【0023】かかる発明では、各テナントは各自のテナ
ントIDを入力することによってどのコンピュータを用
いてもデータ入力することができる。しかも、共通コン
ピュータは、各コンピュータから収集した売上データを
各テナントID別に累計することができる。
【0024】したがって、複数のテナントが複数台のコ
ンピュータのいずれをも共通利用できるので、初期投資
がより低く経済的でかつ売場スペースをより小さくして
も業務能率をより大幅に向上できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本商品販売データ処理方法を実施す
るために好適な商品販売データ処理装置は、図1に示す
電子キャッシュレジスタ(コンピュータ)10から形成
され、かつテナントID入力手段(20ID)とテナン
ト別記憶制御手段(11,12)とを設け、複数のテナ
ントが同一のデータ入力手段(20DT)を用いて自己
のデータを入力可能かつデータの入力に前後して自己の
テナントIDを入力可能に形成し、各売上データを入力
された当該各自のテナントIDに対応させて記憶手段
(13R)に記憶可能に形成されている。
【0026】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12およびRAM13〔制御
部〕、スキャナ19(スキャナ回路15)およびキーボ
ード20(キーボード回路16)〔データ入力手段〕、
入出力ポート(I/O)18を介したプリンタ22(プ
リンタ駆動回路24)およびドロワ23(ドロワ開放装
置)〔データ出力手段〕、および図示省略した上位機へ
データ通信可能とするための通信回路(I/F)29を
含み、商品登録,会計処理等を含む商品販売データ処理
機能を有する。
【0027】なお、フロッピーディスク(FD)とその
ドライバ(FDD)14については、第2の実施形態で
説明する。
【0028】RAM13には、図2に示す記憶手段たる
売上テーブル13Rと,図3に示す当該レジ(10)の
運用維持管理費(レジ経費)を記憶する管理費テーブル
13Tとが設けられている。また、データ入力手段を形
成するキーボード20には、商品情報を入力(図4のS
T11のYES)するためのデータキー20DTと,テ
ナントID入力手段を形成するIDキー20IDとが設
けられている。
【0029】ここに、テナント別記憶制御手段は、各売
上データをテナントID入力手段(20ID)を用いて
入力(ST10のYES)された当該各自のテナントI
Dに対応させて記憶手段(13R)に記憶する手段で、
テナント別記憶制御プログラムを格納させたROM12
とCPU11とから形成され、図4のST12で実行さ
れる。
【0030】また、個別分担費用算出手段は、図3に示
す管理費テーブル13Tの最左欄に予め設定記憶されか
つ当該レジ(10)を例えば1ケ月間運用維持するため
に必要な運用維持管理費Cと,記憶手段(13R)に記
憶されかつ各テナントIDに対応する各売上額Aa,A
b,Ac,…とを用いて各テナントごとの個別分担費用
Ca,Cb,Cc,…を按分方式により算出する手段
で、算出制御プログラムを格納させたROM12とCP
U11とから形成され、図4のST17で実行される。
【0031】例えば、テナントAの個別分担費用Ca
は、〔Ca=C×(Aa/Aa+Ab+Ac+…)〕と
して算出される。したがって、当該レジ(10)を運用
維持するための各個別分担費用Ciを公平かつ正確に求
めることができかつ各個別分担費用Ciの絶対額をレジ
1台を専用する場合よりも大幅に低減できる。
【0032】なお、この算出は、キーボード20上の例
えばファンクションキーを用いた個別分担費用按分指令
(図4のST15のYES)により実行される。
【0033】かかる実施形態による商品販売データ処理
方法を実施するための装置(10)によれば、テナント
ID入力手段(20ID)を用いて自己IDを入力(図
4のST10のYES)しかつデータ入力手段(20D
T)を用いて商品情報(例えば、商品コード)を入力
(ST11のYES)すると、制御部(11,12,1
3)により売上データが求められる。なお、テナントI
Dを商品情報の後に入力するようにしてもよい。
【0034】引続き、テナント別記憶制御手段(11,
12)が、その売上データをテナントID入力手段(2
0ID)を用いて入力(ST10のYES)された当該
各自IDに対応させて、図2に示す如く記憶(売上登
録)する(ST12)。なお、各自ID対応売上データ
は、売上テーブル13R内で累計記憶される。
【0035】1取引き終了宣言としての締め操作(ST
13のYES)をすることにより、会計処理(ST1
4)が行われる。
【0036】例えば月末に、個別分担費用按分指令を発
する(ST15のYES)と、個別分担費用算出手段
(11,12)が、図3に示す運用維持管理費Cと図2
に示す各ID対応売上データ(累計値)At,Ab,A
c,…とを用いて、図3に示す各テナントA,B,C,
…の当該各個別分担費用Ca,Cb,Cc,…を算出
(ST16,ST17)しかつ管理費テーブル13Tの
当該テナントA,B,C,…欄にそれぞれ記憶(ST1
8)する。
【0037】運用維持管理費C,各個別分担費用Ca,
Cb,Cc,…並びに各売上額At,Ab,Ac,…
は、後に表示器21に表示出力させ、さらにはプリンタ
22を用いて例えばレシート用紙に印字出力させること
ができる。
【0038】したがって、例えば図5に示す4つのテナ
ントA,B,C,Dで、実線で示す1台のレジ(10)
を共用することができる。すなわち、各テナントの初期
投資が少なく経済的であり、月々の運用維持管理費Cに
対する各個別分担費用Ca,Cb,Cc,Cdも各売上
額に対応するものとされるので公平かつ明確で絶対額が
低い。しかも、売場内の実質的スペースを拡大でき、カ
ウンターとレジ(10)との移動も楽に行えるから業務
能率を大幅に向上できる。
【0039】また、図6に実線で示すように例えば4つ
のテナントA,B,Y,Zに1台の共通レジ(10A)
を配設すれば、テナントA,B,Y,Zともに各初期投
資および個別分担費用が2点鎖線で示す従来例の場合
(“1”)に比較して“1/4”でよくなる。売場内の
実質的スペースもより大幅に拡大できる。
【0040】(第2の実施形態)この実施形態は、商品
販売データ処理プログラムを図1に便宜的に示したFD
D(フロッピーディスク装置)14を用いて記憶媒体
(フロッピーディスクFD)から読取るものとされてい
る。
【0041】すなわち、第1の実施形態では、従来例に
加えるテナント別記憶制御手段,個別分担費用算出手段
等を、当該各制御プログラムを格納させたROM12と
CPU11とから形成していたが、この第2の実施形態
ではコンピュータ(電子キャッシュレジスタ10)が記
憶媒体(FD)からFDD14を介して図4に示すST
10〜ST18の全て〔その内の一部(ST10〜ST
12,ST15〜ST18)でもよい。〕を読取り、図
1では図示省略したHDDに格納し、RAM13のワー
クエリアに展開して実施されるものとされている。
【0042】したがって、記憶媒体(FD)を用いれ
ば、例えばパソコン(PC)を商品販売データ処理装置
として利用することが容易となる。なお、上記ROM1
2,HDDも交換可能とすれば、記憶媒体となる。もと
より、記憶媒体は、これらに限定されない。例えば、C
D−ROM,MO,DVD−ROM,CD−R,磁気テ
ープ等々であってもよい。
【0043】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、図7に示される。同図において、各電子キャッシュ
レジスタ(コンピュータ)10A〜10Nは、データ通
信回線(例えば、LAN)1を介して上位機を成す共通
コンピュータ(テナント管理機)30に接続されてい
る。
【0044】この共通コンピュータ30は、CPU3
1,ROM32,RAM33,CDD(光ディスク媒体
CDのドライバ)34,通信回路(I/F)39,キー
ボード40および表示器41を含み、各コンピュータ
(10A〜10N)から収集した売上データをテナント
ID別に累計可能である。
【0045】なお、各コンピュータ(10A〜10N)
およびそれらの機能は、第1の実施形態の場合と同様で
ある。
【0046】ここに、記憶媒体(CD)に記憶された商
品販売データ処理プログラムは、図8のST20〜ST
28および図9のST30〜ST37とされている。各
コンピュータ(10A〜10N)用の図8に示すプログ
ラム(ST20〜ST28)は、共通コンピュータ30
からデータ通信回線1を介してダウンロードされる。
【0047】かかる第3の実施形態によれば、CDD3
4にセットされた記憶媒体(CD)から共通コンピュー
タ30(31,32)が読取った商品販売データ処理プ
ログラムは、図示しないHDDに一旦格納される。
【0048】図8のプログラムは各コンピュータ10に
ダウンロードされ、図9に示すプログラムはRAM33
に展開されて実行される。
【0049】なお、RAM33内には、テナント別売上
マスタファイル33RFと管理費マスタファイル33M
Fとが設けられている。各ファイルの記憶形式は、図
2,図3の場合と同様である。
【0050】各コンピュータ10において、テナントI
Dおよび商品情報の入力,テナントIDに対応させた売
上登録および会計処理は、第1の実施形態の場合(図4
のST10〜ST14)と同様に行われる(図8のST
20〜ST23)。
【0051】しかし、共通コンピュータ(テナント管理
機)30からの売上データの回収要求がある場合(図8
のST24のYES)には、売上テーブル13Rを検索
(ST25)して各テナントID別の売上データを共通
コンピュータ30へ転送(ST26,ST27のYE
S)する。その後に、テーブルクリアされる(ST2
8)。
【0052】共通コンピュータ30側のテナント別記憶
制御手段(CPU31,RAM33)は、各コンピュー
タ(10A〜10N)から売上データを回収(図9のS
T30のYES)すると、テナント別売上マスタファイ
ル(記憶手段)33RFを検索(ST31)し、当該売
上データを当該テナントIDに対応させて記憶(累計記
憶)する(ST32)。全てのテナントについて行う
(ST33のYES)。
【0053】そして、例えば月末にキーボード40を用
いて個別分担費用按分指令を発する(ST34のYE
S)と、個別分担費用算出手段(CPU31,RAM3
3)が各テナントIDごとの個別分担費用を算出(ST
36)しかつテナントID別管理費マスタファイル33
MFに記憶(ST37)する。
【0054】この際、どのコンピュータ10から回収し
た売上データでも、当該各テナントIDが同じならば、
テナントIDごとに算出(ST36)される。売上デー
タの累計記憶(ST32)も同様である。つまり、各テ
ナントは、どのコンピュータ10を用いても、自己のテ
ナントIDを入力することを条件に売上登録することが
できるわけである。
【0055】したがって、例えば図10に示す7つのテ
ナントA〜Gに対し、3つのコンピュータ(レジ)10
A〜10Cを配設すれば、各テナントはどのコンピュー
タ10を用いてもよいから、第1および第2の実施形態
の場合に比較して各テナントの初期投資がより少く、共
通コンピュータ30および各コンピュータ10A〜10
Cの月々の運用維持管理費Ctに対する各コンピュータ
10A,10B,…,10Gごとの各個別分担費Ct
a,Ctb,…,Ctgも各売上額に対応するものとさ
れるので、公平かつ明確で絶対額をより低くすることが
できる。
【0056】売場内の実質的スペースもより大幅に拡大
でき業務能率も大幅に向上し、各コンピュータ10A〜
10Cの実稼働率もより向上させられる。
【0057】また、コンピュータ(30)に記憶媒体
(CD)に記憶された商品販売データ処理プログラム
[図9(図8)]を読取らせれば、当該コンピュータ
(30)を簡単かつ低コストで各コンピュータ10に共
通のテナント管理機として構築することができる。
【0058】さらに、共通コンピュータ30から各コン
ピュータ10へ、当該各コンピュータ10用の商品販売
データ処理プログラム(図8)をダウンロードするもの
とされているので、このプログラムに関しては図1に示
すFFD14の省略も可能となり装置(10)コストを
引下げられるとともに、共通コンピュータ30と各コン
ピュータとのプログラム切替えの整合性をより確実とす
ることができ、かつコンピュータ10の設置台数の増減
にも対応できる。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、複数のテナン
トが同一のデータ入力手段を用いて自己のデータを入力
可能かつデータの入力に前後して自己のテナントIDを
入力可能に形成し、各売上データを入力された当該各自
のテナントIDに対応させて記憶手段に記憶可能に形成
されているので、複数のテナントが共通1台を利用して
各自の売上データを正確に記憶できる。したがって、初
期投資が低く経済的でかつ売場スペースの実質的拡大が
図れるので業務能率を向上できる。
【0060】また、請求項2の発明によれば、記憶手段
を各テナントごとに当該各売上データを記憶可能に形成
し、複数のテナントが共用可能でかつ各自のテナントI
Dを入力可能なテナントID入力手段と,各売上データ
をテナントID入力手段を用いて入力された当該各自の
テナントIDに対応させて記憶手段に記憶するテナント
別記憶制御手段とを設けた商品販売データ処理装置であ
るから、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る
他、さらにテナントID入力手段を用いて自己のテナン
トIDを入力するだけでよいので、取扱い簡単である。
【0061】また、請求項3の発明によれば、運用維持
管理費を記憶する管理費テーブルと,記憶された運用維
持管理費と記憶手段に記憶されかつ各テナントIDに対
応する各売上額とを用いて各テナントごとの個別分担費
用を算出する個別分担費用算出手段とを設けた商品販売
データ処理装置であるから、請求項1および請求項2の
発明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに経費の公平を保ちつつ各テナントの絶対額を
軽減できる。
【0062】さらに、請求項4の発明によれば、商品デ
ータの入力の際に当該テナントのIDを入力させ、当該
売上データを当該各自のテナントIDに対応させて記憶
手段に記憶させる商品販売データ処理方法であるから、
複数のテナントが共通1台を利用して各自の売上データ
を正確に記憶できる。したがって、初期投資が低く経済
的でかつ売場スペースの実質的拡大が図れるので業務能
率を向上できる。
【0063】さらに、請求項5の発明によれば、商品販
売データ処理プログラムがコンピュータに、各売上デー
タを入力された当該各自のテナントIDに対応させて記
憶手段に記憶させるものとされている商品販売データ処
理プログラムを記憶したコンピュータで読取可能な記憶
媒体であるから、この記憶媒体を用いれば、コンピュー
タを複数のテナントが共通1台を利用して各自の売上デ
ータを正確に記憶できる商品販売データ処理方法を実施
するための装置を構築することができる。したがって、
初期投資が低く経済的でかつ売場スペースの実質的拡大
が図れるので業務能率を向上できる。
【0064】さらにまた、請求項6の発明によれば、各
コンピュータを複数のテナントが当該各データ入力手段
を用いて各自のデータを入力可能かつデータの入力に前
後して当該各自のテナントIDを入力可能に形成すると
ともに各売上データを入力された当該各自のテナントI
Dに対応させて記憶手段に記憶可能に形成し、さらに各
コンピュータに共通でかつ各コンピュータから収集した
売上データをテナントID別に累計可能な共通コンピュ
ータを設けた商品販売データ処理装置であるから、複数
のテナントが複数台のコンピュータのいずれをも共通利
用できるので、初期投資がより低く経済的でかつ売場ス
ペースをより小さくしても業務能率をより大幅に向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1(および第2)の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】同じく、売上テーブルを説明するための図であ
る。
【図3】同じく、管理費テーブルを説明するための図で
ある。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】同じく、適用例(1)を説明するための図であ
る。
【図6】同じく、適用例(2)を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施形態を説明するためのブロ
ック図である。
【図8】同じく、各コンピュータ側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】同じく、共通コンピュータ側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】同じく、適用例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ通信回線 10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置,コンピュータ) 11 CPU(テナント別記憶制御手段,個別分担費用
算出手段) 12 ROM(テナント別記憶制御手段,個別分担費用
算出手段) 13 RAM 13R 売上テーブル 13T 管理費テーブル 14 FDD 20 キーボード 20DT データキー(データ入力手段) 20ID IDキー(テナントID入力手段) 21 表示器 22 プリンタ 30 共通コンピュータ(商品販売データ処理装置) 31 CPU(テナント別記憶制御手段,個別分担費用
算出手段) 32 ROM(テナント別記憶制御手段,個別分担費用
算出手段) 33 RAM 33RF テナント別売上マスタファイル 33MF 管理費マスタファイル 34 CDD FD (記憶媒体) CD (記憶媒体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力手段,制御部およびデータ出
    力手段を有するコンピュータからなり、かつ売上データ
    を記憶手段に記憶可能な商品販売データ処理装置におい
    て、 複数のテナントが同一の前記データ入力手段を用いて自
    己のデータを入力可能かつデータの入力に前後して自己
    のテナントIDを入力可能に形成し、前記各売上データ
    を入力された当該各自のテナントIDに対応させて前記
    記憶手段に記憶可能に形成した商品販売データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 データ入力手段,制御部およびデータ出
    力手段を有するコンピュータからなり、かつ売上データ
    を記憶手段に記憶可能な商品販売データ処理装置におい
    て、 前記記憶手段を各テナントごとに当該各売上データを記
    憶可能に形成し、複数のテナントが共用可能でかつ各自
    のテナントIDを入力可能なテナントID入力手段と,
    各売上データをテナントID入力手段を用いて入力され
    た当該各自のテナントIDに対応させて記憶手段に記憶
    するテナント別記憶制御手段とを設けた商品販売データ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 運用維持管理費を記憶する管理費テーブ
    ルと,記憶された運用維持管理費と前記記憶手段に記憶
    されかつ各テナントIDに対応する各売上額とを用いて
    各テナントごとの個別分担費用を算出する個別分担費用
    算出手段とを設けた請求項2記載の商品販売データ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 データ入力手段を用いて入力された商品
    データに基き得た売上データを記憶手段に記憶しつつデ
    ータ処理する商品販売データ処理方法であって、 前記商品データの入力の際に当該テナントのIDを入力
    させ、当該売上データを当該各自のテナントIDに対応
    させて前記記憶手段に記憶させる商品販売データ処理方
    法。
  5. 【請求項5】 データ入力手段を用いて入力された商品
    データに基き得た売上データを記憶手段に記憶しつつデ
    ータ処理するための商品販売データ処理プログラムを記
    憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体であって、 前記商品販売データ処理プログラムがコンピュータに、
    各売上データを入力された当該各自のテナントIDに対
    応させて前記記憶手段に記憶させるものとされている商
    品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで
    読取可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 データ入力手段,制御部およびデータ出
    力手段を有する複数のコンピュータからなり、売上デー
    タを記憶手段に記憶可能な商品販売データ処理装置にお
    いて、 前記各コンピュータを複数のテナントが当該各データ入
    力手段を用いて各自のデータを入力可能かつデータの入
    力に前後して当該各自のテナントIDを入力可能に形成
    するとともに前記各売上データを入力された当該各自の
    テナントIDに対応させて前記記憶手段に記憶可能に形
    成し、さらに各コンピュータに共通でかつ各コンピュー
    タから収集した売上データをテナントID別に累計可能
    な共通コンピュータを設けた商品販売データ処理装置。
JP19008697A 1997-07-15 1997-07-15 商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体 Pending JPH1139568A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033456A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Katsuya Aoki 商品の委託販売方法

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Effective date: 20040121