JPH0285934A - エミュレータ - Google Patents

エミュレータ

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JPH0285934A
JPH0285934A JP63236449A JP23644988A JPH0285934A JP H0285934 A JPH0285934 A JP H0285934A JP 63236449 A JP63236449 A JP 63236449A JP 23644988 A JP23644988 A JP 23644988A JP H0285934 A JPH0285934 A JP H0285934A
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JP
Japan
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emulation
processor
target
control
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP63236449A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Watanabe
渡辺 政光
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer Engineering Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Publication of JPH0285934A publication Critical patent/JPH0285934A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエミュレータさらにはエミュレータの汎用化技
術に関し、例えば異なるターゲットプロセッサへの対応
化に適用して有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
マイクロコンピュータ応用機器(以下単にターゲットシ
ステムとも記す)の開発において、そのシステムデバッ
グやシステム評価を行うためのエミュレータは、ターゲ
ットシステムのためのマイクロコンピュータもしくマイ
クロプロセッサ(ターゲットプロセッサ)の機能を代行
しながらソフトウエアデバッグを可能とするものである
エミュレータは、ターゲットプロセッサと同等のマイク
ロコンピュータやプロセッサ(エミュレーションプロセ
ッサ)をターゲットシステムとのインタフェース部に備
え、このターゲットプロセッサにソフトウェアデバッグ
対象とされるプログラムを実行させてターゲットシスム
を代行制御する。このとき、デバッグ対象プログラムの
内容を任意に変更したりして、その制御状態をトレース
し、所定のブレークポイントでそのトレース結果を確認
可能にしながらターゲットシステムのソフトウェアデバ
ッグを支援する。
第3図には従来のエミュレータの一例が示される。第3
図に示されるエミュレータは、特に制限されないが、イ
ンタフェースケーブル2の中間に配置したエミュレーシ
ョンボッド3に1図示しないターゲットプロセッサと同
等のエミュレーションプロセッサ4を備え、そのインタ
フェースケーブル2の先端部は、実機もしくは試作機と
してのターゲットシステム7に含まれるターゲットプロ
セッサ用ソケットに結合可能にされている。このエミュ
レーションプロセッサ4は、特に制限されないが1図示
しないターゲットプロセッサの論理を所望に追加変更し
てエミュレータ本体6と信号をやりとりしながらターゲ
ットシステム7を代行制御可能に構成されている。
エミュレータ本体6にはターゲットシステム7とエミュ
レーションプロセッサ4とがやりとりする情報やエミュ
レーションプロセッサ4の内部状態に応する情報がイン
タフェースケーブル2を介してエミュレーションバス1
0に与えられ、また。
このエミュレーションバス10を介してエミュレーショ
ンのための各種制御信号や情報がエミュレーションプロ
セッサ4に与えられるようになっている。
エミュレーションパス10には、ターゲットシステム7
におけるデータメモリやプログラムメモリを代行するた
めのRAMで成るエミュレーションメモリ11と、エミ
ュレーションプロセッサ4の制御状態やエミュレーショ
ンバス10の状態を監視してその状態が予め設定されて
いる状態に到達したときにエミュレーション動作をブレ
ークするためのブレークコントロール回路12と、エミ
ュレーションバス10に与えられるデータやアドレスさ
らには制御情報を逐次トレースして蓄えるトレース回路
13などが夫々結合される。上記エミュレーションメモ
リ11、ブレークコントロール回路12、及びトレース
回路13は、コントロールバス15を通じてコントロー
ルプロセッサ16の制御を受けるようになっている。上
記コン1〜ロールバス15は、ホストインタフェース回
路17を介してシステム開発装置18と接続される。
なお、エミュレータについて記載された文献の例として
は1987年6月に日経マグロウヒル社発行の「日経デ
ータプロマイコンJMC2−310−001〜012の
マイコン開発用システムがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでエミュレータによるシステムデバッグに際して
必要な各種条件やエミュレーション動作の起動、停止さ
らにはデバッグ対象プログラムなどはシステム開発装置
側から与えられ、これによって与えられた条件やプログ
ラムに従ってターゲットシステムのエミュレーションが
行われる。そしてターゲットシステムを代行制御するエ
ミュレーションプロセッサはターゲットプロセッサと同
等の制御機能を有することが必要とされる。したがって
、エミュレータにはターゲットプロセッサの構成に依存
する論理と依存しない論理が共存している0例えば上記
依存しない論理としてはエミュレーション動作の開始や
停止をシステム開発装置の指示に基づいて制御するコン
トロールレジスタや、エミュレーションプロセッサの動
作を1ステツプづつ実行させたり連続的に複数のステッ
プを実行させたりするための指示を与える論理などがあ
る。また、ターゲットプロセッサの構成に依存する論理
は当該ターゲットプロセッサを代替するエミュレーショ
ンプロセッサの論理やそれに密接に関係する論理などで
ある。
しかしながら、従来のエミュレータはターゲットプロセ
ッサの構成に依存する論理と依存しない論理を物理的に
区別せずに構成され、ブレークコントロール回路やエミ
ュレーションメモリさらにはトレース回路などがエミュ
レータ本体内に混在されているため、ターゲットプロセ
ッサめ種類が変わればエミュレータ本体も全て交換しな
ければならず、これによって、ターゲットプロセッサに
依存しない論理構成の有効利用を図ることができず、さ
らには各種ターゲットプロセッサのためのエミュレータ
を容易に実現し難いという問題が本発明者によって明ら
かにされた。
本発明の目的は、ターゲットプロセッサの異なる各種タ
ーゲットシステムに対するエミュレーションへの対応が
容易で、しかもこのときに内部回路の有効利用もしくは
汎用化を図ることができるエミュレータを提供すること
にある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ターゲットプロセッサの構成に依存しない論
理を含み、システム開発装置とインタフェースされる共
通部と、ターゲットプロセッサの構成に依存する論理を
含み、ターゲットシステムとインタフェースされる個別
部とを、物理的に分離可能に例えばボード又はチップで
個別的に構成し、両者をバスで結合してエミュレータを
構成するものである。
上記共通部又は個別部に、ブレーク条件設定手段とエミ
ュレーションメモリを含めることにより、その共通部及
び個別部だけでもエミュレーションが可能になる。そし
てこのようなエミュレータの機能拡張に当っては、ボー
ド又はチップで独立的に構成されたトレース・ブレーク
部を上記バスに結合したり、さらには、ボード又はチッ
プで独立的に構成されたエミュレーションメモリ部を上
記バスに結合するとよい。
〔作 用〕
上記した手段によれば、共通部と個別部が物理的に分離
されていることにより、個別部の交換によって各種ター
ゲットプロセッサに対応ず・るエミュレータを容易に実
現すると供に、共通部の汎用化を達成するものである。
〔実施例1〕 第1図には本発明の一実施例であるエミュレータが示さ
れる。
第1図に示されるエミュレータ20は、特に制限されな
いが、夫々物理的に分離されたボード又はチップにより
構成された共通部21、個別部22、及びトレース・ブ
レーク部23を含み、それらはエミュレーションバス2
4とコントロールバス25により夫々結合されている。
上記共通部21はシステム開発装置26にインタフェー
スされ、また、上記個別部22はシステムデバッグ対象
とされるターゲットシステム27とインタフェースされ
る。
上記共通部21はターゲットシステム27のための図示
しないターゲットプロセッサの構成に依存しない論理と
その論理を制御するためのレジスタを含み、上記個別部
22は上記図示しないターゲットプロセッサの構成に依
存する論理とその論理を制御するためのレジスタを含む
。ここで、図示しないターゲットプロセッサの構成に依
存しない論理と依存する論理の区別は絶対的に規定され
るものではなく、各種ターゲットプロセッサに対して共
通部21を共通利用するという観点から個別的に決定さ
れる。この場合に共通部21に含まれる論理構成を増や
すようにしておけば、ターゲットプロセッサ27の種類
に応じて交換されるべき個別部22の論理規模を小さく
することができる。
第1図に示される例において上記共通部21には、特に
制限されないが、ホストインタフェース30、汎用ステ
ータス・コントロールレジスタ31、及びシェアードR
AM (ランダム・アクセス・メモリ)32が含まれる
ホストインタフェース30はシステム開発装置26に含
まれる図示なしいホストプロセッサなどとデータやアド
レス信号さらには各種制御情報をやりとりする。
上記汎用ステータス・コントロールレジスタ31には、
特に制限されないが、エミュレーションの起動や停止を
指示するためのコントロールレジスタ、上記トレース・
ブレーク部23によるブレークポイント制御の可否を決
定するためのコントロールレジスタ、さらにはブレーク
要因判定ビットを有するステータスレジスタなどが含ま
れる。
この汎用ステータス・コントロールレジスタ31に対す
る制御データや状態の設定はシステム開発装置26によ
り行われ、設定された情報はコントロールバス25を介
してトレース・ブレーク部23や個別部22に与えられ
る。
上記シェアードRAM32はシステム開発装置26に含
まれるホストプロセッサ及び個別部22に含まれるエミ
ュレーションプロセッサ40の双方からアクセス可能な
共有メモリとされる。このシェアードRAM32には、
特に制限されないが。
システムデバッグ対象とされるユーザプログラムのロー
ディング命令、個別部22によるエミュレーション動作
の起動やりスタートに当って個別部22の内部を制御す
るための命令などが格納される。
上記個別部22には、特に制限されないが、ターゲット
システムインタフェース41、エミュレーションプロセ
ッサ40.入出力コントロールレジスタ42.モードレ
ジスタ43、エミュレーションRAM44が含まれる。
エミュレーションプロセッサ40はターゲットシステム
27のためのターゲットプロセッサと同等の制御機能を
有し、当該ターゲットプロセッサに代わってターゲット
システム27を制御するプロセッサである。入出力コン
トロールレジスタ42は、特に制限されないが、ASI
C(アプリケーション・スペシフィック・インテグレー
テッド・サーキット)展開された各種ターゲットプロセ
ッサの外部端子の配置や機能の相違を吸収するためのも
のである。上記モードレジスタ43はエミュレーション
プロセッサ40の動作クロックの選択、さらにはウェイ
ト要求やバス権開放要求を行うための制御ビットを有し
ている。上記エミュレーションRAM44はターゲット
システム27におけるデータメモリやプログラムメモリ
を代行するためのメモリとされ、ターゲットシステム2
7のアドレス空間に応じて任意にマツピングされる。
上記トレース・ブレーク部23は、エミュレーションに
際してターゲットシステム27とエミュレーションプロ
セッサ4oとの間でやりとりされるデータやアドレスさ
らには制御情報を逐次トレースして蓄えるトレースメモ
リ50と、エミュレーションプロセッサ40の制御状態
やターゲットシステム27とエミュレーションプロセッ
サ40との間でやりとりされる各種情報を監視してその
状態が予め設定されている状態に到達したときにエミュ
レーション動作をブレークするための条件が任意に設定
されるブレークメモリ51と、このブレークメモリ51
に設定されたブレーク条件に基づいてブレークポイント
制御を行ったり、上記トレースメモリ50に対するトレ
ース開始条件などを制御するブレーク・トレースコント
ロール回路52を含む。
上記コントロ−ルバス25を介してやりとりされる信号
は、特に制限されないが1個別部22及びトレース・ブ
レーク部23に含まれる各種レジスタの選択信号、シス
テム開発装置26に含まれるホストプロセッサから出力
されるアドレス信号並びにデータとそれらのストローブ
信号、さらにはブレーク検出信号やアボート信号などと
される。
また、上記エミュレーションバス24を介してやりとり
される信号は、特に制限されないが、ターゲットシステ
ム27とエミュレーションプロセッサ40との間でやり
とりされる各種信号や外部プローブの入力信号、さらに
はエミュレーションプロセッサ40によるシェアードR
AM32のアクセス信号などとされる。
このように構成されたエミュレータ20は、システム開
発装置26に含まれるホストプロセッサの指示に基づい
てエミュレーションプロセッサ40によるエミュレーシ
ョン動作が指示されると、このエミュレーションプロセ
ッサ40がターゲットシステム27を代行制御し、この
代行制御途上で得られる各種情報がトレースメモリ23
に蓄えられ、所定のブレークポイントでそのトレース結
果を確認可能にしながらターゲットシステム27のソフ
トウェアデバッグを支援する。
本実施例のエミュレータ20によれば、ターゲットプロ
セッサの構成に依存しない論理やそれを制御するための
レジスタを含む共通部21と、ターゲットプロセッサの
構成に依存する論理やそれを制御するためのレジスタを
含む個別部22がボード又はチップで物理的に分離され
、両者はエミュレーションバス24及びコントロールバ
ス25で結合されることにより、個別部22を交換する
だけで各種ターゲットプロセッサに対応するエミュレー
タを容易に実現することができる。しかもこのとき共通
部21はターゲットプロセッサの種類に拘らず汎用化さ
れ、当該共通部21を有効利用することができ、これに
よってエミュレータのコスト低減も可能になる。
〔実施例2〕 第2図には本発明の他の実施例であるエミュレータが示
される。
第2図に示されるエミュレータ60は、特に制限されな
いが、夫々物理的に分離されたボードにより構成された
コントロールボード61.デバイスコントロールロジッ
クボード62、トレース・ブレークメモリボード63、
エミュレーションRAMボード64、及びパフォーマン
スボード65を含み、それらはエミュレーションバス6
6とコントロールバス67により夫々結合されている。
上記コントロールボード61はシステム開発装置68に
インタフェースされ、また、上記デバイスコントロール
ロジックボード62はシステムデバッグ対象とされるタ
ーゲットシステム69とインタフェースされる。
上記コントロールボード61はターゲットシステム69
のための図示しないターゲットプロセッサの構成に依存
しない論理とその論理を制御するためのレジスタを含み
、上記デバイスコントロールロジックボード62は上記
図示しないターゲットプロセッサの構成に依存する論理
とその論理を制御するためのレジスタを含む。ここで、
図示しないターゲットプロセッサの構成に依存しない論
理と依存する論理の区別は絶対的に規定されるものでは
なく、各種ターゲットプロセラ°すに対してコントロー
ルボード61を共通利用するという観点から個別的に決
定される。この場合にコントロールボード61に含まれ
る論理構成を増やすようにしておけば、ターゲットプロ
セッサ27の種類に応じて交換されるべきデバイスコン
トロールロジックボード62の論理規模を小さくするこ
とができる。
第2図に示される例において上記コントロールボード6
1には、特に制限されないが、ホストインタフェース7
o、シェアードRAM71、並びに各種汎用ステータス
・コントロールレジスタが含まれる。
ホストインタフェース70はシステム開発装置68に含
まれる図示なしいホストプロセッサなどとデータやアド
レス信号さらには各種制御情報をやりとりする。
上記シェアードRAM71はシステム開発装置68に含
まれるホストプロセッサ及びデバイスコントロールロジ
ックボード62に含まれるエミュレーションプロセッサ
81の双方からアクセス可能な共有メモリとされる。こ
のシェアードRAM71には、特に制限されないが、シ
ステムデバッグ対象とされるユーザプログラムのローデ
ィング命令、デバイスコントロールロジックボード62
によるエミュレーション動作の起動やりスタートに当っ
てその内部を制御したりするための命令。
さらにはエミュレーションプロセッサ81の動作を1ス
テツプづつ実行させたり連続的に複数ステップを実行さ
せたりするための指示を与える命令などが格納される。
上記汎用ステータス・コントロールレジスタは、特に制
限されないが、エミュレーションの起動や停止を指示す
るためのエミュレーションコントロールレジスタ72、
エミュレータ内部の記憶領域に対するメモリバンクの切
り分は設定を行うためのバンクレジスタ73、システム
開発装置68に含まれる図示しないホストプロセッサに
よる上記シェアードRAM71のアクセスの可否を指示
するためのシェアードRAMコントロールレジスタ74
A、74B、シェアードRAMアドレスカウンタ755
図示しないホストプロセッサがエミュレーションバス6
6をモニタするためのモニタレジスタ76A、モニタコ
ントロールレジスタ76B、モニタステータスレジスタ
76C、エミュレーションの実行時間を計数するような
タイマ77゜及び上記トレース・ブレークメモリボード
63がない場合にもコントロールボード70でプログラ
ムアドレスのブレーク条件の設定を可能とするためのプ
ログラムカウンタブレークメモリ78によって構成され
る。これら汎用ステータス・コントロールレジスタに対
する制御データや状態の設定はシステム開発装置68に
より行われ、設定された情報はコントロールバス67を
介してトレース・ブレークメモリボード63、デバイス
コントロールロジックボード62、エミュレーションR
AMボード64並びにパフォーマンスボード65に必要
に応じて与え″られる。
上記デバイスコントロールロジックボード62には、タ
ーゲットシステムインタフェース80゜及びエミュレー
ションプロセッサ81を含む。このエミュレーションプ
ロセッサ81は、ターゲットシステム69のためのター
ゲットプロセッサと同等の制御機能を有し、当該ターゲ
ットプロセッサに代わってターゲットシステム69を制
御するプロセッサである。
デバイスコントロールロジックボード62には。
ターゲットシステム69におけるデータメモリやプログ
ラムメモリを代行するためのミュレーションRAM82
が含まれ、このエミュレーションRAM82は、マツプ
コントロールメモリ及びマツパ83によりターゲットシ
ステム69のアドレス空間に応じて任意にマツピングさ
れる。
さらにデバイスコントロールロジックボード62には、
エミュレーションコントロールレジスタ84、及びエミ
ュレーションシェアードRAMコントロールレジスタ8
5A、85Bが含まれる。
エミュレーションコントロールレジスタ84は、特に制
限されないが、ASIC(アプリケーション・スペシフ
ィック・インテグレーテッド・サーキット)展開された
各種ターゲットプロセッサの外部端子の配置や機能の相
違を吸収するための入出力制御ビットや、エミュレーシ
ョンプロセッサ84の動作クロックの選択、さらにはウ
ェイト要求やバス権開放要求を行うための制御ビットを
有している。エミュレーションシェアードRAMコント
ロールレジスタ85A、85Bは、エミュレーションプ
ロセッサ81による上記シェアードRAM71のアクセ
スの可否を指示するための制御ビットを有する。
上記トレース・ブレークメモリボード63は、上記コン
トロールボード16に含まれるモニタレジスタ76Aや
プログラムカウンタブレークメモリ78による機能では
不充分な場合に必要に応じて選択的に利用され得る増設
モジュールである。
このトレース・ブレークメモリボード63には、エミュ
レーションに際してターゲットシステム69とエミュレ
ムションプロセッサ81との間でやりとりされるデータ
やアドレスさらには制御情報を逐次トレースして蓄える
トレースメモリ88と、エミュレーションプロセッサ8
1の制御状態やターゲットシステム69とエミュレーシ
ョンプロセッサ81との間でやりとりされる各種情報を
監視してその状態が予め設定されている状態に到達した
ときにエミュレーション動作をブレークするためのプロ
グラムアドレスなどの条件が任意に設定されるブレーク
メモリ89と、このブレークメモリ89に設定されたブ
レーク条件に基づいてブレークポイント制御を行ったり
、上記トレースメモリ88に対するトレース開始条件な
どを制御するその他の各種制御レジスタやステータスレ
ジスタを含む、その他の制御レジスタやステータスレジ
スタとしては、図示しないホストプロセッサによるトレ
ース・ブレークメモリボード63内部のアクセスの可否
を指示するためのアクセスコントロ−ルレジスタ90、
複数のブレーク条件が連続したときにブレークさせるよ
うな指示を与えるためのシーケンシャルレジスタ91、
複数回ブレーク条件が成立したときにブレークさせるよ
うな指示を与えるためのパルスカウントレジスタ92、
ブレークメモリ89の設定の仕方を指示するためのブレ
ークコントロールレジスタ93、ブレーク内容を図示し
ないホストプロセッサによって確認可能とするためのブ
レークステータスレジスタ94、トレースの開始や停止
条件を設定するためのトレースカウンタ95及びトレー
スコントロールステータスレジスタ96、上記コントロ
ールボード61に含まれるタイマ77に対する制御状態
を示すタイマコントロールステータスレジスタ97が含
まれる。
上記エミュレーションRAMボード64は、デバイスコ
ントロールロジックボード62に含まれるエミュレーシ
ョンRAM82による機能では不充分な場合に必要に応
じて選択的に利用される得る増設モジュールであり、エ
ミュレーションRAM98とマツプコントロールメモリ
及びマツパ99を備える。上記パフォーマンスボード6
5は、コントロールボード61に含まれるタイマ77の
機能では不充分な場合などに必要に応じて利用され得る
増設モジュールであり、プログラムの実行時間をカウン
トしたりする機能を有する。
上記コントロールバス67を介してやりとりされる信号
は、特に制限されないが、デバイスコントロールロジッ
クボード62、並びにトレース・ブレークメモリボード
63.エミュレーションRAMボード64.パフォーマ
ンスポード65に含まれる各種レジスタの選択信号、シ
ステム開発装置68に含まれるホストプロセッサから出
力されるアドレス信号並びにデータとそれらのストロー
ブ信号、さらにはブレーク検出信号やアボート信号など
とされる。また、上記エミュレーションバス66を介し
てやりとりされる信号は、特に制限されないが、ターゲ
ットシステム69とエミュレーションプロセッサ81と
の間でやりとりされる各種信号や外部プローブの入力信
号、さらにはエミュレーションプロセッサ81によるシ
ェアードRAM32のアクセス信号などとされる。
このように構成されたエミュレータ60は、システム開
発装置68に含まれるホストプロセッサの指示に基づい
てエミュレーションプロセッサ81によるエミュレーシ
ョン動作が指示されると、このエミュレーションプロセ
ッサ81がターゲットシステム69を代行制御し、この
代行制御途上で得られる各種情報がトレースメモリ88
に蓄えられ、所定のブレークポイントでそのトレース結
果を確認可能にしながらターゲットシステム69のソフ
トウェアデバッグを支援する。
本実施例のエミュレータ60によれば以下の作用効果を
得るものである。
(1)ターゲットプロセッサの構成に依存しない論理や
それを制御するためのレジスタを含むコントロールボー
ド61と、ターゲットプロセッサの構成に依存する論理
やそれを制御するためのレジスタを含むデバイスコント
ロールロジックボード62がボードで物理的に分離され
、両者はエミュレーションバス66及びコントロールバ
ス67で結合されることにより、デバイスコントロール
ロジックボード6°2を交換するだけで各種ターゲット
プロセッサに対応するエミュレータを容易に実現するこ
とができる。しかもこのときコントロールボード61は
ターゲットプロセッサの種類に拘らず汎用化され、当該
コントロールボード61を有効利用することができ、こ
れによってエミュレータのコスト低減も可能になる。
(2)コントロールボード61は、プログラムカウンタ
ブレークメモリ78によるブレークポイント制御と、モ
ニタレジスタ76Aなどによるエミュレーション内容の
モニタリングが可能にされ、また、デバイスコントロー
ルロジックボード62はエミュレーションRAM82を
含むから、共通部としてのコントロールボード61と個
別部としてのデバイスコントロールロジックボード62
だけでも一応のエミュレーションを行うことができる。
(3)コントロールボード61とデバイスコントロール
ロジックボード62によるエミュレーション機能だけで
は不充分な場合には、ターゲットシステムの規模などに
応じて必要なトレース・ブレークメモリボード63、エ
ミュレーションRAMボード64、パフォーマンスボー
ド65を選択してエミュレータの規模を簡単に拡大する
ことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが本発明はそれに限定されるものでは
なくその要旨を逸脱しない範囲において種々変更するこ
とができる。
実施例1における共通部21と個別部22に夫々含まれ
る制御論理と各種レジスタ、また、実施例2におけるコ
ントロールボード61とデバイスコントロールロジック
ボード62に夫々含まれる制御論理と各種レジスタは、
上記実施例に限定されず、適宜変更することができる。
例えば実施例1のトレース・ブレーク部23は個別部2
2に含めてもよい。また、実施例2のエミュレータ60
において、トレース・ブレークメモリボード63、エミ
ュレーションRAMボード、パフォーマンスポード65
は省くことができ、必要に応じて所要のボードを選坂的
に増設することができる。
また、共通部21やコントロールボード61にホストプ
ロセッサを搭載しもよく、またそれらをホストプロセッ
サ内部に構成してもよい。
また、実施例2で説明した各ボードはチップで形成るこ
ともできる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるインサーキットエミ
ュレータに適用した場合について説明したが、エミュレ
ーションを行い得る各種デバッグ装置に適用することが
できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ターゲットプロセッサの構成に依存しない論
理を含み、システム開発装置とインタフェースされる共
通部と、ターゲットプロセッサの構成に依存する論理を
含み、ターゲットシステムとインタフェースされる個別
部とを、物理的に分離可能に例えばボード又はチップで
個別的に構成し、両者をバスで結合してエミュレータを
構成することにより、個別部の交換によって各種ターゲ
ットプロセッサに対応するエミュレータを容易に実現す
ることができると供に、共通部を汎用化することができ
るという効果がある。しかもこれにより、システムデバ
ッグのためのソフトウェアも共通部に関しては概ね汎用
化が可能になり、ハードウェアとソフトウェアの両面に
おいてエミュレータのトータルコストを低減することが
できる。
また、共通部又は個別部に、ブレーク条件設定手段とエ
ミュレーションメモリを含めることにより、その共通部
及び個別部だけでもエミュレーションが可能になる。ボ
ード又はチップで独立的に構成されたトレース・ブレー
ク部を上記バスに結合したり、さらには、ボード又はチ
ップで独立的に構成されたエミュレーションメモリ部を
上記バスに結合すると、ターゲットシステムの規模など
に応じたエミュレータの機能拡張を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるエミュレータのブロッ
ク図。 第2図は本発明の一他の施例であるエミュレータのブロ
ック図、 第3図は従来のエミュレータの一例を示すブロック図で
ある。 21・・・共通部、22・・・個別部、23・・・トレ
ース・ブレーク部、24・・・エミュレーションバス、
25・・・コントロールバス、26・・・システム開発
装置、27ターゲツトシステム、61・・・コントロー
ルボード、62・・・デバイスコントロールロジックボ
ード、63・・・トレース・ブレークメモリ、64・・
・エミュレーションRAMボード、65・・・パフォー
マンスポード、66・・・エミュレーションバス、67
・・・コントロールバス、68・・・システム開発装置
、69・・・ターゲットシステム、67Aモニタレジス
タ、78・・・プログラムカウンタブレークメモリ、8
2工ミユレーシヨンRAM、 84・・・エミュレー ションコントロールレジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ターゲットシステムの代行制御を行いながらシステ
    ムデバッグを行うためのエミュレータにおいて、上記タ
    ーゲットシステムのためのターゲットマイクロプロセッ
    サの構成に依存しない論理とその論理を制御するための
    レジスタを含み、システム開発装置とインタフェースさ
    れる共通部と、上記ターゲットプロセッサの構成に依存
    する論理とその論理を制御するためのレジスタを含み、
    ターゲットシステムとインタフェースされる個別部とを
    、物理的に分離可能に設け、両者をバスで結合して成る
    エミュレータ。 2、上記共通部及び個別部は、夫々ボード又はチップで
    独立的に構成された請求項1記載のエミュレータ。 3、上記共通部又は個別部は、ブレーク条件設定手段と
    エミュレーションメモリを含むものである請求項2項記
    載のエミュレータ。 4、ボード又はチップで独立的に構成されたトレース・
    ブレーク部を上記バスに結合して成る請求項3記載のエ
    ミュレータ。 5、ボード又はチップで独立的に構成されたエミュレー
    ションメモリ部を上記バスに結合して成る請求項4記載
    のエミュレータ。
JP63236449A 1988-09-22 1988-09-22 エミュレータ Pending JPH0285934A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0769853B2 (ja) * 1990-05-09 1995-07-31 アプライド マイクロシステムズ コーポレイション 回路内エミュレータ
WO2003046725A1 (fr) * 2001-11-30 2003-06-05 Fujitsu Ten Limited Appareil de mise au point de logique de micro-ordinateur
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