JPH1137089A - うず巻きポンプ - Google Patents

うず巻きポンプ

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Publication number
JPH1137089A
JPH1137089A JP19382097A JP19382097A JPH1137089A JP H1137089 A JPH1137089 A JP H1137089A JP 19382097 A JP19382097 A JP 19382097A JP 19382097 A JP19382097 A JP 19382097A JP H1137089 A JPH1137089 A JP H1137089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
casing
suction port
pump
centrifugal pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19382097A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP19382097A priority Critical patent/JPH1137089A/ja
Publication of JPH1137089A publication Critical patent/JPH1137089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特段の構成を追加することなく吐出圧力を増
大することができる性能が向上されたうず巻きポンプを
提供する。 【解決手段】 ポンプ21はヒューガル形クローズ式の
羽根車22をケーシング23内に備えている。羽根車2
2は、ケーシング23に軸受24で回転自在に支持され
た回転軸25に固定されている。羽根車22はクローズ
式であり、前面シュラウド27と後面シュラウド28と
の間がリブ状の複数の羽根29で連結され、各シュラウ
ド27、28と羽根29との間の空間が流体の通路30
を形成する。また、羽根車22の外周とケーシング23
との間には、うず室31が構成されている。ケーシング
23の軸線方向一方端には吸込口32が形成され、ケー
シング23の外周には吐出口33が形成されている。ポ
ンプ21では、前面シュラウド27の吸込口32側に、
全周に亙る凹凸部34を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、うず巻きポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術のうず巻きポンプ(以
下、ポンプ)1の断面図である。図4を参照して、ポン
プ1の構成について説明する。この従来技術のポンプ1
は、うず巻きポンプ形式であり、ヒューガル形クローズ
式の羽根車2をケーシング3内に備えている。羽根車2
は、ケーシング3に軸受4で回転自在に支持された回転
軸5に固定され、回転軸5は、図示しないモータなどで
回転駆動される。羽根車2はクローズ式であり、前面シ
ュラウド7と後面シュラウド8との間がリブ状の複数の
羽根9で連結され、各シュラウド7、8と羽根9との間
の空間が流体の通路10を形成する。また、羽根車2の
外周とケーシング3との間には、うず室11が構成され
ている。
【0003】以下、図4を参照して、ポンプ1の動作に
ついて説明する。ケーシング3の前記吸込口6から矢符
A1で示すように吸い込まれた流体は、羽根車2の回転
により、通路10内を羽根車2の半径方向外方に矢符A
2で示すように移動し、うず室11内を渦巻き状に移動
しつつ、吐出口から外部に吐出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このとき、従来技術の
ポンプ1では、羽根車2内を半径方向外方に移動してう
ず室11内を周方向に移動している流体の一部が、矢符
A3で示すように前面シュラウド7とケーシングとの間
の空間を介して吸込口6に戻り、吸込口6から吸い込ま
れる外部の流体と混じり、外部の流体を吸い込んで吐出
するポンプ1の吐出圧力を低下させるという問題点があ
る。
【0005】請求項1、2の発明は、上述の技術的課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、特
段の構成を追加することなく吐出圧力を増大することが
できる性能が向上されたうず巻きポンプを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のうず巻
きポンプでは、ケーシンング内に設けられたヒューガル
形クローズ式羽根車の外周の吸込口側に、周方向に沿っ
て凹凸が設けられている。本発明のうず巻きポンプで
は、羽根車が回転することにより、羽根車内の流体は羽
根車内を半径方向外方に移動して羽根車外周とケーシン
グとの間のうず室を周方向に移動してケーシング外に吐
出される。このとき、羽根車の外周の吸込口側に周方向
に沿って凹凸が設けられているので、前記凹凸がウエス
コ羽根車と同様の作用を行い、前記うず室内を移動して
いる流体の羽根車外周の吸込口側の流体が、羽根車の吸
込口側に移動することが阻止される。これにより、本発
明のうず巻きポンプでは、特段の構成を追加することな
く吐出圧力を増大することができる。
【0007】また、羽根車の外周の吸込口側に、周方向
に沿って凹凸が設けられており、この凹凸がウエスコ羽
根車と同様の作用を行うので、羽根車の吸込口側とケー
シングとの間に存在する流体が羽根車の外周側に移動す
る。これにより、本発明のうず巻きポンプの高揚程化を
図ることができる。
【0008】請求項2の発明は、前記請求項1の発明の
構成において、前記羽根車に含まれる前面シュラウドの
吸込口側に、全周に亙る凹凸を設ける場合である。この
場合においても、前記請求項1の作用効果と同様な作用
効果が実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施例に即して
説明する。図1〜図3に本発明の一実施例を示す。図1
は、本実施例のうず巻きポンプ(以下、ポンプ)21の
正面から見た断面図であり、図2はポンプ21を側面か
ら見た断面図であり、図3はポンプ21に備えられる羽
根車22の部分斜視図である。以下、図1および図2を
参照して、ポンプ21の全体の構成について説明する。
本実施例のポンプ21は、うず巻きポンプ形式であり、
ヒューガル形クローズ式の羽根車22をケーシング23
内に備えている。羽根車22は、ケーシング23に軸受
24で回転自在に支持された回転軸25に固定され、回
転軸25は、図示しないモータなどで回転駆動される。
羽根車22はクローズ式であり、前面シュラウド27と
後面シュラウド28との間がリブ状の複数の羽根29で
連結され、各シュラウド27、28と羽根29との間の
空間が流体の通路30を形成する。また、羽根車22の
外周とケーシング23との間には、うず室31が構成さ
れている。ケーシング23の軸線方向一方端には吸込口
32が形成され、ケーシング23の外周には吐出口33
が形成されている。
【0010】以下、図3を併せて参照する。本実施例の
ポンプ21では、前記羽根車22に含まれる前面シュラ
ウド27の吸込口32側に、全周に亙る凹凸部34を設
けている。凹凸部34は、前面シュラウド27の外周部
35と吸込口32側の端面36との間の稜線部分37
を、前記外周部35側から吸込口32側に向けて、しか
も羽根車22の半径方向外方から内方に向かって切削
し、例として等間隔で配置された複数の凹部38が連な
った形状である。
【0011】以下、図1〜図3を参照して、ポンプ21
の動作について説明する。羽根車22の回転により、ケ
ーシング23の前記吸込口32から矢符B1で示すよう
に吸い込まれた流体は、羽根車22の回転により、通路
30内を羽根車22の半径方向外方に矢符B2で示すよ
うに移動し、うず室31内を渦巻き状に移動しつつ、矢
符B3で示すように、吐出口33からケーシング23の
外部に吐出される。
【0012】このとき、本実施例のポンプ21では、羽
根車22の外周部35の吸込口32側に周方向に沿っ
て、全周に亙る凹凸部34が設けられているので、この
凹凸部34がウエスコ羽根車と同様の作用を行う。従っ
て、羽根車22の前記通路30内を半径方向外方に移動
してうず室31内を周方向に移動している流体の一部
は、凹凸部34により、矢符B3で示されるように、凹
凸部34から半径方向外方に遠心力で移動させられる。
【0013】これにより、前記流体の一部が前面シュラ
ウド27の吸込口32側に移動することが阻止され、前
面シュラウド27とケーシング23との間の空間を介し
て吸込口26に戻り、吸込口26から吸い込まれる外部
の流体と混じり、外部の流体を吸い込んで吐出するポン
プ21の吐出圧力を低下させる事態の発生が防止され
る。従って、本実施例のポンプ21では、特段の構成を
追加することなく吐出圧力を増大することができる。
【0014】また、ポンプ21では、前述したように、
羽根車22の外周部35の吸込口26側に、周方向に沿
って凹凸部34が設けられており、この凹凸部34がウ
エスコ羽根車と同様の作用を行う。これにより、羽根車
22の吸込口26側とケーシング23との間に存在する
流体が羽根車22の外周部35側に移動する。これによ
り、本実施例のポンプ21の高揚程化を図ることができ
る。
【0015】本発明は、上述した実施例の構成に限定さ
れるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で広
範な変形例を含むものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ケーシンング内に設けられたヒューガル形クローズ
式羽根車の外周の吸込口側に、周方向に沿って凹凸を設
けるようにした。従って、本発明のうず巻きポンプで
は、羽根車が回転することにより、羽根車内の流体は羽
根車内を半径方向外方に移動して羽根車外周とケーシン
グとの間のうず室を周方向に移動してケーシング外に吐
出される。このとき、羽根車の外周の吸込口側に周方向
に沿って凹凸が設けられているので、前記凹凸がウエス
コ羽根車と同様の作用を行い、前記うず室内を移動して
いる流体の羽根車外周の吸込口側の流体が、羽根車の吸
込口側に移動することが阻止される。これにより、本発
明のうず巻きポンプでは、特段の構成を追加することな
く吐出圧力を増大することができる。
【0017】また、羽根車の外周の吸込口側に、周方向
に沿って凹凸が設けられており、この凹凸がウエスコ羽
根車と同様の作用を行うので、羽根車の吸込口側とケー
シングとの間に存在する流体が羽根車の外周側に移動す
る。これにより、本発明のうず巻きポンプの高揚程化を
図ることができる。
【0018】請求項2の発明は、前記請求項1の発明の
構成において、前記羽根車に含まれる前面シュラウドの
吸込口側に、全周に亙る凹凸を設ける場合である。この
場合においても、前記請求項1の作用効果と同様な作用
効果が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のうず巻きポンプ21の正面から見た
断面図である。
【図2】ポンプ21の側面から見た断面図である。
【図3】ポンプ21に備えられる羽根車22の部分斜視
図である。
【図4】従来技術のうず巻きポンプ1の断面図である。
【符号の説明】
21 ポンプ 22 羽根車 23 ケーシング 27 前面シュラウド 28 後面シュラウド 29 羽根 30 流体の通路 31 うず室 32 吸込口 33 吐出口 34 凹凸部 35 外周部 38 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシンング内に設けられたヒューガル形
    クローズ式羽根車の外周の吸込口側に、周方向に沿って
    凹凸を設けたうず巻きポンプ。
  2. 【請求項2】前記羽根車に含まれる前面シュラウドの吸
    込口側に、全周に亙る凹凸を設けた請求項1に記載のう
    ず巻きポンプ。
JP19382097A 1997-07-18 1997-07-18 うず巻きポンプ Pending JPH1137089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19382097A JPH1137089A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 うず巻きポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19382097A JPH1137089A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 うず巻きポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1137089A true JPH1137089A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16314302

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19382097A Pending JPH1137089A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 うず巻きポンプ

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JP (1) JPH1137089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057579A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 Toto株式会社 水洗大便器装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057579A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 Toto株式会社 水洗大便器装置

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