JPH1137932A - 吸光光度計 - Google Patents

吸光光度計

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Publication number
JPH1137932A
JPH1137932A JP20382997A JP20382997A JPH1137932A JP H1137932 A JPH1137932 A JP H1137932A JP 20382997 A JP20382997 A JP 20382997A JP 20382997 A JP20382997 A JP 20382997A JP H1137932 A JPH1137932 A JP H1137932A
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JP
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light
holding mechanism
absorptiometer
led
emitting diodes
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Application number
JP20382997A
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English (en)
Inventor
Toshio Yasunaka
敏男 安中
Mamoru Fujita
守 藤田
Chizuko Oshina
千鶴子 大科
Yasushi Yamada
泰 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Tokimec Inc
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光ダイオード又は受光素子について
の保守作業および測定波長の変更操作が容易な吸光光度
計を実現する。 【解決手段】 複数の測定部位を持った被検体について
吸光度を測る吸光光度計において、発光波長が複数の測
定部位における各試料の吸収波長域に対応した複数の発
光ダイオード11と、測光状態に置かれた被検体におけ
る複数の測定部位のそれぞれに対して複数の発光ダイオ
ード11それぞれの発光面が対向するような位置に複数
の発光ダイオードを保持する発光素子保持機構10と、
複数の受光素子と、複数の発光ダイオード11それぞれ
の発光面にそれぞれの受光面が対向するような位置に複
数の受光素子を保持する受光素子保持機構20とを備
え、発光素子保持機構10または/及び受光素子保持機
構20は、外部から把持可能な把持部19と、筐体内部
へ着脱可能に挿入される挿抜部とを具備したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸光光度計に関
し、詳しくは、複数の試料測定部位を持つ被検体につい
て呈色,退色,比色,沈降,懸濁,比濁などの分析を行
うのに好適な吸光光度計について操作や保守を容易なも
のとする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に基本ブロックおよび外観を示した
吸光光度計としての比濁計2は、複数の測定部位として
の多数のセル又はウェルが上面にマトリクス状配設され
た被検体としてのプレート1を挿着されて、その各セル
ごとに分配された試料について、特定物質等による濁度
を得るために吸光度を測定するものである。そのため
に、この比濁計2は、ハロゲンランプ等の光源と、この
光源からの光のうち特定波長域の光だけを選択して透過
させる光学フィルタと、この透過光を測定部位に在る試
料にだけ照射させる絞りと、シャッタを介して到達した
照射光を受け光電変換してその強度を検出する受光器
と、検出信号を増幅する増幅器と、検出・測定した濁度
を表示する表示器とを備えている。
【0003】また、この比濁計2は、プレート1の各セ
ル総てを順次に測定するために、プレート1をX方向お
よびY方向の直交2軸方向に移動させるXY移動機構
か、あるいは光学フィルタの透過光をプレート1上でX
YスキャンさせるXY走査機構を備えている。さらに、
多波長測定をサポートする比濁計にあっては、複数の干
渉フィルタを搭載した円形ターレットを回したりスライ
ド形ターレットを滑動させたりするターレット切換機構
をも備えたものとなっている。
【0004】他方、図6にブロック図を示した吸光光度
計は、特表平5−504624号公報に記載のものであ
る。これは、LED(発光ダイオード)及びPD(フォ
トダイオード)の対をアレイ状に配設しておき、その各
対の何れかをマルチプレクサ4,5による選択切換によ
って順次駆動するものである。そして、電子回路での選
択切換による多点の光度測定がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の吸光光度計では、XY移動機構またはXY走査機
構によって多点測定を行う吸光光度計の場合(図5)、
XY移動機構等を備えることは、余分な駆動回路や制御
処理等をも必要とするので、装置の複雑化の要因とな
り、さらにはコストアップ要因ともなる。吸光光度計の
XY移動機構との間でプレートの受渡しを行うセンダ・
レシーバの搬送機構等も、双方向搬送等のために、複雑
な機構となる。また、タングステンハロゲンランプ等の
寿命が短い、大出力の安定化電源が要る、高価な干渉フ
ィルタ等が要る、レンズ系などが複雑になりがち、ラン
プ発熱が大きいなどの種々の不都合がある。
【0006】なお、ランプ及びフィルタに代えて半導体
レーザ等を用いることも考えられるが、これにも、いわ
ゆるモード跳びの現象や、発熱での共振器の膨張、さら
には発振閾値のばらつき・変動、波長選択の制約、コス
ト高などの不都合がある。これに対し、LEDアレイ及
び選択切換回路によって多点測定を行う吸光光度計の場
合(図6)、光源としてLEDを採用したことにより、
長寿命であって安定性が高く且つ安価なものとなり、ア
レイ配置及び選択切換回路を採用したことにより、XY
移動機構等が不要となった。
【0007】しかし、LEDの採用によって光源の寿命
が延びたとはいっても、無限になった訳ではないので、
何時かはLEDの交換・修理が必要となる。また、接続
部や配線部の点検や手直しも考えられる。特に、多点測
定用に多数のLEDが並設された上に配線が張り巡らさ
れたような場合、数が増すほど全LEDについてのMT
BF(平均故障時間)が小さくなる。そこで、LEDを
採用しても、LEDに関して保守が容易になるようにし
ておくことは、重要な課題となる。このことは、PD等
の受光素子についても同じである。
【0008】また、多波長測定のためのターレット切換
機構を備えたりすることも、余分な駆動機構や制御回路
等を必要とするので、装置の複雑化の要因となり、さら
にはコストアップ要因ともなる。しかも、ターレット切
換方式は、単色のLEDには適さない。かといって、限
られた特定の単一波長での測定しかできないのでは、色
々な試料が存在するようなときには複数台の装置を揃え
なければならなくなるため、却ってコストが掛かってし
まうことすらありうる。これでは、この方式の利点を生
かし切れずに、その適用範囲が限られてしまう。そこ
で、ちょっとした操作で簡便に測定波長を変更可能なよ
うにすることも、課題となる。
【0009】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、複数の発光ダイオード又は受
光素子についての保守作業および測定波長の変更操作が
容易な吸光光度計を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第3の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0011】[第1の解決手段]第1の解決手段の吸光
光度計は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、複数
の測定部位を持った被検体について吸光度を測る吸光光
度計において、発光波長が前記複数の測定部位における
各試料の吸収波長域に対応した複数の発光ダイオード
と、測光状態に置かれた前記被検体における前記複数の
測定部位のそれぞれに対して前記複数の発光ダイオード
それぞれの発光面が対向するような位置に前記複数の発
光ダイオードを保持する発光素子保持機構とを備え、前
記発光素子保持機構は、外部から把持可能な把持部と、
筐体内部へ着脱可能に挿入される挿抜部とを具備したも
のであることを特徴とするものである。
【0012】ここで、上記の「発光波長が試料の吸収波
長域に対応」としては、発光ダイオード(LED)の発
光スペクトルにおけるピーク波長が試料の吸収スペクト
ルにおける吸収極大に一致していることや、複数吸収極
大に囲まれていること、これらの近傍にあることなどが
挙げられる。また、「把持部」は、外から摘めるように
なっていれば開閉可能な蓋付の窪み内等に収まっていて
もよく、筐体外へ露出・突出している必要はない。
【0013】このような第1の解決手段の吸光光度計に
あっては、複数の発光ダイオードによって安価に安定し
て多点・複数点の吸光度を測定し得るが、この測定に際
し、測定波長の変更や発光ダイオードの点検等のために
挿着中の発光素子保持機構を取り外すときには、外部か
ら把持部を持って引けばよい。そうすると、筐体内部へ
挿入されている挿抜部が着脱可能なので、発光素子保持
機構は全体が筐体から容易に取り外ずされる。一方、測
定波長の変更のために別の発光素子保持機構を挿着する
ときや修理の済んだ発光素子保持機構を戻すときには、
外部から把持部を持って押し込めばよい。そうすると、
挿抜部が着脱可能なので筐体内部へ挿入され、発光素子
保持機構は全体が筐体へ容易に取り着けられる。
【0014】このように、発光素子保持機構がその一部
を持って筐体へ挿抜しうるように構成されているので、
発光波長の異なるLEDを保持する発光素子保持機構を
幾つか備えて置きさえすれば、ちょっとした操作で簡便
に測定波長を変更することができる。しかも、LEDや
その配線等に関して保守を行うに際しても、発光素子保
持機構の着け外しが、ほぼワンタッチで容易にできる。
したがって、この発明によれば、複数の発光ダイオード
についての保守作業および測定波長の変更操作が容易な
吸光光度計を実現することができる。
【0015】[第2の解決手段]第2の解決手段の吸光
光度計は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、複数
の測定部位を持った被検体について吸光度を測る吸光光
度計において、発光波長が前記複数の測定部位における
各試料の吸収波長域に対応した複数の発光ダイオード
と、測光状態に置かれた前記被検体における前記複数の
測定部位のそれぞれに対して前記複数の発光ダイオード
それぞれの発光面が対向するような位置に前記複数の発
光ダイオードを保持する発光素子保持機構と、前記複数
の発光ダイオードのそれぞれに対応して設けられた複数
の(フォトダイオード又はフォトトランジスタ等の)受
光素子と、前記複数の発光ダイオードそれぞれの発光面
にそれぞれの受光面が対向するような位置に前記複数の
受光素子を保持する受光素子保持機構とを備え、前記受
光素子保持機構は、外部から把持可能な把持部と、筐体
内部へ着脱可能に挿入される挿抜部とを具備したもので
あることを特徴とするものである。
【0016】このような第2の解決手段の吸光光度計に
あっては、複数の発光ダイオード及び受光素子によって
安価に安定して多点・複数点の吸光度を測定し得るが、
この測定に際し、測定波長の変更や受光素子の点検等の
ために挿着中の受光素子保持機構を取り外すときには、
外部から把持部を持って引けばよい。そうすると、筐体
内部へ挿入されている挿抜部が着脱可能なので、受光素
子保持機構は全体が筐体から容易に取り外ずされる。一
方、測定波長の変更のために発光素子保持機構と共に又
は単独で別の受光素子保持機構を挿着するときや修理の
済んだ受光素子保持機構を戻すときには、外部から把持
部を持って押し込めばよい。そうすると、挿抜部が着脱
可能なので筐体内部へ挿入され、発光素子保持機構は全
体が筐体へ容易に取り着けられる。
【0017】このように、受光素子保持機構がその一部
を持って筐体へ挿抜しうるように構成されているので、
感度特性の異なる受光素子を保持する受光素子保持機構
を幾つか備えて置きさえすれば、ちょっとした操作で簡
便に測定波長を変更することができる。しかも、受光素
子やその配線等に関して保守を行うに際しても、受光素
子保持機構の着け外しが、ほぼワンタッチで容易にでき
る。したがって、この発明によれば、複数の受光素子に
ついての保守作業および測定波長の変更操作が容易な吸
光光度計を実現することができる。
【0018】[第3の解決手段]第3の解決手段の吸光
光度計は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、上述
した第1,第2の解決手段の吸光光度計であって、前記
発光素子保持機構,若しくは前記受光素子保持機構,又
は前記発光素子保持機構及び前記受光素子保持機構の挿
抜部は、板状体であり、この板状体には、前記複数の発
光ダイオード,若しくは前記複数の受光素子,又は前記
複数の発光ダイオード及び前記複数の受光素子へ配線接
続された複数の電気接点が設けられており、これら複数
の電気接点は、前記板状体の表裏何れか一方の面に配置
されており、前記筐体内には、前記複数の電気接点に対
する複数の接触子が設けられており、これら複数の接触
子または前記複数の電気接点は弾性体であることを特徴
とするものである。
【0019】このような第3の解決手段の吸光光度計に
あっては、発光素子保持機構又は/及び受光素子保持機
構を筐体へ挿着した際に、互いに接触する電気接点・接
触子は何れかが弾性体なので、そのバネ作用によって確
実な電気的導通を得ることができる。しかも、これらの
電気接点が保持機構の片面に配置されているので、保持
機構は常に片面を同じ方向へバネ付勢されることとな
る。電気接点等が複数なため個々のバネ力にばらつきが
あっても、付勢方向は変わらない。これにより、特別な
締結機構等を設けなくても、筐体へ挿入するだけで、保
持機構が確実に安定な挿着状態を維持するようになる。
したがって、この発明によれば、複数の発光ダイオード
又は受光素子についての保守作業および測定波長の変更
操作が容易であっても確実に行える吸光光度計を実現す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の吸光光度計について、これを実施するための形
態を説明する。
【0021】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態は、上述した解決手段の吸光光度計であって、前記
被検体の前記複数の測定部位がマトリクス状に(又はラ
イン状に)配設されていることに対応して、前記複数の
発光ダイオード(又は前記複数の発光ダイオード及び前
記複数の受光素子)が、前記発光素子保持機構(又は前
記発光素子保持機構及び前記受光素子保持機構)におい
てマトリクス状に(又はライン状に)配設されているこ
とを特徴とする。
【0022】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態の吸光光度計
であって、試料を保持する複数の測定部位がマトリクス
状に配設された被検体を前記マトリクスの列方向(又は
行方向)に沿って一方向又は往復双方向等の直線的に移
送する移送手段を備え、前記複数の発光ダイオードは、
前記マトリクスの行方向(又は列方向)に沿って少なく
ともライン状に配設されたものであることを特徴とす
る。これにより、次の実施例における手差しの装置より
は多少複雑となっても、直線的な移送との組み合せに基
づいて照射機構等を比較的小規模に抑えることができ、
しかも被検体のマトリクス状の測定部位総てを速やかに
測定することができる。
【0023】
【実施例】本発明の吸光光度計の一実施例について、そ
の具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、
その主要機構を示す斜視図であり、図2は、その試料挿
着部の断面模式図であり、図3は、そのLEDの接続図
であり、図4は、その回路等のブロック図である。
【0024】この吸光光度計は、光源としてのLED1
1(発光ダイオード)からの光をセル1aの試料に照射
してPD21(フォトダイオード)で透過光量を検出し
てこの試料の吸光度を測るものであるが、被検体として
のガラス製透明プレート1の上面に複数の測定部位とし
ての16個のセル1aが4行×4列のマトリクス状に配
設されていることに対応して、上下16組の発光素子と
してのLED11および受光素子としてのPD21が備
えられている。そして、各LED11は、発光波長がセ
ル1aの試料の吸収波長域に対応したものである。例え
ば試料が過マンガン酸カリウムの呈色溶液の場合、LE
D11は、発光波長のピークが535nmに近いAlP
製のものとなっている。また、他の波長,例えば574
nm付近の光でも測定を行うときは、InGaAlP/
GaAs製のものとなる。
【0025】さらに、この吸光光度計は、LED11を
保持する発光素子保持機構としてのLEDアレイモジュ
ール10と、PD21を保持する受光素子保持機構とし
てのPDアレイモジュール20と、発光素子切換回路お
よび受光素子切換回路としてLED11やPD21を電
子的に選択切換して駆動するドライバ30と、測定のた
めの装置制御や測定データの演算等を行うコントローラ
40と、これらを収納している筐体としてのボディ50
とを備えたものである。
【0026】LEDアレイモジュール10は、両面配線
されたプリント基板で構成されて、板状体となってい
る。その一側面には2個の把手19が植設されており、
さらにボディ50の挿入口54とのサイズが対応してい
て、把手19の側面の反対側から挿入口54へ挿入でき
るようになっている。また、このプリント基板には、プ
レート1におけるセル1aの配置と同じマトリクス状配
置で鉛直に貫通穴が形成され、各貫通穴にはLED11
が発光面を下に向けて挿入され固定されている。これら
のLED11は、プリント配線によって、アノードが行
単位で端子12へ接続され、カソードが列単位で端子1
3へ接続されている。これらの複数の端子12及び端子
13は、必要があればスルーホール等を用いて、総てプ
リント基板上面に配置され、しかも、把手19側のとこ
ろ以外の辺縁部に並べられている(図3参照)。これに
より、LEDアレイモジュール10は、複数の電気接点
が設けられ、且つこれら複数の電気接点が板状体の表裏
何れか一方の面に配置されたものとなっている。
【0027】また、LEDアレイモジュール10は、そ
の長さがボディ50の挿入口56内部の奥行きと対応し
ていて、LEDアレイモジュール10が挿入口56から
奥に当接するまでボディ50内部へ挿入されたときに、
LED11や端子12,13は総てボディ50内部に収
納され、把手19及びその側面部分だけが外に残る。そ
の把手19を摘んで引けば、挿入された部分すなわち挿
抜部も抜けて出て来る。これにより、LEDアレイモジ
ュール10は、外部から把持可能な把持部と、筐体内部
へ着脱可能に挿入される挿抜部とを具備したものとなっ
ている。
【0028】さらに、このLEDアレイモジュール10
は、プレート1を載せたホルダ60が挿入口56からボ
ディ50内に挿入されたときにプレート1の上方となる
ボディ50内の位置に支持されるものである(図2参
照)。しかも、図示は割愛したが、ボディ50にはLE
Dアレイモジュール10の微調移動機構も設けられてい
て、これを操作することで各LED11はプレート1の
各セル1aの直上に位置させられる。これにより、LE
Dアレイモジュール10は、測光状態に置かれた被検体
における複数の測定部位のそれぞれに対して複数の発光
ダイオードそれぞれの発光面が対向するような位置に複
数の発光ダイオードを保持するもの、つまり測光に際し
て発光ダイオードからの光を光学的には直接に試料へ照
射させるものとなっている。
【0029】PDアレイモジュール20は、LEDアレ
イモジュール10とほぼ同様のものであるが、LED1
1に代えてPD21が受光面を上にして保持されている
ものである。そして、PDアレイモジュール20はボデ
ィ50の挿入口57からその中へ挿着されてLEDアレ
イモジュール10の下方に支持される(図2参照)。ま
た、端子12に代わる端子22,端子13に代わる端子
23も同様に上面へ配置されている。これにより、PD
アレイモジュール20は、複数の発光ダイオードそれぞ
れの発光面にそれぞれの受光面が対向するような位置に
複数の受光素子を保持するもの、外部から把持可能な把
持部と筐体内部へ着脱可能に挿入される挿抜部とを具備
したもの、さらに複数の電気接点が板状体の表裏何れか
一方の面に配置されたものとなっている。
【0030】ボディ50は、挿入口56の奥にLEDア
レイモジュール10の格納空間が形成され、その空間内
の天井部位であって各端子12,13に対応する位置に
複数のバネ接触子52,53が設けられている。バネ接
触子52,53は、弾性変形に優れたベリリューム銅線
が曲げ形成されたものであり、LEDアレイモジュール
10の挿抜時に摺動するとともに、LEDアレイモジュ
ール10挿着状態ではバネ付勢して接触力および押止力
を発揮するようになっている。挿入口57の奥にも、P
Dアレイモジュール20の格納空間が形成され、同様の
バネ接触子54,55が端子22,23に対応して設け
られている。
【0031】ドライバ30は、コントローラ40から送
出された行アドレス及び列アドレスを保持して各ドライ
ブ回路32,33,34,35に出力するアドレスレジ
スタ31と、12Vの電源電圧Vccから所定の電流制限
抵抗を介して受けたLED駆動電流を入力としLED1
1の各行ごとの4つの接続ラインをバネ接触子52及び
端子12経由での出力先としアドレスレジスタ31の保
持する行アドレスを選択信号とするセレクタからなる行
ドライブ回路32と、LED11の各列ごとの4つの接
続ラインをバネ接触子53及び端子13経由での入力元
とし接地GNDを出力先としアドレスレジスタ31の保
持する列アドレスを選択信号とするマルチプレク的回路
からなる列ドライブ回路33とを備えている。これによ
り、ドライバ30は、LED11の行および列アドレス
を順次に受けると、これに応じて複数の発光ダイオード
のうちから駆動電流供給対象の発光ダイオードを順次に
選択して切り換えるものとなっている。
【0032】また、12Vの電源電圧Vccから所定のバ
イアス抵抗を介して受けたPDのドライブ電流を入力と
しPD21の各行ごとの4つの接続ラインを端子22及
びバネ接触子54経由での出力先としアドレスレジスタ
31の保持する行アドレスを選択信号とするセレクタか
らなる行ドライブ回路34と、PD21の各列ごとの4
つの接続ラインを端子23及びバネ接触子55経由での
入力元とし接地GNDを出力先としアドレスレジスタ3
1の保持する列アドレスを選択信号とするマルチプレク
的回路からなる列ドライブ回路35と、PD21へのド
ライブ電流に対応した電圧値をデジタル値に変換してP
D21の受光量すなわち光度を検出するA/D変換回路
36も備えている。これにより、ドライバ30は、LE
D11と同じ行および列アドレスを受けて、駆動電流供
給対象の発光ダイオードに対応した受光素子を複数の受
光素子のうちから選択するように、測光対象を切り換え
るものとなっている。
【0033】コントローラ40は、余分な発熱を抑制す
るために測光に必要な時以外はLED11への駆動電流
を遮断する処理を行う発光制御プログラム41と、行お
よび列アドレスを例えば(1,1)、(1,2)、
(1,3)、(1,4)、(2,1)、(2,2)、…
(4,4)の如く一巡させながら順次にアドレスレジス
タ31に送出する処理を行うスキャン制御プログラム4
2と、スキャン制御プログラム42のアドレス送出に同
期して順次にA/D変換回路36から光度データを入力
する処理を行う光度入力プログラム43とを備えて、4
行×4列の測定部位を自動的に順次選択して測定する制
御を行うものとなっている。
【0034】また、コントローラ40は、RAM上にア
ロケートされた4行×4列のアレイからなりLED11
の非発光時にスキャン制御プログラム42の処理に応じ
た光度入力プログラム43の処理によって入力された光
度データを保持する0%テーブル44と、同じくRAM
上の4行×4列のアレイからなりLED11の発光時で
あって被検体の非挿着時にスキャン制御プログラム42
の処理に応じた光度入力プログラム43の処理によって
入力された光度データを保持する100%テーブル45
と、やはりRAM上の4行×4列のアレイからなりプレ
ート1挿着時にスキャン制御プログラム42の処理によ
ってLED11を順次発光させたときに光度入力プログ
ラム43の処理によって入力された光度データを保持す
るセルテーブル46とを備えたものとなっている。
【0035】さらに、コントローラ40は、0%テーブ
ル44の各要素における光度データを受光量0%とし、
100%テーブル45の各要素における光度データを受
光量100%として、セルテーブル46の各要素におけ
る光度データから、4行×4列の各測定部位についての
吸光率を算出する演算処理を行う吸光率演算プログラム
47も備えている。そして、算出された吸光率が、表示
制御プログラム48の処理によってモニタ等に表示さ
れ、あるいは他のプログラム処理によってプリンタ等で
印刷されるようになっている。
【0036】この実施例の吸光光度計について、その具
体的な動作および使用態様を、説明する。通常の一連の
測定手順、測定波長を変更するときの手順、LEDを修
理交換するときの手順を説明する。なお、測定波長の変
更の際には、少なくともLEDアレイモジュールは複数
個が用意されているものとする。
【0037】先ず、通常の一連の測定を行うには、把手
19を持ってLEDアレイモジュール10をボディ50
の挿入口56へ挿入し先端が奥に当接するまで押し込
む。そうすると、端子12がそれぞれバネ接触子52に
接触導通し、端子13がそれぞれバネ接触子53に接触
導通し、さらにLEDアレイモジュール10がバネ接触
子52,53のバネ力で押し止められて固定する。ま
た、把手19を持ってPDアレイモジュール20をボデ
ィ50の挿入口57へ挿入し先端が奥に当接するまで押
し込む。そうすると、端子22がそれぞれバネ接触子5
4に接触導通し、端子23がそれぞれバネ接触子55に
接触導通し、さらにPDアレイモジュール20がバネ接
触子54,55のバネ力で押し止められて固定する。こ
れで、ドライバ30によるLED11及びPD21の駆
動が可能な状態になる。
【0038】さらに、プレート1等が載せられていない
空のホルダ60の取っ手部63を持って、円滑な挿入の
ために傾斜部64が形成された先端部から、ボディ50
に開口している挿入口51に対して、ストッパー65が
ボディ50外面に当接するまで、ホルダ60を挿し込
む。そうすると、ストッパー65等によってボディ50
内のLEDアレイモジュール10とPDアレイモジュー
ル20との間にホルダ60の開口61が位置して、この
空間部が外部から遮光されるとともに、LED11から
の光が総てPD21側に照射されるような状態になる。
【0039】この状態で、装置のリセットキー等を操作
して、コントローラ40に初期化処理等を行わせる。そ
うすると、各プログラムやドライバ30等の初期化に続
けて、発光制御プログラム41の処理によってLED1
1が非発光状態にされたままで、スキャン制御プログラ
ム42の処理およびこれに従うドライバ30によって各
PD21が順にドライブされるとともに、各PD21か
らの光度データが光度入力プログラム43等によって0
%テーブル44に記憶される。
【0040】さらに、続けて、発光制御プログラム41
の処理によってLED11が発光可能状態にされて、ス
キャン制御プログラム42の処理およびこれに従うドラ
イバ30によって各LED11及び対応の各PD21が
順にドライブされるとともに、各PD21からの光度デ
ータが光度入力プログラム43等によって100%テー
ブル45に記憶される。こうして、素子特性のばらつき
に対応した受光量の上下限値が各LED11及びPD2
1の対ごとに求められ、素子特性のばらつきによる変動
を排除した吸光率を算出するための準備が調う。
【0041】そこで、次に、ホルダ60をボディ50か
ら抜き出し、プレート1の両端を摘んで開口61の段付
き部へ静にそれを載せる。そして、再びそのホルダ60
を先程のように挿入口51へ挿入する。これで、プレー
ト1が僅かな隙間をもってLEDアレイモジュール10
とPDアレイモジュール20との間の暗空間内にセット
され、各セル1aは対応する各LED11と各PD21
との間に位置する。
【0042】この状態で、装置のスタートキー等を操作
して、コントローラ40に測定を開始させる。そうする
と、発光制御プログラム41の処理によってLED11
が発光可能状態にされて、スキャン制御プログラム42
の処理およびこれに従うドライバ30によって各LED
11及び対応の各PD21が順にドライブされるととも
に、各PD21からの光度データが光度入力プログラム
43等によってセルテーブル46に記憶される。これ
で、各LED11から各PD21への光について、各セ
ル1aの試料によって一部が吸光されて減衰した受光量
が、順に且つ高速に求められる。
【0043】そして、テーブル44,45,46の各要
素ごとに吸光率演算プログラム47の処理によって吸光
率が算出され、表示制御プログラム48の処理によって
その値が表示される。こうして、0%テーブル44及び
100%テーブル45に基づいて自動的に、素子特性の
ばらつきが吸光率から除去されるので、複数のLED及
び複数のPDを用いた多点測定であっても、正確な測定
結果を容易に得ることができる。
【0044】そして、1つのプレート1に対する測定が
済んだ後は、ホルダ60を抜き出し、その切欠62部分
を利用してプレート1を摘んでこれをホルダ60から抜
き出し、次のプレートをホルダ60に載せて、上述した
ホルダ60のボディ50への挿着およびスタートキーの
操作を行う。こうして、所望の数のプレートを継続して
速やかに測定することができる。
【0045】次に、測定波長を変更するときには、一
旦、装置の電源を切って動作を停止させてから、ボディ
50に現在挿着されているLEDアレイモジュール10
の把手19を摘んでLEDアレイモジュール10をボデ
ィ50から抜き取る。LEDアレイモジュール10はバ
ネ接触子52,53のバネ力で押さえられているだけな
ので、少し力を入れて引けば容易に抜け出て来る。そし
て、所望の別のLEDアレイモジュールの把手を持って
このLEDアレイモジュールをボディ50の挿入口56
へ挿入し先端が奥に当接するまで押し込む。このLED
光の波長によってはPDアレイモジュール20も特性の
異なるものと交換する必要が生じる場合もあるので、そ
の場合は、同様にして挿入口57側のPDアレイモジュ
ールも処置する。こうして、簡単に測定波長変更の操作
が完了する。そこで、上述した手順に従って所望の測定
を継続することができる。
【0046】最後に、LEDを修理交換するときには、
やはり、一旦、装置の電源を切って動作を停止させてか
ら、ボディ50に現在挿着されているLEDアレイモジ
ュール10の把手19を摘んでLEDアレイモジュール
10をボディ50から抜き取る。そして、このLEDア
レイモジュール10の何れのLED11が不良なのかを
一般の又は特性の検査機器等で探し当て、それを修理・
交換して良好なものに戻す。それから、修理の済んだL
EDアレイモジュールは把手19を持ってボディ50の
挿入口56へ挿入し先端が奥に当接するまで押し込む。
PDアレイモジュール20の修理等も必要があれば同様
にして行う。こうして、簡単に保守作業が完了する。そ
こで、上述した手順に従って、再び所望の測定を継続す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の吸光光度計にあっては、発光素子保
持機構がその一部を持って筐体へ挿抜しうるようにした
ことにより、複数の発光ダイオードについての保守作業
および測定波長の変更操作が容易な吸光光度計を実現す
ることができたという有利な効果が有る。
【0048】また、本発明の第2の解決手段の吸光光度
計にあっては、受光素子保持機構がその一部を持って筐
体へ挿抜しうるようにしたことにより、複数の受光素子
についての保守作業および測定波長の変更操作が容易な
吸光光度計を実現することができたという有利な効果を
奏する。
【0049】さらに、本発明の第3の解決手段の吸光光
度計にあっては、電気接点の片面配置とバネ付勢とによ
って保持機構が確実に安定な挿着状態を維持するように
したことにより、複数の発光ダイオード又は受光素子に
ついての保守作業および測定波長の変更操作が容易であ
っても確実に行える吸光光度計を実現することができた
という有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の吸光光度計の一実施例について、
その主要機構を示す図である。
【図2】 その試料挿着部の断面模式図である。
【図3】 そのLEDの接続図である。
【図4】 その回路等のブロック図である。
【図5】 従来の吸光光度計(XY走査)である。
【図6】 従来の吸光光度計(LEDアレイ)のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 プレート(測定容器;被検体) 1a セル(ウェル;試料室;測定部位) 2 比濁計2(吸光光度計) 4 マルチプレクサ(LED選択切換回路) 5 マルチプレクサ(PD選択切換回路) 10 LEDアレイモジュール(発光素子保持機構) 11 LED(発光ダイオード;発光素子;発光体;光
源) 12 端子(電気接点) 13 端子(電気接点) 19 把手(把手部) 20 PDアレイモジュール(受光素子保持機構) 21 PD(フォトダイオード;受光素子;検出素子) 22 端子(電気接点) 23 端子(電気接点) 30 ドライバ(駆動回路) 31 アドレスレジスタ 32 行ドライブ回路 33 列ドライブ回路 34 行ドライブ回路 35 列ドライブ回路 36 A/D変換回路 40 コントローラ(制御演算部) 41 発光制御プログラム 42 スキャン制御プログラム 43 光度入力プログラム 44 0%テーブル 45 100%テーブル 46 セルテーブル 47 吸光率演算プログラム 48 表示制御プログラム 50 ボディ(筐体;本体部) 51 挿入口 52,53,54,55 バネ接触子 56,57 挿入口 60 ホルダ 61 開口 62 切欠 63 取っ手部 64 傾斜部 65 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大科 千鶴子 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山田 泰 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の測定部位を持った被検体について吸
    光度を測る吸光光度計において、発光波長が前記複数の
    測定部位における各試料の吸収波長域に対応した複数の
    発光ダイオードと、測光状態に置かれた前記被検体にお
    ける前記複数の測定部位のそれぞれに対して前記複数の
    発光ダイオードそれぞれの発光面が対向するような位置
    に前記複数の発光ダイオードを保持する発光素子保持機
    構とを備え、前記発光素子保持機構は、外部から把持可
    能な把持部と、筐体内部へ着脱可能に挿入される挿抜部
    とを具備したものであることを特徴とする吸光光度計。
  2. 【請求項2】複数の測定部位を持った被検体について吸
    光度を測る吸光光度計において、発光波長が前記複数の
    測定部位における各試料の吸収波長域に対応した複数の
    発光ダイオードと、測光状態に置かれた前記被検体にお
    ける前記複数の測定部位のそれぞれに対して前記複数の
    発光ダイオードそれぞれの発光面が対向するような位置
    に前記複数の発光ダイオードを保持する発光素子保持機
    構と、前記複数の発光ダイオードのそれぞれに対応して
    設けられた複数の受光素子と、前記複数の発光ダイオー
    ドそれぞれの発光面にそれぞれの受光面が対向するよう
    な位置に前記複数の受光素子を保持する受光素子保持機
    構とを備え、前記受光素子保持機構は、外部から把持可
    能な把持部と、筐体内部へ着脱可能に挿入される挿抜部
    とを具備したものであることを特徴とする吸光光度計。
  3. 【請求項3】前記挿抜部は板状体であり、この板状体に
    は複数の電気接点が設けられており、これら複数の電気
    接点は前記板状体の表裏何れか一方の面に配置されてお
    り、前記筐体内には前記複数の電気接点に対する複数の
    接触子が設けられており、前記複数の接触子または前記
    複数の電気接点は弾性体であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の吸光光度計。
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