JPH1139185A - エミュレート装置 - Google Patents

エミュレート装置

Info

Publication number
JPH1139185A
JPH1139185A JP9198887A JP19888797A JPH1139185A JP H1139185 A JPH1139185 A JP H1139185A JP 9198887 A JP9198887 A JP 9198887A JP 19888797 A JP19888797 A JP 19888797A JP H1139185 A JPH1139185 A JP H1139185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral
emulation
bus
port
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9198887A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Fujitaka
繁明 藤▲たか▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9198887A priority Critical patent/JPH1139185A/ja
Priority to US08/980,874 priority patent/US5949984A/en
Priority to KR1019980002362A priority patent/KR19990013307A/ko
Publication of JPH1139185A publication Critical patent/JPH1139185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/261Functional testing by simulating additional hardware, e.g. fault simulation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/105Program control for peripheral devices where the programme performs an input/output emulation function
    • G06F13/107Terminal emulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺エミュレートモードにおいては、外部ピ
ンは単純なポート機能しか持たせることができず、その
ため、エミュレータシステムにおいて周辺エミュレート
チップのポート機能を代行するゲートアレイが必要であ
った。 【解決手段】 少なくとも2つ以上備えた各周辺エミュ
レートチップは、各種バスを制御するコアブロックと、
前記CPUエミュレートチップを動作させる通常モード
と前記周辺エミュレートチップを動作させる周辺エミュ
レートモードとを設定するモード設定回路と、この設定
されたモードに従って周辺機能ブロックおよび前記各種
バスと外部ピンとの接続路を変更する接続路変更手段と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータ装置におけるエミュレート装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエミュレート装置には、CPU,
DMAC等のバスマスタの機能、つまり、メモリをアク
セスし読み出した命令を実行するCPUエミュレートチ
ップと、タイマ,シリアルI/O、A/D変換器等の周
辺機能を実行する周辺エミュレートチップとの2つのマ
イクロコンピュータ装置を用いてエミュレートを行うも
のである。
【0003】CPUエミュレートチップからは、アドレ
スバス全ビット、データバス全ビット、リード信号/ラ
イト信号などのコントロールバス、エミュレータ用の各
種信号、周辺エミュレートチップとのインタフェースに
必要な各種信号が入出力される。
【0004】一方、周辺エミュレートチップからは、ア
ドレスバスの下位数ビット(この例では8ビット)、デ
ータバス全ビット、リード信号/ライト信号などのコン
トロールバス、CPUエミュレートチップとのインタフ
ェースに必要な各種信号が入出力される。
【0005】CPUエミュレートチップは量産用チップ
をモード設定することによって実現しても、専用のチッ
プを開発してもよい。なぜなら、CPUエミュレートチ
ップはマイクロコンピュータ装置のシリーズ毎に一種類
あれば足りるので、専用のチップを開発しても負荷は小
さいからである。
【0006】これに対して周辺エミュレートチップは品
種毎に必要なので、専用のチップを開発することは負荷
が莫大になって困難であり、量産用チップをモード設定
することによって実現するほうが効率がよいものであ
る。
【0007】図7は従来のエミュレート装置の概念図で
ある。図7において、101はCPUエミュレートチッ
プであり、アドレスバス20ビット、データバス16ビ
ット、各種制御信号からなるコントロールバス、エミュ
レート用の各種信号、周辺エミュレートチップとのイン
タフェースに必要な各種信号を入出力する。
【0008】102は周辺エミュレートチップであり、
アドレスバス下位8ビット、データバス16ビット、各
種制御信号からなるコントロールバス、CPUエミュレ
ートチップとのインタフェースに必要な各種信号を入出
力する。この周辺エミュレートチップ102のポートP
0はアドレスバス下位8ビットに、P1はデータバス下
位8ビットに、P2はデータバス上位8ビットに、P3
はコントロールバスに、それぞれ接続されている。ポー
トに関しては8ビットのP0,P1,P2,P3,P4
合計40本持つものとする。
【0009】103はポートエミュレーションゲートア
レイであり、8ビットのポートP0,P1,P2,P3
の機能をエミュレートし、アドレスバス下位8ビット、
データバス16ビット、各種制御信号からなるコントロ
ールバスといったエミュレートに必要な信号を入出力す
る。
【0010】104はエミュレータ本体であり、全体の
制御やCPUエミュレートチップが実行する命令を格納
したメモリ108を有する。そして、また、アドレスバ
ス20ビット、データバス16ビット、各種制御信号か
らなるコントロールバスといったエミュレートに必要な
信号を入出力する。
【0011】105はアドレスバス、106はデータバ
ス、107はリード信号/ライト信号などの各種制御信
号からなるコントロールバスである。ポートに関して、
P0〜P3はポートエミュレーションゲートアレイ10
3のものが、P4は周辺エミュレートチップ102のも
のがユーザーボードに接続される。
【0012】図8は、周辺エミュレートチップ102の
概念図である。121はモード設定回路であり、周辺エ
ミュレートモードか通常モードかを区別するモード信号
を出力する。モード信号は通常モードであれば0レベル
を、周辺エミュレートモードであれば1レベルとなるも
のとする。122はコアブロックであり、20ビットの
アドレスバスA0〜A19、16ビットのデータバスD
B0〜DB15、コントロールバスCSP,BHE,R
D,WRを制御する。
【0013】上記コアブロック122にはCPUやDM
AC等のバスマスタとなるブロックが含まれる。このコ
アブロック122にはモード信号が入力されており、通
常モードであれば通常のCPUやDMACとして動作し
て、アドレスバス、データバス、コントロールバスを制
御するが、モード信号が周辺エミュレートモードを示せ
ばCPUやDMACは動作せず、アドレスバス、データ
バス、コントロールバスをフローティング(ハイインピ
ーダンス)にする。
【0014】123,124,125は周辺機能ブロッ
クである。周辺機能ブロック123は、アドレスバス、
データバス、コントロールバスに接続された特殊機能レ
ジスタ136と周辺機能ブロック本体137で構成され
る。周辺機能ブロック123が例えばシリアルI/Oで
あれば、特殊機能レジスタ136は通信レートの選択や
通信データが格納されるレジスタであり、周辺機能ブロ
ック本体137はシリアルI/O本体である。
【0015】126,128,130,132,134
はポートP0回路、ポートP1回路、ポートP2回路、
ポートP3回路、ポートP4回路であり、アドレスバ
ス、データバス、コントロールバスが接続されている。
127,129,131,133,135はセレクタで
あり、端子a,b,s,xを有する。127,129,
131,133についてはモード信号が端子sに接続さ
れている。モード信号が0レベル(通常モード)であれ
ば、端子xは端子aと接続され、モード信号が1レベル
(周辺エミュレートモード)を示せば端子xは端子bと
接続される。セレクタ135については特殊機能レジス
タ136の出力が接続されている。
【0016】セレクタ127の端子xは外部ピンP00
〜P07に、端子aはポートP0回路に、端子bはアド
レスバスA0〜A7にそれぞれ接続されている。セレク
タ129の端子xは外部ピンP10〜P17に、端子a
はポートP1回路に、端子bはデータバス下位DB0〜
DB7にそれぞれ接続されている。
【0017】セレクタ131の端子xは外部ピンP20
〜P27に、端子aはポートP2回路に、端子bはデー
タバス上位DB8〜DB15にそれぞれ接続されてい
る。セレクタ133の端子xは外部ピンP30〜P37
に、端子aはポートP3回路に、端子bはコントロール
バスにそれぞれ接続されている。セレクタ135の端子
xは外部ピンP40〜P47に、端子aはポートP4回
路に、端子bは周辺機能ブロック123にそれぞれ接続
されている。
【0018】138はROMであり、アドレスバス、デ
ータバス、コントロールバスが接続されており、CPU
が実行する命令コードを格納する。また、モード信号が
接続されており、通常モード時は動作可能であるが、周
辺エミュレートモードでは動作は禁止され、アドレスバ
ス、データバス、コントロールバスをフローティングに
する。
【0019】139はRAMでありアドレスバス、デー
タバス、コントロールバスが接続されている。また、モ
ード信号が接続されており、通常モード時は動作可能で
あるが、周辺エミュレートモードでは動作は禁止され、
アドレスバス、データバス、コントロールバスをフロー
ティングにする。
【0020】次に動作について説明する。モード設定回
路121が通常モードを示せばコアブロック122、R
OM138、RAM139は動作状態となる。セレクタ
127,129,131,133は端子xと端子aが接
続されるので、外部ピンP00〜P07はポートP0回
路126に、外部ピンP10〜P17はポートP1回路
128に、外部ピンP20〜P27はポートP2回路1
30に、外部ピンP30〜P37はポートP3回路13
2に接続され、それぞれ各回路の機能に設定される。
【0021】そして、コアブロック122に含まれるC
PUは、ROM138を読み出して命令を実行すること
が可能である。CPUは周辺機能ブロック123を使用
するときは、アドレスバス、データバス、コントロール
バスを制御して必要なデータを特殊機能レジスタ136
に書き込みまたは読み出しを行うことによって設定す
る。例えば、周辺機能ブロック123がシリアルI/O
であって、外部と通信を行おうとすると、CPUは、セ
レクタ135の端子xと端子bを接続するように特殊機
能レジスタ136を設定する。こうすると外部ピンP4
0〜P47はシリアルI/O用の外部ピンとなり通信が
行える。
【0022】また、CPUはアドレスバス、データバ
ス、コントロールバスを制御してRAM139,ポート
P0回路126,ポートP1回路128,ポートP2回
路130,ポートP3回路132,ポートP4回路13
4,周辺機能ブロック124,周辺機能ブロック125
に対してアクセスが可能である。
【0023】モード設定回路121が周辺エミュレート
モードを示せばコアブロック122、ROM138、R
AM139は動作禁止状態となり、アドレスバス、デー
タバス、コントロールバスをフローティングにする。ま
た、セレクタ127,129,131,133はモード
信号の状態が周辺エミュレートモードなので外部ピンP
00〜P07は、アドレスバスA0〜A7に、外部ピン
P10〜P17はデータバスDB0〜7に、外部ピンP
20〜P27はデータバスDB8〜15に、外部ピンP
30〜P37はコントロールバスにそれぞれ接続され
る。
【0024】よって、外部ピンP00〜P07,P10
〜P17,P20〜P27,P30〜P37を介して周
辺機能ブロック123,124,125に対してアクセ
スが可能である。
【0025】図7において、エミュレート時の動作を図
8とともに説明する。CPUエミュレートチップ101
はアドレスバス、データバス、コントロールバスを制御
してエミュレータ本体104内のメモリ108をアクセ
スして命令コードを読み出して命令を実行する。
【0026】周辺エミュレートチップ102はモード設
定回路121が周辺エミュレートモードを示しているの
で、CPUエミュレートチップ101は外部ピンP00
〜P07,P10〜P17,P20〜P27,P30〜
P37を介して周辺機能ブロック123,124,12
5に対してアクセスが可能である。
【0027】例えば、周辺機能ブロック123がシリア
ルI/Oであって、外部と通信を行おうとすると、CP
Uエミュレートチップ101は周辺エミュレートチップ
102の特殊機能レジスタ136を設定することによ
り、周辺エミュレートチップ102の外部ピンP40〜
P47はシリアルI/O用の外部ピンとなり通信が行え
る。
【0028】ポートP0,ポートP1,ポートP2,ポ
ートP3の機能に関しては、周辺エミュレートチップ1
02の外部ピンP00〜P07,P10〜P17,P2
0〜P27,P30〜P37がアドレスバス、データバ
ス、コントロールバスなので周辺エミュレートチップ1
02では実現できない。
【0029】よって、ポートエミュレーションゲートア
レイ103によりポートP0,ポートP1,ポートP
2,ポートP3の機能を実現する。ポートエミュレーシ
ョンゲートアレイ103は周辺エミュレートチップ10
2のポートP0回路126、ポートP1回路128、ポ
ートP2回路130、ポートP3回路132と同等の機
能を有している。CPUエミュレートチップ101はこ
れらのポートを使用するときはポートエミュレーション
ゲートアレイ103をアクセスして設定する。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来のエミュレート装
置は以上のように構成されているので、周辺エミュレー
トモードにおいて、多くの外部ピンがアドレスバス、デ
ータバス、コントロールバスに占有されてしまうので、
これらに設定された外部ピンは単純なポート機能しか持
たせることができず、周辺機能ブロック(シリアルI/
Oの入出力ピン等)の端子機能を持たせることができな
かった。また、エミュレータシステムにおいて周辺エミ
ュレートチップのポート機能を代行するゲートアレイが
必要であった。
【0031】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、エミュレータシステムに使用する
バスの外部ピンであっても周辺機能ブロックの端子機能
を持たせるようにすることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るエミュレート装置は、周辺エミュレートチップを少な
くとも2つ以上備え、各周辺エミュレートチップは、各
種バスを制御するコアブロックを動作させる通常モード
と前記周辺エミュレートチップを動作させる複数の周辺
エミュレートモードとを設定するモード設定回路と、こ
の設定されたモードに従って周辺機能ブロックおよび前
記各種バスと外部ピンとの接続路を変更する接続路変更
手段とを備えたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータ装置を使用したエミュレート装置の
ブロック図である。図1において、1はCPUエミュレ
ートチップであり、アドレスバス20ビット、データバ
ス16ビット、各種制御信号からなるコントロールバス
といったエミュレートに必要な信号を入出力する。
【0034】2aは第1の周辺エミュレートチップであ
り、アドレスバス下位8ビット、データバス16ビッ
ト、各種制御信号からなるコントロールバスといったエ
ミュレートに必要な信号を入出力する。この第1の周辺
エミュレートチップ2aのポートP0はアドレスバス下
位8ビットに、P1はデータバス下位8ビットに、P2
はデータバス上位8ビットに、P3はコントロールバス
に、それぞれ接続されている。ポートに関しては8ビッ
トのP0,P1,P2,P3,P4合計40本持つもの
とする。
【0035】2bは第2の周辺エミュレートチップであ
り、アドレスバス下位8ビット、データバス16ビッ
ト、各種制御信号からなるコントロールバスといったエ
ミュレートに必要な信号を入出力する。この第2の周辺
エミュレートチップ2bのポートP4はアドレスバス下
位8ビットに、P1はデータバス下位8ビットに、P2
はデータバス上位8ビットに、P3はコントロールバス
に、それぞれ接続されている。ポートに関しては8ビッ
トのP0,P1,P2,P3,P4合計40本持つもの
とする。
【0036】このように第1、第2の周辺エミュレート
チップ2a,2bを複数配置するのがこの発明のポイン
トである。第1,第2の周辺エミュレートチップ2a、
2bは全く同じものであるが、モードの設定が異なる。
【0037】3aはポートエミュレーションゲートアレ
イであり、8ビットのポートP1,P2,P3の機能を
エミュレートし、アドレスバス下位8ビット、データバ
ス16ビット、各種制御信号からなるコントロールバス
といったエミュレートに必要な信号を入出力する。従来
例では、ポートP0,P1,P2,P3の機能をエミュ
レートしたが、ここではポートP0をエミュレートする
必要はない。
【0038】4はエミュレータ本体であり、全体の制御
やCPUエミュレートチップが実行する命令を格納した
メモリ8を含む。また、アドレスバス20ビット、デー
タバス16ビット、各種制御信号からなるコントロール
バスといったエミュレートに必要な信号を入出力する。
【0039】5はアドレスバス(バス)、6はデータバ
ス(バス)、7はリード信号/ライト信号などの各種制
御信号からなるコントロールバス(バス)である。ポー
トに関して、P1〜P3はポートエミュレーションゲー
トアレイ3aのものが、P4は周辺エミュレートチップ
2aのものが、P0は周辺エミュレートチップ2bのも
のがユーザーボードに接続される。
【0040】図2は、周辺エミュレートチップの1つの
概念図である。21aはモード設定回路であり、周辺エ
ミュレートモードか通常モードかを区別するモード信号
を出力する。従来例のモード設定回路は周辺エミュレー
トモードか通常モードかのみを区別していたが、モード
設定回路21aは2通りの周辺エミュレートモードを表
現するものとする。一つは周辺エミュレートモード1で
あり、もう一つは周辺エミュレートモード2とする。こ
のため、モード信号は2ビットの信号となる。図3はモ
ード信号とモードの関係を示すモード対応表である。
【0041】22はコアブロックであり、20ビットの
アドレスバスA0〜A19、16ビットのデータバスD
B0〜DB15、コントロールバスCSP,BHE,R
D,WRを制御する。コアブロック22にはCPUやD
MAC等のバスマスタとなるブロックが含まれる。コア
ブロック22にはモード信号が入力されており、通常モ
ードであれば、通常のCPUやDMACとして動作し
て、アドレスバス、データバス、コントロールバスを制
御するが、モード信号が周辺エミュレートモードを示せ
ばCPUやDMACは動作せず、アドレスバス、データ
バス、コントロールバスをフローティングにする。
【0042】23,24,25は周辺機能ブロックであ
る。この各周辺機能ブロックは例えば周辺機能ブロック
23に示すように、アドレスバス、データバス、コント
ロールバスに接続された特殊機能レジスタ36と周辺機
能ブロック本体37で構成されている。周辺機能ブロッ
ク23が例えばシリアルI/Oであれば、特殊機能レジ
スタ36は通信レートの選択や通信データが格納される
レジスタであり、周辺機能ブロック本体37はシリアル
I/O本体である。
【0043】26,28,30,32,34はポートP
0回路、ポートP1回路、ポートP2回路、ポートP3
回路、ポートP4回路であり、アドレスバス、データバ
ス、コントロールバスが接続されている。
【0044】27,29,31,33,35はセレクタ
(接続路変更手段)であり、端子a,b,s,xを有す
る。セレクタ29,31,33についてはモード信号の
ビット0が端子sに接続されている。モード信号が通常
モードであれば端子xは端子aと接続され、モード信号
が周辺エミュレートモードを示せば端子xは端子bと接
続される。
【0045】セレクタ35については特殊機能レジスタ
36の出力が端子sに接続されている。セレクタ27に
ついては周辺機能ブロック24の特殊機能レジスタの出
力が端子sに接続されている。
【0046】40,41はセレクタ(接続路変更手段)
であり、端子a,b,s,xを有する。2ビットのモー
ド信号が端子sに接続されている。セレクタ40は図4
の対応表の通りに動作し、セレクタ41は図5の対応表
の通りに動作するものとする。セレクタ27の端子xは
セレクタ40の端子aに、端子aはポートP0回路に、
端子bは周辺機能ブロック24にそれぞれ接続されてい
る。
【0047】セレクタ29の端子xは外部ピンP10〜
P17に、端子aはポートP1回路28に、端子bはデ
ータバス下位DB0〜DB7にそれぞれ接続されてい
る。セレクタ31の端子xは外部ピンP20〜P27
に、端子aはポートP2回路30に、端子bはデータバ
ス上位DB8〜DB15にそれぞれ接続されている。
【0048】セレクタ33の端子xは外部ピンP30〜
P37に、端子aはポートP3回路32に、端子bはコ
ントロールバスにそれぞれ接続されている。セレクタ3
5の端子xはセレクタ41の端子bに、端子aはポート
P4回路34に、端子bは周辺機能ブロック23の周辺
機能ブロック本体37にそれぞれ接続されている。
【0049】セレクタ40の端子xは外部ピンP00〜
P07に、端子aはセレクタ27の端子xに、端子bは
アドレスバスA0〜A7にそれぞれ接続されている。セ
レクタ41の端子xは外部ピンP40〜P47に、端子
aはアドレスバスA0〜A7に、端子bはセレクタ35
の端子xにそれぞれ接続されている。これ等のセレクタ
は、設定モードに従って周辺機能ブロック23〜25お
よび各種バスと外部ピンとの接続路を変更する接続路変
更手段を構成している。38はROMであり、アドレス
バス、データバス、コントロールバスが接続されてお
り、CPUが実行する命令コードを格納する。また、モ
ード信号が接続されており、通常モード時は動作可能で
あるが、周辺エミュレートモードでは動作は禁止され、
アドレスバス、データバス、コントロールバスをフロー
ティングにする。
【0050】39はRAMであり、アドレスバス、デー
タバス、コントロールバスが接続されている。また、モ
ード信号が接続されており、通常モード時では動作可能
であるが、周辺エミュレートモードでは動作は禁止さ
れ、アドレスバス、データバス、コントロールバスをフ
ローティングにする。
【0051】次に図2の動作について説明する。モード
設定回路21aが通常モードを示せば、コアブロック2
2、ROM38、RAM39は動作状態となる。そし
て、セレクタ29,31,33は端子xと端子aが接続
されているので、外部ピンP10〜P17はポートP1
回路28に、外部ピンP20〜P27はポートP2回路
30に、外部ピンP30〜P37はポートR3回路32
に接続され、それぞれ各回路の機能に設定される。
【0052】図4と図5の対応表に示すように通常モー
ドならば、セレクタ41によって、外部ピンP40〜P
47とセレクタ35の端子xが接続され、セレクタ40
によって、外部ピンP00〜P07とセレクタ27の端
子xが接続されるので、外部ピンP40〜P47はポー
トP4回路34の機能、または、周辺機能ブロック23
の機能になり、外部ピンP00〜P07はポートP0回
路26の機能または周辺機能ブロック24の機能にな
る。
【0053】そして、CPUはROM38を読み出して
命令を実行することが可能である。CPUは周辺機能ブ
ロック23を使用するときは、アドレスバス、データバ
ス、コントロールバスを制御して必要なデータを特殊機
能レジスタ36に書き込みまたは読み出しを行うことに
よって設定する。例えば、周辺機能ブロック23がシリ
アルI/Oであって、外部と通信を行おうとすると、C
PUは、セレクタ35の端子xと端子bを接続するよう
に特殊機能レジスタ36を設定する。こうすると外部ピ
ンP40〜P47はシリアルI/O用の外部ピンとなり
通信が行える。
【0054】周辺機能ブロック24についても同様であ
る。また、CPUはアドレスバス、データバス、コント
ロールバスを制御してRAM39,ポートP0回路2
6,ポートP1回路28,ポートP2回路30,ポート
P3回路32,ポートP4回路34,周辺機能ブロック
24,周辺機能ブロック25に対してアクセスが可能で
ある。
【0055】モード設定回路21aが周辺エミュレート
モード1を示せば、コアブロック22、ROM38、R
AM39は動作禁止状態となり、アドレスバス、データ
バス、コントロールバスをフローティングにする。ま
た、セレクタ29,31,33はモード信号ビット0の
状態が1レベル(周辺エミュレートモード1又は2)な
ので、外部ピンP10〜P17はデータバスDB0〜D
B7に、外部ピンP20〜P27はデータバスDB8〜
DB15に、外部ピンP30〜P37はコントロールバ
スにそれぞれ接続される。
【0056】また、セレクタ40はモード信号ビット0
の状態が1レベル、ビット1の状態が0レベルなので外
部ピンP00〜P07は、アドレスバスA0〜A7に接
続される。セレクタ41はモード信号ビット0の状態が
1レベル、ビット1の状態が0レベルなので外部ピンP
40〜P47は、ポートP4回路または周辺機能ブロッ
ク23に接続される。
【0057】よって、外部ピンP00〜P07,P10
〜P17,P20〜P27,P30〜P37を介して周
辺機能ブロック23,24,25に対してアクセスが可
能である。モード設定回路21aが周辺エミュレートモ
ード2を示せば、コアブロック22、ROM38、RA
M39は動作禁止状態となり、アドレスバス、データバ
ス、コントロールバスをフローティングにする。
【0058】また、セレクタ29,31,33はモード
信号ビット0の状態が1レベル(周辺エミュレートモー
ド1又は2)なので、外部ピンP10〜P17はデータ
バスDB0〜DB7に、外部ピンP20〜P27はデー
タバスDB8〜DB15に、外部ピンP30〜P37は
コントロールバスにそれぞれ接続される。
【0059】また、セレクタ40はモード信号ビット0
の状態が1レベル、ビット1の状態が1レベルなので外
部ピンP00〜P07は、ポートP0回路26または周
辺機能ブロック24に接続される。セレクタ41はモー
ド信号ビット0の状態が1レベル、ビット1の状態が1
レベルなので外部ピンP00〜P07は、アドレスバス
A0〜A7に接続される。
【0060】よって、外部ピンP40〜P47,P10
〜P17,P20〜P27,P30〜P37を介して周
辺機能ブロック23,24,25に対してアクセスが可
能である。
【0061】図1においてエミュレート時の動作を図2
とともに説明する。CPUエミュレートチップ1はアド
レスバス、データバス、コントロールバスを制御してエ
ミュレータ本体4内のメモリ8をアクセスして命令コー
ドを読み出して命令を実行する。
【0062】周辺エミュレートチップ2aはモード設定
回路21aが周辺エミュレートモード1を示しているの
で、CPUエミュレートチップ1は外部ピンP00〜P
07,P10〜P17,P20〜P27,P30〜P3
7を介して周辺機能ブロック23,24,25に対して
アクセスが可能である。
【0063】例えば、周辺機能ブロック23がシリアル
I/Oであって、外部と通信を行おうとすると、CPU
エミュレートチップ1は周辺エミュレートチップ2aの
特殊機能レジスタ36を設定することにより、周辺エミ
ュレートチップ2aの外部ピンP40〜P47はシリア
ルI/O用の外部ピンとなり通信が行える。
【0064】周辺エミュレートチップ2bはモード設定
回路21aが周辺エミュレートモード2を示しているの
で、CPUエミュレートチップ1は外部ピンP40〜P
47,P10〜P17,P20〜P27,P30〜P3
7を介して周辺機能ブロック23,24,25に対して
アクセスが可能である。
【0065】周辺エミュレートチップ2aの外部ピンP
00〜P07,P10〜P17,P20〜P27,P3
0〜P37はアドレスバス、データバス、コントロール
バスなので、周辺エミュレートチップ2aではポートP
0,ポートP1,ポートP2,ポートP3機能をエミュ
レートできないがポートP4は可能である。
【0066】周辺エミュレートチップ2bの外部ピンP
40〜P47,P10〜P17,P20〜P27,P3
0〜P37はアドレスバス、データバス、コントロール
バスなので、周辺エミュレートチップ2bではポートP
4,ポートP1,ポートP2,ポートP3も機能をエミ
ュレートできないがポートP0は可能である。
【0067】よって、周辺エミュレートチップ2aを用
いてポートP4をエミュレートし、周辺エミュレートチ
ップ2bを用いてポートP0をエミュレートすることが
可能である。残りのポートはポートエミュレーションゲ
ートアレイ3aによりポートP1,ポートP2,ポート
P3の機能をエミュレートする。
【0068】以上のように、この実施の形態1では、ポ
ートP0に関してもポートP4と同様に周辺機能ブロッ
クの端子機能を持たせることができる。また、上記実施
の形態では周辺エミュレートモードを2つ持たせたが、
モード数を増やし、P10〜P17,P20〜P27,
P30〜P37端子にセレクタ40,41相当の回路を
付加し、端子sの接続路を変更するように周辺エミュレ
ートチップを構成し、図6に示すように複数の周辺エミ
ュレートチップ2a〜2nをモード数だけ配置すること
により、更に多くのポートに周辺機能ブロックの端子機
能を持たせることができ、ポートエミュレーションゲー
トアレイを不要とすることができることは言うまでもな
い。
【0069】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、周辺エミュレートチップを少なくとも2つ以上備
え、各周辺エミュレートチップは、各種バスを制御する
コアブロックを動作させる通常モードと前記周辺エミュ
レートチップを動作させる複数の周辺エミュレートモー
ドとを設定するモード設定回路と、この設定されたモー
ドに従って周辺機能ブロックおよび前記各種バスと外部
ピンとの接続路を変更する接続路変更手段とを備えるこ
とにより、エミュレータシステムに使用するバスの外部
ピンであっても周辺機能ブロックの端子機能を持たせる
ことができ、必要以上にピン数を増加させることがなく
なる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、エミ
ュレータシステムに使用するバスの外部ピンであっても
周辺機能ブロックの端子機能を持たせることができるこ
とにより、必要以上にピン数を増加させることがなくな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエミュレート
装置のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による周辺エミュレ
ートチップのブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるモード対応表
を示す図である。
【図4】 セレクタのモード対応表を示す図である。
【図5】 他のセレクタのモード対応表を示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態1によるエミュレート
装置の他の構成を示すブロック図である。
【図7】 従来のエミュレート装置のブロック図であ
る。
【図8】 従来の周辺エミュレートチップのブロック図
である。
【符号の説明】
1 CPUエミュレートチップ、2a,2b 周辺エミ
ュレートチップ、4エミュレータ本体、5 アドレスバ
ス(バス)、6 データバス(バス)、7コントロール
バス(バス)、8 メモリ、21 モード設定回路、2
2 コアブロック、23〜25 周辺機能ブロック、2
7,29,31,33,35,40,41 セレクタ
(接続路変更手段)、P00〜P07,P10〜P1
7,P20〜P27 P30〜P37,P40〜P47
外部ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令を格納したメモリを有し全体の制御
    を行うエミュレータ本体と、前記メモリをアクセスし読
    み出した命令を実行するCPUエミュレートチップと、
    タイマ,シリアルI/O等の周辺機能を実行する周辺エ
    ミュレートチップとを有するエミュレート装置におい
    て、前記周辺エミュレートチップを少なくとも2つ以上
    備え、各周辺エミュレートチップは、各種バスを制御す
    るコアブロックを動作させる通常モードと前記周辺エミ
    ュレートチップを動作させる複数の周辺エミュレートモ
    ードとを設定するモード設定回路と、この設定されたモ
    ードに従って周辺機能ブロックおよび前記各種バスと外
    部ピンとの接続路を変更する接続路変更手段とを備えた
    ことを特徴とするエミュレート装置。
JP9198887A 1997-07-24 1997-07-24 エミュレート装置 Pending JPH1139185A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198887A JPH1139185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 エミュレート装置
US08/980,874 US5949984A (en) 1997-07-24 1997-12-01 Emulator system
KR1019980002362A KR19990013307A (ko) 1997-07-24 1998-01-26 에뮬레이트 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198887A JPH1139185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 エミュレート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139185A true JPH1139185A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16398594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9198887A Pending JPH1139185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 エミュレート装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5949984A (ja)
JP (1) JPH1139185A (ja)
KR (1) KR19990013307A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6408413B1 (en) * 1998-02-18 2002-06-18 Texas Instruments Incorporated Hierarchical access of test access ports in embedded core integrated circuits
IES20000160A2 (en) * 2000-02-29 2001-10-17 Internat Test Technologies A Method and system for testing microprocessor-based boards in a manufacturing environment
JP4497963B2 (ja) * 2004-03-12 2010-07-07 株式会社日立製作所 ストレージ装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR9204660A (pt) * 1991-12-20 1993-06-22 Ibm Sistema de rede de computadores que engloba uma interface para sistemas de computadores pequenos(scsi)para dispositivos de scsi nao locais
US5717903A (en) * 1995-05-15 1998-02-10 Compaq Computer Corporation Method and appartus for emulating a peripheral device to allow device driver development before availability of the peripheral device
US5832251A (en) * 1995-06-02 1998-11-03 Nec Corporation Emulation device

Also Published As

Publication number Publication date
US5949984A (en) 1999-09-07
KR19990013307A (ko) 1999-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU615688B2 (en) State machine checker
JPH0573697A (ja) マイクロコンピユータ
KR19990035856A (ko) I/O 핀이 n 이하인 n-비트 데이타 버스폭을 갖는 마이크로 콘트롤러와 그 방법
US5375218A (en) DMA channel control apparatus capable of assigning independent DMA transfer control line to respective expansion slots
US5553301A (en) Programmable sequencher having internal components which are microprocessor read/write interfacable
JPH1139185A (ja) エミュレート装置
EP4266185A1 (en) Microcontroller chip containing multi-protocol communication interface peripheral and operation method therefor
EP0633529B1 (en) Emulation system for microcomputer
JPH0969064A (ja) 外部メモリーシステム
JP2793540B2 (ja) エミュレーション装置
JPS62224836A (ja) 半導体集積回路装置
KR0145541B1 (ko) 디지탈 이동통신 교환기에서 대 용량 프로세서간 통신보드의 예비용 노드 이용방법
KR100262014B1 (ko) 비트 조작이 가능한 입/출력 포트
JPH05334460A (ja) シングルチップマイクロコンピュータ
JP2643803B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH0285934A (ja) エミュレータ
JP3039489B2 (ja) 半導体装置のテスト方法、及び半導体装置
JPH08101806A (ja) Dma装置、マイクロプロセッサ及びマイクロコンピュータシステム
JPS6111863A (ja) マイクロコンピユ−タシステム
JPH0335326A (ja) マイクロプロセッサ
JPH0248741A (ja) マイクロコンピュータのテスト方式
JPH032988A (ja) マイクロコンピュータ
JPH03257504A (ja) シーケンスコントローラ
JPH0697435B2 (ja) エバリエーションチップ
JPH01209535A (ja) マイクロコンピュータ・エミュレータ