JPH1137429A - 鉄道車両用便所排水の浄化処理装置 - Google Patents
鉄道車両用便所排水の浄化処理装置Info
- Publication number
- JPH1137429A JPH1137429A JP9196117A JP19611797A JPH1137429A JP H1137429 A JPH1137429 A JP H1137429A JP 9196117 A JP9196117 A JP 9196117A JP 19611797 A JP19611797 A JP 19611797A JP H1137429 A JPH1137429 A JP H1137429A
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- Japan
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- carbonization chamber
- tank
- excrement
- carbonization
- water
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄道車両に設置された便所の排泄物および排
水の処理を、当該車両において運行中に、簡単な設備で
経済的に無臭で浄化処理する。 【解決手段】 便器2からの排泄物を洗浄水と共に収容
するタンク3に導管を介して接続された炭化室6と、炭
化室6の外側にこれを囲んで設けられた電気式加熱ヒー
タ9と、炭化室6にガス排出管を介して接続された2次
燃焼室8と、炭化室6において炭化された炭化物を回収
するための回収器18とからなっており、タンク3内の
排泄物等を炭化室6において電気式加熱ヒータ9により
乾燥し炭化した後、炭化物を回収器18において捕集す
ると共に、炭化室6において発生した排ガスを2次燃焼
室8において燃焼し完全に脱臭した後放散する。
水の処理を、当該車両において運行中に、簡単な設備で
経済的に無臭で浄化処理する。 【解決手段】 便器2からの排泄物を洗浄水と共に収容
するタンク3に導管を介して接続された炭化室6と、炭
化室6の外側にこれを囲んで設けられた電気式加熱ヒー
タ9と、炭化室6にガス排出管を介して接続された2次
燃焼室8と、炭化室6において炭化された炭化物を回収
するための回収器18とからなっており、タンク3内の
排泄物等を炭化室6において電気式加熱ヒータ9により
乾燥し炭化した後、炭化物を回収器18において捕集す
ると共に、炭化室6において発生した排ガスを2次燃焼
室8において燃焼し完全に脱臭した後放散する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道車両におけ
る便所排水の浄化処理装置に関するものである。
る便所排水の浄化処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中長距離用鉄道車両には便所が設置され
ている。このような鉄道車両用便所は水洗式であり、便
所排水の処理は、環境衛生上、一般に車両の床下に設置
されたタンクに、排泄物と共に排水を貯めるタンク式に
なっている。
ている。このような鉄道車両用便所は水洗式であり、便
所排水の処理は、環境衛生上、一般に車両の床下に設置
されたタンクに、排泄物と共に排水を貯めるタンク式に
なっている。
【0003】タンク内の排水は、消毒剤の投入により消
毒処理され、フィルターで濾過された上、便器の洗浄水
として循環使用されている。タンク内には、最初に循環
水としてタンク容量の約2分の1の量の水が収容されて
おり、その後、使用と共に適宜の量の循環水をタンク内
に補給するようになっている。
毒処理され、フィルターで濾過された上、便器の洗浄水
として循環使用されている。タンク内には、最初に循環
水としてタンク容量の約2分の1の量の水が収容されて
おり、その後、使用と共に適宜の量の循環水をタンク内
に補給するようになっている。
【0004】車両は、約3日間走行する毎に車両基地に
回送し、車両基地においてタンク内から排泄物および排
水を抜き取り、タンク内に新しい循環水を供給するシス
テムになっている。
回送し、車両基地においてタンク内から排泄物および排
水を抜き取り、タンク内に新しい循環水を供給するシス
テムになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように鉄道車両
は、約3日間走行する毎に車両基地に回送し、タンク内
の排泄物および排水を抜き取った上、タンク内に新しい
循環水を供給しなければならないので、そのための車両
の車両基地への回送、タンク内排泄物および排水の抜き
取り、循環水の供給作業等のために多くの時間および労
力を必要とする。従って、限られた台数の車両を使用
し、効率的に乗客を移送する車両運行ダイヤが、かなり
苦しい状態になっている。
は、約3日間走行する毎に車両基地に回送し、タンク内
の排泄物および排水を抜き取った上、タンク内に新しい
循環水を供給しなければならないので、そのための車両
の車両基地への回送、タンク内排泄物および排水の抜き
取り、循環水の供給作業等のために多くの時間および労
力を必要とする。従って、限られた台数の車両を使用
し、効率的に乗客を移送する車両運行ダイヤが、かなり
苦しい状態になっている。
【0006】また、車両の運行中に、タンク内の排泄物
等から発生した臭気が、便所および客席内に漏れること
が避けられず、乗客に不快の念を起こさせる場合が多
い。また、車両基地においては、車両のタンク内から抜
き取った排泄物を処理するための処理設備の設置が必要
であり、このような排泄物の処理を、公害が生ずること
なく無臭で行うことが大きな課題になっている。
等から発生した臭気が、便所および客席内に漏れること
が避けられず、乗客に不快の念を起こさせる場合が多
い。また、車両基地においては、車両のタンク内から抜
き取った排泄物を処理するための処理設備の設置が必要
であり、このような排泄物の処理を、公害が生ずること
なく無臭で行うことが大きな課題になっている。
【0007】上述したタンク内の排泄物を処理する手段
として、例えば、仮設便所における排泄物等を乾燥処理
する方式や、バスなどにおいて、エンジンの排気を利用
して排泄物等を乾燥し、臭気はエンジンに戻して脱臭す
る等の技術が提案されているが、何れも、臭気などの点
で完全ではなく、鉄道車両においてその運行中にタンク
内の排泄物等を処理する手段に関しては、未だ実用化さ
れたものはない。
として、例えば、仮設便所における排泄物等を乾燥処理
する方式や、バスなどにおいて、エンジンの排気を利用
して排泄物等を乾燥し、臭気はエンジンに戻して脱臭す
る等の技術が提案されているが、何れも、臭気などの点
で完全ではなく、鉄道車両においてその運行中にタンク
内の排泄物等を処理する手段に関しては、未だ実用化さ
れたものはない。
【0008】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、鉄道車両に設置された便所の排泄物および排
水の処理を、当該車両において、運行中に簡単且つ経済
的にしかも無臭で行うことができる鉄道車両用便所排水
の浄化装置を提供することにある。
を解決し、鉄道車両に設置された便所の排泄物および排
水の処理を、当該車両において、運行中に簡単且つ経済
的にしかも無臭で行うことができる鉄道車両用便所排水
の浄化装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の鉄道車両用便
所排水の浄化処理装置は、便器からの排泄物を洗浄水と
共に収容するタンクに、導管を介して接続された、排泄
物等を乾燥し次いで炭化するための炭化室と、前記炭化
室の外周にこれを囲んで設けられた前記炭化室を加熱す
るための加熱機構と、前記炭化室にガス排出管を介して
接続された、前記炭化室内の排泄物等の乾燥、炭化時に
前記炭化室内で発生した排ガスを燃焼し脱臭するため
の、熱風発生器を有する2次燃焼室と、前記炭化室にガ
ス排出管を介して接続された、前記炭化室における排泄
物等の乾燥工程で発生した排ガス中の水蒸気を復水させ
るための凝縮器と、前記炭化室において炭化された炭化
物を回収するための、前記炭化室に炭化物排出管を介し
て接続された炭化物回収器とからなることに特徴を有す
るものである。
所排水の浄化処理装置は、便器からの排泄物を洗浄水と
共に収容するタンクに、導管を介して接続された、排泄
物等を乾燥し次いで炭化するための炭化室と、前記炭化
室の外周にこれを囲んで設けられた前記炭化室を加熱す
るための加熱機構と、前記炭化室にガス排出管を介して
接続された、前記炭化室内の排泄物等の乾燥、炭化時に
前記炭化室内で発生した排ガスを燃焼し脱臭するため
の、熱風発生器を有する2次燃焼室と、前記炭化室にガ
ス排出管を介して接続された、前記炭化室における排泄
物等の乾燥工程で発生した排ガス中の水蒸気を復水させ
るための凝縮器と、前記炭化室において炭化された炭化
物を回収するための、前記炭化室に炭化物排出管を介し
て接続された炭化物回収器とからなることに特徴を有す
るものである。
【0010】前記凝縮器によって復水された水を、タン
ク内に戻し、洗浄水として再利用すれば節水になり経済
的である。前記炭化室を加熱するための加熱機構として
は、電気式加熱ヒータを使用し、そして、前記2次燃焼
室の熱風発生装置としては、電気加熱式熱風発生器を使
用する。また、炭化室からの炭化物の捕集は、使い捨て
式のペーパーフィルターを使用し、排気用ファンによっ
て炭化室から炭化物を吸引し捕集することが好ましい。
ク内に戻し、洗浄水として再利用すれば節水になり経済
的である。前記炭化室を加熱するための加熱機構として
は、電気式加熱ヒータを使用し、そして、前記2次燃焼
室の熱風発生装置としては、電気加熱式熱風発生器を使
用する。また、炭化室からの炭化物の捕集は、使い捨て
式のペーパーフィルターを使用し、排気用ファンによっ
て炭化室から炭化物を吸引し捕集することが好ましい。
【0011】この発明の装置によれば、車両にある既設
のタンクをそのまま使用し、これに炭化室、2次燃焼
室、凝縮器等を取り付けることによって、車両の運行中
に簡便に排泄物を炭化処理することができる。従って、
従来のように、タンク内の排泄物および排水等の抜き取
りおよび新しい循環水の供給等のために、車両を車両基
地に回送する必要がなく、従って、車両基地への車両の
回送、車両基地におけるタンク内排泄物の抜き取り、循
環水の供給等の作業が大幅に削減され、車両運行用ダイ
ヤを余裕のあるものにすることができる。
のタンクをそのまま使用し、これに炭化室、2次燃焼
室、凝縮器等を取り付けることによって、車両の運行中
に簡便に排泄物を炭化処理することができる。従って、
従来のように、タンク内の排泄物および排水等の抜き取
りおよび新しい循環水の供給等のために、車両を車両基
地に回送する必要がなく、従って、車両基地への車両の
回送、車両基地におけるタンク内排泄物の抜き取り、循
環水の供給等の作業が大幅に削減され、車両運行用ダイ
ヤを余裕のあるものにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の装置の一実施態様を示
す概略系統図である。図面に示すように、中長距離用鉄
道車両の水洗便所においては、便所1に設置された便器
2の下方にタンク3が設けられており、便器2からの排
泄物は、洗浄水と共にタンク3内に流入し貯蔵される。
タンク3内には、洗浄水給水用ポンプ4が設けられてお
り、タンク3内における濾過された排水は、ポンプ4に
より便器2に戻され、便器2の洗浄用水として循環使用
される。5は、タンク3内から排泄物および排水を抜き
取るための排水用ポンプである。
がら説明する。図1はこの発明の装置の一実施態様を示
す概略系統図である。図面に示すように、中長距離用鉄
道車両の水洗便所においては、便所1に設置された便器
2の下方にタンク3が設けられており、便器2からの排
泄物は、洗浄水と共にタンク3内に流入し貯蔵される。
タンク3内には、洗浄水給水用ポンプ4が設けられてお
り、タンク3内における濾過された排水は、ポンプ4に
より便器2に戻され、便器2の洗浄用水として循環使用
される。5は、タンク3内から排泄物および排水を抜き
取るための排水用ポンプである。
【0013】この発明の装置においては、タンク3内の
排泄物等を乾燥し次いで炭化処理するための水平円筒状
の炭化室6が、タンク3に導管10を介して接続されて
いる。炭化室6には、炭化室6内で発生した排ガスを燃
焼し脱臭するための水平円筒状の2次燃焼室8が、ガス
排出管7を介して接続されている。11は、導管10の
途中に設けられた、タンク3内から排泄物および排水を
排出するためのスラリーポンプである。
排泄物等を乾燥し次いで炭化処理するための水平円筒状
の炭化室6が、タンク3に導管10を介して接続されて
いる。炭化室6には、炭化室6内で発生した排ガスを燃
焼し脱臭するための水平円筒状の2次燃焼室8が、ガス
排出管7を介して接続されている。11は、導管10の
途中に設けられた、タンク3内から排泄物および排水を
排出するためのスラリーポンプである。
【0014】水平円筒状の炭化室6には、その外側に、
円筒状側壁を囲み加熱機構としての電気式加熱ヒータ9
が設けられており、炭化室6内には、その軸線を中心と
して回転する攪拌機12が、炭化室6の両側壁にそれぞ
れ軸13,13′によって軸支され、一方の軸13に取
り付けられたギヤは、モータ14の駆動軸に連結されて
いる。
円筒状側壁を囲み加熱機構としての電気式加熱ヒータ9
が設けられており、炭化室6内には、その軸線を中心と
して回転する攪拌機12が、炭化室6の両側壁にそれぞ
れ軸13,13′によって軸支され、一方の軸13に取
り付けられたギヤは、モータ14の駆動軸に連結されて
いる。
【0015】モータ14の駆動によって、攪拌機12
は、軸13,13′を中心として回転し、図示しない回
転翼によって、炭化室6内に供給された排泄物等を攪
拌、粉砕する。15は、炭化室6内にその一端下部から
冷却用空気を吹き込むための冷却用ファン、16は、炭
化室6の一端上部に接続された冷却用空気吸入口であ
る。
は、軸13,13′を中心として回転し、図示しない回
転翼によって、炭化室6内に供給された排泄物等を攪
拌、粉砕する。15は、炭化室6内にその一端下部から
冷却用空気を吹き込むための冷却用ファン、16は、炭
化室6の一端上部に接続された冷却用空気吸入口であ
る。
【0016】炭化室6の他端には、室内から炭化物を排
出するための炭化物排出管17が接続されており、炭化
物排出管17には、炭化室6内で処理された炭化物を回
収するためのペーパーフィルターのような炭化物回収器
18および排気用ファン19が設けられている。
出するための炭化物排出管17が接続されており、炭化
物排出管17には、炭化室6内で処理された炭化物を回
収するためのペーパーフィルターのような炭化物回収器
18および排気用ファン19が設けられている。
【0017】炭化室6に、ガス排出管7を介して接続さ
れた水平円筒状の2次燃焼室8の一端には、2次燃焼室
8内に熱風を吹込み、炭化室6から2次燃焼室8内に送
り込まれた排ガスを燃焼するための電熱式熱風発生器2
0が取り付けられており、電熱式熱風発生器20には、
一端がタンク3の上部に取り付けられた排気用導管21
が接続されている。24は、電熱式熱風発生器20の電
源装置である。2次燃焼室8の他端には、排気用ファン
22が設けられており、また、換気用導管21の途中に
は2次燃焼用空気ファン23が設けられている。
れた水平円筒状の2次燃焼室8の一端には、2次燃焼室
8内に熱風を吹込み、炭化室6から2次燃焼室8内に送
り込まれた排ガスを燃焼するための電熱式熱風発生器2
0が取り付けられており、電熱式熱風発生器20には、
一端がタンク3の上部に取り付けられた排気用導管21
が接続されている。24は、電熱式熱風発生器20の電
源装置である。2次燃焼室8の他端には、排気用ファン
22が設けられており、また、換気用導管21の途中に
は2次燃焼用空気ファン23が設けられている。
【0018】炭化室6の他端上部に接続されたガス排出
管7には、支管25を介して凝縮器26が接続されてお
り、凝縮器26には、その中に冷却水を供給し循環させ
るための冷水器27が、導管33によって接続されてい
る。28は、導管33の途中に設けられた冷却水循環用
ポンプである。
管7には、支管25を介して凝縮器26が接続されてお
り、凝縮器26には、その中に冷却水を供給し循環させ
るための冷水器27が、導管33によって接続されてい
る。28は、導管33の途中に設けられた冷却水循環用
ポンプである。
【0019】凝縮器26の出側には、タンク3に至る導
管29が接続されており、導管29の途中には、真空ポ
ンプ30が設けられている。真空ポンプ30には支管3
1が接続され、支管31は、3方弁32を介してガス排
出管7に接続されている。
管29が接続されており、導管29の途中には、真空ポ
ンプ30が設けられている。真空ポンプ30には支管3
1が接続され、支管31は、3方弁32を介してガス排
出管7に接続されている。
【0020】便器2における排泄物は、洗浄水と共にタ
ンク3内に流入し貯蔵される。タンク3内に貯蔵された
排泄物および排水の所定量は、スラリーポンプ11によ
り、導管10を通って炭化室6内に送り込まれる。炭化
室6内に送り込まれた排泄物および排水は、攪拌機12
によって攪拌・粉砕されると共に、その円筒状側壁を囲
む外側に設けられた電気式加熱ヒータ9により加熱され
て乾燥される。
ンク3内に流入し貯蔵される。タンク3内に貯蔵された
排泄物および排水の所定量は、スラリーポンプ11によ
り、導管10を通って炭化室6内に送り込まれる。炭化
室6内に送り込まれた排泄物および排水は、攪拌機12
によって攪拌・粉砕されると共に、その円筒状側壁を囲
む外側に設けられた電気式加熱ヒータ9により加熱され
て乾燥される。
【0021】ガス排出管7に設けられた3方弁32を、
予め支管31の方向にセットしておくことにより、乾燥
工程において炭化室6から発生した水蒸気を含む排ガス
を、支管25を経て凝縮器26に送り込む。その結果、
上記水蒸気を含む排ガスは、凝縮器26において、冷水
器27からの循環冷却水により冷却されて復水し、真空
ポンプ30により導管29を通ってタンク3内に戻さ
れ、洗浄水として再利用される。従って、タンク3内に
洗浄水の補給を行う必要がなく、また、タンク3内の水
位を一定に保つことができる。
予め支管31の方向にセットしておくことにより、乾燥
工程において炭化室6から発生した水蒸気を含む排ガス
を、支管25を経て凝縮器26に送り込む。その結果、
上記水蒸気を含む排ガスは、凝縮器26において、冷水
器27からの循環冷却水により冷却されて復水し、真空
ポンプ30により導管29を通ってタンク3内に戻さ
れ、洗浄水として再利用される。従って、タンク3内に
洗浄水の補給を行う必要がなく、また、タンク3内の水
位を一定に保つことができる。
【0022】その際、凝縮器26において復水され、導
管29を通る排水は、真空ポンプ30において、水と排
ガスとに分離され、排ガスは、支管31を通り3方弁3
2を介してガス排出管7から2次燃焼室8に送り込まれ
る。このようにして2次燃焼室8に送り込まれた排ガス
は、2次燃焼室8内において、電熱式熱風発生器20か
らの熱風により、850℃以上の温度で2次燃焼し、脱
臭されて無煙且つ無臭状になった後、排気用ファン22
により大気中に放散される。
管29を通る排水は、真空ポンプ30において、水と排
ガスとに分離され、排ガスは、支管31を通り3方弁3
2を介してガス排出管7から2次燃焼室8に送り込まれ
る。このようにして2次燃焼室8に送り込まれた排ガス
は、2次燃焼室8内において、電熱式熱風発生器20か
らの熱風により、850℃以上の温度で2次燃焼し、脱
臭されて無煙且つ無臭状になった後、排気用ファン22
により大気中に放散される。
【0023】炭化室6における乾燥が進み、炭化工程に
入ったときには、ガス排出管7に設けられた3方弁32
を、2次燃焼室8の方向に切り換える。その結果、炭化
室6から発生した排ガスは、ガス排出管7を通り直接2
次燃焼室8に送り込まれ、2次燃焼室8内において、同
じく電熱式熱風発生器20からの熱風により850℃以
上の温度で2次燃焼し、脱臭されて無煙且つ無臭状にな
った後、排気用ファン22により大気中に放散される。
入ったときには、ガス排出管7に設けられた3方弁32
を、2次燃焼室8の方向に切り換える。その結果、炭化
室6から発生した排ガスは、ガス排出管7を通り直接2
次燃焼室8に送り込まれ、2次燃焼室8内において、同
じく電熱式熱風発生器20からの熱風により850℃以
上の温度で2次燃焼し、脱臭されて無煙且つ無臭状にな
った後、排気用ファン22により大気中に放散される。
【0024】このようにして、タンク3からの排泄物等
を炭化室6において完全に炭化した後、電気式加熱ヒー
タ9による炭化室6の加熱を止め、冷却用ファン15に
よって炭化室6内の炭化物を冷却する。冷却用ファン1
5による炭化物の冷却が終わった後、炭化物排出管17
に設けられた排気用ファン19を駆動し、炭化室6内の
炭化物を排出管17を通って吸い上げる。その結果、炭
化物は、炭化室6から排出管17を通って排出され、排
出管17の途中に設けられたペーパーフィルターのよう
な炭化物回収器18に捕集される。なお、炭化物回収器
18であるペーパーフィルターは、適当な時期に交換す
ればよい。
を炭化室6において完全に炭化した後、電気式加熱ヒー
タ9による炭化室6の加熱を止め、冷却用ファン15に
よって炭化室6内の炭化物を冷却する。冷却用ファン1
5による炭化物の冷却が終わった後、炭化物排出管17
に設けられた排気用ファン19を駆動し、炭化室6内の
炭化物を排出管17を通って吸い上げる。その結果、炭
化物は、炭化室6から排出管17を通って排出され、排
出管17の途中に設けられたペーパーフィルターのよう
な炭化物回収器18に捕集される。なお、炭化物回収器
18であるペーパーフィルターは、適当な時期に交換す
ればよい。
【0025】上述した、タンク3からの排泄物等の排
出、炭化室6における排泄物等の乾燥および炭化処理、
炭化物の冷却、および、炭化物回収器18による炭化物
の回収作業は、1サイクル約2〜3時間で行われ、この
ような処理サイクルを、車両運行中に連続的に行うこと
によって、タンク内の排泄物を効率的に処理することが
できる。
出、炭化室6における排泄物等の乾燥および炭化処理、
炭化物の冷却、および、炭化物回収器18による炭化物
の回収作業は、1サイクル約2〜3時間で行われ、この
ような処理サイクルを、車両運行中に連続的に行うこと
によって、タンク内の排泄物を効率的に処理することが
できる。
【0026】なお、車両運行中、2次燃焼室8において
熱風発生器20からの熱風の噴射による排ガスの燃焼を
連続的に行うことにより、タンク3内から発生する臭気
ガスは、常時換気用導管21を経て2次燃焼室8に導か
れ、2次燃焼室8における燃焼によって臭気が除去され
る。従って、便所および客室内に臭気ガスが侵入するよ
うなことはなく、便所内の環境も著しく改善される。
熱風発生器20からの熱風の噴射による排ガスの燃焼を
連続的に行うことにより、タンク3内から発生する臭気
ガスは、常時換気用導管21を経て2次燃焼室8に導か
れ、2次燃焼室8における燃焼によって臭気が除去され
る。従って、便所および客室内に臭気ガスが侵入するよ
うなことはなく、便所内の環境も著しく改善される。
【0027】上述したように、この発明によれば、タン
ク3内に収容された排泄物および排水は、炭化室6にお
いて乾燥され次いで炭化され、炭化物は、炭化物回収器
18において自動的に捕集されると共に、乾燥および炭
化工程で炭化室6から発生した臭気を含む排ガスは、2
次燃焼室8において燃焼し、完全に無臭状になった上放
散され、また、乾燥工程で発生した排ガス中の水蒸気
は、凝縮器26において復水された上、タンク内に循環
水として戻される。
ク3内に収容された排泄物および排水は、炭化室6にお
いて乾燥され次いで炭化され、炭化物は、炭化物回収器
18において自動的に捕集されると共に、乾燥および炭
化工程で炭化室6から発生した臭気を含む排ガスは、2
次燃焼室8において燃焼し、完全に無臭状になった上放
散され、また、乾燥工程で発生した排ガス中の水蒸気
は、凝縮器26において復水された上、タンク内に循環
水として戻される。
【0028】従って、タンク3内の排泄物および排水
を、車両運行中に安定して乾燥および炭化し、且つ、排
ガスを2次燃焼することによって、完全に無臭状とな
し、公害が生ずることなく放散させることができる。
を、車両運行中に安定して乾燥および炭化し、且つ、排
ガスを2次燃焼することによって、完全に無臭状とな
し、公害が生ずることなく放散させることができる。
【0029】なお、炭化室6を加熱するための電気式加
熱ヒータ9、および、2次燃焼室8内に送り込まれた排
ガスを燃焼させるための電熱式熱風発生器20の電源と
しては、車両に搭載されている鉄道用1500V電源を
使用すればよい。また、燃焼室3内で燃焼した燃焼排ガ
スのうち高温のガスを加熱室2内に戻し、炭化室1内に
おける廃棄物の乾燥・乾留の熱源の一部として使用すれ
ば、排ガスを有効に利用することもできる。
熱ヒータ9、および、2次燃焼室8内に送り込まれた排
ガスを燃焼させるための電熱式熱風発生器20の電源と
しては、車両に搭載されている鉄道用1500V電源を
使用すればよい。また、燃焼室3内で燃焼した燃焼排ガ
スのうち高温のガスを加熱室2内に戻し、炭化室1内に
おける廃棄物の乾燥・乾留の熱源の一部として使用すれ
ば、排ガスを有効に利用することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
鉄道車両に設置された便所の排泄物および排水の処理
を、車両基地で行う必要がなく、当該車両において簡単
に且つ経済的に無臭で処理することができ、また、車両
の既設の便所にこれを取り付けることができる等、多く
の工業上優れた効果がもたらされる。
鉄道車両に設置された便所の排泄物および排水の処理
を、車両基地で行う必要がなく、当該車両において簡単
に且つ経済的に無臭で処理することができ、また、車両
の既設の便所にこれを取り付けることができる等、多く
の工業上優れた効果がもたらされる。
【図1】この発明の方法を実施するための装置の一実施
態様を示す概略系統図である。
態様を示す概略系統図である。
1 便所 2 便器 3 タンク 4 洗浄水給水用ポンプ 5 排水用ポンプ 6 炭化室 7 ガス排出管 8 2次燃焼室 9 電気式加熱ヒータ 10 導管 11 スラリーポンプ 12 攪拌機 13 軸 14 モータ 15 冷却用ファン 16 冷却用空気供給管 17 炭化物排出管 18 炭化物回収器 19 排気用ファン 20 電熱式熱風発生器 21 排気用導管 22 排気用ファン 23 2次燃焼用空気ファン 24 電源装置 25 支管 26 凝縮器 27 冷水器 28 冷却水循環ポンプ 29 導管 30 真空ポンプ 31 支管 32 3方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 5/40 ZAB F23G 5/40 ZABZ 7/00 ZAB 7/00 ZAB 104 104B
Claims (5)
- 【請求項1】 便器からの排泄物を洗浄水と共に収容す
るタンクに、導管を介して接続された、排泄物等を乾燥
し次いで炭化するための炭化室と、 前記炭化室の外周にこれを囲んで設けられた前記炭化室
を加熱するための加熱機構と、 前記炭化室にガス排出管を介して接続された、前記炭化
室内の排泄物等の乾燥、炭化時に前記炭化室内で発生し
た排ガスを燃焼し脱臭するための、熱風発生器を有する
2次燃焼室と、 前記炭化室にガス排出管を介して接続された、前記炭化
室における排泄物等の乾燥工程で発生した排ガス中の水
蒸気を復水させるための凝縮器と、 前記炭化室において炭化された炭化物を回収するため
の、前記炭化室に炭化物排出管を介して接続された炭化
物回収器とからなることを特徴とする、鉄道車両用便所
排水の浄化処理装置。 - 【請求項2】 前記凝縮器によって復水された水を、前
記タンク内に戻し洗浄水として再利用する、請求項1記
載の装置。 - 【請求項3】 前記炭化室を加熱するための加熱機構
が、電気式加熱ヒータであり、そして、前記2次燃焼室
の熱風発生器が、電気加熱式熱風発生器である、請求項
1または2記載の装置。 - 【請求項4】 前記炭化物回収器が、使い捨て式のペー
パーフィルターである、請求項1から3の何れか1に記
載の装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1つに記載の装置
が、車両のタンク式便所の、既設のタンクに接続して設
けられている、鉄道車両用便所排水の浄化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9196117A JP2981190B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 鉄道車両用便所排水の浄化処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1137429A true JPH1137429A (ja) | 1999-02-12 |
JP2981190B2 JP2981190B2 (ja) | 1999-11-22 |
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ID=16352532
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2005065512A1 (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | K.M Kankyou Co., Ltd. | 炭化トイレ |
JP2005254133A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Sanyu Kogyo Kk | 脱臭装置及びそれを用いた焼却式トイレ設備並びに廃棄物の焼却設備 |
KR100657794B1 (ko) | 2006-06-23 | 2006-12-15 | 마유주미 겐지 | 탄화화장실 |
CN1304233C (zh) * | 2003-12-10 | 2007-03-14 | 曹国俊 | 列车生物自净化厕所 |
WO2011036734A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | 全中環保投資有限公司 | 簡易式トイレ |
CN102561491A (zh) * | 2012-03-09 | 2012-07-11 | 刘洪斌 | 碳化无排放厕所 |
JP2013228271A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Hitachi Ltd | 鉄道車両の保守システム |
CN114377509A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-22 | 广东固类特环保科技有限公司 | 一种低温热解尾气的处理方法及系统 |
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1997
- 1997-07-22 JP JP9196117A patent/JP2981190B2/ja not_active Expired - Fee Related
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